JP4619136B2 - 個人所有物の置き忘れ防止装置および置き忘れ警告方法 - Google Patents

個人所有物の置き忘れ防止装置および置き忘れ警告方法 Download PDF

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本発明は、個人所有物の置き忘れ防止装置および置き忘れ警告方法に関し、特に、複数人で共用する車を使用し終わったときに個人所有物を車内に置き忘れてしまうことを防止するための装置に用いて好適なものである。
カーシェアリングやレンタカーなど、複数人で1台の車を共用することが一般的に行われている。その場合、携帯電話や携帯MP3(MPEG Audio Layer-3)プレーヤ等の携帯機器、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)、MD(Mini Disc)等の音楽メディア、ETC(Electronic Toll Collection)カード等の情報カードに代表される個人の所有物を車内に持ち込んで使用することある。個人所有物を共用の車内で使用した場合、車の使用後には必ずその個人所有物を持ち帰る必要があるが、それを忘れてしまうことがある。
従来、ETC用車載機からETCカードを抜き忘れることを防止するための装置が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2004−220146号公報 特開2001−14500号公報 特開2002−230601号公報
特許文献1,2に記載の技術では、アクセサリ電源からの電力供給が停止状態となったときに、ETC車載機のカード差込部にETCカードが差し込まれた状態であるか否かを検出し、そうであるときにはブザーを鳴らしてETCカードの抜き忘れを警告するようになっている。特許文献3に記載の技術では、ETCカードの装着状態、車両の電源オフ状態および運転席ドアの開放状態が同時に検出された場合に警報信号を生成するようになっている。
しかしながら、上記特許文献1〜3の技術は、ETCカードの盗難被害をなくすために成されたものであるため、ETCカードが装着状態のままであれば、運転者が車両を離れるときには必ず警報が発せられる。そのため、車の使用後のみならず、車の使用中であっても、例えば外出先で運転者が車を離れるたびに警報が発せられてしまい、非常に煩わしいという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、複数人で共用する車を使用し終わったときにのみ、個人所有物の車内への置き忘れに対して適切に警告を発することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であるか否か、携帯機器、音楽メディアおよびETCカードのそれぞれについて車載機に装着されている状態であるか否か、車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致するか否かを判定し、アクセサリ電源からの電力供給停止状態、車載機への個人所有物(携帯機器、音楽メディアおよびETCカードの少なくとも1つ)の装着状態および車両現在位置の登録位置(カーシェアリングの共用駐車場またはレンタカーの店舗駐車場)に対する合致状態が同時に検出された場合に警告を発生するようにしている。上記3つの状態に加えて、運転者の降車行動が更に検出された場合に警告を発生するようにしても良い。
上記のように構成した本発明によれば、ーシェアリングの場合の共用駐車場、レンタカーの場合の店舗駐車場などをあらかじめ登録しておけば、その登録位置に車両が戻されて電源が切られたときにのみ、個人所有物が車載機に装着されたままであれば警告が発せられることとなる。これにより、車両が登録位置にない外出先で運転者が車両を離れることがあっても、車両はまだ使用中であると判断され、警告が発せられることはなくなる。したがって、複数人で共用する車を使用し終わったときにのみ、個人所有物の車内への置き忘れに対して適切に警告を発することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による個人所有物の置き忘れ防止装置10の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態による個人所有物の置き忘れ防止装置10は、BUSコントローラなどの車載機器管理部1、ナビゲーション装置などの現在位置検出部2、携帯機器インタフェース部3、乗降検出部4および警告発生部5を備えて構成されている。これらの車載機器管理部1、現在位置検出部2、携帯機器インタフェース部3、乗降検出部4および警告発生部5は、バスラインを介して接続され、相互に情報のやり取りを行うことができるようになっている。
車載機器管理部1は、現在位置検出部2、携帯機器インタフェース部3、乗降検出部4および警告発生部5の全体を制御する。車載機器管理部1は、アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であること、携帯機器インタフェース部3に携帯機器などの個人所有物が装着されている状態であること、現在位置検出部2により検出される車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致すること、運転者が車両から降車しようとしていることが同時に検出されたときに、車の使用後における個人所有物の置き忘れ状態であると判断し、警告信号を警告発生部5に出力することにより、警告発生部5から警告を発生させる。
現在位置検出部2は、例えば、自立航法センサ、GPS受信機および位置計算用CPUを備えて構成されている。自立航法センサは、所定走行距離毎に1個のパルスを出力して車両の移動距離を検出する車速センサ(距離センサ)と、車両の回転角度(移動方位)を検出する振動ジャイロ等の角速度センサ(相対方位センサ)とを含んでいる。自立航法センサは、これらの車速センサおよび角速度センサによって車両の相対位置および方位を検出する。
位置計算用CPUは、自立航法センサから出力される自車の相対的な位置および方位のデータに基づいて、絶対的な自車位置(推定車両位置)および車両方位を計算する。また、GPS受信機は、複数のGPS衛星から送られてくる電波をGPSアンテナで受信して、3次元測位処理あるいは2次元測位処理を行って車両の絶対位置および方位を計算する(車両方位は、現時点における自車位置と1サンプリング時間ΔT前の自車位置とに基づいて計算する)。
このようにして検出された車両の位置情報および方位情報は、マップマッチング処理に利用される。マップマッチング処理とは、現在位置検出部2の図示しない地図情報メモリに読み出されている地図データと、GPS受信機によって検出された自車位置および車両方位のデータと、自立航法センサによって検出された推定車両位置および車両方位のデータとを用いて、自車の走行位置を地図データの道路上に位置修正する処理のことを言う。
携帯機器インタフェース部3は、携帯電話や携帯MP3プレーヤ等の携帯機器を接続するためのものである。この携帯機器インタフェース部3には、1台もしくは2台以上の携帯機器を接続することが可能である。この携帯機器インタフェース部3は、携帯機器が接続されたときに、その接続機器を特定するためのユニークな識別情報を携帯機器から取得して、接続されたことを表す情報と共に携帯機器接続情報として車載機器管理部1に通知する。また、携帯機器インタフェース部3から携帯機器が外されたときは、外された携帯機器を特定するための識別情報と外されたことを表す情報とを携帯機器接続情報として車載機器管理部1に通知する。なお、ここで送る識別情報は、少なくとも携帯機器の種類(携帯電話であるか、携帯MP3プレーヤであるか等)が分かるものであれば良い。
なお、ここでは携帯機器接続情報として、携帯機器の種類を特定するためのユニークな識別情報を用いる例について説明しているが、これに限定されない。本発明において、携帯機器の種類が分かる必要は必ずしもなく、携帯機器の接続の有無が少なくとも分かれば良い。この場合には、携帯機器インタフェース部3は携帯機器から識別情報を取得する必要はなく、携帯機器接続情報として、携帯機器の接続の有無を表す情報を車載機器管理部1に通知すれば良い。
乗降検出部4は、運転者が車両から降車しようとしている行動を検出するものであり、本発明の降車行動検出手段に相当する。この乗降検出部4は、例えば、ドアの開閉検知スイッチ、または、触感式のドアノブセンサなどによって構成する。ドアの開閉検知スイッチで乗降検出部4を構成した場合は、ドアが開放されたときに、ドア開放信号を車載機器管理部1に通知する。また、触感式ドアノブセンサで乗降検出部4を構成した場合は、運転者がドアノブに触れたときに、ドアノブ接触信号を車載機器管理部1に通知する。車載機器管理部1は、ドア開放信号やドアノブ接触信号を受け取ったときに、運転者が車両から降車しようとする行動が起きていると判断する。
警告発生部5は、車載機器管理部1から警告信号を受けて、警告を発生する。例えば、警告発生部5はスピーカあるいはブザーなどの音声出力装置を備え、警告音を発生する。また、警告発生部5はモニタなどを備え、警告メッセージを画面上に表示する。ここで、現在位置検出部2としてナビゲーション装置を用いている場合には、警告メッセージを表示するためのモニタとしてナビゲーション装置が備えているものを利用するようにしても良い。
なお、エンジンがオフの状態で、かつ、鍵が挿入されたままの状態で運転席のドアを開くと警告音を発生する仕組みや、エンジンがオフの状態で、かつ、ヘッドライトが点灯したままの状態で運転席のドアを開くと警告音を発生する仕組みが設けられている場合に、個人所有物の置き忘れの際に発生する警告音を他の警告音と異ならせるようにしても良い。このようにすれば、何の警告音であるかを明確にしてユーザに報知することができる。
図2は、上述した車載機器管理部1および現在位置検出部2の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態の車載機器管理部1は、電力供給停止検出部11、個人所有物検出部13、接続機器リスト格納部23および置き忘れ状態判断部24を備えて構成されている。また、本実施形態の現在位置検出部2は、登録位置検出部12および登録位置格納部22を備えて構成されている。
電力供給停止検出部11は、外部から供給されるアクセサリOFF信号に基づいて、図示しないアクセサリ電源からの電力供給が停止状態であることを検出する。なお、ここでは、アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であることをアクセサリOFF信号に基づいて検出しているが、エンジンOFF信号に基づいて検出しても良い。また、鍵を回した位置を表す鍵位置信号に基づいて検出するようにしても良い。
接続機器リスト格納部23は、携帯機器インタフェース部3に接続されている携帯機器の情報をリストとして格納するものである。格納する接続機器リストには、携帯機器インタフェース部3に何も接続されていないデフォルトの接続状態を表す初期接続機器リストと、現在の接続状態を表す現在接続機器リストとがある。現在接続機器リストは、携帯機器インタフェース部3から送られてくる携帯機器接続情報に基づいて生成される。
すなわち、携帯機器インタフェース部3に携帯機器が接続されると、その接続された携帯機器を特定するための識別情報が携帯機器接続情報として送られてくるので、個人所有物検出部13は、その識別情報またはこれから生成した接続機器情報を現在接続機器リストに追加する。また、携帯機器インタフェース部3から携帯機器が外されると、その外された携帯機器を特定するための識別情報が携帯機器接続情報として送られてくるので、個人所有物検出部13は、その外された携帯機器に関する情報を現在接続機器リストから削除する。
個人所有物検出部13は、携帯機器インタフェース部3に着脱可能な携帯機器の接続状態を、初期接続機器リストと現在接続機器リストとを比較することによって検出する。ここで、個人所有物検出部13は、現在接続機器リストの中に、初期接続機器リストにはない新たな項目が追加されている場合に、携帯機器インタフェース部3に対して携帯電話やMP3プレーヤなどの個人所有物が装着されている状態であることを検出する。
登録位置格納部22は、個人所有物の持ち帰りが必要な特定の場所を表す位置情報を格納するものである。特定の場所は、例えば、カーシェアリングの場合の共用駐車場や、レンタカーの場合の店舗駐車場などである。登録位置検出部12は、現在位置検出部2の内部で測定されるマップマッチング処理後の車両現在位置情報と、登録位置格納部22に格納されている登録場所の位置情報とを比較することによって、車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致するか否かを検出する。
置き忘れ状態判断部24は、アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であることが電力供給停止検出部11により検出され、携帯機器インタフェース部3に個人所有物としての携帯電話やMP3プレーヤが装着されている状態であることが個人所有物検出部13により検出され、車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致することが登録位置検出部12により検出され、かつ、運転者が車両から降車しようとしていることが乗降検出部4により検出されたときに、車両の使用後における個人所有物の置き忘れ状態であると判断し、警告発生部5に警告信号を出力する。
次に、上記のように構成した本実施形態による個人所有物の置き忘れ防止装置10の動作について説明する。図3は、車載機器管理部1による個人所有物の置き忘れ警告方法の処理手順を示すフローチャートである。図3において、車載機器管理部1の置き忘れ状態判断部24は、アクセサリ電源からの電力供給が停止状態となっていることが電力供給停止検出部11により検出されたか否かを判定する(ステップS1)。アクセサリ電源からの電力供給が停止状態となっていない場合は、処理を終了する。
一方、アクセサリ電源からの電力供給が停止状態になっていた場合は、置き忘れ状態判断部24は、携帯機器インタフェース部3に何らかの携帯機器が接続されていることが個人所有物検出部13により検出されたか否かを判定する(ステップS2)。携帯機器インタフェース部3に何の携帯機器も接続されていない場合は、処理を終了する。
一方、携帯機器インタフェース部3に何らかの携帯機器が接続されている場合は、置き忘れ状態判断部24は、現在位置検出部2の登録位置検出部12に対してバスラインを介して問い合わせを行うことにより、車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致することが検出されたか否かを判定する(ステップS3)。車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致していない場合は、処理を終了する。
一方、車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致していた場合は、置き忘れ状態判断部24は、乗降検出部4に対してバスラインを介して問い合わせを行うことにより、運転者が車両から降車しようとする行動が起きているか否かを判定する(ステップS4)。運転者が車両から降車しようとする行動が起きていれば、乗降検出部4は、そのような行動が起きていることを表すドア開放信号等を返答するが、そのようなドア開放信号等の返答がない場合には、それが乗降検出部4から返答されてくるまで、ステップS4で問い合わせを行い続ける。
その後、ドア開放信号等によって運転者が車両から降車しようとする行動が起きているとの返答を乗降検出部4から受けると、置き忘れ状態判断部24は、警告発生部5に対してバスラインを介して警告信号を出力することにより、警告発生部5から警告を発生させる(ステップS5)。
なお、アクセサリ電源のオフを検出した後のステップS2〜ステップS5の処理は、アクセサリ電源とは別に用意されているバックアップ電源に基づいて実行する。また、ステップS1〜ステップS3の処理の順番は単なる例示であり、どのような順番で行っても良い。
図4は、本実施形態による個人所有物の置き忘れ防止装置の他の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、他の構成に係る個人所有物の置き忘れ防止装置20では、図1に示した携帯機器インタフェース部3の代わりに音楽メディア再生部33を備えている。また、車載機器管理部21の機能構成は、図1に示した車載機器管理部1の機能構成と異なるものとなっている。その他の構成は図1と同様である。
音楽メディア再生部33は、CDやDVD、MDなどの音楽メディアを挿入して再生するものである。この音楽メディア再生部33は、個人所有物としての音楽メディアが装着されているか否かを検出する機能を持っており、車載機器管理部21からの問い合わせに応じて、音楽メディアの装着の有無を返答する。
図5は、車載機器管理部21および現在位置検出部2の機能構成例を示すブロック図である。図5に示すように、車載機器管理部21は、図1に示した接続機器リスト格納部23は備えていない。また、個人所有物検出部13の代わりに、それとは機能構成が異なる個人所有物検出部34を備えている。個人所有物検出部34は、音楽メディア再生部33に対して問い合わせを行うことにより、音楽メディア再生部33に対して音楽メディアが装着されているか否かを検出する。
置き忘れ状態判断部24は、アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であることが電力供給停止検出部11により検出され、音楽メディア再生部33に個人所有物として音楽メディアが装着されている状態であることが個人所有物検出部34により検出され、車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致することが登録位置検出部12により検出され、かつ、運転者が車両から降車しようとしていることが乗降検出部4により検出されたときに、車両の使用後における個人所有物の置き忘れ状態であると判断し、警告発生部5に警告信号を出力する。
図6は、本実施形態による個人所有物の置き忘れ防止装置の他の構成例を示すブロック図である。図6に示すように、他の構成に係る個人所有物の置き忘れ防止装置30では、図1に示した携帯機器インタフェース部3の代わりにETC車載機43を備えている。また、車載機器管理部31の機能構成は、図1に示した車載機器管理部1の機能構成と異なるものとなっている。その他の構成は図1と同様である。
ETC車載機43は、ETCカードを挿入して、当該ETCカードに記録された情報を用いて自動料金収受に関する処理を行うものである。このETC車載機43は、個人所有物としてのETCカードが装着されているか否かを検出する機能を持っており、車載機器管理部31からの問い合わせに応じて、ETCカードの装着の有無を返答する。車載機器管理部31の機能ブロックは、図5と同様に構成されており、個人所有物検出部34が、ETC車載機43に対して問い合わせを行うことにより、ETC車載機43に対してETCカードが装着されているか否かを検出する。
置き忘れ状態判断部24は、アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であることが電力供給停止検出部11により検出され、ETC車載機43に個人所有物としてETCカードが装着されている状態であることが個人所有物検出部34により検出され、車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致することが登録位置検出部12により検出され、かつ、運転者が車両から降車しようとしていることが乗降検出部4により検出されたときに、車両の使用後における個人所有物の置き忘れ状態であると判断し、警告発生部5に警告信号を出力する。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、アクセサリ電源からの電力供給停止状態、車載機への個人所有物の装着状態、車両現在位置の登録位置に対する合致状態および運転者の降車行動が同時に検出された場合に警告を発生するようにしているので、あらかじめ登録した位置に車両が戻されて電源が切られたときにのみ、個人所有物が装着されたままであることの警告を発生させることができる。これにより、複数人で共用する車を使用し終わったときにのみ、個人所有物の車内への置き忘れに対して適切に警告を発することができる。
なお、上記実施形態では、運転者が車両から降車しようとする行動が起きていることも警告発生の条件としたが、この条件は外しても良い。ただ、この条件も加味した方が、車の使用が終わったことをより確実に検出できるので好ましい。
また、上記実施形態では、登録位置検出部12および登録位置格納部22を現在位置検出部2の機能構成として持たせる例について説明したが、車載機器管理部1(または車載機器管理部21,31)の機能構成として持たせるようにしても良い。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、複数人で共用する車を使用し終わったときに個人所有物を車内に置き忘れてしまうことを防止するための装置に有用である。
本実施形態による個人所有物の置き忘れ防止装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示す車載機器管理部および現在位置検出部の機能構成例を示すブロック図である。 図1に示す車載機器管理部による個人所有物の置き忘れ警告方法の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態による個人所有物の置き忘れ防止装置の他の構成例を示すブロック図である。 図4に示す車載機器管理部および現在位置検出部の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態による個人所有物の置き忘れ防止装置の他の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 車載機器管理部
2 現在位置検出部
3 携帯機器インタフェース部
4 乗降検出部
5 警告発生部
11 電力供給停止検出部
12 登録位置検出部
13 個人所有物検出部
24 置き忘れ状態判断部
33 音楽メディア再生部
34 個人所有物検出部
43 ETC車載機

Claims (4)

  1. アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であることを検出する電力供給停止検出手段と、
    携帯機器、音楽メディアおよびETCカードのそれぞれについて車載機に装着されている状態であるかを判定し、当該携帯機器、音楽メディアおよびETCカードの少なくとも1つが装着されている状態であると判定した場合に、上記車載機に個人所有物が装着されている状態であることを検出する個人所有物検出手段と、
    車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致することを検出する登録位置検出手段と、
    上記電力供給停止検出手段により上記アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であることが検出され、上記個人所有物検出手段により上記車載機に上記個人所有物が装着されている状態であることが検出され、かつ、上記登録位置検出手段により上記車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致することが検出されたときに、上記車両の使用後における上記個人所有物の置き忘れ状態であると判断する判断手段と、
    上記判断手段により上記個人所有物の置き忘れ状態であると判断されたときに警告を発生する警告発生手段とを備え
    前記あらかじめ登録された位置は、カーシェアリングの共用駐車場またはレンタカーの店舗駐車場であることを特徴とする個人所有物の置き忘れ防止装置。
  2. 上記車両から運転者が降車しようとしている行動を検出する降車行動検出手段を更に備え、
    上記判断手段は、上記電力供給停止検出手段により上記アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であることが検出され、上記個人所有物検出手段により上記車載機に上記個人所有物が装着されている状態であることが検出され、上記登録位置検出手段により上記車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致することが検出され、かつ、上記降車行動検出手段により上記車両から運転者が降車しようとしている行動が検出されたときに、上記車両の使用後における上記個人所有物の置き忘れ状態であると判断することを特徴とする請求項1に記載の個人所有物の置き忘れ防止装置。
  3. アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であるか否か、携帯機器、音楽メディアおよびETCカードのそれぞれについて車載機に装着されている状態であるか否か、車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致するか否かを判定する第1のステップと、
    上記アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であること、上記車載機に上記携帯機器、音楽メディアおよびETCカードの少なくとも1つが個人所有物として装着されている状態であること、かつ、上記車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致することが検出されたときに、上記車両の使用後における上記個人所有物の置き忘れ状態であると判断して警告を発生する第2のステップとを有し、
    前記あらかじめ登録された位置は、カーシェアリングの共用駐車場またはレンタカーの店舗駐車場であることを特徴とする個人所有物の置き忘れ警告方法。
  4. 上記車両から運転者が降車しようとしているか否かを判定する第3のステップを上記第1のステップと上記第2のステップとの間に有し、
    上記第2のステップでは、上記アクセサリ電源からの電力供給が停止状態であること、上記車載機に上記個人所有物が装着されている状態であること、上記車両の現在位置があらかじめ登録された位置と合致することに加えて、上記車両から運転者が降車しようとしている行動が検出されたときに、上記警告を発生することを特徴とする請求項3に記載の個人所有物の置き忘れ警告方法。
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