JP3652043B2 - シート搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置および画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置、および該画像形成装置その他の事務機に適用されるシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において、転写材搬送動作中の転写材(あるいはシート)のジャム発生の検知は、転写材の到達及び通過を検知する転写材通過検知手段によって行われている。
【0003】
図7にこの転写材通過検知手段の一例を示す。転写材Sは、搬送路を搬送ローラー2によって図示左方向に搬送されている。転写材通過検知手段3は、搬送経路外に支点を持ち、棒状の突起形状等をしており、転写材の搬送経路上を塞ぐかたちで、搬送方向上流側(右側)にばね等により軽微な力で付勢(不図示)されるセンサーレバー部3aと、このセンサーレバー部3aに連動するセンサー部3bから成る。
【0004】
センサー部3bは、図示はしないが一例を挙げるなら、センサーレバー部3aの連動部が、フォトインターラプターのセンサー部を遮断することで検知し伝達するもの等がある。センサーレバー部3aは、転写材による力で2点鎖線で示した位置に倒され、センサー部3bにより、転写材の到達及び通過を検知し伝達する。
【0005】
搬送動作中の転写材のジャム発生の検知は、第一に、前記転写材通過検知手段により、所定のタイミングよりも、転写材の到達が遅れたことを検知した時、前記転写材通過検知手段より上流側において、ジャムが発生したものと判断し行われる。
【0006】
また、第二に、前記転写材通過検知手段により、転写材サイズに対応した所定の通過時間よりも長く転写材の通過状態が検知された時、前記転写材通過検知手段の通過中にジャムが発生したものと判断しジャム検知が行われる。
【0007】
一方、電源投入時、および、ジャム処理等による動作中断時からの復帰時に、滞留転写材の有無を検知するために、前記転写材通過検知手段以外に、転写材の到達及び通過を検知する検知手段とは異なる、転写材滞留検知手段が用いられる。
【0008】
図8、図9にこの転写材滞留検知手段の一例を示す。
【0009】
図8は、定着ローラー対1直後の定着分離爪5に転写材Sの先端が引っ掛かり、ジャムが発生し停止した状態を示している。前記転写材滞留検知手段4は、前記転写材通過検知手段と類似した構成であり、センサーレバー部4aと、このセンサーレバー部4aに連動するセンサー部4bから成る。センサーレバー部4aは、ジャムを起こした転写材による力で押され、センサー部4bにより、電源投入時、および、ジャム処理等による動作中断時からの復帰時に、滞留転写材の有無を検知し伝達する。
【0010】
通常転写材搬送動作中は、図9に示すように、センサーレバー部4aは、搬送軌跡上には無く、搬送動作中の転写材の到達及び通過を検知する検知機能は持たない。
【0011】
また、このような前記転写材滞留検知手段は、図示したような、滞留転写材の発生しやすい定着ローラー直後等にしばしば設けられる。
【0012】
以上のように、転写材通過検知手段と滞留検知手段を組み合わせて用いることによって、搬送動作中の転写材のジャム発生の検知と、滞留転写材の発見を行うことを可能にしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、搬送動作中の転写材のジャム発生の検知を、前記転写材通過検知手段のみにより行う際、連続する前記転写材通過検知手段の搬送方向間隔の広い部所でのジャム発生時、及び、搬送方向に長いサイズの転写材での搬送時等で、ジャム発生の検知が遅れるという問題が生じている。
【0014】
図10は、ジャム発生の検知が遅れる一例を示している。
【0015】
図10は、画像形成装置における定着排紙部の一部を示したもので、転写材Sは、定着ローラー対1、及び、搬送ローラー2によって、矢印A方向(図示右から左)に搬送されていおり、転写材S先端が第一の転写材通過検知手段3を通過直後、転写材後半部でジャムが発生した状態を表わしている。
【0016】
前項で説明したように、こういった場合、第一の転写材通過検知手段3によって、転写材Sの到達を検知した直後であるため、第二の転写材通過検知手段3Aにおいて、図示状態後、転写材通過検知手段間3−3Aの搬送に要する時間に至っても、転写材Sが到達しないと判断されるまで、もしくは、第一の転写材通過検知手段3において、図示状態後、転写材Sが所定の通過完了時間に至っても、通過状態のままであり、つまり、滞留状態であると判断されるまで、ジャム発生の検知は行われない。したがって、第一の転写材通過検知手段3と第二の転写材通過検知手段3A間の距離が長ければ長いほど、もしくは、転写材Sの搬送方向長さが長ければ長いほど、ジャム発生の検知が遅れることになる。
【0017】
ジャムの発生検知の遅れは、転写材が搬送路上に滞留したまま、搬送力を与え続けるため、搬送路上で種々のメカ的負荷を様々な部所に与えることになり、装置本体の耐久性などが懸念される他、種々の問題を含んでいる。
【0018】
本発明は上記問題を鑑みてなされたもので、画像形成装置において、転写材搬送動作中の転写材のジャム発生の検知を、検知手段の数を増やすことなく、迅速かつ的確に行うことを、目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、転写材を挟持して搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段の下流側に配置され該第1の搬送手段により搬送されてくる転写材を挟持して搬送する第2の搬送手段と、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との間で、転写材搬送軌跡外かつ近傍に設けられ、転写材の到達及び通過を検知する検知手段とは異なり、電源投入時、および、ジャム処理等による動作中断時からの復帰時に、滞留転写材の有無を検知する転写材滞留検知手段と、を有す画像形成装置において、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との両方によって転写材が狭持されて搬送されているときに、前記転写材滞留検知手段を検知作動させ、該転写材滞留検知手段による転写材の検知によりジャム発生を検知することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
転写材搬送軌跡外かつ近傍に設けられ、転写材の到達及び通過を検知する検知手段とは異なり、電源投入時、および、ジャム処理等による動作中断時からの復帰時に、滞留転写材の有無を検知する転写材滞留検知手段を有す画像形成装置において、図1、図2、図3、図4、図5は、本発明の実施形態である、シート搬送装置、または画像形成装置の一部である定着排紙部の一部を示したものである。
【0022】
図1は、画像形成装置における定着排紙部の一部を示したもので、転写材Sは、第1の搬送手段としての定着ローラー対1、第2の搬送手段としての搬送ローラー対2およびさらに下流側の搬送ローラ2Aによって挟持され、ガイド部材11、12、13によって形成される搬送路20に沿って矢印A方向(図示右から左)に搬送される。定着ローラ対1の上流側には図示しないが、トナー像担持体(感光ドラム)、転写手段等の画像形成手段が配置されている。
【0023】
14は転写材を分岐搬送路21に切換え案内するフラッパである。
【0024】
4は転写材滞留検知手段である。図5に示されるように転写材が定着ローラ対1のニップ1aと搬送ローラ対2のニップ2aとに挟持されて搬送されているとき、転写材は通常、定着ローラ対1のニップ1aと搬送ローラ対2のニップ2aを結ぶ線(図5の転写材Sの両ニップ間の部分)上またはこれより多少上下に幅のある所定の通過領域内を通過する。しかし図1に示すようなジャムが発生した状態ではシートはこの領域からはみ出す。転写材滞留検知手段4はこの所定の通過領域からはみ出したシートに押されて回動する検知レバー4aによって、通過領域から所定以上逸脱した転写材を検知している。
【0025】
図1は、転写材S先端が第一の転写材通過検知手段3を通過直後、転写材S後半部でジャムが発生した状態を表わしている。
【0026】
このとき、転写材搬送軌跡外、かつ近傍に設けれられ、転写材の到達及び通過を検知する検知手段とは異なり、電源投入時、および、ジャム処理等による動作中断時からの復帰時に、滞留転写材の有無を検知するために用いられる転写材滞留検知手段4を検知作動させ、言い換えれば、転写材搬送動作中に、転写材滞留検知手段4のセンサーレバー部4aを転写材Sが押したことを検知した時、ジャム発生の検知を行う。
【0027】
こうすることにより、第一の転写材通過検知手段3によって、転写材Sの到達を検知した直後ではあるが、第二の転写材通過検知手段3Aにおいて、転写材Sの到達の遅れの検知、あるいは、第一の転写材通過検知手段3において、滞留状態であることの検知よりも、ジャム発生の検知を行うまでの時間を大幅に短縮できる。第一の転写材通過検知手段3と第二の転写材通過検知手段3A間の距離が長ければ長いほど、もしくは、転写材Sの搬送方向長さが長ければ長いほど、短縮される時間は大きくなり、効果も大きくなる。
【0028】
転写材搬送動作中における前記転写材滞留検知手段の検知作動タイミングについて、以下に詳細に説明する。
【0029】
図2、図3、図4は、定着ローラー対1によって搬送されていく転写材Sによって、転写材滞留検知手段4のセンサーレバー部4aを押してはいるが、検知作動を行っていない状態を示したものである。
【0030】
図2は、転写材Sが、定着ローラー対1を通過し始めた直後、熱と加圧力により、下向きにカールした転写材Sの先端が、転写材滞留検知手段4のセンサーレバー部4aを押している状態を示している。
【0031】
図3は、転写材Sが、定着ローラー対1を通過した後、搬送ローラー対2に到達する直前、搬送経路下面上に沿ってきた転写材Sにより、転写材滞留検知手段4のセンサーレバー部4aが押されている状態を示している。
【0032】
図4は、転写材Sが、定着ローラー対1を通過し終わった直後、熱と加圧力により、下向きにカールした転写材Sの後端が、転写材滞留検知手段4のセンサーレバー部4aを押している状態を示している。
【0033】
つまり、転写材滞留検知手段4は、その前後の、定着ローラー対1と搬送ローラー対2によって、挟持されている期間以外は、検知作動を行っていない。
【0034】
図5は、転写材Sが定着ローラー対1、搬送ローラー2を通過し、適正に搬送されている状態を示している。センサーレバー部4aは、搬送軌跡上には無いため、適正に搬送されている転写材Sによって、押されることはない。したがって、転写材滞留検知手段4の前後の、定着ローラー対1と搬送ローラー2によって、挟持されている間は、ジャムの発生時のみ、センサーレバー部4aが押されることになる。転写材滞留検知手段4は、下流にある搬送ローラー2のさらに下流にある転写材通過検知手段3によって、転写材Sの到達が検知された瞬間から、検知作動を開始する。こうすることによって、前記図2、図3に示したような、転写材Sの先端部や、搬送経路下面上に沿って搬送された部分が、センサーレバー部4aを押す様な時に、転写材滞留検知手段4の検知作動は行わず、ジャム発生の誤検知を防止することが可能となる。
【0035】
さらに、上流側の定着ローラー対1の搬送速度よりも、下流側の搬送ローラー2の搬送速度を速く設定することによって、前記図3に示したような、搬送ローラー2に到達するまでに生じた、定着−搬送ローラー間1−2における転写材Sのたるみは、転写材先端が搬送ローラー2通過後、転写材通過検知手段3に到達するまでのあいだに解消され、前記図5に示したような適正に搬送されている状態となる。
【0036】
そして、転写材滞留検知手段4の検知作動を、転写材の先端が転写材通過検知手段3に到達後、転写材Sの後端が、転写材滞留検知手段4の上流側である定着ローラー対1に挟持されている状態が終わるまでと設定することによって、前記図4に示したような、転写材Sの後端部が、センサーレバー部4aを押す様な時に、転写材滞留検知手段4の検知作動は行わず、ジャム発生の誤検知を防止することが可能となる。具体的には、転写材通過時間(転写材搬送方向長さ÷搬送速度)から、第一の搬送ローラーである定着ローラ対1から転写材通過手段3に到達までに要する時簡を差し引いた時間以内に、転写材滞留検知手段4の検知作動時間を設定される。したがって、転写材滞留検知手段4の検知作動時間を転写材サイズに応じて変化させることで、より確実に迅速なジャム発生の検知が可能となる。
【0037】
図6に、本実施形態のジャム発生の検知までの、フローチャートを示す。従来例に対し、図示左部分の、転写材滞留検知手段に関わるフローチャートが、追加されたことにより、ジャム発生の迅速な検知が可能となる。
【0038】
図6においてステップS1で転写紙の搬送方向長さを認識する。これはカセットのサイズ検知装置によって検出したり、搬送路のさらに上流側に設けたセンサとタイマによって転写材の通過時間を測定することによって検出できる。
【0039】
ステップS2からS5に至るフローは転写材通過検知手段3、または3Aによって検知した転写材の到着、通過のタイミングの適不適を判別することによってジャムを検知するものである。
【0040】
ステップ11から14に至るフローは転写材滞留検知手段4を用いてジャムを検知する。
【0041】
ステップS2において転写材通過検知手段3によって転写材の先端を検知したら、ステップS3においてその検知タイミングが適正か否かを判別する。具体的には、転写材が転写材通過検知手段3の上流側のある位置を通過してから転写材通過検知手段3によって検知するまでの時間が、その間の搬送距離および搬送速度から計算した所定時間よりも長すぎる場合、または所定時間経過しても検知しない場合に制御手段としてのCPU6はジャム発生と判断する。
【0042】
ステップS4において、転写材通過検知手段3によって転写材の後端が通過したことを検知したら(センサの出力がオフになったら)ステップS5において転写紙の先端検知から後端検知までに要した時間(上記転写紙の通過時間)が適成か否かを判断し、長すぎる場合にはジャム発生と判断する。
【0043】
転写材のステップS1において転写材のサイズを認識したらステップS11において、転写材のサイズと搬送速度から、転写材先端が転写材通過検知手段3によって検知されてから、転写材の後端が定着ローラ対3のニップを通過するまでに要する時間を算出し、その時間を検知時間tとして設定する。
【0044】
ステップS2において転写材通過検知手段3がシート先端を検知したらステップS12においてCPU6による転写材滞留検知手段4の検知信号の監視を開始する。
【0045】
ステップS13において、転写材滞留検知手段4が図4に示すようにジャムになった転写材に押し下げられてオンの信号を発したらCPU6はジャムと判断してジャム信号を発生する。
【0046】
CPU6はジャム信号に基づき定着ローラー対1、搬送ローラー対2、2Aの駆動を停止する。また、CPU6は図示しない表示手段によって、第1の情報として、ジャムが発生したことを知らせる情報を表示させる。
【0047】
転写材滞留検知手段4がオンの信号を発することなく検知時間tが経過したらステップS14においてCPU6による転写材滞留検知手段4の検知信号の監視を終了する。
【0048】
また、装置の電源をオンにしたときや、ジャム処理後に装置の前扉を閉めたとき、あるいはリセットボタンを押したとき、転写材滞留検知手段4が前記通過領域から逸脱したシートを検知したら、CPU6は第2の信号として残留シート信号を発生し、表示手段によって、ジャムシートが残留していることを知らせる情報を、第2の情報として表示させる。
【0049】
以上の説明で明らかなように、転写材の到達及び通過を検知する検知手段を追加することなく、電源投入時、および、ジャム処理等による動作中断時からの復帰時に、滞留転写材の有無を検知する転写材滞留検知手段を、転写材搬送動作中に、ある一定期間のみ検知作動させることで、搬送動作中の転写材のジャム発生の検知を迅速かつ的確に行うことが可能になる。
【0050】
【発明の効果】
ジャム発生の検知を迅速かつ的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る、画像形成装置の構成の一部を示す縦断側面図。
【図2】本発明の実施形態に係る、画像形成装置の構成の一部を示す縦断側面図。
【図3】本発明の実施形態に係る、画像形成装置の構成の一部を示す縦断側面図。
【図4】本発明の実施形態に係る、画像形成装置の構成の一部を示す縦断側面図。
【図5】本発明の実施形態に係る、画像形成装置の構成の一部を示す縦断側面図。
【図6】本発明の実施形態に係る、画像形成装置のジャム発生の検知までの一部を示すフローチャート。
【図7】従来例に係る、画像形成装置の構成の一部を示す縦断側面図。
【図8】従来例に係る、画像形成装置の構成の一部を示す縦断側面図。
【図9】従来例に係る、画像形成装置の構成の一部を示す縦断側面図。
【図10】従来例に係る、画像形成装置の構成の一部を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 定着ローラー対
2 搬送ローラー対
2A 搬送ローラー対
3 転写材通過検知手段
3A 転写材通過検知手段
4 転写材滞留検知手段
5 定着分離爪

Claims (10)

  1. 転写材を挟持して搬送する第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段の下流側に配置され該第1の搬送手段により搬送されてくる転写材を挟持して搬送する第2の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との間で、転写材搬送軌跡外かつ近傍に設けられ、転写材の到達及び通過を検知する検知手段とは異なり、電源投入時、および、ジャム処理等による動作中断時からの復帰時に、滞留転写材の有無を検知する転写材滞留検知手段と、を有す画像形成装置において、
    前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との両方によって転写材が狭持されて搬送されているときに、前記転写材滞留検知手段を検知作動させて、該転写材滞留検知手段による転写材の検知によりジャム発生を検知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の搬送手段の直後に転写材通過検知手段を設け、転写材通過検知手段による転写材の到達の検知から前記第2の搬送手段による狭持が終わるまで、前記転写材滞留検知手段を検知作動させてジャム発生の検知を可能とすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第1及び第2の搬送手段がそれぞれ第1及び第2の搬送ローラー対であり、前記第2の搬送ローラー対は、前記の搬送ローラー対の速度より速い搬送速度に設定されていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記第の搬送ローラー対を、定着ローラーとすることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記転写材滞留検知手段の検知作動時間を、転写材の搬送方向長さを搬送速度で割り算をした転写材通過時間から前記第1の搬送手段から転写材が前記転写材通過検知手段に到達するまでの時間を差し引いた時間以内に設定することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  6. シートを搬送する第1の搬送手段と
    前記第1の搬送手段の下流側に配置され、前記第1の搬送手段によって搬送されてくるシートを搬送する第2の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段との間で、シートの搬送軌跡外かつ近傍に設けられ、滞留したシートの有無を検知するための滞留検知手段と、
    シートが同時に前記第1および第2の搬送手段の双方によって搬送されているときに、前記滞留検知手段がシートを検知したらジャムと判断してジャム信号を発生する制御手段と、
    を有することを特徴とするシート搬送装置。
  7. 前記滞留検知手段は前記通過領域から逸脱したシートに押されて回動する検知レバーを有していることを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記制御手段は、装置の電源をオンにしたとき前記滞留検知手段が前記通過領域から逸脱したシートを検知したら第2の信号を発生することを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  9. 前記制御手段は、表示手段に、シートが同時に第1および第2の搬送手段の双方によって搬送されている最中に、前記滞留検知手段がシートを検知した場合にはジャムが発生したことを知らせる第1の情報を表示させ、装置の電源をオンにしたとき前記検知手段がシートを検知した場合にはジャムシートが残留していることを知らせる第2の情報を表示させるように制御することを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。
  10. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    請求項乃至に記載のシート搬送装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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