JP3658568B2 - コンクリート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば構造物の構築等、様々な用途に用いられるコンクリートに関する。
【0002】
【従来の技術】
構造物の構築等、様々な用途に用いられ、水、セメント、骨材等を含むように配合されるコンクリートは、水和反応によって硬化する性質を有する。
図3(a)は従来一般のコンクリートの構成材料を体積比で示した図である。従来一般のコンクリートは、細骨材と粗骨材とでコンクリートの全体積の70%程度となるように、また、セメントに対する水の重量比(水セメント比)が、55%程度となるように配合される。
しかし、例えば図3(b)に示すボックスカルバート100のような、従来一般のコンクリートを用いた構造物においては、コンクリートの硬化後、応力の作用、乾燥収縮等による体積変化等によってひび割れ101が発生しやすく、このひび割れ101によって構造物の耐久性、使用性、美観等が問題となる場合がある。このため従来は、発生したひび割れ101に対して充填材の注入を行ったり、ひび割れ101が発生しても構造物に影響を与えないように、コンクリート打設後に防水工、止水工等の対策を講じたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した充填材の注入によるひび割れの修復や、ひび割れによる構造物の影響を防止する防水工、止水工等の対策は、工期が延長したり工費が増大したりする原因となっている。
本発明は、ひび割れが発生してもひび割れが自己治癒することにより、工期短縮、工費低減を図ることを可能とするコンクリートを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、水2、セメント3a、骨材(細骨材4、粗骨材5)を含むように配合され、打設後に水和反応によって硬化するコンクリート1であって、打設後に硬化した時点において、セメント3aを含む粉体3の未反応部分が残存するように構成し、
前記粉体3を膨張材3bを含むように構成するとともに、水2の前記粉体3に対する重量比を25%〜40%に設定し、
さらに、前記膨張材の重量3bを15〜120kg/m 3 に設定したことを特徴としている。
【0005】
請求項1に記載の発明によれば、打設後にコンクリートが硬化した時点においてセメントを含む粉体の未反応部分が残存するので、硬化後にコンクリートにひび割れが発生しても、このひび割れに外部から水分が侵入し、前記未反応部分が水分と水和反応して膨張する。これにより、発生したひび割れが自己治癒してコンクリートが止水性能を回復する。したがって、ひび割れに対する充填材の注入や、ひび割れ対策としての防水工、止水工等を省略し、工期短縮、工費低減を図ることが可能となる。
【0008】
また、水の前記粉体に対する重量比を25%〜40%に設定、すなわち、水に対するセメント量を増加させることで、コンクリートが硬化した時点において、セメントを含む粉体の未反応部分を確実に残存させることができる。また、前記粉体を膨張材を含むように構成することで、前記未反応部分の、発生したひび割れに侵入した水分との水和反応による膨張が確実となり、したがって、発生したひび割れに対する自己治癒性能が確実に向上する。
【0009】
なお、水の前記粉体に対する重量比とは、いわゆる水セメント比(W/C)におけるセメントを粉体に置き換えたものである。なお、より好ましい効果を得るために、水2の前記粉体3に対する重量比を25〜40%程度とすることが望ましい。
【0011】
また、前記膨張材の重量を15kg/m3以上に設定したことで、膨張材の作用により、コンクリートのひび割れ自己治癒性能が向上するとともにひび割れ抵抗性能も向上する。また、前記膨張材の重量を120kg/m3以下に設定したことで、膨張材の作用によるコンクリートの自己崩壊の可能性が低減する。すなわち、前記膨張材の重量を15〜120kg/m3に設定したことによって、コンクリートのひび割れ自己治癒性能がさらに向上するとともにひび割れ抵抗性能も向上し、さらに、コンクリートの自己崩壊の可能性も低減する。
【0012】
なお、膨張材としては、粉体状のもので水分の供給によって膨張する性質の物質が挙げられる。例えば、セメントおよび水とともに練り混ぜた場合、水和反応によってエトリンガイドまたは水酸化カルシウム等を生成し、コンクリートを膨張させる作用のある混和材が挙げられる。また、より好ましい効果を得るために、前記膨張材の重量を30〜80kg/m3に設定することが望ましい。
【0013】
請求項2に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1に記載のコンクリート1において、鉄筋22を埋設したことを特徴としている。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、鉄筋を埋設したことで鉄筋コンクリート構造となり、引張力に抵抗可能となる。さらに、鉄筋とコンクリートとの付着によって、膨張材によるコンクリートの膨張が拘束される。これにより、コンクリートに圧縮力であるプレストレスが導入された状態となり、コンクリートのひび割れ抵抗性能がさらに向上する。また、この鉄筋によって前記未反応部分の、発生したひび割れから侵入した水分との水和反応による膨張が拘束される。これにより、硬化後のコンクリートの崩壊が抑止される。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のコンクリート1において、鉄筋比を0.3%以上に設定したことを特徴としている。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、鉄筋比を0.3%以上に設定したことで、コンクリートの引張抵抗力がさらに向上する。
【0017】
なお、鉄筋比とは鉄筋コンクリート構造の部材断面において、鉄筋の断面積がコンクリートの断面積に占める割合をいう。
【0018】
請求項4に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1〜3のいずれかに記載のコンクリート1において、繊維6を埋設したことを特徴としている。
【0019】
請求項4に記載の発明によれば、繊維を埋設したことで、コンクリートが繊維に対して付着する。この繊維によって、コンクリートに発生するひび割れはより分散し、ひび割れ幅は小さく抑制される。また、この繊維によって、膨張材によるコンクリートの膨張が拘束される。これにより、コンクリートに圧縮力であるプレストレスが導入された状態となり、コンクリートのひび割れ抵抗性能がさらに向上する。さらに、この繊維によって、前記未反応部分の、発生したひび割れから侵入した水分との水和反応による膨張が拘束される。これにより、コンクリートの崩壊が抑止される。
【0020】
なお、繊維としては様々な材料があり、例えば、ポリプロピレン系、ポリビニルアルコール系、ナイロン系、ポリアミド系等の化学繊維、炭素繊維、はがね、わら等が挙げられる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図1および図2を参照して、本発明であるコンクリートの実施の形態例について詳細に説明する。
図1(a)は本発明に係るコンクリートの構成材料を体積比で示した図であり、符号1は、本発明であるコンクリートを示す。
【0022】
本発明に係るコンクリート1は、図1(a)に示すように、水2、セメント3aと膨張材3bとからなる粉体3、細骨材4(骨材)、粗骨材5(骨材)、繊維6、混和剤7等を含むように配合される。
【0023】
水2は、セメント3の粒子と水和反応して水和物を生成する。
【0024】
セメント3としては、普通ポルトランドセメント等、様々な種類が考えられるが、望ましくは低発熱型の低熱ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、高炉セメント、フライアッシュセメント等が望ましい。
【0025】
膨張材3bとしては、粉体状のもので水分の供給によって膨張する性質の物質が挙げられる。例えば、セメント3および水2と混合した場合、水和反応によりエトリンガイドまたは水酸化カルシウム等の結晶を生成してコンクリート1を膨張させる作用のある混和材が挙げられる。
【0026】
細骨材4としては、川砂、海砂、山砂等が挙げられる。
【0027】
粗骨材5としては、川砂利、海砂利、山砂利、砕石、スラグ砕石等が挙げられる。
【0028】
繊維6としては、例えば、ポリプロピレン系、ポリビニルアルコール系、ナイロン系、ポリアミド系等の化学繊維、炭素繊維、はがね、わら等が挙げられるが、前記した化学繊維のうち6〜50mm程度のものをコンクリート1の全体積の0.03〜1.0%程度混入することが望ましい。
【0029】
混和剤7としては、AE剤、減水剤、AE減水剤、高性能AE減水剤等が挙げられる。
【0030】
以上のような構成材料によって、セメント3と膨張材3bとからなる粉体3に対する水2の重量比(水粉体比)が、25〜40%程度となるように配合する。さらに、膨張材3bの重量が30〜80kg/m3 となるように配合する。なお、混和剤7も配合することによって、従来に比べて水粉体比が小さい場合においてもコンクリート1の流動性、自己充填性が確保される。
【0031】
ここで、図1(b)は、前記のように構成されたコンクリート1を、ボックスカルバート10に用いた例を示し、図2は、前記のように構成されたコンクリート1を、構造物を構成する梁20に用いた例を示す。これらのボックスカルバート10や梁20には、鉄筋22が鉄筋比0.3%以上となるように配筋されている。コンクリート1は鉄筋22を埋設するように打設され、コンクリート1が硬化した時点で、前記したセメント3aと膨張材3bとからなる粉体3の未反応部分が残存する。
【0032】
図1(b)に示すように、ボックスカルバート10に乾燥収縮等によってひび割れ11が発生したとしても、このひび割れ11から水分が入り込み、この水分と残存している前記未反応部分とが水和反応して膨張する。これにより、発生したひび割れ11が自己治癒してコンクリート1が止水性能を回復する。
【0033】
図2(b)に示すように、梁20の上部側に荷重が作用することにより下部側に引張力が作用し、これにより、梁20にひび割れ21が発生しても、このひび割れ21から水分が入り込み、この水分と残存している前記未反応部分とが水和反応して膨張する。これにより、発生したひび割れ21が自己治癒してコンクリート1が止水性能を回復する。
【0034】
本実施の形態においては、膨張材3bの重量を30〜80kg/m3に設定しているが、参考データとして以下の表に、水粉体比が25〜40%程度の場合を想定した、膨張材3bの添加量の大小によるコンクリート1への効果・影響を示す。
【表1】
【0035】
上記表に示すように、コンクリート1のひび割れに対する自己治癒性能は、膨張材3bの添加量が、30kg/m3以下の場合は効果・影響はあるが小さく、30〜50kg/m3の場合には効果・影響が大きくなり、50kg/m3以上の場合には効果・影響が非常に大きくなる。
【0036】
上記表に示すように、コンクリート1のひび割れ抵抗性は、膨張材3bの添加量が15kg/m3以下の場合は効果・影響がなく、15〜30kg/m3の場合でも効果・影響はあるが小さい。そして、膨張材3bの添加量が30〜50kg/m3の場合は効果・影響が大きくなり、50kg/m3以上の場合には効果・影響が非常に大きくなる。
【0037】
上記表に示すように、コンクリート硬化後の自己崩壊の可能性は、膨張材3bの添加量が、30kg/m3以下の場合はほとんど可能性がなく、30〜80kg/m3の場合には可能性はあるが小さい。そして、膨張材3bの添加量が80〜120kg/m3の場合は可能性が大きくなり、120kg/m3以上の場合には可能性が非常に大きくなる。
【0038】
以上のデータからトータルで考慮すると、膨張材3bの添加量は、30〜80kg/m3がより望ましい。
【0039】
本実施の形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
▲1▼水2の前記粉体3に対する重量比を25〜40%程度に設定するとともに、膨張材3bの重量を膨張材3bの重量を30〜80kg/m3に設定したことで、打設後にコンクリート1が硬化した時点においてセメント3a、膨張材3bを含む粉体3の未反応部分が残存するので、硬化後にコンクリート1にひび割れ11、21が発生しても、このひび割れ11、21に外部から水分が侵入し、前記未反応部分が水分と水和反応して膨張する。これにより、発生したひび割れ11、21が自己治癒してコンクリート1が止水性能を回復する。したがって、ひび割れ11、21に対する充填材の注入や、ひび割れ対策としての防水工、止水工等を省略し、工期短縮、工費低減を図ることが可能となる。
【0040】
なお、膨張材3bの重量を30〜80kg/m3に設定したことによって、コンクリート1のひび割れ自己治癒性能がさらに向上するとともにひび割れ抵抗性能も向上し、さらに、コンクリート1の自己崩壊の可能性も低減する。
【0041】
▲2▼鉄筋22を埋設したことで鉄筋コンクリート構造となり、引張力に抵抗可能となる。なお、鉄筋比を0.3%以上に設定したことで、コンクリート1の引張抵抗力がさらに向上する。
【0042】
▲4▼鉄筋22や繊維6を埋設したことで、コンクリート1が鉄筋22や繊維6に対して付着する。これら鉄筋22や繊維6によって、膨張材3bによるコンクリート1の膨張が拘束される。これにより、コンクリート1に圧縮力であるプレストレスが導入された状態となり、コンクリート1のひび割れ抵抗性能がさらに向上する。また、これら鉄筋22や繊維6によって、前記未反応部分の、発生したひび割れ11、21から侵入した水分との水和反応による膨張が拘束される。これにより、コンクリート1の崩壊が抑止される。
【0043】
▲5▼混和剤7によってコンクリート1に流動性、自己充填性が確保され、コンクリート1の締固めに伴う施工不良の発生を抑制して耐久性を向上させることができる。
【0044】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、硬化後にコンクリートにひび割れが発生しても、このひび割れに外部から水分が侵入し、前記未反応部分が水分と水和反応して膨張し、発生したひび割れが自己治癒してコンクリートが止水性能を回復する。したがって、ひび割れに対する充填材の注入や、ひび割れ対策としての防水工、止水工等を省略し、工期短縮、工費低減を図ることが可能となる。
【0045】
また、セメントを含む粉体の未反応部分が確実に残存するため、前記未反応部分の、発生したひび割れに侵入した水分との水和反応による膨張が確実となり、したがって、発生したひび割れに対する自己治癒性能が確実に向上する。
【0046】
また、コンクリート硬化後において、コンクリートのひび割れ自己治癒性能がさらに向上するとともにひび割れ抵抗性能も向上し、さらに、コンクリートの自己崩壊の可能性も低減する。
【0047】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができることは勿論のこと、前記鉄筋によってコンクリートが引張力に抵抗可能となる。さらに、鉄筋とコンクリートとの付着によって、膨張材によるコンクリートの膨張が拘束される。これにより、コンクリートにプレストレスが導入された状態となり、コンクリートのひび割れ抵抗性能がさらに向上する。また、この鉄筋によって前記未反応部分の、発生したひび割れから侵入した水分との水和反応による膨張が拘束される。これにより、硬化後のコンクリートの崩壊が抑止される。
【0048】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果を得ることができることは勿論のこと、コンクリートの引張抵抗力がさらに向上する。
【0049】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれかに記載の発明と同様の効果を得ることができることは勿論のこと、コンクリートが前記繊維に付着することによる効果が得られる。この繊維によって、コンクリートに発生するひび割れはより分散し、ひび割れ幅は小さく抑制される。また、この繊維によって、膨張材によるコンクリートの膨張が拘束される。これにより、コンクリートに圧縮力であるプレストレスが導入された状態となり、コンクリートのひび割れ抵抗性能がさらに向上する。さらに、この繊維によって、前記未反応部分の、発生したひび割れから侵入した水分との水和反応による膨張が拘束される。これにより、硬化後のコンクリートの崩壊が抑止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係るコンクリートの構成材料を体積比で示した図であり、(b)は(a)のコンクリートを用いたボックスカルバートを示す図である。
【図2】本発明に係るコンクリートを用いた梁を示す図である。
【図3】(a)は従来のコンクリートの構成材料を体積比で示した図であり、(b)は(a)のコンクリートを用いたボックスカルバートを示す図である。
【符号の説明】
1 コンクリート
2 水
3 粉体
3a セメント
3b 膨張材
4 細骨材(骨材)
5 粗骨材(骨材)
6 繊維
7 混和剤
Claims (4)
- 水、セメント、骨材を含むように配合され、打設後に水和反応によって硬化するコンクリートであって、打設後に硬化した時点において、セメントを含む粉体の未反応部分が残存するように構成し、
前記粉体を膨張材を含むように構成するとともに、水の前記粉体に対する重量比を25%〜40%に設定し、
さらに、前記膨張材の重量を15〜120kg/m 3 に設定したことを特徴とするコンクリート。 - 請求項1に記載のコンクリートにおいて、鉄筋を埋設したことを特徴とするコンクリート。
- 請求項2に記載のコンクリートにおいて、鉄筋比を0.3%以上に設定したことを特徴とするコンクリート。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のコンクリートにおいて、繊維を埋設したことを特徴とするコンクリート。
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