JP3662674B2 - 光ファイバケーブル増設用クロージャ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、既設の光ファイバケーブルを接続しているクロージャに、新たな光ファイバケーブル等を増設する場合に好適な光ファイバケーブル増設用クロージャに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在一般的に使用されている光ファイバケーブル用クロージャは、開閉可能な円筒状のスリーブの内部に、スリーブ長手方向に延びる連結棒と、この連結棒の両端に固定され、スリーブ端部から差し込まれた光ファイバケーブルの端部を固定するためのケーブル把持部と、これらケーブル把持部よりも連結棒の中央寄りに取り付けられ、ケーブルから延びるテンションメンバを固定するためのテンションメンバ固定部と、連結棒の中央部に固定されケーブルから延びる光ファイバ心線の接続余長と光コネクタを収容する、多数段に積層された余長収納トレイとを具備するものである。
【0003】
ところで最近では、通信回線数の増大に伴い、クロージャ内の余長収納トレイの数が不足したり、クロージャに接続しているケーブルを他のケーブルに分岐する必要が生じたり、クロージャ内に導入するケーブルを増やす必要がある等の理由により、余長収納トレイ、ケーブル把持部、およびテンションメンバ固定部のいずれかまたは全てを増設しなければならない事態が頻繁に生じている。
【0004】
このような場合、従来は、既設の光ファイバケーブル用クロージャから個々の光ファイバケーブルを完全に取り外し、あるいは、光ファイバ心線を接続したままの余長収納トレイのみをクロージャから取り出して、それらを新たな大容量光ファイバケーブルクロージャに組み付け直す方法が採られていた。
【0005】
この種の大容量光ファイバケーブルクロージャの一例を、図10〜図12に示す。簡単に構造を説明すると、スリーブ1の内部中央には一本の連結棒2が配置され、この連結棒2の両端部にはそれぞれ3基のケーブル把持部4およびテンションメンバ固定部6が固定されている。ケーブル把持部4は光ファイバケーブル10の端部を挟んで固定し、テンションメンバ固定部6はテンションメンバ12を固定するものである。
【0006】
連結棒2の中央部には、余長収納トレイ8が多数段に積層され、2列に並べて取り付けられており、その内部に、光ファイバ心線の接続余長、および接続余長同士を接続する光コネクタ(共に図示略)が収納されるようになっている。
【0007】
スリーブ1の両端部には、各3個のケーブル挿通孔(図示略)およびパッキン収容部18が形成され、一方、パッキン収容部18に対応する光ファイバケーブル10の外周にはゴムパッキン16が取り付けられ、これらゴムパッキン16によりスリーブ1と光ファイバケーブル10との間が気密的に封止されている。
【0008】
図示するように、従来の大容量クロージャは、接続すべきケーブル本数に見合った全ての部品を具備している。したがって、既設の小容量クロージャをこのような大容量クロージャに交換する場合には、既設のクロージャをいったん分解して、既設の光ファイバケーブル10を取り外してから、改めて大容量クロージャに組み付け直す必要があったのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような繁雑な作業が必要だったため、従来は、光ファイバケーブルの増設に多大な手間がかかり、作業効率が悪いばかりか、不注意により作業中に光ファイバ心線に無理な張力や屈曲力を加えて断線させるおそれもあった。
そこで本発明者らは、大型のスリーブ内に、既設のクロージャ内部ユニットをそっくり収容することができる空間と、増設用の新たなクロージャ内部ユニットとを有する新規な光ファイバケーブル増設用クロージャを発明した。このような増設用クロージャによれば、既設のクロージャからクロージャ内部ユニットをケーブルごと取り外し、それを前記大型スリーブに移して、接続を行うだけで増設作業を完了することができる。
【0010】
ところで、この場合、大型スリーブに既設のクロージャ内部ユニットを収容した後、それと増設用のクロージャ内部ユニットとの間を機械的に固定することが必要である。両者を相対的に固定しなければ、各ユニット間で交換される光ファイバ心線に負担がかかるからである。
しかし、光ファイバケーブルの増設作業は、一般に電信柱の上や、底を水が流れる暗いマンホール内などで行われることが多い。このような作業場所で各ユニット間を固定するための金具を落としたりすれば、回収は困難であり、紛失のおそれが大きい。
【0011】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、光ファイバケーブルを増設する作業が効率よく行えるとともに、作業時に部品紛失のおそれがない光ファイバケーブル増設用クロージャを提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る光ファイバケーブル増設用クロージャは、既設のクロージャ内部ユニットを収容するための収容空間が内部に形成された開閉可能なスリーブと、前記スリーブ内に設けられた増設用連結体と、この増設用連結体に固定され前記既設のクロージャ内部ユニットが着脱可能に固定される連結体固定部材と、前記増設用連結体の両端部に設けられ、増設すべき光ファイバケーブルを把持するための増設用ケーブル把持部と、前記増設用連結体に固定され、前記増設すべき光ファイバケーブルから延びる光ファイバ心線の接続余長を収容するための増設用余長収納部とを具備し、前記連結体固定部材には、前記連結体固定部材との間で既設のクロージャ内部ユニット(U1)の一部を挟んで固定する押さえ部材が、既設のクロージャ内部ユニットを固定する位置から解放する位置の間でスライド可能に設けられていることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1〜図9は、本発明に係る光ファイバケーブル増設用クロージャの一実施形態を示している。符号20はスリーブであり、このスリーブ20は筒体の両端をスリーブ端面板で一体的に塞いだ形状をなし、その中心軸線を含む分割面を境として上下2つに分割可能とされている。なお、この明細書でいう上下とは便宜上、図1の上下に基づくものとし、クロージャ使用時の姿勢によるものではない。スリーブ20の外周には、スリーブ20を閉じた状態で固定するための複数の締結バンド(図示略)が設けられている。
【0014】
各スリーブ端面板には、既設用および増設用の光ファイバケーブル10を通すための増設用ケーブル挿通孔(図示略)がスリーブ分割面に沿って一列に並んで形成されている。少なくとも、既設用光ファイバケーブル10を通すための増設用ケーブル挿通孔は、それらの中心軸線間の距離がケーブル増設の対象となる既設のクロージャとほぼ等しくされている。この実施形態ではケーブル挿通孔の個数が片側4個づつにされているが、本発明はこれに限定されず、取り扱うケーブル本数に応じて適宜変更してよいのは勿論である。
【0015】
スリーブ20の内部には、スリーブ20の幅方向片側へ寄った位置に、スリーブ軸線方向へ延びる一本の増設用連結棒22が収容されている。この増設用連結棒22は、増設用クロージャ内部ユニットU2の基部を構成するものであり、対をなす増設用ケーブル挿通孔の軸線同士の中間に、その中心線を合わせて配置されている。一方、増設用クロージャ内部ユニットU2の隣には、既設クロージャ内部ユニットU1を収容するための収容空間Sが形成されている(図1,図2は既設クロージャ内部ユニットU1を収容した状態を示す)。
【0016】
ここで、クロージャ内部ユニットとは、光ファイバケーブルクロージャからスリーブのみを取り除いた残りの部分、すなわち、連結棒、ケーブル把持部、テンションメンバ固定部、および余長収納トレイの集合体を指している。具体的に説明すると、この実施形態の既設クロージャ内部ユニットU1は、図1および図2に示すように既設連結棒24を有し、その両端部に矩形状の取付板27がそれぞれ固定され、これら取付板27上に、スリーブ端部から近い側から順に、ケーブル把持部36およびテンションメンバ固定部42が固定されている。これにより、スリーブ20の増設用ケーブル挿通孔から挿入された光ファイバケーブル10の端部をケーブル把持部36で固定するとともに、光ファイバケーブル10から延びるテンションメンバ12をテンションメンバ固定部42により固定できる。ケーブル把持部36は、図7に示すように、取付板27に固定された金具取付部材40と、円弧部を有する2対のケーブル把持金具38とから構成され、これらケーブル把持金具38で光ファイバケーブル10の端部を挟んで固定するものである。
【0017】
既設連結棒24の中央部には、図2および図3に示すように、多数段に水平積層された余長収納トレイ44が取り付けられている。個々の余長収納トレイ44はそれぞれ一つ下の余長収納トレイ44に対してヒンジで連結され、ヒンジを中心として傾動させることにより、その下の余長収納トレイ44が開く。余長収納トレイ44内には、光コネクタ(図示略)で相互に接続された光ファイバ心線の接続余長が一定以上の曲率半径を保つように曲げた状態で収容される。
【0018】
増設用クロージャ内部ユニットU2も、既設クロージャ内部ユニットU1と同様の構造でよい。
なお、本発明では既設、増設用のいずれのユニットにおいても、ケーブル把持部,テンションメンバ固定部,余長収納トレイの構造は従来品と同様でよく、図示の例に限定されることはない。
【0019】
増設用連結棒22の両端部は、各ケーブル把持部36とテンションメンバ固定部42との間において、それぞれ連結体固定部材26の上に取り付けられている。これら連結体固定部材26は、図4に示すように、それらの一端部が増設用連結棒22の下面にボルト23で固定され、収容空間S側へ向けて延ばされており、他端部の上面には、既設クロージャ内部ユニットU1の既設連結棒24を取り付けるための一対の端部固定部材28が取り付けられ、連結体固定部材26の一部を構成している。端部固定部材28は、その下端部が既設連結棒24の各側面に当接して幅方向への移動を規制する一方、その上端には、既設連結棒24から見て幅方向外方へ向かうにつれ下方へ傾斜する屈折端部28Aが形成されている。
【0020】
対をなす端部固定部材28間には、押さえ板(押さえ部材)30が掛け渡されて固定され、これにより、押さえ板30が、既設クロージャ内部ユニットU1の取付板27および既設連結棒24を、連結体固定部材26との間で水平に挟んで固定するようになっている。
【0021】
押さえ板30は、図4〜図6に示すように細長い矩形板状をなし、その両端部は、端部固定部材28の屈折端部28Aと平行に折り曲げられている。押さえ板30の一端側には、押さえ板30の中心線に沿って伸びて、押さえ板30の一端に開口する短いスリット34が形成されている。また、押さえ板30には、その中心線に沿って、その他端側から前記スリット34の近傍まで達する長いスリット35が形成されている。このスリット35は両端とも閉じられている。
【0022】
押さえ板30の長いスリット35には、図3および図4に示すように、ボルト32が通されて、このボルト32がスリーブ外側に位置する端部固定部材28の屈折端部28Aに締め込まれている。また、短いスリット34にもボルト32が通され、スリーブ中央側の端部固定部材28の屈折端部28Aに締め込まれている。これにより、両方のボルト32を緩めると、図8および図9に示すように、押さえ板30がスリーブ外方へ向けてスライド可能かつ回動可能となり、既設連結棒24の着脱が行える。この時にも、スリット35は一方のボルト32で支持されているので、押さえ板30が連結体固定部材26から脱落することはない。また、押さえ板30の両端部は屈折端部28Aに対応して屈折しているため、ボルト32を締めると、押さえ板30が正確に位置決めされる利点も有する。
【0023】
なお、この実施形態では、図1に示すように、ボルト32の軸線が上方へ行くにつれ幅方向外側へ広がる向きに設定されている。ボルト32の軸線をこのように上方外方へα゜傾斜させているのは、鉛直方向へ向けると、ボルト32を回すためのドライバ等の工具が既設クロージャ内部ユニットU1の光ファイバケーブル10または光ファイバ心線に接触し、これらに損傷を与えるおそれがあるからである。損傷のおそれを低減するには、ボルト32を既設連結棒24から離して配置することも考えられるが、スリーブ20の内幅による制限があって困難である。
【0024】
これに対し、ボルト操作角度αを上述のように設定すれば、既設の光ファイバケーブル10等に干渉することなく、ボルト32の操作を容易に行うことが可能で、スリーブ20の内幅を増大させる必要もない。この効果は、本発明のように複数のクロージャ内部ユニットU1,U2を一つのスリーブ20内に収容し、しかも着脱可能とする場合に特に重要である。
【0025】
次に、上記構成からなる光ファイバケーブル増設用クロージャの使用方法を説明する。増設を行うにはまず、既設のクロージャのスリーブを開き、この場合4本の光ファイバケーブル10が接続されたままのクロージャ内部ユニットU1をスリーブから取り出す。一方、スリーブ20から、一対の連結体固定部材26が固定されている増設用クロージャ内部ユニットU2を取り出す。そして全てのボルト32を緩めて、押さえ板30を外側へスライドさせた後、端部固定部材28同士の間に既設クロージャ内部ユニットU1の既設連結棒24を収容する。
【0026】
次に、図8および図9に示すように、押さえ板30を既設連結棒24上にスライドさせてスリット34をスリーブ中央側のボルト32に填め、両ボルト32を屈折端部28Aに締め込む。さらに、光ファイバケーブル10の光ファイバ心線をクロージャ内部ユニットU1,U2間で適宜接続した後、これら一体化されたクロージャ内部ユニットU1,U2をスリーブ20内に戻し、全ての光ファイバケーブル10を挿通孔内にセットして、スリーブ20を閉じることにより増設作業が完了する。
【0027】
このように、この実施形態の光ファイバケーブル増設用クロージャでは、既設のクロージャからスリーブを外した状態のクロージャ内部ユニットU1をそのまま、収容空間Sに移し替えることが可能であるから、従来のように既設のクロージャを完全に分解して光ファイバケーブル10を既設のクロージャから外し、再び新たなクロージャに対して接続し直すなどの手間がかからず、極めて容易にケーブル増設作業を行うことができる。
【0028】
また、増設作業において重要な役割を果たす押さえ板30は、着脱が容易に行えるにも拘わらず、片方のボルト32で常に支持されているので、作業中の不注意により押さえ板30を落とすことはない。したがって、増設作業を電信柱の上や、マンホール内などで行う場合にも、ボルト32や押さえ板30を紛失するおそれがなく、安全に作業が行える。
【0029】
また、増設作業中に、既設の光ファイバケーブル10はケーブル把持部36やテンションメンバ固定部42に固定された状態に保たれるので、光ファイバ心線に過剰の張力や屈曲力がかかることを防止でき、作業中の不注意による光ファイバ心線の断線のおそれが大幅に低減できる。
また、一対の連結体固定部材26により、増設用連結棒22と既設連結棒24とを強固に連結するので、光ファイバケーブル10に力が掛かった場合にも連結棒22,24の相対変位を確実に防ぐことができ、光ファイバ心線に過剰な力がかかる危険を回避できる。
【0030】
さらに、ボルト32は、既設クロージャ内部ユニットU1および既設の光ファイバケーブル10に干渉せずに操作可能な位置に配置されているため、光ファイバ心線に悪影響を与えるおそれなくボルト32の操作を行うことが可能で、スリーブ20の内幅を増大させる必要もない。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではなく、既設のクロージャの形状等に応じて適宜構成を変更してよいことは勿論である。例えば、既設のクロージャ3個分以上のクロージャ内部ユニットを収容する構成も実施可能である。また、押さえ板30の形状は、図示したものに限定されず、両端が屈折していない平坦な部材であってもよいし、スライド可能でありさえすればいかなる支持構造を採用してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る光ファイバケーブル増設用クロージャによれば、既設のクロージャからスリーブを外してなるクロージャ内部ユニットをそのまま収容空間に収容することが可能であるから、従来のように光ファイバケーブルを既設クロージャから外し、再び新たな大容量クロージャに組み付け直す手間がかからず、ケーブル増設作業が容易かつ迅速に行える。
【0033】
また、既設のクロージャ内部ユニットを固定するための押さえ部材は、連結体固定部材に対して、既設のクロージャ内部ユニットを固定する位置から解放する位置の間でスライド可能に設けられているため、増設時に完全に取り外す必要がなく、既設のクロージャ内部ユニットの着脱が容易に行えるにも拘わらず、作業中の不注意により押さえ部材を落とすことがなく、安全に作業が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光ファイバケーブル増設用クロージャの一実施形態の正断面図である。
【図2】 同実施形態の一部の側断面図である。
【図3】 同実施形態の一部の平面図である。
【図4】 同実施形態の連結体固定部材の斜視図である。
【図5】 同実施形態の押さえ部材の平面図である。
【図6】 同実施形態の押さえ部材の正面図である。
【図7】 同実施形態のケーブル把持部の正面図である。
【図8】 同実施形態において押さえ部材の装着方法を示す要部の平面図である。
【図9】 同実施形態において押さえ部材の装着方法を示す要部の平面図である。
【図10】 従来の大容量光ファイバケーブル用クロージャを開いた状態の平面図である。
【図11】 同光ファイバケーブル用クロージャの側断面図である。
【図12】 同光ファイバケーブル用クロージャの正断面図である。
【符号の説明】
U1…既設クロージャ内部ユニット、U2…増設用クロージャ内部ユニット、20…スリーブ、22…増設用連結棒、24…既設連結棒、26…連結体固定部材、30…押さえ板(押さえ部材)、32…ボルト(締結手段)、34,35…スリット、36…ケーブル把持部、42…テンションメンバ固定部、44,54…余長収納トレイ。
Claims (2)
- 既設の光ファイバケーブル(10)が接続されている既設のクロージャ内部ユニット(U1)に、新たな光ファイバケーブル(10)を増設するための光ファイバケーブル増設用クロージャであって、
前記既設のクロージャ内部ユニット(U1)を収容するための収容空間(S)が内部に形成された開閉可能なスリーブ(20)と、前記スリーブ(20)内に設けられた増設用連結体(22)と、この増設用連結体(22)に固定され前記既設のクロージャ内部ユニット(U1)が着脱可能に固定される連結体固定部材(26)と、前記増設用連結体(22)の両端部に設けられ、増設すべき光ファイバケーブル(10)を把持するための増設用ケーブル把持部(36)と、前記増設用連結体(22)に固定され、前記増設すべき光ファイバケーブル(10)から延びる光ファイバ心線の接続余長を収容するための増設用余長収納部(54)とを具備し、
前記連結体固定部材(26)には、前記連結体固定部材(26)との間で既設のクロージャ内部ユニット(U1)の一部を挟んで固定する押さえ部材(30)が、既設のクロージャ内部ユニット(U1)を固定する位置から解放する位置の間でスライド可能に設けられていることを特徴とする光ファイバケーブル増設用クロージャ。 - 前記押さえ部材(30)は、その一端部が、前記連結体固定部材(26)に対して前記押さえ部材(30)の長手方向にスライド可能に支持され、その他端部が、締結手段(32)により前記連結体固定部材(26)に対して着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル増設用クロージャ。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP16648796A JP3662674B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 光ファイバケーブル増設用クロージャ |
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JPH1010390A JPH1010390A (ja) | 1998-01-16 |
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JP16648796A Expired - Fee Related JP3662674B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 光ファイバケーブル増設用クロージャ |
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JP4919927B2 (ja) * | 2007-10-18 | 2012-04-18 | 中国電力株式会社 | 光クロージャ |
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