JP3651362B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LSIなどの複数の半導体素子を、回路基板または別の半導体素子に接続した半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、LSI半導体装置の低コスト化および小型化を図るために、互いに異なる機能を有するLSIまたは互いに異なるプロセスにより形成されたLSIを有する複数の半導体チップがフェースダウン方式で接続されてなるマルチチップモジュールの半導体装置が提案されている。
【0003】
以下、従来のマルチチップモジュール型の半導体装置について、図10を参照しながら説明する。
【0004】
図10は、従来の半導体装置を示す断面図である。
【0005】
図10に示すように、接続用電極101が形成されたシリコン多層基板102に、半田バンプ103が形成されたLSIチップ104が、シリコン多層基板102とLSIチップ104との間隙に封止樹脂105が注入、硬化されてフリップチップ接続されている。そして、LSIチップ104が搭載されたシリコン多層基板102は、ダイボンド樹脂106により支持基板107上に固定されている。また、シリコン多層基板102に形成された内部電極108と支持基板107の配線109とは、金属細線110によって電気的に接続され、LSIチップ104と金属細線110の周囲はキャップ111に囲まれている。また、配線109と外部電極112とは、スルーホール113によって電気的に接続されている。
【0006】
以上のように構成された半導体装置の製造方法について説明する。
【0007】
まず、シリコン多層基板102に、半田バンプ103を有するLSIチップ104を1個ずつ搬送して実装した後、半田付けにより接続する。なお、内部電極108には、銅やアルミニウム等を用いており、絶縁層にはポリイミド、SiO2等を用いている。LSIチップ104とシリコン多層基板102との接続は、絶縁性樹脂105を介して、半田バンプ103と接続用電極101とを位置合わせし、LSIチップ104をシリコン多層基板102に設置した後、リフローにより行う。
【0008】
次に、LSIチップ104が搭載されたシリコン多層基板102をセラミック等よりなる支持基板107にダイボンド樹脂106により固定する。その後、シリコン多層基板102の内部電極108と支持基板107の配線109とを金属細線110にて接続する。また、配線109と外部電極112とを、スルーホール113によって電気的に接続している。最後に、キャップ111を、支持基板107に接着剤もしくは、半田等により固定する。ここでは、LSIチップ104をシリコン多層基板102に接続したが、半導体チップに接続してもよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の半導体装置の製造方法によると、シリコン多層基板上にマルチチップ実装するためには、半導体チップをフェイスダウン方式で、1回の搬送で1チップごとの実装を行っていたため、組み立てに時間を要し、コストが高くなるという課題があった。
【0010】
前記に鑑み、本発明は、前記の課題を解消することにより、組立て時間を低減し、高性能で低コストなマルチチップモジュール型の半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の半導体装置の製造方法は、その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、前記第1の半導体ウェハーの表面に対して、各半導体素子単位ごとに分離溝を形成する工程と、前記第1の半導体ウェハーに対して、複数の半導体素子単位で各半導体素子間に分離溝が形成された半導体素子群に分割する工程と、前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と基板上の電極とを接続し、基板上に半導体素子群を接続する工程と、前記基板上に接続した前記半導体素子群の裏面側から前記半導体素子群の各半導体素子単位の分離溝まで研削し、前記半導体素子群の厚みを薄厚にするとともに、半導体素子群を個々の半導体素子に分離する。
【0012】
このような半導体装置の製造方法により、複数の半導体素子を同時に一括して基板上に搬送し、実装することが可能となるので、半導体素子それぞれを搬送して基板に実装する場合に比較して、半導体素子の搬送時間が大幅に短縮し、半導体装置の組立てコストの低減を達成することが可能となる。
【0013】
また、その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、前記第1の半導体ウェハーの表面に対して、各半導体素子単位ごとに分離溝を形成する工程と、前記第1の半導体ウェハーに対して、少なくとも2つの半導体素子単位で各半導体素子間に分離溝が形成された半導体素子群に分割する工程と、その面内に複数個の半導体素子が形成された第2の半導体ウェハーの個々の半導体素子の電極と前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極とを接続し、第2の半導体ウェハーの半導体素子上に前記半導体素子群を接続する工程と、前記第2の半導体ウェハー上に接続した前記半導体素子群の裏面から、前記半導体素子群の各半導体素子単位の分離溝まで研削し、前記半導体素子群の厚みを薄厚にするとともに、前記半導体素子群を個々の半導体素子に分離する工程と、前記第2の半導体ウェハーに対して各半導体素子ごとに分離し、1つの半導体素子上に少なくとも2つの半導体素子が接続されたマルチチップモジュール型の半導体装置を形成する。
【0014】
このような半導体装置の製造方法により、半導体素子を積層させた構造の半導体装置を製造する場合、半導体ウェハーを半導体素子単位に分割した後に実装するよりも、あらかじめ半導体ウェハーどうしを実装した後に、半導体装置を構成する半導体素子積層体に分割することで、半導体素子の搬送時間が大幅に短縮し、半導体装置の組立てコストの低減を達成することが可能となる。
【0015】
また、基板上に少なくとも2つの半導体素子が分離して搭載された半導体装置の製造方法において、その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、前記第1の半導体ウェハーを、基板上に搭載される少なくとも2つの半導体素子からなる半導体素子群に分割する工程と、前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と前記基板上の電極とを接続し、前記基板上に前記半導体素子群を接続する工程と、ウェハー切断装置を用いて、前記基板上に接続した前記半導体素子群を、個々の半導体素子に分割し、分離する工程とよりなる。
【0016】
このような半導体装置の製造方法により、多数の微小な半導体素子が大口径の半導体ウェハーに形成されている場合でも、半導体素子を連結するダイシングラインを、ウェハー切断装置を用いて高速で加工することにより、LSIウェハーをあらかじめ個々のLSIチップに分離した後に、LSIチップを1個ずつ搬送して基板上に実装するよりも、半導体装置の組立て時間を短縮することができ、加工コストを低減することが可能となる。
【0017】
また、その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、前記第1の半導体ウェハーを、少なくとも2つの半導体素子単位で半導体素子群に分割する工程と、その面内に複数個の半導体素子が形成された第2の半導体ウェハーの個々の半導体素子の電極と前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極とを接続し、第2の半導体ウェハーの半導体素子上に前記半導体素子群を接続する工程と、ウェハー切断装置を用いて、前記第2のウェハー上に接続した前記半導体素子群を、個々の半導体素子に分割する工程とよりなる。
【0018】
このような半導体装置の製造方法により、半導体素子を連結するダイシングラインを、ウェハー切断装置を用いて高速で加工することにより、LSIウェハーをあらかじめ個々のLSIチップに分離した後に、LSIチップを1個ずつ搬送して半導体ウェハー上に実装するよりも、半導体装置の組立て時間を短縮することができ、加工コストを低減することが可能となる。
【0019】
また、その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、前記第1の半導体ウェハーを、複数の半導体素子単位の半導体素子群に分割する工程と、前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と基板上の電極とを接続し、基板上に半導体素子群を接続する工程と、前記半導体素子群の半導体素子単位の連結部を除いた裏面にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンが形成されていない半導体素子群の各半導体素子単位の連結部を、エッチングによって分離する工程とよりなる。
【0020】
このような半導体装置の製造方法により、半導体ウェハーに形成された複数の半導体素子を分離する場合に、レジストを所望のパターンに塗布することで、分離部の形状を任意に設定できるので、半導体素子の形状に左右されることなく、半導体素子の連結部に対して高精度なエッチングを行うことが可能となる。また、半導体ウェハーに対して一括した加工が可能となるので、微小な半導体素子が形成された大口径の半導体ウェハーに対しても、加工時間が増加することはなく、半導体装置の組立てコストの低減を達成することが可能となる。
【0021】
また、その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、前記第1の半導体ウェハーを、複数の半導体素子単位の半導体素子群に分割する工程と、前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と第2の半導体ウェハーの個々の半導体素子の電極とを接続し、第2の半導体ウェハーの半導体素子上に前記半導体素子群を接続する工程と、前記半導体素子群の半導体素子単位の連結部を除いた裏面にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンが形成されていない半導体素子群の各半導体素子単位の連結部を、エッチングによって分離する工程とよりなる。
【0022】
このような半導体装置の製造方法により、半導体ウェハーに形成された複数の半導体素子を分離する場合に、半導体ウェハーに対するレジスト塗布は、微細な形状のパターンに対しても対応して形成することが可能であるので、分離部の形状を任意に設定することができ、半導体素子の形状に左右されることなく、半導体素子の連結部に対して高精度なエッチングを行うことが可能となる。また、半導体ウェハーに対して一括した加工が可能となるので、微小な半導体素子が形成された大口径の半導体ウェハーに対しても、加工時間が増加することはなく、半導体装置の組立てコストの低減を達成することが可能となる。
【0023】
また、機械研削または、化学薬品を用いた化学研磨または、前記機械研削と前記化学研磨との併用または、プラズマによるドライエッチングにより、第1の半導体ウェハーの裏面を研削または研磨する。
【0024】
このような半導体装置の製造方法により、ウェハーの厚みやサイズおよび、ウェハーに形成された半導体素子の配置ならびに個数などに合わせて最適な研削方法あるいは研磨方法を選択して、研削あるいは研磨状態の安定化および研削あるいは研磨時間の短縮化を達成することが可能となる。
【0025】
また、第1の半導体ウェハーの表面に対して、各半導体素子単位ごとに分離溝を形成する工程は、前記第1の半導体ウェハーの表面の各半導体素子単位ごとに回転ブレードにより切削して各半導体どうしが薄厚部で接続された分離溝を形成する。
【0026】
このような半導体装置の製造方法により、複数の半導体素子を同時に一括して基板上に搬送し、実装することが可能となるので、半導体素子それぞれを搬送して基板に実装する場合に比較して、半導体素子の搬送時間が大幅に短縮し、半導体装置の組立てコストの低減を達成することが可能となる。また、複数の半導体素子からなる半導体素子群を一括して半導体ウェハーまたは基板に実装した後に、半導体素子群を個々の半導体素子に分割するので、実装回数が減るとともに、半導体ウェハーに対する半導体素子の実装精度も向上する。
【0027】
また、半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と基板上の電極とを接続し、基板上に半導体素子群を接続する工程は、半導体素子群と基板との間に樹脂を介して行う。
【0028】
このように、半導体素子群と基板との間に樹脂を介して基板上に半導体素子群を接続することで、外部からの機械的作用や温度変化などに対して、安定した接続を保つことができる。
【0029】
また、半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と第2の半導体ウェハーの個々の半導体素子の電極とを接続し、前記第2の半導体ウェハー上に半導体素子群を接続する工程は、半導体素子群と前記第2の半導体ウェハーとの間に樹脂を介して行う。
【0030】
このように、半導体素子群と半導体ウェハーとの間に樹脂を介して半導体ウェハー上に半導体素子群を接続することで、外部からの機械的作用や温度変化などに対して、安定した接続を保つことができる。
【0031】
また、基板は回路構成された回路基板を用いる。
【0032】
このように、回路構成された基板を用いることで、回路基板に実装する半導体素子に形成された電極配置に対応した位置に電極形成が可能であり、また、複数の電極を接続する配線の形成や、スルーホールによる基板の表裏の電気的接続および外部基板との電気的接続が可能となる。
【0033】
また、基板は半導体素子基板を用いる。
【0034】
このように、半導体素子基板を用いることで、異なる機能を有する異種の半導体素子の立体的な電気的接続を行い、高密度な実装構造の構成が可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の半導体装置の製造方法の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0036】
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
【0037】
図1〜図3は本実施形態における半導体装置の製造方法の各工程ごとの断面図を示している。
【0038】
図1(a)に示すように、まず、複数の半導体素子がその面内に形成されたLSIウェハー1の各半導体素子の電極上に、半田バンプ2を形成し、LSIウェハー1に対してダイサー等のウェハー切断装置により、薄厚部を有したLSIチップ分離溝3を形成する。この時のLSIチップ分離溝3の深さは、最終的に個々のLSIチップに分離した時のチップ厚と同等もしくはそれ以上の深さにすることが必要である。また、LSIチップ分離溝3の形成は、単数の半導体素子(LSIチップ)単位または複数の半導体素子(LSIチップ)単位に形成するもので、本実施形態では2つの半導体素子単位に形成している。
【0039】
次に図1(b)に示すように、LSIウェハー1を、ウェハー切断装置により、複数のチップ単位であるLSIチップ群4に切断する。
【0040】
次に図2(c)に示すように、その面内に複数の半導体素子が形成された半導体ウェハー5の裏面にダイシングシート(図示せず)を貼り付ける。ダイシングシートを半導体ウェハー5に貼り付けることにより、LSIチップ群4の半導体ウェハー5への接続時に発生する衝撃に対して、破損することを防止するとともに、半導体ウェハー5を、後工程で、半導体素子単位ごとに切断しても、半導体ウェハーに形成された複数の半導体素子は、ダイシングシートに固定されているので、半導体ウェハー5ごとの搬送の管理が容易になる。
【0041】
また、半導体ウェハー5の個々の半導体素子上に、LSIチップ群4を接続するために、絶縁性樹脂6を、半導体ウェハー5の回路形成面またはLSIチップ群4の回路形成面に塗布し、ボンディングツール7の先端に真空吸着して搬送したLSIチップ群4を、半田バンプ2と接続用電極8とを位置合わせし、半導体ウェハー5に接続する。そして、絶縁性樹脂6を加熱して硬化することにより、LSIチップ群4を半導体ウェハー5に固定する。なお、LSIチップ群4の半田バンプ2と半導体ウェハー5の接続用電極8を接続した後、絶縁性樹脂6を注入し加熱しても、LSIチップ群4を半導体ウェハー5に固定することができる。
【0042】
次に図2(d)に示すように、LSIチップ群4を半導体ウェハー5に接続した状態で、半導体ウェハーのバックグラインド工法と同様に、研削装置を用いてLSIチップ群4の回路形成面ではない面、すなわち底面側から、少なくともLSIチップ分離溝3の底部にまで研削し、薄厚部を除去すると、LSIチップ群4が個々のLSIチップ9に分離独立する。ここで、研削装置による加工深さは、少なくともLSIチップ分離溝3の底部にまで必要であり、薄厚部を除去する深さに設定する。また、最大加工深さは、製品の製造工程におけるLSIチップの機械的強度および製品完成後の品質を保持できる範囲ならば、特に限定されるものではない。
【0043】
次に図2(e)に示すように、ウェハー切断装置により、半導体ウェハー5を個々の半導体チップ10に分離する。このように、個々の半導体チップ10上に複数のLSIチップ9が実装された構成体を、以下、複数チップ実装体11と呼ぶ。
【0044】
次に図3(f)に示すように、まず、ダイパッド12にダイボンド樹脂13を塗布し、複数チップ実装体11を構成する半導体チップ10の裏面をダイパッド12に対向させて、塗布したダイボンド樹脂13上に接着する。そして、複数チップ実装体11の外部電極14とインナーリード15とを金属細線16によって電気的に接続し、複数チップ実装体11と金属細線16およびインナーリード15の周囲を封止樹脂17によって封止する。その後、封止樹脂17から外部に露出したリードの先端部分をガルウィング形状に折り曲げて、外部基板に実装可能な形状に成形する。
【0045】
なお、LSIチップ群4の研削工程の前工程あるいは後工程に、半導体ウェハー5の回路形成面ではない面を研削する工程を追加すれば、半導体装置の薄型化が可能になるばかりでなく、半導体ウェハー5の平坦性の向上を確保することができ、複数チップ実装体11のダイパッド12に対する実装安定性も向上する。
【0046】
また、本実施形態では、LSIチップ群を、複数の半導体素子から形成された半導体ウェハー上に接続したが、半導体ウェハーではなく、配線回路が形成された回路基板上に接続してもよく、この場合、半導体ウェハー上に形成したバンプと回路基板上の配線部とを位置合わせして接続する。その後は、半導体ウェハー上にLSIチップを接続した場合と同様にして、研削装置を用いて、少なくともLSIチップの厚みの切り込み深さで、LSIチップを連結する薄厚部を研削し、LSIチップ群を個々のLSIチップに分離する。
【0047】
また、LSIチップ群の裏面は、本実施形態では研削装置によって研削したが、LSIチップ分離溝にまで加工できる方法ならば、他の機械的加工法でもよい。
【0048】
また、化学薬品を用いた化学研磨または、機械研削と化学研磨との併用または、プラズマによるドライエッチングによっても加工が可能であり、これらの加工法を用いることによりLSIチップ群を個々のLSIチップに分離することができる。
【0049】
本実施形態の半導体装置の製造方法により、複数のLSIチップが連結された状態で基板に実装することが可能となり、あらかじめ分割されたLSIチップそれぞれを搬送して実装するよりも搬送時間が短縮し、組立てコストの低減を達成することができる。また、半導体ウェハーの裏面を研削または研磨する工程を導入することにより、半導体ウェハーの厚みの調整が可能となり、半導体装置の厚みの薄型化を達成することもできる。
【0050】
次に、本発明の第2の実施形態の半導体装置の製造方法について説明する。
【0051】
図4〜図6は、本実施形態における半導体装置の製造方法の各工程ごとの断面図である。
【0052】
まず、図4(a)に示すように、複数個のLSI素子が形成されたLSIウェハーに、半田バンプ2を形成し、このLSIウェハーをウェハー切断装置により、少なくとも2つのLSI素子単位でLSIチップ群4に切断する。このウェハー切断装置によるLSIウェハーの切断は、単数のチップ単位または複数のチップ単位に形成するもので、本実施形態では、2チップ単位に形成している。
【0053】
次に、図4(b)に示すように、複数の半導体素子から構成される半導体ウェハー5上にLSIチップ群4を接続するために、半導体ウェハー5上のLSIチップ群4を実装する位置に絶縁性樹脂6を塗布し、ボンディングツール7によって真空吸着された状態で搬送されたLSIチップ群4と半導体ウェハー5とを位置合わせし、LSIチップ群4を半導体ウェハー5に接続する。そして、LSIチップ群4を半導体ウェハー5に接続した状態で、赤外線装置を用いてLSIチップ群の素子単位の境界部を認識し、切断位置を判定する。なお、この工程においては、LSIチップ群4に形成されている半田バンプ2と半導体ウェハー5に形成されている接続用電極8とを接続した後、絶縁性樹脂6を注入してもよい。
【0054】
次に、図5(c)に示すように、ウェハー切断装置18により、LSIチップ群の回路形成面でない面から、LSIチップ群4の素子単位の境界部を、少なくともLSIチップ群4の厚みを切断し、LSIチップ群4を独立した個々のLSIチップ9に分離する。なお、ウェハー切断装置18による最大切断深さは、半導体ウェハー5の表面に達することがない切断深さならば、特に限定されるものではなく、LSIチップ9と半導体ウェハー5の間隙にある絶縁性樹脂6の部分にまで切断してもよい。
【0055】
また、LSIチップ群の切断工程の前工程または後工程に、半導体ウェハー5の裏面研削工程を追加することにより、さらに薄型の半導体装置の製造が可能となる。
【0056】
次に、図5(d)に示すように、LSIチップ9が搭載された半導体ウェハー5を、ウェハー切断装置18により個々の半導体チップ10に切断する。ここで、個々の半導体チップ10に複数のLSIチップ9が実装された構成体を、複数チップ実装体11と呼ぶ。
【0057】
さらに、図6(e)に示すように、ダイパッド12にダイボンド樹脂13を塗布し、複数チップ実装体11を構成する半導体チップ10の裏面を、塗布されたダイボンド樹脂13上に搭載して固定する。そして、半導体チップ10に形成された外部電極14とインナーリード15とを金属細線16により電気的に接続して、封止樹脂17によってパッケージに封止する。その後、封止樹脂17から外部に露出したリードの先端部分をガルウィング形状に折り曲げて、外部基板に実装可能な形状に成形する。
【0058】
このような半導体装置の製造方法により、複数のLSIチップが連結した状態で基板に実装することが可能となり、あらかじめ分割したLSIチップをそれぞれ搬送するよりも搬送時間が短縮し、組立てコストの低減を達成することができる。また、複数のLSIチップを連結した状態で基板に実装した後、ウェハー切断装置により複数のLSIチップそれぞれに分割するのに要する時間は、従来のように、あらかじめ分割されたLSIチップそれぞれを搬送して、基板あるいは半導体ウェハーに実装するのに要する時間よりも短時間となるため、組立てコストの低減に有効である。
【0059】
次に、本発明の第3の実施形態の半導体装置の製造方法について説明する。
【0060】
図7〜図9は、本実施形態における半導体装置の製造方法の各工程ごとの半導体装置の断面図である。
【0061】
図7(a)に示すように、まず、複数個のLSI素子が形成されたLSIウェハーの電極に半田バンプ2を形成し、ウェハー切断装置により、LSIウェハーを単数のチップ単位または複数のチップ単位であるLSIチップ群4に分離する。本実施形態では2チップ単位に形成している。
【0062】
次に、図7(b)に示すように、半導体ウェハー5上のLSIチップ群4を接続する位置に、絶縁性樹脂6を塗布し、ボンディングツール7に吸着したLSIチップ群4を半導体ウェハー5の接続位置に搬送して、LSIチップ群4に形成した半田バンプ2と、半導体ウェハー5に形成した接続用電極8を位置合わせし、LSIチップ群4を半導体ウェハー5に接続した後、塗布した絶縁性樹脂6を加熱し、硬化させる。このような一連のLSIチップ群の搬送、接続、絶縁性樹脂の硬化工程を、LSIチップの数だけ繰り返し、半導体ウェハー上に全てのLSIチップを接続して固定する。なお、絶縁性樹脂6は、半田バンプ2と接続用電極8を接続した後に、LSIチップ群4と半導体ウェハー5との間隙に注入した後、硬化してもよい。
【0063】
次に図8(c)に示すように、LSIチップ群4を半導体ウェハー5に接続した状態で、赤外線装置を用いてLSIチップの素子単位の境界部を認識することによって、LSI素子単位の境界部を除いたLSIチップ群4の裏面にレジストパターン19を形成する。
【0064】
次に図8(d)に示すように、ウェットエッチングにより、LSIチップ群4のLSI素子単位の境界部を除去し、個々のLSIチップ9に分離する。
【0065】
次に図8(e)に示すように、レジストパターン19を除去する。なお、レジスト除去はウェットエッチングあるいはドライエッチングのどちらの処理を行ってもよい。
【0066】
次に、図8(f)に示すように、半導体ウェハー5をウェハー切断装置により個々の半導体チップ10に切断する。ここで、複数のLSIチップ9が搭載された個々の半導体チップ10の構成体を複数チップ構成体11と呼ぶ。
【0067】
次に、図9(g)に示すように、ダイボンド樹脂13をダイパッド12に塗布し、複数チップ構成体11を構成する半導体チップ10の裏面を、ダイボンド樹脂13が塗布されたダイパッド12に接着し固定する。そして、半導体チップ10に形成された外部電極14とインナーリード15とを金属細線16により電気的に接続してから、LSIチップ9、ダイパッド12および金属細線16の周囲を封止樹脂17によってパッケージに封止する。その後、封止樹脂17から外部に露出したリードの先端部分をガルウィング形状に折り曲げて、外部基板に実装可能な形状に成形する。
【0068】
このように、半導体ウェハーを複数の半導体チップに分離する場合に、LSIチップ群の回路形成面ではない面で、LSIチップの境界部を除く範囲にレジストを塗布し、一括してエッチングを施すことにより、レジストを所望のパターンに塗布することができるので、分離部の形状を任意に設定することが可能となる。
【0069】
なお、実施形態1,2および3で、LSIウェハー1に形成するバンプは半田バンプとしたが、金属細線を用いたワイヤボンディング法による突起バンプおよびメッキバンプでもよい。
【0070】
また、実施形態1, 2および3では、半導体チップ10上に複数のLSIチップを実装した場合を示したが、複数のLSIチップを回路構成された回路基板に接続してもよく、この場合、回路基板の両面には任意の位置に電気的導通配線が可能であるので、回路基板に実装する半導体素子に形成された電極位置に対応した位置に電極形成が可能である。また、回路基板を用いると、その両面の電極または配線を、スルーホールの形成によって電気的に接続することも可能となり、複数チップ実装体11をリードフレームだけでなく、他の多層回路基板へ実装することもできる。
【0071】
さらに、複数のLSIチップを、複数の半導体素子からなる半導体素子基板に接続してもよい。この場合の半導体素子基板は、半導体素子単体、複数の半導体素子および半導体ウェハーのいずれでもよく、実装する複数のLSIチップと電気的接続が可能な配線が施されているならば、特に限定されるものではなく、これによって、複数の半導体素子を積層した半導体装置の組立てが可能になる。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、基板あるいは半導体チップ上へのLSIチップ群のマルチチップ実装において、各LSIチップ群の素子単位ごとに分離溝を設けたLSIチップ群を、半導体ウェハーあるいは基板にフリップチップ接続して、分離溝を設けた複数のLSIチップ群の裏面研削を一括して行う。このように、複数のLSIチップから形成されるLSIチップ群を一括して搬送、実装し、LSIチップ群の溝の加工と裏面研削により、単独のLSIチップに分離して、マルチチップ実装する際の搬送回数を削減し、組立時間の短縮を図り、低コスト化を達成する。
【0073】
また、LSIチップ群を各LSIチップに分離する方法として、ウェハー切断装置を用いて切断する方法によっても、マルチチップ実装する際のLSIチップ群の搬送回数を削減することができ、組立時間の短縮の達成が可能となる。
【0074】
また、LSIチップ群の回路形成面の裏面の、各LSIチップの境界部を除く範囲にレジストを塗布した後、エッチングにより分離する方法は、レジストを所望のパターンに塗布することができるので、任意の分離部の形状に対応したパターン形成が可能となる。
【0075】
さらに、このような半導体装置の製造方法は、複数のLSIチップの実装を一括して行うので、LSIチップ分離後もLSIチップ間の相対的な距離を一定にすることができ、複数のLSIチップ全体の実装面積を小さくすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図
【図2】本発明の一実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図
【図3】本発明の一実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図
【図4】本発明の一実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図
【図5】本発明の一実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図
【図6】本発明の一実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図
【図7】本発明の一実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図
【図8】本発明の一実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図
【図9】本発明の一実施形態の半導体装置の製造工程を示す断面図
【図10】従来の半導体装置の断面図
【符号の説明】
1 LSIウェハー
2 半田バンプ
3 LSIチップ分離溝
4 LSIチップ群
5 半導体ウェハー
6 絶縁性樹脂
7 ボンディングツール
8 接続用電極
9 LSIチップ
10 半導体チップ
11 複数チップ実装体
12 ダイパッド
13 ダイボンド樹脂
14 外部電極
15 インナーリード
16 金属細線
17 封止樹脂
18 ウェハー切断装置
19 レジストパターン
101 接続用電極
102 シリコン多層基板
103 半田バンプ
104 LSIチップ
105 封止樹脂
106 ダイボンド樹脂
107 支持基板
108 内部電極
109 配線
110 金属細線
111 キャップ
112 外部電極
113 スルーホール

Claims (12)

  1. その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、
    前記第1の半導体ウェハーの表面に対して、各半導体素子単位ごとに分離溝を形成する工程と、
    前記第1の半導体ウェハーに対して、複数の半導体素子単位で各半導体素子間に分離溝が形成された半導体素子群に分割する工程と、
    前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と基板上の電極とを接続し、基板上に半導体素子群を接続する工程と、
    前記基板上に接続した前記半導体素子群の裏面側から前記半導体素子群の各半導体素子単位の分離溝まで研削し、前記半導体素子群の厚みを薄厚にするとともに、半導体素子群を個々の半導体素子に分離する工程とよりなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、
    前記第1の半導体ウェハーの表面に対して、各半導体素子単位ごとに分離溝を形成する工程と、
    前記第1の半導体ウェハーに対して、少なくとも2つの半導体素子単位で各半導体素子間に分離溝が形成された半導体素子群に分割する工程と、
    その面内に複数個の半導体素子が形成された第2の半導体ウェハーの個々の半導体素子の電極と前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極とを接続し、第2の半導体ウェハーの半導体素子上に前記半導体素子群を接続する工程と、
    前記第2の半導体ウェハー上に接続した前記半導体素子群の裏面から、前記半導体素子群の各半導体素子単位の分離溝まで研削し、前記半導体素子群の厚みを薄厚にするとともに、前記半導体素子群を個々の半導体素子に分離する工程と、
    前記第2の半導体ウェハーに対して各半導体素子ごとに分離し、1つの半導体素子上に少なくとも2つの半導体素子が接続されたマルチチップモジュール型の半導体装置を形成する工程とよりなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 基板上に少なくとも2つの半導体素子が分離して搭載された半導体装置の製造方法において、
    その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、
    前記第1の半導体ウェハーを、基板上に搭載される少なくとも2つの半導体素子からなる半導体素子群に分割する工程と、
    前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と前記基板上の電極とを接続し、前記基板上に前記半導体素子群を接続する工程と、
    ウェハー切断装置を用いて、前記基板上に接続した前記半導体素子群を、個々の半導体素子に分割し、分離する工程とよりなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、
    前記第1の半導体ウェハーを、少なくとも2つの半導体素子単位で半導体素子群に分割する工程と、
    その面内に複数個の半導体素子が形成された第2の半導体ウェハーの個々の半導体素子の電極と前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極とを接続し、第2の半導体ウェハーの半導体素子上に前記半導体素子群を接続する工程と、
    ウェハー切断装置を用いて、前記第2の半導体ウェハー上に接続した前記半導体素子群を、個々の半導体素子に分割する工程とよりなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、
    前記第1の半導体ウェハーを、複数の半導体素子単位の半導体素子群に分割する工程と、
    前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と基板上の電極とを接続し、基板上に半導体素子群を接続する工程と、
    前記半導体素子群の半導体素子単位の境界部を除いた裏面にレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンが形成されていない半導体素子群の各半導体素子単位の境界部を、エッチングによって分離する工程とよりなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. その面内に複数個の半導体素子が形成された第1の半導体ウェハーの個々の半導体素子上にバンプ電極を形成する工程と、
    前記第1の半導体ウェハーを、複数の半導体素子単位の半導体素子群に分割する工程と、
    その面内に複数個の半導体素子が形成された第2の半導体ウェハーの個々の半導体素子の電極と前記半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極とを接続し、第2の半導体ウェハーの半導体素子上に前記半導体素子群を接続する工程と、
    前記半導体素子群の半導体素子単位の境界部を除いた裏面にレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンが形成されていない半導体素子群の各半導体素子単位の境界部を、エッチングによって分離する工程とよりなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 機械研削または、化学薬品を用いた化学研磨または、前記機械研削と前記化学研磨との併用または、プラズマによるドライエッチングにより、第1の半導体ウェハーの裏面を研削または研磨することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 第1の半導体ウェハーの表面に対して、各半導体素子単位ごとに分離溝を形成する工程は、前記第1の半導体ウェハーの表面の各半導体素子単位ごとに回転ブレードにより切削して各半導体どうしが薄厚部で接続された分離溝を形成する工程であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と基板上の電極とを接続し、基板上に半導体素子群を接続する工程は、半導体素子群と基板との間に樹脂を介して行うことを特徴とする請求項1または請求項3または請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 半導体素子群の各半導体素子のバンプ電極と第2の半導体ウェハーの個々の半導体素子の電極とを接続し、前記第2の半導体ウェハー上に半導体素子群を接続する工程は、半導体素子群と前記第2の半導体ウェハーとの間に樹脂を介して行うことを特徴とする請求項2または請求項4または請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 基板は回路構成された回路基板を用いることを特徴とする請求項1または請求項3または請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 基板は半導体素子基板を用いることを特徴とする請求項1または請求項3または請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
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