JP2996869B2 - 印刷紙面検査装置 - Google Patents

印刷紙面検査装置

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JP2996869B2
JP2996869B2 JP6121027A JP12102794A JP2996869B2 JP 2996869 B2 JP2996869 B2 JP 2996869B2 JP 6121027 A JP6121027 A JP 6121027A JP 12102794 A JP12102794 A JP 12102794A JP 2996869 B2 JP2996869 B2 JP 2996869B2
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隆 川久保
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、輪転機等の印刷機に
よって印刷されている紙面の汚れ等の不良を検出し、こ
の不良の内容を順次出力する印刷紙面検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷紙面検査装置は、輪転機等の
印刷機によって印刷されている紙面を監視し、この監視
で印刷不良(汚れ、刷りむら、インキ濃度過多、インキ
濃度過少、飛び汚れ等)を検出すると、この発生した印
刷不良が解消されたときに、印刷不良の種別や、この印
刷不良を検出した枚数等をプリンタで印字して出力す
る。オペレータは、このようにして印刷不良の内容が印
字された用紙を印刷不良があったとして排出された印刷
物の束に挟み込む等して、印刷の完了後にこの時に印刷
された紙面と印刷不良の内容がプリントされた用紙を確
認してこの印刷不良が発生した要因の確認作業を行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、輪転機等の印刷
機での印刷不良は、突然この印刷不良を発生させる不良
要因が生じたために発生するのではなく、以前から生じ
ていたこの不良要因のレベルが変動し、このレベルが印
刷不良を発生させるレベルより高くなり発生する。ま
た、発生している印刷不良も、突然この不良要因が無く
なって解消されるのではなく、この不良要因のレベルが
印刷不良を発生させるレベルよりも低くなり印刷不良が
解消される。したがって、この不良要因が印刷不良を発
生させるレベル近傍で変化すると、断続的に印刷不良の
発生、解消を繰り返すことになる。
【0004】ところで、従来の印刷紙面検査装置は、印
刷不良を検出すると、この印刷不良が解消された時に印
刷不良の内容を印字していた。したがって、印刷紙面検
査装置は、印刷不良が発生、解消が断続的に繰り返えさ
れるときには、この印刷不良が解消される度に印刷不良
の内容を印字することになり、プリンタの印字速度が追
いつかなくなり、印刷不良が解消されてもすぐにこの印
刷不良の内容を印字して出力することができなくなる。
【0005】また、オペレータは、最初に印刷不良の内
容が印字されている用紙を、同じ不良要因によって発生
した印刷不良毎に分けて、各印刷不良が発生した要因の
確認作業を行う。このため、同じ不良要因によって発生
した印刷不良毎に分ける作業に手間がかるとともに、1
つの印刷不良に対する要因の確認作業を印刷不良の内容
が印字された複数枚の用紙をみて行うことになり、要因
確認作業に要する時間が長くなる問題があった。
【0006】この発明の目的は、輪転機等の印刷機で印
刷した紙面に発生した汚れ等の印刷不良が発生した要因
の確認作業を簡単に行うことができる印刷紙面検査装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の印刷紙面検査
装置は 輪転機等の印刷機によって印刷された紙面から
汚れ等の印刷不良とその種類を検出する印刷不良検出手
段と、前記印刷不良検出手段で検出した印刷不良の内容
を順次出力する不良内容出力手段と、を備え前記不良内
容出力手段は、前記印刷不良検出手段同じ種類で且つ
断続的に発生、解消が繰り返される印刷不良を該印刷不
良が完全に解消される時間として予め設定した所定の時
間内に繰り返し検出した時には、これらの印刷不良を1
つの印刷不良として出力する手段を含むことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】この発明の印刷紙面検査装置においては、輪転
機等の印刷機によって印刷を行っている時には、常に紙
面に汚れ等の印刷不良が発生していないかどうかを監視
する。印刷紙面検査装置は、印刷不良を検出したときに
はこの検出した印刷不良が解消されたのち、所定の時間
内に同じ印刷不良を繰り返し検出した場合には、これら
の印刷不良を1つの印刷不良として不良内容の出力を行
う。したがって、この印刷不良を発生させた不良要因の
レベルが変化して、印刷不良の発生、解消が断続的に繰
り返えされた場合には、これらの1つの印刷不良として
取り扱い印刷不良の内容を出力する。したがって、印刷
不良の要因をプリンタで印字して出力する場合にはプリ
ンタの印字速度が追いつかなくなることがなくなること
により、印字された用紙を印刷不良があったとして排出
された印刷物の束に挟み込む作業が確実に間に合うよう
になり、また、印字用紙1枚に1つの不良要因によって
断続的に発生した印刷不良の内容が印字されることにな
り、オペレータは印刷完了後に行う要因の確認作業を簡
単に行うことができる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の実施例である印刷紙面検
査装置の構成を示すブロック図である。印刷紙面検査装
置1は、CPU2と、前記CPU2の動作プログラム等
を予め記憶しているROM3と、画素毎の基準となる紙
面からの反射光量(基準値)や動作時に発生したデータ
を記憶するRAM4と、画素毎に印刷されている紙面か
ら反射光量を検出し、アナログ信号で出力するセンサ部
5と、前記センサ部5が出力したアナログ信号をディジ
タル信号に変換して出力するA/D変換部6と、検出し
た印刷不良の内容を印字して出力するプリンタ7とを備
えている。印刷紙面検査装置1は、図2に示すように印
刷方向に対して一定の間隔で紙面をn個に分割し、以下
に示す処理を行ってこの分割された領域(以下コラムと
言う)毎に印刷不良の検出を行う。
【0010】図3は、この実施例における印刷紙面検査
装置の処理の流れを示すフローチャートである。印刷紙
面検査装置1は、輪転機等の印刷機で印刷が行われてい
ると常に印刷された紙面を監視して印刷不良が発生して
いないかどうかの判定を行う(n1〜n3)。この印刷
紙面の監視は、輪転機等の印刷機のガイドローラ上に取
り付けられたセンサ部5が印刷機で印刷されている紙面
を走査し、画素毎に反射光量を計測し、この計測した反
射光量に応じたアナログ信号を出力する。A/D変換部
6は、センサ部5が出力したアナログ信号をディジタル
信号に変換してCPU2に入力する。CPU2は、RO
M3に記憶されている動作プログラムに基づいてA/D
変換部6が出力した印刷された紙面の画素毎の反射光量
を取り込み、RAM4に記憶している対応する画素の基
準値とを用いて印刷されている紙面に発生した印刷不良
(汚れ、刷りむら、インキ濃度過多、インキ濃度過少、
飛び汚れ等)を検出する。印刷紙面検査装置1は、n2
で印刷不良が発生していることを検出すると、この印刷
不良が発生した日時(現在の日時)をプリンタ7に印字
させる(n4)。
【0011】印刷紙面検査装置1は、上記した印刷され
ている紙面の監視を継続して行い(n5)、n2で検出
した印刷不良が解消されたかどうかを判定する(n
6)。印刷紙面検査装置1はn2で検出した印刷不良が
解消されると、n1と同じ紙面監視を行い(n7)、一
定時間(印刷不良が解消されたとみる時間)経過するま
でに再び同じ種類の印刷不良が発生するかどうかを検出
する(n8〜n9)。この一定時間は、予め印刷紙面検
査装置1に登録されており、例えば、5秒や10秒とい
った時間で登録するようにしてもよいし、印刷不良が解
消されてから印刷される紙面の枚数で設定するようにし
てもよい。
【0012】印刷紙面検査装置1は、一定時間経過する
まえに、再び同じ種類の印刷不良が発生したことを検出
すると、n5以降の処理を繰り返す。また、一定時間経
過しても同じ種類の印刷不良が発生したことを検出しな
かった時には、現在の日時をn2で検出した印刷不良が
解消した日時として、この日時と障害の内容をプリンタ
7に印字させる(n10)。そして、印刷紙面検査装置
1は、再び上記したn1以降の処理を印刷が完了するま
で繰り返す。
【0013】すなわち、印刷紙面検査装置1は、図4に
示すように断続的に発生、解消が繰り返えされている印
刷不良を1つの印刷不良としてまとめることができる。
また、印刷紙面検査装置1は、プリンタ7で印字される
印刷不良の内容は、印刷不良が印刷されている紙面の裏
表のどちら側で検出されたか(センサ1が紙面の表側、
センサ2が紙面の裏側)、この印刷不良が発生したコラ
ム番号(複数のコラムで発生した場合には最も多く不良
が検出されたコラム番号)、汚れ、刷りむら、インキ濃
度過多、インキ濃度過少、飛び汚れ等発生した印刷不良
の種別、印刷不良を検出してからこの印刷不良が解消さ
れたと判定するまでにこの印刷不良が検出された印刷紙
面の枚数およびこの間に印刷された印刷紙面の枚数(印
刷不良が検出された枚数を含む)が印字される(図5参
照)。
【0014】したがって、印刷不良が断続的に発生、解
消を繰り返しても、プリンタの印字速度が追いつかなく
なり、印刷不良が解消されてもすぐにこの印刷不良の内
容を印字して出力することができなくなることがなくな
る。
【0015】また、オペレータは、同じ不良要因によっ
て断続的に発生、解消が繰り返された印刷不良の内容
が、1枚の用紙で確認することができるとともに、この
用紙に印刷不良が発生したコラム番号が表示されるので
印刷された紙面から印刷不良が発生した箇所を簡単に見
つけることができ、1つの印刷不良に対する要因の確認
作業を簡単に行うことができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、印刷
紙面検査装置は、断続的に発生、解消が繰り返えされて
いる印刷不良を1つの印刷不良として取り扱うことがで
きる。したがって、印刷不良の内容をプリンタで印字す
る場合には、同じ種類の印刷不良が断続的に発生、解消
を繰り返しても、プリンタの印字速度が追いつかなくな
ることがなくなることにより、印字された用紙を印刷不
良があったとして排出された印刷物の束に挟み込む作業
が確実に間に合うようになり、また、1つの不良要因に
よって断続的に発生、解消が繰り返えされた印刷不良の
内容を1枚の用紙に印字することができ、オペレータは
この1枚の用紙で印刷不良が発生した要因の確認作業が
行えるため、要因の確認作業を簡単に短時間で行うこと
ができる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である印刷紙面検査装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】同印刷紙面検査装置におけるコラムの概念を示
す図である。
【図3】同印刷紙面検査装置の処理の流れを示す図であ
る。
【図4】複数の印刷不良を1つにまとめる概念を示す図
である。
【図5】不良内容の印字例を示す図である。
【符号の説明】
1−印刷紙面検査装置 2−CPU 3−ROM 4−RAM 5−センサ部 6−A/D変換部 7−プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 33/14 G01N 21/89

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転機等の印刷機によって印刷された紙
    面から汚れ等の印刷不良とその種類を検出する印刷不良
    検出手段と、前記印刷不良検出手段で検出した印刷不良
    の内容を順次出力する不良内容出力手段と、を備え、 前記不良内容出力手段は、前記印刷不良検出手段同じ
    種類で且つ断続的に発生、解消が繰り返される印刷不良
    該印刷不良が完全に解消される時間として予め設定し
    所定の時間内に繰り返し検出した時には、これらの印
    刷不良を1つの印刷不良として出力する手段を含むこと
    を特徴とする印刷紙面検査装置。
JP6121027A 1994-06-02 1994-06-02 印刷紙面検査装置 Expired - Lifetime JP2996869B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6121027A JP2996869B2 (ja) 1994-06-02 1994-06-02 印刷紙面検査装置

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JPH07323526A JPH07323526A (ja) 1995-12-12
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