JP3644202B2 - 移動体用情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯可能情報媒体を装着可能な装置を備えた移動体用情報処理装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ICカードや光カードなどに見られるカード形状をなす携帯可能な新しい情報記録媒体が情報記録用、あるいは決済用ツールとして普及しつつある。一方、移動体としての車両においては、こうした媒体を車室内環境の調整や、路車間自動料金決済システムに適用すべくその実現に向けた検討や実験が活発に行なわれるようになってきた。
【0003】
このうち最も早期に実現すると予測されているシステムとして、例えば、有料道路でのノンストップ自動料金収受システムがある。ここでは決済用の携帯可能情報記録媒体として、例えばICカードを利用することが行なわれる。ICカードは、無線通信機能を有する車載機に挿入装着され、車載機と高速道路の料金所のゲートに設置された路上機との間で無線通信による情報交換を実施することで、瞬時に料金決済を自動的に完了してICカードにその決済記録を記憶させる。これにより、現金の授受をなくして非接触で瞬時に決済を行なうことができ、ノンストップでゲートを通過することができるようになる。
【0004】
この場合、ICカードには決済用の情報や利用履歴情報などの重要な情報が記録されており、利用者が車両から降りる際にこれを車室内に放置することは犯罪防止やプライバシー保護の観点から好ましくない。特に、自動車においては、外部からICカードが装着されている状態が目視により確認できる場合などは、使用者が不在の場合に盗難に遭い易い不具合となる。
【0005】
また、ペイテレビや車載用電話などの他のシステムにおいてもICカードなどの形態可能情報媒体には、移動媒体を運転、操縦あるいは同移動手段内で同移動手段の運行を管理する者個人に関わるID情報や決済情報、暗号情報処理のための鍵情報などが記録され、それぞれ所有者本人が常に身近において管理する必要がある。このため、種々のシステム利用後、利用者が同移動手段を離れる際に、ICカードなどの形態可能情報媒体を同移動手段内に放置することには問題がある。
【0006】
上記問題は、携帯可能情報媒体の管理を担う者の不注意が原因で発生したり、あるいは放置状態にあるICカードを第三者が取得しやすくなっている状態に原因がある。このため、本発明では、形態可能情報媒体が移動手段内に放置される可能性がある場合、極力このような状態で放置されるのを防止することにより上記問題を解決しようとするものである。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、車両などの移動体に備えられ、着脱可能な携帯可能情報媒体が装着部に装着されると、その携帯可能情報媒体に対して制御手段により情報の読み出しおよび書き込みの処理を行なうようにした移動体用情報処理装置において、使用者が移動体から離れるときに装置に移動体外部から目視可能な状態で携帯可能情報媒体が装着された状態となるのを防止することができるようにした移動体用情報処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、使用者がナビゲーション装置を備えた移動体において携帯可能情報媒体を装着して情報の読出しおよび書き込みの処理を行なうことを行なった後、移動目的地の周辺に到達して移動体から離れるべく、駆動装置を停止させると、停止検出手段はその停止を検出して停止検出信号を出力する。このとき、携帯可能情報媒体が装置内に残存していると、媒体検出手段によりその装着状態が検出されているので、残存状態検出手段は、残存検知信号を出力するようになる。
【0009】
これにより、制御手段は、その残存検知信号に基づいて使用者に報知動作や携帯可能情報媒体の保護処置などを行なうことができるので、移動体に携帯可能情報媒体を残存した状態で使用者が離れることによる盗難などの不具合の発生を極力防止することができるようになり、携帯可能情報媒体に記録されている種々の情報が第三者に不用意に知られるのを防止することができる。
【0010】
請求項2の発明によれば、残存状態検出手段により出力される残存検知信号に基づいて報知手段により報知音により報知動作を行なうので、使用者が移動体内に携帯可能情報媒体を残存した状態で離れようとするときに表示部などを見ない場合でも確実に携帯可能情報媒体を残存状態としていることを認識することができ、盗難に対する安全性の向上を図ることができるようになる。
【0011】
請求項3の発明によれば、報知手段は、報知動作を開始した後に、その報知により促しているところの携帯可能情報媒体が残存している状態の装置からその携帯可能情報媒体が取り出されたときには、報知動作を停止するようになる。これにより、報知動作が不要となることに応じて停止することによって、使用者に対して装置に残存していた携帯可能情報媒体を取り出したことが認識されていることを確認することもできるようになる。
【0012】
請求項4の発明によれば、報知動作停止手段を設けているので、例えば、使用者が駆動装置を停止して移動体から離れる場合でも、そのときに装置に装着した状態の携帯可能情報媒体を残存させた状態のままでも安全上の不都合が発生する確率が非常に低いような場合には、報知動作停止手段を操作することにより、その都度、携帯可能情報媒体を抜き取らなくとも報知動作を停止させた状態で移動体から離れることができるので、使い勝手に優れるものである。
【0013】
請求項5の発明によれば、キャンセル手段を設けているので、使用者が駆動装置を停止して移動体から離れるときにも、携帯可能情報媒体を残存させた状態でも、報知動作を行なわせることをなくすることができ、これにより、使用者があらかじめ認識している場合に、キャンセル手段を用いることにより不必要な報知動作を行なうことをなくすことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を自動車に搭載するITS(Intelligent Transport Systems ;高度交通システム)用車載装置に適用した場合の第1の実施形態について図1ないし図4を参照しながら説明する。
【0027】
ここで、ITS用車載機は、情報通信を自動車において積極的に用いることにより新しいシステムを提供するためのもので、例えば、車両運用システム,有料道路のノンストップ自動料金収受システム、道路交通情報通信システム,移動情報ターミナルあるいは駐車場管制システムなどの種々の適用が考えられている。そして、このようなITSを運用するにあたっては、自動車に搭載する車載機に対して使用者個人の情報の授受を行なう必要があり、このような必要性に応じて使用者個人が携帯するICカードを用いて個々の情報の授受を行なえるようにしたものである。
【0028】
全体構成を示す図2および図3において、移動体としての自動車1の車室内のダッシュボード2の中央部に設けられるセンターコンソール3には、車載機本体4が組み込み配設されている。この車載機本体4の前面部には、操作部5,液晶パネルなどからなる表示部6,音声発生部7および装着部としてのICカード用インターフェース8が設けられている。なお、操作部5には、後述する停止スイッチが設けられると共に、キャンセル手段としてのキャンセルスイッチが設けられている。表示部6および音声発生部7は報知手段としての機能を兼ね備えている。
【0029】
自動車1の駆動源であるエンジンやモータなどからなる駆動装置9にはその駆動状態を検知する停止検出手段としての駆動装置状態検知部10が配設されている。ダッシュボード2の上部には路車間通信を行なうためのアンテナ11aを備えた通信回路11が配設されている。自動車1の屋根には衛星通信や衛星放送を受信するための衛星アンテナ12が配設されている。また、運転席13には、運転手が存在しているか否かを例えば重量によって検出する人センサが運転者検知部14として配設されている。車載機本体4は、車載バッテリ21に接続されており、常時給電されるようになっている。
【0030】
電気的なブロック構成を示す図1において、車載機本体4には、マイクロコンピュータ,ROM,RAMなどから構成される制御手段としての制御回路15が設けられており、これには、上述した操作部5,表示部6,音声発生部7およびICカード用インターフェース8が接続されている。ICカード用インターフェース8は、外部から挿入されるICカード16との間で情報の授受や書き替えなどを行なうためのもので、携帯可能情報媒体としてのICカード16が挿入口に挿入されると内部に取り込むように自動挿入し、装置が停止されるときには自動的に取り出し可能な位置に排出されるようになっている。
【0031】
このICカード用インターフェース8には、ICカード16が内部や取り出し可能な位置に装着されている状態を検出するようにした媒体検出手段としてのICカード検知部17が設けられ、制御回路15に接続されている。ICカード16との間の情報の授受に基づいたデータの記録や各種のプログラムなどを記憶するためのメモリが記憶部18として制御回路15に接続されている。
【0032】
また、制御回路15には、駆動装置状態検知部10,通信回路11,衛星アンテナ12および運転者検知部14が接続されると共に、車両状態を検知するための各種の検知部に相当する車両状態検知部19が接続されている。この場合、車両状態検知部19は、例えば、図示しない前照灯(ヘッドライト)や車幅灯(スモールランプ)の点灯状態を検知する検知部や、あるいは、ドアの開閉状態を検知する検知部などである。
【0033】
電源回路20は、車載バッテリ21から給電され、所定電圧の出力を車載機本体4の制御回路15を含めた各部に給電するようになっている。なお、車載機本体4には、常時給電されるようになっており、IG(イグニッション)キーがオフになった状態においても、制御回路15は、操作部5の操作に応じて動作可能に設けられている。
【0034】
次に、本実施形態の作用について、図4に示すプログラムのフローチャートも参照して説明する。
車載機本体4のICカード用インターフェース8にICカード16が挿入されると、排出位置から内部に自動的に取り込んで挿入位置まで移動させる。これにより、ICカード16は、インターフェース8を介して制御回路15との間でデータの授受が行なえる状態となる。なお、この実施形態においては、ICカード16を装着した状態では、基本的には制御回路15に対して暗証番号PIN(Personal Identification Number)などの入力処理を行なわないでもデータの授受が行なえるようになっている。
【0035】
さて、ICカード16の装着状態では、例えば、高速道路などの有料道路を利用する際に、料金所などに配設される路上機から信号を受信するとこれに応じてIDコードなどをやり取りした後に料金所情報の授受や種々の必要な通信項目についてデータの授受を行ない、記録すべきデータがある場合にはICカード16に対して書き込み処理を行なうようになる。
【0036】
さて、このようにして使用者(運転者)が乗車中には、その走行に応じて路上機と通信処理を行なって必要に応じてICカード16にデータを書き込み処理をするが、使用者が自動車1から離れるような場合には、次のようにしてICカード16がインターフェース8に残存している状態を検知してこれに対処するように処理動作が行なわれる。
【0037】
制御回路15は、図4に示すフローチャートに従って処理を行なう。まず、制御回路15は、自動車1の運行が停止されたか否かを駆動装置9の停止状態を駆動装置状態検知部10からの検出信号に基づいて判断する(ステップA1)。このとき、駆動装置状態検知部10は、エンジンまたはモータなどの駆動装置9の駆動状態を燃料の供給停止あるいは電源供給停止により検出する。
【0038】
駆動装置9が停止したことを検出すると、続いて、制御回路15は、ICカード用インターフェース8からICカード16が抜き取られているか否かについてICカード検知部17からの検出信号に基づいて判断する(ステップA2)。ここで、ICカード16が既に抜き取られている場合にはこの処理を終了するが、抜き取られていないことが検出されると、制御回路15は、ICカード16が残存状態にあることを判定して(ステップA3)残存検知信号であるところの報知動作を行なうための報知信号を出力するようになる。
【0039】
この報知信号の出力によって、制御回路15は、報知動作を開始する(ステップA4)。ここでは、音声発生部7に報知信号を与えて報知音を発生させ、これによって使用者にICカード16の抜き取り忘れであることを報知すると共に、表示部6に表示信号を出力してその状態について表示させるようになる。
【0040】
この状態で、制御回路15は、例えば5秒といった報知設定時間が経過するまでの間、ICカード16が使用者により抜き取られたことが検出されるか(ステップA5)、操作部5に設けられた停止スイッチが使用者に操作されるか(ステップA6)を判断するようになる。そして、ICカード16が抜き取られたか、停止スイッチがオンされたか、あるいは報知設定時間が経過した場合には報知動作を停止し(ステップA7)、プログラムを終了する。
【0041】
なお、上述の場合で、ICカード16を抜き取らない状態で、停止スイッチをオンすることにより報知動作を停止させることは、使用者がICカード16をインターフェース8に挿入したままの状態を認識した上で意識的に報知動作を停止させるという場合も想定して設けられているものである。これは、例えば、駆動装置9は停止させたが、自動車1からちょっとだけ離れるような場合に対応するもので、使用者の使い勝手も考慮したものである。
【0042】
このような本実施形態によれば、使用者が駆動装置9を停止させて自動車1から離れようとする場合に、ICカード16が装着状態のままであるときには、使用者に確実に報知することができるようになり、盗難の発生を未然に防止できると共に、車室内にICカード16を放置するすることによる故障などの発生を防止することができるようになる。
【0043】
なお、上記実施形態において、ステップA5〜A7を繰り返し実行する間に、ドアの開閉動作が行なわれたときには、報知設定時間が経過するのを待つことなく報知動作を停止するようにステップを追加することもできる。この場合には、例えば、車両状態検知部19によりドアの開状態および閉状態が検知されることに応じて、ステップA5,A6で「NO」と判断されていても、ステップA8にジャンプするように判断ステップを追加することで実現できる。これにより、使用者が自動車1を降りてドアを閉められた後には、報知動作が不必要に継続されることがなくなる。
【0044】
(第2の実施形態)
図5は本発明の第2の実施形態を示すもので、以下、第1の実施形態と異なる部分について説明する。すなわち、第1の実施形態におけるプログラムと同様にして、制御回路15は、ステップA3においてICカード16の残存状態を検出すると、続いてICカード用インターフェース8にICカード16を排出位置に自動排出動作させる(ステップAa)。これにより、ICカード16は、使用者に見やすいように車載機本体4の外部から見える位置に排出された状態となる。この状態で、制御回路15は、報知動作を行なう(ステップA4)ので、使用者は、ICカード16が残存状態にあることを直ぐに認識することができる。
【0045】
そして、報知動作を行なっている状態で、制御回路15は、ICカード16が抜き取られた場合には(ステップA5)、報知動作を終了して(ステップA8)プログラムを終了する。また、ICカード16が残存した状態で停止スイッチが操作されたり(ステップA6)、あるいは報知設定時間が経過した場合には、制御回路15は、ICカード用インターフェース8にICカード16を内部に自動挿入動作させ(ステップAb)、この後、報知動作を停止させるようになる(ステップA8)。
【0046】
このような第2の実施形態によれば、使用者に対して報知動作を行なったときに、使用者が停止スイッチをオン操作したときやICカード16を残存状態のまま報知設定時間が経過した場合に、ICカード16をインターフェース8内に自動的に挿入動作させるようにしたので、万一使用者がICカード16を抜き取り忘れた場合や、短時間の駐車などでその都度ICカード16を抜き取る必要がないような場合などにはICカード16を内部に取り込んで外部から直接見えない状態として保持させることができるので、そのような場合でも安全性の向上を図ることができるようになる。
【0047】
なお、上述のようにして残存された状態でインターフェース8の内部に取り込まれたICカード16を次に利用するときには、例えば、不正使用されることを想定して、電源が与えられた状態であらかじめ登録されている暗証番号PINを操作部5を介して入力操作されることを条件とすることができる。これにより、上述のようにして内部に取り込まれたときには、例えば、第三者が不正にこれを抜き取ろうとしても暗証番号の入力が条件となるので、盗難などを防止することができるようになる。
【0048】
しかし、このような条件は、使用者が運転を開始した後に行なうことには不具合が生ずることがあるので、このような場合を想定して、例えば、駆動装置9を始動した時点で別途に報知動作を行なうなどして暗証番号の入力を使用者に促すようにしても良い。
【0049】
(第3の実施形態)
図6は本発明の第3の実施形態を示すもので、第2の実施形態と異なるところについて説明する。この第3の実施形態においては、制御回路15は、ステップA4を経て報知動作を行なっている状態で、前述のようにIDカード16が抜き取られたか否か(ステップA5)、停止スイッチがオン操作されたか(ステップA6)、あるいは報知設定時間が経過したか(ステップA7)に加えて、ドアが閉状態から開状態となったかを車両状態検知部19の検出信号に基づいて検出するようになっている(ステップAc)。
【0050】
このステップAcは、使用者がICカード16を抜き取ることなく、停止スイッチを操作することもない状態で報知設定時間が経過する以前にドアを開けた状態で「YES」と判断されるステップで、これによって、制御回路15は、使用者がICカード16を装着した状態のまま車外に出るとして、ステップAbに進んで、ICカード16をインターフェース8内に自動挿入動作させるようにしたものである。
【0051】
このような第3の実施形態によれば、使用者がICカード16が放置状態にあることを意識的にあるいは忘れてドアを開けて車外に出ようとする場合においては、停止スイッチを操作することなくICカード16を外部から見えないように取り込んだ状態に保持させることができるようになるので、使用者にとって使い勝手が向上する。
【0052】
なお、上述の場合において、停止スイッチがオンされたか否かを判断するステップA6を省略したプログラムを用いても同様の効果を得ることができる。また、ステップAcを設けて、ドア閉から開への検出をもってステップAbに移行するようにしているが、これに代えて、ドア開状態から閉状態に移行する時点でステップAbにジャンプするようにしても良い。
【0053】
(第4の実施形態)
図7は本発明の第4の実施形態を示すもので、上記第1ないし第3の実施形態と異なるところは、駆動装置9の停止状態による運行停止の判定を、ガソリン供給停止あるいは電源供給停止を検出するステップA1に代えて、IG(イグニッション)キーによるオフ操作を検出し(ステップB1)、これにより駆動装置9の運行停止を判定する(ステップB2)ようにしたところである。
【0054】
そして、このような第4の実施形態においても、駆動装置9の停止状態を簡単且つ確実に検出してそのときICカード16が残存状態にあるか否かに応じて報知動作を行なわせることができるようになる。
【0055】
なお、上述のように、IGキーのオフ操作による検出(ステップB1)に代えて、IGキーの抜き取りにより運行停止を判定することもできる。これは、上述の場合には、IGキーをオフした状態で、車載機本体4を動作させることがある場合に、先に報知動作が行なわれてしまうと、それを停止スイッチにより停止させてから、続けて情報処理動作を行なったときに、その動作を終了した時点でもう一度報知動作を行なう必要があり、結局、前述の報知動作が不要となる場合が発生することに対処したものである。
【0056】
(第5の実施形態)
図8は本発明の第5の実施形態を示すもので、前記各実施形態と異なるところは、駆動装置9の停止状態の検出を燃料供給停止あるいは電源供給停止を検出するステップC1により行なうと共に、これに加えて、報知動作のタイミングとして、前照灯や車幅灯が消灯されているか否かを判断し(ステップC2)、これらの判断結果が「YES」となったときに実質的な運行停止判定であるとして(ステップC3)、これに続いて報知動作を行なうようにしたところである。これにより、使用者による運行の停止を確実に認識することができるようにしたものである。
【0057】
なお、この第5の実施形態においては、次のような場合には、さらに使い勝手が向上するようになる。すなわち、例えば、自動車の種類によっては、エンジンやモータなどの駆動装置を停止したときに、前照灯や車幅灯がまだ消灯されていないことを報知するように構成されたものがあるが、その場合には、上述と同様にして報知動作を行なうことにすると、前照灯,車幅灯の消し忘れの報知をしているのか、ICカード16の残存状態の報知をしているのかが使用者にとって分かりにくくなる場合がある。
【0058】
この実施形態では、そのような不都合をも解消できるようしたもので、まず、駆動装置9の停止をした状態で、前照灯,車幅灯の消し忘れがある場合には、図示しない制御プログラムにより前照灯,車幅灯消し忘れの報知動作が行なわれ、使用者が前照灯,車幅灯の消灯操作をするとその報知動作は停止されるが、続いて、ICカード16が残存状態にあるときには、前述の実施形態と同様にしてICカード16の抜き取り忘れの報知動作が行なわれる。
【0059】
これにより、駆動装置9が停止されると共に、前照灯,車幅灯が消灯されたことをもって、使用者が運行を停止したことを確実に認識することができ、しかも、使用者に対して、前照灯,車幅灯の消し忘れとICカード16の抜き取り忘れの状態とを明確に区別して報知動作を行なうことができ、報知動作の混同をすることなく確実に認識することができるようになる。なお、この場合においても、ステップC1の代えて、第4の実施形態においてステップB1で示したように、IGキーオフによって駆動装置9の停止を判定するようにしても良い。
【0060】
(第6の実施形態)
図9は本発明の第6の実施形態を示すもので、第5の実施形態と異なるところは、運転者が自動車1から降りることを直接的に判断しようとするもので、前照灯,車幅灯の消灯状態判断のステップC2に代えて、運行停止の判定をする条件として、運転者検知部14の人センサが使用者(運転者)の不在を検出したことをもって判断しようとする(ステップC2a)ものである。
【0061】
このような第6の実施形態によれば、駆動装置9が停止された状態で、且つ、使用者が自動車1の運転席13から退席することにより、確実に運行停止の状態を判定することができ、しかも、使用者にとっては、そのときICカード16が残存状態にあるときには、そのタイミングで報知動作が行なわれるようになるので、例えば、駆動装置9は停止させたが運転席13から退席しない状態の場合には不必要に報知動作を行なうことがなくなる。
また、本実施形態においても、第5の実施形態におけるステップC2をも組み合わせたプログラムとして動作させることが可能である。
【0062】
(第7の実施形態)
図10は本発明の第7の実施形態を示すもので、第6の実施形態と異なるところは、運転者検知部14の人センサが使用者の不在を検出したことをもって判断するステップC2aに代えて、運行停止の判定をする条件として、運転席のドアを閉状態から開状態に変化したことを車両状態検知部19からの検出信号に基づいて判断する(ステップC2b)ことにより行なうようにしたものである。
【0063】
このような第7の実施形態によれば、駆動装置9が停止された状態で、且つ、使用者がドアを開けた時点で確実に運行停止の状態を判定することができ、しかも、使用者にとっては、そのときICカード16が残存状態にあるときには、そのタイミングで報知動作が行なわれるようになるので、例えば、駆動装置9は停止させたが運転席13から退席しない状態の場合には不必要に報知動作を行なうことがなくなる。
また、本実施形態においても、第5の実施形態におけるステップC2をも組み合わせたプログラムとして動作させることが可能である。
【0064】
(第8の実施形態)
図11および図12は本発明の第8の実施形態を示すもので、以下、前述の実施形態と異なる部分について説明する。すなわち、この実施形態においては、自動車1にナビゲーション装置22が別途に設けられた構成のものを対象とするものであり、そのナビゲーション装置22からの情報も利用して自動車1の運行停止の判定を的確に行なって、ICカード16の抜き取り忘れの報知動作を必要なときにタイミング良く行なおうとするものである。
【0065】
図11は、全体構成を示すもので、これは、第1の実施形態において示した図1の構成にナビゲーション装置22が制御回路15に接続された構成とするものである。図12は、制御プログラムのフローチャートを示すもので、制御回路15は、制御プログラムをスタートすると、ナビゲーション装置22が装着されていることを条件として(ステップD1)、そのナビゲーション装置22から種々の情報を入力する。
【0066】
そして、入力された情報に基づいて、制御回路15は、まず、ナビゲーション装置22において、使用者により目的地の設定がなされているか否かを判断する(ステップD2)。なお、ナビゲーション装置22が装着されていない場合(ステップD1で「NO」)や、目的地の設定がない場合(ステップD2で「NO」)には、ナビゲーション装置22の情報に基づく制御は行なわず、後述するステップD4に移行する。
【0067】
さて、制御回路15は、目的地の設定がなされている場合(ステップD2で「YES」)には、現在の自動車1の存在位置が設定された目的地の周辺に相当しているか否かをナビゲーション装置22からの情報に基づいて判断する(ステップD3)。そして、「NO」の場合にはステップD2に戻って目的地の周辺に到達するのを待つようになる。
【0068】
そして、ステップD3で「YES」と判断すると、制御回路15は、前述と同様にして電源供給あるいは燃料供給を停止(停止予定)か否かを判断する(ステップD4)と共に、前照灯,車幅灯が消灯されているか否かを判断する(ステップD5)。この状態で、制御回路15は、ICカード16が駆動装置9の始動に関与しているか否かを判断する(ステップD6)。これは、本実施形態の装置が、ICカード16がIGキーとしての機能も兼ね備えている場合にも適用することを想定しているもので、ここで「NO」と判断したときには、これによって自動車1が運行停止されたと判断する。
【0069】
一方、ICカード16が駆動装置9の始動に関与する場合、つまり、ICカード16によって駆動装置9を駆動し、目的地に到着して駆動装置9が停止された状態となっている場合には、運転席13側のドアが開状態になるまで待機状態となる(ステップD7)。これは、ICカード16が装着された状態で使用者が自動車1を降りる意思があるか否かを判定しようとするもので、この場合にはICカード16がインターフェース8から抜き取られていない状態が想定されているからである。
【0070】
したがって、制御回路15は、ICカード16が抜き取られた場合には、ICカード16が駆動装置9の始動に関与しなくなるので、ステップD6に戻ったときに「NO」と判断してステップD8に移行するようになり、これをもって運行停止の判定を行なうことになる。そして、このようにして運行停止の判定がなされると、前述の実施形態と同様にしてICカード16の残存状態に応じて報知動作が行なわれるようになる。
【0071】
このような第8の実施形態によれば、ナビゲーション装置22の情報に基づいて運行停止の判断を行なうので、目的地に到着する前に、使用者が途中でちょっと自動車を離れようとする場合には、不必要に報知動作を行なうことがなくなり、ナビゲーション装置22と連動して的確なタイミングで確実に報知動作を行なうことができるようになる。
【0072】
(第9の実施形態)
図13は本発明の第9の実施形態を示すもので、第1の実施例と異なるところは、本発明を自動車電話に適用したところである。すなわち、図13の構成においては、音声発生部7に代えて通話部23および報知手段としてのブザー24が設けられた構成となっている。
【0073】
そして、使用者は、自動車1に搭乗したときには、この自動車電話25を利用する際には、インターフェース8にICカード16を挿入することにより、制御回路15はこれを認識して通話可能な状態に設定する。これにより、使用者は、操作部5を操作することによりダイヤルし、通話部23を介して通話をすることができるようになる。
【0074】
そして、ICカード16の抜き取り忘れについては、前述同様にして運行停止の判定がなされると、ICカード16の残存状態を検出して報知動作を行なうようになる。この場合、制御回路15は、ブザー24に報知出力を与えて報知音を出力させるようになっている。したがって、このような第9の実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0075】
本発明は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形また拡張できる。
移動体として、自動車1以外に、バス、トラック、バイクなどの車両や、電車、船あるいは飛行機などにも適用することができる。また、有料道路の路上機との通信用の車載機や自動車電話に加えて、例えば、ドライブスルーの販売店や駐車場における料金決済システムや、あるいは車載用のペイテレビやICカードを用いる種々の車載装置に適用することができる。この場合において、例えば、レンタルされる移動体などに搭載された装置に適用することは、利用者の信頼性の点でも有用なものとなることが予想される。
【0076】
携帯可能情報媒体は、ICカード以外に、他の移動体搭載装置に用いる媒体としてのICメモリカードや磁気記録媒体などの携帯可能情報媒体に適用することができる。
【0077】
ICカード用インターフェース8は自動的にICカード16を挿入動作および排出動作を実行可能なものでも良いし、手動操作により情報の授受が可能な位置に挿入したりあるいは手動操作により排出位置に移動が可能な構成のものを用いても良い。
【0078】
報知手段は、音声発生部7やブザー24による音の発生に限らず、例えば、録音あるいは合成された人の声で「ICカードをお取り下さい」などと出力するようにすることもできる。また、聴覚に訴えるものに限らず、ランプなどを点滅動作させることにより、特に夜間などにおいて視覚的に認識しやすい構成とすることもできる。
【0079】
駆動状態検知部は、例えばICカードをIGキーに兼用で用いる構成の場合には、例えば、始動スイッチの操作位置を検出する手段として設けても良い。
運転者検知部14の人センサは、重量により検出するもの以外に、赤外線や可視光あるいはスイッチなどによって検出するものを用いても良い。
表示部6は、必要に応じて設ければ良い。
上記各実施形態は、相互に組み合わせて利用することが可能なものについては、実施形態の内容のものに限らず、適宜必要に応じて組み合わせることによりさらに効果的な使用形態を実現することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す電気的構成図
【図2】自動車内での配置状態を示す側面図
【図3】車室内のダッシュボード部を示す正面図
【図4】制御プログラムのフローチャート
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図4相当図
【図6】本発明の第3の実施形態を示す図4相当図
【図7】本発明の第4の実施形態を示す運行停止判定のフローチャート
【図8】本発明の第5の実施形態を示す図7相当図
【図9】本発明の第6の実施形態を示す図7相当図
【図10】本発明の第7の実施形態を示す図7相当図
【図11】本発明の第8の実施形態を示す図1相当図
【図12】図7相当図
【図13】本発明の第9の実施形態を示す図1相当図
【符号の説明】
1は自動車(移動体)、4は車載機本体、5は操作部(キャンセル手段)、6は表示部、7は音声発生部(報知手段)、8はICカード用インターフェース(装着部)、9は駆動装置、10は駆動装置状態検知部(停止検出手段)、14は運転者検知部(人センサ)、15は制御回路(制御手段、残存状態検出手段)、16はICカード(携帯可能情報媒体)、17はICカード検知部(媒体検出手段)、19は車両状態検知部、20は車載バッテリ、22はナビゲーション装置、23は通話部、24はブザー(報知手段)である。

Claims (5)

  1. 駆動装置を備えた移動体に設けられ、着脱可能な携帯可能情報媒体が装着部に装着されると、その携帯可能情報媒体に対して制御手段により情報の読み出しあるいは書き込みの処理を行なうようにした移動体用情報処理装置において、
    前記装着部に前記携帯可能情報媒体が装着状態であることを検出する媒体検出手段と、
    前記駆動装置の停止状態を検出する停止検出手段と、
    前記移動体に設けられ使用者に対して移動目的地への案内を行なうナビゲーション装置と、
    前記停止検出手段が前記駆動装置の停止状態を検出し、前記ナビゲーション装置からの情報が目的地の周辺に到達したと判断されたときに、前記媒体検出手段が前記携帯可能情報媒体の装着状態を検出している場合には、これを残存状態として判断して残存検知信号を出力する残存状態検出手段とを具備したことを特徴とする移動体用情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の移動体用情報処理装置において、
    前記残存状態検出手段が残存検出信号を出力するとこれに応じて報知音により報知動作を行う報知手段を備えたことを特徴とする移動体用情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の移動体用情報処理装置において、
    前記報知手段は、前記報知動作を開始すると、この後前記携帯可能情報媒体が取り出された時点でその報知動作を停止することを特徴とする移動体用情報処理装置。
  4. 請求項2または3に記載の移動体用情報処理装置において、
    前記報知手段により行われる報知動作を使用者により停止可能な報知動作停止手段を設けたことを特徴とする移動体用情報処理装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載の移動体用情報処理装置において、
    前記報知手段による報知動作をあらかじめキャンセルするためのキャンセル手段を設けたことを特徴とする移動体用情報処理装置。
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