JP3655612B2 - 活性炭組成物及びそれを用いた液状物の脱色方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、活性炭組成物及びそれを用いた液状物の脱色方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
酒類や調味料等の液状食品を脱色する方法として、脱色樹脂や逆浸透膜を用いる方法が知られている。しかしながら、これらを用いる方法は、設備コストが高く、かつメンテナンスの煩雑さ等からほとんど普及しておらず、粉末活性炭による脱色方法が一般的である。
【0003】
脱色に用いる粉末活性炭は、おが粉を炭化し、これを水蒸気または薬品で賦活した後、粉砕したものが主流である。
しかしながら、従来の粉末活性炭は、圧力に弱く、個々の粒子が擦れ合うだけで表面が削られ、微粉炭が生じる。篩で微粉炭を除去しても、すぐに微粉炭が発生する。しかも、発生した微粉炭は微細で比重が軽いため、作業時に粉塵となり、作業環境が悪くなるという問題があった。
【0004】
さらに、従来の粉末活性炭に含まれる微粉炭は、沈降しにくく、上澄み液に浮遊した状態となり、ケイソウ土濾過(一次濾過)の際に微粉炭により濾過漏れや目詰まり等が発生した。さらに、一次濾過液をメンブランフィルター等により精密濾過(二次濾過)すると、一次濾過を通過した微粉炭が精密濾過膜の目を塞ぎ、濾過閉塞が発生し、二次濾過の濾過性が悪化するととともに、高価な濾過膜が過度に消耗しコストアップになるという問題を生じた。
【0005】
粉塵対策としては、水分を添加した湿式の粉末活性炭(ウエット炭)があるが、これによっても粉塵の発生は十分に防止することができず、また、液状食品の上澄み液に微粉炭が浮遊し、一次濾過の濾過漏れや目詰まり、二次濾過の濾過閉塞を引き起こし易いという問題があった。また、ウエット炭は、保存中に細菌(雑菌)が繁殖しやすいため、液状食品等の食品に用いることは食品衛生上好ましくないという問題もあった。
【0006】
界面活性剤の脱臭脱色用活性炭としては、キトサンにより表面被覆処理された活性炭が提案されている(特許文献1)。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−297913号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなキトサンで被覆処理した活性炭を用いた場合にも、作業時に粉塵が発生し易く、また一次濾過の濾過漏れや目詰まり、二次濾過の濾過閉塞等を生じるという問題があった。
【0009】
本発明の目的は、粉塵が発生しにくく、作業性が良好で、かつ脱色性能に優れた活性炭組成物及びそれを用いた液状物の脱色方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究した結果、活性炭及びセルロースをキトサンで被覆することによりなる活性炭組成物が、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】
すなわち、本発明は、活性炭及びセルロースをキトサンで被覆したことを特徴とする活性炭組成物である。
活性炭及びセルロースをキトサンで被覆することにより、取り扱いの際に粉塵の発生が少なく、かつ従来の粉末活性炭に比べ沈降性に優れ、濾過性が良好な活性炭組成物とすることができる。
【0012】
本発明の活性炭組成物は、活性炭及びセルロースの存在下に、キトサン溶解液からキトサンを析出することにより、活性炭及びセルロースをキトサンで被覆したものであることが好ましい。
【0013】
また、本発明の活性炭組成物においては、活性炭100重量部に対し、セルロースが1〜30重量部、キトサンが0.1〜5重量部含まれている。
本発明の活性炭組成物は、液状食品の脱色用として、特に適したものである。
【0014】
本発明における液状物の脱色方法は、上記本発明の活性炭組成物を液状物に接触させて、液状物を脱色処理することを特徴としている。
また、本発明の脱色方法においては、上記活性炭組成物と、シリカゾル、タンニン、及びアルギン酸ナトリウムからなる群から選ばれる少なくとも1種とを併用することが好ましい。特にアルギン酸ナトリウムを併用することが好ましい。これらを併用することにより、活性炭組成物をより早く沈降させることができる。
【0015】
本発明の活性炭組成物は、活性炭及びセルロースをキトサンで被覆したことを特徴としている。キトサンは、キチンの脱アセチル化物であり、脱アセチル化度としては、70%以上のものが好ましく、さらに好ましくは85%以上のものが用いられる。
【0016】
キトサンの使用量としては、活性炭100重量部に対し、0.1〜5重量部が好ましく、さらに好ましくは0.5〜5重量部である。キトサンの使用量が少ないと、活性炭からの粉塵の発生防止の効果が不十分となる場合がある。また、キトサンの使用量が多いと、相対的に活性炭の量が少なくなるため、活性炭組成物の脱色性能が低下する場合がある。
【0017】
本発明において用いるセルロースは、特に限定されるものではないが、セルロース、セルロースの加水分解物、各種付加物及びその塩類などが挙げられる。特に、パルプ、綿実由来のステープル状セルロースを使用することが好ましい。ステープル状セルロースとしては、繊維径10〜30μm、繊維長30〜1000μmのものが特に好ましい。
【0018】
セルロースの使用量としては、活性炭100重量部に対し、1〜30重量部であるとこが好ましく、さらに好ましくは5〜15重量部である。セルロースの使用量が少ないと、粉塵発生の防止効果が十分でない場合があり、セルロースの使用量が多いと、相対的に活性炭の量が少なくなるため、脱色性能が低下する場合がある。
【0019】
本発明において、キトサンとセルロースの使用割合は、キトサン100重量部に対し、セルロース10〜5000重量部であることが好ましく、さらに好ましくは50〜2000重量部である。
【0020】
本発明において用いる活性炭の種類及び粒度は、特に限定されるものではないが、粉末活性炭が好ましく用いられる。特に微粉炭が発生し易いおが粉由来の粉末活性炭、微粉炭を多く含む活性炭、活性炭の篩下の微粒の活性炭を用いた場合に、本発明の顕著な効果を得ることができるので、これらのものが好ましく用いられる。
【0021】
本発明の活性炭組成物を製造する方法としては、例えば、乳酸、酢酸、クエン酸等の有機酸を溶解することにより、pH3.0〜4.5に調整した酸性溶液に、キトサンを溶解させて、キトサン溶解液を調製し、これにセルロース及び活性炭を添加した後、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ水溶液等を添加してpHを8.0〜9.5とすることにより、活性炭とセルロースの混合物の存在下にキトサンを析出させてキトサンの被膜を形成し、その後、濾過、水洗、乾燥する方法が挙げられる。
【0022】
キトサン溶解液中のキトサンの濃度としては、0.02〜4重量%が好ましい。また、キトサン溶解液の量としては、添加する活性炭100重量部に対し、300〜1000重量部であることが好ましい。
【0023】
本発明の活性炭組成物は、活性炭及びセルロースをキトサンで被覆したものであり、活性炭及びセルロースの表面の一部がキトサンにより被覆されていればよい。
【0024】
本発明の活性炭組成物は、液状食品などの液状物の脱色処理に適したものであり、本発明の脱色方法に用いることができる液状物としては、清酒、味醂、焼酎、リキュール、雑酒、ワイン、ビール、ウイスキー、紹興酒、食酢、醤油、魚醤、アミノ酸液、果汁、ハチミツ、糖液、茶、各種の動物及び植物の抽出液や発酵液等を挙げることができる。また、これらの液状食品などの液状物の原料調製、精製、廃棄処理に至るまでの様々な工程で適用することができる。
【0025】
本発明の脱色方法においては、本発明の活性炭組成物を液状物に接触させて、液状物を脱色処理する。具体的な処理方法としては、(1)液状物に本発明の活性炭組成物を直接投入し混合した後に濾過する方法、(2)液状物に本発明の活性炭組成物を直接投入混合し沈降させた後、上澄み液を濾過する方法、(3)本発明の活性炭組成物を濾紙または濾布の上に積層しこれに液状物を通して濾過する方法、(4)本発明の活性炭組成物をカラムに充填した後、これに液状物を通して濾過する方法などが挙げられる。
【0026】
濾過の方法としては、自然濾過、加圧濾過、遠心濾過等を採用することができる。
本発明の活性炭組成物は、従来の粉末活性炭と比較すると、沈降が早く、上澄み液が濾過し易い。また、本発明の活性炭組成物は、シリカゾル、タンニン、またはアルギン酸ナトリウムを添加し、併用することにより、さらに早く沈降させることができる。
【0027】
シリカゾルとしては、特に限定されるものではなく、公知のものを含め幅広く使用することができるが、これらの中でもSiO2含有量が16〜50重量%程度のものが好ましく用いられ、さらに、それらの中でもゾルの固形分中のFe含有量が10ppm程度以下のものが特に好ましく用いられる。これらのシリカゾルの具体例としては、大塚食品株式会社製の商品名「コポロック300」及び「コポロックSA」等を挙げることができる。
【0028】
タンニンとしては、一般に柿渋、タンニン酸等のタンニン含有物質を挙げることができる。
アルギン酸ナトリウムとしては、例えば、大塚食品株式会社製の商品名「コポラップA」等を挙げることができる。
【0029】
シリカゾル、タンニン、及びアルギン酸ナトリウムの使用量は、活性炭組成物を5〜10000ppm添加した液状物に対し、シリカゾルの場合50〜3000ppm、タンニンの場合50〜3000ppm、アルギン酸ナトリウムの場合10〜100ppm程度であることが好ましい。
【0030】
本発明の活性炭組成物を用いることにより、ケイソウ土濾過(一次濾過)における微粉炭による濾過漏れや目詰まりを防止することができ、また濾過液の濁度も良好にすることができる。また、精密濾過(二次濾過)をさらに行う場合においては、精密濾過における濾過閉塞を生じることなく、スムーズな濾過を行うことができる。
【0031】
本発明の脱色方法においては、本発明の活性炭組成物及び上記のシリカゾル等以外に、本発明の効果を損なわない範囲でゼラチン、ペプチド、ポリペプチド、コラーゲン、フィッシュゼラチン、卵白、小麦蛋白、えんどう蛋白等の蛋白質、アルギン酸ソーダ、カラギーナン、寒天、キトサン等の多糖類、ポリアクリル酸ソーダ等のゲル化剤、PVPP(ポリビニルポリピロリドン)、シリカゲル等の二酸化ケイ素、ケイソウ土、セルロース、珪酸カルシウム、チタン酸カルシウム等の濾過助剤、ベントナイト、酸性白土、タルク、ミョウバン等の吸着剤を併用することができる。これらは、1種または2種以上を用いてもよい。
【0032】
【実施例】
以下、具体的な実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
【0033】
<活性炭組成物の調製>
キトサン(平均分子量75000、脱アセチル化度89%)0.05gに水150mlを加え、攪拌しながら、乳酸を徐々に加え、キトサンを完全に溶解させてキトサン溶解液を調製した。このキトサン溶解液に、粉末活性炭(二村化学株式会社製、商品名「FCS」)を4.45g、パルプ由来セルロース(平均繊維径20μm、平均繊維長200μm)を0.5g添加した。pHが3.9以下であることを確認し、5分間攪拌した後、1体積%の水酸化ナトリウム水溶液を徐々に添加し、pHが9.0以上であることを確認した後、30分間静置して、キトサンを析出させた。次に、濾過、水洗、乾燥させて、本発明の活性炭組成物(活性炭89重量%、セルロース10重量%、キトサン1重量%)を5g得た。
【0034】
<比較活性炭1>
上記で用いた粉末活性炭を、比較活性炭1とした。
【0035】
<比較活性炭2の調製>
上記の活性炭組成物の調製において、パルプ由来セルロースを用いずに、粉末活性炭のみをキトサンで被覆することにより比較活性炭2(活性炭99重量%、キトサン1重量%)を4.5g得た。
【0036】
<実施例1>(粉塵の飛散測定)
得られた活性炭組成物、比較活性炭1及び比較活性炭2のそれぞれの試料2gをとり、高さ20cmから落下させ、活性炭の飛散範囲(最大直径)を測定した。測定結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
表1に示す結果から明らかなように、本発明に従う活性炭組成物は、比較活性炭1及び2に比べ、飛散範囲が小さくなっており、粉塵の飛散が少ないことがわかる。
【0039】
<実施例2>(濾過試験による濁度の測定)
上記の本発明に従う活性炭組成物、比較活性炭1及び比較活性炭2のそれぞれの試料0.2gを、清酒100mlに添加し攪拌した後、濾紙No.5Aで濾過し、濾過液の濁度を濁度計(日本電子色工業株式会社製:NDH−20D型)で測定した。さらに、濾過液50mlを採取し、0.45μmのフィルターで濾過し肉眼で炭漏れの有無をチェックした。濾過液の濁度及び炭漏れの有無を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】
表2に示す結果から明らかなように、本発明に従う活性炭組成物を用いることにより、濾過液の濁度を著しく低減することができ、また炭漏れを低減できることがわかる。
【0042】
<実施例3>(沈降性)
上記の活性炭組成物、比較活性炭1及び比較活性炭2のそれぞれの試料0.2gを清酒100mlに添加し攪拌した後、120分後の上澄み液の濁度を、上記と同様の濁度計を用いて測定した。測定結果を表3に示す。
【0043】
【表3】
【0044】
表3に示す結果から明らかなように、本発明の活性炭組成物は沈降が早く、微粉炭が上澄み液に浮遊しにくいため、上澄み液の濁度を著しく低減できることがわかる。
【0045】
<実施例4>(シリカゾル、柿渋及びアルギン酸ナトリウムによる沈降促進試験)
上記の活性炭組成物及び比較活性炭1のそれぞれの試料0.2gを、清酒100mlに添加し攪拌した後、シリカゾル(大塚食品株式会社製、商品名「コポロック300」)を1000ml/klとなるように添加し攪拌したもの、柿渋(岩本亀太郎商店、商品名「H−1」)を1000ml/klとなるように添加し攪拌したもの、及びアルギン酸ナトリウム(株式会社キミカ製、商品名「キミカアルギンI−3」)を100g/klとなるように添加し攪拌したものをそれぞれ調製し、それぞれについて1時間後、5時間後及び24時間後の上澄み液の濁度を、上記濁度計により測定した。測定結果を表4に示す。
【0046】
【表4】
【0047】
表4に示す結果から明らかなように、本発明に従う活性炭組成物に、シリカゾル、柿渋(タンニン)またはアルギン酸ナトリウムを併用することにより、さらに活性炭組成物の沈降を早めることができ、上澄み液の濁度を低減できることがわかる。
【0048】
【発明の効果】
本発明の活性炭組成物は、包装前、開封後、及び濾過作業時等において、粉塵が発生しにくく、作業性に優れている。また、本発明の活性炭組成物は、従来の粉末活性炭に比べ、濾過性及び沈降性において優れている。
Claims (5)
- 活性炭及びセルロースをキトサンで被覆した活性炭組成物であって、活性炭100重量部に対し、セルロースが1〜30重量部、キトサンが0.1〜5重量部含まれていることを特徴とする活性炭組成物。
- 活性炭及びセルロースの存在下に、キトサン溶解液からキトサンを析出させることにより、活性炭及びセルロースをキトサンで被覆したことを特徴とする請求項1に記載の活性炭組成物。
- 液状食品の脱色用であることを特徴とする請求項1または2に記載の活性炭組成物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の活性炭組成物を液状物に接触させて、液状物を脱色処理することを特徴とする液状物の脱色方法。
- 活性炭組成物と、シリカゾル、タンニン、及びアルギン酸ナトリウムからなる群から選ばれる少なくとも1種とを併用することを特徴とする請求項4に記載の液状物の脱色方法。
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