JP3644577B2 - 耐光性に優れた顔料系インク組成物 - Google Patents
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Description
【発明の背景】
発明の分野
本発明は、顔料系イエローインク組成物に関し、特にインクジェット記録方法に好ましく用いられるイエローインク組成物に関する。
【0002】
背景技術
インクジェット記録方法は、インク組成物の小滴を飛翔させ、紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う印刷方法である。この方法は、比較的安価な装置で高解像度、高品位な画像を高速で印刷可能であるという特徴を有する。
【0003】
インクジェット記録に使用されるインク組成物は、水を主成分とし、これに着色成分および目詰まり防止等の目的でグリセリン等の湿潤剤を含有したものが一般的である。インクジェット記録用インク組成物に用いられる着色剤としては、色剤の彩度の高さ、利用できる色剤の種類の豊富さ、水への溶解性などの理由から水溶性染料が数多く使用されている。しかし、一方で染料は本質的に水溶性であることから、耐水性等の諸特性に劣ることがある。
【0004】
顔料は、染料に比べて耐水性に優れており、近年、耐水性を改善する目的でインクジェット記録用インク組成物の着色剤として利用が検討されている。しかし、種々の顔料にあって色再現性などにおいて染料と同等の性能を有する顔料は限られる。イエロー系顔料についていえば、C.I.ピグメントイエロー74がその高い色再現性ゆえ、その利用が期待できる。
【0005】
しかしながら、C.I.ピグメントイエロー74は、イエロー顔料に一般に観察される性質ではあるが、耐光性に劣ることがある。この顔料の耐光性を改善する手法が求められている。
【0006】
【発明の概要】
本発明者は、今般、C.I.ピグメントイエロー74を含んだインク組成物の耐光性、さらには他の性質が、特定の樹脂の添加によって改善できるとの知見を得た。本発明はかかる知見に基づくものである。
【0007】
従って、本発明は、優れた性能を有するC.I.ピグメントイエロー74を含んだインク組成物の提供をその目的としている。
【0008】
そして、本発明によるイエローインク組成物は、着色剤としてのC.I.ピグメントイエロー74と、スチレン−(メタ)アクリル酸系水溶性樹脂とを含んでなり、前記樹脂をその固形分量換算で前記着色剤に対して0.4重量部以上含んでなるものである。
【0009】
【発明の具体的説明】
本発明によるイエローインク組成物は、インク組成物を用いた記録方式に用いられる。インク組成物を用いた記録方式とは、例えば、インクジェット記録方式、ペン等による筆記具による記録方式、その他各種の印字方式が挙げられる。特に本発明によるインク組成物は、インクジェット記録方法に好ましく用いられる。
【0010】
本発明によるイエローインク組成物は、基本的に、着色剤と、水溶性樹脂とを含んでなり、着色剤としてC.I.ピグメントイエロー74を、水溶性樹脂としてスチレン−(メタ)アクリル酸系水溶性樹脂とを含んでなる。そして、この水溶性樹脂の添加量は、その固形分量換算で、前記着色剤に対して0.4重量部以上、好ましくは0.4〜1.5重量部の範囲、より好ましくは0.5〜1.2重量部の範囲とされる。本発明によるイエローインク組成物は、まず、耐光性に優れる。上記のようにC.I.ピグメントイエロー74は耐光性に劣ることが指摘されていたが、本発明によるインク組成物は良好な改善された耐光性を有する。また、本発明によるイエローインク組成物は、耐光性の外に、インク組成物に要求される種々の性能、とりわけインクジェット記録用インク組成物に求められる種々の性能についても優れる。具体的には、本発明によれば、画像の定着性および色相(彩度)において優れたイエローインク組成物が提供される。
【0011】
本発明において、このスチレン−(メタ)アクリル酸系水溶性樹脂は、事実上、着色剤としてのC.I.ピグメントイエロー74の分散剤として機能する。後記するように、この着色剤は顔料分散液としてインク組成物に添加されるのが好ましい。そして、このスチレン−(メタ)アクリル酸系水溶性樹脂は、顔料分散液の分散剤としてインク組成物に添加されてよい。一方、顔料分散液の分散剤とは別に、または追加としてスチレン−(メタ)アクリル酸系水溶性樹脂をインク組成物に添加してもよい。
【0012】
本発明においてC.I.ピグメントイエロー74の添加量は必要とされる画像濃度が実現できる範囲で適宜決定されてよいが、インク組成物中に0.3〜8重量%添加させるのが好ましく、より好ましくは2〜4重量%の範囲で添加させる。
【0013】
また本発明の好ましい態様によれば、C.I.ピグメントイエロー74は、分散剤または界面活性剤で水性媒体中に分散させて得られた顔料分散液としてインクに添加されるのが好ましい。顔料微粒子は、その平均粒径が200nm以下であるのが好ましく、より好ましくは120nm以下である。
【0014】
本発明において利用されるスチレン−(メタ)アクリル酸系水溶性樹脂は、ランダム重合であってもブロック重合であってもよい。その分子量は、3,000〜30,000程度が好ましく、より好ましくは5,000〜15,000程度である。また、スチレンモノマー部分に由来する部分と、(メタ)アクリル酸に由来する部分との比は、酸価を指標に決定されてよく、よって本発明の好ましい態様によれば、この樹脂の酸価は50〜200程度が好ましく、より好ましくは70〜150程度である。
【0015】
本発明によるインク組成物は有機溶媒を含んでなるのが好ましい。この有機溶媒は、好ましくは低沸点有機溶剤であり、その好ましい例としては、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、iso−プロピルアルコール、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、iso−ブタノール、n−ペンタノールなどがあげられる。特に一価アルコールが好ましい。低沸点有機溶剤は、インク組成物の乾燥時間を短くする効果がある。
【0016】
また、本発明の好ましい態様によれば、本発明に使用するインク組成物は、さらに高沸点有機溶媒を含んでなることが好ましい。高沸点有機溶媒剤の好ましい例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオグリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパンなどの多価アルコール類、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテルなどの多価アルコールのアルキルエーテル類、尿素、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、トリエタノールアミンなどがあげられる。
【0017】
低沸点有機溶剤の添加量はインク組成物の0.5〜10重量%が好ましく、より好ましくは1.5〜6重量%の範囲である。また、高沸点有機溶媒の添加量は、インク組成物の0.5〜40重量%が好ましく、より好ましくは2〜20重量%の範囲である。
【0018】
本発明の好ましい態様によれば、本発明によるインク組成物は、界面活性剤を含むことができる。好ましい界面活性剤の例としては、アニオン性界面活性剤(例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートのアンモニウム塩など)、非イオン性界面活性剤(例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミドなど)があげられ、これらを単独または二種以上を混合して用いることができる。また、アセチレングリコール(オルフィンY、ならびにサーフィノール82、104、440、465、485、およびTG(いずれもAir Products and Chemicals Inc. 製))を用いることも可能である。
【0019】
本発明の好ましい態様によれば、本発明によるインク組成物は糖を含有してもよい。糖類の例としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖類(三糖類および四糖類を含む)および多糖類があげられ、好ましくはグルコース、マンノース、フルクトース、リボース、キシロース、アラビノース、ガラクトース、アルドン酸、グリシトール、ソルビット、マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、トレハロース、マルトトリオース、などがあげられる。ここで、多糖類とは広義の糖を意味し、アルギン酸、α−シクロデキストリン、セルロースなど自然界に広く存在する物質を含む意味に用いることとする。
【0020】
また、これらの糖類の誘導体としては、前記した糖類の還元糖(例えば、糖アルコール(一般式HOCH2 (CHOH)n CH2 OH(ここで、n=2〜5の整数を表す)で表される)、酸化糖(例えば、アルドン酸、ウロン酸など)、アミノ酸、チオ糖などがあげられる。特に糖アルコールが好ましく、具体例としてはマルチトール、ソルビットなどがあげられる。
【0021】
これら糖類の含有量は、インク組成物の0.1〜40重量%程度が好ましく、より好ましくは0.5〜30重量%の範囲である。
【0022】
その他、必要に応じて、pH調整剤、防腐剤、防かび剤等を添加しても良い。
【0023】
【実施例】
顔料インク組成物の調製
以下の組成を有する顔料インク組成物を次の操作によって製造した。まず、顔料と分散剤樹脂とを混合し、サンドミル(安川製作所製)中で、ガラスビーズ(直径1.7mm、混合物の1.5倍量(重量))とともに2時間分散させた。その後ガラスビーズを取り除き、他の添加物を加え常温で20分間撹拌した。5μmのメンブランフィルターでろ過し、インク組成物を得た。
【0024】
実施例1
C.I.ピグメントイエロー74(粒径110nm) 3重量%
スチレン‐アクリル酸共重合体 1.5重量%(固形分)
(分子量7,000、酸価80)
スクロース 0.7重量%
マルチトール 6.3重量%
グリセリン 10重量%
2‐ピロリドン 2重量%
エタノール 4重量%
純水 残量
【0025】
実施例2
C.I.ピグメントイエロー74(粒径80nm) 3重量%
スチレン‐アクリル酸共重合体 2重量%(固形分)
(分子量7,000、酸価120)
スクロース 0.7重量%
マルチトール 6.3重量%
グリセリン 10重量%
トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5重量%
サーフィノール465 1重量%
純水 残量
【0026】
実施例3
C.I.ピグメントイエロー74(粒径100nm) 3重量%
スチレン‐アクリル酸共重合体 1.3重量%(固形分)
(分子量7,000、酸価130)
スクロース 0.7重量%
マルチトール 6.3重量%
グリセリン 10重量%
ジエチレングリコール 3重量%
サーフィノール465 1重量%
純水 残量
【0027】
比較例1
C.I.ピグメントイエロー74(粒径140nm) 3重量%
スチレン‐アクリル酸共重合体 0.8重量%(固形分)
(分子量7,000、酸価80)
スクロース 0.7重量%
マルチトール 6.3重量%
グリセリン 10重量%
ジエチレングリコール 3重量%
サーフィノール465 1重量%
純水 残量
【0028】
比較例2
C.Iピグメントイエロー74(粒径120nm) 3重量%
アクリル酸共重合体 1.5重量%(固形分)
(分子量10,000、酸価200)
スクロース 0.7重量%
マルチトール 6.3重量%
グリセリン 7重量%
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 3重量%
ジエチレングリコール 3重量%
サーフィノール465 1重量%
純水 残量
【0029】
比較例3
C.I.ピグメントイエロー138(粒径60nm) 3重量%
スチレン‐アクリル酸共重合体 1.5重量%(固形分)
(分子量7,000、酸価140)
スクロース 0.7重量%
マルチトール 6.3重量%
グリセリン 10重量%
ジエチレングリコール 3重量%
サーフィノール465 1重量%
純水 残量
【0030】
比較例4
C.I.ピグメントイエロー13(粒径100nm) 3重量%
スチレン‐アクリル酸共重合体 1.5重量%(固形分)
(分子量7,000、酸価100)
スクロース 0.7重量%
マルチトール 6.3重量%
グリセリン 10重量%
2‐ピロリドン 2重量%
エタノール 4重量%
純水 残量
【0031】
インク組成物の評価試験
下記の評価の対象とした印刷物は、セイコーエプソン株式会社製インクジェットプリンタMJ−930Cを用いて印刷したものとした。印刷条件は、1ドット当たりの吐出インク重量を0.040μgとし、360dpi×360dpiとした。
【0032】
評価1:耐光性の評価
インクジェット専用印刷媒体(セイコーエプソン製、専用光沢フィルム)にベタ画像を印刷した。この印刷物に、キセノンフェードメーターを用い500時間光照射を行った。この光照射の前後の印刷物の色をMacbeth CE−7000分光光度計(Macbeth製)で測定し、CIEで規定されている色差表示法のL* a* b* 表色系の座標を求めた。下記の式に従い、測定したL* a* b* 値から印刷画像の初期の色と耐光性評価後の色との色差△E* abを求め、その色相変化により下記の基準で評価した。
色差△E* ab=[(△L* )2 +(△a* )2 +(△b* )2 ]1/2
判定基準
△E* ab<10である場合:A
△E* ab>10である場合:B
その結果は後記する表に示される通りであった。
【0033】
評価2:定着性の評価
評価1と同様のインクジェット専用印刷媒体にベタ印刷およびキャラクタ文字印刷を行った。得られた印刷物を25℃、湿度50%の環境で指でこすり、印刷物の汚れ着色剤の剥離の発生の有無を目視で観察した。その結果を次の基準で評価した。
印刷の汚れ、着色剤の剥離が観察されない:A
印刷の汚れが若干発生するが、着色材の剥離は観察されない:B
印刷の汚れ、着色剤の剥離が共に発生する:C
その結果は後記する表に示される通りであった。
【0034】
評価3:色相の評価
インクジェット専用記録媒体(セイコーエプソン株式会社製、専用光沢フィルム)にベタを印刷し、色をMacbeth CE−7000分光光度計(Macbeth製)で測定し、CIEで規定されている色差表示法のL* a* b* 表色系の座標を求めた。測定したa* b* 値から、下記の式で定義される印刷画像の彩度を求め、下記の基準で評価した。
彩度C* =[(a* )2 +(b* )2 ]1/2
判定基準
C* >95の場合:A
90<C* <95の場合:B
C* <90の場合:C
その結果は後記する表に示される通りであった。
【0035】
Claims (8)
- 着色剤としてのC.I.ピグメントイエロー74と、スチレン−(メタ)アクリル酸系水溶性樹脂とを含んでなり、前記樹脂をその固形分量換算で前記着色剤1重量部に対して0.43〜1.5重量部含んでなる、イエローインク組成物。
- 前記スチレン−(メタ)アクリル酸系水溶性樹脂の酸価が50〜200である、請求項1に記載のイエローインク組成物。
- 前記着色剤を0.3〜8重量%含んでなる、請求項1または2に記載のイエローインク組成物。
- 前記顔料の平均粒径が200nm以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のイエローインク組成物。
- インクジェット記録方法に用いられる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のイエローインク組成物。
- インク組成物を付着させて記録媒体に印字を行う記録方法であって、インク組成物として請求項1〜4のいずれか一項に記載のインク組成物を用いる、記録方法。
- インク組成物の液滴を吐出し、該液滴を記録媒体に付着させて印字を行うインクジェット記録方法であって、インク組成物として請求項1〜4のいずれか一項に記載のインク組成物を用いる、記録方法。
- 請求項6または7に記載の方法によって印字された、記録物。
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