JP3645577B2 - 多層発泡シートの製造方法 - Google Patents

多層発泡シートの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、共押出により得られる多層発泡シートの製造方法に関し、特に、表面に発泡シートが位置してソフトな触感を呈する多層発泡シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
合成樹脂を原料とする発泡シートは、軽量で、かつ表面の感触がソフトであることから、種々の分野において多用されている。
この発泡シートを押出成形により製造しようとすると、押出ダイスから出た直後から波打ち現象が発生してしまい、平滑な状態で得ることは極めて困難である。
【0003】
このような波打ち現象が生じない発泡シートの押出成形法として、共押出法(例えば、T型の押出ダイスを高さ方向に複数段重ね、各ダイスからそれぞれ異なるまたは同一の合成樹脂原料を同時に押出し、各層の合成樹脂原料が異なるまたは同一の多層シートを、一度に製造する押出技術を言う)を利用し、上下面を非発泡シートにより挟持した状態の言わば多層発泡シートを、製造する方法も行われている。
【0004】
この共押出法による場合は、合成樹脂原料が押出された直後に、中間に位置する合成樹脂層が発泡して発泡シートとなるとともに、該シートは、上下面の非発泡シートにより挟持されて、その波打ちが防止される。
したがって、この方法では、平滑なシート状態で、長尺の発泡シートを連続して得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の共押出法を利用する場合は、上下面に非発泡のシートが存在するため、触感(肌触り)が、ソフトではなく、硬質で、しかも冷たい感触のものとなってしまい、ソフトで温かい感触と言う発泡シートの最大の利点が没却されている。
【0006】
また、上下面に存在する非発泡シートにより、優れた機械的強度を得ることができる反面、相手材との接着性の問題や、成形加工性の問題が生じるなど、用途の制約を受けることも多い。
【0007】
以上のようなことから、従来の共押出法による多層発泡シートの製造技術において、広範囲な用途を確保するには、未だ開発する必要がある部分の多い技術でもある。
【0008】
本発明は、以上のような諸点を考慮し、共押出法による多層発泡シートであって、表面に発泡シートを位置させて、ソフトな感触を呈しさせるとともに、用途の拡大をも図る多層発泡シートを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記目的を達成するために研究を重ねた結果、
(1)発泡倍率の小さい言わゆる微発泡シートであれば、上記した従来の共押出法による多層発泡シートにおける非発泡シートと同様の波打ち現象を抑制する作用を発現すること、
(2)しかも、この微発泡シートは、発泡倍率の高い言わゆる高発泡シートの片面のみに設けられていても、波打ち現象を効果的に抑制する作用を発現すること、
の知見を得た。
【0010】
本発明は、これらの知見に基づいてなされたもので、共押出により一度に押出し、押出直後に発泡る多層発泡シートを製造する方法であって、高発泡シートの少なくとも一方の面に微発泡シートが位置するようにして共押出することを特徴とする多層発泡シートの製造方法を要旨とする。
このとき、高発泡シートの発泡倍率は1.2〜5倍、微発泡シートの発泡倍率は1.01〜1.1倍であることが好ましい。
【0011】
本発明における高発泡シート、微発泡シートの母体となる合成樹脂原料は、それぞれ異なるものであってもよいし、同一のものであってもよい。
なお、異なるものを使用する場合は、相溶性のあるもの同志を使用したり、接着剤を中間に介在させればよい。
【0012】
上記の合成樹脂原料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンと他のモノマーとの共重合体、プロピレンと他のモノマーとの共重合体などのポリオレフィン系樹脂;ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと他のモノマーとの共重合体などの塩化ビニル系樹脂;ポリスチレン、スチレンと他のモノマーとの共重合体などのスチレン系樹脂;などの通常の押出成形法に適用できる合成樹脂が挙げられる。
これらは、それぞれ単独で、あるいは相溶性のある樹脂同志を2種混合して使用することもできるし、また他のポリマーとのブレンド体としても使用することができる。
【0013】
また、微発泡シートおよび高発泡シートに使用される発泡剤としては、アゾジカルボンアミド(ADCA)、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスホルムアミド、ジニトロソペンタメチルテトラミン、パラトルエンスルホニルヒドラジド、重炭酸ナトリウム、ジアゾアミノベンゼン、ベンゼンスルホニルヒドラジド、オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジドなどのような、上記した通常の合成樹脂を発泡させる際に使用される通常の発泡剤が挙げられる。
これらは、それぞれ単独で、あるいは2種以上を混合して使用することができる。
【0014】
これらの発泡剤の合成樹脂原料に対する配合割合により、微発泡シートとなったり、高発泡シートとなる。
具体的には、高発泡シートとする場合、特に、発泡倍率を1.2〜5倍とする場合は、発泡剤の種類や母体となる合成樹脂の種類などによって多少異なるが、一般には、合成樹脂100重量部に対して、発泡剤を0.5〜15重量部程度配合する。
微発泡シートとする場合、特に、発泡倍率を1倍より大きく1.1倍以下とすする場合は、同様に、発泡剤の種類や合成樹脂の種類により多少異なるが、一般には、合成樹脂100重量部に対して、発泡剤を0.01〜2重量部程度配合する。
【0015】
また、上記の合成樹脂原料には、上記のような発泡剤の他に、必要に応じて、可塑剤、着色剤、安定剤、充填剤、造核剤などの添加剤を、適宜の量で配合することができる。
【0016】
以上のような合成樹脂、発泡剤、あるいは必要に応じての各種添加剤を配合した合成樹脂原料を、高発泡シートの少なくとも一方の面に微発泡シートが位置するようにして、共押出すれば、本発明の方法による多層発泡シートを得ることができる。
【0017】
このとき、高発泡シートは、単層としてもよいし、複数層とすることもできる。複数層とする場合は、各層の発泡倍率、あるいは合成樹脂の種類を、同一のものとしてもよいし、異なるものとすることもできる。このとき、各層間に接着性がない場合は、接着剤を各層間に介在させることができる。
また、複数層とする場合は、最外層となる2枚の高発泡シートの少なくともいずれか一方のシートの表面に微発泡シートが位置するようにすればよい。
【0018】
微発泡シートも、単層としてよいし、複数層とすることもできる。
微発泡シートを複数層とする場合は、各層の発泡倍率、あるいは合成樹脂の種類を同一としてもよいし、異なるものとすることもできる。
この場合において、各層間に接着性がない場合は、接着剤を各層間に介在させることができる。
【0019】
微発泡シートは、高発泡シートのいずれか一方の面または双方の面に、それぞれ単層で、あるいはそれぞれ複数層で設ける。
なお、高発泡シートの一方の面のみに設ける場合は、高発泡シートが上記程度(すなわち、1.2〜5倍程度)の発泡倍率を有する場合に限られる。高発泡シートの発泡倍率がこれより高い場合は、微発泡シートを高発泡シートのいずれか一方の面に設けるのみでは、充分な波打ち抑制効果を得ることができないからである。
【0020】
なお、本発明においては、高発泡シートの一方の面に微発泡シート、他方の面に非発泡シートを設けるような構成とすることもでき、このような構成のものも本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
【0021】
この非発泡シートの母体となる合成樹脂原料は、上記の高発泡シートや微発泡シートの母体となる合成樹脂原料と同様のものが使用でき、非発泡シートと、高発泡シートや微発泡シートとは、それぞれ異なるものであってもよいし、同一のものであってもよい。
異なるものを使用する場合は、相溶性のあるもの同志を使用したり、接着剤を中間に介在させればよい。
【0022】
また、非発泡シートの場合には、合成樹脂原料に、上記の発泡剤は配合せず、上記の各種の添加剤を、必要に応じて、適宜の量で配合することができる。
【0023】
さらに、非発泡シートにおいても、上記の高発泡シートや微発泡シートと同様に、単層としてもよいし、複数層とすることもできる。
複数層とする場合は、各層の合成樹脂の種類を同一としてもよいし、異なるものとすることもできる。
この場合において、各層間に接着性がない場合は、接着剤を各層間に介在させることができる。
【0024】
以上のような構成において、高発泡シートの厚さは(複数層の場合は、各層の厚さも、合計の厚さも)、特に限定されず、用途に応じて適宜の厚さのものとすることができる。
【0025】
また、微発泡シートの厚さも(複数層の場合は、各層の厚さも、合計の厚さも)、高発泡シートの波打ち現象を抑制することができれば、特に限定されず、どのような厚さであってもよく、一般には、0.03〜1mm程度の厚さで使用される。
【0026】
ただし、高発泡シートの発泡倍率が高かったり、該シートの厚さが大きい場合には、やや厚手のものでないと波打ち現象を効果的に抑制することができない場合がある。したがって、高発泡シートの発泡倍率に応じて、適宜の厚さのものが選定されることとなる。
具体的には、高発泡シートの発泡倍率が2〜5倍程度で、厚さが0.5〜5mm程度の場合、微発泡シートの厚さは0.05〜1mm程度とする必要がある。
【0027】
なお、非発泡シートを使用する場合にあっても、厚さは(複数層の場合は、各層の厚さも、合計の厚さも)特に制限されず、一般には、数μm程度〜1mm程度の厚さで使用されるが、上記のように、高発泡シートの発泡倍率が2〜5倍程度あるいはそれ以上、厚さが1〜5mm程度あるいはそれ以上の場合には、0.05〜1mm程度とすることが、微発泡シートとの相乗作用で波打ち現象を抑制する上で好ましい。
【0028】
【作用】
本発明においては、高発泡シートの少なくとも一方の面に接触して設けられている微発泡シートが、共押出直後に発泡する高発泡シートの波打ち現象を効果的に抑制する作用を発現する。
【0029】
なお、上記の微発泡シートも、高発泡シートと同様に、共押出直後に発泡するが、微発泡シートの発泡倍率は、高発泡シートの発泡倍率に比して、極めて小さく、微発泡シートが波打ち現象を起こすことはない。
ただし、微発泡シートの共押出直後の波打ち現象を効果的に抑制するためには、該シートの発泡倍率の上限を1.1倍程度とすることが好ましい。
下限は、特に限定されず、微発泡シートの範疇に入る程度の発泡倍率、具体的には1倍程度より大きければよい。
【0030】
このように本発明による多層発泡シートは、高発泡シートの少なくとも一方の面に接触されている微発泡シートにより、共押出法によっても、平滑なシート状態で製することができるとともに、本発明による多層発泡シートの表面には、微発泡シートまたは高発泡シートが必ず存在することとなるため、これらの発泡シートによるソフトな感触を得ることができ、発泡シートの最大の利点であるソフト感が失われることはない。
【0031】
【実施例】
先ず、表1に示す配合の合成樹脂原料を調製した。
【0032】
【表1】
Figure 0003645577
【0033】
実施例1
2種3層押出機により、シリンダー温度を210℃、ダイス温度を200℃とし、表層および裏層が表1の(1)の配合の合成樹脂原料で構成され、中間層が表1の(2)の配合の合成樹脂原料で構成されるように、これら各合成樹脂原料を押出して、図1(A)に示す3層構造の本発明の発泡シート(シート全体の厚さ1.2mm)を得た。
【0034】
図1(A)中、中間層1は、発泡倍率が2.50倍、厚さが0.8mmの高発泡シートであり、表層および裏層2,2は、発泡倍率が1.04倍、厚さが0.2mmの微発泡シートである。
【0035】
この製品発泡シートの外観を肉眼で観察したところ、波打ち現象は見られず、平滑な状態の多層発泡シートであった。また、表層および裏層(微発泡シート)2,2の肌触りも、充分なソフト感があり、良好な製品状態であった。
【0036】
実施例2
2種2層押出機により、シリンダー温度を210℃、ダイス温度を200℃とし、上層が表1の(1)の配合の合成樹脂原料で構成され、下層が表1の(2)の配合の合成樹脂原料で構成されるように、各合成樹脂原料を押出して、図1(B)に示す2層構造の本発明の発泡シート(シート全体の厚さ1.2mm)を得た。
【0037】
図1(B)中、下層1は、発泡倍率が1.95倍、厚さが1.0mmの高発泡シートであり、上層2は、発泡倍率が1.06倍、厚さが0.2mmの微発泡シートである。
【0038】
この製品発泡シートの外観を肉眼で観察したところ、実施例1で得られた3層構造の発泡シートと同様に、波打ち現象は少なく、平滑な状態の多層発泡シートであった。また、下層(高発泡シート)1はもとより、上層(微発泡シート)2の肌触りも、充分なソフト感があり、良好な製品状態であった。
【0039】
実施例3
3種3層押出機により、シリンダー温度を210℃、ダイス温度を200℃とし、表層は表1の(1)の配合の合成樹脂原料で構成され、中間層は表1の(2)の配合の合成樹脂原料で構成され、裏層は表1の(3)の配合の合成樹脂原料で構成されるように、各合成樹脂原料を押出して、図1(C)に示す3層構造の本発明の発泡シート(シート全体の厚さ1.2mm)を得た。
【0040】
図1(C)中、中間層1は、発泡倍率が1.95倍、厚さが1.0mmの高発泡シートであり、表層2は、発泡倍率が1.04倍、厚さが0.2mmの微発泡シートであり、裏層3は、厚さが0.2mmの非発泡シートである。
【0041】
この製品発泡シートの外観を肉眼で観察したところ、実施例1で得られた3層構造の発泡シートと同様に、波打ち現象は見られず、平滑な状態の多層発泡シートであった。また、微発泡シートからなる表層2の表面の肌触りは、良好であった。
【0042】
比較例1
2種3層押出機により、シリンダー温度を210℃、ダイス温度を200℃とし、表層および裏層は表1の(4)の配合の合成樹脂原料で構成され、中間層は表1の(2)の配合の合成樹脂原料で構成されるように、各合成樹脂原料を押出して、図示省略の3層構造の比較の発泡シート(シート全体の厚さ1.2mm)を得た。
【0043】
この3層構造の発泡シートの中間層は、発泡倍率が2.45倍、厚さが1.0mmの高発泡シートであり、表層および裏層は、発泡倍率が1.21倍、厚さが0.2mmの中発泡シートである。
【0044】
この製品発泡シートの表層(微発泡シート)の肌触りは、充分なソフト感があったが、外観を肉眼で観察したところ、波打ち現象が生じており、平滑な状態の多層発泡シートとは言えず、良好な製品状態とはなっていなかった。
【0045】
比較例2
単層押出機により、シリンダー温度210℃、ダイス温度200℃として、表1の(2)の配合の合成樹脂原料を押出して、単層構造の高発泡シートを得た。
この高発泡シートの発泡倍率は1.90倍で、厚さは1.2mmであった。
この高発泡シートの外観は、大きな波打ち現象が見られ、表面の肌触りは、この大きな波打ち現象によるものと推測される理由により、ソフト感がやや劣っており、良好な製品状態とは言えなかった。
【0046】
なお、以上の実施例1〜3および比較例1〜2で得られた多層ないしは単層の発泡シートについての上記した考察結果(波打ち現象の有無、および表面の肌触り感)をまとめて表2に示す。
【0047】
【表2】
Figure 0003645577
【0048】
表2において、波打ち現象についての「◎」は波打ち現象が全くない状態のもの、「○」は◎程ではないが、波打ち現象がないと言ってよい状態のもの、「△」は波打ち現象が見られる状態のもの、「×」は大きな波打ち現象が見られ状態のものを指し、表面肌触りについての「◎」は充分なソフト感を有するもの、「○」は◎程ではないが、充分ソフト感を有すると言ってよいもの、「△」はソフト感に劣るもの、「×」はソフト感は全くないものを指している。
【0049】
表2から、実施例1〜3では、波打ち現象がなく、肌触りも良好な多層発泡シートが得られる(ただし、実施例3のものは、一方の面の肌触りが良好とは言えない)のに対し、比較例1〜2では肌触りは一応良好であるが、波打ち現象があり、製品とはなり得ない多層または単層発泡シートが得られることが明らかである。
【0050】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)押出成形法により発泡シートを製造する場合に一般的に生じる波打ち現象を、効果的に抑制することができ、良好な平滑性を有する発泡シートを得ることができる。
(2)煩雑な製造工程を要せず、しかも特殊な機器類などをも必要とせず、一度の押出操作により、良好な製品状態の発泡シートを得ることができるため、該シートを低コストで提供することができる。
(3)表面の肌触りが充分なソフト感を有する多層発泡シートを提供することができ、発泡シートの最大の利点である優れたソフト感が消失することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造方法による多層発泡シートの一例の構造を示すための説明図で、(A)は本発明の実施例1で得られるシートの構造を示し、(B)は本発明の実施例2で得られるシートの構造を示し、(C)は本発明の実施例3で得られるシートの構造を示している。

Claims (2)

  1. 共押出により一度に押出し、押出直後に発泡る多層発泡シートを製造する方法であって、高発泡シートの少なくとも一方の面に微発泡シートが位置するようにして共押出することを特徴とする多層発泡シートの製造方法
  2. 高発泡シートの発泡倍率が1.2〜5倍、微発泡シートの発泡倍率が1.01〜1.1倍であることを特徴とする請求項1記載の多層発泡シートの製造方法
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