JP3655380B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本体枠である前面枠に設けた遊技盤取付部に対して遊技盤を着脱可能な構成としたパチンコ遊技機等の遊技機は、従来より一般的となっている。
【0003】
このような遊技機において、従来から遊技盤には、電気的機器である可変表示装置、変動入賞装置、入賞球センサー、装飾用のLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)やランプなどが備えられており、遊技盤の裏面側には、遊技盤前面に設けた各種入賞口からの入賞球を集合させて裏面側に案内する入賞球案内部材が備えられている。
【0004】
また、遊技盤に備えられる各種電気的機器の内、例えば、可変表示装置や変動入賞装置など大型のものは、遊技盤に取り付けた際にその裏面側に膨出状態となるのが一般的であった。
【0005】
なお、前面枠の遊技盤取付部には、遊技盤に備えられた各種電気的機器からの配線処理のためや、或いは前述した如く大型の電気的機器の裏面側への膨出部分を避けるために、開口部が形成されていた。
【0006】
そして、遊技盤の各種電気的機器を制御するために制御回路、具体的には、役物制御回路を備える必要があり、従来は、役物制御回路を遊技盤の裏面側或いは本体枠(前面枠)の裏面側に取り付けることが行われていた。
【0007】
例えば、遊技盤裏面側に役物制御回路を取り付ける場合には、遊技盤の裏面側に膨出状態で配設された可変表示装置や変動入賞装置等の取付場所を避けた箇所に、樹脂等で成形された役物制御回路取付部材を取り付けて、このような遊技盤に取り付けた役物制御回路取付部材に役物制御回路を取り付けるようにしていた。
【0008】
また、前面枠裏面側に役物制御回路を取り付ける場合には、前面枠の裏面側に取り付けられる基枠体(裏メカベース盤とも呼ぶ)に役物制御回路取付部を形成して、このような基枠体に形成した役物制御回路取付部に役物制御回路を取り付けるようにしていた。
【0009】
以上のようにして取り付ける役物制御回路からの配線は、遊技盤の裏面側に配設される中継基盤において、一旦接続することにより中継を行ってから、遊技盤に備えられる各種電気的機器との配線接続を行うようにしていた。
【0010】
また、役物制御回路は、前面枠裏面側に取り付ける基枠体(裏メカベース盤)に配設されて遊技球の排出制御或いは発射制御を行う枠制御回路にも接続される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、遊技盤の裏面側に役物制御装置(役物制御回路)を取り付けることが従来から行われており、そのような構成とした場合、遊技盤の組立時に制御回路の取り付けや、或いは各種電気的機器と制御回路間の配線を前面枠への組み付け前に予め行えるため、作業性の著しい向上が図れるが、その反面、役物制御回路の遊技盤裏面側への取り付けスペースの面で制限が出てしまう問題があった。
【0012】
即ち、特に最近の遊技機においては、表示装置にCRT(Cathode Ray Tube:ブラウン管)表示器や液晶表示器等の大型表示器を使用したり、或いは変動入賞装置を大型化したり等、遊技盤裏面側に役物制御回路を取り付けられるような余分なスペースが無くなってきている。
【0013】
また、それらの各種電気的機器を制御するための役物制御回路それ自体の大きさも大型化している。
【0014】
さらに、以上の各種電気的機器や役物制御回路の配置は、基枠体(裏メカベース盤)も含む本体枠(前面枠)の前述した開口部の範囲内に収まらなければならないため、現状では、遊技盤の裏面に役物制御回路を備えることが非常に困難なものとなっており、ほとんど無理なのが実情である。
【0015】
また、前面枠の裏面側に配設される基枠体(裏メカベース盤)に役物制御回路を取り付けることも考えられるが、そのような構成の場合、前面枠の裏面側は、遊技盤裏面より比較的広い配置スペースが形成されているため、役物制御回路がある程度大型化しても、その取り付けに関しては他の構成物の配設に対して何ら問題なく取り付けられる。
【0016】
しかし、その反面、遊技盤の組立時に役物制御回路と各種電気的機器や中継基盤との配線接続や、役物制御回路それ自体の取り付け等が予めできないため、前面枠に遊技盤と役物制御回路を別々に取り付けて、それから配線の接続作業を行わなくてはならず、作業性が非常に悪いものとなってしまう。
【0017】
ここで、工場においては、遊技盤と本体枠(前面枠)を別々のラインで組み立て、最終段階で合体させて完成させるが、その合体作業性が非常に悪い。特に、合体作業はライン上で行えないため、ほとんど手作業である。
【0018】
そして、前述した如く基枠体(裏メカベース盤)を含む本体枠(前面枠)側に役物制御回路を取り付けておくと、遊技盤と本体枠のそれぞれを完成品の状態にして保管できないといった問題がある。
【0019】
また、遊技店によっては、新台の入れ替え時に前の本体枠をそのまま使用して遊技盤のみ入れ替える場合があり、そのような遊技盤のみの入れ替えの場合にも、以上のような事情から新台入れ替えの作業性が非常に悪いという問題があった。
【0020】
ところで、前面枠裏側に設けられる基枠体である裏メカベース盤には、遊技球の排出装置や入賞球処理装置或いは排出(排出発射)制御回路等が配設されており、さらに、遊技球のオーバーフロー流路、セーフ球流路、アウト球流路などの流路が形成されるが、それらの保守点検時に、役物制御回路や配線が邪魔になり、作業性が悪くなってしまう等の問題点がある。
【0021】
特に、点検物の背面上に役物制御回路が配設されて、点検物が隠れてしまうような構成であると、作業性がさらに悪くなってしまう。
【0022】
そこで、本発明の目的は、電気的機器が配設された遊技盤の裏面側に制御装置を補助的に取り付けておいて、本体枠に遊技盤を取り付けた後、遊技盤から取り外した制御装置を本体枠の裏面側に本取り付けできるようにして、組立作業性並びに配線作業性の向上が図れるようにした遊技機を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく請求項1記載の発明は、
基枠体を裏面に設けた本体枠と、この本体枠に対し着脱可能で、可変表示装置が裏面側に配設される遊技盤と、からなり、
前記遊技盤が前記基枠体より前方に位置して前記本体枠に取り付けられるとともに、前記基枠体に、前記遊技盤裏面から後方に膨出する前記可変表示装置を含む膨出部分を避けるための開口部を形成した遊技機において、
前記可変表示装置の制御を行う制御装置と、
前記基枠体の裏面に設けられ、前記制御装置の取り付けを可能とする制御装置取付部と、
を備え、
前記可変表示装置の裏面には、当該可変表示装置からの配線を一旦接続して中継するための中継基盤と、この中継基盤を収納する中継基盤収納部材とからなる中継装置が配設され、
前記中継基盤収納部材に前記制御装置を補助的に取り付ける制御装置補助取付部を設け、この制御装置補助取付部に取り付けられている前記制御装置を取り外し可能にしたこと、
を特徴としている。
【0024】
ここで、電気的機器としては、遊技機に備えられる可変表示装置、変動入賞装置、入賞球センサー、装飾用のLEDやランプなどが挙げられる。
【0025】
また、制御装置とは、以上のような遊技機に備えられる可変表示装置、変動入賞装置、入賞球センサー、装飾用のLEDやランプなどの各種電気的機器の制御を行う役物制御回路に代表されるものである。
【0026】
このように、先ず、遊技盤に配設される可変表示装置の制御を行う制御装置、例えば、役物制御回路等と、基枠体の裏面に設けられ、制御装置の本取り付けが可能な制御装置取付部と、中継基盤収納部材に設けられ、制御装置の補助的な取り付けが可能な制御装置補助取付部と、を備えた遊技機なので、例えば、工場での組立時に、制御装置を補助取付部に一時的に取り付けておき、遊技盤の可変表示装置と制御装置との配線作業を予め行っておいて、遊技盤を本体枠に取り付けてから、制御装置を補助取付部から取り外し、本体枠裏面の本取付部に制御装置の本取り付けが行えるようになる。
【0027】
即ち、遊技機の組立工程において、遊技盤と本体枠を別々に組み立てることができ、組立工程がスムーズに行え、作業性が向上する。
【0028】
また、遊技盤と本体枠を配線接続済みの完成品としてそれぞれ保管しておける。
【0029】
そして、本体枠の裏面側に始めから制御装置を取り付ける構成のもののように、制御装置と遊技盤を別々に本体枠に取り付けて、それから配線作業を行わなくてもよく、遊技盤組立ライン上で予め配線接続も行えるようになることから、配線作業性も向上する。
【0030】
なお、遊技盤裏面側に制御装置を取り付けるスペースが無くても、制御装置を補助的に取り付けられるようなもの、例えば、簡単な取付部さえあれば良いことから、最近の電気的機器或いは制御装置(役物制御回路)それ自体が大型化した遊技機でも何ら問題が無い。
【0031】
また、制御装置の本取り付けは本体枠の裏面側で行うものであり、制御装置をスペース的に余裕を持って取り付けることができ、制御装置(役物制御回路)自体の大型化に対応ができ、併せて、スペース的に余裕があることから、電子回路からの発熱の放熱効果も向上する。
【0032】
さらに、例えば、遊技店において、遊技盤のみの新台入れ替えがある場合でも、制御装置を補助取付部に取り付けておいて出荷でき、以前から使用していた本体枠に取り付ける際にも、遊技盤の補助取付部から制御装置を取り外して、本体枠の本取付部に取り付け直すだけの簡単な作業で済む。
【0033】
その上、制御装置の補助的取り付けは、遊技盤の組立時ばかりのものではなく、遊技店において、遊技球の排出装置や入賞球処理装置或いは入賞球流路などの裏メカなどの保守点検時などにも、例えば、制御装置を本取付部から取り外して補助取付部に取り付けることにより、保守点検作業が行い易くなることから、保守点検作業或いは故障時の各種作業における作業能率がアップする。
【0034】
また、請求項2記載の発明は、
基枠体を裏面に設けた本体枠と、この本体枠に対し着脱可能で、可変表示装置が裏面側に配設される遊技盤と、からなり、
前記遊技盤が前記基枠体より前方に位置して前記本体枠に取り付けられるとともに、前記基枠体に、前記遊技盤裏面から後方に膨出する前記可変表示装置を含む膨出部分を避けるための開口部を形成した遊技機において、
前記可変表示装置の制御を行う制御装置と、
前記基枠体の裏面に設けられ、前記制御装置の取り付けを可能とする制御装置取付部と、
を備え、
前記遊技盤の裏面には、前記可変表示装置が取り付けられる入賞球案内部材が設けられ、
前記入賞球案内部材に前記制御装置を補助的に取り付ける制御装置補助取付部を設け、この制御装置補助取付部に取り付けられている前記制御装置を取り外し可能にしたこと、
を特徴としている。
【0035】
ここで、入賞球案内部材とは、一般的には樹脂で成形されて遊技盤の裏面に取り付けられるものである。
【0036】
このように、遊技盤の裏面に配設される入賞球案内部材に、制御装置補助取付部を設けたので、入賞球の案内流路や他の電気的機器に邪魔にならずに、簡単に制御装置補助取付部を遊技盤裏面側に備えられる。
【0037】
また、入賞球案内部材は一般的に樹脂で成形されることから、制御装置取付部の一体成形も簡単に行える。
【0041】
ここで、中継装置とは、遊技機に備えられる可変表示装置、変動入賞装置、入賞球センサー、装飾用のLEDやランプなどの各種電気的機器からの配線を中継するためのもので、中継基盤と、その中継基盤を収納する中継基盤収納部材などから構成される。
【0042】
また、請求項1記載のように、遊技盤裏面に配設した中継装置に、制御装置補助取付部を形成し、例えば、中継基盤を収納する中継基盤収納部材に補助取付部材を形成することで、中継基盤は機種毎に用意されることから、その機種に対応した制御装置補助取付部を遊技盤に備えることができ、機種によっては制御装置補助取付部が他の部材との配置の関係上から無理であるなどの問題点が発生しない。
【0043】
なお、例えば、中継装置を可変表示装置の背面に備える場合には、制御装置補助取付部が遊技盤裏面側で最も高い位置になるので、制御装置を他の部材に邪魔にならずに取り付けられ、また、制御装置の取り外し作業もし易い。
【0044】
そして、請求項記載の発明は、
請求項1または請求項2記載の遊技機であって、
前記制御装置補助取付部に前記制御装置を取り付けた状態でその制御装置が前記開口部内に位置するようにした構成、
を特徴としている。
【0045】
ここで、開口部とは、遊技機に備えられる可変表示装置、変動入賞装置、入賞球センサー、装飾用のLEDやランプなどの各種電気的機器からの配線処理のためや、或いは各種電気的機器の裏面側への膨出部分を避けるために形成したものである。
【0046】
このように、例えば、基枠体(裏メカベース盤)も含む本体枠に形成した開口部に、遊技盤を本体枠に取り付けた際に、その遊技盤に設けた請求項1または請求項2記載の制御装置補助取付部に取り付けた制御装置が位置するようにしたので、遊技盤を本体枠に取り付ける際に、その遊技盤に補助的取り付けを行った制御装置、例えば、役物制御回路が本体枠の開口部の縁などに衝突して取り付けが困難になるなどの問題が発生しない。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る遊技機の実施の各形態例を図1から図6に基づいて説明する。
【0048】
<第1の実施の形態例>
先ず、図1は本発明を適用した第1の実施の形態例としての遊技機を示すもので、本体枠に遊技盤及び基枠体を取り付けた状態の背面図であって、図2はその本体枠に取り付ける前の遊技盤への制御装置の補助的取り付け状態を示す背面図、図3は図2の遊技盤と制御装置と入賞球案内部材と可変表示装置及び中継装置の分解斜視図、図4は図3の制御装置の拡大斜視図である。
【0049】
これらの図1から図4において、1は本体枠(前面枠)、2は基枠体(裏メカベース盤)、3は遊技盤、4は上部入賞球案内部材、5は下部入賞球案内部材、6は可変表示装置(メイン役物装置)、7は中継装置、8は中継基盤、9は中継基盤収納部材(基盤ホルダー)、11は制御装置(役物制御回路)、12は開口部、13は電源部、14はコンセントプラグ、15は球発射装置、16は他の制御回路、17は他の中継基盤、18は変動入賞装置、19はアウト穴、21は前面装飾カバー、22は天入賞口、24は普通図柄表示装置、25はサイドランプ、26は普通図柄始動ゲートセンサー、31は制御装置取付部(本取付部材)、32は制御装置補助取付部(補助取付部材)、33はコネクター、34は放熱口、35はキー部、36は表示部、37は取付片、38はワンタッチ止め具、41,42,43はフレキシブルプリント配線基板である。
【0050】
即ち、この遊技機は、図1に示すように、本体枠である前面枠1の裏面側に、その裏側の基枠体をなす裏メカベース盤2が取り付けられて、この裏メカベース盤2より前方に位置する遊技盤3が、前面枠1の内方に取り付けられている。
【0051】
この遊技盤3の図示しない前面側は、周知のように、遊技領域となっていて、その遊技領域には、後述する可変表示装置6、変動入賞装置18、入賞球センサー、装飾用のLEDやランプなどの各種電気的機器が配設されている。
【0052】
そして、遊技盤3の裏面には、図2及び図3に示すように、入賞球流路を有する上下に分割された上部入賞球案内部材4と下部入賞球案内部材5が取り付けられ、上部入賞球案内部材4には、メイン役物装置としての可変表示装置6が取り付けられている。
【0053】
この可変表示装置6の背面に中継装置7が取り付けられており、この中継装置7は、中継基盤8をその中継基盤収納部材である基盤ホルダー9に固定してなるものである。
【0054】
さらに、前述した遊技領域に備えられる可変表示装置6、変動入賞装置18、入賞球センサー、装飾用のLEDやランプなどの各種電気的機器の制御を行う制御装置である役物制御回路11が設けられ、この役物制御回路11は、遊技盤3裏面側の上部入賞球案内部材4に補助的に取り付けた状態で、裏メカベース盤2に形成した開口部12の中に位置するものとされる。
【0055】
即ち、この開口部12の輪郭を図2に点線で示しており、図示のように、開口部12は、入賞球案内部材4,5をほぼ囲むような大きさとなっている。
【0056】
なお、以上の裏メカベース盤2を含む前面枠1の裏面側には、図1に示すように、電源部13、コンセントプラグ14、球発射装置15、他の制御回路16、他の中継基盤17などが設けられている。
【0057】
また、遊技盤3の下部には、図2に示すように、変動入賞装置18が備えられると共に、アウト穴19が形成されており、変動入賞装置18は、遊技盤3の裏面側に膨出状態となっていて、下部入賞球案内部材5により下方を除いて周囲を覆われている。
【0058】
そして、遊技盤3には、図3に示すように、可変表示装置6の画面が臨む中央開口部に前面装飾カバー21が取り付けられていて、その上方に天入賞口22が設けられており、また、普通図柄表示装置24が配設されている。
【0059】
さらに、その下側にサイドランプ25,25がそれぞれ配設されていて、その内側に普通図柄始動ゲートセンサー26,26がそれぞれ配設されている。
【0060】
また、裏メカベース盤2の開口部12の下方部分には、図1に符号を付して示したように、前記役物制御回路11を固定する制御装置取付部としての円筒ボス状をなす3本(上側が1本で下側が左右2本)の本取付部材31,31,31が、樹脂一体成形により備えられている。
【0061】
これらの本取付部材31,31,31の円筒ボス状内部には、後述するワンタッチ止め具38の係止部が形成されている。
【0062】
そして、この実施の形態例では、上部入賞球案内部材4の一側寄り部分に、図3に示すような背面に突出して前記役物制御回路11を補助的(一時的)に取り付けておける制御装置補助取付部としての円筒ボス状をなす1本の補助取付部材32を、樹脂一体成形により備えている。
【0063】
この補助取付部材32の円筒ボス状内部にも、前記本取付部材31と同様に、後述するワンタッチ止め具38の係止部が形成されている。
【0064】
この補助取付部材32は、後述するようにして役物制御回路11を取り付けた状態で、役物制御回路11が可変表示装置6及び中継装置7に干渉しないように所定の高さ(長さ)で形成されている。
【0065】
他方、図4に拡大して示したように、役物制御回路11は、その一端部に3つのコネクター33,33,33を並べて備えるボックス状のもので、そのボックス部分のコネクター33,33,33に沿った部分に多数の放熱口34,34,34,…を有しており、その表面部には、例えば、確率設定キー等のキー部35及びそれに応じた記号等の表示部36が設けられている。
【0066】
このようなボックス状の役物制御回路11には、その周囲に3つ(一側部に1本で他側部に左右2本)の取付片37,37,37が、樹脂一体成形により備えられている。
【0067】
そして、これら3つの取付片37,37,37の取付穴には、プッシュ操作式のワンタッチ止め具38,38,38がそれぞれ組み付けられている。
【0068】
以上の役物制御回路11は、前面枠1に遊技盤3を組み付けるに際して、図2に示したように、遊技盤3の裏面に固定した上部入賞球案内部材4に備えた円筒ボス状をなす1本の補助取付部材32に、1つの取付片37を当ててワンタッチ止め具38を押し込むことにより、補助取り付けしておく。
【0069】
また、このようにして補助取り付けする役物制御回路11の1つのコネクター33と中継基盤8の1つのコネクターとの間を、図2に示したように、予めフレキシブルプリント配線基板41により接続しておく。
【0070】
以上のようにして役物制御回路11を裏面側に補助取り付けした遊技盤3を、既に裏面側に裏メカベース盤2が取り付けられた前面枠1に取り付けてから、裏メカベース盤2の開口部12において、役物制御回路11を取り外す。
【0071】
即ち、ワンタッチ止め具38を引っ張って係止状態を解除することにより補助取付部材32から取付片37を外し、役物制御回路11を開口部12から取り出して、裏メカベース盤2の開口部12下方に備えた円筒ボス状をなす3本の本取付部材31,31,31に、3つの取付片37,37,37をそれぞれ当ててワンタッチ止め具38,38,38をそれぞれ押し込むことで、役物制御回路11を前面枠1側に本取り付けする(図1参照)。
【0072】
この状態で、前述した如く役物制御回路11のコネクター33と中継基盤8との間に予め接続したおいたフレキシブルプリント配線基板41は、図1に示したように、上下方向に延びた状態となる。
【0073】
そして、このようにして前面枠1側の裏メカベース盤2に本取り付けした役物制御回路11の残る2つのコネクター33,33と他の制御回路16、他の中継基盤17の2つのコネクターとの間を、フレキシブルプリント配線基板42,43によりそれぞれ接続する。
【0074】
なお、図1に示されるように、その他の配線の接続も必要に応じて適宜行う。
【0075】
ここで、図示例では、入賞球案内部材4に補助取付部材32を一体に形成したが、補助取付部材32を遊技盤3に直接形成してもよいことは勿論である。
【0076】
以上の通り、第1の実施の形態例の遊技機によれば、以下に列挙する効果を発揮できる。
【0077】
(1)電気的機器の制御を行う制御装置(役物制御回路)11と、本体枠1の裏面側に形成され、前記制御装置11の取り付けが可能な制御装置取付部31と、遊技盤3の裏面側の所定箇所に形成され、前記制御装置11の補助的な取り付けが可能な制御装置補助取付部32と、を備えたことにより、例えば、工場での組立時に、制御装置(役物制御回路)11を制御装置補助取付部32に取り付けておき、遊技盤3の電気的機器と役物制御回路11との配線作業を予め行っておいて、遊技盤3を本体枠(前面枠)1に取り付けてから、役物制御回路11を制御装置補助取付部32から取り外し、前面枠1裏面の制御装置取付部31に役物制御回路11の本取り付けを行う構成になるため、遊技機の組立工程において、遊技盤3と本体枠1を別々に組み立てることができ、組立工程がスムーズに行え、作業性が向上する。
【0078】
また、遊技盤3と本体枠(前面枠)1を配線接続済みの完成品としてそれぞれ保管しておくことができる。
【0079】
(2)前面枠1の裏面側に始めから役物制御回路11を取り付ける構成のもののように、役物制御回路11と遊技盤3を別々に前面枠1に取り付けて、それから配線作業を行わなくてもよく、遊技盤組立ライン上で予め配線接続も行えるため、配線作業性も向上する。
【0080】
(3)遊技盤3裏面側に、役物制御回路11を取り付けるスペースが無くても、役物制御回路11を補助的に取り付けられるようなもの、例えば、簡単な取付部32さえあれば良いため、最近の電気的機器或いは役物制御回路11それ自体が大型化した遊技機でも何ら問題が無い。
【0081】
(4)役物制御回路11の本取り付けは前面枠1の裏面側で行われるため、役物制御回路11をスペース的に余裕を持って取り付けることができ、役物制御回路11自体の大型化に対応ができ、また、スペース的に余裕があるため、電子回路からの発熱の放熱効果も向上する。
【0082】
(5)遊技店において、遊技盤3のみの新台入れ替えがある場合でも、役物制御回路11を制御装置補助取付部32に取り付けておいて出荷でき、以前から使用していた本体枠1に取り付ける際にも、遊技盤3の制御装置補助取付部32から役物制御回路11を取り外して本取付部(制御装置取付部)31に取り付け直すだけの簡単な作業で済む。
【0083】
(6)役物制御回路32の補助取り付けは、遊技盤3の組立時ばかりのものではなく、遊技店において、遊技球の排出装置や入賞球処理装置或いは入賞球流路などの裏メカなどの保守点検時などにも、役物制御回路11を本取付部(制御装置取付部)31から取り外して制御装置補助取付部32に取り付けることにより、保守点検作業を行い易くできるため、保守点検作業或いは故障時の各種作業における作業能率がアップする。
【0084】
(7)遊技盤3の裏面には、入賞球を案内する入賞球案内部材4,5が配設され、制御装置補助取付部32は、入賞球案内部材4の背面上に設けられていることにより、入賞球の案内流路や他の電気的機器に邪魔にならずに、簡単に制御装置補助取付部32を備えることができる。
【0085】
また、入賞球案内部材4は一般的に樹脂で成形されているため、制御装置取付部32の一体成形を簡単に行うことができる。
【0086】
(8)裏メカベース盤2も含む本体枠1には、遊技盤3を取り付けた際に遊技盤3裏面の所定部分が本体枠1裏面側に臨む状態になるような開口部12が形成され、制御装置補助取付部32に制御装置11を取り付けた際に、その取り付けられた制御装置11が開口部12の開口範囲内に位置するようにしたことにより、遊技盤3を本体枠1に取り付ける際に、補助取り付けを行った役物制御回路11が開口部12の縁などに衝突して取り付けが困難になるなどの問題が発生しない。
【0087】
<第2の実施の形態例>
図5は本発明を適用した第2の実施の形態例を示すもので、入賞球案内部材4と制御装置補助取付部の分解斜視図であり、図中、前述した第1の実施の形態例と同様、4は上部入賞球案内部材であり、51,52は制御装置補助取付部(補助取付部材)、53,54は取付部である。
【0088】
即ち、この第2の実施の形態例では、図示のように、上部入賞球案内部材4に対し着脱可能なアダプタとして、制御装置補助取付部である円筒ボス状をなす高さ(長さ)が大小異なる2本の補助取付部材51,52を、役物の高さなどに応じて選択して取り付けられるよう用意しておき、上部入賞球案内部材4の一側寄り部分には、役物配置に応じて邪魔にならないように選択する上下2個の取付部53,54を一体成形しておく。
【0089】
従って、高さ(長さ)が大小異なる2本の補助取付部材51,52のうち適切な方を選択して、上部入賞球案内部材4に設けた上下2個の取付部53,54のうち適切な方に図示しないビス止めにより予め補助取付部材を取り付けておく。
【0090】
そして、前面枠1に遊技盤3を組み付けるに際して、遊技盤3裏面の上部入賞球案内部材4にアダプタ的に取り付けた円筒ボス状の補助取付部材51または補助取付部材52に1つの取付片37を当ててワンタッチ止め具38を押し込んで補助取り付けしておくこと、さらに、裏メカベース盤2の開口部12において、役物制御回路11を取り外して、前面枠1側に役物制御回路11を本取り付けすることは、前述した第1の実施の形態例と同様である。
【0091】
ここで、図示例では、入賞球案内部材4に補助取付部材51,52をアダプタ的に構成したが、遊技盤3に対して補助取付部材51,52をアダプタ的に構成してもよいことは勿論である。
【0092】
以上の通り、第2の実施の形態例の遊技機によれば、前述した第1の実施の形態例により得られる効果に加えて、次の(9)の効果を発揮できる。
【0093】
(9)制御装置補助取付部51,52は、遊技盤1(入賞球案内部材4)裏面に着脱可能なアダプタ構成にすることにより、例えば、可変表示装置6や変動入賞装置18或いは入賞球案内部材4,5は、遊技機の種類(例えば、1種と2種)により形状などが変更するものがあるが、その場合、制御装置補助取付部の高さや位置もそれに対応させなければならないが、アダプタ的に制御装置補助取付部51,52を備えることにより、例えば、数パターンの制御装置補助取付部51,52を予め用意しておけば、どんな機種にも対応可能になる。
【0094】
<第3の実施の形態例>
図6は本発明を適用した第3の実施の形態例を示すもので、中継装置7の拡大斜視図であり、図中、前述した第1の実施の形態例と同様、6は可変表示装置、7は中継装置、8は中継基盤、9は中継基盤収納部材(基盤ホルダー)であり、61は制御装置補助取付部(補助取付部材)である。
【0095】
即ち、この第3の実施の形態例では、図示のように、可変表示装置6の背面に取り付けた中継装置7を構成する中継基盤8の中継基盤収納部材である基盤ホルダー9の上辺部に、制御装置補助取付部である円筒ボス状の左右2本の補助取付部材61,61を、樹脂一体成形により備えている。
【0096】
従って、前面枠1に遊技盤3を組み付けるに際して、遊技盤3裏面に膨出する可変表示装置6背面に取り付けた中継基盤8の基盤ホルダー9に一体成形した2本の円筒ボス状の補助取付部材61,61の一方に1つの取付片37を当ててワンタッチ止め具38を押し込んで補助取り付けしておくこと、さらに、裏メカベース盤2の開口部12において、役物制御回路11を取り外して、前面枠1側に役物制御回路11を本取り付けすることは、前述した第1の実施の形態例と同様である。
【0097】
ここで、図示例では、基盤ホルダー9の上辺部に左右2本の補助取付部材61,61を一体成形したが、1本の補助取付部材61を設けるだけでもよく、さらに、補助取付部材61を設ける位置は側辺部や下辺部であってもよい。
【0098】
また、2本の補助取付部材61,61を設けても、上述した如くその一方のみを使用するだけでもよい。ただし、必要に応じて2点で役物制御回路11を止めることも可能であり、その場合、1点に比べて2点の方がしっかり止まるものとなる。
【0099】
以上の通り、第3の実施の形態例の遊技機によれば、前述した第1の実施の形態例により得られる効果に加えて、次の(10)の効果を発揮できる。
【0100】
(10)遊技盤3の裏面には、電気的機器からの配線を一旦接続して中継を行う中継装置7が配設され、この中継装置7に制御装置補助取付部61を形成することにより、即ち、中継基盤8を収納する中継基盤収納部材9に補助取付部材61を一体成形にて形成することにより、中継基盤8は機種毎に用意されるため、その機種に対応した制御装置補助取付部61を備えることができ、機種によっては制御装置補助取付部が他の部材との配置の関係上から無理であるなどの問題点が発生しない。
【0101】
また、中継装置7を可変表示装置6の背面に備える場合には、補助取付部材61が遊技盤3裏面側で最も高い位置になるため、役物制御回路11を他の部材に邪魔にならずに取り付けられる。さらに、役物制御回路11の取り外し作業もし易いものとなる。
【0102】
なお、以上の実施の各形態例においては、パチンコ遊技機としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、アレンジボール遊技機等の弾球遊技機であってもよい。
【0103】
また、入賞球案内部材の分割構成としても、実施の形態例の上部と下部の分割体によるものに限らず任意であり、その他、電気的機器やその制御装置の種類、中継装置の構成、各部品の具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0104】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明に係る遊技機によれば、基枠体の裏面に制御装置取付部を設けて、中継基盤収納部材に制御装置補助取付部を設けたため、例えば、工場での組立時に、制御装置を補助取付部に一時的に取り付けておき、遊技盤の可変表示装置と制御装置との配線作業を予め行っておいて、遊技盤を本体枠に取り付けてから、制御装置を補助取付部から取り外し、本体枠裏面の本取付部に制御装置を本取り付けできるようになる。
【0105】
従って、遊技機の組立作業性の向上を達成することができる。
【0106】
また、遊技盤と本体枠を配線接続済みの完成品としてそれぞれ保管しておくことができるようになる。
【0107】
そして、本体枠の裏面側に始めから制御装置を取り付ける構成のもののように、制御装置と遊技盤を別々に本体枠に取り付けて、それから配線作業を行わなくてもよく、遊技盤組立ライン上で予め配線接続も行えるようになるため、配線作業性の向上も達成することができる。
【0108】
なお、遊技盤裏面側に制御装置を取り付けるスペースが無くても、制御装置を補助的に取り付けられるようなもの、例えば、簡単な取付部さえあれば良いため、最近の電気的機器或いは制御装置それ自体が大型化した遊技機でも何ら問題が無いものとなる。
【0109】
また、制御装置の本取り付けは本体枠の裏面側で行うため、制御装置をスペース的に余裕を持って取り付けることができて、制御装置自体の大型化に対応することができ、併せて、スペース的に余裕があることから、電子回路からの発熱の放熱効果の向上も達成することができる。
【0110】
さらに、例えば、遊技店において、遊技盤のみの新台入れ替えがある場合でも、制御装置を補助取付部に取り付けておいて出荷でき、以前から使用していた本体枠に取り付ける際にも、遊技盤の補助取付部から制御装置を取り外して、本体枠の本取付部に取り付け直すだけの簡単な作業で済ますことができる。
【0111】
その上、制御装置の補助的取り付けは、遊技盤の組立時ばかりのものではなく、遊技店において、遊技球の排出装置や入賞球処理装置或いは入賞球流路などの裏メカなどの保守点検時などにも、例えば、制御装置を本取付部から取り外して補助取付部に取り付けることにより、保守点検作業が行い易くなることから、保守点検作業或いは故障時の各種作業における作業能率のアップも達成することができる。
【0112】
そして、請求項2記載の発明に係る遊技機によれば、遊技盤の裏面側の入賞球案内部材制御装置補助取付部を設けたため、入賞球の案内流路や他の電気的機器に邪魔にならずに、請求項1記載の制御装置補助取付部を遊技盤裏面側に簡単に備えることができる。
【0113】
また、入賞球案内部材は一般的に樹脂で成形されるため、制御装置取付部を簡単に一体成形することもできる。
【0115】
また、請求項記載の発明に係る遊技機によれば、遊技盤裏面側の中継装置に制御装置補助取付部を形成したため、機種毎に用意される中継基盤の機種に対応して制御装置補助取付部を遊技盤に備えることができ、従って、機種によっては制御装置補助取付部が他の部材との配置の関係上から無理であるなどの問題点が発生しないといった利点が得られる。
【0116】
なお、例えば、中継装置を可変表示装置の背面に備える場合には、制御装置補助取付部が遊技盤裏面側で最も高い位置になるため、制御装置を他の部材に邪魔にならずに取り付けられ、また、制御装置の取り外し作業もし易いものとなる。
【0117】
そして、請求項記載の発明に係る遊技機によれば、遊技盤を本体枠に取り付けた状態で、遊技盤に設けた請求項1または請求項2記載の制御装置補助取付部に取り付けた制御装置が、本体枠の開口部に位置するため、遊技盤を本体枠に取り付ける際に、その遊技盤に補助的取り付けを行った制御装置が本体枠の開口部の縁などに衝突して取り付けが困難になるなどの問題が発生しないといった利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態例としての遊技機を示すもので、本体枠に遊技盤及び基枠体を取り付けた状態の背面図である。
【図2】図1の本体枠に取り付ける前の遊技盤への制御装置の補助的取り付け状態を示す背面図である。
【図3】図2の遊技盤と制御装置と入賞球案内部材と可変表示装置及び中継装置の分解斜視図である。
【図4】図3の制御装置の拡大斜視図である。
【図5】本発明を適用した第2の実施の形態例を示すもので、入賞球案内部材と制御装置補助取付部の拡大分解斜視図である。
【図6】本発明を適用した第3の実施の形態例を示すもので、中継装置の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 本体枠(前面枠)
2 基枠体(裏メカベース盤)
3 遊技盤
4,5 入賞球案内部材
6 可変表示装置
7 中継装置
11 制御装置(役物制御回路)
12 開口部
18 変動入賞装置
31 制御装置取付部(本取付部材)
32 制御装置補助取付部(補助取付部材)
33 コネクター
34 放熱口
37 取付片
38 ワンタッチ止め具
41 フレキシブルプリント配線基板
51,52,61 制御装置補助取付部(補助取付部材)

Claims (3)

  1. 基枠体を裏面に設けた本体枠と、この本体枠に対し着脱可能で、可変表示装置が裏面側に配設される遊技盤と、からなり、
    前記遊技盤が前記基枠体より前方に位置して前記本体枠に取り付けられるとともに、前記基枠体に、前記遊技盤裏面から後方に膨出する前記可変表示装置を含む膨出部分を避けるための開口部を形成した遊技機において、
    前記可変表示装置の制御を行う制御装置と、
    前記基枠体の裏面に設けられ、前記制御装置の取り付けを可能とする制御装置取付部と、
    を備え、
    前記可変表示装置の裏面には、当該可変表示装置からの配線を一旦接続して中継するための中継基盤と、この中継基盤を収納する中継基盤収納部材とからなる中継装置が配設され、
    前記中継基盤収納部材に前記制御装置を補助的に取り付ける制御装置補助取付部を設け、この制御装置補助取付部に取り付けられている前記制御装置を取り外し可能にしたこと、
    を特徴とする遊技機。
  2. 基枠体を裏面に設けた本体枠と、この本体枠に対し着脱可能で、可変表示装置が裏面側に配設される遊技盤と、からなり、
    前記遊技盤が前記基枠体より前方に位置して前記本体枠に取り付けられるとともに、前記基枠体に、前記遊技盤裏面から後方に膨出する前記可変表示装置を含む膨出部分を避けるための開口部を形成した遊技機において、
    前記可変表示装置の制御を行う制御装置と、
    前記基枠体の裏面に設けられ、前記制御装置の取り付けを可能とする制御装置取付部と、
    を備え、
    前記遊技盤の裏面には、前記可変表示装置が取り付けられる入賞球案内部材が設けられ、
    前記入賞球案内部材に前記制御装置を補助的に取り付ける制御装置補助取付部を設け、この制御装置補助取付部に取り付けられている前記制御装置を取り外し可能にしたこと、
    を特徴とする遊技機
  3. 前記制御装置補助取付部に前記制御装置を取り付けた状態でその制御装置が前記開口部内に位置するようにしたこと、
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の遊技機。
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