JP3352881B2 - 光ファイバケーブル増設用クロージャ、クロージャの光ファイバケーブル増設方法 - Google Patents
光ファイバケーブル増設用クロージャ、クロージャの光ファイバケーブル増設方法Info
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Description
ケーブルを接続しているクロージャに、新たな光ファイ
バケーブルを増設する場合に好適な光ファイバケーブル
増設用クロージャ、クロージャの光ファイバケーブル増
設方法に関する。
ャの例として、図5〜図11に示すようなものが従来よ
り使用されている。このうち、図5〜図8は計4本の光
ファイバケーブルを分岐接続する形式、図9〜図11は
計6本の光ファイバケーブルを分岐接続する形式のもの
である。
と、符号1は、両端が塞がれた円筒状をなすスリーブ1
で、このスリーブ1は軸線方向に沿って2分割可能とさ
れている。スリーブ1の内部にはスリーブ軸線方向に沿
って連結棒2が配置され、この連結棒2の両端部にケー
ブル把持部4およびテンションメンバ固定部6がそれぞ
れ固定されている。ケーブル把持部4は、スリーブ1に
挿入された光ファイバケーブル10の端部を挟んで固定
し、テンションメンバ固定部6は、ケーブル端部から延
びるテンションメンバ12を固定する。
が多数段に積層して取り付けられている。これら余長収
納トレイ8は浅い皿状をなし、その内部に、光ファイバ
ケーブル10から延びる光ファイバ心線14の接続余
長、および接続余長同士を接続するコネクタ(図示略)
が収納される。なお、余長収納トレイ8はいずれも幅方
向一端側がヒンジで回動可能に支持され、傾動させるこ
とにより接続余長やコネクタの出し入れが可能になる。
ル挿通孔(図示略)およびパッキン収容部18が形成さ
れている。一方、パッキン収容部18に対応する光ファ
イバケーブル10の外周には、気密性を高めるためのシ
ール材が塗布されてゴムパッキン16が取り付けられ、
これらゴムパッキン16がパッキン収容部18に挿入さ
れることにより、スリーブ1と光ファイバケーブル10
との間が気密的に封止されている。
いても、基本的な構造は図5〜図8に示す4本用クロー
ジャと同様であり、対応する部分には同一符号を付す。
主な変更点は、光ファイバケーブル10の本数に対応し
て、ケーブル把持部4、テンションメンバ固定部6、余
長収納トレイ8がそれぞれ増設されていることにある。
ただし、連結棒2は一本のままであり、ケーブル把持部
4、テンションメンバ固定部6、および余長収納トレイ
8の全てが、この一本の連結棒2上に固定されている。
このように、スリーブ内に共通の連結棒を設け、この連
結棒に対して全ての構成要素を固定する構造は、接続す
べきケーブル数がさらに多いクロージャでも同様であ
る。
信回線数の増大に伴い、既設のクロージャに新たな光フ
ァイバケーブルを増設しなければならない事態が頻繁に
生じている。このような場合、従来は、既設の光ファイ
バケーブル用クロージャから個々の光ファイバケーブル
を完全に取り外し、あるいは、光ファイバ心線を接続し
たままの余長収納トレイ8のみをクロージャから取り出
して、それらをケーブル連結本数の多い新たな光ファイ
バケーブルクロージャに組み付け直す方法が採られてい
た。
ャで回線数が不足した場合には、スリーブ1を開き、ケ
ーブル把持部4およびテンションメンバ固定部6から光
ファイバケーブル10を取り外し、ゴムパッキン16を
光ファイバケーブル10から外したうえ、ケーブル外周
に付着しているシール材も除去する。
るのであれば余長収納トレイ8を連結棒2から外して光
ファイバケーブル10とともに取り出す。一方、余長収
納トレイ8をも交換するのであれば、余長収納トレイ8
から光ファイバ心線14を取り出してコネクタによる接
続を外し、全ての光ファイバケーブル10を光ファイバ
ケーブル用クロージャから取り外す。そして、これらの
取り外した光ファイバケーブル10、または光ファイバ
ケーブル10と余長収納トレイ8を、増設すべき新たな
光ファイバケーブル10とともに、図9〜図11に示す
ようなより大容量の光ファイバケーブル用クロージャに
組み付け直している。
め、光ファイバケーブルの増設に多大な手間がかかり、
作業効率が悪いばかりか、不注意により作業中に光ファ
イバ心線14に無理な張力や屈曲力を加えて光ファイバ
心線14を断線させるおそれもあった。
で、光ファイバケーブルを増設する作業が効率よく行え
るとともに、光ファイバ心線を破断させるおそれも低減
できる光ファイバケーブル増設用クロージャ、クロージ
ャの光ファイバケーブル増設方法を提供することを課題
としている。
め、本発明に係る光ファイバケーブル増設用クロージャ
は、既設のクロージャ内部ユニットを収容するための既
設ユニット収容空間が内部に形成された開閉可能なスリ
ーブと、前記スリーブ内に設けられた増設用内部ユニッ
トとを有し、前記増設用内部ユニットは、増設用連結棒
と、前記増設用連結棒および前記既設のクロージャ内部
ユニットを相互に固定するための連結体固定手段と、前
記増設用連結棒の両端部にそれぞれ設けられ、増設すべ
き光ファイバケーブルの端部を把持するための増設用ケ
ーブル把持部と、前記増設用連結棒に固定され、前記増
設用連結棒に固定され、前記増設すべき光ファイバケー
ブルの端部から延びる光ファイバ心線の接続余長および
光ファイバ接続部を収容するための複数の増設用余長収
納部とを具備し、前記スリーブの端部には、既設の光フ
ァイバケーブルおよび増設すべきケーブルをそれぞれ挿
通できる既設ケーブル挿通孔および増設ケーブル挿通孔
がそれぞれ形成され、前記スリーブを開くことにより、
前記既設のクロージャ内部ユニットを既設の光ファイバ
ケーブルとともに前記既設ユニット収容空間へ収容可能
に構成されていることを特徴とする。また、本発明は、
既設のクロージャ内部ユニットを収容するための既設ユ
ニット収容空間が内部に形成され、前記既設ユニット収
容空間に既設のクロージャを収容後に閉じられるスリー
ブを有し、このスリーブの両端のスリーブ端面板に、増
設用の光ファイバケーブルを通すための増設用ケーブル
挿通孔、および、既設の光ファイバケーブルを通すため
の既設ケーブル挿通孔が形成され、既設ケーブル挿通孔
の中心軸線間の距離が、既設のクロージャにおけるケー
ブル挿通孔間の距離に等しいか、少なくとも±10%以
内に設定して、並んで形成されていることを特徴とする
光ファイバケーブル増設用クロージャ。また、本発明
は、既設のクロージャ内部ユニットを収容するための既
設ユニット収容空間が内部に形成され、前記既設ユニッ
ト収容空間に既設のクロージャを収容後に閉じられるス
リーブを有する光ファイバケーブル増設用クロージャを
用い、既設のクロージャからスリーブを外してなるクロ
ージャ内部ユニットをそのまま前記ケーブル増設用クロ
ージャの前記既設ユニット収容空間に収容すること を特
徴とするクロージャの光ファイバケーブル増設方法を提
供する。
ァイバケーブル増設用クロージャの一実施形態を示して
いる。符号20はスリーブであり、このスリーブ20は
円筒体の両端を円板状のスリーブ端面板20Aで一体的
に塞いだ形状をなしている。スリーブ20はその中心軸
線を含む分割面を境として2つに分割可能とされてい
る。スリーブ20の外周には、スリーブ20を閉じた状
態で固定するための複数の締結バンド22が巻回され、
これら締結バンド22の端部間がボルト24で閉じあわ
されて、スリーブ20が気密的に閉じられるようになっ
ている。
ファイバケーブル10を通すための一対の増設用ケーブ
ル挿通孔30A、および、既設の光ファイバケーブル1
0を通すための一対の既設ケーブル挿通孔30Bが、ス
リーブ分割面に沿って一列に並んで形成され、これらケ
ーブル挿通孔30A,30Bの中心軸線はスリーブ分割
面上に位置している。
ル挿通孔30A,30Bの中心軸線間の距離がすべて同
一とされ、その値はケーブル増設の対象となる既設のク
ロージャ(例えば図5〜図9に記載のもの)における隣
接するケーブル挿通孔間の距離に等しくされている。た
だし、本発明では、既設ケーブル挿通孔30Bの中心軸
間の距離が、既設のクロージャにおけるケーブル挿通孔
間の距離に等しいか、少なくとも±10%以内に設定さ
れていればよい。上記のように既設ケーブル挿通孔30
Bの中心軸間の距離を設定することにより、光ファイバ
ケーブル10を連結したままのクロージャ内部ユニット
Uをスリーブ20内にそのまま移し替えることが可能と
なる。なお、この実施形態ではケーブル挿通孔30A,
30Bの個数がそれぞれ2個づつにされているが、本発
明はこれに限定されず、取り扱うケーブル本数に応じて
適宜変更してよいのは勿論である。
ブル挿通孔30同士の間を通って延びるリブ26が形成
され、これらリブ26同士を貫通してそれぞれボルト2
8を締めることにより、スリーブ端面板20Aの分割面
が強固に閉じられるようになっている。
ル挿通孔30のそれぞれに対応してパッキン収容部32
が形成されている。これらパッキン収容部32は半円柱
状の空間を画成し、その内部に、既設の光ファイバケー
ブル10に被着されたゴムパッキン16(図2参照)を
はめ込んで気密的に固定できるようになっている。
リーブ軸線方向へ向けて、一本の連結棒(増設用連結
棒)34が収容されている。この連結棒34は図1に示
すように、対をなす増設用ケーブル挿通孔30Aの軸線
同士の中間位置に配置されており、既設ケーブル挿通孔
30B側には、既設のクロージャ内部ユニットUを収容
するための既設ユニット収容空間48が空けられてい
る。ここで、クロージャ内部ユニットUとは、図5に例
示するような既設のクロージャからスリーブ1のみを取
り除いた残りの部分、すなわち、連結棒2、ケーブル把
持部4、テンションメンバ固定部6、および余長収納ト
レイ8の集合体を指している。したがって、この実施形
態のスリーブ20内には、既設のクロージャのクロージ
ャ内部ユニットUが、4本の光ファイバケーブル10が
接続されたまま、連結棒34の隣りに平行に収容でき
る。この収容状態において、既設の光ファイバケーブル
10はケーブル挿通孔30Bを通して外部に延ばされ
る。なお、パッキン収容部32の形状および位置は、既
設の光ファイバケーブル10のゴムパッキン16にあわ
せておくことが必要である。
れぞれ固定され、さらにこれら取付板36上には、スリ
ーブ端面板20Aから近い側から順に、ケーブル把持部
40およびテンションメンバ固定部38が固定されてい
る。これにより、増設用ケーブル挿通孔30Aから挿入
された光ファイバケーブル10の端部をケーブル把持部
40で固定するとともに、光ファイバケーブル10から
延びるテンションメンバ12をテンションメンバ固定部
38により固定できる。テンションメンバ固定部38,
ケーブル把持部40,余長収納トレイ44の構造は従来
品と同様でよく、本発明では限定されない。
ーブ軸線に対して直交する方向へ延びる連結体固定部材
(連結体固定手段)42の基端がそれぞれ固定され、こ
れら連結体固定部材42の先端は既設ユニット収容空間
48に突出している。連結体固定部材42は、連結棒3
4と、既設ユニット収容空間48内に収容される既設の
クロージャ内部ユニットUの連結棒2とを連結するため
のものであり、連結体固定部材42の先端に、ボルト等
の着脱可能な締結手段により、連結棒2が連結棒34と
平行に固定可能とされている。連結体固定部材42は例
えば、連結棒34と同様に、金属板を断面U字状に曲げ
た部材で構成されるが、それに限定されることはない。
トレイ(増設用余長収容部)44が平行に積層して取り
付けられている。個々の余長収納トレイ44はそれぞれ
一つ下の余長収納トレイ44に対してヒンジ46で連結
され、ヒンジ46を中心として傾動させることにより、
その下の余長収納トレイ44が開く。余長収納トレイ4
4内には、コネクタ(図示略)で相互に接続された光フ
ァイバ心線14の接続余長が一定以上の曲率半径を保つ
ように曲げた状態で収容される。また、図示はしていな
いが、余長収納トレイ44を全て閉じた状態でトレイ積
層体の全体を巻回固定するための締結バンド等の締結手
段が設けられている。さらに、スリーブ20の一端に
は、連結棒34等を接地するためのアース端子50が設
けられている。以上により増設用内部ユニットが構成さ
れている。
ージャにケーブルを増設する場合を例に挙げて、上記構
成からなる光ファイバケーブル増設用クロージャの使用
方法を説明する。増設を行うにはまず、既設のクロージ
ャのスリーブ1を開き、4本の光ファイバケーブル10
が接続されたままのクロージャ内部ユニットUをスリー
ブ1から取り出す。そして取り出したクロージャ内部ユ
ニットUを、光ファイバケーブル増設用クロージャのス
リーブ20内の既設ユニット収容空間48内に挿入した
うえ、連結体固定部材42に、既設のクロージャ内部ユ
ニットUの連結棒2をボルト等で固定する。
れている既設の光ファイバケーブル10を既設ケーブル
挿通孔30Bのそれぞれにはめ込み、これらに固定され
ているゴムパッキン16をパッキン収容部32にはめ込
む。さらに、増設用の光ファイバケーブル10にゴムパ
ッキン16を固定したうえ、これらを増設用ケーブル挿
通孔30Aおよびパッキン収容部32にそれぞれはめ込
み、ケーブル把持部40で増設用ケーブル10の端部を
固定し、テンションメンバ固定部38でテンションメン
バ12を固定する。
ァイバ心線14の接続余長同士をコネクタ等により適宜
接続し、余長収納トレイ44内に収容してスリーブ20
を閉じ、締結バンド22で固定することにより増設作業
が完了する。
ーブル増設用クロージャでは、既設のクロージャからス
リーブ1を外した状態のクロージャ内部ユニットUを、
そのまま、既設ユニット収容空間48に移し替えること
が可能であるから、従来のように光ファイバケーブル1
0を既設のクロージャから外して、再び新たなクロージ
ャに対して接続し直すなどの手間がかからず、極めて容
易にケーブル増設作業を行うことができる。
ーブル10はケーブル把持部4やテンションメンバ固定
部6に固定された状態に保たれるので、光ファイバ心線
14に過剰の張力や屈曲力がかかることを防止でき、作
業中の不注意による光ファイバ心線14の断線のおそれ
が大幅に低減できる。また、既設の光ファイバケーブル
10に固定されているゴムパッキン16やシール材など
をそのまま再利用することができるため、ゴムパッキン
16やシール材をケーブルから除去し、新たに付け直す
手間も不必要になる。
の連結棒34と既設の連結棒2との両端間を相互に連結
するので、連結棒34,2の相対変位を確実に防ぐこと
ができ、既設ケーブルと増設ケーブルとの間で接続され
た光ファイバ心線14に、連結棒34,2の相対変位に
起因する過剰な力がかかる危険性を回避できる。
れるものではなく、既設のクロージャの形状等に応じて
適宜構成を変更してよいことは勿論である。例えば、既
設のクロージャ複数個分のクロージャ内部ユニットUを
収容し、さらにケーブルを増設する構成にすることなど
も可能である。
既設のクロージャからスリーブを外してなるクロージャ
内部ユニットをそのまま光ファイバケーブル増設用クロ
ージャの既設ユニット収容空間に収容することが可能な
ので、従来のように、光ファイバケーブルを既設クロー
ジャから外し、再び新たな大容量クロージャに組み付け
直す手間がかからず、ケーブル増設作業が容易かつ迅速
に行える。
ーブルが既設のクロージャ内部ユニットで強固に支持さ
れた状態に保たれるから、既設の光ファイバ心線に過剰
の張力や屈曲力がかかることを防止できる。したがっ
て、作業中の不注意による光ファイバ心線の断線のおそ
れが低減できる。
棒と既設のクロージャ内部ユニットを相互に連結するの
で、両者の相対変位を確実に防ぐことができ、既設ケー
ブルと増設ケーブルとの間で接続された光ファイバ心線
に、相対変位に起因する過剰な力がかかる危険性が回避
できる。
ージャの一実施形態を示す一部破断した平面図である。
いた状態での平面図である。
図である。
ャを開いた状態の平面図である。
面図である。
面図である。
B…既設ケーブル挿通孔、32…パッキン収容部、34
…(増設用)連結棒、38…(増設用)テンションメン
バ固定部、40…(増設用)ケーブル把持部、42…
(増設用)連結体固定部材、44…(増設用)余長収納
トレイ、48…既設ユニット収容空間。
Claims (3)
- 【請求項1】 既設の光ファイバケーブル(10)が接
続されているクロージャ内部ユニット(U)に、新たな
光ファイバケーブル(10)を増設するための増設用内
部ユニットを持つ光ファイバケーブル増設用クロージャ
であって、前記既設のクロージャ内部ユニット(U)を
収容するための既設ユニット収容空間(48)が内部に
形成された開閉可能なスリーブ(20)と、前記スリー
ブ(20)内に設けられた前記増設用内部ユニットとを
有し、前記増設用内部ユニットは、増設用連結棒(3
4)と、前記増設用連結棒(34)および前記既設のク
ロージャ内部ユニット(U)を相互に固定するための連
結体固定手段(42)と、前記増設用連結棒(34)の
両端部にそれぞれ設けられ、増設すべき光ファイバケー
ブル(10)の端部を把持するための増設用ケーブル把
持部(40)と、前記増設用連結棒(34)に固定さ
れ、前記増設すべき光ファイバケーブル(10)の端部
から延びる光ファイバ心線の接続余長および光ファイバ
接続部を収容するための複数の増設用余長収納部(4
4)とを具備し、前記スリーブ(20)の端部には、既
設の光ファイバケーブル(10)および増設すべき光フ
ァイバケーブル(10)をそれぞれ挿通できる既設ケー
ブル挿通孔(30B)および増設ケーブル挿通孔(30
A)がそれぞれ形成され、前記スリーブ(20)を開く
ことにより、前記既設のクロージャ内部ユニット(U)
をそのまま既設の光ファイバケーブル(10)とともに
前記既設ユニット収容空間(48)へ収容可能に構成さ
れていることを特徴とする光ファイバケーブル増設用ク
ロージャ。 - 【請求項2】 既設のクロージャ内部ユニット(U)を
収容するための既設ユニット収容空間(48)が内部に
形成され、前記既設ユニット収容空間に既設のクロージ
ャを収容後に閉じられるスリーブ(20)を有し、この
スリーブの両端のスリーブ端面板に、増設用の光ファイ
バケーブル(10)を通すための増設用ケーブル挿通孔
(30A)、および、既設の光ファイバケーブル(1
0)を通すための既設ケーブル挿通孔(30B)が形成
され、c)既設ケーブル挿通孔の中心軸線間の距離が、
既設のクロージャにおけるケーブル挿通孔間の距離に等
しいか、少なくとも±10%以内に設定して、並んで形
成されていることを特徴とする光ファイバケーブル増設
用クロージャ。 - 【請求項3】 既設のクロージャ内部ユニット(U)を
収容するための既設ユニット収容空間(48)が内部に
形成され、前記既設ユニット収容空間に既設のクロージ
ャを収容後に閉じられるスリーブ(20)を有する光フ
ァイバケーブル増設用クロージャを用い、既設のクロー
ジャからスリーブを外してなるクロージャ内部ユニット
をそのまま前記ケーブル増設用クロージャの前記既設ユ
ニット収容空間に収容することを特徴とするクロージャ
の光ファイバケーブル増設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14950396A JP3352881B2 (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 光ファイバケーブル増設用クロージャ、クロージャの光ファイバケーブル増設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14950396A JP3352881B2 (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 光ファイバケーブル増設用クロージャ、クロージャの光ファイバケーブル増設方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09329730A JPH09329730A (ja) | 1997-12-22 |
JP3352881B2 true JP3352881B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=15476582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14950396A Expired - Lifetime JP3352881B2 (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 光ファイバケーブル増設用クロージャ、クロージャの光ファイバケーブル増設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3352881B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3795731B2 (ja) * | 2000-06-09 | 2006-07-12 | 株式会社サンコーシヤ | 光ファイバ心線配線装置 |
JP4919927B2 (ja) * | 2007-10-18 | 2012-04-18 | 中国電力株式会社 | 光クロージャ |
AU2014415442B2 (en) * | 2014-12-25 | 2018-06-14 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Connecting member and optical fibre connector |
JP7314038B2 (ja) * | 2019-12-06 | 2023-07-25 | 東日本電信電話株式会社 | 光ケーブル接続用クロージャ外装交換用ケーブル移動ツール |
-
1996
- 1996-06-11 JP JP14950396A patent/JP3352881B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09329730A (ja) | 1997-12-22 |
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