JPH04179011A

JPH04179011A - 電気機器操作パネルのスイッチ取付け方法と、そのスイッチ構造

Info

Publication number: JPH04179011A
Application number: JP2304376A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Yamamoto; 哲生山本
Original assignee: Sumitomo Wiring Systems Ltd
Current assignee: Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date: 1990-11-09
Filing date: 1990-11-09
Publication date: 1992-06-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は、自動車インストルメントパネル等の電気機器
操作パネルに設けるスイッチの取付は方法と、そのスイ
ッチ構造に関するものである。

「従来の技術」自動車インストルメントパネルに設けるスイッチは、第
２図参照、スイッチが必要とする総てのスイッチ機能、
即ち、スイッチのキートップ・スイッチの操作ばね・ス
イッチ接点・スイッチの接度感発生機能・スイッチの自
己保持機能・複数キ一連動機能（１つのキーを押すと他
のキーが解除される等）・照明機能等のスイッチ機能と
、スイッチ本来の電気接続のための接続手段、および、
それぞれのスイッチ機能回路をまとめたスイッチユニッ
ト１５を自動車インストルメントパネル１（以下、単に
パネル１という）の表側から取付けられ、そのスイッチ
ユニット１５はパネル１の裏側に配設された一次側のワ
イヤハーネス１２のコネクタ１３をパネル１の外へ出し
て予め接続されるスイッチ構造と取付は方法が採られて
いる。

「発明が解決しようとする課題」以上の自動車インストルメントパネルに設けるスイッチ
の構造と取付は方法によると、・ワイヤハーネス１２を
パネル外へ引き出して接続する為のストローク長がワイ
ヤハーネスに必要になるので、スイッチユニット１５の
取付後、パネル１の裏側に弛緩したワイヤハーネスの余
剰分が生じ、車体振動によって異音発生の原因となる。

・スイッチユニット１５とコネクタ１３を個別接続する
ので１作業が煩雑にして能率が悪く、コネクタ１３の誤
接続やワイヤハーネス１２のかみ込みを生じて品質を損
うことがある。

・スイッチユニット１５は前記のスイッチ諸機能の機能
部品とスイッチ機能回路とスイッチ接続手段を、まとめ
て有しているので、構成部品点数が多く構造が複雑化す
る。以上の諸難点がある。

そこで、以上の難点解消のために、スイッチユニット１
５をパネル１の裏側から取付け、しかるのち、ワイヤハ
ーネス１２を接続する手段を講すると、オプション品の
スイッチユニットをメクラ板１０を外して後付けしたリ
スイッチユニット交換のとき、パネル１の取り外しが必
要になるので実用性がなく、新規の技術課題が生ずる。

一方、自動車における近年の電子化と電気的コントロー
ルの高度化に伴い、パネル１に設けられるスイッチは質
量とも増加向上の傾向にあり、これ等の取付は方法と構
造の改良が求められている。

本発明は、以上の従来手段の難点解消を図ると共に、当
該分野における技術開発の要求に応えるのが目的である
。

「課題を解決するための手段Ｊ以上の技術課題を解決する本発明は「電気機器操作パネルにスイッチを取付は装着するにお
いて、該スイッチを、スイッチ接点を含む電気的部分と
機械的操作部分に分割し、該電気的部分を回路基板に配
設装着して該電気機器操作パネルの裏側に取付け、しか
るのち、該電気機器操作パネルの表側から、前記操作部
分を挿着係止して、前記電気的部分と操作部分を結合組
合せすることを特徴とする電気機器操作パネルに設ける
スイッチの取付は方法」の第一発明と。

「スイッチ接点を含むスイッチの電気的部分を配設装着
して、電気機器操作パネルの裏側に取付ける回路基板と
、電気機器操作パネルの表側に設けた挿着部に着脱自在
に挿着係止するスイッチ操作部からなり、前記回路基板
の電気的部分と前記操作パネル側の操作部を結合組合せ
る構造を特徴とする電気機器操作パネルに設けるスイッ
チ構造」の第二発明から成っている。

そして、以上の本発明の具体的態様として・前記のスイ
ッチ諸機能の一部または全部を、所要のスイッチに付与
するために、それぞれの機能を奏する電子部品等の機能
部品を前記回路基板のそれぞれの電気的部分に組入れ装
着する。

・キートップ側の係止爪からなる係止手段と、キートッ
プ側と挿着部側のスライド突条とスライド溝の組合せか
らなる所要ストロークの進退手段を設け、スイッチ操作
部分のキートップを、電気機器操作パネルに着脱・進退
自在に挿着係止する。

・電気機器操作パネルのスイッチ操作部分の予備挿着部
に、メクラ板を着脱自在に取付は係止する。

・さらに、発光素子を回路基板に付設して、スイッチの
照光手段を採用したり、複数の電気機器操作パネルと単
数の回路基板、または単数の電気機器操作パネルと複数
の回路基板の組合せ構成する。

・可撓性印刷配線板によって回路基板を形成する。

以上の諸態様を任意に採択する。

「作用」以上の構成の本発明は、電気機器操作パネルにスイッチ
を取付は装着するにおいて、そのスイッチを、スイッチ
接点とスイッチ機能部品を含む電気的部分と、スイッチ
操作の機械的操作部分に分割し、その電気的部分を配設
した回路基板をパネルの裏側から取付けると共に、その
操作部分をパネルの表側から挿着係止し、分割した電気
的部分と操作部分を結合組合せするので、電気機器操作
パネルのスイッチは、所要の機能を有して円滑にスイッ
チ機能すると共に、スイッチの取付は装着の作業が簡易
化される。

そして１分割された電気的部分をパネル裏側で一次側の
ワイヤハーネス等と接続することができるので、回路の
誤接続やワイヤハーネスのかみ込み等の品質トラブルが
防止できる。

「実施例」以下、実施例に基づいて詳しく説明する。自動車のイン
ストルメントパネルのスイッチの取付けに応用した一実
施例を示す第１図を参照して、インストルメントパネル
１（以下単にパネル１という）にスイッチの諸機能を有
するスイッチ群を取付は装着するにおいて、それ等スイ
ッチ群は、スイッチの機械的な操作部分と電気的部分に
分割されており、そのうちの電気的部分はスイッチ群の
所要回路を印刷配線した回路基板２に配設装着されると
共に、その操作部分はキートップ２群としてパネル１に
着脱自在に装着係止される構造になっている。

詳しくは、パネル１にはキートップ２Ａ〜２Ｄを挿着す
る挿着部３が窓状または凹陥状に形成されており、その
うちキートップ２Ｄは前方に操作ロッド８を突出すると
共に、側周に係止爪４とスライド溝５が設けられ、その
キートップ２Ｄを受は入れる挿着部３Ｄは、パネル１の
表側に形成した凹陥部になって係止爪４と係合する係止
部６と、　　ｊスライド溝５と嵌着するスライド突条７
が形成されており、キートップ２Ｄを挿着部３Ｄに挿着
すると、係止爪４が係止部６と係合してキートップ２Ｄ
が着脱自在に係止されると共に、スライド突　　　１条
７とスライド溝５が嵌合して、挿着されたキー　　　！
トップ２Ｄがキートップとして必要なストロークをパネ
ル１に対して進退するようになっている。

また、他のキートップ２Ａ〜２Ｃは、キートップ２Ａ〜
２Ｃの個別の挿着部３Ａ〜３ｃと係止爪４を有するスイ
ッチパネル９のそれぞれの挿着部に挿着され、そのスイ
ッチパネル９がパネル１の集合挿着部３Ｆに挿着係止さ
れ、キートップ２Ａ〜２Ｃの個々は、同じくスライド溝
５とスライド突条７の嵌合によって、スイッチとしての
必要なストロークをパネル１に対して進退できるように
挿着係止される。

そして、オプション用としてキートップが後付けされる
予備の挿着部３Ｅには、係止爪４を有して挿着部３Ｅの
開口部を閉鎖するメクラ板１０が着脱自在に挿着係止さ
れる。

一方、回路基板２はパネル１に装着するスイン　　　　
′チ群のスイッチ作動に必要な回路が印刷配線（図示し
ない）されており、その印刷配線の端末を集約した回路
基板２の端部に、接続コネクタ１１が形成されており、
パネル１の一次配線となるワイヤハ−ネス１２のコネク
タ１３と接続されるようになっている。

そして、この回路基板２の上面（パネル１に取付けられ
る面）にはキートップ２Ａ〜２Ｄのスイッチ接点６Ａ〜
６Ｅが、所定位置に配列されて装着され、前記の印刷配
線と導通すると共に、それぞれのスイッチとして必要な
スイッチの接度感発生機能・スイッチの自己保持機能・
複数キ一連動機能等の諸機能のいずれか、またはその機
能の複数のものを電気的に充足する機能部品１４が、ス
イッチ接点６Ａ〜６Ｅの回路に組み入れられて、そｔぞ
わのスイッチの電気的部分を形成している。

そして、パネル１の裏側に回路基板２を取付けた後、パ
ネル１の表側からキートップ２Ａ〜２Ｄを挿着係止する
と、キートップ２Ａ〜２Ｄの操作ロッド８がそれぞれの
スイッチ接点６Ａ〜６Ｄに接合してスイッチとして組合
され、キートップ２Ａ〜２Ｄの進退作動によってそれぞ
れのスイッチが作動機能するようになっている。

なお、スイッチ接点６Ｅはオプション品スイッチの予備
である。また、この実施例の回路基板２にはバルブ等の
発光素子１５が装着されると共に、キートップ２Ａ〜２
Ｄ側の照光！！！、１６が設けられ。

スイッチの照光手段が付設されている。

そして、以上の回路基板２がパネル１の裏側に取付けら
れてワイヤハーネス１２と接続した後、パネル１の表側
からキートップ２群が挿着係止され、キートップ２群と
スイッチ接点６群を含む電気的部分が合体して組合され
、パネル１のスイッチ群の形成装着がなされる。なお、
オプション品として後付けされるキートップはメクラ板
１０を外して同じく挿着係止される。

以上の実施例によると、パネル１の裏側に予め回路基板
２を取付けてワイヤハーネス１２と接続し、そのパネル
ｌの表側からキートップ２を単に押し込み挿着するのみ
で、パネル１にスイッチ群を設けることができるので、
パネル１のスイッチの取付は装着の作業が極めてやり易
くなる。そして、ワイヤハーネス１２をパネル１の外へ
引き出す必要がないので、ワイヤハーネス１２の無、駄
な長さが不必要になってコンパクト化すると共に、スイ
ッチ取付は時のワイヤハーネス１２のかみ込みや余剰長
ワイヤハーネスによる異音発生が防止され、さらに、回
路基板２とワイヤハーネス１２との一括接続やパネル１
の裏側における両者の事前接続によって、コネクタ１３
の誤接続が防止できる。

さらに、スイッチユニット内にスイッチばね・スイッチ
接点・接度感発生機能・その他スイッチの諸機能用部分
を内蔵セットした従来構造に比べて、スイッチ要部が電
気的部分と機械的操作部分に分割されるので、構造が簡
素化してそれ等諸機能部分を含むスイッチの全体構成の
結合組合せが簡易化する。

以上のように、第１図実施例の取付は方法とその構造に
よると、自動車インストルメントパネルヘスイッチ群を
取付は装着するにおける前記の従来難点を解消すると共
に、−段と複雑化高度化の傾向にある今後のインストル
メントパネルのスイッチ装着に充分に対応できる。

なお、図示しないが前記実施態様の可撓性印刷配線板で
形成した回路基板２を用いると、凹凸曲面を有する操作
パネルとの組合せ等が可能になるので実用性が向上する
利点がある。

なお、本発明の取付は方法とスイッチ構造は、前記実施
例の自動車インストルメントのみではなく、産業上利用
される電気機器操作パネルに広く応用するものである。

「発明の効果」以上の説明のとおり１本発明の電気機器操作パネルのス
イッチの取付は方法とその構造は、該操作パネルヘのス
イッチの取付は装着の作業性が向上すると共に、スイッ
チ取付けに伴う一次側配線との誤接続等の品質トラブル
が防止され、さらに、スイッチとしての諸機能用部品を
有するスイッチのセット組合せが簡素化する効果がある
。そして、今後グレードアップの傾向にある自動車イン
ストルメントパネルの技術要求に応えることができる。

【図面の簡単な説明】第１図工本発明第−実施例のスイッチの取付は方法と構
造を示す斜視図、第２図：従来手段のスイッチの取付は
方法と構造を示す斜視図主な符号、１：インストルメン
トパネル、２：回路基板、２Ａ〜２Ｄ：キートップ、３
Ａ〜３Ｆ：挿着部、４：係止爪、５ニスライド溝、６Ａ
〜６Ｅ：スイッチ接点、７：スライド突条、８：操作ロ
ンド、９：スイッチパネル、１０：メクラ板、１１：ワ
イヤハーネス接続コネクタ、１２：ワイヤハーネス、１
４：機能部品、１５：照明バルブ、１６：照光窓特許呂
願人　　　　　　住友電装株式会社代理人　弁理士　　
　　　　岡　　　賢　　美第２起

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電気機器操作パネルにスイッチを取付け装着する
において、該スイッチを、スイッチ接点を含む電気的部
分と機械的操作部分に分割し、該電気的部分を回路基板
に配設装着して該電気機器操作パネルの裏側に取付け、
しかるのち、該電気機器操作パネルの表側から、前記操
作部分を挿着係止して、前記電気的部分と操作部分を結
合組合せすることを特徴とする電気機器操作パネルのス
イッチの取付け方法。
（２）スイッチ接点を含むスイッチの電気的部分を配設
装着して、電気機器操作パネルの裏側に取付ける回路基
板と、電気機器操作パネルの表側に設けた挿着部に着脱
自在に装着係止するスイッチ操作部からなり、前記回路
基板の電気的部分と前記操作パネル側の操作部を結合組
合せる構造を特徴とする電気機器操作パネルのスイッチ
構造。
（３）スイッチの諸機能用の機能部品の一部または全部
を電気的部分に組入れ装着した回路基板を用いる特許請
求の範囲第（１）項記載の電気機器操作パネルのスイッ
チの取付け方法。
（４）前記操作部分を、電気機器操作パネルヘ着脱自在
、かつ、所要ストローク進退自在に挿着係止する特許請
求の範囲第（１）項記載の電気機器操作パネルのスイッ
チの取付け方法。
（５）スイッチの諸機能用の機能部品の一部または全部
を電気的部分に組入れ装着した回路基板からなる特許請
求の範囲第（２）項記載の電気機器操作パネルのスイッ
チ構造。
（６）電気機器操作パネルへの、前記操作部分の着脱自
在の挿着係止手段と所要ストローク進退手段を設けた特
許請求の範囲第（２）（５）項記載の電気機器操作パネ
ルのスイッチの構造。
（７）単数の回路基板に、複数スイッチの電気的部分を
配設した特許請求の範囲第（２）（５）（６）項記載の
電気機器操作パネルのスイッチ構造。
（８）回路基板に発光素子を配設したスイッチの照光手
段を設けた特許請求の範囲第（２）（５）（６）（７）
項記載の電気機器操作パネルのスイッチ構造。
（９）回路基板と電気機器操作パネルの一方が単数にし
て他方が複数の組合せからなる特許請求の範囲第（２）
（５）（６）（７）（８）項記載の電気機器操作パネル
のスイッチ構造。