JP3657128B2 - サブマージアーク溶接用溶接材料及びサブマージアーク溶接方法 - Google Patents

サブマージアーク溶接用溶接材料及びサブマージアーク溶接方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、橋梁等の維持管理の遂行が困難な構造物で、特に海岸近郊等のような塩害環境下で使用され、耐食性及び機械的性能が優れていることが要求される用途に好適のサブマージアーク溶接用溶接材料及びサブマージアーク溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、山間部及び海岸地帯等のように、塩水又は融雪塩が飛来する塩分腐食環境下にある道路橋等の橋梁構造物に使用する鋼材及びその溶接部は、耐食性向上のため、従来から塗装されて用いられている。しかし、この塗装塗膜は必ず経時劣化するため、耐食性維持のために、一定周期で塗装しなおす維持管理の必要性がある。
【0003】
一方、近時、これらの橋梁には、従来の多数桁橋梁に代わり、2主桁橋梁に代表されるような主桁の数が少ない少数主桁橋梁が多く用いられるようになっている。この少数主桁橋梁は、多数桁橋梁に比して、使用鋼材量(鋼重)及び橋材片数が削減可能で、施工性も良く、環境保護及び工期の短縮の点で利点を有する。そして、このような少数主桁橋梁には、橋梁設置後の維持管理の負荷及びコストの最小化と、橋梁自体の長寿命化が強く求められている。従って、このような少数主桁橋の構造材に使用される溶材には、前記塩分腐食環境下であっても、耐食性が優れた溶材が強く求められている。
【0004】
従来、耐候性鋼用サブマージアーク溶接用ワイヤ(JIS Z3351)としては、Cu:0.30乃至0.55質量%、Cr:0.50乃至0.80質量%及びNi:0.05乃至0.80質量%を含有するものが提示されているが、これらは、前記元素の作用によって、表面に生成するさびが、高い耐食性を有する緻密な「安定さび層」となる自己防食機能を有している。そして、このような性質により、前記橋梁等のように、これまで種々の構造物のメンテナンスフリーの構造材として、基本的に無塗装で使用されてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記塩分腐食環境下では、塩分の影響により、前記「安定さび層」が形成されにくくなる。そして、この「安定さび層」が形成されなくなると、耐食性は著しく低下してしまう。これは、前記塩分の多い腐食環境下では、腐食に伴って、さび皮膜中のpHが特に低下することに起因している。即ち、通常、腐食がわずかでも始まると、先ず、Fe→Fe2++2e-の反応が生じ、これに続くFe2++2H2O→Fe(OH)2+2H+なる反応により、鋼表面のpHが低下し、さび皮膜及びさび皮膜と溶接金属との界面のpHも低下する。そして、これらのpHが一旦低下すると、電気的中性を保つためにさび皮膜中の塩素イオンの輸率が増大し、塩素イオンの濃縮がさび皮膜と溶接金属との界面で生じる。この結果、この界面部分に塩酸雰囲気が形成され、溶接金属の腐食を促進する。また、これと同時に、さび皮膜中のpHの低下によって、鉄イオンの溶解度が大きくなり、防食機構の要である前記「安定さび層」の形成を阻害する現象も生じ、腐食加速状況が形成される。
【0006】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、少数主桁橋等の構造材として使用可能な耐食性を有すると共に、機械的性能が優れた溶接部を得ることができるサブマージアーク溶接用溶接材料及びサブマージアーク溶接方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るサブマージアーク溶接用溶接材料は、溶接部にフラックスを供給し、ソリッドワイヤ又はフラックス入りワイヤを使用してCr含有量が0 . 05質量%以下の塩害環境下用鋼板を溶接するサブマージアーク溶接に使用するサブマージアーク溶接用溶接材料において、溶接材料中の成分C、P、S、Cu、Ni、Cr、Tiのうち、ワイヤ中の成分含有量を〔C〕W、〔P〕W、〔S〕W、〔Cu〕W、〔Ni〕W、〔Cr〕W、〔Ti〕Wとして表し、フラックス中の成分含有量を〔C〕f、〔P〕f、〔S〕f、〔Cu〕f、〔Ni〕f、〔Cr〕f、〔Ti〕fとして表した場合に、ワイヤの単位消費量(g/min)当たりのフラックスの消費量(g/min)であって前記フラックスが溶融型フラックスのとき1 . 50、ボンド型フラックスのとき1 . 00である定数aにより表したワイヤ及びフラックス全体の成分含有量が下記数式1にて規定される範囲を満足することを特徴とする。
【0008】
【数1】
C=〔C〕W+a×〔C〕f:0.005乃至0.20質量
P=〔P〕W+a×〔P〕f:0.04質量%以下
S=〔S〕W+a×〔S〕f:0.04質量%以下
Cu=〔Cu〕W+a×〔Cu〕f:0.05乃至1.0質量
Ni=〔Ni〕W+a×〔Ni〕f:0.05乃至9.0質量
Cr=〔Cr〕W+a×〔Cr〕f:0.05質量%以下
Ti=〔Ti〕W+a×〔Ti〕f:0.10乃至10.0質量%(但し、TiO2はTiに換算する)
【0009】
また、本発明に係るサブマージアーク溶接方法は、溶接部にフラックスを供給し、ソリッドワイヤ又はフラックス入りワイヤを使用してCr含有量が0 . 05質量%以下の塩害環境下用鋼板を溶接するサブマージアーク溶接方法において、溶接材料中の成分C、P、S、Cu、Ni、Cr、Tiが、ワイヤの単位消費量(g/min)当たりのフラックスの消費量(g/min)であって前記フラックスが溶融型フラックスのとき1 . 50、ボンド型フラックスのとき1 . 00である定数aにより表した前記数式1を満足することを特徴とする。
【0010】
本発明者等は、前記従来の耐候性鋼材と、アルカリ化する化学種を鋼中に分散させた耐候性鋼材が、特に、前記少数主桁橋等の構造材に求められているレベル、即ち、無塗装で使用可能な裸耐候性のレベルまでに、耐候性鋼の耐食性を改善できない理由を追求した。その結果、これらの耐候性鋼材に含まれるCrが腐食因子として作用していることを知見した。
【0011】
Crを0.05質量%以上含有する場合、溶接金属のミクロな表面欠陥部において腐食がわずかでも始まると、化学平衡的に鉄原子に伴いCr原子も微量溶解し、この微量溶解するCrイオンが、Clイオンの作用も加わり、前記溶接金属のミクロな表面欠陥部内におけるpHの低下の原因となる。また、このCrイオンが、欠陥内での凝縮水分の酸化性を促進し、腐食を誘発する作用がある。
【0012】
従って、本発明においては、Crの含有量を0.05質量%以下にする。そして、Crに代わる前記「安定さび層」の形成促進元素としてTiを選択した。Tiは、Crのような前記pHの低下の原因とならずに、前記「安定さび層」の形成促進効果があるという特異な性質を有する。本発明におけるTiの目的は、前記したとおり緻密な「安定さび層」の形成であり、この点がCrの低減と共に本発明の特徴の一つである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明のサブマージアーク溶接方法においては、開先にフラックスを散布又は供給し、この開先にソリッドワイヤ又はフラックス入りワイヤを使用してアークを形成することにより、前記フラックスを溶融させて溶接部をシールさせると共に、前記開先を溶接していく。この場合に、ワイヤの単位消費量(g/min)当たりのフラックスの消費量(g/min)をaとする。
【0014】
次に、本発明のサブマージアーク溶接用溶接材料における成分添加理由及び組成限定理由について説明する。なお、溶接材料中の成分C、P、S、Cu、Ni、Cr、Tiのうち、ワイヤ中の成分含有量を〔C〕W、〔P〕W、〔S〕W、〔Cu〕W、〔Ni〕W、〔Cr〕W、〔Ti〕Wとして表し、フラックス中の成分含有量を〔C〕f、〔P〕f、〔S〕f、〔Cu〕f、〔Ni〕f、〔Cr〕f、〔Ti〕fとして表す。このフラックス中の成分含有量とは、開先に散布又は供給されるフラックス中の成分の含有量のことであり、ワイヤ中の成分含有量とは、ソリッドワイヤを使用した場合はそのソリッドワイヤ中の成分含有量であり、フラックス入りワイヤを使用した場合は、鋼シース及び充填フラックス中の総量としての成分含有量である。
【0015】
C:0.005乃至0.20質量%
Cは主に溶接金属の強度を確保するために添加する元素である。C含有量が0.005質量%未満では、溶接金属のC量が低くなりすぎるため、強度を確保しにくいばかりでなく、耐高温割れ感受性が劣ると共に、溶接中のシールド効果が不足することによって、溶接金属中のN量が増大し、衝撃性能が劣化する。また、C含有量が0.20質量%を超えると溶接金属中のC量が多くなりすぎるため、耐高温割れ感受性が急激に劣化する。このため、溶接材料中のCは0.005乃至0.20質量%とする。
【0016】
P:0.04質量%以下
Pは安定さび層を生成し、耐食性を向上させる元素であるが、本発明ではTi等の含有により、安定さび層の生成を達成できるため、過度の含有は必要ない。逆に、Pの過度の添加は靭性劣化及び耐割性劣化を招くため、Pは0.04質量%以下とする。
【0017】
S:0.04質量%以下
Sは腐食の起点となるFeS及びMnSを生成し、耐食性の劣化を招く。Niを過剰に含有した場合、NiSは溶接金属の粒界に析出し、延性及び靭性劣化を招く。このため、Sは0.04質量%以下とする。
【0018】
Cu:0.05乃至1.0質量%
Cuは電気化学的に鉄より貴な元素であり、安定さび層の生成を促進し、耐食性を向上させる効果を有する。Cuが0.05質量%未満では、これらの効果が得られない。Cuが1.0質量%を超えると、それ以上添加してもその添加量に見合う効果は得られず、逆に脆化と耐割性劣化を引き起こす。このため、Cuは0.05乃至1.0質量%とする。
【0019】
Ni:0.05乃至9.0質量%
NiはCuと同様に耐食性向上効果を有する。Niが0.05質量%未満では、これらの効果が得られない。逆に、Ni含有量が9.0質量%超では、それ以上の効果は得られず、逆に強度が過大となるため、耐割れ性劣化及び延性劣化が生じる。また、経済的にも問題がある。このため、Ni含有量は0.05乃至9.0質量%とする。
【0020】
Cr:0.05質量%以下
Crはミクロな表面欠陥部内におけるpHの低下原因となり、欠陥内での凝縮水分の酸化性を促進し、腐食を誘発する作用を有するため、耐食性を劣化させる元素である。このため、Crは0.05質量%以下とする。
【0021】
Ti:0.10乃至10.0質量%(TiO 2 (Ti換算)を含む)
TiはCrに代わる安定さび層の生成促進元素である。TiはCrのように前記pHの低下の原因となるような耐食性への悪影響もなく、更に結晶粒微細化による生成さびの微細化及び靭性向上の効果を有する。Tiが0.10質量%未満では、これらの効果が得られない。一方、Tiが10.0質量%超では、それ以上の効果も得られず、経済的でない。
【0022】
なお、本発明の溶接材料は上記以外の化学成分については特に限定されず、溶接金属の引張・衝撃性能を確保するために、通常のMn、Si、Mo、B等を添加することが可能である。
【0023】
また、上記のC、P、S、Cu、Ni、Ti等の成分は、ワイヤ及びフラックスの両方若しくはいずれかより添加することができる。また、ワイヤはソリッドワイヤに限らず、成分が該当すればフラックス入りワイヤも用いることがでできると共に、フラックスは、溶融・ボンドのいずれかのタイプ及びその混合タイプを用いても良い。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の効果を実証するために、本発明の範囲に入る実施例及び本発明の範囲から外れる比較例の溶接材料を使用してサブマージアーク溶接を行い、その特性を評価した結果について説明する。
【0025】
溶接方法及び溶接条件は以下のとおりである。
・使用鋼材の化学組成:C:0.09質量%、Si:0.25質量%、Mn:0.60質量%、P:0.021質量%、S:0.004質量%、Cu:0.25質量%、Ni:0.70質量%、Ti:0.04質量%、Cr:0.01質量
・鋼材の板厚:20mmt
・溶接方法:JIS Z 3183に準拠
・溶接条件:AC 500A−30V−30cm/min
・ワイヤ径:4.0mm
・フラックス粒度:溶融型20×200メッシュ
ボンド型10×48メッシュ
供試ワイヤの化学組成を下記表1に示し、供試フラックスの化学組成を下記表2に示す。そして、前記数式1により算出された溶接材料の成分の化学組成を下記表3に示す。
【0026】
【表1】
Figure 0003657128
【0027】
【表2】
Figure 0003657128
【0028】
【表3】
Figure 0003657128
【0029】
得られた溶接金属の表面下1mmから厚さ10mmの試験片を採取して、週1回の塩水散布を含む1年間の大気暴露試験を行ない、その長期耐久性を評価した。その結果を下記表4に示す。
【0030】
【表4】
Figure 0003657128
【0031】
この表4おける1年間の大気暴露試験条件は、実際の塩分腐食環境下に合わせて週1回の5体積%塩水の散布を行い、供試材は南向き、水平に対し30°の傾斜で設置した。この大気暴露試験後、供試材の平均板厚減少量を測定し、0.9mm以下を良好とした。この表4から明らかなように、本発明の実施例の場合は、耐食性が良好であるが、比較例の場合は、高温割れが発生したり、耐食性が劣化した。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る溶接材料を使用してサブマージアーク溶接することにより、溶接部の耐食性が著しく向上し、少数主桁橋等の構造材として使用可能な耐食性を有すると共に、機械的性能が優れた溶接部を得ることができる。

Claims (2)

  1. 溶接部にフラックスを供給し、ソリッドワイヤ又はフラックス入りワイヤを使用してCr含有量が0 . 05質量%以下の塩害環境下用鋼板を溶接するサブマージアーク溶接に使用するサブマージアーク溶接用溶接材料において、溶接材料中の成分C、P、S、Cu、Ni、Cr、Tiのうち、ワイヤ中の成分含有量を〔C〕W、〔P〕W、〔S〕W、〔Cu〕W、〔Ni〕W、〔Cr〕W、〔Ti〕Wとして表し、フラックス中の成分含有量を〔C〕f、〔P〕f、〔S〕f、〔Cu〕f、〔Ni〕f、〔Cr〕f、〔Ti〕fとして表した場合に、ワイヤの単位消費量(g/min)当たりのフラックスの消費量(g/min)であって前記フラックスが溶融型フラックスのとき1 . 50、ボンド型フラックスのとき1 . 00である定数aにより表したワイヤ及びフラックス全体の成分含有量が
    C=〔C〕W+a×〔C〕f:0.005乃至0.20質量
    P=〔P〕W+a×〔P〕f:0.04質量%以下
    S=〔S〕W+a×〔S〕f:0.04質量%以下
    Cu=〔Cu〕W+a×〔Cu〕f:0.05乃至1.0質量
    Ni=〔Ni〕W+a×〔Ni〕f:0.05乃至9.0質量
    Cr=〔Cr〕W+a×〔Cr〕f:0.05質量%以下
    Ti=〔Ti〕W+a×〔Ti〕f:0.10乃至10.0質量%(但し、TiO2はTiに換算する)
    であることを特徴とするサブマージアーク溶接用溶接材料。
  2. 溶接部にフラックスを供給し、ソリッドワイヤ又はフラックス入りワイヤを使用してCr含有量が0 . 05質量%以下の塩害環境下用鋼板を溶接するサブマージアーク溶接方法において、溶接材料中の成分C、P、S、Cu、Ni、Cr、Tiのうち、ワイヤ中の成分含有量を〔C〕W、〔P〕W、〔S〕W、〔Cu〕W、〔Ni〕W、〔Cr〕W、〔Ti〕Wとして表し、フラックス中の成分含有量を〔C〕f、〔P〕f、〔S〕f、〔Cu〕f、〔Ni〕f、〔Cr〕f、〔Ti〕fとして表した場合に、ワイヤの単位消費量(g/min)当たりのフラックスの消費量(g/min)であって前記フラックスが溶融型フラックスのとき1 . 50、ボンド型フラックスのとき1 . 00である定数aにより表したワイヤ及びフラックス全体の成分含有量が
    C=〔C〕W+a×〔C〕f:0.005乃至0.20質量
    P=〔P〕W+a×〔P〕f:0.04質量%以下
    S=〔S〕W+a×〔S〕f:0.04質量%以下
    Cu=〔Cu〕W+a×〔Cu〕f:0.05乃至1.0質量
    Ni=〔Ni〕W+a×〔Ni〕f:0.05乃至9.0質量
    Cr=〔Cr〕W+a×〔Cr〕f:0.05質量%以下
    Ti=〔Ti〕W+a×〔Ti〕f:0.10乃至10.0質量%(但し、TiO2はTiに換算する)
    であることを特徴とするサブマージアーク溶接方法。
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