JP3661383B2 - 巻取輪転印刷機用折部監視装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、巻取を用いる輪転印刷機の折機の折胴とくわえ胴とガイドで囲まれた部分の折丁の挙動を監視する巻取輪転印刷機用折部監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、折精度の検査(監視)装置は種々あるが、フォーマ部の上部にある引張りローラ及び紙押さえローラの部分で用紙の左右のずれを検査する装置やチョッパ折部の前後で検査する装置がほとんどであった。また最終的に折丁となってから寸法を測定したりして折精度の検査をしていた。
しかし、従来の方法では折丁のコスレ、ヤブレ、端折れ等を検出するのが難しく、また検出できたとしても原因となる部分をチェックしてないので、対応が遅れるという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を解決すべく、コスレ、ヤブレ、端折れ等の原因となる部分を監視し、コスレ、ヤブレ、端折れ等を防止可能な巻取輪転印刷機用折部監視装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、巻取給紙部、インフィード部、印刷部、乾燥部、折部等からなる輪転印刷機において、前記折部は少なくとも断裁胴、折胴、くわえ胴を有し、前記折胴とくわえ胴の間に、前記折胴とくわえ胴の外周に沿って設けられた、折丁の挙動を安定させるガイドと、該折胴とくわえ胴とガイドで囲まれた部分のフレームに設けられた窓部と、胴の軸方向真横から該折胴とくわえ胴とガイドで囲まれた部分を撮影するストロボカメラと、エンコーダより出力される信号と、ストロボカメラの撮影間隔とを同調させる演算・制御手段と、撮影された画像を表示する表示手段と、を具備することを特徴とする巻取輪転印刷機用折部監視装置である。このような構成とすることにより、従来検出の難しかったコスレ、ヤブレ、端折れ等の検出が可能となった。また、前記コスレ、ヤブレ、端折れ等の原因となる部分を監視するので、トラブルが発生しても迅速な対応が可能になる。
【0005】
請求項2に記載の発明は、前記撮影された画像を演算装置にて二値化処理し記憶する手段と、予め二値化され記憶手段に記憶されている正常値と前記撮影された画像の二値化された値とを比較する手段と、比較し許容範囲を越えた場合、異常であることを知らせる手段とを具備する請求項1記載の巻取輪転印刷機用折部監視装置である。
このような構成とすることにより、異常が発生した場合、音,光,表示画面等の一つ又はそれらの組み合わせで異常を知らせるので、迅速な処置が行える。
【0006】
請求項3に記載の発明は、前記異常の場合、異常の内容を表示又は/及び知らせる手段を具備する請求項2記載の巻取輪転印刷機用折部監視装置である。
このような構成とすることにより、異常内容を例えば「折丁小口側の捲れ」又は「折丁とガイド間のコスレ」と表示又は/及び知らせることができ、より異常に対する対応が迅速にできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の巻取輪転印刷機用折部監視装置の要部の構成を説明するための概念図である。折部1はフォーマ部2、断裁胴3、折胴4、くわえ胴5、ガイド6、減速胴7、チョッパ折部8からなる。フォーマ部2、減速胴7、チョッパ折部8は無い場合もあり、必須の構成ではないが、標準的な構成なので付いているもので説明する。図4を用いて用紙16が折られて折丁9となる工程を説明する。(折丁とは折られて断裁された以降を呼ぶ)
図4(イ)は用紙16が印刷され流れ方向Xに進んでいる状態を示すが、通常頁単位に印刷されており、断裁線17及び折込線18,19,20が割り付けされている。図4(イ)の状態でフォーマ部2を通過すると図4(ロ)のように用紙16の折込線18から折られ、流れ方向Xに対して半分の幅になる。次いで断裁胴3で断裁され図4(ハ)の状態になり、折胴4で折られると同時にくわえ胴5でくわえた状態が折丁9である。その後、図4(ニ)の状態で減速胴7に受け渡すし、さらにチョッパ折部8で折込線20で半分に折られる。
【0008】
図2は本発明の巻取輪転印刷機用折部監視装置の要部の構成を説明するための概念図である。図1に折機フレーム11を示し、図1の折胴4とくわえ胴5とガイド6で囲まれた部分10の折丁9の受け渡し部が見えるように窓部12設けたものである。(フォーマ部は省略した)
【0009】
図3は本発明の巻取輪転印刷機用折部監視装置の要部の構成を説明するための概念図である。図3は図2の側面方向から見た状態を示す説明図である。窓部12の近隣に、前記折胴4とくわえ胴5とガイド6で囲まれた部分10を真横から撮影可能な位置にストロボカメラ13を固定した。図では省略してあるが、エンコーダより出力された信号を演算・制御及び記憶装置に採り込み、ストロボカメラの撮影間隔と同調させる。その撮影画像をCRT等の表示装置に表示する。
【0010】
作業者が撮影された画像を見て、折丁9の逆くの字の形状とガイド等の状態が正しいかどうかチェック可能であるが、前記撮影された画像を演算・制御及び記憶装置14にて二値化処理し、予め二値化され記憶装置に記憶されている正常値と前記撮影された画像の二値化された値とを比較し許容範囲を越えた場合、異常であることを知らせる音,音声、光、CRT表示等で知らせるようにすれば、作業者が他の作業等に就くことができる。
また、異常の発生した場合、異常の内容を例えば「折丁の小口側の捲くれ」、「折丁とガイド間のコスレ」等と表示又は音,音声、光等で知らせることも可能である。
【0011】
以上説明したように、本発明の巻取輪転印刷機用折部監視装置は、従来監視(検査)していない、前記折胴4とくわえ胴5とガイド6で囲まれた部分10にある折丁9を監視するという新規なアイデアによりなるものである。折丁のコスレ、ヤブレ、端折れ等の原因となる部分を監視することにより、異常を検出にすばやくアクションを取ることを可能にする。
【0012】
また、印刷機については市販の巻取輪転印刷機で、折部が断裁胴、折胴、くわえ胴を基本構成とするものであれば、オフセット輪転印刷機、活版輪転印刷機、グラビア輪転印刷機等で本発明の巻取輪転印刷機用折部監視装置が使用可能である。
【0013】
【実施例】
以下図面を用いて実施例を説明する。A全判の多色オフセット輪転印刷機(4色+4色)の折部に図1〜3に示す様に、折胴4とくわえ胴5とガイド6で囲まれた部分10の真横の折機フレーム11に窓部12を設け、ストロボカメラ13をフレーム11に固定した。エンコーダを折胴4の軸に取付け信号を採り、演算・制御及び記憶装置14に取り込み、ストロボの周波数を折丁の撮影間隔と同調させた。撮影した折丁を二値化処理し、予め二値化処理して記憶装置に記憶している基準値と比較し、許容範囲を越えた場合、パトライトを点灯しブザーが鳴るようにした。特に、折丁とガイドとの接触状況が監視でき、適切なガイド形状の設定等にも威力を発揮した。
【0014】
【発明の効果】
請求項1の発明は、従来検出の難しかったコスレ、ヤブレ、端折れ等の検出が可能となった。また、前記コスレ、ヤブレ、端折れ等の原因となる部分を監視するので、トラブルが発生しても迅速な対応が可能になった。
【0015】
請求項2に記載の発明は、異常が発生した場合、音,光,表示画面等の一つ又はそれらの組み合わせで異常を知らせるので、作業者が他の作業に就いていても迅速な処置が行える。
【0016】
請求項3に記載の発明は、異常内容を例えば「折丁小口側の捲れ」又は「折丁とガイド間のコスレ」と表示又は/及び知らせることができ、より異常に対する対応が迅速にできる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻取輪転印刷機用折部監視装置の要部を説明するための図である。
【図2】本発明の巻取輪転印刷機用折部監視装置の要部を説明するための図である。
【図3】本発明の巻取輪転印刷機用折部監視装置の要部を説明するための図である。
【図4】(イ),(ロ),(ハ),(ニ)は用紙の 折機での折り方を順に示す説明図である。
【符号の説明】
1…折部 2…フォーマ部 3…断裁胴 4…折胴 5…くわえ胴 6…ガイド7…減速胴 8…チョッパ折部 9…折丁 10…折胴とくわえ胴とガイドで囲まれた部分 11…折機フレーム 12…窓部 13…ストロボカメラ 14…演算・制御及び記憶装置 15…表示装置 16…用紙 17…断裁線 18、19、20…折込線
Claims (3)
- 巻取給紙部、インフィード部、印刷部、乾燥部、折部等からなる輪転印刷機において、
前記折部は少なくとも断裁胴、折胴、くわえ胴を有し、
前記折胴とくわえ胴の間に、前記折胴とくわえ胴の外周に沿って設けられた、折丁の挙動を安定させるガイドと、
該折胴とくわえ胴とガイドで囲まれた部分のフレームに設けられた窓部と、
胴の軸方向真横から該折胴とくわえ胴とガイドで囲まれた部分を撮影するストロボカメラと、
エンコーダより出力される信号と、ストロボカメラの撮影間隔とを同調させる演算・制御手段と、
撮影された画像を表示する表示手段と、
を具備することを特徴とする巻取輪転印刷機用折部監視装置。 - 前記撮影された画像を演算装置にて二値化処理し記憶する手段と、
予め二値化され記憶手段に記憶されている正常値と前記撮影された画像の二値化された値とを比較する手段と、
比較し許容範囲を越えた場合、異常であることを知らせる手段と、
を具備することを特徴とする請求項1記載の巻取輪転印刷機用折部監視装置。 - 前記異常の場合、異常の内容を表示又は/及び知らせる手段を具備することを特徴とする請求項2記載の巻取輪転印刷機用折部監視装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP34621097A JP3661383B2 (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 巻取輪転印刷機用折部監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34621097A JP3661383B2 (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 巻取輪転印刷機用折部監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11171400A JPH11171400A (ja) | 1999-06-29 |
| JP3661383B2 true JP3661383B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=18381860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP34621097A Expired - Fee Related JP3661383B2 (ja) | 1997-12-16 | 1997-12-16 | 巻取輪転印刷機用折部監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3661383B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5100507B2 (ja) * | 2008-05-28 | 2012-12-19 | 株式会社小森コーポレーション | シート状物処理機のシート状物挙動監視装置 |
| JP5155736B2 (ja) * | 2008-05-28 | 2013-03-06 | 株式会社小森コーポレーション | 折機のシート状物監視装置 |
-
1997
- 1997-12-16 JP JP34621097A patent/JP3661383B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH11171400A (ja) | 1999-06-29 |
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