JP3657102B2 - ウェブのエッジコントロール装置 - Google Patents

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェブのエッジコントロール装置に関する。詳しくは、紙やフィルムなどのウェブを幅方向の定位置に維持しながら走行させるウェブのエッジコントロール装置に関する。
【0002】
【背景技術】
印刷機などでは、走行紙やフィルムなどのウェブを機械に対して横ずれが起きないように、ウェブを幅方向の定位置に保つウェブのエッジコントロール装置を備えている。
【0003】
従来のエッジコントロール装置は、図5に示すように、ガイドロール1を有する傾斜用架台2と、前記ガイドロール1によって案内されながら走行されるウェブ3の幅方向端部位置(耳端位置)を検出するウェブ検出装置4と、このウェブ検出装置4によって検出されたウェブ3の耳端位置に応じて傾斜用架台2を傾斜させる傾斜機構5とから構成されている。
【0004】
ここで、ウェブ検出装置4は、前記ガイドロール1の下流側にそのガイドロール1と略平行に配置された送りねじ軸11と、この送りねじ軸11の一端にカップリング12を介して連結され送りねじ軸11を回転駆動させるモータ13と、前記送りねじ軸11に螺合され送りねじ軸11の回転に伴って軸方向へ移動するコ字形部材14と、このコ字形部材14の対向面間に設けられたエッジ検出センサ15と、前記送りねじ軸11の他端に連結されその送りねじ軸11の回転量からコ字形部材14の移動位置を検出するポテンショメータ16とから構成されている。なお、エッジ検出センサ15としては、光電センサ、超音波センサ、エアー圧センサなどが用いられている。
【0005】
従って、ウェブ幅の切り替えに対応して、エッジ検出センサ15を移動させる。つまり、モータ13を駆動して送りねじ軸11を回転させる。すると、エッジ検出センサ15が送りねじ軸11の長手方向へ移動し、ポテンショメータ16の出力信号がウェブ幅に合致した位置で停止する。
この状態において、ウェブ3が走行すると、ウェブ3の耳端位置がエッジ検出センサ15で検出され、その検出結果に応じて傾斜用架台2が傾斜される。
【0006】
つまり、図6に示すように、ガイドロール1の下流側に配置したエッジ検出センサ15において、ウェブ3が所望する実線の位置から一点鎖線の位置までずれたことを検出すると、その検出信号により傾斜機構5を介してガイドロール1は一点鎖線のように傾斜される。すると、ウェブ3は、その傾斜したガイドロール1に対して直角に走行するので、下流側の幅方向位置が実線の位置まで修正、つまり、図6中右方向へ修正される。
【0007】
また、ウェブ3が逆に二点鎖線のようにずれた場合には、ガイドロール1は二点鎖線のように傾斜される。すると、ウェブ3は、同様にして、下流側の幅方向位置が実線の位置まで修正、つまり、図6中右方向へ修正される。このようにして、ウェブ3は、ウェブ幅寸法に応じて、そのウェブの幅方向端部位置に設定されたエッジ検出センサ15とその検出信号に基づいて、ガイドロール1を傾斜させる傾斜機構5により幅方向の定位置に保たれたまま走行される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ウェブのエッジコントロール装置におけるウェブ検出装置では、ウェブ幅の切り替えに対応してエッジ検出センサ15の位置を移動させるセンサ移動手段が、手動の場合は切り替え時間がかかり当然に連続運転ができなかったが、近年、自動紙継ぎ装置が具備され、自動化、高速化が実現されてきた結果、図5によって説明したように、センサ移動手段が自動化されるようになってきた。しかるに、このように自動化された従来のセンサ移動手段において、さらに次のような解決すべき課題がある。
【0009】
すなわち、モータ13の駆動により送りねじ軸11を回転させると、その送りねじ軸11の回転によりエッジ検出センサ15を有するコ字形部材14が送りねじ軸11に沿って移動する構造なので、移動に時間がかかる。とくに、ウェブ幅が大きく異なると、定位置にくるまで時間がかかる上、その間、エッジコントロールが行えないという不具合があった。
【0010】
しかも、自動紙継ぎが行われ、ウェブ幅が狭いものから広いものに切り替わった場合、広幅のウェブがエッジ検出センサ15の位置に達するまでにセンサ移動が終了できない状況が発生して、コ字形部材14の底部にウェブ3がかかり、ウェブ3に傷がついたり、ウェブ3が切れたりするという問題があった。
【0011】
本発明の目的は、このような従来の問題を解決すべくなされたもので、ウェブ幅の切り替えに対して、ウェブ幅が大きく異なる場合でも、エッジ検出センサを迅速に定位置に移動させ、エッジコントロール停止時間を極力短くすることができるとともに、ウェブとエッジ検出センサとの干渉を防止できるウェブのエッジコントロール装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のウェブのエッジコントロール装置は、ウェブの走行をガイドする複数のガイドロールからなるガイド手段と、このガイド手段のガイドロールによってガイドされながら走行するウェブの端部位置を検出するエッジ検出センサと、このエッジ検出センサの検出信号によって前記ガイド手段の特定のガイドロールをウェブの走行方向に対して傾けてウェブの幅方向位置を調整する幅方向調整手段と、前記エッジ検出センサをウェブの幅寸法に応じてそのウェブの幅方向端部位置に移動させるセンサ移動手段とを備えたウェブのエッジコントロール装置において、前記センサ移動手段は、先端に前記エッジ検出センサを有し、かつ、基端が回動自在に支持された回動アームおよびこの回動アームを回動させる回動手段を含む旋回駆動装置と、この旋回駆動装置を前記ウェブの幅方向に対して進退駆動させるシリンダ装置と、新たに切り替えられたウェブの幅寸法に応じて前記旋回駆動装置およびシリンダ装置を作動させる制御手段とを備えて構成されていることを特徴とする。
【0013】
このような構成によれば、回動手段によって回動アームを回動させることによって、エッジ検出センサを移動させるようにしてあるから、従来の送りねじ機構に比べ、エッジ検出センサを定位置に迅速に移動させることができる。
従って、ウェブ幅の切り替えに対して、エッジ検出センサを迅速に定位置に移動させることができるから、エッジコントロール停止時間を従来に比べ短縮することができるとともに、ウェブとエッジ検出センサとの干渉も防止できる。
【0015】
また、回動アームおよび回動手段を含む旋回駆動装置を、ウェブの幅方向に対して進退駆動させるシリンダ装置を備えているから、旋回駆動装置の旋回動作とシリンダ装置の進退動作とを併用することにより、ウェブ幅が大きく異なる切り替えを行う場合であっても、エッジ検出センサをより高速に定位置に移動させることができる。よって、エッジコントロール停止時間をより短縮できる。
【0016】
この際、前記制御手段は、新たに切り替えられたウェブの幅寸法が、予めウェブ幅の仕様範囲を複数に区分したいずれの区分範囲に属するかを判定する判定手段と、この判定手段で判定されたいずれかの区分範囲のウェブ幅寸法の広い側のストロークエンドに前記シリンダ装置を駆動させるとともに、その区分範囲のストロークエンドのウェブ幅寸法と新たに切り替えられたウェブの幅寸法との差分に基づいて前記旋回駆動装置を駆動させる駆動手段とを有する構成が好ましい。
【0017】
この構成によれば、新たに切り替えられたウェブの幅寸法が、予めウェブ幅の仕様範囲を複数に区分したいずれの区分範囲に属するかを判定したのち、その区分範囲のウェブ幅寸法の広い側のストロークエンドまでシリンダ装置を駆動させると同時に、その区分範囲のストロークエンドのウェブ幅寸法と新たに切り替えられたウェブの幅寸法との差分に基づいて旋回駆動装置を駆動させることができるから、新たに切り替えられたウェブの幅寸法に応じてエッジ検出センサをより高速にかつ高精度に位置決めできる。
【0018】
なお、この場合、前記シリンダ装置は、複数段階の位置に移動可能なダブルアクションシリンダによって構成されていることが好ましい。このようにすれば、各区分範囲のストロークエンドにシリンダ装置を駆動させる際、容易に位置決めできる。
【0019】
また、前記回動手段は、前記回動アームの回動軸と同軸上に固定されたピニオンと、このピニオンに噛合するラックと、このラックを前記回動軸に対して直交する方向へ直線移動させる送りねじ機構とを含む構成でもよい。このようにすれば、エッジ検出センサを高精度に位置決めできる。
あるいは、回動アームの回動軸に連結されたモータによる構成でもよい。このようにすれば、簡単に構成できるとともに、安価にできる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明にあたって、図5および図6と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
図1は本発明に係るエッジコントロール装置の一実施形態を示す斜視図である。同装置は、ウェブ3の走行をガイドする複数のガイドロール1A,1B,1C,1Dを有するガイド手段20と、このガイド手段20のガイドロール1A〜1Dによってガイドされながら走行するウェブ3の幅方向端部位置を検出するエッジ検出センサ15と、このエッジ検出センサ15の検出信号によって前記ガイド手段20の特定のガイドロール1A,1Bをウェブ3の走行方向に対して傾けてウェブ3の幅方向位置を調整する幅方向調整手段30と、前記エッジ検出センサ15をウェブ3の幅寸法に応じてそのウェブ3の幅方向端部位置に移動させるセンサ移動手段40とを備えている。
【0021】
前記ガイド手段20を構成するガイドロール1Dの上流側には、旧ウェブロール22から新ウェブロール23に自動的に紙継ぎを行う自動紙継ぎ装置24が設けられている。自動紙継ぎ装置24からは、紙継ぎ終了時にペースタ信号が出されるようになっている。
前記幅方向調整手段30は、前記一対のガイドロール1A,1Bを平行にかつ回転可能に支持した傾斜用架台32と、この傾斜用架台32をウェブ3の走行方向に対して傾けるアクチュエータ33とから構成されている。
【0022】
前記センサ移動手段40は、図2に示すように、旋回駆動装置41と、この旋回駆動装置41を前記ウェブ3の幅方向に対して進退駆動させるシリンダ装置61と、新たなウェブの幅寸法に応じて前記旋回駆動装置41およびシリンダ装置61を作動させる制御手段71とを備えて構成されている。
前記旋回駆動装置41は、前記ウェブ3の幅方向へスライド可能に設けられたベース42と、このベース42に回動軸43を介して回動自在に支持され先端コ字形部材14の対向面に前記エッジ検出センサ15を有する回動アーム44と、この回動アーム44を回動させる回動手段45を含んで構成されている。これにより、エッジ検出センサ15は、最大、図の実線の位置から鎖線の位置まで回動される。
【0023】
前記回動手段45は、前記回動アーム44の回動軸43と同軸上に固定されたピニオン46と、このピニオン46に噛合されかつ図示省略のガイドによって前記回動軸43に対して直交する方向へのみ移動可能に設けられたラック47と、このラック47を前記ガイド(図示省略)で案内しながらその移動方向へ直線移動させる送りねじ機構48とを含んで構成されている。送りねじ機構48は、前記ラック47に固定されたおねじ部材49と、このおねじ部材49に螺合されためねじ部材50と、前記ベース42に固定され前記めねじ部材50を回転させるモータ51と、このモータ51の回転角を検出する回転角検出器52とから構成されている。
【0024】
前記シリンダ装置61は、複数段階の位置に移動可能なダブルアクションシリンダによって構成されている。つまり、第1段シリンダ62と、これに連結された第2段シリンダ63とから構成されている。これらのシリンダ62,63を選択的に前・後進させることによって、前・後進位置を異なる位置に設定できるようになっている。
【0025】
ここで、具体的な設計数値の一例を挙げると、前述の旋回駆動装置41によってエッジ検出センサ15のウェブ幅方向の移動距離を最大100mmとすると、旋回駆動装置41により切り替え可能なウェブ幅は最大200mmとなる。そこで、ウェブ幅を700mm〜1300mmの仕様範囲とし、その仕様範囲を3つの範囲L1(700mm〜900mm),L2(900mm〜1100mm),L3(1100mm〜1300mm)に区分し、各区分範囲L1,L2,L3のウェブ幅寸法の広い側のストロークエンドS1(900mm),S2(1100mm),S3(1300mm)にシリンダ装置61を移動、つまり、旋回駆動装置41を移動できるようになっている。これにより、各区分範囲L1,L2,L3内において、その各区分範囲の200mm内を旋回駆動装置41によってエッジ検出センサ15を移動させることができる。
【0026】
前記制御手段71は、本来のエッジコントロール装置の制御部、つまり、エッジ検出センサ15の検出信号に応じて、ガイドロール1A,1Bを傾けてウェブ3の幅方向位置を調整するための制御部に加え、本実施形態の場合には、前記自動紙継ぎ装置24からの信号、新ウェブの幅寸法Wn、回転角検出器52からの信号を入力として、前記シリンダ装置61および旋回駆動装置41を駆動する機能を備える。具体的には、新たに切り替えられたウェブの幅寸法Wnが、前記区分範囲L1,L2,L3のいずれに属するかを判定する判定手段と、この判定手段で判定されたいずれかの区分範囲L1,L2,L3のウェブ幅の広い側のストロークエンドS1,S2,S3に前記シリンダ装置61を駆動させるとともに、その区分範囲L1,L2,L3のストロークエンドS1,S2,S3のウェブ幅寸法と新たに切り替えられたウェブの幅寸法Wnとの差分に基づいて前記旋回駆動装置41を駆動させる駆動手段とを備える。
【0027】
次に、本実施形態の作用を図3のフローチャートを参照しながら説明する。
自動紙継ぎ装置24によって旧ウェブロール22から新ウェブロール23に紙継ぎが行われると、自動紙継ぎ装置24から出力信号が制御手段71に与えられる。すると、制御手段71は、図3のフローチャートに従って処理を実行する。この場合、自動紙継ぎ装置24から取り込む出力信号には、たとえば、ペースタ信号を採用したり、その他自動紙継ぎ装置24が有するプリドライブ信号や紙継ぎタイミング用の旧ウェブ巻紙径検出信号などを利用できる。
【0028】
まず、ウェブガイドをオートロック、つまり、エッジコントロールを停止したのち、新ウェブロール23から引き出された新ウェブの幅寸法Wnが区分範囲L1,L2,L3のいずれに属するかを判定し、その属するいずれかの区分範囲L1,L2,L3のストロークエンドS1,S2,S3にシリンダ装置61を駆動させる。
たとえば、新ウェブの幅寸法Wnが区分範囲L1に属する場合には、その区分範囲L1のストロークエンドS1にシリンダ装置61を駆動させる。つまり、両シリンダ62,63を共に前進させる。また、新ウェブの幅寸法Wnが区分範囲L2に属する場合には、その区分範囲L2のストロークエンドS2にシリンダ装置61を駆動させる。つまり、第1段シリンダ62のみ前進させる。新ウェブの幅寸法Wnが区分範囲L3に属する場合には、その区分範囲L3のストロークエンドS3にシリンダ装置61を駆動させる。つまり、両シリンダ62,63を共に後退させる。
【0029】
次に、新ウェブの幅寸法Wnとシリンダ装置61の移動位置S1,S2,S3との差分に基づいて旋回駆動装置41を駆動させる。
たとえば、シリンダ装置61がストロークエンドS1まで移動された場合には、S1−Wnに相当する回動アーム44の角度だけ旋回駆動装置41を駆動させる。具体的には、S1−Wnに相当する回動アーム44の角度を求め、その角度に対応するモータ51の回転角を演算し、モータ51の回転角が目標角度に達したことが回転角検出器52によって検出されたとき、モータ51の回転を停止させる。
【0030】
このようにして、エッジ検出センサ15をウェブ幅に対応した位置に位置決めしたのち、ウェブガイドを自動復帰させ、エッジ検出センサ15によってウェブの幅方向端部位置を検出しながらエッジコントロールを行う。
【0031】
従って、本実施形態によれば、センサ移動手段40を、先端に前記エッジ検出センサ15を有し、かつ、基端が回動自在に支持された回動アーム44およびこの回動アーム44を回動させる回動手段45を含む旋回駆動装置41と、新たに切り替えられたウェブの幅寸法Wnに応じて前記旋回駆動装置41を作動させる制御手段71とを備える構成としたので、つまり、回動手段45によって回動アーム44を回動させることによって、エッジ検出センサ15を移動させようにしてあるから、従来の送りねじ機構に比べ、エッジ検出センサ15を定位置に迅速に移動させることができる。よって、ウェブ幅の切り替えに対して、エッジ検出センサ15を迅速に定位置に移動させることができるから、エッジコントロール停止時間を従来に比べ短縮することができるとともに、ウェブとエッジ検出センサ15との干渉も防止できる。
【0032】
また、センサ移動手段40に、旋回駆動装置41をウェブ3の幅方向に対して進退駆動させるシリンダ装置61を含んで構成したので、旋回駆動装置41の旋回動作とシリンダ装置61の進退動作とを併用することにより、ウェブ幅が大きく異なる切り替えを行う場合であっても、エッジ検出センサ15をより高速に定位置に移動させることができる。よって、エッジコントロール停止時間をより短縮できる。
【0033】
また、制御手段71は、新たに切り替えられたウェブの幅寸法Wnが、予めウェブ幅の仕様範囲を区分したいずれの区分範囲L1,L2,L3に属するかを判定したのち、そのいずれかの区分範囲L1,L2,L3のストロークエンドS1,S2,S3にシリンダ装置61を駆動させると同時に、その区分範囲のストロークエンドS1,S2,S3のウェブ幅寸法と新たに切り替えられたウェブの幅寸法Wnとの差分に相当する量だけ旋回駆動装置41を駆動させることができるから、新たに切り替えられたウェブの幅寸法Wnに応じてエッジ検出センサ15をより高速にかつ高精度に位置決めできる。
【0034】
また、前記シリンダ装置61は、複数段階の位置に移動可能なダブルアクションシリンダによって構成したので、前記各区分範囲L1,L2,L3のストロークエンドS1,S2,S3にシリンダ装置61を駆動させるにも、容易に位置決めできる。
【0035】
また、前記回動手段45は、前記回動アーム44の回動軸43と同軸上に固定されたピニオン46と、このピニオン46に噛合するラック47と、このラック47を前記回動軸43に対して直交する方向へ直線移動させる送りねじ機構48とを含む構成としたので、高精度な位置決めが行える。
【0036】
なお、前記実施形態では、回動手段45を、ピニオン46と、ラック47と、送りねじ機構48とから構成したが、これに限らず、図4に示すような構成でもよい。
この回動手段45Aは、前記回動アーム44の回動軸43に直結されたモータ51により構成したものである。これによれば、前記実施形態に比べ、少ない構成要件で構成できるからコストダウンできる。
【0037】
また、前記実施形態において、回動アーム44を4本のバーを平行四辺形に組んだリンク機構によって構成すれば、回動アーム44の先端に設けられたコ字形部材14を平行移動させることができる。つまり、コ字形部材14の溝がウェブの端縁に対して傾くことなく、移動させることができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明のウェブのエッジコントロール装置によれば、ウェブ幅の切り替えに対して、エッジ検出センサを迅速に定位置に移動させ、エッジコントロールの停止時間を極力短くすることができるとともに、ウェブとエッジ検出センサとの干渉を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体を示す斜視図である。
【図2】同上実施形態のセンサ移動手段を示す図である。
【図3】同上実施形態の作用を示すフローチャートである。
【図4】回動手段の他の例を示す図である。
【図5】従来のウェブのエッジコントロール装置を示す斜視図である。
【図6】ガイドロールの傾きによるウェブの横ずれを修正する動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1A,1B ガイドロール
3 ウェブ
15 エッジ検出センサ
20 ガイド手段
30 幅方向調整手段
40 センサ移動手段
41 旋回駆動装置
43 回動軸
44 回動アーム
45,45A 回動手段
46 ピニオン
47 ラック
48 送りねじ機構
51 モータ
61 シリンダ装置
62 第1段シリンダ
63 第2段シリンダ
71 制御手段

Claims (5)

  1. ウェブの走行をガイドする複数のガイドロールからなるガイド手段と、 このガイド手段のガイドロールによってガイドされながら走行するウェブの端部位置を検出するエッジ検出センサと、このエッジ検出センサの検出信号によって前記ガイド手段の特定のガイドロールをウェブの走行方向に対して傾けてウェブの幅方向位置を調整する幅方向調整手段と、前記エッジ検出センサをウェブの幅寸法に応じてそのウェブの幅方向端部位置に移動させるセンサ移動手段とを備えたウェブのエッジコントロール装置において、
    前記センサ移動手段は、先端に前記エッジ検出センサを有し、かつ、基端が回動自在に支持された回動アームおよびこの回動アームを回動させる回動手段を含む旋回駆動装置と、この旋回駆動装置を前記ウェブの幅方向に対して進退駆動させるシリンダ装置と、新たに切り替えられたウェブの幅寸法に応じて前記旋回駆動装置およびシリンダ装置を作動させる制御手段とを備えて構成されていることを特徴とするウェブのエッジコントロール装置。
  2. 請求項に記載のウェブのエッジコントロール装置において、
    前記制御手段は、新たに切り替えられたウェブの幅寸法が、予めウェブ幅の仕様範囲を複数に区分したいずれの区分範囲に属するかを判定する判定手段と、この判定手段で判定されたいずれかの区分範囲のウェブ幅寸法の広い側のストロークエンドに前記シリンダ装置を駆動させるとともに、その区分範囲のストロークエンドのウェブ幅寸法と新たに切り替えられたウェブの幅寸法との差分に基づいて前記旋回駆動装置を駆動させる駆動手段とを有することを特徴とするウェブのエッジコントロール装置。
  3. 請求項に記載のウェブのエッジコントロール装置において、
    前記シリンダ装置は、複数段階の位置に移動可能なダブルアクションシリンダによって構成されていることを特徴とするウェブのエッジコントロール装置。
  4. 請求項1〜請求項のいずれかに記載のウェブのエッジコントロール装置において、
    前記回動手段は、前記回動アームの回動軸と同軸上に固定されたピニオンと、このピニオンに噛合するラックと、このラックを前記回動軸に対して直交する方向へ直線移動させる送りねじ機構とを含んで構成されていることを特徴とするウェブのエッジコントロール装置。
  5. 請求項1〜請求項のいずれかに記載のウェブのエッジコントロール装置において、
    前記回動手段は、前記回動アームの回動軸に直結されたモータにより構成されていることを特徴とするウェブのエッジコントロール装置。
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