JP6838891B2 - 車載器および運行管理システム - Google Patents

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本発明は、車載器および運行管理システムに関する。
業務の遂行上、トラック運送会社、バス会社等の事業者には、トラックやバス等の車両が指定された時間通りに到着することが要求される。一方、乗務員や乗員の安全を守ることも非常に重要である。従って、このような車両が事故を起こした場合、車両を管轄する事務所は、速やかに対応する必要がある。
従来、車両に取り付けられた車載器として、加速度センサ(Gセンサ)により検知されたG値から事故が発生したと判定した場合、事務所に警報の発生を通知し、事故時に撮像された画像をメモリカード等の記録媒体に記録するものがあった。
例えば、特許文献1に記載の制御装置は、加速度センサによって検知される加速度の大きさから事故の発生を判断すると、事故発生時刻と画像データと運行データと車両の位置情報とを関連付けて事故データを生成し、IP通信網上の予め指定されたアドレスに対しこの事故データを発信する。
特開2014−215875号公報
しかしながら、特許文献1に記載の制御装置は、事故が発生したと判定した場合に、事故時の画像はまず記録媒体に記録され、事故発生時刻など他のデータと関連付けられ、その後IP通信網に送信されるようになっていた。そのため、この事故データの受信者が事故の記録を確認するまでにタイムラグが発生するという問題があった。
従って、データの受信者は、事故の対応が遅れることがあった。つまり、指定された時間に車両が到着しないことに対し事務所が対応できなかったり、また、乗務員が事故で怪我していても、その処置が遅れる可能性があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外部の人が事故の状況をリアルタイムに知ることができ、事故の状況に応じた対応を速やかにとることができる車載器および運行管理システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車載器および運行管理システムは、下記(1)〜()を特徴としている。
(1) 車両に設置され前記車両の周辺を撮像する撮像部と、前記車両の加速度を検出する加速度検出部と、前記車両の現在位置を表す位置情報を取得する位置情報取得部と、前記撮像された画像を記憶する記憶部と、前記加速度検出部により閾値以上の加速度が検出されると直ちに、当該閾値以上の加速度が検出された時刻の近傍において撮像された画像と前記位置情報とを、前記記憶部を介さずに無線通信で外部に送信するとともに前記記憶部に記憶する送信部と、
を備えることを特徴とする車載器。
) 前記車両の速度を検出する速度検出部を備え、前記送信部は、前記閾値以上の加速度が検出された後、所定時間以内に前記速度検出部により前記車両の停止が検出された場合に、前記画像および前記位置情報を送信する、
ことを特徴とする上記(1)記載の車載器。
) 上記(1)または(2)に記載の車載器および当該車載器と無線通信を介して接続される外部装置を備える運行管理システムであって、前記外部装置は、前記車載器から受信した前記画像および前記位置情報に対応する位置を示す地図を表示する表示部を備える、
ことを特徴とする運行管理システム。
上記(1)の構成の車載器によれば、外部の人(例えば事務所の管理者)が事故の状況をリアルタイムに知ることができ、閾値以上の加速度が検出された状況(例えば事故等の状況)に応じた対応を速やかにとることができる。
更に、上記()の構成の車載器によれば、撮像部で撮像された画像を記憶部に記憶しておくことで、通信状態により外部(例えば事務所)に送信できない場合があっても、事故に関する画像のデータを保存することができ、その後の対応が可能となる。
上記()の構成の車載器によれば、事故でなく、路面の段差、車載器周辺の振動ノイズ、急ブレーキ等により閾値以上の加速度が検出された場合、つまり警報や画像を送信する必要が無いような場合、無駄な送信を抑制できる。したがって、事故が発生し車両が停止した場合には、リアルタイムで画像および位置情報を送信する一方、事故が発生していないにもかかわらず加速度が閾値以上となるたびに毎回画像および位置情報がリアルタイムで送信されることを防止できる。
上記()の構成の運行管理システムによれば、外部の人(例えば事務所の管理者)は、外部装置の表示部に表示された画像を見て、閾値以上の加速度が検出された状況(例えば事故の状況)を判断し、警察や救急等に連絡することができる。また、車両の位置情報に対応する位置が地図上に表示されるため、例えばトラックの配送ルートの検討や、バスの運行における注意喚起の際に有用な情報となる。
本発明の車載器および運行管理システムによれば、外部の人が事故の状況をリアルタイムに知ることができ、事故の状況に応じた対応を速やかにとることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態における運行管理システムの構成を示す図である。 図2は、運行管理システムの動作手順を示すフローチャートであり、図2(A)は事務所PCの動作手順を示すフローチャート、図2(B)はデジタルタコグラフの動作手順を示すフローチャートである。 図3は、デジタルタコグラフのカメラで撮像され、事務所PCの表示部に表示された事故映像を示す図である。 図4は、事務所PCの表示部に表示されたハザードマップを示す図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は実施の形態における運行管理システム5の構成を示す図である。本実施形態の運行管理システムは、トラック運送会社やバス会社等の事業者の設備として導入される。運行管理システム5は、トラックやバス等の車両の運行状況を管理するものであり、ネットワーク70を介して接続される、運行記録装置(以下、デジタルタコグラフという)10と事務所PC30とを含む構成を有する。
事務所PC30は、事務所に設置された汎用のコンピュータ装置で構成され、車両の運行状況を管理する。ネットワーク70は、デジタルタコグラフ10と広域通信を行う無線基地局8や事務所PC30が接続されるインターネット等のパケット通信網であり、デジタルタコグラフ10と事務所PC30と間で行われるデータ通信を中継する。デジタルタコグラフ10と無線基地局8との間の通信は、LTE(Long Term Evolution)/4G(4th Generation)等のモバイル通信網(携帯回線網)で行われてもよいし、無線LAN(Local Area Network)で行われてもよい。
デジタルタコグラフ10は、車両に搭載され、出入庫時刻、走行距離、走行時間、走行速度、速度オーバー、エンジン回転数オーバー、急発進、急加速、急減速等の運行データを記録する。デジタルタコグラフ10は、CPU11、不揮発メモリ26A、揮発メモリ26B、記録部17、カードI/F18、音声I/F19、RTC(時計IC)21、SW入力部22及び表示部27を有する。
CPU11は、デジタルタコグラフ10の各部を統括的に制御する。不揮発メモリ26Aは、CPU11によって実行される動作プログラム等を格納する。
記録部17は、運行データや映像等のデータを記録する。カードI/F18には、乗務員が所持するメモリカード65が挿抜自在に接続される。CPU11は、カードI/F18に接続されたメモリカード65に対し運行データ、映像等のデータを書き込む。音声I/F19には、内蔵のスピーカ20が接続される。スピーカ20は、警報等の音声を発する。
RTC21(計時部)は、現在時刻を計時する。SW入力部22には、出庫ボタン、入庫ボタン等の各種ボタンのON/OFF信号が入力される。表示部27は、LCD(liquid crystal display)で構成され、通信や動作の状態の他、警報等を表示する。
また、デジタルタコグラフ10は、速度I/F12A、エンジン回転I/F12B、外部入力I/F13、センサ入力I/F14、アナログ入力I/F29、GPS受信部15、カメラI/F16、通信部24及び電源部25を有する。
速度I/F12Aには、車両の速度を検出する車速センサ51が接続され、車速センサ51からの速度パルスが入力される。車速センサ51は、デジタルタコグラフ10にオプションとして設けられてもよいし、デジタルタコグラフ10とは別の装置として設けられてもよい。エンジン回転I/F12Bには、エンジン回転数センサ(図示せず)からの回転パルスが入力される。外部入力I/F13には、外部機器(図示せず)が接続される。
センサ入力I/F14には、加速度(G値)を検知する(衝撃を感知する)加速度センサ(Gセンサ)28が接続され、Gセンサ28からの信号が入力される。Gセンサとしては、加速度による機械的な変位を、振動として読み取る方式や光学的に読み取る方式を有するものが挙げられるが、特に限定されない。また、Gセンサは、車両前方からの衝撃を感知する(減速Gを検知する)他、左右方向からの衝撃を感知しても(横Gを検知しても)よいし、車両後方からの衝撃を感知しても(加速Gを検知しても)よい。Gセンサは、これらの加速度を検知可能なように、1つもしくは複数のセンサで構成される。
アナログ入力I/F29には、エンジン温度(冷却水温)を検知する温度センサ(図示せず)、燃料量を検知する燃料量センサ(図示せず)等の信号が入力される。CPU11は、これらのI/Fを介して入力される情報を基に、各種の運転状態を検出する。
GPS受信部15は、GPSアンテナ15aに接続され、GPS衛星から送信される信号を受信し、現在位置(GPS位置情報)を取得する。
カメラI/F16には、車両に設置され、車両の周辺(例えば前方)を撮像して画像データを取得するカメラ23が接続される。カメラ23は、例えば魚眼レンズを通して撮像される撮像面に例えば30万画素、100万画素、200万画素が配置されたイメージセンサを有する。イメージセンサは、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサやCCD(電荷結合素子)センサなど公知のセンサで構成されている。カメラ23で撮像された映像(画像データ)は、記録部17に時系列に記録されるが、所定時間分だけ記録されるように繰り返し上書きされる。この所定時間は、例えば事故発生時、事故の状況が分かるように、事故発生前後の数秒間(例えば、2秒、4秒、10秒等)に相当する時間である。カメラ23で撮像される画像は、静止画でもよいし動画であってもよい。事故発生前後の映像は、後述するように、事務所PC30の表示部33に表示される。
また、カメラ23は、車両の前方の他、車両の後方、左側方、右側方を撮像可能なように、複数設けられたものでもよいし、各方向を撮像する複数のイメージセンサが1つの筐体に収容されたものでもよい。従って、カメラ23は、車両前方の映像の他、左右方向の映像、後方の映像も同時に撮像可能である。
従って、Gセンサが前方からの衝撃を感知する(減速Gを検知する)場合に、カメラ23はそれに対応する前方の画像を撮像可能である。また、Gセンサが左右方向からの衝撃を感知する(横Gを検知する)場合に、カメラ23はそれに対応する左右方向の画像を撮像可能である。同様に、Gセンサが後方からの衝撃を感知する(加速Gを検知する)場合に、カメラ23は、車両の後方の画像を撮像可能である。これにより、衝撃が加わった方向の映像を確実に撮像して表示させることが可能である。また、デジタルタコグラフ10は、衝撃が加わった方向の、限定された映像だけを事務所PC30に送信することで、短時間で事故映像を送信することも可能である。従って、即時性(リアルタイム性)が向上すると共に、ネットワークトラフィックの増加が抑えられる。
なお、車両の前方、左右方向、後方の撮像に限らず、カメラは、任意の角度方向(例えば45°方向)の映像を撮像可能であってもよい。また、カメラは、可視光を撮像する以外に、夜間でも撮像可能なように、赤外線カメラを備えてもよい。
通信部24は、広域通信を行い、携帯回線網(モバイル通信網)を介して無線基地局8に接続されると、無線基地局8と繋がるインターネット等のネットワーク70を介して、事務所PC30と通信を行う。電源部25は、イグニッションスイッチのオン等によりデジタルタコグラフ10の各部に電力を供給する。
一方、事務所PC30は、汎用のオペレーティングシステムで動作するPCにより構成されている。事務所PC30は、運行管理装置として機能し、CPU31、通信部32、表示部33、記憶部34、カードI/F35、操作部36、出力部37、音声I/F38及び外部I/F48を有する。
CPU31は、事務所PC30の各部を統括的に制御する。通信部32は、ネットワーク70を介してデジタルタコグラフ10と通信可能である。また、通信部32は、ネットワーク70に接続された各種のデータベース(図示せず)とも接続可能であり、必要なデータを取得可能である。
表示部33は、運行管理画面の他、事故映像(図3参照)やハザードマップ(図4参照)等を表示する。記憶部34は、デジタルタコグラフ10から受信した映像を表示したり車両の位置情報を地図上に表示するためのシステム解析ソフトウェア等、各種プログラムを格納する。
カードI/F35には、メモリカード65が挿抜自在に装着される。カードI/F35は、デジタルタコグラフ10によって計測され、メモリカード65に記憶された運行データを入力する。操作部36は、キーボードやマウス等を有し、事務所の管理者の操作を受け付ける。出力部37は、各種データを出力する。音声I/F38には、マイク41及びスピーカ42が接続される。事務所の管理者は、マイク41及びスピーカ42を用いて音声通話を行うことも可能であり、車両の事故が発生した場合、救急や警察等への連絡を行う。
外部I/F48には、外部記憶装置(ストレージメモリ)54が接続される。外部記憶装置54は、事故地点データベース(DB)55、運行データDB56、ハザードマップDB57を保持する。事故地点データベース(DB)55には、デジタルタコグラフ10から送信される、事故発生時の車両のGPS位置情報(緯度,経度)が登録される。運行データDB56には、運行データとして、出入庫時刻、速度、走行距離等の他、急加減速、急ハンドル、速度オーバー、エンジン回転数オーバー等が記録される。ハザードマップDB57には、過去に事故が発生した地点(事故地点)を表すマークmk1〜mkn(図4参照)が地図に重畳して記述された地図データが登録される。なお、このハザードマップには、天災等の災害が想定される地域や避難場所等が記述されてもよい。
CPU31は、ハザードマップDB57から指定された地域(例えば、事故地点を含む地域)のハザードマップ110(図4参照)を読み出して表示部33に表示する際、事故地点DB55に登録された事故地点のデータを取得し、ハザードマップ110上にこれらの事故地点を表すマークを重畳し、新たなハザードマップを生成する。事務所の管理者は、最新の事故地点を地図(ハザードマップ110)上で即座に視認できる。
上記構成を有する運行管理システム5における事故映像の表示動作を示す。図2は運行管理システム5の動作手順を示すフローチャートであり、図2(A)は事務所PC30の動作手順を示すフローチャートである。図2(B)はデジタルタコグラフ10の動作手順を示すフローチャートである。
デジタルタコグラフ10の電源部25がオンになった後、CPU11は、Gセンサ28により衝撃が感知(G値が検知)されると(S1)、この衝撃によるG値が閾値以上であるか否かを判別する(S2)。この閾値は、車両に加わる衝撃が事故発生時のものであるか否かを判定するための値として設定される。事故の規模によって車両に加わる衝撃の大きさは異なるが、ここでは、G値の閾値は、通常走行中には起こり得ないと想定される値に設定される。例えば閾値を「2G」の値に設定することで、事故に相当する衝撃であるか否かを判定可能である。この閾値は、一例であり、任意に設定可能である。
なお、事故に相当する衝撃の大きさは、減速G、加速G、横Gによって異なると考えられるので、それぞれに対して異なる閾値を設定してもよい。例えば、減速Gに対しては閾値を大きく、加速Gに対して閾値を小さく、横Gに対してはこれらの中間の値に設定してもよい。
G値が閾値に満たない場合、CPU11はステップS1の処理に戻る。一方、G値が閾値以上である場合、CPU11は、この衝撃が路面の段差、デジタルタコグラフ周辺の振動ノイズ、急ブレーキ等によるものではないか否かを判別する(S3)。
一般に、車両が事故を起こした場合、事故車両は停止するものである。ここでは、事故車両は停止するとの前提に基づいて説明する。衝撃が事故によるものである場合、車両は短時間のうちに停車する。一方、車両が路面の段差に乗り上げたり、前方にある障害物を見つけて急ブレーキをかけたような場合、あるいはデジタルタコグラフ10に物が当たって振動ノイズが発生した場合、つまり、衝撃が事故によるものでない場合には、車両は停止することなくそのまま走行すると考えられる。
従って、ステップS2における衝撃として、閾値以上のG値が検知された場合、ステップS3では、CPU11は、この衝撃から所定時間内に車両の停止が検出されたか否かを判断する。この所定時間は、衝撃が加わって(事故が発生して)から実際に車両が停止するまでの時間を考慮し、この時間よりも長い時間に設定される。なお、事故が前方の障害物等に衝突した場合に車両が停止するまでの時間は、後方から衝突された場合に車両が停止するまでの時間と比べて短いと推定されるので、減速Gの場合、所定時間は短く設定され、加速Gの場合、所定時間を長く設定してもよい。また、横Gの場合、所定時間は、これらの中間の時間に設定されてもよい。
所定時間内に車両の停止が検出されなかった場合、CPU11は、衝撃が路面の段差、振動ノイズ、急ブレーキ等によるものであるとして、警報を行うことなく、ステップS1の処理に戻る。これにより、事故でなく、警報や映像を送信する必要が無いような場合、無駄な送信を抑制できる。さらに、送信処理の負荷を軽減できるとともに、ネットワークトラフィックの低減が図られる。
一方、所定時間内に車両の停止が検出された場合、CPU11は、事故であると判断し、表示部27に警報を表示して運転者に警報を通知するとともに、事務所に警報を送信する(S4)。なお、運転者に警報を行う場合、スピーカ20から音声を出力してもよい。
このように、衝撃が加わってから所定時間内に車両の停止が検出された場合に限り事故であると判定し、デジタルタコグラフの映像を送信する処理は、衝撃が感知された映像を全て(必ず)送信する場合と比べて送信を制限するものであり、一種のフィルタ処理と捉えることができる。
なお、図2に示す処理は、車両が走行中に衝撃を感知した場合を主に想定しているが、車両が停止中に衝撃を感知した場合も同様に適用可能である。つまり、車両が停止したままでも、ステップS3で衝撃が加わった後に車両の停止が検出されると、CPU11は、警報と映像等のテータを事務所PC30に送信することになる。
ステップS4で警報を送信した後、CPU11は、衝撃が発生した前後にカメラ23によって撮像された映像(カメラ画像)、GPS受信部15によって取得したGPS位置情報、車速センサ51によって検知された車両速度、及びGセンサ28によって検知されたG値を、事務所PC30に送信するとともに、記録部17に記録する(S5)。事務所PCに送信するだけでなく、デジタルタコグラフ10の記録部17に映像等のデータを記憶しておくことで、通信状態により事務所PC30に送信できない場合があっても、事故に関する映像等のデータを消失することなく保存することができ、その後の対応が可能となる。この後、CPU11はステップS1の処理に戻る。
一方、事務所PC30では、CPU31は、起動後、デジタルタコグラフ10からの送信を待ち、警報を受信すると、表示部33に警報を表示する(S11)。なお、警報表示時、CPU31は、スピーカ42から警報音を出力してもよい。表示部33の画面に警報が表示されたことで、事務所の管理者は、警報に気付き易くなる。
さらに、CPU31は、デジタルタコグラフ10からの送信を待ち、前述したカメラ映像、GPS位置情報、車両速度及び加速度(G値)を受信すると、表示部33にカメラ映像、つまり事故映像120(図3参照)等を表示する(S12)。
図3はデジタルタコグラフ10のカメラ23で撮像され、事務所PC30の表示部33に表示された事故映像120を示す図である。この事故映像120は、前述したように、事故発生前後の数秒間の映像である。事故映像120は、車両前方の画像120F、右側方の画像120R、左側方の画像120L、後方の画像120Bを含む。図3では、車両前方の画像120Fが画面の左側で大きく表示されている。なお、事故映像120は、魚眼画像で表示されてもよいが、ここでは、通常の画像で表示されている。この事故映像120では、前方のトラックCA1と衝突した事故の状況がうかがえる。
事故映像120の表示方法として、例えば、車両を上方から見た場合と同様に配置してもよい。つまり、画面の上側に車両前方の画像120Fを配置し、画面の右側に右側方の画像120Rを配置し、画面の左側に左側方の画像120Lを配置し、画面の下側に後方の画像120Bを配置してもよい。事務所の管理者は、どちらの方向を映した画像であるかを直感的に把握できる。また、事故映像120の表示時、CPU31は、表示部33の画面に、GPS位置、車両速度及び加速度(G値)等の情報を含む運転データテーブルTL1を併せて表示する。
事務所の管理者は、事務所PC30の表示部33に表示された事故映像120(図3参照)及び運転データテーブルTL1を見て、事故の状況を判断し、事務所PC30のスピーカ42とマイク41を用いて、事務所から救急や警察等に連絡することができる。
CPU31は、受信したGPS位置情報を基に、事故地点DB55に事故地点を追加・登録する(S13)。この後、CPU31は本動作を終了する。事故地点DB55に追加・登録された事故地点の情報は、CPU31が例えばハザードマップDB57に登録されたハザードマップを表示部33の画面に表示する際、重畳して表示される。図4は事務所PC30の表示部33に表示されたハザードマップ110を示す図である。ハザードマップ110は、ハザードマップDB57に登録されている。ハザードマップ110には、事故地点DB55に登録された事故地点を表すマークmk1〜mknが地図に重畳して記述されている。マークは、画面右側に表示された記録日時と対応するように、識別可能に表示される。ここでは、マークは、符号mk1〜mknで識別されているが、マークの色を変えたり、数字を付加することで、記録日時と対応するように識別されてもよい。
このように、事故地点をデータベース化し、ハザードマップ上に事故地点を表すマークを表示することで、例えば、トラックの配送ルートの検討や、バスの運行における注意喚起において、役立つ情報となる。なお、事故地点は、マークに限らず、他の表示形態(文字等)で表示されてもよい。
本実施形態のデジタルタコグラフ10では、車両に設置されたカメラ23(撮像部)は、車両の周辺として、車両の前方、左右方向および後方を撮像する。Gセンサ28(加速度検出部)は、車両の加速度(G値)を検出する。GPS受信部15(位置情報取得部)は、車両の現在位置を表す位置情報(GPS位置情報)を取得する。通信部24は、Gセンサ28により閾値以上のG値が検出された場合に、このG値検出前後の画像(当該閾値以上の加速度が検出された時刻の近傍において撮像された画像)とGPS位置情報とを無線通信で事務所PC30(外部)に送信する。
これにより、車両の運転者が事故等によって負傷し、すぐに事務所の管理者に連絡が取れないような状態であっても、デジタルタコグラフ10が自動的に事故の状況を示すデータを事務所PC30に送信できる。従って、運転者が事故の発生に起因して慌てていたとしても、事務所には正確な事故の状況が伝わる。事務所の管理者は、事務所PC30の画面に映し出された、デジタルタコグラフ10から送信された映像を見ることにより、事故の状況を確認できる。また、事務所の管理人は、事故により車両の到着が遅れると判断した場合には、事前に配送先(客先)に連絡することができるなど、迅速な遅延対応が可能である。また、必要に応じて救急や警察等への連絡を事務所から行うことができる。
このように、事務所の管理者は、事故の状況をリアルタイムに知ることができ、閾値以上の加速度が検出された状況(例えば事故等の状況)に応じた対応を速やかにとることができる。
また、デジタルタコグラフ10は、Gセンサ28により閾値以上のG値が検出された場合に、G値検出前後の画像を記録部17(記憶部)に記憶する。
このように、カメラ23で撮像されたG値検出前後の画像を記録部17に記憶しておくことで、通信状態により事務所PC30に画像や位置などのデータを送信できない場合であったとしても、事故に関する画像のデータを保存することができ、その後の対応が可能である。
また、デジタルタコグラフ10は、車両の速度を検出する車速センサ(速度検出部)を備える。通信部24は、閾値以上のG値が検出された後、所定時間以内に車速センサにより車両の停止が検出された場合に、G値検出前後の画像およびGPS位置情報を送信する。
これにより、事故でなく、路面の段差、車載器周辺の振動ノイズ、急ブレーキ等により閾値以上の加速度が検出された場合、つまり警報や画像を送信する必要が無いような場合、無駄な送信を抑制できる。
また、本実施形態の運行管理システム5は、デジタルタコグラフ10、およびデジタルタコグラフ10と無線通信を介して接続される事務所PC30(外部装置)を備える。事務所PC30の表示部33は、デジタルタコグラフ10から受信したG値検出前後の画像、およびGPS位置情報に対応する位置を示すハザードマップ110(地図)を表示する。
これにより、事務所の管理者は、事務所PC30の表示部33に表示された画像を見て、事故の状況を判断し、警察や救急等に連絡することができる。また、事故地点をデータベース化し、事故地点を表すマークmkをハザードマップ110上に表示することで、例えばトラックの配送ルートの検討や、バスの運行における注意喚起において、役立つ情報となる。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、上記実施形態では、車載器としてデジタルタコグラフに適用された場合を示したが、本発明は、衝撃を感知可能なセンサを有していればよく、加速度を検知可能な専用装置、ドライブレコーダ、メータ等にも適用可能である。また、カメラを搭載したドライブレコーダとGセンサを搭載したデジタルタコグラフとを組み合わせたものでもよい。
また、上記実施形態では、Gセンサにより衝撃を感知したが、補助的に車速センサで計測される速度の変化から衝撃を感知してもよい。
また、上記実施形態では、デジタルタコグラフは、送信時間の短い「警報」を送信した後、送信時間の長い「映像等」のデータを送信したが、警報と同時に映像等のデータを送信してもよい。この場合、時間は長くなるが、1回の送信動作で済む。
また、上記実施形態では、トラック運送会社やバス会社を例示したが、タクシー会社等の事業者であってもよい。
ここで、上述した本発明に係る車載器および運行管理システムの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両に設置され前記車両の周辺を撮像する撮像部(カメラ23)と、
前記車両の加速度を検出する加速度検出部(Gセンサ28)と、
前記車両の現在位置を表す位置情報を取得する位置情報取得部(GPS受信部15)と、
前記加速度検出部により閾値以上の加速度が検出された場合に、当該閾値以上の加速度が検出された時刻の近傍において撮像された画像と前記位置情報とを無線通信で外部に送信する送信部(通信部24)と、
を備えることを特徴とする車載器(デジタルタコグラフ10)。
[2] 前記加速度検出部により前記閾値以上の加速度が検出された場合に、前記画像を記憶する記憶部を備える、
ことを特徴とする上記[1]に記載の車載器。
[3] 前記車両の速度を検出する速度検出部(車速センサ51)を備え、
前記送信部は、前記閾値以上の加速度が検出された後、所定時間以内に前記速度検出部により前記車両の停止が検出された場合に、前記画像および前記位置情報を送信する、
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載の車載器。
[4] 上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の車載器および当該車載器と無線通信を介して接続される外部装置を備える運行管理システム(運行管理システム5)であって、
前記外部装置は、前記車載器から受信した前記画像および前記位置情報に対応する位置を示す地図を表示する表示部(表示部33)を備える、
ことを特徴とする運行管理システム。
5 運行管理システム
8 無線基地局
10 デジタルタコグラフ(運行記録装置)
11、31 CPU
12A 速度I/F
12B エンジン回転I/F
13 外部入力I/F
14 センサ入力I/F
15 GPS受信部
15a GPSアンテナ
16 カメラI/F
17 記録部
18 カードI/F
19 音声I/F
20、42 スピーカ
21 RTC
22 SW入力部
23 カメラ
24、32 通信部
25 電源部
26A 不揮発メモリ
26B 揮発メモリ
27 表示部
28 Gセンサ
29 アナログ入力I/F
30 事務所PC
33 表示部
34 記憶部
35 カードI/F
36 操作部
37 出力部
38 音声I/F
41 マイク
48 外部I/F
51 車速センサ
54 外部記憶装置(ストレージメモリ)
55 事故地点DB
56 運行データDB
57 ハザードマップDB
65 メモリカード
70 ネットワーク
110 ハザードマップ
120 事故映像
CA1 トラック
mk1〜mkn マーク
TL1 運転データテーブル

Claims (3)

  1. 車両に設置され前記車両の周辺を撮像する撮像部と、
    前記車両の加速度を検出する加速度検出部と、
    前記車両の現在位置を表す位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記撮像された画像を記憶する記憶部と、
    前記加速度検出部により閾値以上の加速度が検出されると直ちに、当該閾値以上の加速度が検出された時刻の近傍において撮像された画像と前記位置情報とを、前記記憶部を介さずに無線通信で外部に送信するとともに前記記憶部に記憶する送信部と、
    を備えることを特徴とする車載器。
  2. 前記車両の速度を検出する速度検出部を備え、
    前記送信部は、前記閾値以上の加速度が検出された後、所定時間以内に前記速度検出部により前記車両の停止が検出された場合に、前記画像および前記位置情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載器。
  3. 請求項1または2に記載の車載器および当該車載器と無線通信を介して接続される外部装置を備える運行管理システムであって、
    前記外部装置は、前記車載器から受信した前記画像および前記位置情報に対応する位置を示す地図を表示する表示部を備える、
    ことを特徴とする運行管理システム。
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