JP3644423B2 - ベントプラグ及び鋳型の造形用金型 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋳砂を硬化させて鋳型を造形するのに使用される、ベントプラグ及び鋳型の造形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、造形用金型に鋳砂を充填しこの鋳砂を硬化させて鋳型を造形することが行なわれている。このような鋳型の造形方法の一例として鋳砂を加熱することなく鋳型を造形できるコールドボックス法がある。
コールドボックス法では、例えば、レジンパートI・パートII(パートI:フェノール−ホルマリン樹脂の石油系溶剤溶液,パートII:ポリイソシアネートの石油系溶剤溶液)と砂とを混練機により混練して鋳砂を調整し、この鋳砂をブローヘッドにより所定圧力(例えば3kg/cm2)で金型内の造形空間に圧入する(これをブローイングという)。そして、この造形空間内の鋳砂にアミンガス(強アルカリ性揮発性可燃液体)を注入すると(これをガッシングという)、アミンガスと鋳砂のレジンパートI・パートIIとが接触し、レジンパートI・パートIIが化学反応を起こして鋳砂が硬化し、鋳型として形成される。
【0003】
ところで、造形用金型に鋳砂をブローイングする際には、鋳砂をエアで圧入するが、エアと異なり比重の大きな鋳砂を造形空間の奥まったところ等に充填することは難しい。このため、造形空間の1以上の所定箇所にエアベントを設けて通気性を良くすることが一般的に行なわれており、これにより、造形空間での鋳砂の廻りが良くなり、鋳砂が造形空間に均一に充填されるようになる。
【0004】
このようなエアベントについて図5及び図6を参照して説明する。造形用金型の上型金具110には、上型金具110と下型金具130との間に形成される造形空間120と外部140とを連通させるようにしてベントホール100が貫設されており、この下端にエアベント101が設けられている。また、ベントホール100の上端には、チェックベント(ベントプラグ)102が挿入/螺合されている。
【0005】
チェックベント102は、図5及び図6(a),(b)に示すように、円筒形状のベント本体102aと、ベント本体102aに挿入されたボール102bとをそなえて構成されている。ベント本体102aは図示するようにその外周面にネジ溝を有しベントホール100の上部に螺合されている。また、ベント本体102aの軸方向中央にはストッパピン102cが径方向に沿って掛け渡されている。
【0006】
上記ボール102bは、このストッパピン102cと、ベント本体102aの一方の開口端102dとの間でベント本体102a内に収容されており、この開口端102dの径はボール102bの径よりも小さく設定されている。そして、チェックベント102は、図示するようにこの開口端102dが下方に向くように上型金具110への取り付けられる。
【0007】
このようなチェックベント102の構成により、ブローイングが行なわれると、図示しない挿入口から造形空間120に鋳砂とともに注入された圧縮エアは図5に矢印で示すようにエアベント101を介して上方のベントホール100に流入する。この圧縮エアの上昇流を受けてベント本体102aの開口端102dに着座していたボール102bがこの開口端102dから上昇し、ボール102bと開口端102dとの間から圧縮エアが排出される。即ち、造形空間120と外部140とが連通状態となって、通気性が良好となり、鋳砂を造形用金型内に均一に充填できるようになる。
【0008】
また、ガッシング時には、図示しないガッシングヘッドにより上型金具110に設けられた図示しない挿入口から造形空間120にアミンガスが注入されるが、このアミンガスがさらにベントホール100から不要に造形空間120内の鋳砂に注入されてしまうと過剰に鋳砂が硬化されてしまう。しかし、上記チェックベント102では、アミンガスが外部140から流入してもボール102bは下方の開口端102dに着座しているで、アミンガスがベントホール100から造形空間120内に侵入してしまうことが防止されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した図5及び図6(a),(b)に示すチェックベント102では、ブローイング時に圧縮エアとともに鋳砂が造形空間120から排出されるが、この際、鋳砂がボール102bやベント本体102aに付着してボール102bの作動不良を引き起こしてしまう虞がある。このため、鋳砂がチェックベント102内に残留するようになり、ガッシング時に注入されたアミンガスの一部がチェックベント102内に侵入すると、チェックベント102内に残留した鋳砂が硬化してチェックベント102内及びボール102bに固着する虞がある。
【0010】
この結果、チェックベント102内やベントホール100内に硬化した鋳砂がますます蓄積されるようになり、造形空間120内の通気性が低下し、鋳砂の充填不良、鋳型の品質不良、ひいてはこの鋳型により造形される鋳物の品質低下を招く虞がある。
また、ベント本体102aとボール102bとの隙間に鋳砂が固着してしまうと、このような微小な隙間から鋳砂を除去するためには、このチェックベント102を上型金具110から一旦取り外した後、所定の設備をそなえた施設に持ち込んで清掃作業を行なわなければならず手間がかかるという課題もある。
【0011】
特公平7−63807号公報に開示されたコールドボックス法造形金型では、金型内において造形用キャビティの周囲に連通孔が形成されるとともに、これらの造形用キャビティと連通孔とがエアベントを介して連通接続され、さらにこの連通孔には第1切替弁と第2切替弁とが分岐して設けられている。この技術では、第1切替弁と第2切替弁とをそれぞれ適宜開閉することにより、ブローイング,ガッシングの通常作業に加え、エアを造形用キャビティに送ってエアベントの清掃作業を行なえるようになっている。
【0012】
しかしながら、この技術では、金型内に連通孔を設けたり、第1切替弁及び第2切替弁を設けたりする等、金型の構成が非常に複雑になってしまうという課題がある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、簡素な構成において、ベントプラグの詰まりを抑制して造形空間内の通気性を確保し、鋳型の品質ひいてはこの鋳型により造形される鋳物の品質を向上させることができるようにした、ベントプラグ及び鋳型の造形用金型を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の本発明のベントプラグは鋳型の造形用金型のベントホールに取り付けられるベントプラグであって、該ベントホールに取り付けられる筒形状の外筒と、該外筒に挿入されて該外筒の一方の開口端部を塞ぐ開口可能な舌片状の蓋部を有する内筒とをそなえて構成され、該内筒が、弾性を有するとともに、該外筒の内径よりも大きい外径に形成され、該舌片状の蓋部が、該内筒の該開口端部側に取り付けられたシート状の弾性部材に切り込みを入れることにより形成されたことを特徴としている。
これにより、内筒が弾性的に外筒に固定され、また、ブローイング時に造形用金型の造形空間に供給されたエアがベントホールを介して筒形状の外筒の一方の開口端部に流入すると、外筒に固定された内筒の舌片状の蓋部が開口し、造形空間と造形用金型の外部とが連通状態となって造形空間内の通気性が確保され、造形空間内へ均一に鋳砂が充填される。
【0014】
請求項2記載の本発明のベントプラグは該内筒が、該舌片状の蓋部が一体に取り付けられた一端に対してその他端に鍔を有し、該鍔は、該内筒が該ベントホールの内側からの圧力を受けたときに該外筒から抜け落ちないように機能することを特徴としている。
これにより、舌片状の蓋部が、内筒と一体に取り付けられているので、内筒を外筒に挿入することにより、舌片状蓋を、上記の一方の開口端部を塞ぐように外筒に容易に取り付けることができる。また、下方の造型空間側からエア圧を受けても内筒が外筒から抜けないようになる。
請求項3記載の本発明の鋳型の造形用金型では、内部の造形空間と外部との間にベントホール及び請求項1又は2記載のベントプラグが設けられており、ブローイング時に造形用金型の造形空間に供給されたエアがベントプラグ流入すると、外筒から抜け落ちないように固定された内筒の舌片状の蓋部が開口して、造形空間と造形用金型の外部とが連通状態となって造形空間内の通気性が確保され、造形空間内へ均一に鋳砂が充填される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明の一実施形態としてのベントプラグ及び鋳型の造形用金型について説明する。図1〜図4は本実施形態のベントプラグ及び鋳型の造形用金型について示す図である。
【0016】
本実施形態の造形用金型は、図1に示すように、上型金具1Aと、下型金具1Bとをそなえて構成され、金具1A,1Bとの間に所定形状の造形空間1Cが形成されている。この造形空間1C内に、砂,レジンパートI・パートIIとが混練され調整された鋳砂を充填した後、アミンガスを注入することで鋳砂を硬化させ所定形状の鋳型を造形できるようになっている。
【0017】
また、従来技術として上述したように、造形空間1C内での鋳砂の廻りを良くして、鋳砂を造形空間1C内に均一に充填できるように、上型金具1Aには、1以上の所定箇所にベントホール2が穿設されている。ベントホール2の下端には通気口3aを有するエアベント3が造形空間1Cに面して設置されている。また、ベントホール2の上端には、ベントプラグ4が取り付けられている。
【0018】
ベントプラグ4は、図1及び図2(a),(b)に示すように、外周面にネジ溝が形成された円筒形状の外筒4Aと、この外筒4Aの一方の開口端部4Aaに取り付けられた複数の舌片状の蓋部4Baとをそなえて構成されており、外筒4Aはベントホール2の上端に螺合されている。
また、図2(a),(b)に示すように、舌片状の蓋部4Baは、上記開口端部4Aaを塞ぐようにして取り付けられる円形のシート状部材4Bに放射状に切り込みを入れることにより、シート状部材4Bに全周にわたって複数形成されている。シート状部材4Bは、一端に環状の鍔部4Caを有する円筒形状の内筒4Cの他端に取り付けられており、シート状部材4Bと内筒4Cとはシリコンゴム材(弾性部材)により一体に形成されている。以下、シート状部材4B及び内筒4Cからなる一体品を円筒状ゴム部材4Dという。
【0019】
円筒状ゴム部材4Dの外径は何れも外筒4Aの内径よりも僅かに大きく設定されており、円筒状ゴム部材4Dをその弾性を利用して外筒4Aに挿入し固定できるようになっている。また、鍔部4Caの外径は外筒4Aの内径よりも十分に大きく設定されており、下方の造形空間1C側からエア圧を受けても円筒状ゴム部材4Dが外筒4Aから抜けないようになっている。
【0020】
なお、外筒4Aの金具外部側の端部には図2(b)に示すように同一直径上に溝4Ab,4Abが設けられており、ベントプラグ4の上型金具1Aへの取り付け/取り外しはこの溝4Ab,4Abを利用してマイナスドライバにより行なえるようになっている。
本発明の一実施形態としてのベントプラグ及び鋳型の造形用金型は上述したように構成されているので、ブローイング時、図示しない注入口から鋳砂と共に造形空間1Cに注入されたエアが、図1中に矢印で示すようにベントプラグ4に流入すると、舌片状の蓋部4Baが上方に弾性変形して開口し、この開口部からエアが外部に流出する、したがって、造形空間1Cの通気性が確保され、造形用金型内での鋳砂の廻りを良くして、鋳砂を造形用金型内に均一に充填できる。
【0021】
この際、ベントプラグ4には、上述した図5及び図6に示す従来チェックベントのように内部にボールのような作動部がないので、エアと共に流入する鋳砂の付着によるかかる作動部の作動不良がなく、従来のチェックベントに比べエアの排出がスムーズに行なわれるようになるという利点がある。また、内部に作動部がないので作動部を核として鋳砂が内部に付着してしまうことがなく、内部に詰まりが発生することを防止できるという利点もある。
【0022】
加えて、ブローイング時にベントプラグ4からエアとともに排出され舌片状の蓋部4Ba上やその周辺に付着した鋳砂を、例えば図示しないエアガンなどによりエアベント3側から高圧のエアを吹き込むことにより払い飛ばして清掃できる。したがって、上述したような簡素な構成において、ベントプラグ4を上型金具1Aから取り外すことなく生産現場において容易に清掃を行なえるという利点がある。
【0023】
また、ベントプラグ4においては、鋳砂及びエアに接触して消耗したり鋳砂が固着したりするのは、円筒状ゴム部材4Dだけであり、この円筒状ゴム部材4Dを図3に示すように単に外筒4Aに挿入するだけで容易にベントプラグ4を組み付けることができる。したがって、この円筒状ゴム部材4Dだけを交換して外筒4Aは使い回すことが可能となり、コストの抑制が可能となる。
【0024】
また、従来技術の説明として上述したように、エアベントからアミンガスを造形空間内に注入させると造形空間内の鋳砂が過剰に硬化する虞があると一般に言われているが、必ずしもそうとは言えず、エアベントからアミンガスを注入することにより、鋳砂の硬化不足を防いだり鋳砂を硬化するのに要するサイクルタイムを短縮できたりするケースもあることが判明している。本ベントプラグ4においては、舌片状の蓋部4Baから造形空間1C内にアミンガスを注入することが可能であり、鋳砂の硬化不足の防止及びかかるサイクルタイムの短縮化が可能となっている。
【0025】
なお、本発明のベントプラグ及び鋳型の造形用金型は、上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形を行なうことが可能である。
例えば、上述した実施形態では、円形のシート状部材4Bに全周にわたって舌片状の蓋部4Baを形成しているが、図4(a)に示すようにシート状部材4Bの一部に舌片状の蓋部4Ba′を形成する構成としても良い。この場合、図4(a)のX−X断面(蓋部4Ba′の断面)を図4(b)に示すように構成することにより、上述した従来技術のようにガッシング時にアミンガスがベントプラグから造形空間に侵入しないように構成することも可能である。
【0026】
つまり、蓋部4Ba′は、下方(造形空間)からのエア流に対しては上方に弾性変形して開口する一方、上方からのアミンガス流に対しては、蓋部4Ba′の端面がベース部(シート状部材4Bの蓋部4Ba′でない部分)4Bbの端面に当接して開口しないようになるのである。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載のベントプラグによれば、弾性を利用して内筒を外筒に挿入し固定することができる。また、ブローイング時に造形空間に供給されたエアが外筒に流入すると、外筒に固定された内筒の舌片状の蓋部が開口し、造形空間と造形用金型の外部とが連通状態となって造形空間内の通気性が確保され、これにより、造形空間内へ均一に鋳砂を充填することができ、鋳型の品質ひいてはこの鋳型により造形される鋳物の品質を向上させることができる。
【0028】
そして、内部に動作部がないので、この動作部による排気抵抗がなく排気が滑らかに行なわれるようになり、外筒に舌片状の蓋部を設けるといった簡素な構成により、内部に鋳砂が固着することによる詰まりを防止できるという利点がある。
加えて、舌片状の蓋部の周辺に残留/固着した鋳砂を造形空間よりエアを注入することにより除去できるので、造形用金型から取り外すことなく清掃を容易に行なえるという利点がある。
【0029】
請求項2記載の本発明のベントプラグでは、舌片状の蓋部が、一端に鍔を有する内筒の他端に内筒と一体に取り付けられているので、内筒を外筒に挿入することにより、舌片状蓋を、上記の一方の開口端部を塞ぐように外筒に容易に取り付けることができ、したがって、エア及び鋳砂に接触して摩耗する舌片状蓋及び内筒だけを容易に交換することことができ、外筒を使い回してコストの低減を図れるという利点もある。また、下方の造型空間側からエア圧を受けても内筒が外筒から抜けないようにすることができる。
【0030】
請求項3記載の本発明の鋳型の造形用金型によれば、内部の造形空間と外部とがベントホール及び請求項1又は2記載のベントプラグにより接続されているので、簡素な構成により、安定して造形空間内の通気性が確保され、造形空間内へ均一に鋳砂を充填することができ、鋳型の品質ひいてはこの鋳型により造形される鋳物の品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのベントプラグ及び鋳型の造形用金型の構成を示す模式的な断面図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのベントプラグの構成を示す図であり、(a)はその模式的な断面図、(b)はその舌片状の蓋部及び外筒先端の構成を示す模式的な斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態としてのベントプラグにかかる外筒への舌片状の蓋部の取り付けを説明するための模式的な斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態としてのベントプラグの変形例の構成を示す図であり、(a)は模式的な平面図、(b)は(a)のX−X矢視断面である。
【図5】従来のベントプラグ(チェックベント)及び鋳型の造形用金型の構成を示す模式的な断面図である。
【図6】従来のベントプラグ(チェックベント)の構成を示す図であり、(a)はその模式的な断面図、(b)はその模式的な斜視図である。
【符号の説明】
1A 上型金具
1B 下型金具
1C 造形空間
2 ベントホール
3 エアベント
4 ベントプラグ
4A 外筒
4Aa 開口端部
4B シート状部材
4Ba,4Ba′ 舌片状の蓋部
4Bb ベース部
4C 内筒
4Ca 鍔

Claims (3)

  1. 鋳型の造形用金型のベントホールに取り付けられるベントプラグであって、
    該ベントホールに取り付けられる筒形状の外筒と、
    該外筒に挿入されて該外筒の一方の開口端部を塞ぐ開口可能な舌片状の蓋部を有する内筒とをそなえて構成され、
    該内筒が、弾性を有するとともに、該外筒の内径よりも大きい外径に形成され、
    該舌片状の蓋部が、該内筒の該開口端部に取り付けられたシート状の弾性部材に切り込みを入れることにより形成された
    ことを特徴とする、ベントプラグ。
  2. 内筒は、該舌片状の蓋部が一体に取り付けられた一端に対するその他端に鍔を有し、
    該鍔は、該内筒が該ベントホールの内側からの圧力を受けたときに該外筒から抜け落ちないように機能する
    ことを特徴とする、請求項1記載のベントプラグ。
  3. 内部の造形空間と外部とをベントホールを介して連通可能に接続される、鋳型の造形用金型であって、
    請求項1又は2記載のベントプラグが該舌片状の蓋部を該外部に向けて該ベントホールに取り付けられていることを特徴とする、鋳型の造形用金型。
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