JP3644834B2 - Icカードリーダ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードを装置内に挿入して情報を読み書きするようにしたICカードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ICカードを挿入することにより情報の読み書きを行うようにしたICカードリーダは、通常、ICカードを水平状態にして挿入する横置き型(水平置き型)に構成されているが、カード挿入口にICカードを挿入する替わりに、コイン等の異物が挿入された場合を想定して、図1に示されているような異物排出用の開口部Aが、フレーム1の底面部に開けられたものがある。なお図1は、本願発明にかかる縦置き型のICカードリーダの実施形態を表したものであるが、通常の横置き型のICカードリーダに設けられたものと同様な異物排出用の開口部Aを有しており、横置き型として用いる場合には、その異物排出用の開口部Aを形成した面が底面部となる。
【0003】
また、上述した図1に示されているように、ICカードリーダの全体を縦置き構造に構成することによって、ICカードを縦向きに挿入するようにした装置の場合には、前述した異物排出用開口部Aが側面に位置することとなって機能しなくなるため、従来では、その異物排出用開口部Aの下縁部及び前端縁部(図示右端縁部)に対して、外方に向かって開く形状のテーパ面からなる傾斜案内部を形成し、その傾斜案内部に沿うようにして異物を外方に排出させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した縦置き型のICカードリーダでは、異物排出用開口部Aに設けられた傾斜案内部の排出作用が十分ではなく、また、IC接点等の電子部品に異物が衝突して破損させたり、装置内に残存した異物がICカードを傷つけてしまうこともある。
【0005】
そこで本発明は、簡易な構成で、縦置き型のICカードリーダであっても、異物を容易かつ確実に排出させることができるようにしたをICカードリーダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明では、ICカードのカード挿入口から延在するカード走行路を画成するフレームと、上記ICカードのコンタクト端子パターンに対して弾性的に接触する接触子と、当該接触子を備えて上記IC力一ドの挿入とともに移動することにより上記ICカードのコンタクト端子パターンに接触子を接触させる接触子キャリッジと、を含むICカードリーダにおいて、上記ICカードを縦方向に挿入させるように、前記カード挿入口及びカード走行路を画成しているフレームが縦置き構造に構成されているとともに、上記接触子キャリッジが、前記カード走行路の縦方向中央より上側にずらして配置され、上記フレームの底面部に、前記カード走行路に連通する異物排出用の開口部が形成され、その異物排出用の開口部は、前記力一ド挿入口よりカード挿入方向後方側で、かつ前記接触子キャリッジよりカード挿入方向前方側に配置されている。
【0007】
このような構成を有する請求項1記載の発明では、カード挿入口からカード走行路内に挿入されたコイン等の異物は、その自然落下方向であるフレームの底面部に設けられた異物排出用の開口部に向かって移動していき、しかもその異物排出用の開口部が、接触子キャリッジよりカード挿入方向の前方に配置されていることから、上記異物は、IC接点等の電子部品に接触する前に装置外に向かって良好に排出される。
【0008】
また、請求項2記載の発明では、ICカードのカード挿入口から延在するカード走行路を有するフレームと、上記ICカードのコンタクト端子パターンに対して弾性的に接触する接触子と、当該接触子を備えて上記IC力一ドの挿入とともに移動することにより上記ICカードのコンタクト端子パターンに接触子を接触させる接触子キャリッジと、を含むICカードリーダにおいて、上記接触子キャリッジが、前記カード走行路の幅方向中央より一方側にずらして配置されているとともに、上記接触子キャリッジに対向している側のフレームにおけるカード平面対向壁及び前記接触子キャリッジがずらして配置されている一方側に対して前記カード走行路の幅方向中央より他方側におけるフレームのカード端縁対向壁のそれぞれには、前記カード走行路に連通する異物排出用の開口部が各々形成され、上記各異物排出用の開口部は、前記力一ド挿入口よりカード挿入方向後方側で、かつ前記接触子キャリッジよりカード挿入方向前方側に配置されている。
【0009】
このような請求項2記載の発明では、ICカードリーダが縦置き型又は横置き型のいずれの場合であっても、カード挿入口からカード走行路内に挿入されたコイン等の異物は、その自然落下方向であるフレームの壁面部に設けられた異物排出用の開口部に向かって移動していき、しかもその異物排出用の開口部は、接触子キャリッジよりカード挿入方向の前方側に配置されているため、上記異物は、IC接点等の電子部品に接触する前に装置外に向かって良好に排出される。
【0010】
さらに、請求項3記載の発明では、前記請求項1又は2記載のフレームにより画成されたカード挿入口は、IC力一ドの端縁部を規制するように当該IC力一ドの厚さに略相当する隙間寸法に形成された狭小挿入部と、IC力一ドの曲がりを許容するように上記狭小挿入部より前記ICカードの厚さ方向に拡大された隙間寸法t1に形成された拡大挿入部と、を備え、前記フレームに形成された前記異物排出用の開口部における前記ICカードの厚さ方向の隙間寸法t2が、上記拡大挿入部の隙間寸法t1と同等又はそれ以上に形成されている。
【0011】
このような請求項3記載の発明において、コイン等の異物は、カード挿入口の拡大挿入部を通して挿入されることとなるが、その拡大挿入部より挿入された異物の全ては、上記拡大挿入部より大きな隙間寸法t2を有する異物排出用の開口部を通して装置に排出されることとなる。
【0012】
さらにまた、請求項4記載の発明では、前記請求項1又は2記載のフレームに形成された前記異物排出用の開口部のカード走行路に沿った方向の幅寸法W2が、最大径を有するコインの外形W1より大きく形成されている。
【0013】
このような請求項4記載の発明では、全てのコインよりも異物排出用の開口部の寸法W2の方が大きく形成されているため、異物としてコインが装置内に挿入された場合には、全ての異物が装置外に排出されることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図3には、本発明の一実施形態にかかるICカードリーダのフレーム構造が示されているが、本実施形態におけるICカードリーダは、図示を省略したICカードを縦向きに挿入する縦置き型に構成されている。
【0015】
このICカードリーダは、一対のフレーム1a,1bを有しており、これら両フレーム1a,1bどうしが嵌合させられていることによって、細長状の空間からなるカード走行路2が画成されている。このカード走行路2は、図2中の符号3で示されたICカードを、図1及び図2の左右方向に案内する幅広の狭小通路からなり、当該カード走行路2の前端部分(図1左端部分)には、装置外に向かって拡大する一対の傾斜面からなるカード挿入口4が設けられている。
【0016】
上記カード挿入口4は、特に図3に示されているように、縦長状に形成されており、当該カード挿入口4における上下両端部分に一対の狭小挿入部4a,4aが設けられているとともに、これら一対の狭小挿入部4a,4aどうしの間の中間部分に拡大挿入部4bが設けられている。上記両狭小挿入部4a,4aは、IC力一ド3の上下端縁部を規制するように当該IC力一ド3の厚さに略相当する狭小の隙間寸法を備えており、そのうち上側に配置されている狭小挿入部4aは、カード挿入口4の全幅(図示上下方向)の略半分程度の幅を備えるように形成されているとともに、図示下側の狭小挿入部4aは、極めて短い幅にて形成されている。一方、上記拡大挿入部4bは、曲がり状態となったIC力一ド3を許容するように、上記狭小挿入部4aよりやや拡大された隙間寸法t1を備えるように形成されており、カード挿入口4の全幅(図示上下方向)に対して略半分程度の幅になされている。
【0017】
また、上記カード挿入口4の近傍には、IC力一ド3に形成された磁気ストライプ内の情報を読み取るための磁気ヘッド部5が、前記カード走行路2の上方側に位置するように配置されている。さらに、上記カード走行路2のカード挿入方向の後端側(図1右端側)には、IC力一ド3の挿入とともに移動する接触子キャリッジ6が設けられている。この接触子キャリッジ6は、前記一対のフレーム1a,1bの一方側に設けられた開口(図示省略)に対して、カード搬送方向に往復移動するように取り付けられており、前記カード走行路2の幅方向(図1の上下方向)における中央線2aより上方側にずらして配置されているとともに、ICカード3の挿入に伴って所定の基準面6aに位置規制されながら移動される構成になされている。
【0018】
より詳しくは、上記接触子キャリッジ6は、同形状の2本のリンクからなる平行リンク機構6bを介して一方側のフレーム1b側に取り付けられており、カード走行路2と平行を保ちながら斜めに移動し得る状態にてカード搬送方向に往復移動するように設けられている。また、この接触子キャリッジ6のカード挿入方向の前端側部分には、ICカード3の先端部が当接する鍵形状のカード当接部6cが、カード走行路2を横切るように突出して設けられているとともに、ICカード3のコンタクト端子パターンと接触する弾性部材からなる接触子6dが複数取り付けられている。この接触子6dは、ICカード3と接触してデータの記録や再生を行うものであり、前記接触子キャリッジ6の片側面にカード搬送方向に沿って複数列に多数並置されている。
【0019】
そして、上記ICカード3の挿入に伴って、当該ICカード3の先端縁が接触子キャリッジ6のカード当接部6cに突き当たることによって、接触子キャリッジ6は、カード走行路2内のICカード3との距離を縮めるように変化させつつ平行移動し、上記接触子6dの頂点部をICカード3のコンタクト端子パターンに接触させるとともに、逆方向に移動する場合には、接触子6dの頂点部をICカード3のコンタクト端子パターンから離間させるように構成されている。
【0020】
また、上記接触子キャリッジ6は、コイルバネ6e等からなる付勢手段によって、カード走行路2のカード挿入方向前方側(図1の左方側)に向かって付勢されており、ICカード3がカード走行路2内に挿入されていないときは、所定の非接触位置に待機している。
【0021】
このとき、上記接触子キャリッジ6に対向している側のフレーム1aの側壁面、すなわちICカード3の平面部に対向するフレーム1aの側壁面には、コインC等の異物を排出するための開口部Aが形成されている。この異物排出用開口部Aは、本実施形態のような縦置き型の装置ではなく横置き型の装置として構成されたときに、カード走行路2内に挿入されたコインC等の異物を外部に排出させるための設けられているものであって、上記カード走行路2を外部に連通させるように形成されている。
【0022】
この異物排出用開口部Aは、現行の最大径を有するコインCの外形よりやや大きい開口面積を備えた大きさで形成されており、これによってカード走行路2内に挿入された全てのコインCが外部に排出されるようになっている。また、この異物排出用開口部Aは、前記力一ド挿入口4よりカード挿入方向の後方側で、かつ接触子キャリッジ6よりカード挿入方向の前方側に配置されており、カード走行路2内に挿入された異物が、IC接点等の電子部品に接触する前に外部に向かって良好に排出されるようになっている。
【0023】
一方、前記カード走行路2の中央線2aより下方側に位置するフレーム底面部1cは、ICカード3の下端縁部に対向するように配置されているが、そのフレーム底面部1cを構成しているカード端縁対向壁1eには、前記カード走行路2に沿って延びる細長状の異物排出用の開口部Bが形成されており、上記カード端縁対向壁1eに設けられた傾斜面1d,1dを介して上記カード走行路2を外部に連通させるように構成されている。この異物排出用開口部Bは、本実施形態のような縦置き型の装置用に形成されたものであって、図2に示されているように、カード走行路2に沿った方向の幅寸法w2が、現行の最大径を有するコインCの外形寸法w1より大きい幅寸法に設定されており、これによって、上記カード走行路2内にコインCが挿入された場合の全てのコインCが上記異物排出用開口部Bを通して外部に排出されるようになっている。
【0024】
また、その異物排出用開口部Bは、前述したカード挿入口4の拡大挿入部4bの隙間寸法t1と同等かそれ以上の隙間寸法t2を備えるように形成されており、上記カード挿入口4の拡大挿入部4bを通してカード走行路2内に挿入された全ての異物が、当該異物排出用開口部Bを通して外部に排出される構成になされている。
【0025】
さらに、上記異物排出用開口部Bは、前記力一ド挿入口4よりカード挿入方向の後方側(図2における右側)で、かつ接触子キャリッジ6よりカード挿入方向の前方側(図2における左側)に配置されており、カード走行路2内に挿入された異物が、IC接点等の電子部品に接触する前に外部に向かって良好に排出されるように構成されている。
【0026】
このような本実施形態におけるICカードリーダにおいては、カード挿入口4からカード走行路2内に挿入されたコイン等の異物は、その自然落下方向であるフレーム底面部1cに設けられた異物排出用の開口部Bに向かって移動していき、しかもその異物排出用の開口部Bが、接触子キャリッジ6よりカード挿入方向の前方側に配置されていることから、上記異物は、IC接点等の電子部品に接触する前に装置外に向かって良好に排出されるようになっている。
【0027】
また、コインC等の異物が挿入される場合には、カード挿入口4の拡大挿入部4bを通して挿入されることとなるが、上記異物排出用の開口部Bは、その拡大挿入部4bより大きな隙間寸法t2を有しているため、装置内に挿入された異物の全てが異物排出用の開口部Bを通して外部に排出されるようになっている。
【0028】
さらに、本実施形態では、フレーム1a,1bの側面部と底面部との双方に異物排出用の開口部A及びBを備えていることから、ICカードリーダの構造が、縦置き型又は横置き型のいずれの場合であっても、カード挿入口4から装置内部に挿入されたコインC等の異物の落下方向であるフレーム壁面部に対して異物排出用の開口部A又はBが設けられていることとなり、上記異物は常に良好に排出される。
【0029】
さらにまた、本実施形態では、全てのコインCの外径寸法w1よりも異物排出用の開口部A,Bの隙間寸法w2の方が大きく形成されているため、異物としてコインCが装置内に挿入された場合には全て装置外に排出されることとなる。
【0030】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、請求項1記載の発明は、縦置き型のICカードリーダにおいて、カード挿入口から装置内部に挿入されたコイン等の異物の落下方向であるフレームの底面部に対して異物排出用の開口部を設け、しかもその異物排出用の開口部を接触子キャリッジよりカード挿入方向前方側に配置することにより、上記異物を、横置き型の場合と同様にIC接点等の電子部品に接触する前に機外に向かって良好に排出させるように構成したものであるから、簡易な構成で、縦置き型のICカードリーダであっても、異物を容易かつ確実に排出させることができ、ICカードリーダの信頼性を高めることができる。
【0032】
また、請求項2記載の発明は、ICカードリーダが縦置き型及び横置き型のいずれであっても、カード挿入口から装置内部に挿入されたコイン等の異物の落下方向となるべきフレームの壁面部に対して異物排出用の開口部を設け、しかもその異物排出用の開口部を、接触子キャリッジよりカード挿入方向前方側に配置することにより、上記異物を、IC接点等の電子部品に接触する前に装置外に向かって良好に排出させるように構成したものであるから、簡易な構成で、縦置き型又は横置き型にかかわらず、異物を容易かつ確実に排出させることができ、ICカードリーダの信頼性を高めることができる。
【0033】
さらに、請求項3記載の発明は、カード挿入口に、IC力一ドの端縁部を規制する狭小挿入部と、IC力一ドの曲がりを許容する拡大挿入部とを備え、異物排出用の開口部におけるICカードの厚さ方向の隙間寸法t2を、上記拡大挿入部の隙間寸法t1と同等かそれ以上に形成することにより、装置内に挿入された異物の全てが拡大挿入部より大きな幅寸法を有する異物排出用の開口部を通して外部に排出されるように構成したものであるから、異物の排出を一層容易かつ確実とすることができ、上述した効果をさらに高めることができる。
【0034】
さらにまた、請求項4記載の発明は、現行の全てのコインよりも異物排出用の開口部のカード走行路に沿った方向の幅寸法W2の方を大きく形成し、異物としてコインが装置内に挿入された場合には全てを装置外に排出するように構成したものであるから、少なくとも異物がコインである場合には、コインの排出を確実に行わせることができ、上述した効果をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるICカードリーダのフレーム構造を表した側面説明図である。
【図2】図1に示されたICカードリーダにおけるフレームの底面説明図である。
【図3】図1に示されたICカードリーダにおけるカード挿入口を表した正面説明図である。
【符号の説明】
1a,1b フレーム
2 カード走行路
3 ICカード
4 カード挿入口
4a 狭小挿入部
4b 拡大挿入部
5 磁気ヘッド部
6 接触子キャリッジ
6d 接触子
A 異物排出用開口部
B 異物排出用開口部
C コイン(異物)

Claims (4)

  1. ICカードのカード挿入口から延在するカード走行路を画成するフレームと、上記ICカードのコンタクト端子パターンに対して弾性的に接触する接触子と、当該接触子を備えて上記IC力一ドの挿入とともに移動することにより上記ICカードのコンタクト端子パターンに接触子を接触させる接触子キャリッジと、を含むICカードリーダにおいて、
    上記ICカードを縦方向に挿入させるように、前記カード挿入口及びカード走行路を画成しているフレームが縦置き構造に構成されているとともに、
    上記接触子キャリッジが、前記カード走行路の縦方向中央より上側にずらして配置され、
    上記フレームの底面部に、前記カード走行路に連通する異物排出用の開口部が形成され、
    その異物排出用の開口部は、前記力一ド挿入口よりカード挿入方向後方側で、かつ前記接触子キャリッジよりカード挿入方向前方側に配置されていることを特徴とするICカードリーダ。
  2. ICカードのカード挿入口から延在するカード走行路を有するフレームと、上記ICカードのコンタクト端子パターンに対して弾性的に接触する接触子と、当該接触子を備えて上記IC力一ドの挿入とともに移動することにより上記ICカードのコンタクト端子パターンに接触子を接触させる接触子キャリッジと、を含むICカードリーダにおいて、
    上記接触子キャリッジが、前記カード走行路の幅方向中央より一方側にずらして配置されているとともに、
    上記接触子キャリッジに対向している側のフレームにおけるカード平面対向壁及び前記接触子キャリッジがずらして配置されている一方側に対して前記カード走行路の幅方向中央より他方側におけるフレームのカード端縁対向壁のそれぞれには、前記カード走行路に連通する異物排出用の開口部が各々形成され、
    上記各異物排出用の開口部は、前記力一ド挿入口よりカード挿入方向後方側で、かつ前記接触子キャリッジよりカード挿入方向前方側に配置されていることを特徴とするICカードリーダ。
  3. 前記フレームにより画成されたカード挿入口は、IC力一ドの端縁部を規制するように当該IC力一ドの厚さに略相当する隙間寸法に形成された狭小挿入部と、IC力一ドの曲がりを許容するように上記狭小挿入部より前記ICカードの厚さ方向に拡大された隙間寸法t1に形成された拡大挿入部と、を備え、
    前記フレームに形成された前記異物排出用の開口部における前記ICカードの厚さ方向の隙間寸法t2が、上記拡大挿入部の隙間寸法t1と同等又はそれ以上に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のICカードリーダ。
  4. 前記フレームに形成された前記異物排出用の開口部のカード走行路に沿った方向の幅寸法W2が、最大径を有するコインの外形W1より大きく形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のICカードリーダ。
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