JP2000200326A - Icカ―ドリ―ダ - Google Patents

Icカ―ドリ―ダ

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JP2000200326A JP11000045A JP4599A JP2000200326A JP 2000200326 A JP2000200326 A JP 2000200326A JP 11000045 A JP11000045 A JP 11000045A JP 4599 A JP4599 A JP 4599A JP 2000200326 A JP2000200326 A JP 2000200326A
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重幸 長田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦置き型のICカードリーダであっても、簡
易な構成で、異物を容易かつ確実に排出させることを可
能とする。 【解決手段】 縦置き型のICカードリーダにおいて、
カード挿入口(4)から装置内部に挿入されたコイン
(C)等の異物の落下方向であるフレーム底面部(1
c)に対して異物排出用の開口部(B)を設け、しかも
その異物排出用の開口部(B)を接触子キャリッジ
(6)よりカード挿入方向の前方側に配置することによ
り、上記異物を、横置き型の場合と同様にIC接点等の
電子部品に接触する前に機外に向かって良好に排出させ
るように構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードを装置
内に挿入して情報を読み書きするようにしたICカード
リーダに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICカードを挿入することによ
り情報の読み書きを行うようにしたICカードリーダ
は、通常、ICカードを水平状態にして挿入する横置き
型(水平置き型)に構成されているが、カード挿入口に
ICカードを挿入する替わりに、コイン等の異物が挿入
された場合を想定して、図1に示されているような異物
排出用の開口部Aが、フレーム1の底面部に開けられた
ものがある。なお図1は、本願発明にかかる縦置き型の
ICカードリーダの実施形態を表したものであるが、通
常の横置き型のICカードリーダに設けられたものと同
様な異物排出用の開口部Aを有しており、横置き型とし
て用いる場合には、その異物排出用の開口部Aを形成し
た面が底面部となる。
【0003】また、上述した図1に示されているよう
に、ICカードリーダの全体を縦置き構造に構成するこ
とによって、ICカードを縦向きに挿入するようにした
装置の場合には、前述した異物排出用開口部Aが側面に
位置することとなって機能しなくなるため、従来では、
その異物排出用開口部Aの下縁部及び前端縁部(図示右
端縁部)に対して、外方に向かって開く形状のテーパ面
からなる傾斜案内部を形成し、その傾斜案内部に沿うよ
うにして異物を外方に排出させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た縦置き型のICカードリーダでは、異物排出用開口部
Aに設けられた傾斜案内部の排出作用が十分ではなく、
また、IC接点等の電子部品に異物が衝突して破損させ
たり、装置内に残存した異物がICカードを傷つけてし
まうこともある。
【0005】そこで本発明は、簡易な構成で、縦置き型
のICカードリーダであっても、異物を容易かつ確実に
排出させることができるようにしたをICカードリーダ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明では、ICカードのカード挿入口
から延在するカード走行路を画成するフレームと、上記
ICカードのコンタクト端子パターンに対して弾性的に
接触する接触子と、当該接触子を備えて上記IC力一ド
の挿入とともに移動することにより上記ICカードのコ
ンタクト端子パターンに接触子を接触させる接触子キャ
リッジと、を含むICカードリーダにおいて、上記IC
カードを縦方向に挿入させるように、前記カード挿入口
及びカード走行路を画成しているフレームが縦置き構造
に構成されているとともに、上記接触子キャリッジが、
前記カード走行路の縦方向中央より上側にずらして配置
され、上記フレームの底面部に、前記カード走行路に連
通する異物排出用の開口部が形成され、その異物排出用
の開口部は、前記力一ド挿入口よりカード挿入方向後方
側で、かつ前記接触子キャリッジよりカード挿入方向前
方側に配置されている。
【0007】このような構成を有する請求項1記載の発
明では、カード挿入口からカード走行路内に挿入された
コイン等の異物は、その自然落下方向であるフレームの
底面部に設けられた異物排出用の開口部に向かって移動
していき、しかもその異物排出用の開口部が、接触子キ
ャリッジよりカード挿入方向の前方に配置されているこ
とから、上記異物は、IC接点等の電子部品に接触する
前に装置外に向かって良好に排出される。
【0008】また、請求項2記載の発明では、ICカー
ドのカード挿入口から延在するカード走行路を有するフ
レームと、上記ICカードのコンタクト端子パターンに
対して弾性的に接触する接触子と、当該接触子を備えて
上記IC力一ドの挿入とともに移動することにより上記
ICカードのコンタクト端子パターンに接触子を接触さ
せる接触子キャリッジと、を含むICカードリーダにお
いて、上記接触子キャリッジが、前記カード走行路の幅
方向中央より一方側にずらして配置されているととも
に、上記接触子キャリッジに対向している側のフレーム
におけるカード平面対向壁及び前記カード走行路の幅方
向中央より他方側におけるフレームのカード端縁対向壁
のそれぞれには、前記カード走行路に連通する異物排出
用の開口部が各々形成され、上記各異物排出用の開口部
は、前記力一ド挿入口よりカード挿入方向後方側で、か
つ前記接触子キャリッジよりカード挿入方向前方側に配
置されている。
【0009】このような請求項2記載の発明では、IC
カードリーダが縦置き型又は横置き型のいずれの場合で
あっても、カード挿入口からカード走行路内に挿入され
たコイン等の異物は、その自然落下方向であるフレーム
の壁面部に設けられた異物排出用の開口部に向かって移
動していき、しかもその異物排出用の開口部は、接触子
キャリッジよりカード挿入方向の前方側に配置されてい
るため、上記異物は、IC接点等の電子部品に接触する
前に装置外に向かって良好に排出される。
【0010】さらに、請求項3記載の発明では、前記請
求項1又は2記載のフレームにより画成されたカード挿
入口は、IC力一ドの上下端縁部を規制するように当該
IC力一ドの厚さに略相当する隙間寸法に形成された狭
小挿入部と、IC力一ドの曲がりを許容するように上記
狭小挿入部より拡大された隙間寸法に形成された拡大挿
入部と、を備え、前記フレームに形成された前記異物排
出用の開口部の隙間寸法が、上記拡大挿入部の隙間寸法
と同等又はそれ以上に形成されている。
【0011】このような請求項3記載の発明において、
コイン等の異物は、カード挿入口の拡大挿入部を通して
挿入されることとなるが、その拡大挿入部より挿入され
た異物の全ては、上記拡大挿入部より大きな隙間寸法を
有する異物排出用の開口部を通して装置に排出されるこ
ととなる。
【0012】さらにまた、請求項4記載の発明では、前
記フレームに形成された前記異物排出用の開口部の隙間
寸法が、最大径を有するコインの外形より大きく形成さ
れている。
【0013】このような請求項4記載の発明では、全て
のコインよりも異物排出用の開口部の隙間寸法の方が大
きく形成されているため、異物としてコインが装置内に
挿入された場合には、全ての異物が装置外に排出される
こととなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。図1乃至
図3には、本発明の一実施形態にかかるICカードリー
ダのフレーム構造が示されているが、本実施形態におけ
るICカードリーダは、図示を省略したICカードを縦
向きに挿入する縦置き型に構成されている。
【0015】このICカードリーダは、一対のフレーム
1a,1bを有しており、これら両フレーム1a,1b
どうしが嵌合させられていることによって、細長状の空
間からなるカード走行路2が画成されている。このカー
ド走行路2は、図2中の符号3で示されたICカード
を、図1及び図2の左右方向に案内する幅広の狭小通路
からなり、当該カード走行路2の前端部分(図1左端部
分)には、装置外に向かって拡大する一対の傾斜面から
なるカード挿入口4が設けられている。
【0016】上記カード挿入口4は、特に図3に示され
ているように、縦長状に形成されており、当該カード挿
入口4における上下両端部分に一対の狭小挿入部4a,
4aが設けられているとともに、これら一対の狭小挿入
部4a,4aどうしの間の中間部分に拡大挿入部4bが
設けられている。上記両狭小挿入部4a,4aは、IC
力一ド3の上下端縁部を規制するように当該IC力一ド
3の厚さに略相当する狭小の隙間寸法を備えており、そ
のうち上側に配置されている狭小挿入部4aは、カード
挿入口4の全幅(図示上下方向)の略半分程度の幅を備
えるように形成されているとともに、図示下側の狭小挿
入部4aは、極めて短い幅にて形成されている。一方、
上記拡大挿入部4bは、曲がり状態となったIC力一ド
3を許容するように、上記狭小挿入部4aよりやや拡大
された隙間寸法t1を備えるように形成されており、カ
ード挿入口4の全幅(図示上下方向)に対して略半分程
度の幅になされている。
【0017】また、上記カード挿入口4の近傍には、I
C力一ド3に形成された磁気ストライプ内の情報を読み
取るための磁気ヘッド部5が、前記カード走行路2の上
方側に位置するように配置されている。さらに、上記カ
ード走行路2のカード挿入方向の後端側(図1右端側)
には、IC力一ド3の挿入とともに移動する接触子キャ
リッジ6が設けられている。この接触子キャリッジ6
は、前記一対のフレーム1a,1bの一方側に設けられ
た開口(図示省略)に対して、カード搬送方向に往復移
動するように取り付けられており、前記カード走行路2
の幅方向(図1の上下方向)における中央線2aより上
方側にずらして配置されているとともに、ICカード3
の挿入に伴って所定の基準面6aに位置規制されながら
移動される構成になされている。
【0018】より詳しくは、上記接触子キャリッジ6
は、同形状の2本のリンクからなる平行リンク機構6b
を介して一方側のフレーム1b側に取り付けられてお
り、カード走行路2と平行を保ちながら斜めに移動し得
る状態にてカード搬送方向に往復移動するように設けら
れている。また、この接触子キャリッジ6のカード挿入
方向の前端側部分には、ICカード3の先端部が当接す
る鍵形状のカード当接部6cが、カード走行路2を横切
るように突出して設けられているとともに、ICカード
3のコンタクト端子パターンと接触する弾性部材からな
る接触子6dが複数取り付けられている。この接触子6
dは、ICカード3と接触してデータの記録や再生を行
うものであり、前記接触子キャリッジ6の片側面にカー
ド搬送方向に沿って複数列に多数並置されている。
【0019】そして、上記ICカード3の挿入に伴っ
て、当該ICカード3の先端縁が接触子キャリッジ6の
カード当接部6cに突き当たることによって、接触子キ
ャリッジ6は、カード走行路2内のICカード3との距
離を縮めるように変化させつつ平行移動し、上記接触子
6dの頂点部をICカード3のコンタクト端子パターン
に接触させるとともに、逆方向に移動する場合には、接
触子6dの頂点部をICカード3のコンタクト端子パタ
ーンから離間させるように構成されている。
【0020】また、上記接触子キャリッジ6は、コイル
バネ6e等からなる付勢手段によって、カード走行路2
のカード挿入方向前方側(図1の左方側)に向かって付
勢されており、ICカード3がカード走行路2内に挿入
されていないときは、所定の非接触位置に待機してい
る。
【0021】このとき、上記接触子キャリッジ6に対向
している側のフレーム1aの側壁面、すなわちICカー
ド3の平面部に対向するフレーム1aの側壁面には、コ
インC等の異物を排出するための開口部Aが形成されて
いる。この異物排出用開口部Aは、本実施形態のような
縦置き型の装置ではなく横置き型の装置として構成され
たときに、カード走行路2内に挿入されたコインC等の
異物を外部に排出させるための設けられているものであ
って、上記カード走行路2を外部に連通させるように形
成されている。
【0022】この異物排出用開口部Aは、現行の最大径
を有するコインCの外形よりやや大きい開口面積を備え
た大きさで形成されており、これによってカード走行路
2内に挿入された全てのコインCが外部に排出されるよ
うになっている。また、この異物排出用開口部Aは、前
記力一ド挿入口4よりカード挿入方向の後方側で、かつ
接触子キャリッジ6よりカード挿入方向の前方側に配置
されており、カード走行路2内に挿入された異物が、I
C接点等の電子部品に接触する前に外部に向かって良好
に排出されるようになっている。
【0023】一方、前記カード走行路2の中央線2aよ
り下方側に位置するフレーム底面部1cは、ICカード
3の下端縁部に対向するように配置されているが、その
フレーム底面部1cを構成しているカード端縁対向壁1
eには、前記カード走行路2に沿って延びる細長状の異
物排出用の開口部Bが形成されており、上記カード端縁
対向壁1eに設けられた傾斜面1d,1dを介して上記
カード走行路2を外部に連通させるように構成されてい
る。この異物排出用開口部Bは、本実施形態のような縦
置き型の装置用に形成されたものであって、図2に示さ
れているように、カード走行路2に沿った方向の幅寸法
w2が、現行の最大径を有するコインCの外形寸法w1
より大きい幅寸法に設定されており、これによって、上
記カード走行路2内にコインCが挿入された場合の全て
のコインCが上記異物排出用開口部Bを通して外部に排
出されるようになっている。
【0024】また、その異物排出用開口部Bは、前述し
たカード挿入口4の拡大挿入部4bの隙間寸法t1と同
等かそれ以上の隙間寸法t2を備えるように形成されて
おり、上記カード挿入口4の拡大挿入部4bを通してカ
ード走行路2内に挿入された全ての異物が、当該異物排
出用開口部Bを通して外部に排出される構成になされて
いる。
【0025】さらに、上記異物排出用開口部Bは、前記
力一ド挿入口4よりカード挿入方向の後方側(図2にお
ける右側)で、かつ接触子キャリッジ6よりカード挿入
方向の前方側(図2における左側)に配置されており、
カード走行路2内に挿入された異物が、IC接点等の電
子部品に接触する前に外部に向かって良好に排出される
ように構成されている。
【0026】このような本実施形態におけるICカード
リーダにおいては、カード挿入口4からカード走行路2
内に挿入されたコイン等の異物は、その自然落下方向で
あるフレーム底面部1cに設けられた異物排出用の開口
部Bに向かって移動していき、しかもその異物排出用の
開口部Bが、接触子キャリッジ6よりカード挿入方向の
前方側に配置されていることから、上記異物は、IC接
点等の電子部品に接触する前に装置外に向かって良好に
排出されるようになっている。
【0027】また、コインC等の異物が挿入される場合
には、カード挿入口4の拡大挿入部4bを通して挿入さ
れることとなるが、上記異物排出用の開口部Bは、その
拡大挿入部4bより大きな隙間寸法t2を有しているた
め、装置内に挿入された異物の全てが異物排出用の開口
部Bを通して外部に排出されるようになっている。
【0028】さらに、本実施形態では、フレーム1a,
1bの側面部と底面部との双方に異物排出用の開口部A
及びBを備えていることから、ICカードリーダの構造
が、縦置き型又は横置き型のいずれの場合であっても、
カード挿入口4から装置内部に挿入されたコインC等の
異物の落下方向であるフレーム壁面部に対して異物排出
用の開口部A又はBが設けられていることとなり、上記
異物は常に良好に排出される。
【0029】さらにまた、本実施形態では、全てのコイ
ンCの外径寸法w1よりも異物排出用の開口部A,Bの
隙間寸法w2の方が大きく形成されているため、異物と
してコインCが装置内に挿入された場合には全て装置外
に排出されることとなる。
【0030】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明は、縦置き型のICカードリーダにおい
て、カード挿入口から装置内部に挿入されたコイン等の
異物の落下方向であるフレームの底面部に対して異物排
出用の開口部を設け、しかもその異物排出用の開口部を
接触子キャリッジよりカード挿入方向前方側に配置する
ことにより、上記異物を、横置き型の場合と同様にIC
接点等の電子部品に接触する前に機外に向かって良好に
排出させるように構成したものであるから、簡易な構成
で、縦置き型のICカードリーダであっても、異物を容
易かつ確実に排出させることができ、ICカードリーダ
の信頼性を高めることができる。
【0032】また、請求項2記載の発明は、ICカード
リーダが縦置き型及び横置き型のいずれであっても、カ
ード挿入口から装置内部に挿入されたコイン等の異物の
落下方向となるべきフレームの壁面部に対して異物排出
用の開口部を設け、しかもその異物排出用の開口部を、
接触子キャリッジよりカード挿入方向前方側に配置する
ことにより、上記異物を、IC接点等の電子部品に接触
する前に装置外に向かって良好に排出させるように構成
したものであるから、簡易な構成で、縦置き型又は横置
き型にかかわらず、異物を容易かつ確実に排出させるこ
とができ、ICカードリーダの信頼性を高めることがで
きる。
【0033】さらに、請求項3記載の発明は、カード挿
入口に、IC力一ドの上下端縁部を規制する狭小挿入部
と、IC力一ドの曲がりを許容する拡大挿入部とを備
え、異物排出用の開口部の隙間寸法を、上記拡大挿入部
の隙間寸法と同等かそれ以上に形成することにより、装
置内に挿入された異物の全てが拡大挿入部より大きな幅
寸法を有する異物排出用の開口部を通して外部に排出さ
れるように構成したものであるから、異物の排出を一層
容易かつ確実とすることができ、上述した効果をさらに
高めることができる。
【0034】さらにまた、請求項4記載の発明は、現行
の全てのコインよりも異物排出用の開口部の幅寸法の方
を大きく形成し、異物としてコインが装置内に挿入され
た場合には全てを装置外に排出するように構成したもの
であるから、少なくとも異物がコインである場合には、
コインの排出を確実に行わせることができ、上述した効
果をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるICカードリーダ
のフレーム構造を表した側面説明図である。
【図2】図1に示されたICカードリーダにおけるフレ
ームの底面説明図である。
【図3】図1に示されたICカードリーダにおけるカー
ド挿入口を表した正面説明図である。
【符号の説明】
1a,1b フレーム 2 カード走行路 3 ICカード 4 カード挿入口 4a 狭小挿入部 4b 拡大挿入部 5 磁気ヘッド部 6 接触子キャリッジ 6d 接触子 A 異物排出用開口部 B 異物排出用開口部 C コイン(異物)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードのカード挿入口から延在する
    カード走行路を画成するフレームと、上記ICカードの
    コンタクト端子パターンに対して弾性的に接触する接触
    子と、当該接触子を備えて上記IC力一ドの挿入ととも
    に移動することにより上記ICカードのコンタクト端子
    パターンに接触子を接触させる接触子キャリッジと、を
    含むICカードリーダにおいて、 上記ICカードを縦方向に挿入させるように、前記カー
    ド挿入口及びカード走行路を画成しているフレームが縦
    置き構造に構成されているとともに、 上記接触子キャリッジが、前記カード走行路の縦方向中
    央より上側にずらして配置され、 上記フレームの底面部に、前記カード走行路に連通する
    異物排出用の開口部が形成され、 その異物排出用の開口部は、前記力一ド挿入口よりカー
    ド挿入方向後方側で、かつ前記接触子キャリッジよりカ
    ード挿入方向前方側に配置されていることを特徴とする
    ICカードリーダ。
  2. 【請求項2】 ICカードのカード挿入口から延在する
    カード走行路を有するフレームと、上記ICカードのコ
    ンタクト端子パターンに対して弾性的に接触する接触子
    と、当該接触子を備えて上記IC力一ドの挿入とともに
    移動することにより上記ICカードのコンタクト端子パ
    ターンに接触子を接触させる接触子キャリッジと、を含
    むICカードリーダにおいて、 上記接触子キャリッジが、前記カード走行路の幅方向中
    央より一方側にずらして配置されているとともに、 上記接触子キャリッジに対向している側のフレームにお
    けるカード平面対向壁及び前記カード走行路の幅方向中
    央より他方側におけるフレームのカード端縁対向壁のそ
    れぞれには、前記カード走行路に連通する異物排出用の
    開口部が各々形成され、 上記各異物排出用の開口部は、前記力一ド挿入口よりカ
    ード挿入方向後方側で、かつ前記接触子キャリッジより
    カード挿入方向前方側に配置されていることを特徴とす
    るICカードリーダ。
  3. 【請求項3】 前記フレームにより画成されたカード挿
    入口は、IC力一ドの上下端縁部を規制するように当該
    IC力一ドの厚さに略相当する隙間寸法に形成された狭
    小挿入部と、IC力一ドの曲がりを許容するように上記
    狭小挿入部より拡大された隙間寸法に形成された拡大挿
    入部と、を備え、 前記フレームに形成された前記異物排出用の開口部の隙
    間寸法が、上記拡大挿入部の隙間寸法と同等又はそれ以
    上に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載のICカードリーダ。
  4. 【請求項4】 前記フレームに形成された前記異物排出
    用の開口部の隙間寸法が、最大径を有するコインの外形
    より大きく形成されていることを特徴とする請求項1又
    は2記載のICカードリーダ。
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