JP3645299B2 - 自動車玩具 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、新たな走行形態を有する自動車玩具に関し、特に、車高を変化することができると共に陸上及び水上を走行できる自動車玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、興趣に富んだ走行制御を行うことができるように構成された自動車玩具が提案されている。例えば、前輪側の車体部分と、後輪側の車体部分とを、上下方向に若干折り曲げ可能に結合した自動車玩具や、車体を上下に分割し、上部車体を昇降可能にした自動車玩具がその一例である。そして、これら自動車玩具において、例えば、車体に駆動用モータと別のモータとギヤ機構を設け、ラジオコントロールにより前記動作を遠隔操作可能な構成とすることも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の自動車玩具においては、進行方向に障害物等が存在した場合、これを乗り越えるか、避けて通る以外、障害物に対処する方法はない。また、陸上及び水上を自由に走行することができる自動車玩具は存在していない。
【0004】
したがって、本発明の目的は、車高を変化させ、障害物上を通過可能な自動車玩具を提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、車高の変化を簡単な構成で容易に行うことができる自動車玩具を提供することにある。
【0006】
また、本発明の他の目的は、陸上及び水上を自由に走行することができる自動車玩具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記目的を達成するため、少なくとも前輪及び後輪を備えた車体からなり、前記車体と前輪及び後輪の距離を一定に保ち、前記前輪及び後輪は球状又は半球状の形状を有し、前記車体は進行方向に向かった中心線に沿って分割した左車体と右車体とで構成し、前記左車体と前記右車体のそれぞれに前記前輪及び前記後輪を接続する第1駆動機構を設けると共に、前記前輪及び後輪の少なくとも一方を駆動する第1駆動手段を備え、前記第1駆動機構を前記第1駆動手段に連繋することにより前記前輪及び後輪を駆動し、更に前記左車体と前記右車体に第2駆動機構及び連結部を備えると共に、前記第2駆動機構を駆動する第2駆動手段を設け、前記左車体と前記右車体とを少なくとも1部において前記第2駆動機構及び前記連結部を介して前記中心線に沿って伸曲縮自在に連結させて、前記第2駆動機構及び前記連結部の連結部を支点に前記左車体と前記右車体を伸曲させ、前記前輪及び後輪の横軸距離を可変に構成することにより車高を上下させることを特徴とする自動車玩具を提供する。
【0008】
本発明においては、また、少なくとも前輪及び後輪を備えた車体を進行方向に向かった中心線に沿って分割した左車体と右車体とで構成し、前記左車体と右車体とを前記中心線に沿って伸曲縮自在に連結することにより、車高を上下させることを特徴とする自動車玩具を提供する。
【0010】
また、本発明においては、車体と、一端部に前輪又は後輪となる車輪を取付けた複数の支持部材とからなり、前記支持部材は前記車輪の接地面に対してほぼ垂直にかつ上下延伸可能に前記車体を支承することを特徴とする自動車玩具を提供する。
【0011】
前記自動車玩具においては、前記前輪及び後輪の少なくとも一方を駆動する第1駆動手段を車体に取付けることができる。また、前記左車体及び前記右車体のそれぞれに前記前輪及び前記後輪を接続する第1駆動機構を設け、この第1駆動機構を前記第1駆動手段に連繋することにより前記前輪及び後輪を駆動することができる。前記第1駆動機構を複数のギヤから構成し、前記第1駆動手段の駆動力を前記前輪及び後輪の回転軸に伝達することができる。
【0012】
前記自動車玩具においては、前記左車体と前記右車体とを少なくとも1部において第2駆動機構を介して連結し、前記第2駆動機構を駆動する第2駆動手段を設けることができる。
【0013】
前記第2駆動機構は、前記左車体又は前記右車体の一方に設けられて前記左車体及び前記右車体の伸曲動作を行う第1ギヤと、前記第1ギヤと噛合する少なくとも1つのギヤからなる第2ギヤとから構成されることができる。
【0014】
また、前記第2駆動機構は、前記左車体及び前記右車体のそれぞれに設けられ、互いに噛合して前記左車体及び前記右車体の伸曲動作を行う第1ギヤと、前記第1ギヤの一方と噛合する少なくとも1つのギヤからなる第2ギヤとから構成されることができる。
【0015】
前記第2ギヤは、少なくとも前記第2駆動手段の駆動力を伝達するギヤと、前記ギヤ及び前記第1ギヤに噛合するギヤとから構成されることができる。
【0016】
前記自動車玩具においては、前記第2ギヤにクラッチを設けて前記第2駆動機構及び前記第2駆動手段を保護することができる。
【0017】
前記クラッチは、大ギヤと小ギヤとからなり、前記大ギヤの中心部に円盤状の凸部を設けると共に前記凸部の周囲に複数の切欠を設け、前記小ギヤに前記凸部に対応した凹部を設けると共に前記凹部の内周に前記切欠に対応した複数の突起を設ける構成とされることができる。
【0018】
前記クラッチは、前記大ギヤの前記凸部を前記小ギヤの前記凹部に嵌合すると共に前記小ギヤの前記突起を前記大ギヤの前記切欠に嵌合し、前記左車体及び前記右車体の伸曲動作時には前記状態で通常のギヤとして作用すると共に前記左車体及び前記右車体を強制的に伸曲させる力に対しては、前記小ギヤの前記突起が前記大ギヤの前記切欠から外れるよう構成される。
【0020】
前記自動車玩具において、前記支持部材にラックを設けると共に前記車体に前記ラックに対応したギヤを設け、前記ギヤに第2駆動手段を接続する構成とすることができる。
【0021】
前記自動車玩具において、前記前輪及び後輪の接地部分に所定の曲率を設けることができ、また、前記前輪及び後輪を球状又は半球状とすることができる。
【0022】
前記自動車玩具において、前記車体及び前記前後輪を密封すると共に前記前後輪の所定の位置に水掻きを設けることができる。
【0023】
前記自動車玩具において、前記駆動手段を制御する制御手段を前記車体に設けることができる。
【0024】
前記制御手段は、前記第1の駆動手段を制御する第1の信号と、前記第2の駆動手段を制御する第2の信号とを出力することができる。
【0025】
前記制御手段は、更に、前記第2の駆動手段を制御する第2の信号を出力する際に、同時に前記第1の駆動手段を制御する第1の信号を出力して前記自動車玩具自体を進退移動させることができる。
【0026】
前記制御手段に伸曲動作を行う前記左車体及び前記右車体の位置を検出する検出手段を設けることができる。
【0027】
前記検出手段は、前記左車体及び前記右車体が伸曲動作により所定の位置に達した際に動作停止信号を出力するよう構成されることができる。
【0028】
前記検出手段は、また、前記左車体又は前記右車体の所定の位置に設けられた当接片と、前記当接片が当接する場合にオンとなり当接しない場合にオフとなるスイッチとからなり、前記当接片を前記左車体又は右車体の伸曲動作に連動させ、前記左車体及び前記右車体が最大曲げ位置及び最大伸ばし位置に達した場合に前記当接片と前記スイッチとが当接しない構成からなる。
【0029】
前記制御手段を、電源をオン・オフするスイッチ機構から構成することができる。
【0030】
前記制御手段を、ラジオコントロール手段又はワイヤリモートコントロール手段により制御することができる。
【0031】
【作用】
前述したように本発明においては、車体と前輪及び後輪との距離を一定に保ちかつ前輪及び後輪の横軸距離又は前輪と後輪との間の縦軸距離を可変に構成することにしたため、車輪の位置関係を変化させて車体を上方に押し上げることができ、その結果、車高を変更することができる。
【0032】
また、車体と、一端部に前輪又は後輪となる車輪を取付けた複数の支持部材とからなり、支持部材は、車輪の接地面に対してほぼ垂直にかつ上下延伸可能に車体を支承することにしたため、車高を変化させることができる。
【0033】
前記構成においては、前記前輪及び後輪の少なくとも一方を駆動する駆動手段を所定の位置に設けることにより、自由に走行させることができる。また、車輪の位置関係の変化及び車体の昇降動作を複数のギヤからなるギヤ機構と、このギヤを駆動する駆動手段を設けることにより、自動的に車高を変化させることができる。更に、前記駆動手段を制御する制御手段を設けることにより、ラジオコントロールやリモートコントロールによる遠隔操作も可能である。
【0034】
更に、車輪の形状を球状としかつこの車輪を密封することにより浮きとして車体を水に浮かせることができ、更に車輪に水掻きを設けることにより水上をも走行することができる水陸両用自動車玩具とすることができる。
【0035】
【実施例1】
以下に、本願発明の自動車玩具の第1実施例を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0036】
図1及び図2は、本発明の第1実施例の外観斜視図を示し、図1は、通常の走行状態、図2は、車高を上げた状態を示している。この自動車玩具は、以下に詳細に説明するが、球状の前輪3及び後輪4が取付けられた車体を備えており、この車体は、進行方向に向かったその中心線に沿って左車体1と、右車体2とに分割されると共に、その分割された部分で伸曲可能に連結されることによって構成されている。そして、左車体1及び右車体2は、その上部をカバー5で覆われている。
【0037】
この自動車玩具は、従来一般のラジオコントロール自動車玩具と同様に、走行用のモータと、このモータを駆動するための電源と、モータによる駆動を制御する制御部と、所定の駆動信号を送信する無線送信機(図示せず)とを有し、更に、前記左車体1及び右車体2の伸曲動作を行うための駆動機構を有している。図1に示される通常の状態から左車体1及び右車体2を前記連結部分を支点に下方へ折り曲げるように操作すると、左車体1及び右車体2と前輪3及び後輪4との距離が変化せずに車体を挟んで位置する前輪3の間及び後輪4の間の距離が減少する、すなわち、閉脚状態となるため、車体を上方に押し上げ、その結果、車高が変化して図2に示す状態となる。
【0038】
一方、図2に示される状態から、左車体1及び右車体2を前記連結部分を支点に上方に向かって伸ばすように操作すると、左車体1及び右車体2と前輪3及び後輪4との距離が変化せずに車体を挟んで位置する前輪3の間及び後輪4の間の距離が増大する、すなわち、開脚状態となるため、車体が下方に下がり図1に示す状態となる。
【0039】
なお、前輪3及び後輪4の形状を球状としたのは、左車体1及び右車体2の伸曲動作により、車輪の路面との接地部分が変化することに対応するためである。すなわち、図1に示す走行状態にあっては、車輪の径が大きい部分が路面と接し、一方、図2に示す走行状態にあっては、車輪の径が小さい部分が路面と接することとし、車輪のどの部分においても駆動力を接地面に伝えることができるようにする必要があるからである。よって、本実施例の自動車玩具に使用する車輪の接地面には、所定の曲率を設ける必要がある。したがって、本実施例の球状の車輪に代えて、半球上の車輪を用いても良い。また、前述のように、車高を変化させることによって、車輪の径も変化するため、車高の変化に応じて自動車玩具の走行速度を変化させることができる。
【0040】
図3は、図1及び図2に示されるカバー5を取り外した状態の平面図であり、本実施例の自動車玩具を構成する各部材の位置関係を示している。前述したように、車体は左車体1と右車体2とに分割されており、それらは第2駆動機構部6及び連結部7を介して連結されている。左車体1及び右車体2は、それぞれ内部に前輪3及び後輪4を駆動して走行するための第1駆動機構部を備えると共に、第1駆動機構部を駆動する駆動モータ8、9が取付けられている。
【0041】
第2駆動機構部6は、左車体1及び右車体2を伸曲するための駆動モータと複数のギヤとからなり、連結部7は、左車体1及び右車体2を連結するギヤから構成されている。なお、この第1及び第2連結部7、8の上部には、前記カバー5及びその他の部品を搭載するため、左車体1及び右車体2から独立した平板10が設けられている。
【0042】
図4は、左車体1及び右車体2の水平方向の断面図であり、自動車玩具を走行させるための前述した第1駆動機構部の構成を示している。なお、説明の便宜上、前輪3、後輪4並びに第2駆動機構部6及び連結部6、7は省略されている。
【0043】
左車体1における第1駆動機構部100は、駆動モータ8の回転軸に連結された第1ギヤ101と、第1ギヤ101に噛合する第2ギヤ102と、第2ギヤ102と同軸上に設けられた第3ギヤ103と、第3ギヤ103と噛合すると共に回転軸113を介して後輪4(図示せず)を駆動する第4ギヤ104と、第4ギヤ104と噛合する第5ギヤ105と、第5ギヤ105と同軸上に設けられた第6ギヤ106と、第6ギヤ106と噛合する第7ギヤ107と、第7ギヤ107と噛合する第8ギヤ108と、第8ギヤ108と噛合する第9ギヤ109と、第9ギヤ109と噛合する第10ギヤ110と、第10ギヤ110と同軸上に設けられた第11ギヤ111と、第11ギヤ111と噛合すると共に回転軸114を介して前輪3(図示せず)を駆動する第12ギヤ112とから構成されている。
【0044】
左車体1の第1駆動機構部100を以上のように構成することにより、駆動モータ8の駆動力を複数のギヤを介して前輪3及び後輪4に伝達することができる。すなわち、駆動モータ8の駆動力が、ギヤ101、102、103を介して回転軸113に伝達されることにより後輪4が駆動され、更に、駆動モータ8の駆動力が、ギヤ104から112を介して回転軸114に伝達されて前輪3を駆動することができる。
【0045】
一方、右車体2における第1駆動機構部120は、駆動モータ9の回転軸に連結された第1ギヤ121と、第1ギヤ121と噛合する第2ギヤ122と、第2ギヤ122と同軸上に設けられた第3ギヤ123と、第3ギヤ123と噛合すると共に回転軸132を介して後輪4(図示せず)を駆動する第4ギヤ124とから構成され、更に、第1ギヤ121と噛合する第5ギヤ125と、第5ギヤ125と同軸上に設けられた第6ギヤ126と、第6ギヤ126と噛合する第7ギヤ127と、第7ギヤ127と噛合する第8ギヤ128と、第8ギヤ128と噛合する第9ギヤ129と、第9ギヤ129と噛合する第10ギヤ130と、第10ギヤ130と噛合する共に回転軸133を介して前輪3(図示せず)を駆動する第11ギヤ131とから構成されている。
【0046】
左車体1の場合と同様、右車体2の第1駆動機構部120においても、駆動モータ9の駆動力がギヤ121から124を介して回転軸132に伝達されて後輪4(図示せず)を駆動することができる。更に、駆動モータ9の駆動力は、ギヤ121から131を介して回転軸133に伝達されて前輪3(図示せず)を駆動することができる。
【0047】
以上のように、前記第1駆動機構部100、120は、後述する制御部により制御される駆動モータ8、9により駆動されて、自動車玩具を前進又は後退させることができる。また、左右の旋回動作は、制御部の制御に基づき、駆動モータ8、9の回転数を変化させることにより行うことができる。すなわち、左に旋回する場合は、右車体2の駆動モータ9の回転数を左車体1の駆動モータ8の回転数に比べて多くし、右に旋回する場合は、左車体1の駆動モータ8の回転数を右車体2の駆動モータ9の回転数に比べて多くする。
【0048】
図5から図9は、左車体1と右車体2とを連結する第2駆動機構部6及び連結部7を示しており、図5は第2駆動機構部6の平面図、図6及び図7は第2駆動機構部6の正面図、図8及び図9は連結部7の正面図である。以下においては、これらの連結部を支点に、左車体1及び右車体2を伸曲させて車高を上下する機構を説明する。この伸曲動作は、後述する制御部の制御によって行われる。
【0049】
まず、第2駆動機構部6の構成について説明する。図5から図7に示されるように、左車体1には、中央に凹部を有し、左右に第1ギヤ201と第2ギヤ202を備えた第1伸曲ギヤ200が取付部203を介して設けられている。一方、右車体2には、中央に凹部を有し、左右に第1ギヤ301を備えた第2伸曲ギヤ300が取付部302を介して、第1伸曲ギヤ200の第1ギヤ201と第1ギヤ301とが噛合するように設けられている。そして、第1及び第2伸曲ギヤ200及び300の凹部によって形成される矩形の領域に第2駆動機構部本体400が設けられる。第2駆動機構部400は、以下に説明するように複数のギヤから構成されており、その内の1つのギヤ401が第1伸曲ギヤ200の第2ギヤ202と噛合して、左車体1及び右車体2を伸曲させる。更に、固定板500で第1及び第2伸曲ギヤ200及び300を左右から挟み、第1及び第2伸曲ギヤ200及び300並びに第2駆動機構部本体400に設けられた固定孔501及び502を介し、例えば、ボルトとナット等の固定部材で左車体1及び右車体2のギヤによる連結が外れないように前記部材を固定している。
【0050】
左車体1及び右車体2の伸曲動作を行うための第2駆動機構部本体400の構成は以下の通りである。図10及び図11にこの第2駆動機構部400の縦及び横断面図を示す。第2駆動機構部400は、駆動モータ402と、駆動モータ402の回転軸上に設けられた第1ギヤ403と、第1ギヤ403と噛合する第2ギヤ404と、第2ギヤ404と同軸上に設けられた第3ギヤ405と、第3ギヤ405と噛合する第4ギヤ406と、第4ギヤ406と同軸上に設けられた第5ギヤ407と、第5ギヤ407と噛合する第6ギヤ408と、第6ギヤ408と同軸上に設けられた第7ギヤ409と、第7ギヤ409と噛合する第8ギヤ410と、第8ギヤ410と同軸上に設けられた第9ギヤ411と、第9ギヤ411と噛合する第10ギヤ412と、第10ギヤ412と同軸上に設けられた第11ギヤ413と、第11ギヤ413と噛合する第12ギヤ414と、第12ギヤと同軸上に設けられ第1伸曲ギヤ200の第2ギヤ204と噛合する第13ギヤ401とから構成されている。
【0051】
一方、連結部7は、互いに噛合する第1及び第2伸曲ギヤ600、601と、第1及び第2伸曲ギヤ600、601による左車体1及び右車体2の連結を保持するための固定板602とからなる。すなわち、図3、図8及び図9に示されるように、左車体1及び右車体2には、それぞれ伸曲ギヤ600、601が互いに噛合する位置に設けられ、これらを左右から固定板602で挟むと共に固定孔603、604を介して固定している。
【0052】
次に、以上の構成からなる第2駆動機構部6及び連結部7による左車体1及び右車体2の伸曲動作を説明する。まず、第2駆動機構部6及び連結部7が図6及び図8の状態にあるとする。後述する制御部からの車高アップ信号により、モータ402が駆動される。このモータ402の駆動により、第2駆動機構部本体400の各ギヤが回転することにより、第2駆動機構部本体400から外部へ突出した第13ギヤ401が時計回りに回転する。この第13ギヤ401の回転により、第1伸曲ギヤ200の第2ギヤ202が反時計回りに回転し、左車体1に設けられた前輪3及び後輪4を反時計回りに旋回させる。この動作に伴って、第1伸曲ギヤ200の第1ギヤ201も反時計回りに回転することにより、これと噛合する第2伸曲ギヤ300の第1ギヤ301が時計回りに回転し、右車体2の前輪3及び後輪4を時計回りに旋回させる。以上の各ギヤの回転方向は、図6中に矢印で示されている。
【0053】
一方、連結部7においては、前記第2駆動機構部6の動作に伴い、伸曲ギヤ600が反時計回りに、伸曲ギヤ601が時計回りに回転し、左車体1が反時計回りに、右車体2が時計回りに旋回する。この動作についても同様に、図8中に矢印で示されている。
【0054】
以上の動作により、左車体1及び右車体2が、第2駆動機構部6及び連結部7を中心に折り曲げられ、前輪3の間及び後輪4の間の距離が減少して車高が上がる。
【0055】
なお、第2駆動機構部本体400の一方の面には、左車体1及び右車体2が最大折り曲げ位置及び最大伸ばし位置に達した際に、モータ402の駆動を停止させるスイッチ415が設けられている。このスイッチ415には、モータ402のオン・オフを制御する可動接点416が設けられている。一方、第1伸曲ギヤ200には、前記可動接点416に当接するL字状の当接片203が設けられており、この当接片203が第1伸曲ギヤ200と共に回転することによって、可動接点416を動作し、スイッチ415をオン・オフさせる。また、L字状の当接片203には、第1の面203、第2の面204及び第3の面205が設けられており、第1の面203及び第3の面204は、左車体1及び右車体2が最大折曲げ位置及び最大伸ばし位置に達した際に可動接点416に当接しないように第2の面205に対して所定の傾斜が設けられている。本実施例においては、可動接点416と当接片203が当接しない場合にスイッチ415がオンとなりモータ402の駆動を強制的に停止させる構成が採用されている。前述した車高を上げる動作においては、左車体1及び右車体2が最大折曲げ位置に達した際、スイッチ415がオンとなり、モータ402の駆動を強制的に停止する。
【0056】
一方、車高を下げる動作を行う場合は、前述した車高を上げる動作の逆の動作が行われる。すなわち、モータ402を逆方向に回転して、各ギヤを逆方向に回転させることにより、左車体1及び右車体2が互いに水平となるように駆動される。なお、左車体1及び右車体2が最大伸ばし位置に達した場合、前述したようにスイッチ415がオンとなり、モータ402の駆動が強制的に停止される。
【0057】
なお、左車体1及び右車体2の伸曲動作は、前述のように最大曲げ位置及び最大伸ばし位置に達した場合にスイッチ415の動作により強制的に停止されるが、これらの位置に達しない場合でも制御部の制御により任意の位置で動作を停止することができ、所定の高さで車高を保つことができる。また、当接片203が可動接点416に当接する場合にスイッチがオンとなり、当接しない場合にオフとなるという構成とすることもできる。
【0058】
更に、前記構成に加えて、自動車玩具が障害物等に衝突した場合、左車体1及び右車体2を強制的に伸曲させる力が第2駆動機構部6に働き、ギヤの歯が欠けたり、モータ402に悪影響を与える虞があるため、本実施例においては、第2駆動機構部本体400を構成するギヤ404から414の何れかにクラッチ機構を採用している。
【0059】
図12は、前記クラッチ機構を第2駆動機構部本体400のギヤ404及び405に採用した場合の平面図であり、図12(a)は第2ギヤ404を、図12(b)は第3ギヤ405を示し、図12(c)は第2ギヤ404と第3ギヤ405とを組み合わせてクラッチを形成した状態を示している。
【0060】
第2ギヤ404は、軸420を中心に円盤状の凸部421を有しており、この凸部421の周囲には、所定の数の切欠422が設けられている。第3ギヤ405は、軸430を中心に、前記凸部421に対応した凹部431を有し、凹部431の所定の位置には、第2ギヤ404の切欠422に対応した突起432が設けられている。
【0061】
そして、クラッチを形成するには、第2ギヤ404の凸部421を第3ギヤ405の凹部431に嵌合すると共に第3ギヤ405の突起432を第2ギヤ404の切欠422に嵌合する。この突起432と切欠422との結合により、通常は、第2ギヤ404に伝達された駆動力を第3ギヤ405に伝達することができると共に、次のギヤ、すなわち第4ギヤ406に駆動力を伝達することができる。
【0062】
ところが、自動車玩具が障害物に衝突等した場合、左車体1及び右車体2を強制的に伸曲させる力が第2駆動機構部6に働く。この場合、前記力により、第3ギヤ405の突起432が第2ギヤ404の切欠422から外れて、第3ギヤ405のみが第2ギヤ404の凸部421上で回転する。この動作により、前記力を逃がすことができ、ギヤの歯が欠けたり、モータ402が故障する等の被害を防止することができる。
【0063】
図13は、前述した第1駆動機構部100、120、駆動モータ8、9、第2駆動機構部6及び駆動モータ402を制御する制御部の構成を示すブロック図である。制御部は、送信機からの制御信号を受信するアンテナ700と、信号受信部701と、制御信号を受けて各駆動部を制御する制御IC702と、制御IC702からの制御信号を受けて左車体1及び右車体2にそれぞれ設けられた駆動モータ8、9を駆動するモータ制御部703、704と、制御IC702からの制御信号を受けて車高の変化を制御する車高制御部705と、車高を変化するためのモータ402を駆動するモータ駆動部706と、第2駆動部のスイッチがオン状態となったとき、モータ402の駆動を強制的に停止させるスイッチ415とから構成されている。
【0064】
図13は、車高の変化に関連して動作する制御部の回路図を示している。車高制御部705は、フリップ・フロップ回路からなり、制御IC702からの制御信号と、スイッチ415のオン・オフ動作により駆動モータ402を制御する。モータ駆動部706は、4つのトランジスタからなり、制御IC702からの制御信号に基づいて、モータ402を正転反転させる。
【0065】
車高を上げる場合の制御においては、送信機からの制御信号により制御IC702から車高制御部705にローパルスが送られ、トランジスタ801がオンとなり、802がオフとなる。同時に、モータ駆動制御部へ、車高アップ信号が送られ、トランジスタ804及び805がオンしてモータ402が駆動される。任意の車高とする場合は、送信機から制御信号を送信することを停止すれば良い。車高を上げる信号を送信し続けた場合、スイッチ415の可動接点416と当接片203の当接が外れ、スイッチ415がオンとなる。これにより、トランジスタ802がオンとなり、車高アップ信号がトランジスタ802に流れるようになるため、モータ402が停止する。
【0066】
一方、車高を下げる場合の制御においては、送信機からの制御信号により制御IC702から車高制御部705にローパルスが送られ、トランジスタ801がオンとなり、802がオフとなる。同時に、モータ駆動制御部へ、車高ダウン信号が送られ、トランジスタ803及び806がオンしてモータ402が駆動される。任意の車高とする場合は、送信機から制御信号を送信することを停止すれば良い。車高を下げる信号を送信し続けた場合、スイッチ415の可動接点416と当接片203の当接が外れ、スイッチ415がオンとなる。これにより、トランジスタ802がオンとなり、車高ダウン信号がトランジスタ802に流れるようになるため、モータ402が停止する。
【0067】
なお、車高を上下する場合においては、左車体1及び右車体の連結部を伸曲させること、すなわち、それぞれの前輪3及び後輪4を連結部を支点に旋回動作させ、前輪3及び後輪4同志の距離を変化させることにより行っている。この動作は、接地面に対し、進行方向と直行する方向に車輪を引き摺るように行われるため、接地面との間の摩擦力が問題となる。そこで、本実施例においては、車高を上下させる場合に、制御IC702から左及び右モータ駆動部703及び704に駆動信号を送り、自動車玩具自体を走行させることにしている。したがって、車輪と接地面との間の摩擦力が減少し、スムーズに車高を変更させることができる。
【0068】
なお、本実施例の自動車玩具は、ラジオコントロールによる制御を前提に説明してきたが、これに代えて有線式のリモートコントロールによる制御としても良い。また、本実施例の制御部に代えて、単に電源をオン・オフするスイッチを設けて第1駆動機構部100、120の駆動モータ8、9及び第2駆動機構部のモータ402を駆動する構成とすることもできる。更に、駆動機構を設けることなく、手動で車高を上下させる構成であっても良い。
【0069】
また、本実施例においては、左車体1及び右車体2の伸曲動作を行う第2駆動機構部6を一か所設ける構成としたが、これを複数設ける構成としても良い。更に、第2駆動機構部6に、第1曲げ伸ばしギヤ200、第2伸曲ギヤ300を設けたが、第2伸曲ギヤ300を省略しても左車体1及び右車体2の伸曲動作を行うことができる。
【0070】
次に、前記第1実施例の変形例を説明する。図15に第1の変形例を示す。第1実施例の自動車玩具は、車体が左車体1及び右車体2に分割されることにより構成され、車体ごと伸曲されるように構成されていたが、この自動車玩具は、車体はそのままで、車輪を支持する支持部材901が旋回するように構成されている。図15(a)は車高が下がった状態、図15(b)は、車高が上がった状態をそれぞれ示している。
【0071】
すなわち、支持部材901には、一端に前輪3又は後輪4が回動可能に取り付けられ、他端は、車輪が進行方向と平行に旋回可能となるように車体に取り付けられる。車高を上下させるには、第1実施例の第2駆動機構部6と同様の機構を設けることにより、容易に行うことができる。なお、支持部材901の旋回方法を、進行方向と直交する方向としても同様に車体を上下させることができる。
【0072】
また、図16に第2の変形例を示す。この第2の変形例の自動車玩具は、前記第1の変形例と同様、車体はそのままで、一端に前輪3又は後輪4を回動可能に取り付けられた支持部材902をほぼ垂直に立て、これに沿って、車体を上下させることにより車高を上下するという構成を有している。図16(a)は車高が下がった状態、図16(b)は車高が上がった状態をそれぞれ示している。
【0073】
この自動車玩具においては、例えば、支持部材902側にラックを、車体側にピニオンを設け、ピニオンをモータで駆動することにより、車体を支持部材902に沿って上下させることができる。
【0074】
以上説明したように、本発明の第1実施例によれば、車高を変化させることができるため、障害物が存在してもその上を跨ぐように通過することができる。また、車高の変化は、左車体1及び右車体2を分割してこれらの連結部を中心に伸曲動作を行うことにしたため、簡単な構成で車高が変化する自動車玩具を得ることができる。すなわち、車高の変化については、連結部を複数のギヤで構成してこれをモータで駆動するのみで行うことができ、自動車玩具自体の走行については、左車体1及び右車体2中に駆動機構を設け、これをモータで駆動するのみで行うことができる。
【0075】
【実施例2】
本発明の第2実施例を図17に基づいて説明する。本実施例の自動車玩具は、水等が入り込まないように、左車体1及び右車体2並びに前輪3及び後輪4を密封すると共に、前輪3及び後輪4の回転軸に水掻き950を設けることにより水陸両用としたものである。特に、前輪3及び後輪4を中空の球状として浮き袋の代わりとすることにより、容易に自動車玩具を水に浮かべることができる。よって、本実施例の自動車玩具は、進行方向に池等があったとしても、そのまま水上を走行することができる。
【0076】
なお、本実施例の自動車玩具の他の構成は、前述した第1実施例の自動車玩具の構成と同様であるため、詳しい説明は省略する。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の自動車玩具によれば、車高を変化できる構成としたため、障害物上を容易に通過することができ、また、興趣に富んだ走行形態が得られる。また、ギヤを組み合わせた第2駆動機構を設けたため、自動車玩具の車高を簡単な構成で得ることができ、また、操作も容易である。したがって、ラジオコントロール又はリモートコントロールによる遠隔操作も容易に行うことができる。
【0078】
更に、車輪を中空の球体から構成してこれを密封すると共に、車体も密封し、各車輪に水掻きを設けることにより、水陸両用の自動車玩具を簡単な構成で容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の自動車玩具の車高を下げた状態を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の自動車玩具の車高を上げた状態を示す外観斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例の自動車玩具の構成部品を示す平面図である。
【図4】本発明の第1実施例の自動車玩具の水平方向の断面を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第1実施例の自動車玩具の第2駆動機構部を示す平面図である。
【図6】本発明の第1実施例の自動車玩具の第2駆動機構部を示す正面図である。
【図7】本発明の第1実施例の自動車玩具の第2駆動機構部を示す正面図である。
【図8】本発明の第1実施例の自動車玩具の連結部を示す正面図である。
【図9】本発明の第1実施例の自動車玩具の連結部を示す正面図である。
【図10】本発明の第1実施例の自動車玩具の第2駆動機構部本体を示す断面図である。
【図11】本発明の第1実施例の自動車玩具の第2駆動機構部本体を示す断面図である。
【図12】本発明の第1実施例において、(a)はクラッチを構成する大ギヤを、(b)はクラッチを構成する小ギヤを、(c)は大ギヤ及び小ギヤを組み合わせて構成したクラッチを示す平面図である。
【図13】本発明の第1実施例の自動車玩具の制御部の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第1実施例の自動車玩具の制御部の構成を示す回路図である。
【図15】(a)及び(b)は、本発明の第1実施例の第1変形例を示す外観斜視図である。
【図16】(a)及び(b)は、本発明の第1実施例の第2変形例を示す外観斜視図である。
【図17】本発明の第2実施例の水陸両用自動車玩具を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 左車体
2 右車体
3 前輪
4 後輪
5 カバー
6 第2駆動機構部
7 連結部
8、9 駆動モータ
10 平板
100、120 第1駆動機構部
101〜112 ギヤ
113、114 回転軸
121〜131 ギヤ
132、133 回転軸
200 第1伸曲ギヤ
201 第1ギヤ
202 第2ギヤ
203 取付部
204 当接片
205 第1の面
206 第2の面
207 第3の面
300 第2伸曲ギヤ
301 第1ギヤ
302 取付部
400 第2駆動機構部本体
401、403〜414 ギヤ
402 駆動モータ
415 スイッチ
416 可動接点
420 軸
421 凸部
422 切欠
430 軸
431 凹部
432 突起
500 固定板
501、502 固定孔
600、601 伸曲ギヤ
602 固定板
603、604 固定孔
700 アンテナ
701 信号受信部
702 制御IC
703 左モータ制御部
704 右モータ制御部
705 車高制御部
706 モータ駆動部
801〜806 トランジスタ
901、902 支持部材
950 水掻き
Claims (21)
- 少なくとも前輪及び後輪を備えた車体からなり、前記車体と前輪及び後輪の距離を一定に保ち、
前記前輪及び後輪は球状又は半球状の形状を有し、
前記車体は進行方向に向かった中心線に沿って分割した左車体と右車体とで構成し、
前記左車体と前記右車体のそれぞれに前記前輪及び前記後輪を接続する第1駆動機構を設けると共に、前記前輪及び後輪の少なくとも一方を駆動する第1駆動手段を備え、前記第1駆動機構を前記第1駆動手段に連繋することにより前記前輪及び後輪を駆動し、
更に前記左車体と前記右車体に第2駆動機構及び連結部を備えると共に、前記第2駆動機構を駆動する第2駆動手段を設け、前記左車体と前記右車体とを少なくとも1部において前記第2駆動機構及び前記連結部を介して前記中心線に沿って伸曲縮自在に連結させて、前記第2駆動機構及び前記連結部の連結部を支点に前記左車体と前記右車体を伸曲させ、前記前輪及び後輪の横軸距離を可変に構成することにより車高を上下させることを特徴とする自動車玩具。 - 車体と、一端部に前輪又は後輪となる車輪を取付けた複数の支持部材とからなり、前記支持部材は前記車輪の接地面に対してほぼ垂直にかつ上下延伸可能に前記車体を支承することを特徴とする請求項1記載の自動車玩具。
- 前記第1駆動機構を複数のギヤから構成し、前記第1駆動手段の駆動力を前記前輪及び後輪の回転軸に伝達することからなる請求項1または2記載の自動車玩具。
- 前記第2駆動機構は、前記左車体又は前記右車体の一方に設けられて前記左車体及び前記右車体の伸曲動作を行う第1ギヤと、前記第1ギヤと噛合する少なくとも1つのギヤからなる第2ギヤとから構成される請求項1記載の自動車玩具。
- 前記第2駆動機構は、前記左車体及び前記右車体のそれぞれに設けられ、互いに噛合して前記左車体及び前記右車体の伸曲動作を行う第1ギヤと、前記第1ギヤの一方と噛合する少なくとも1つのギヤからなる第2ギヤとから構成される請求項1記載の自動車玩具。
- 前記第2ギヤは、少なくとも前記第2駆動手段の駆動力を伝達するギヤと、前記ギヤ及び前記第1ギヤに噛合するギヤとから構成される請求項4または5記載の自動車玩具。
- 前記第2ギヤにクラッチを設けて前記第2駆動機構及び前記第2駆動手段を保護することからなる請求項4,5または6記載の自動車玩具。
- 前記クラッチは、大ギヤと小ギヤとからなり、前記大ギヤの中心部に円盤状の凸部を設けると共に前記凸部の周囲に複数の切欠を設け、前記小ギヤに前記凸部に対応した凹部を設けると共に前記凹部の内周に前記切欠に対応した複数の突起を設ける構成からなる請求項7記載の自動車玩具。
- 前記大ギヤの前記凸部を前記小ギヤの前記凹部に嵌合すると共に前記小ギヤの前記突起を前記大ギヤの前記切欠に嵌合し、前記左車体及び前記右車体の伸曲動作時には前記状態で通常のギヤとして作用すると共に前記左車体及び前記右車体を強制的に伸曲させる力に対しては、前記小ギヤの前記突起が前記大ギヤの前記切欠から外れるよう構成する請求項8記載の自動車玩具。
- 前記支持部材にラックを設けると共に前記車体に前記ラックに対応したギヤを設け、前記ギヤに第2駆動手段を接続する構成からなる請求項2記載の自動車玩具。
- 前記前輪及び後輪の接地部分に所定の曲率を設けることからなる請求項1または2記載の自動車玩具。
- 前記車体及び前記前後輪を密封すると共に前記前後輪の所定の位置に水掻きを設けることからなる請求項1または2記載の自動車玩具。
- 前記駆動手段を制御する制御手段を前記車体に設けることからなる請求項1または10記載の自動車玩具。
- 前記制御手段は、前記第1の駆動手段を制御する第1の信号と、前記第2の駆動手段を制御する第2の信号とを出力することからなる請求項13記載の自動車玩具。
- 前記制御手段は、前記第2の駆動手段を制御する第2の信号を出力する際に、同時に前記第1の駆動手段を制御する第1の信号を出力して前記自動車玩具自体を進退移動させることからなる請求項13記載の自動車玩具。
- 前記制御手段に伸曲動作を行う前記左車体及び前記右車体の位置を検出する検出手段を設けることからなる請求項13記載の自動車玩具。
- 前記検出手段は、前記左車体及び前記右車体が伸曲動作により所定の位置に達した際に動作停止信号を出力することからなる請求項16記載の自動車玩具。
- 前記検出手段は、前記左車体又は前記右車体の所定の位置に設けられた当接片と、前記当接片が当接する場合にオンとなり当接しない場合にオフとなるスイッチとからなり、前記当接片を前記左車体又は右車体の伸曲動作に連動させ、前記左車体及び前記右車体が最大曲げ位置及び最大伸ばし位置に達した場合に前記当接片と前記スイッチとが当接しない構成からなる請求項17記載の自動車玩具。
- 前記制御手段は電源をオン・オフするスイッチ機構から構成される請求項13記載の自動車玩具。
- 前記制御手段をラジオコントロール手段により制御する構成からなる請求項13記載の自動車玩具。
- 前記制御手段をワイヤリモートコントロール手段により制御する構成からなる請求項13記載の自動車玩具。
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