JP2019109656A - 軽車両・軽二輪車の情報管理システム - Google Patents

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和樹 園部
Kazuki Sonobe
和樹 園部
吉田 利幸
Toshiyuki Yoshida
利幸 吉田
雅章 谷野
Masaaki Yano
雅章 谷野
満 大高
Mitsuru Otaka
満 大高
芳雄 澤井
Yoshio Sawai
芳雄 澤井
尚宏 柏迫
Naohiro Kashiwazaki
尚宏 柏迫
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Abstract

【課題】、自転車等の軽車両や軽二輪車に関する情報を多角的に使用管理する。【解決手段】RFID読取装置21と情報収集車両の位置情報を取得するための位置情報取得手段と、RFIDタグに記憶されたIDに対応付けて、RFIDタグが貼付された軽車両・軽二輪車である対象車両に関する盗難と交通障害に関する状態情報が記憶されたデータベース60と、前記状態情報を取得するための状態情報取得手段と、IDを読み取ったときに、位置情報と状態情報とを送信する送信手段と、送信手段により送信された情報に基づき前記データベース60を検索して、IDに対応して記憶されている情報を読み出し、送信された情報及び読み出した情報を用いて通知する通知情報を作成する作成手段51と、作成手段により作成された通知情報を出力手段から出力させる出力制御手段52とを具備する。【選択図】図1

Description

この発明は、自転車等の軽車両や軽二輪車の情報管理システムに関するものである。
従来、自転車の管理、特に盗難に対する管理は、防犯登録を行い、防犯登録ステッカーを自転車に貼ることで行っている。自転車が盗難にあった場合には警察に届けを出すことにより、発見された場合に連絡があり持ち主に返される仕組みになっている。
しかしながら、盗難の届出に対して積極的に捜査員を配置して捜査に当たることは希と言われている。そこで、特許文献1、2に記載されている如く、自転車にIDなどが記憶されたRFIDタグを貼り付け、RFID読取装置を適宜な場所に設置して盗難された自転車の発見や駐輪禁止場所への自転車の駐輪に関する情報を得て、必要な対応をとることができるようにしたシステムが開発されている。
また、自転車に貼り付けたRFIDタグが不正に剥がされるなどの被害に対応するための発明もなされている。特許文献3には、不正に包装用フィルムが剥がされたことを確認できるようにした非接触ICタグ及び非接触ICタグを用いた開梱確認方法が開示されている。更に、特許文献4には、物品に貼付されたICタグを剥がした場合には、確実に内蔵されている電子回路を確実に破壊することができるICタグが開示されている。
また、自転車は所有者にとっては大事で便利な乗り物である反面、軽車両として道路交通法の規制を受ける対象であり、交通ルールを尊守する必要がある乗り物でもある。係る観点から自転車の走行中に発生する事故の防止と交通違反者の取り締まりを図るネットワークシステムが特許文献5に開示されている。更に、引用文献6には、カメラによる画像を用いて交通違反を常習的に繰り返す違反者を検出する違反者検出装置が開示されている。
特開2005−352983号公報 特開2009−73328号公報 特開2009−129291号公報 特開2004-227273号公報 特開平5-18209号公報 特開2017-49884号公報
上記のように従来の自転車等の情報管理システムでは、基本的に自転車に貼付されたRFIDタグからその持ち主を特定するために、固定的に設けられたRFID読取装置からID等の読み取りを行うものであり、RFIDタグから近接した距離にRFID読取装置が配置されなければ対策をとることができないと考えられている。
本発明は上記のようなRFIDタグに対する読み取りの概念を変更する。即ち、RFID読取装置が搭載された車両からRFIDタグの情報を読み取ることができる場合には、上記車両からRFIDタグが貼付された自転車等までの距離が近く、自転車が道路へ食み出していることや、車両に近づくような危険運転をしている等の可能性がある。このような観点から本願発明では、RFID読取装置が搭載された車両を用いて、自転車等の軽車両や軽二輪車に関する情報を多角的に使用管理することが可能な軽車両・軽二輪車の情報管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムは、情報収集する情報収集車両に搭載されたRFID読取装置と、前記情報収集車両の位置情報を取得するための位置情報取得手段と、RFIDタグに記憶されたIDに対応付けて、氏名と住所を含む個人情報と、RFIDタグが貼付された軽車両・軽二輪車である対象車両に関する盗難と交通障害に関する状態情報が記憶されたデータベースと、前記対象車両に関し、前記状態情報を取得するための状態情報取得手段と、前記RFID読取装置がIDを読み取ったときに、このIDと前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記状態情報取得手段により取得された状態情報とを送信する送信手段と、送信手段により送信された情報に基づき前記データベースを検索して読み取ったIDに対応して記憶されている情報を読み出し、送信された情報及び読み出した情報を用いて通知する通知情報を作成する作成手段と、前記作成手段により作成された通知情報を出力手段から出力させる出力制御手段と、を具備することを特徴とする。
本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムでは、前記状態情報取得手段は、前記RFID読取装置であり、対象車両が前記情報収集車両に近接した状態であることを状態情報とすることを特徴とする。
本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムでは、前記状態情報取得手段は、前記情報収集車両の外方の画像情報・映像情報に基づき対象車両の走行による交通障害を検知する映像処理手段が含まれることを特徴とする。
本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムでは、位置情報取得手段は、音声入力またはキー操作入力により位置情報を入力する装置であることを特徴とする。
本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムでは、位置情報取得手段は、GPSにより位置情報を取得する装置を含むことを特徴とする。
本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムでは、軽車両・軽二輪車に貼付されたRFIDタグを含むことを特徴とする。
本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムでは、前記RFIDタグは、自発発信を行うICを有するタグであり、対象車両の貼着面に対向する第1の面に粘着面を有すると共に前記第1の面と反対側の面である第2の面において前記タグを固着する粘着シートと、前記RFIDタグが前記粘着シートに配置された状態で、前記粘着シート上の前記RFIDタグに被せられて設けられ、前記粘着シートが貼着された対象車両から剥す場合には、前記粘着シートの前記RFIDタグが設けられた領域を残して、前記粘着シートと共に剥されるように接着された接着面を有する剥離可能体と、前記剥離可能体が剥されると、前記RFIDタグのICへ自発発信を指示する自発発信指示回路と、を具備するステッカータイプに構成されていることを特徴とする。
本発明では、RFID読取装置がIDを読み取ったときに位置情報取得手段により取得された位置情報と状態情報取得手段により取得されたRFIDタグが貼付された軽車両・軽二輪車である対象車両に関する盗難と交通障害に関する状態情報と、データベースを検索して読み取ったIDに対応して記憶されている氏名と住所を含む個人情報と及びRFIDタグが貼付された軽車両・軽二輪車である対象車両に関する盗難と交通障害に関する情報を用いて通知する通知情報を作成し、これを出力手段から出力させるので、自転車等の軽車両や軽二輪車に関する情報を多角的に使用管理することができる。
本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムに係る実施形態の構成図。 本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムに係る実施形態の要部ブロック図。 本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムに係る実施形態の要部ブロック図。 本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムにおけるデータベースに記憶されている情報の一例を示す図。 本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムの実施形態における要部の動作を説明するためのフローチャート。 本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムに係る実施形態の要部における動作を説明するためのフローチャート。 本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムの実施形態において用いられるRFIDタグを用いたステッカーの断面図であり、対象車両に貼着された状態を示す図。 本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムの実施形態において用いられるRFIDタグを用いたステッカーの断面図であり、対象車両に貼着された状態から剥がされた状態を示す図。
以下添付図面を参照して、本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムの実施形態を説明する。各図において同一の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1には、本発明に係る軽車両・軽二輪車の情報管理システムに係る実施形態の構成図が示されている。このシステムは、情報収集する情報収集車両としての自動車10に搭載され、RFID読取装置を含む車載情報装置20と、車載情報装置20との間で通信を行い、車載情報装置20から得た情報の管理を行う情報管理センタ30とを備える。上記自動車10は、複数台であり、警察のパトカー、タクシー、路線バスなどとすることができる。
RFID読取装置がIDを読み取る対象車両は、自転車などの軽車両と250cc以下の自動二輪車である軽二輪車である。ここでは、自転車1を対象車両としている。対象車両は、複数台である。自転車1には、RFID読取装置がIDを読み取る対象であるRFIDタグ70が貼着されている。
車載情報装置20は、例えば、図2に示されるように構成することができる。車載情報装置20には、スマートフォンやパーソーナルコンピュータ程度の処理能力を有する中央処理装置80が備えられている。中央処理装置80には、RFID読取装置21、位置情報入力装置23、ディジタル化部24、26が接続されている。位置情報入力装置23は、GPSなどにより位置情報を取得する位置情報取得手段として機能する。RFID読取装置21には、アンテナ22が接続されており、RFID読取装置21はアンテナ22を介して所定距離内にある自転車1のRFIDタグ70からIDを読み取る。読み取ったIDはディジタル化されて中央処理装置80に取り込まれる。
ディジタル化部24には、マイクロフォン25が接続されている。マイクロフォン25からは運転者により位置情報が入力され、ディジタル化部24によってディジタル化されて中央処理装置80に取り込まれる。ディジタル化部24とマイクロフォン25は、位置情報を取得する位置情報取得手段として機能する。ディジタル化部24とマイクロフォン25は、必ずしも設けられていなくともよい。また、位置情報取得手段としてキーボードなどの入力手段を用いることもでき、音声や操作により位置情報を入力する場合には位置情報入力装置23は必須のものではない。
ディジタル化部26には、カメラ27が接続されている。カメラ27は外方を撮像し動画情報あるいは静止画情報を得るものであれば、ドライブレコーダ用ものであっても良い。ディジタル化部26は、画像や映像の情報をディジタル化し、ディジタルの画像や映像は、中央処理装置80に取り込まれる。この画像や映像の情報は、対象車両に関する盗難と交通障害に関する状態情報とされる。本システムを不正な駐輪や駐車の対策として用いる場合には、ディジタル化部26とカメラ27は、必須のもではない。即ち、RFID読取装置21からIDが得られる場合には、自動車10に自転車1が近接している場合であるので、このIDが得られる場合を「不正な近接」を示す状態情報として用いることができる。
中央処理装置80には、プログラムによって実現される画像処理部81、音声処理部82、送信情報編集部83が備えられている。画像処理部81は得られたディジタル画像や映像を処理して、一定の対象車両の動作に対し交通障害である状態情報を検出するもので、状態情報取得手段として機能する。ここに、交通障害である状態情報としては、蛇行などの危険運転、スマートフォン等を片手に持ちながらの片手運転、傘を片手に持ちながらの片手運転、乗車人数違反、無灯火運転、その他として道路側への食み出した駐輪・駐車などとすることができる。
音声処理部82は、ディジタル音声を認識して位置情報に変換する。送信情報編集部83は、RFID読取装置21がIDを読み取ったときに、このIDと上記位置情報取得手段により取得された位置情報と上記状態情報取得手段により取得された状態情報とを、送信すべき情報として取り揃えるものであり、情報送信部28と共に、特許請求の範囲の送信手段を構成する。
情報管理センタ30には、ワークステーション40とデータベース60が備えられている。ワークステーション40には、中央処理装置50が備えられている。中央処理装置50は、プログラムにより実現される作成手段51と出力制御手段52が設けられている。
データベース60には、図4に示されるように、RFIDタグ70に記憶されたIDに対応付けて、氏名と住所を含む個人情報と、RFIDタグ70が貼付された軽車両・軽二輪車である対象車両に関する盗難と交通障害に関する状態情報が記憶されている。ここでは、個人情報として氏名と住所に加えて、年齢、性別が記憶されているが、RFIDタグ70が貼着されている対象車両の種類や連絡先などを含めても良い。IDと個人情報については、RFIDタグ70を配布した際に、例えば入力装置42から入力して記憶するようにしても良い。状態情報中の盗難に関しては、届け出がされたときに、入力装置42から入力して記憶することができる。その他の状態情報については、新たな状態情報が得られたときに出力制御手段52から書き込むようにすることができる。
中央処理装置50には、表示装置41、入力装置42、プリンタ装置43、送受信装置44が接続されている。送受信装置44は、ネットワーク2を介して車載情報装置20から送られてくるIDと位置情報と状態情報とを受け取り、作成手段51へ送出する。
作成手段51は、車載情報装置20の情報送信部28などにより構成される送信手段にから送信された情報に基づき上記データベース60を検索して読み取ったIDに対応して記憶されている情報を読み出し、送信された情報及び読み出した情報を用いて通知する通知情報を作成するものである。
出力制御手段52は、上記作成手段51により作成された通知情報を出力手段から出力させるものである。出力手段としては、表示装置41、プリンタ装置43とすることができるが、必要であれば、ネットワーク2を介して接続された図示しない出力装置であっても良い。
以上のように構成された情報管理システムにおいては、車載情報装置20が図5に示すフローチャートに対応して動作を行う。即ち、中央処理装置80は、RFID読取装置21によりIDの読み取りがなされたかを検出している(S11)。ここで、IDの読み取りがなされた場合には、このIDを取得し保持する(S12)。
次に、IDが取得されたときの位置情報を、位置情報入力装置23とマイクロフォン25により取得し保持する(S13)。マイクロフォン25から入力が行われた場合には、音声処理部82が、ディジタル音声を認識して位置情報に変換するので、この変換結果である位置情報を取得する。
次に、IDが取得されたときの状態情報を、RFID読取装置21とカメラ27による画像や映像から画像処理部81で処理された結果として取得する(S14)。状態情報の内容については、既に記述した通りである。
以上のようにしてIDと位置情報と状態情報が揃うと、中央処理装置80は、IDと位置情報と状態情報を、情報送信部28からネットワーク2を介して情報管理センタ30へ送信する(S15)。
上記のような中央処理装置80の動作に対し、情報管理センタ30のワークステーション40における中央処理装置50は、図6に示すようなフローチャートに対する動作を行う。なお、本実施形態では、ステップS23〜S28の判断ステップにおいては、データベース60に当該IDに対応して記憶された情報に拘わらず、通知情報の作成を行っているが、同様な不正運転が所定回となったとき、或いは、異なる対象であっても不正運転が所定回となった場合に、通知情報を作成するというルールをシステムが有していても良い。上記の送信を受けてスタートとなり、受信したIDに基づきデータベース60を検索し、状態情報に対応の処理を検索する(S21)。到来した状態情報が「近接」であり、データベース60に記憶の状態情報が「盗難」であれば、盗難であるかの判断ステップ(S22)においてYESへ分岐し、盗難車発見のメッセージと、日時、場所、その他必要な情報(連絡先等)を表示装置41とプリンタ装置43から出力し、また、今回の状態情報や出力した情報などをデータベース60に記憶する(S31)。この出力を見た、警察官などの担当者は所有者へ連絡すると共に、盗難車の回収へ向かうことができ、軽車両・軽二輪車の情報管理を適切に行うことができる。
また、到来した状態情報が「危険運転車」であれば、危険運転車であるかの判断ステップ(S23)においてYESへ分岐し、危険運転車発見のメッセージと、日時、場所、その他必要な情報(危険運転の態様や連絡先等)を表示装置41とプリンタ装置43から出力し、今回の状態情報や出力した情報、また、危険運転の回数などをデータベース60に記憶する(S33)。この出力を見た、警察官などの担当者は所有者へ危険運転に関する警告などを通知するなどの対策を執ることができ、軽車両・軽二輪車の情報管理を適切に行うことができる。
また、到来した状態情報が「スマートフォン等による片手運転」であれば、スマートフォン等による片手運転であるかの判断ステップ(S24)においてYESへ分岐し、片手運転車発見のメッセージと、日時、場所、その他必要な情報を表示装置41とプリンタ装置43から出力し、今回の状態情報や出力した情報、また、スマートフォン等による片手運転の回数などをデータベース60に記憶する(S34)。この出力を見た、警察官などの担当者は所有者へスマートフォン等による片手運転に関する警告などを通知するなどの対策を執ることができ、軽車両・軽二輪車の情報管理を適切に行うことができる。
また、到来した状態情報が「傘を差した片手運転」であれば、傘を差した片手運転であるかの判断ステップ(S25)においてYESへ分岐し、傘差し運転車発見のメッセージと、日時、場所、その他必要な情報を表示装置41とプリンタ装置43から出力し、今回の状態情報や出力した情報、また、傘差しによる片手運転の回数などをデータベース60に記憶する(S35)。この出力を見た、警察官などの担当者は所有者へ傘差しによる片手運転に関する警告などを通知するなどの対策を執ることができ、軽車両・軽二輪車の情報管理を適切に行うことができる。
また、到来した状態情報が「乗車人数違反」であれば、乗車人数違反であるかの判断ステップ(S26)においてYESへ分岐し、人数違反運転車発見のメッセージと、日時、場所、その他必要な情報を表示装置41とプリンタ装置43から出力し、今回の状態情報や出力した情報、また人数違反運転の回数などをデータベース60に記憶する(S36)。この出力を見た、警察官などの担当者は所有者へ人数違反運転に関する警告などを通知するなどの対策を執ることができ、軽車両・軽二輪車の情報管理を適切に行うことができる。
また、到来した状態情報が「無灯火運転」であれば、無灯火運転であるかの判断ステップ(S27)においてYESへ分岐し、無灯火運転車発見のメッセージと、日時、場所、その他必要な情報を表示装置41とプリンタ装置43から出力し、今回の状態情報や出力した情報、また無灯火運転の回数などをデータベース60に記憶する(S37)。この出力を見た、警察官などの担当者は所有者へ無灯火運転に関する警告などを通知するなどの対策を執ることができ、軽車両・軽二輪車の情報管理を適切に行うことができる。
また、到来した状態情報が「近接車」であれば、近接車として検出であるかの判断ステ
他必要な情報を表示装置41とプリンタ装置43から出力し、今回の状態情報や出力した情報、また近接車として検出された回数などをデータベース60に記憶する(S38)。この出力を見た、警察官などの担当者は近接車が発見された場所へ出向くなどして、対象者が道路に食み出しているなどの場合に、移動させたり所有者へ注意を与えたりするなどの対策を執ることができ、軽車両・軽二輪車の情報管理を適切に行うことができる。
ステップS28においてその他の不正車であることが検出されると、不正車発見のメッセージと、日時、場所、その他必要な情報を表示装置41とプリンタ装置43から出力し、今回の状態情報や出力した情報、また不正車として検出された回数などをデータベース60に記憶する(S39)。この出力を見た、警察官などの担当者は所有者へ不正車に関する警告などを通知するなどの対策を執ることができ、軽車両・軽二輪車の情報管理を適切に行うことができる。
以上の軽車両・軽二輪車の情報管理システムの構成では、RFIDタグを構成要件としていないが、この構成要件として軽車両・軽二輪車の情報管理システムを構築することができる。この場合において、RFIDタグを用いて、図7、図8に示されるようなステッカータイプに構成された100とすることができる。
即ち、ステッカー100は、RFIDタグ110と、粘着シート120と、剥離可能体130と、自発発信指示回路140とを具備している。RFIDタグ110は、アクティブタイプ或いはセミパッシブタイプであり、自発発信可能なIC111を有している。RFIDタグ110内には、IC111と自発発信指示回路140とが設けられている。
粘着シート120は、車両に対向する第1の面121に粘着面を有すると共に上記第1の面121と反対側の面である第2の面122において上記タグ110を固着するものである。粘着シート120は、上記タグ110を固着する領域と他の領域の間に、両者を分離する切断跡部123が設けられている。
剥離可能体130は、引張に対する強度が強く、裂けにくい薄いシート状の樹脂などにより構成することができる。剥離可能体130は、上記タグ110が上記粘着シート120に配置された状態で、上記粘着シート120上の上記タグ110に被せられて設けられる。また、剥離可能体130は、上記粘着シート120が貼着された車両から剥す場合には、上記粘着シート120の上記タグ110が設けられた領域を残して、上記粘着シート120と共に剥されるように接着された接着面131を有する。タグ110と剥離可能体130の接触面においては、接着がなされないか、極めて弱く接着がなされている。
粘着シート120における、タグ110を固着する領域以外の領域における第2の面122と、上記接着面131とが強力に接着されている。自発発信指示回路140は、上記剥離可能体130が剥されると、タグ110のIC111へ自発発信を指示するものである。即ち、自発発信指示回路140には、自発発信指示回路140から剥離可能体130方向へ延び、剥離可能体130内から折り返して自発発信指示回路140へ戻る信号ライン141が設けられている。自発発信指示回路140はこの信号ライン141により信号を送って受け取っており、この信号が受け取れない状態をステッカー100(剥離可能体130)が剥がされた状態として検出する。
信号ライン141は、剥離可能体130内において強力に保持されている。このように構成されたステッカー100が対象車両に貼着された後に、これを剥がそうとすると、粘着シート120における、タグ110を固着する領域以外の領域における第2の面122と、剥離可能体130の接着面131とが強力に接着されており、タグ110と剥離可能体130の接触面においては、接着がなされないか、極めて弱く接着がなされているので、図8に示されるように、タグ110が対象車両に貼着された粘着シート120の一部と共に残り、剥離可能体130と粘着シート120の一部が分離されて剥がされることになる。
上記のように剥離可能体130と粘着シート120の一部が剥がされるときには、信号ライン141が剥離可能体130内において強力に保持されているため、信号ライン141が切断される(図8)。このとき、自発発信指示回路140はステッカー100(剥離可能体130)が剥がされた状態として検出する。そして、自発発信指示回路140はタグのIC111へ自発発信を指示するので、IC111はIDと好適にはステッカーが剥がされたことを示す情報を送信する。このため、電源を用いた発信により通常より遠い距離のRFID読取装置へID等が届くことになる。
上記ID等は情報管理センタ30のワークステーション40において解析され、ステッカーが剥がされたことが出力される。この出力を見た、警察官などの担当者は状態情報が発生した場所へ出向いて、状況の把握や職務質問を行うなどの対策を執ることができ、軽車両・軽二輪車の情報管理を適切に行うことができる。ステップS23〜S28の判断ステップにおいてYESとなった場合、或いはステップS28においてその他の不正車であることが検出された場合には、注意などとしたが、運転教習を受けさせることや、法令上に該当するときは反則金など対応のペナルティーを与えるなどであっても良い。
1 自転車 2 ネットワーク
10 自動車 20 車載情報装置
21 読取装置 22 アンテナ
23 位置情報入力装置 24 ディジタル化部
25 マイクロフォン 26 ディジタル化部
27 カメラ 28 情報送信部
40 ワークステーション 41 表示装置
42 入力装置 43 プリンタ装置
44 送受信装置 50 中央処理装置
51 作成手段 52 出力制御手段
60 データベース 70 RFIDタグ
80 中央処理装置 81 画像処理部
82 音声処理部 83 送信情報編集部
100 ステッカー 110 RFIDタグ
120 粘着シート 121 第1の面
122 第2の面 123 切断跡部
130 剥離可能体 131 接着面
140 自発発信指示回路 141 信号ライン

Claims (7)

  1. 情報収集する情報収集車両に搭載されたRFID読取装置と、
    前記情報収集車両の位置情報を取得するための位置情報取得手段と、
    RFIDタグに記憶されたIDに対応付けて、氏名と住所を含む個人情報と、RFIDタグが貼付された軽車両・軽二輪車である対象車両に関する盗難と交通障害に関する状態情報が記憶されたデータベースと、
    前記対象車両に関し、前記状態情報を取得するための状態情報取得手段と、
    前記RFID読取装置がIDを読み取ったときに、このIDと前記位置情報取得手段により取得された位置情報と前記状態情報取得手段により取得された状態情報とを送信する送信手段と、
    送信手段により送信された情報に基づき前記データベースを検索して読み取ったIDに対応して記憶されている情報を読み出し、送信された情報及び読み出した情報を用いて通知する通知情報を作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された通知情報を出力手段から出力させる出力制御手段と、
    を具備することを特徴とする軽車両・軽二輪車の情報管理システム。
  2. 前記状態情報取得手段は、前記RFID読取装置であり、対象車両が前記情報収集車両に近接した状態であることを状態情報とすることを特徴とする請求項1に記載の軽車両・軽二輪車の情報管理システム。
  3. 前記状態情報取得手段は、前記情報収集車両の外方の画像情報・映像情報に基づき対象車両の走行による交通障害を検知する映像処理手段が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の軽車両・軽二輪車の情報管理システム。
  4. 位置情報取得手段は、音声入力またはキー操作入力により位置情報を入力する装置であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の軽車両・軽二輪車の情報管理システム。
  5. 位置情報取得手段は、GPSにより位置情報を取得する装置を含むことを特徴とする請求項1乃至3に記載の軽車両・軽二輪車の情報管理システム。
  6. 軽車両・軽二輪車に貼付されたRFIDタグを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の軽車両・軽二輪車の情報管理システム。
  7. 前記RFIDタグは、自発発信を行うICを有するタグであり、
    対象車両の貼着面に対向する第1の面に粘着面を有すると共に前記第1の面と反対側の面である第2の面において前記タグを固着する粘着シートと、
    前記RFIDタグが前記粘着シートに配置された状態で、前記粘着シート上の前記RFIDタグに被せられて設けられ、前記粘着シートが貼着された対象車両から剥す場合には、前記粘着シートの前記RFIDタグが設けられた領域を残して、前記粘着シートと共に剥されるように接着された接着面を有する剥離可能体と、
    前記剥離可能体が剥されると、前記RFIDタグのICへ自発発信を指示する自発発信指示回路と、
    を具備するステッカータイプに構成されていることを特徴とする請求項6に記載の軽車両・軽二輪車の情報管理システム。
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