JP3647745B2 - フロッピーディスク駆動装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は薄型化フロッピーディスク駆動装置の操作性向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は従来のフロッピーディスク駆動装置の一例を示す分解斜視図、図15は外観斜視図、図16はカバーを外したフロッピーディスク駆動装置の平面簡略図、図17および図18は要部の拡大図、図19はフロッピーディスクの斜視図である。図において、(1)は全体を収納するフレーム、(2)はディスケットホルダ、(3)はスライドカムでフレーム(1)の案内部(1-1)と摺動部(3-2)で摺動可能に係接されている。(3-1)はスライドカムに設けられたディスケットホルダ(2)を昇降運動させるための案内部、(4)はスライドカムを付勢するバネ、(5)はスライドカム(3)のボタン取付部(3-3)に取り付けられたボタン、(6)はフレーム(1)のドア取付穴(1-2)にドア軸(6-1)が挿入されて回動可能に取付けられたドア、(7)はドア(6)を付勢するバネ、(8)はフレーム(1)に爪を介して係着されたパネル、(8-1)はパネル(8)に設けた開口部である。(9)はフレーム(1)を上部より包囲するカバー、(12)はカバーの補強板、(13)はフロッピーディスクである。
【0003】
次に動作について説明する。図14〜図18において、フロッピーディスク(13)がスロット口である開口部(8-1)より挿入され、ドア(6)を回動させ、ディスケットホルダ(2)に挿入される。次にフロッピーディスク(13)により図示されないスライドカムのロック機構のロックが解除され、スライドカムの摺動部(3-2)が案内部(1-1)に沿って摺動しながら、スライドカム(3)がバネ(4)により前方へ移動し、これに係接するディスケットホルダ(2)がスライドカムの案内部(3-1)に沿って下降移動し、所定の位置に位置決めされる。また、フロッピーディスク(13)を排出する時は、ボタン(5)を押すとスライドカム(3)が後方へ移動し、これに係接しているディスケットホルダ(2)がスライドカムの案内部(3-1)に沿って上昇移動し、所定の位置でスライドカム(3)が図示されないロック機構により位置決めされ、それによりディスケットホルダ(2)が所定の位置に位置決めされる。次いで図示されないレバーがフロッピーディスク(13)を押し出して排出させ、フロッピーディスク(13)を開口部(8-1)より取り出すことにより、ドア(6)は所定の位置に付勢される。また、カバーの補強板(12)はカバー(9)に荷重が負荷されたときにカバー(9)の変形を防止するはたらきをする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成された従来のフロッピーディスク駆動装置では、以下のような問題がある。
最近のフロッピーディスク駆動装置の薄型化に伴って、ドアの開閉の回動中心とフロッピーディスクの挿入時にフロッピーディスクがドアを押す位置とが近付いて来た。このため、フロッピーディスクの異常挿入により、ドアの開閉の回動中心をフロッピーディスクが押すと、ドアが変形し、ドアの回動軸が外れてしまうという不具合があった。図18は、フロッピーディスクの異常挿入の際のドアのたわみによるドア外れの説明図である。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解消するめになされたもので、フロッピーディスクの異常挿入によるドア外れが防止された、ドアの取付安定性の高いフロッピーディスク駆動装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1〜3の発明に係るフロッピーディスク駆動装置は、フロッピーディスクの異常挿入により撓むドアに当接する折曲部又は突起部をドア後側位置に設け、上記ドアに上記折曲部又は突起部との衝突を回避するくぼみ部を設けたことを主要な構成としている。
【0007】
請求項4〜6の発明に係るフロッピーディスク駆動装置は、フロッピーディスクの異常挿入により撓むドアに当接する折曲部又は突起部をドア後側位置に設け、上記ドアに上記折曲部又は突起部との衝突を回避する逃げ孔を設けたことを主要な構成としている。
【0008】
【作用】
この発明に係るフロッピーディスク駆動装置は、ドアの後側位置又は前側位置に折曲部又は突起部を設けたことにより、フロッピーディスクの異常挿出入により撓むドアにこれらが当接するので、ドア外れを防止することが可能となる。
【0009】
【実施例】
実施例1.
以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1、図2はこの発明の一実施例を示し、図1は全体の平面図、図2はドアとカバーとの作用を説明する断面図である。図において、(1)は全体のメカニズムを収納するフレーム、(6)はドア、(8)はパネル、(9)はカバー、(12)はカバーの補強板、(13)はフロッピーディスクである。
【0010】
この実施例では、図14に示す従来例と同様にドア(6)の左右に形成したドア軸(6-1)がフレーム(1)のドアの取り付け穴(1-2)に挿入されている。ところがフロッピーディスクの異常挿入によりドア(6)の軸心が撓み、ドア軸(6-1)が取り付け穴(1-2)より脱出するおそれがあるので、フロッピーディスクの異常挿入により撓んだドア(6)に当接するカバー(9)の折曲部(9-4)が垂設されている。折曲部はカバー(9)の代わりに補強板(12)を前方に延設し、その延設部に形成することもできる。また、ドア(6)の前部にも撓んだドア(6)に当接するカバー(9)の折曲部(9-5)が垂設されるのが好ましい。
さらに、図2に示すように、ドア(6)が回動した際、折曲部(9-4)又は(9-5)に接触するのを防止するため、ドア(6)に逃げ穴(6-2)を形成する。ドア(6)に充分な厚さがあるときは逃げ穴(6-2)の代わりにくぼみ部を設けてもよい。
【0011】
次に動作について説明する。フロッピーディスクが異常挿入された時、ドア(6)の回動中心部を押しドア(6)を撓ませようとした場合、カバー(9)に形成された第1の当接部である折曲部(9-4)に当接し、ドアの変形を抑えるから軸の脱出が阻止される。また、フロッピーディスク(13)を排出する時にフロッピーディスク(13)のシャッターがドア(6)に引っ掛かり、ドア(6)を前側に変形させようとした場合は、第2の当接部である(9-5)の折曲部に当接し、ドア(6)の変形を抑える。また、フロッピーディスクの挿入が挿入口の端に行われた場合に、ドア(6)の中央部が前方に撓む場合があり、これらの変形が(9-5)の折曲部で抑えられるから、軸の脱出が阻止される。また、ドア(6)には逃げ穴(6-2)が設けられているので、ドア(6)の正常な回動が折曲部(9-4)により妨げられることがない。
【0012】
実施例2.
上記実施例1では、折曲部をカバー(9)に形成していたが、フレームに形成してもよい。すなわち、図3及び4はこの実施例を示し、図3は平面図、図4は要部側面図で、図3、4に示すように、フレーム(1)の両側上部より内方へ突出する水平部材(1-a)の前方に折曲部(1-4)(1-3)を延設することによりドア(6)の前後に折曲部を配設することができる。
【0013】
実施例3.
上記実施例1、2は折曲部をカバー(9)又はフレーム(1)に形成しているが、この実施例の平面図及び要部側面図を示す図5、図6に示すようにパネル(8)に一体に突起部(8-3)(8-2)をドアの前後に位置するように設けてもよい。このようにすれば突起部(8-3)(8-2)はパネル成形の際簡単に製造でき、作用効果も上記実施例1、15と何等変わらない。
【0014】
実施例4.
以下、この発明のドア外れ防止に係る他のフロッピーディスク駆動装置について説明する。図7は要部を示す平面図である。図において、(1)はフレーム、(1-5)はフレーム(1)の巾を縮巾したドア軸支持部、(8)はパネル、(6)はドアで両端にドア軸(6-1)を突設し、ドア軸支持部(1-5)より長く突出させ、先端を潰して設けた抜け止め用のカシメ部(6-3)を形成する。
【0015】
次に動作について説明する。前述の如く、ドア(6)のドア軸(6-1)の巾は、フレームのドア軸支持部(1-5)の巾よりも長くしている関係上ドア(6)をフレーム(1)に取付けた時、ドア軸(6-1)はフレーム(1)の側方に突出する。そして、その突出部に抜け止め用のカシメ部を形成しているため、フロッピーディスク(13)の異常挿入により、ドア(6)が撓んだとしても、ドア軸(6-1)が抜けないので、ドア(6)は外れない。
【0016】
実施例5.
上記実施例4では、抜け止め用のカシメ部を形成していたが、図8に示すように、ドア軸(6-1)の先端に止め具(14)を嵌合させ、抜け止めを形成してもよい。このようにすれば実施例3と同様の効果を奏することができる。
【0017】
実施例6.
以下、この発明のドア外れ防止に係る他のフロッピーディスク駆動装置について説明する。図9は要部を示す拡大平面図である。図において、(1)はフレーム、(1-6)はフレーム(1)の縮巾部に形成したU溝部、(8)はパネルで、(8-4)はパネルの両側より後方に突設したドア軸支持部、(6-4)はドア軸に形成した環状のドア軸溝であって、上記U溝はドア軸溝(6-4)に下方から介入した構成となっている。
【0018】
次に動作について説明する。ドア(6)はパネル(8)のドア軸支持部(8-4)に支承されている。フロッピーディスクの異常挿入により、ドア(6)が変形しても、フレーム(1)のU溝部(1-6)にドア軸溝(6-4)が引っ掛かり、ドア軸支持部(8-4)から抜けることが無く、ドア外れを防止することができる。
【0019】
実施例7.
上記実施例6では、パネル(8)の両側より後方に突設したドア軸支持部(8-4)にドア軸を軸支したが、図10に示すようにフレーム(1)の両側にドア軸支持部(1-5)を設けることもできる。この場合は、パネル(8)の両側後方に突設したU溝付突出体(8-5)のU溝がドア軸溝(6-4)に介入することになる。この場合でも実施例19と同様の効果を奏することができる。また、U溝は逆U溝とすることもできる。
【0020】
実施例8.
なお、上記実施例7ではパネル(8)のU溝付突出体(8-5)のU溝がドア軸溝(6-4)に介入していたが、これに代えて図11に示すようにカバー(9)前部両側のU溝付折曲部(9-6)を形成し、そのU溝をドア軸溝(6-4)に介入させてもよい。この場合でも上記実施例7と同様の効果を奏することができる。また、U溝は逆U溝であってもよい。
【0021】
実施例9.
以下、この発明のドア外れ防止に係る他のフロッピーディスク駆動装置について説明する。図12において、(1)はフレーム、(8)はパネル、(8-6)は上部を開口部の後部上側と薄肉ヒンジ(8-a)を介して一体に形成されたドア部であって、ポリプロピレン樹脂の射出成形により製造することができる。
上記のように形成しているので、フロッピーディスクの異常挿入が行われたとしてもドア部(8-6)はパネル(8)と一体に形成されているので、ドア部が外れることは絶対に無い。
【0022】
実施例10.
以下、この発明のドア外れ防止に係る他のフロッピーディスク駆動装置について説明する。図13は要部の側面図である。図において、(1)はフレーム、(6-5)は断面扇形状のドア軸、(1-7)は断面扇形状のドア軸嵌合穴で、ドア軸(6-5)の弧状部はドア軸嵌合穴(1-7)の弧状部に沿って摺動する。
上記のように構成されているので、ドア(6)の回動中心は扇形のかなめ部(6-6)となる。本来ドア(6)の回動中心は上に上っていく程ドア外れに対し有利となるが、フロッピーディスク駆動装置が薄型化すればする程回動中心を上にとれなくなる。しかるにこの実施例によれば従来の丸形断面軸に比べ回動中心を上にとることができるので、フロッピーディスクの異常挿入に際し、ドアは外れにくくなる。
【0023】
【発明の効果】
この発明によれば、上記のようにフロッピーディスクの異常挿入により撓むドアに当接するカバーの折曲部もしくは突起部を、ドアの後側位置に設け、ドアに上記折曲部又は突起部との衝突を回避するくぼみ部又は逃げ孔を設けたことにより、ドア外れの防止およびドアの取付安定性の向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係るフロッピーディスク駆動装置の平面図。
【図2】 この発明の実施例1に係るドアの作用説明図。
【図3】 この発明の実施例2に係るフロッピーディスク駆動装置の平面図。
【図4】 この発明の実施例2に係る要部の側面図。
【図5】 この発明の実施例3に係るフロッピーディスク駆動装置の平面図。
【図6】 この発明の実施例3に係る要部の側面図。
【図7】 この発明の実施例4に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の平面図。
【図8】 この発明の実施例5に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の平面図。
【図9】 この発明の実施例6に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の平面図。
【図10】 この発明の実施例7に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の平面図。
【図11】 この発明の実施例8に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の平面図。
【図12】 この発明の実施例9に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の側断面図。
【図13】 この発明の実施例10に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の側面図。
【図14】 従来の3.5インチフロッピーディスク駆動装置の分解斜視図。
【図15】 従来の3.5インチフロッピーディスク駆動装置の外観斜視図。
【図16】 カバーを外した従来のフロッピーディスク駆動装置上面略図。
【図17】 図16の拡大詳細図。
【図18】 従来のフロッピーディスク駆動装置のドアたわみによるドア外れのモデル図。
【図19】 3.5インチフロッピーディスクを示す外観斜視図。
【符号の説明】
1 フレーム、1−1 案内部、1−2 取付穴、1−3 折曲部(第1の当接部)、1−4 折曲部(第2の当接部)、1−5 ドア軸支持部、1−6 U溝部、1−7 ドア軸嵌合穴、2 ディスケットホルダ、2−1 係接部、2−2 係接部、3 スライドカム、3−1 案内部、3−2 摺動部、3−3 ボタン取付部、4 スライドカムバネ、5 ボタン、5−1 挟持部、6 ドア、6−1 ドア軸、6−2 逃げ穴、6−3 カシメ部、6−4 ドア軸溝、6−5 ドア軸、6−6 かなめ部、7 バネ、8 パネル、8−a 突起、8−1 開口部(スロット口)、8−2 突起部(第1の当接部)、8−3 突起部(第2の当接部)、8−4 ドア軸支持部、8−5 U溝付突出体、8−6 ドア部、9 カバー、9−1 案内部、9−2 突起、9−4 折曲部(第1の当接部)、9−5 折曲部(第2の当接部)、9−6 U溝付折曲部、10 ボタン取付部材、10−a スリット、10−1 ボタン取付部、10−2 T字形穴、10−3 爪形状部、10−4 穴、10−5 突起、11 ボタン取付部材、11−1 ボタン取付部、11−2 フック、11−3 傾斜付突起、12 カバーの補強板。
【産業上の利用分野】
この発明は薄型化フロッピーディスク駆動装置の操作性向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は従来のフロッピーディスク駆動装置の一例を示す分解斜視図、図15は外観斜視図、図16はカバーを外したフロッピーディスク駆動装置の平面簡略図、図17および図18は要部の拡大図、図19はフロッピーディスクの斜視図である。図において、(1)は全体を収納するフレーム、(2)はディスケットホルダ、(3)はスライドカムでフレーム(1)の案内部(1-1)と摺動部(3-2)で摺動可能に係接されている。(3-1)はスライドカムに設けられたディスケットホルダ(2)を昇降運動させるための案内部、(4)はスライドカムを付勢するバネ、(5)はスライドカム(3)のボタン取付部(3-3)に取り付けられたボタン、(6)はフレーム(1)のドア取付穴(1-2)にドア軸(6-1)が挿入されて回動可能に取付けられたドア、(7)はドア(6)を付勢するバネ、(8)はフレーム(1)に爪を介して係着されたパネル、(8-1)はパネル(8)に設けた開口部である。(9)はフレーム(1)を上部より包囲するカバー、(12)はカバーの補強板、(13)はフロッピーディスクである。
【0003】
次に動作について説明する。図14〜図18において、フロッピーディスク(13)がスロット口である開口部(8-1)より挿入され、ドア(6)を回動させ、ディスケットホルダ(2)に挿入される。次にフロッピーディスク(13)により図示されないスライドカムのロック機構のロックが解除され、スライドカムの摺動部(3-2)が案内部(1-1)に沿って摺動しながら、スライドカム(3)がバネ(4)により前方へ移動し、これに係接するディスケットホルダ(2)がスライドカムの案内部(3-1)に沿って下降移動し、所定の位置に位置決めされる。また、フロッピーディスク(13)を排出する時は、ボタン(5)を押すとスライドカム(3)が後方へ移動し、これに係接しているディスケットホルダ(2)がスライドカムの案内部(3-1)に沿って上昇移動し、所定の位置でスライドカム(3)が図示されないロック機構により位置決めされ、それによりディスケットホルダ(2)が所定の位置に位置決めされる。次いで図示されないレバーがフロッピーディスク(13)を押し出して排出させ、フロッピーディスク(13)を開口部(8-1)より取り出すことにより、ドア(6)は所定の位置に付勢される。また、カバーの補強板(12)はカバー(9)に荷重が負荷されたときにカバー(9)の変形を防止するはたらきをする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成された従来のフロッピーディスク駆動装置では、以下のような問題がある。
最近のフロッピーディスク駆動装置の薄型化に伴って、ドアの開閉の回動中心とフロッピーディスクの挿入時にフロッピーディスクがドアを押す位置とが近付いて来た。このため、フロッピーディスクの異常挿入により、ドアの開閉の回動中心をフロッピーディスクが押すと、ドアが変形し、ドアの回動軸が外れてしまうという不具合があった。図18は、フロッピーディスクの異常挿入の際のドアのたわみによるドア外れの説明図である。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解消するめになされたもので、フロッピーディスクの異常挿入によるドア外れが防止された、ドアの取付安定性の高いフロッピーディスク駆動装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1〜3の発明に係るフロッピーディスク駆動装置は、フロッピーディスクの異常挿入により撓むドアに当接する折曲部又は突起部をドア後側位置に設け、上記ドアに上記折曲部又は突起部との衝突を回避するくぼみ部を設けたことを主要な構成としている。
【0007】
請求項4〜6の発明に係るフロッピーディスク駆動装置は、フロッピーディスクの異常挿入により撓むドアに当接する折曲部又は突起部をドア後側位置に設け、上記ドアに上記折曲部又は突起部との衝突を回避する逃げ孔を設けたことを主要な構成としている。
【0008】
【作用】
この発明に係るフロッピーディスク駆動装置は、ドアの後側位置又は前側位置に折曲部又は突起部を設けたことにより、フロッピーディスクの異常挿出入により撓むドアにこれらが当接するので、ドア外れを防止することが可能となる。
【0009】
【実施例】
実施例1.
以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1、図2はこの発明の一実施例を示し、図1は全体の平面図、図2はドアとカバーとの作用を説明する断面図である。図において、(1)は全体のメカニズムを収納するフレーム、(6)はドア、(8)はパネル、(9)はカバー、(12)はカバーの補強板、(13)はフロッピーディスクである。
【0010】
この実施例では、図14に示す従来例と同様にドア(6)の左右に形成したドア軸(6-1)がフレーム(1)のドアの取り付け穴(1-2)に挿入されている。ところがフロッピーディスクの異常挿入によりドア(6)の軸心が撓み、ドア軸(6-1)が取り付け穴(1-2)より脱出するおそれがあるので、フロッピーディスクの異常挿入により撓んだドア(6)に当接するカバー(9)の折曲部(9-4)が垂設されている。折曲部はカバー(9)の代わりに補強板(12)を前方に延設し、その延設部に形成することもできる。また、ドア(6)の前部にも撓んだドア(6)に当接するカバー(9)の折曲部(9-5)が垂設されるのが好ましい。
さらに、図2に示すように、ドア(6)が回動した際、折曲部(9-4)又は(9-5)に接触するのを防止するため、ドア(6)に逃げ穴(6-2)を形成する。ドア(6)に充分な厚さがあるときは逃げ穴(6-2)の代わりにくぼみ部を設けてもよい。
【0011】
次に動作について説明する。フロッピーディスクが異常挿入された時、ドア(6)の回動中心部を押しドア(6)を撓ませようとした場合、カバー(9)に形成された第1の当接部である折曲部(9-4)に当接し、ドアの変形を抑えるから軸の脱出が阻止される。また、フロッピーディスク(13)を排出する時にフロッピーディスク(13)のシャッターがドア(6)に引っ掛かり、ドア(6)を前側に変形させようとした場合は、第2の当接部である(9-5)の折曲部に当接し、ドア(6)の変形を抑える。また、フロッピーディスクの挿入が挿入口の端に行われた場合に、ドア(6)の中央部が前方に撓む場合があり、これらの変形が(9-5)の折曲部で抑えられるから、軸の脱出が阻止される。また、ドア(6)には逃げ穴(6-2)が設けられているので、ドア(6)の正常な回動が折曲部(9-4)により妨げられることがない。
【0012】
実施例2.
上記実施例1では、折曲部をカバー(9)に形成していたが、フレームに形成してもよい。すなわち、図3及び4はこの実施例を示し、図3は平面図、図4は要部側面図で、図3、4に示すように、フレーム(1)の両側上部より内方へ突出する水平部材(1-a)の前方に折曲部(1-4)(1-3)を延設することによりドア(6)の前後に折曲部を配設することができる。
【0013】
実施例3.
上記実施例1、2は折曲部をカバー(9)又はフレーム(1)に形成しているが、この実施例の平面図及び要部側面図を示す図5、図6に示すようにパネル(8)に一体に突起部(8-3)(8-2)をドアの前後に位置するように設けてもよい。このようにすれば突起部(8-3)(8-2)はパネル成形の際簡単に製造でき、作用効果も上記実施例1、15と何等変わらない。
【0014】
実施例4.
以下、この発明のドア外れ防止に係る他のフロッピーディスク駆動装置について説明する。図7は要部を示す平面図である。図において、(1)はフレーム、(1-5)はフレーム(1)の巾を縮巾したドア軸支持部、(8)はパネル、(6)はドアで両端にドア軸(6-1)を突設し、ドア軸支持部(1-5)より長く突出させ、先端を潰して設けた抜け止め用のカシメ部(6-3)を形成する。
【0015】
次に動作について説明する。前述の如く、ドア(6)のドア軸(6-1)の巾は、フレームのドア軸支持部(1-5)の巾よりも長くしている関係上ドア(6)をフレーム(1)に取付けた時、ドア軸(6-1)はフレーム(1)の側方に突出する。そして、その突出部に抜け止め用のカシメ部を形成しているため、フロッピーディスク(13)の異常挿入により、ドア(6)が撓んだとしても、ドア軸(6-1)が抜けないので、ドア(6)は外れない。
【0016】
実施例5.
上記実施例4では、抜け止め用のカシメ部を形成していたが、図8に示すように、ドア軸(6-1)の先端に止め具(14)を嵌合させ、抜け止めを形成してもよい。このようにすれば実施例3と同様の効果を奏することができる。
【0017】
実施例6.
以下、この発明のドア外れ防止に係る他のフロッピーディスク駆動装置について説明する。図9は要部を示す拡大平面図である。図において、(1)はフレーム、(1-6)はフレーム(1)の縮巾部に形成したU溝部、(8)はパネルで、(8-4)はパネルの両側より後方に突設したドア軸支持部、(6-4)はドア軸に形成した環状のドア軸溝であって、上記U溝はドア軸溝(6-4)に下方から介入した構成となっている。
【0018】
次に動作について説明する。ドア(6)はパネル(8)のドア軸支持部(8-4)に支承されている。フロッピーディスクの異常挿入により、ドア(6)が変形しても、フレーム(1)のU溝部(1-6)にドア軸溝(6-4)が引っ掛かり、ドア軸支持部(8-4)から抜けることが無く、ドア外れを防止することができる。
【0019】
実施例7.
上記実施例6では、パネル(8)の両側より後方に突設したドア軸支持部(8-4)にドア軸を軸支したが、図10に示すようにフレーム(1)の両側にドア軸支持部(1-5)を設けることもできる。この場合は、パネル(8)の両側後方に突設したU溝付突出体(8-5)のU溝がドア軸溝(6-4)に介入することになる。この場合でも実施例19と同様の効果を奏することができる。また、U溝は逆U溝とすることもできる。
【0020】
実施例8.
なお、上記実施例7ではパネル(8)のU溝付突出体(8-5)のU溝がドア軸溝(6-4)に介入していたが、これに代えて図11に示すようにカバー(9)前部両側のU溝付折曲部(9-6)を形成し、そのU溝をドア軸溝(6-4)に介入させてもよい。この場合でも上記実施例7と同様の効果を奏することができる。また、U溝は逆U溝であってもよい。
【0021】
実施例9.
以下、この発明のドア外れ防止に係る他のフロッピーディスク駆動装置について説明する。図12において、(1)はフレーム、(8)はパネル、(8-6)は上部を開口部の後部上側と薄肉ヒンジ(8-a)を介して一体に形成されたドア部であって、ポリプロピレン樹脂の射出成形により製造することができる。
上記のように形成しているので、フロッピーディスクの異常挿入が行われたとしてもドア部(8-6)はパネル(8)と一体に形成されているので、ドア部が外れることは絶対に無い。
【0022】
実施例10.
以下、この発明のドア外れ防止に係る他のフロッピーディスク駆動装置について説明する。図13は要部の側面図である。図において、(1)はフレーム、(6-5)は断面扇形状のドア軸、(1-7)は断面扇形状のドア軸嵌合穴で、ドア軸(6-5)の弧状部はドア軸嵌合穴(1-7)の弧状部に沿って摺動する。
上記のように構成されているので、ドア(6)の回動中心は扇形のかなめ部(6-6)となる。本来ドア(6)の回動中心は上に上っていく程ドア外れに対し有利となるが、フロッピーディスク駆動装置が薄型化すればする程回動中心を上にとれなくなる。しかるにこの実施例によれば従来の丸形断面軸に比べ回動中心を上にとることができるので、フロッピーディスクの異常挿入に際し、ドアは外れにくくなる。
【0023】
【発明の効果】
この発明によれば、上記のようにフロッピーディスクの異常挿入により撓むドアに当接するカバーの折曲部もしくは突起部を、ドアの後側位置に設け、ドアに上記折曲部又は突起部との衝突を回避するくぼみ部又は逃げ孔を設けたことにより、ドア外れの防止およびドアの取付安定性の向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係るフロッピーディスク駆動装置の平面図。
【図2】 この発明の実施例1に係るドアの作用説明図。
【図3】 この発明の実施例2に係るフロッピーディスク駆動装置の平面図。
【図4】 この発明の実施例2に係る要部の側面図。
【図5】 この発明の実施例3に係るフロッピーディスク駆動装置の平面図。
【図6】 この発明の実施例3に係る要部の側面図。
【図7】 この発明の実施例4に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の平面図。
【図8】 この発明の実施例5に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の平面図。
【図9】 この発明の実施例6に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の平面図。
【図10】 この発明の実施例7に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の平面図。
【図11】 この発明の実施例8に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の平面図。
【図12】 この発明の実施例9に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の側断面図。
【図13】 この発明の実施例10に係るフロッピーディスク駆動装置の要部の側面図。
【図14】 従来の3.5インチフロッピーディスク駆動装置の分解斜視図。
【図15】 従来の3.5インチフロッピーディスク駆動装置の外観斜視図。
【図16】 カバーを外した従来のフロッピーディスク駆動装置上面略図。
【図17】 図16の拡大詳細図。
【図18】 従来のフロッピーディスク駆動装置のドアたわみによるドア外れのモデル図。
【図19】 3.5インチフロッピーディスクを示す外観斜視図。
【符号の説明】
1 フレーム、1−1 案内部、1−2 取付穴、1−3 折曲部(第1の当接部)、1−4 折曲部(第2の当接部)、1−5 ドア軸支持部、1−6 U溝部、1−7 ドア軸嵌合穴、2 ディスケットホルダ、2−1 係接部、2−2 係接部、3 スライドカム、3−1 案内部、3−2 摺動部、3−3 ボタン取付部、4 スライドカムバネ、5 ボタン、5−1 挟持部、6 ドア、6−1 ドア軸、6−2 逃げ穴、6−3 カシメ部、6−4 ドア軸溝、6−5 ドア軸、6−6 かなめ部、7 バネ、8 パネル、8−a 突起、8−1 開口部(スロット口)、8−2 突起部(第1の当接部)、8−3 突起部(第2の当接部)、8−4 ドア軸支持部、8−5 U溝付突出体、8−6 ドア部、9 カバー、9−1 案内部、9−2 突起、9−4 折曲部(第1の当接部)、9−5 折曲部(第2の当接部)、9−6 U溝付折曲部、10 ボタン取付部材、10−a スリット、10−1 ボタン取付部、10−2 T字形穴、10−3 爪形状部、10−4 穴、10−5 突起、11 ボタン取付部材、11−1 ボタン取付部、11−2 フック、11−3 傾斜付突起、12 カバーの補強板。
Claims (6)
- フレームと、フロッピーディスクの出入りに伴い回動するドアと、上記フレームの上部を覆うカバーと、上記フレームに取り付けられ、上記カバーの変形を防止する補強板とを備えたフロッピーディスク駆動装置において、上記ドアの後側に位置し、上記ドアの撓みにより当該ドアに当接する折曲部を上記補強板に設けると共に、上記ドアの回動時に上記折曲部との衝突を回避するくぼみ部を上記ドアに設けたことを特徴とするフロッピーディスク駆動装置。
- フレームと、フロッピーディスクの出入りに伴い回動するドアと、上記フレームの上部を覆うカバーとを備えたフロッピーディスク駆動装置において、上記フレームの上部に上記カバーとは別体の水平部材を設け、ドアの後側に位置し、上記ドアの撓みにより当該ドアに当接する折曲部を上記水平部材に設けると共に、上記ドアの回動時に上記折曲部との衝突を回避するくぼみ部を上記ドアに設けたことを特徴とするフロッピーディスク駆動装置。
- フレームと、このフレームに取付けられ、フロッピーディスク出入用の開口部を備えたパネルと、フロッピーディスクの出入りに伴い回動し、上記開口部を開閉するドアとを備えたフロッピーディスク駆動装置において、上記ドアの後側に位置し、上記ドアの撓みにより当該ドアに当接する突起部を上記パネルの上部に設けると共に、上記ドアの回動時に上記突起部との衝突を回避するくぼみ部を上記ドアに設けたことを特徴とするフロッピーディスク駆動装置。
- フレームと、フロッピーディスクの出入りに伴い回動するドアと、上記フレームの上部を覆うカバーと、上記フレームに取り付けられ、上記カバーの変形を防止する補強板とを備えたフロッピーディスク駆動装置において、上記ドアの後側に位置し、上記ドアの撓みにより当該ドアに当接する折曲部を上記補強板に設けると共に、上記ドアの回動時に上記折曲部との衝突を回避する逃げ孔を上記ドアに設けたことを特徴とするフロッピーディスク駆動装置。
- フレームと、フロッピーディスクの出入りに伴い回動するドアと、上記フレームの上部を覆うカバーとを備えたフロッピーディスク駆動装置において、上記フレームの上部に上記カバーとは別体の水平部材を設け、ドアの後側に位置し、上記ドアの撓みにより当該ドアに当接する折曲部を上記水平部材に設けると共に、上記ドアの回動時に上記折曲部との衝突を回避する逃げ孔を上記ドアに設けたことを特徴とするフロッピーディスク駆動装置。
- フレームと、このフレームに取付けられ、フロッピーディスク出入用の開口部を備えたパネルと、フロッピーディスクの出入りに伴い回動し、上記開口部を開閉するドアとを備えたフロッピーディスク駆動装置において、上記ドアの後側に位置し、上記ドアの撓みにより当該ドアに当接する突起部を上記パネルの上部に設けると共に、上記ドアの回動時に上記突起部との衝突を回避する逃げ孔を上記ドアに設けたことを特徴とするフロッピーディスク駆動装置。
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