JP3852266B2 - 用紙整合装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機等の画像形成装置における用紙整合装置に関し、特に搬送中の用紙のスキュー(斜行)や搬送方向と交わる方向における用紙の位置ずれなどを修正するための用紙整合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置において、搬送中の用紙が斜行したり、搬送方向と交わる方向に位置ずれを生じたりした場合には、用紙に対して画像がずれた状態で形成されることになる。特に、両面コピー機能を持つ複写機等においては、第1面に画像を形成した後、反転装置で用紙を反転してから第2面に画像を形成するため、搬送中の用紙が斜行したり、搬送方向と交わる方向に位置ずれしたりすると、第1面と第2面の画像がずれてしまうことになる。
【0003】
このため、搬送中の用紙のスキューや、搬送方向と交わる方向における位置ずれ、即ちサイドレジストレーション(以下、サイドレジと略称する)などを修正するために用紙整合装置が用いられている。従来、用紙整合装置としては種々のものが提案されている。以下に、代表的なものを挙げる。
【0004】
従来装置の1つとして、用紙の搬送路中に搬送方向と交わる方向において異なる位置に一対のストッパーを進退自在に設け、搬送中の用紙の先端を一対のストッパーに突き当てることによってリードスキューを補正し、その後、一対のストッパーを搬送路から退避させて用紙を引き続き搬送させる構成のものが知られている(例えば、特開昭63‐225052号公報参照)。
【0005】
また、他の従来装置として、用紙の搬送中に搬送方向と交わる方向において異なる位置に一対の用紙検知センサを設け、この一対の用紙検知センサを用紙の先端が通過する時間差からスキュー量を算出し、そのスキュー量に基づいて搬送方向と交わる方向に離間して設けられた2つの搬送ローラの回転速度を独立に制御することによってリードスキューを補正する構成のものが知られている(例えば、特公平3‐53219号公報参照)。
【0006】
さらに他の従来装置として、用紙の搬送路の一方側に搬送方向に沿って基準壁を設けるとともに、用紙の搬送路中に斜行ローラを配置し、この斜行ローラによって搬送中の用紙を基準壁方向へ寄せ、用紙の側端を基準壁に突き当ててサイドスキューを補正すると同時にサイドレジを合わせる構成のものが知られている(例えば、特開昭57‐90344号公報参照)。
【0007】
さらに他の従来装置として、用紙を搬送する搬送ローラをその軸方向に移動可能に設けるとともに、その搬送ローラ近傍のサイドレジの基準位置に用紙の側端を検知する用紙検知センサを配置し、この用紙検知センサによって搬送中の用紙の側端が基準位置にあるか否かを検知し、その検知結果に基づいて搬送ローラを軸方向へ移動させることによってサイドレジを合わせる構成のものが知られている(例えば、特開昭59‐4552号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開昭63‐225052号公報に開示された従来装置では、用紙の先端をストッパーに突き当てる構成を採っているので、用紙のリードスキューについては補正できるものの、サイドレジを合わせることはできず、しかも用紙をストッパーに突き当てる際に衝突音が発生するとともに、用紙が一旦停止することになるため生産性が悪いという問題がある。
【0009】
さらに、補正可能な入力スキューの範囲が狭く、しかも一般的に用紙の先辺と後辺の平行度がゼロでないことから、両面コピー機能を持つ複写機などの場合には、反転装置によって用紙を反転した際に用紙の先辺と後辺が入れ替わるため、用紙の先端をストッパーに突き当ててスキュー補正を行うと、第1面と第2面の画像がずれてしまう。
【0010】
特公平3‐53219号公報に開示された従来装置では、上記の従来装置の場合と同様に、用紙の先端を基準にスキュー補正を行う構成を採っているので、サイドレジを合わせることができないとともに、両面コピーの際に第1面と第2面の画像がずれてしまう。さらに、用紙の先端が一対の用紙検知センサを通過する時間差からスキュー量を算出し、そのスキュー量から搬送ローラの速度プロファイルを計算する必要があることから、その計算を行うための演算手段を要して高価となり、しかも搬送ローラが磨耗するとその分だけスキューが悪くなる。
【0011】
特開昭57‐90344号公報に開示された従来装置では、斜行ローラの搬送力によって用紙を基準壁に突き当ててサイドレジを合わせる構成を採っているので、その搬送力が強すぎると用紙の紙厚が薄い場合に用紙が座屈したり、逆に搬送力が弱すぎると用紙の紙厚が厚い場合に用紙を基準壁まで搬送できなかったりするなど、適用できる紙質の範囲が狭い。さらに、斜行ローラが摩耗し易いとともに、サイドレジ精度が紙質によってばらつくことになる。
【0012】
特開昭59‐4552号公報に開示された従来装置では、搬送中の用紙を単に横方向(搬送方向と直交する方向)に平行移動させることによって用紙の側端を基準位置に合わせる構成を採っているので、スキューを補正することはできず、その効果を発揮できるのはスキューが無い状態で搬送されている用紙に対してのみである。
【0013】
そこで本出願人は、用紙の搬送方向の異なる位置に2つの用紙搬送手段を設けるとともに、搬送中の用紙の側端を検知する2つの用紙側端検知手段を設け、これらの用紙側端検知手段で検知される用紙の側端が基準位置に一致するように上記2つの用紙搬送手段をそれぞれ搬送方向と交わる方向に移動させることにより、用紙のスキューとサイドレジを補正可能とした用紙整合装置を提示している(特願平10−360610号明細書)。
【0014】
ただし、特願平10−360610号明細書に開示された用紙整合装置においては、搬送方向における用紙先端の位置ズレ、即ちリードレジストレーション(以下、リードレジと略称)を補正できないため、それよりも用紙搬送方向の下流側にリードレジ補正のための別機構を設ける必要がある。そうした場合、用紙搬送方向の上流側で用紙のスキューとサイドレジを補正した後、用紙搬送方向の下流側で用紙のリードレジを補正することにより、用紙姿勢の補正を終える構成となる。
【0015】
しかしながら、かかる構成にあっては、スキュー及びサイドレジの補正を終えた用紙をリードレジ補正機構のローラに受け渡すときに用紙姿勢が変化し、補正精度を悪化させる恐れがある。また、用紙の搬送経路に姿勢補正のための機構を別々に設けることになるため、その分だけ多くのスペースを必要とし、画像形成装置の小型化を妨げる要因になる。さらに、用紙の搬送経路長が長くなるため、搬送途中で用紙のサイドレジ等を補正しても、用紙が画像形成部に送られるまでに姿勢変化を起こして補正精度が悪化する恐れもある。
【0016】
また、用紙のリードエッジを基準としてスキュー補正を行う用紙整合装置として、用紙の先端を一対のローラのニップ(挟持)位置に突き当ててリードスキューを補正した後、上記一対のローラを軸方向に移動させて用紙のサイドレジを補正する構成のものが知られている(例えば、特公昭62−8381号公報)。
【0017】
しかしながら、特公昭62−8381号公報に開示された用紙整合装置では、用紙の先端を一対のローラのニップ位置に突き当てる構成を採っているので、上記特開昭63‐225052号公報に開示された従来装置と同様に、両面コピーの際に第1面と第2面の画像がずれてしまう。また一般に、一対のローラで搬送される用紙の移動軌跡は、搬送方向と交わる方向での各ローラ対のニップ圧(挟持圧)の差や、ローラ製造時に生じる外径寸法のバラツキ等によって直線とならずに回転が生じることが知られている。そのため、特公昭62−8381号公報に開示された装置構成では、リードスキューを補正した後、一対のローラによる搬送によって用紙に回転が生じても、その回転成分を一対のローラで補正することはできないため、用紙の姿勢補正が不完全になるという問題がある。
【0018】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、搬送中の用紙のスキュー、サイドレジ及びリードレジを共通の用紙搬送手段を用いて同時進行的に補正可能な用紙整合装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る用紙整合装置は、用紙の搬送方向において異なる位置に設けられ、用紙に対してそれぞれ搬送力を付与する少なくとも2つの用紙搬送手段と、少なくとも2つの用紙搬送手段をそれぞれ搬送方向と交わる方向に移動させる少なくとも2つの移動手段と、少なくとも2つの用紙搬送手段による搬送中の用紙の側端を検知する少なくとも2つの用紙側端検知手段と、少なくとも2つの用紙側端検知手段の検知結果に基づいて少なくとも2つの移動手段による少なくとも2つの用紙搬送手段の移動を制御する移動制御手段と、少なくとも2つの用紙搬送手段による搬送中の用紙の先端を検知する用紙先端検知手段と、この用紙先端検知手段の検知結果に基づいて少なくとも2つの用紙搬送手段による用紙の搬送動作を制御する搬送制御手段とを備えるもので、搬送制御手段は、用紙先端検知手段の検知結果に基づいて少なくとも2つの用紙搬送手段による用紙の搬送を停止するタイミングと、その用紙の搬送を再開するタイミングのうちの少なくとも一方を調整することにより、用紙の搬送動作を制御し、移動制御手段は、搬送制御手段による用紙搬送の停止前と用紙搬送の再開後において少なくとも2つの用紙搬送手段の移動を制御するものである。
【0020】
上記構成からなる用紙整合装置においては、少なくとも2つの用紙側端検知手段の検知結果に基づいて少なくとも2つの移動手段による少なくとも2つの用紙搬送手段の移動動作を移動制御手段で制御するとともに、用紙先端検知手段の検知結果に基づいて少なくとも2つの用紙搬送手段による用紙の搬送動作を制御することにより、少なくとも2つの用紙搬送手段による用紙の搬送中に、用紙のスキュー、サイドレジ及びリードレジを補正することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の第1実施形態に係る用紙整合装置の概略構成図である。図1においては、2つの搬送ローラ1a,1bが用紙2の搬送方向(図の矢印方向)において異なる位置に設けられている。これらの搬送ローラ1a,1bは、回転軸3a,3bの一端にそれぞれ固定されている。回転軸3a,3bは、その中間部においてフレーム4a,4bに対して回転自在にかつその軸方向、即ち搬送方向と交わる方向に移動可能に軸受5a,5b,6a,6bによって保持されている。
【0023】
回転軸3a,3bのフレーム4a,4b間の部位には、駆動ギヤ7a,7bが取り付けられている。また、駆動ギヤ7a,7bの中間位置には、これら駆動ギヤ7a,7bの各々に噛合した状態で中間ギヤ8が設けられている。この中間ギヤ8は、フレーム4bに固定された回転駆動モータ9の回転軸9aに取り付けられている。回転駆動モータ9としては、サーボモータやステッピングモータなどが用いられる。
【0024】
回転駆動モータ9は、搬送ローラ1a,1bを回転駆動する駆動源となる。即ち、回転駆動モータ9によって中間ギヤ8が回転駆動され、その回転力が駆動ギヤ7a,7bに同じ回転方向の回転力として伝達され、さらに回転軸3a,3bを介して搬送ローラ1a,1bに用紙2の搬送力として伝達される。以上の搬送ローラ1a,1b、回転軸3a,3b、駆動ギヤ7a,7b、中間ギヤ8、回転駆動モータ9及びその周辺部材により、用紙2に対してそれぞれ搬送力を付与する2つの用紙搬送手段が構成されている。
【0025】
回転軸3a,3bの他端には、軸方向に溝が切られたラック10a,10bが取り付けられている。これらのラック10a,10bには、移動駆動モータ11a,11bの各回転軸に取り付けられたピニオン12a,12bが噛合している。移動駆動モータ11a,11bとしては、ステッピングモータやDCモータなが用いられる。
【0026】
移動駆動モータ11a,11bは、搬送ローラ1a,1bを搬送方向と交わる方向(図の左右方向)に移動させる駆動源となる。即ち、移動駆動モータ11a,11bによってピニオン12a,12bが回転駆動され、その回転運動がラック10a,10bを介して回転軸3a,3bに直線運動として伝達されることにより、回転軸3a,3bの各一端に固定された搬送ローラ1a,1bが搬送方向と交わる方向に移動する。このとき、搬送ローラ1a,1bの移動方向は、移動駆動モータ11a,11bの回転方向に対応したものとなる。
【0027】
以上の搬送ローラ1a,1b、回転軸3a,3b、ラック10a,10b、移動駆動モータ11a,11b、ピニオン12a,12b及びその周辺部材により、上記2つの用紙搬送手段をそれぞれ搬送方向と交わる方向に移動させ、これによって用紙2の位置を補正する2つの移動手段が構成されている。即ち、搬送ローラ1a,1bのいずれか一方のみが移動するときや互いの移動方向が異なるときは、用紙2を回転させるように機能し、搬送ローラ1a,1bが共に同じ方向に移動するときは、搬送方向と交わる方向に用紙2を平行移動させるように機能することで、用紙2の位置を補正する。
【0028】
因みに、搬送ローラ1a,1bはそれぞれ図示せぬピンチローラと対をなし、搬送ローラ1a,1bとピンチローラとの間に用紙2を挟持しつつ搬送するように構成されている。ピンチローラは、用紙2の回転動作や移動動作を容易にするために、搬送ローラ1a,1bに連動して軸方向に移動可能な構成が採られる。ただし、必ずしも軸方向に移動自在な構成である必要はなく、軸方向において固定とした構成を採る場合には、用紙2が滑りやすいような材質のローラ、例えばプラスチック製のローラをピンチローラとして用いれば良い。
【0029】
搬送ローラ1a,1bの図の左側には、搬送方向において異なる位置、例えば搬送ローラ1a,1bの近傍の位置に2つの用紙検知センサ13a,13bが、用紙2の側端を検知する用紙側端検知手段として設けられている。これらの用紙検知センサ13a,13bの検知ポイントを結んだライン(図の一点鎖線)が、用紙2の側端を合わせ込む際の基準位置となる。用紙検知センサ13a,13bとしては、発光素子と受光素子との組み合わせからなる光学センサなどが用いられる。
【0030】
また、用紙2の搬送路中には、搬送方向における用紙2の通過位置(先端/後端の通過位置)を検知する用紙パスセンサ14が設けられている。この用紙パスセンサ14は、搬送ローラ1a,1bにて搬送中の用紙2の先端を検知し得るよう、搬送ローラ(下流側の搬送ローラ)1bよりも若干、搬送方向下流側に配置されている。用紙パスセンサ14としては、用紙検知センサ13a,13bと同様に、発光素子と受光素子との組み合わせからなる光学センサなどが用いられる。
【0031】
用紙検知センサ13a,13bの各検知出力は制御回路15a,15bにそれぞれ供給される。また、用紙パスセンサ14の検知出力はシステムコントローラ16に供給される。システムコントローラ16は、用紙パスセンサ14からの検知出力に基づいて制御回路15a,15bに用紙整合動作の開始/終了を指示する指令信号を与える。また、システムコントローラ16は、用紙パスセンサ14からの検知出力に基づいてモータ制御回路17にモータ制御信号を与え、このモータ制御信号にしたがってモータ制御回路17が回転駆動モータ9を駆動制御する。
【0032】
制御回路15a,15bは、システムコントローラ16から用紙整合動作を開始する旨の指令信号が与えられると、用紙検知センサ13a,13bの検知結果に基づいて移動駆動モータ11a,11bの回転方向、即ち搬送ローラ1a,1bの移動方向の制御を行う。
【0033】
即ち、用紙検知センサ13aを検知していないときは、この用紙検知センサ13aの検知出力を受けて制御回路15aが移動駆動モータ11aを図のccw(反時計回り)方向に回転駆動する。これにより、搬送ローラ1aが回転軸3aと一緒に図の左方向に移動することから、制御回路15aは、用紙検知センサ13aが用紙2の側端を検知するまで移動駆動モータ11aをccw方向に回転駆動する。
【0034】
また、用紙検知センサ13aが用紙2を検知しているときは、この用紙検知センサ13aの検知出力を受けて制御回路15aが移動駆動モータ11aを図のcw(時計回り)方向に回転駆動する。これにより、搬送ローラ1aが回転軸3aと一緒に図の右方向に移動することから、制御回路15aは、用紙検知センサ13aが用紙2の側端を検知するまで移動駆動モータ11aをcw方向に回転駆動する。
【0035】
これと同様に、用紙検知センサ13bが用紙2を検知していないときは、この用紙検知センサ13bの検知出力を受けて制御回路15bが移動駆動モータ11bを図のccw方向に回転駆動する。これにより、搬送ローラ1bが回転軸3bと一緒に図の左方向に移動することから、制御回路15bは、用紙検知センサ13bが用紙2の側端を検知するまで移動駆動モータ11bをccw方向に回転駆動する。
【0036】
また、用紙検知センサ13bが用紙2を検知しているときは、この用紙検知センサ13bの検知出力を受けて制御回路15bが移動駆動モータ11bを図のcw方向に回転駆動する。これにより、搬送ローラ1bが回転軸3bと一緒に図の右方向に移動することから、制御回路15bは、用紙検知センサ13bが用紙2の側端を検知するまで移動駆動モータ11bをcw方向に回転駆動する。
【0037】
このように上記用紙整合装置においては、回転駆動モータ9を駆動源とする搬送ローラ1a,1bを搬送方向において異なる位置に設け、これらの搬送ローラ1a,1bを移動駆動モータ11a,11bを駆動源とする移動手段によってそれぞれ搬送方向と交わる方向に移動可能にするとともに、用紙側端基準位置上に用紙検知センサ13a,13bを設け、用紙検知センサ13a(13b)が用紙2を検知していないときは、当該センサに対応する搬送ローラ1a(1b)を用紙側端基準位置に近づく方向に、また用紙2を検知しているときは、離れる方向に移動させるように移動駆動モータ11a,11bを制御するようにしている。
【0038】
これにより、搬送中の用紙2の側端は、用紙検知センサ13a,13bで検知される基準位置、即ち用紙検知センサ13a,13bの検知ポイントを結んだライン上(図1では一点鎖線で示す)を境にして往復動しながら収束し、所望の基準位置へと合わせ込まれるため、紙質の影響を受けることなく、搬送中の用紙2のスキュー及びサイドレジを共に補正することができる。
【0039】
特に、搬送ローラ1a,1bの双方を搬送方向と交わる方向において移動可能とし、搬送中の用紙2を図の時計回り及び反時計回りの両方向に回転可能な構成としたことで、用紙2のスキュー及びサイドレジの補正動作を素早く行うことができる。また、搬送ローラ1a,1bを同時に同じ方向に移動させることで、搬送中の用紙2を平行移動させることができるので、用紙側端基準位置から極端に離れた状態で用紙2が搬送されてきた場合には、この機能を使って用紙2を用紙側端基準位置まで平行移動させることにより、スキュー及びサイドレジの補正動作に素早く移行できる。なお、用紙2の通過後は、搬送ローラ1a,1bは、ホームポジション(例えば、搬送ローラ1a,1bの可動範囲の中間位置)に戻される。
【0040】
また、システムコントローラ16においては、上述のように搬送ローラ1a,1bによって搬送される用紙2が図示しない画像形成部に規定のタイミングで到達するよう、上記画像形成部における画像書き込み信号を基準(トリガ)として、用紙パスセンサ14からの検知出力に基づきモータ制御回路17にモータ制御信号を与えて回転駆動モータ9の駆動を制御する。
【0041】
図2は本発明の第1実施形態に係るリードレジ補正のタイミングチャートである。先ず、システムコントローラ16は、画像形成部における画像書き込み信号をトリガとしてリードレジ補正動作を開始する。このリードレジ補正動作は、用紙に画像形成(例えば、トナー画像の転写等)が開始されると同時、又はその直前で終了となる。また、先述したスキュー及びサイドレジの補正動作は、用紙パスセンサ14が用紙2の先端を検知してから、リードレジ補正動作が終了するまで継続的に行われる。
【0042】
リードレジ動作中において、システムコントローラ16は、上記画像書き込み信号を基準に、用紙2の先端が用紙パスセンサ14の検知位置に到達するタイミングを計測する。このとき、搬送ローラ1a,1bによって搬送される用紙2の搬送速度を、所定の搬送速度V1から画像形成時の搬送速度V0に減速(変速)してリードレジを補正するものとすると、システムコントローラ16は、上述のように計測したタイミングと予め設定された規定のタイミングとを比較し、その比較結果に基づいて用紙2の搬送速度を減速する減速開始タイミング(変速開始タイミング)を調整することにより、搬送ローラ1a,1bによる用紙2の搬送動作を制御する。
【0043】
さらに詳述すると、搬送ローラ1a,1bによる用紙2の搬送中(スキュー、サイドレジ補正中)に用紙パスセンサ14が用紙2の先端を検知すると、そのセンサ出力信号(オン/オフ)が切り替わる。このセンサ出力信号の切り替わりによって用紙パスセンサ14における用紙2の先端通過を検知すると、システムコントローラ16は、画像書き込み信号を基準にして用紙パスセンサ14による用紙先端の検知タイミングT1を計測し、この検知タイミングT1と規定のタイミングT0とを比較する。
【0044】
因みに、規定のタイミングT0とは、画像書き込み信号を基準に、用紙2のリードレジにずれのない条件で用紙先端が用紙パスセンサ14に検知されるタイミングをいい、このタイミングは予め実験等によって規定される。また、この規定のタイミングT0に基づいて減速開始時の規定のタイミングS0が設定される。
【0045】
このとき、システムコントローラ16は、用紙パスセンサ14による用紙先端の検知タイミングT1が規定のタイミングT0よりも早い場合、例えばT1=Tfの場合は、規定のタイミングS0よりも遅らせて減速開始タイミングSsを設定し、検知タイミングT1が規定のタイミングT0よりも遅い場合、例えばT1=Tsの場合は、規定のタイミングS0よりも早めて減速開始タイミングSfを設定する。
【0046】
因みに、図中の検知タイミングTf,Tsのうち、検知タイミングTfは、用紙搬送において許容される検知タイミングの早い方のリミットを示し、検知タイミングTsは、用紙搬送において許容される検知タイミングの遅い方のリミットを示す。また、減速開始タイミングSfは上記検知タイミングTsに対応する減速開始タイミングを示し、減速開始タイミングSsは上記検知タイミングTfに対応する減速開始タイミングを示す。
【0047】
ここで、用紙搬送速度の減速開始タイミングをSfからSsの範囲でどのように調整するか(どの程度遅らせるか、又は、早めるか)については、例えば、システムコントローラ16において、用紙パスセンサ14が用紙2の先端を検知した検知タイミングT1から、画像形成部における画像形成位置のずれ量を算出し、このずれ量を減速開始前後の速度差(V1−V0)で割ることにより求めることができる。
【0048】
また、これ以外にも、例えば上記検知タイミングT1と規定のタイミングT0とのずれ量ΔTと、このずれ量ΔTを補正するのに適した減速開始タイミングSの関係を示すデータテーブルをメモリ等に記憶(保持)しておき、用紙パスセンサ14が用紙2の先端を検知した際に、その検知タイミングT1と規定のタイミングT0とのずれ量ΔTを算出し、そのずれ量ΔTに対応する減速開始タイミングSをメモリ等から読み出すようにしてもよい。
【0049】
このように用紙搬送の減速開始タイミングを調整することにより、搬送ローラ1a,1bによる用紙2の搬送中にスキュー補正、サイドレジ補正及びリードレジ補正を同時進行的に行うことができる。これにより、用紙2が画像形成部に到達する直前まで、搬送ローラ1a,1bを用いて用紙姿勢の補正動作を行うことができるため、画像形成部では用紙2の規定の位置に精度良く画像を形成することが可能となる。
【0050】
また、リードレジ補正のための別機構部を設けたり、2つの補正機構部間で用紙を受け渡したりする必要がなくなるため、搬送中における用紙の姿勢変化を回避できるとともに、用紙の搬送経路を大幅に短縮して画像形成装置の小型化を図ることが可能となる。
【0051】
図3は本発明の第2実施形態に係る用紙整合装置の概略構成図である。図3においては、上記第1実施形態の場合と比較して、用紙2の搬送方向の異なる位置に2つの用紙パスセンサ14a,14bを配置した点が異なり、それ以外の構成は同様のものとなっている。
【0052】
上記2つの用紙パスセンサ14a,14bのうち、一方の用紙パスセンサ14aは、搬送ローラ1bよりも若干、搬送方向下流側に配置され、他方の用紙パスセンサ14bは、一方の用紙パスセンサ14aよりも更に下流側に配置されている。これらの用紙パスセンサ14a,14bは、それぞれ搬送方向の異なる位置で用紙2の通過位置(先端/後端の通過位置)を検知するものである。
【0053】
各々の用紙パスセンサ14a,14bの検知出力はシステムコントローラ16に供給される。そして、システムコントローラ16は、用紙パスセンサ14a,14bからの各検知出力に基づいてモータ制御回路17にモータ制御信号を与え、このモータ制御信号にしたがってモータ制御回路17が回転駆動モータ9の駆動を制御する構成となっている。
【0054】
図4は本発明の第2実施形態に係るリードレジ補正のタイミングチャートである。先ず、システムコントローラ16は、上記第1実施形態と同様に画像形成部における画像書き込み信号をトリガとしてリードレジ補正動作を開始する。
【0055】
このリードレジ動作中において、システムコントローラ16は、上記画像書き込み信号を基準に、用紙2の先端が各用紙パスセンサ14a,14bの検知位置に到達するタイミングをそれぞれ計測する。このとき、搬送ローラ1a,1bによって搬送される用紙2の搬送速度を、所定の搬送速度V2からV1に減速し、さらに該搬送速度V1から画像形成時の搬送速度V0に減速してリードレジを補正するものとすると、システムコントローラ16は、上述のように計測したタイミングと予め設定された規定のタイミングとを比較し、その比較結果に基づいて用紙2の搬送速度を減速する減速開始タイミングを調整することにより、搬送ローラ1a,1bによる用紙2の搬送動作を制御する。
【0056】
さらに詳述すると、搬送ローラ1a,1bによる用紙2の搬送中(スキュー、サイドレジ補正中)に用紙パスセンサ14aが用紙2の先端を検知すると、そのセンサ出力信号(オン/オフ)が切り替わる。このセンサ出力信号の切り替わりによって用紙パスセンサ14aにおける用紙2の先端通過を検知すると、システムコントローラ16は、画像書き込み信号を基準にして用紙パスセンサ14aによる用紙先端の検知タイミングT1aを計測し、この検知タイミングT1aと規定のタイミングT0aとを比較する。
【0057】
このとき、システムコントローラ16は、用紙パスセンサ14aによる用紙先端の検知タイミングT1aが規定のタイミングT0aよりも早い場合、例えばT1a=Tfa(早い方のリミットの場合)は、規定のタイミングS0aよりも遅らせて減速開始タイミングSsaを設定し、検知タイミングT1aが規定のタイミングT0aよりも遅い場合、例えばT1a=Tsa(遅い方のリミットの場合)は、規定のタイミングS0aよりも早めて減速開始タイミングSfaを設定する。
【0058】
その後、搬送ローラ1a,1bによる用紙2の搬送中(スキュー、サイドレジ補正中)に用紙パスセンサ14bが用紙2の先端を検知し、これによってセンサ出力信号(オン/オフ)が切り替わると、システムコントローラ16は、画像書き込み信号を基準にして用紙パスセンサ14bによる用紙先端の検知タイミングT1bを計測し、この検知タイミングT1bと規定のタイミングT0bとを比較する。
【0059】
このとき、システムコントローラ16は、用紙パスセンサ14bによる用紙先端の検知タイミングT1bが規定のタイミングT0bよりも早い場合、例えばT1b=Tfb(早い方のリミットの場合)は、規定のタイミングS0bよりも遅らせて減速開始タイミングSsbを設定し、検知タイミングT1bが規定のタイミングT0bよりも遅い場合、例えばT1b=Tsb(遅い方のリミットの場合)は、規定のタイミングS0bよりも早めて減速開始タイミングSfbを設定する。
【0060】
これにより、搬送ローラ1a,1bによって搬送される用紙2の搬送速度は、第1の減速開始タイミングでV2からV1に減速され、その後、第2の減速開始タイミングでV1からV0に減速される。
【0061】
この第2実施形態においては、先の第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、搬送ローラ1a,1bによって搬送される用紙2の減速開始タイミングを2回にわたって調整するため、最終的に狙いとする搬送速度V0に減速させる際の搬送速度差を小さくすることができる。したがって、用紙パスセンサ14a,14bの検知誤差やシステムコントローラ16での演算処理時間上の誤差等の影響を抑えてリードレジの補正精度を高めることができる。
【0062】
さらに、第2(最終)の減速開始タイミングで減速される搬送速度差(V1−V0)が所定値以下となるように(十分に小さくなるように)設定し、これに合わせて第1(最終以外)の減速開始タイミングで減速される搬送速度差(V2−V1)を設定することにより、最終の減速処理(本例では2回目の減速処理)で最終的に狙いとする搬送速度V0と近い速度から減速させることができる。
【0063】
このように、最終の減速処理において用紙2の搬送速度を微調整することにより、用紙パスセンサ14a,14bの検知誤差やシステムコントローラ16での演算処理時間上の誤差等の影響を極力小さくして、リードレジ補正にかかる補正精度をより一層高めることができる。
【0064】
なお、上記第2実施形態においては、搬送方向の異なる位置に2つの用紙パスセンサ14a,14bを配置し、それぞれの検知出力に基づいて用紙搬送速度の減速制御(減速開始のタイミング調整)を2回にわたって行うものとしたが、本発明はこれに限らず、用紙パスセンサの個数を増やすことで、3回以上(多段階)にわたって減速制御を行うことも可能である。
【0065】
また、上記第1,第2実施形態においては、用紙2の搬送速度を減速する減速開始タイミングを調整することでリードレジを補正する方式を採用している。この方式によれば、用紙2の搬送を停止させることなく、画像形成部に連続して用紙を供給できるため、用紙搬送と画像形成を含めたトータルの処理時間を短縮して高い生産性を実現することができる。ただし、本発明はこの方式に限らず、他の補正方式を採用することも可能である。
【0066】
即ち、第1の補正方式として、搬送ローラ1a,1bによる用紙2の搬送中において、用紙2の先端が用紙パスセンサ14に検知されるまでに、基準位置への用紙側端の合わせ込みを終了して移動駆動モータ11a,11bの駆動を停止し、その後、用紙パスセンサ14が用紙4の先端を検知してから一定時間後に回転駆動モータ9の駆動を一時停止する。これにより、搬送経路中において用紙2が一定の位置に停止した状態となるため、その後、画像形成部での画像書き込みタイミング等に合わせて回転駆動モータ9を駆動開始(再駆動)して用紙2の搬送を再開させる。この第1の補正方式を採用した場合でも、画像形成部において用紙2の位置と画像の位置を精度良く合わせる(同期させる)ことができる。
【0067】
因みに、第1の補正方式においては、用紙2の先端が用紙パスセンサ14で検知されるまでの間に、移動駆動モータ11a,11bの駆動に伴う用紙姿勢の補正動作(スキュー及びサイドレジ補正動作)を十分に行わせるために、用紙パスセンサ14をできるだけ搬送方向の下流側に配置することが好ましい。
【0068】
また、第2の補正方式として、移動駆動モータ11a,11bの駆動により用紙2の側端を基準位置に合わせ込んでいる最中に、用紙パスセンサ14が用紙2の先端を検知したら、移動駆動モータ11a,11bと回転駆動モータ9の駆動を同時に停止し(又は移動駆動モータ11a,11bの駆動を停止した直後に回転駆動モータ9の駆動を停止し)、その後、画像形成部での画像書き込みタイミング等に合わせて回転駆動モータ9と移動駆動モータ11a,11bを駆動開始(再駆動)して用紙2の搬送及び姿勢補正を再開させる。この第2の補正方式を採用した場合も、上記同様に画像形成部において用紙2の位置と画像の位置を精度良く合わせることができる。
【0069】
さらに第2の補正方式においては、回転駆動モータ9の駆動停止前つまり用紙2の搬送を停止する前と、回転駆動モータ9の駆動再開後つまり用紙2の搬送を再開した後で、それぞれ移動駆動モータ11a,11bによる用紙姿勢の補正動作を行うため、上記第1の補正方式のように用紙パスセンサ14を搬送方向の下流側に配置しなくても、用紙姿勢の補正に必要な搬送路長を確保することができる。したがって、装置の小型化を図るうえで有利である。
【0070】
なお、上記第1,第2の補正方式においては、用紙2の先端が用紙パスセンサ14で検知されてから、回転駆動モータ9の駆動停止により用紙2の搬送を一時停止し、その後、画像書き込みタイミング等に合わせて用紙2の搬送を再開するようにしているが、これ以外にも、例えば用紙2の先端が用紙パスセンサ14で検知される検知タイミングと規定のタイミングとを比較し、この比較結果に基づいて回転駆動モータ9の駆動を停止するタイミングつまり用紙2の搬送を停止するタイミングを調整し、その搬送停止タイミングから一定時間後に用紙2の搬送を再開するようにしてもよい。また、用紙2の搬送停止タイミングと搬送再開タイミングの両方を調整するようにしてもよい。
【0071】
また、上記実施形態においては、2つの用紙搬送手段と2つの移動手段を備えた構成としたが、本発明はこれに限らず、用紙搬送手段及び移動手段を3つ以上備えたものであってもよい。また、用紙側端検知手段(用紙検知センサ)の個数についても3つ以上備えたものであってもよい。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の用紙整合装置によれば、少なくとも2つの用紙側端検知手段の検知結果に基づいて少なくとも2つの移動手段による少なくとも2つの用紙搬送手段の移動動作を移動制御手段で制御するとともに、用紙先端検知手段の検知結果に基づいて少なくとも2つの用紙搬送手段による用紙の搬送動作を制御することにより、少なくとも2つの用紙搬送手段による用紙の搬送中に、用紙のスキュー、サイドレジ及びリードレジを同時進行的に補正することが可能となる。これにより、用紙搬送路での用紙の受け渡しによる姿勢変化を回避できるとともに、画像形成部等に用紙を送り込むにあたってその直前まで用紙姿勢の補正動作を行えるため、画像形成部等に対して高精度に姿勢補正された用紙を送り込むことができる。また、用紙搬送経路長を短縮できるとともに、用紙の姿勢を補正するための機構部品を減らすことができるため、装置全体の小型化とともにコストダウンを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る用紙整合装置の概略構成図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係るリードレジ補正のタイミングチャートである。
【図3】 本発明の第2実施形態に係る用紙整合装置の概略構成図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係るリード補正のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1a,1b…搬送ローラ、2…用紙、9…回転駆動モータ、11a,11b…移動駆動モータ、13a,13b…用紙検知センサ、14,14a,14b…用紙パスセンサ、15a,15b…制御回路、16…システムコントローラ、17…モータ制御回路
Claims (1)
- 用紙の搬送方向において異なる位置に設けられ、用紙に対してそれぞれ搬送力を付与する少なくとも2つの用紙搬送手段と、
前記少なくとも2つの用紙搬送手段をそれぞれ搬送方向と交わる方向に移動させる少なくとも2つの移動手段と、
前記少なくとも2つの用紙搬送手段による搬送中の用紙の側端を検知する少なくとも2つの用紙側端検知手段と、
前記少なくとも2つの用紙側端検知手段の検知結果に基づいて前記少なくとも2つの移動手段による前記少なくとも2つの用紙搬送手段の移動を制御する移動制御手段と、
前記少なくとも2つの用紙搬送手段による搬送中の用紙の先端を検知する用紙先端検知手段と、
前記用紙先端検知手段の検知結果に基づいて前記少なくとも2つの用紙搬送手段による用紙の搬送動作を制御する搬送制御手段とを備え、
前記搬送制御手段は、前記用紙先端検知手段の検知結果に基づいて前記少なくとも2つの用紙搬送手段による用紙の搬送を停止するタイミングと、その用紙の搬送を再開するタイミングのうちの少なくとも一方を調整することにより、用紙の搬送動作を制御し、
前記移動制御手段は、前記搬送制御手段による用紙搬送の停止前と用紙搬送の再開後において前記少なくとも2つの用紙搬送手段の移動を制御する
ことを特徴とする用紙整合装置。
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-
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- 2000-04-28 JP JP2000128855A patent/JP3852266B2/ja not_active Expired - Lifetime
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