JP3503687B2 - Icカードリーダーライター - Google Patents

Icカードリーダーライター

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JP3503687B2
JP3503687B2 JP33558699A JP33558699A JP3503687B2 JP 3503687 B2 JP3503687 B2 JP 3503687B2 JP 33558699 A JP33558699 A JP 33558699A JP 33558699 A JP33558699 A JP 33558699A JP 3503687 B2 JP3503687 B2 JP 3503687B2
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雅人 今井
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Tatsuno Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードのリー
ダーライター、より詳細にはICカードの接点とコンタ
クトを確実にとることができる接点構造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶回路を内蔵したカード状記憶
媒体、いわゆるICカードは、図5に示したように半導
体記憶回路を収容した板状基体Aの一方の面に、複数の
接点B、B、B、‥‥を設けて構成されており、これら
接点B、B、B、‥‥にICカードリーダライターのヘ
ッドのコンタクトピンを弾接して、データの授受を行う
ように構成されている。
【0003】ところで、このようなICカードに設けら
れている接点B、B、B、‥‥や、コンタクトピンは、
サイズが極めて小さいため、接触不良が生じやすいとい
う問題がある。このような問題を解消するため、コンタ
クトピンを形成するバネ部材の弾接力を強化してカード
の挿入時にバネ部材により接点を強く擦ることが考えら
れる。しかしながらICカードの接点は表面を金メッキ
により構成されているため、ICカードの接点の摩滅を
招き、長期間の使用の間には却って接点不良を招くとい
う問題がある。一方、特開昭62-177744号公報に見られ
るように、常時はICカードの挿入ロ−接点を対比させ
ておき、ICカードの挿入過程で先端に係合するスライ
ダーにコンタクトピンを形成したICカードリードライ
ターにあってはICカードの接点とコンタクトピンとの
間に相対的変位が生じないため、接点を擦ることが不可
能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは、ICカードの挿入過程で先端に係合するスライダ
ーにコンタクトピンを形成したICカードリードライタ
ーのICカードのコンタクトを不良を確実に解消するこ
とができるICカードリーダーライターを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、ICカードの両側をガイド
する壁を備えた基台と、前記ICカードの上面を規制す
る上ケースと、表面に前記ICカードの接点に接触する
コンタクトピンを備え、前記ICカードの移動に追従し
ながら前記ICカードの接点とコンタクトを形成するコ
ンタクトヘッドとからなるICカードリーダーライター
において、前記一方の壁に前記ICカードを弾接させる
弾性部材が、また他方の壁の、前記コンタクトを形成す
る領域に突起が設けられている。
【0006】
【作用】ICカードが装填されてコンタクトヘッドが上
昇してコンタクトピンがICカードの接点に接触する
と、ICカードの側面が突起に押されてコンタクトピン
とカードの接点との間に相対的回動変位が生じ、表面部
の汚れなどが取り除かれる。
【0007】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1(a)(b)は、
それぞれ本発明の一実施例を示すものであって、ICカ
ードの側部をガイドする壁1、2を備え、ICカードの
両側面と下面をガイドする基台3と、ICカードの上面
をガイドする上ケース4とから構成されており、一方の
壁1にはICカードの挿入方向先端側が拡開する片持梁
状の板バネ5が設けられている。また挿入方向を奥側に
はICカードの先端と係合して挿入方向及びカード表面
側に移動するコンタクトヘッド6が両側をガイド部材6
a、6aに支持されて、挿入方向及び上下方向に移動可
能に設けられている。
【0008】コンタクトヘッド6は、ICカードの接点
B、B、B、‥‥の配列に一致するように板バネにより
形成されたコンタクトピン7、7、‥‥が表面に配置さ
れ、また先端にはカードの先端面に係合する凸部8が形
成され、後端側には基台3との間にコイルバネ9が架け
渡されていて、常時挿入口10の側に付勢されてコンタ
クトピン7、7、‥‥をICカードの挿入路から下方に
待避させるように構成されている。
【0009】ICカードの挿入路の先端側、より詳細に
はコンタクトピン7とICカードの接点B、B、B、‥
‥とが接触する領域の前記バネ5が設けられていない側
の壁2には、突起11が形成されている。この突起11
は、図2に示したようにICカードの接点とコンタクト
ピン7、7、‥‥とのコンタクト状態を維持できる程度
の幅W1、例えばコンタクトピンの幅W2の1/2程
度、ICカードの挿入路側に突出するように、射出成形
等により基台3と一体に形成されている。
【0010】この実施例において挿入口10からICカ
ードDを挿入すると、挿入過程でバネ5によりICカー
ドDは他方の壁2に押し付けられ、この壁2により移動
経路を規制されながら移動する。移動の過程でスライダ
ー6の凸部8に係合してスライダー6を連れながらさら
に奥に移動する。
【0011】スライダー6は移動に伴って基台3に形成
されている案内部3aを上昇してコンタクトピン7、
7、7‥‥がICカードDの接点B、B、B、‥‥に接
触、弾接する。この時点では図3(a)に示したように
ICカードの先端が突起11に接触する。
【0012】この状態でICカードDがさらに奥に押し
込まれると、ICカードDの側面が突起11に押されて
バネ5が設けられている壁1の側に押し戻されるから、
スライダー6のコンタクトピン7、7、7‥‥とカード
の接点との間に図3(b)において矢印Eで示した相対
的回動変位が生じて表面部の汚れなどが取り除かれ確実
にコンタクトを形成する。
【0013】さらにICカードDが係止部材12に当接
して規定の位置まで押し込まれてホールドされ、図4
(a)、(b)に示した状態でコンタクト状態を維持
し、外部装置からのアクセスが可能となる。
【0014】ICカードDのデータの読出し、またはI
Cカードへのデータの書込みが終了して、ホールドが解
かれると、コイルバネ9の付勢力によりICカードが排
出される。この排出の過程においては、ICカードDが
突起11を通り過ぎると、突起11による支持を失いバ
ネ5により図3(a)に示したように壁2に押し付けら
れる。これにより、スライダー6のコンタクトピン7、
7、7‥‥とカードの接点との間に図3(b)における
矢印Eとは逆方向に相対的回動変位が生じて表面部の汚
れなどが取り除かれる。
【0015】なお上述の実施例においては、突起11が
壁2と一体に形成されているが、別体として形成し、接
着剤等により固定するようにしても同様の作用を奏す
る。
【0016】また、上述の実施例においては、ICカー
ドの移動に追従してコンタクトヘッドが上昇する形式の
ものに例を採って説明したが、特開平6-176208号公報に
見られるようにICカードの移動に追従してコンタクト
ヘッドが降下する形式のものに適用しても同様の作用を
奏することは明らかである。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、ICカードをガイドする基台の一方の壁にICカー
ドを弾接させる弾性部材が、また他方の壁の、コンタク
トを形成する領域に突起が設けられているので、ICカ
ードの装填によりコンタクトヘッドが上昇してコンタク
トピンとICカードの接点とが接触する時点で、ICカ
ードの側面が突起に押されてコンタクトピンとカードの
接点との間に相対的回動変位を生じさせて、コンタクト
ピンや接点の汚れを取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図(a)、(b)は、それぞれ本発明のICカ
ードリーダライターの一実施例を、上ケースを外した状
態で示す上面図と、断面図である。
【図2】図1における領域Cを拡大して示す図である。
【図3】図(a)、(b)は、それぞれ同上装置におい
てICカードの挿入過程での相対回動変位する過程を説
明する図である。
【図4】図(a)、(b)は、それぞれ本発明のICカ
ードリーダライターにICカードが装填された状態を示
す上面図と、断面図である。
【図5】ICカードの一例を示す上面図である。
【符号の説明】
1、2 壁 3 基台 4 上ケース 5 板バネ 6 コンタクトヘッド 6a ガイド部材 7 コンタクトピン 10 挿入口 11 突起 12 係止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−16386(JP,A) 特開 平3−37785(JP,A) 特開 平6−205352(JP,A) 特開 昭63−52279(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 B42D 15/10 521

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードの両側をガイドする壁を備え
    た基台と、前記ICカードの上面を規制する上ケース
    と、表面に前記ICカードの接点に接触するコンタクト
    ピンを備え、前記ICカードの移動に追従しながら前記
    ICカードの接点とコンタクトを形成するコンタクトヘ
    ッドとからなるICカードリーダーライターにおいて、 前記一方の壁に前記ICカードを弾接させる弾性部材
    が、また他方の壁の、前記コンタクトを形成する領域に
    突起が設けられているICカードリーダーライター。
  2. 【請求項2】 前記突起の突出量が、前記コンタクトを
    維持できる程度に設定されている請求項1に記載のIC
    カードリーダーライター。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材が、前記ICカードの挿入
    方向の先端側に拡開する板バネにより構成されている請
    求項1に記載のICカードリーダーライター。
  4. 【請求項4】 前記突起が前記壁と一体に形成されてい
    る請求項1に記載のICカードリーダーライター。
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