JP3643681B2 - 天吊型空気調和装置 - Google Patents

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正純 牧野
和広 日向野
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天吊型空気調和装置の送風機ユニットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、空気調和機本体に一対のモータ支持部材を固定し、各モータ支持部材に駆動モータの一対のボス部に嵌合された防振ゴムをそれぞれ挟むことによりこの駆動モータをモータ支持部材に固定し、駆動モータの出力軸に連結された回転軸に複数台の送風機ユニットを固定した天吊型空気調和装置は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種のものにおいて、前記した防振ゴムは駆動モータのボス部が貫通する貫通孔を備える環状のゴム体で構成されるのが一般的である。従来ではこの防振ゴムの防振効果を高めるために、例えばゴム硬度を適宜変更する等して対策を講じてきたが、これでは十分な防振効果が得られていない。
【0004】
また、空気調和機本体に駆動モータを固定するモータ支持部材としては従来から種々のものが提案されているが、いずれもメンテナンス時に駆動モータを簡単に取り外すことができず、簡単着脱構造の出現が望まれている。
【0005】
更に、駆動モータの出力軸に連結された回転軸に複数台の送風機ユニットを固定する場合には、強度的に回転軸を片持ち支持とすることはできず、回転軸の先端部を軸受けで支持する形式が採用されている。
【0006】
この場合、従来では空気調和機本体に軸受け支持ブラケットを設け、このブラケットに軸受けを支持するようにしているが、この余分な軸受け支持ブラケットを必要とする分だけコスト高になっている。
【0007】
そこで、本発明の目的は、簡単な構成によって、前記課題を解消することのできる天吊型空気調和装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解消するために、請求項1記載の発明は、空気調和機本体にモータ支持部材を固定し、このモータ支持部材に駆動モータのボス部に嵌合された防振ゴムを挟むことによりこの駆動モータを前記モータ支持部材に固定し、前記駆動モータの出力軸に連結された回転軸には送風機ユニットを固定した天吊型空気調和装置において、前記防振ゴムの表裏面には前記ボス部が貫通する貫通孔の周囲に円周方向に沿って複数個の有底穴を設け、当該防振ゴムの表面には、この有底穴の配置された円周上の等間隔の位置に、前記駆動モータ側の穴に嵌合される位置決め用突起を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
この発明では、防振ゴムに対してボス部が貫通する孔の周囲に円周方向に沿って複数個の有底穴を設けたことにより振動が減衰し、騒音が低くなった。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、前記モータ支持部材を、前記空気調和機本体に固定された固定板と、この固定板に一端部がヒンジ結合され他端部が前記防振ゴムを挟むように開閉自在に形成された可動板とで構成し、前記モータ支持部材の前記可動板同志を把手部材で連結したことを特徴とするものである。
【0011】
この発明では、駆動モータを取り外す時固定板と可動板との係合を解除した後に、可動板同志を連結する把手部材を掴んで可動板を開くことにより、駆動モータが露出するので、駆動モータを簡単に取り外すことができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、前記出力軸を、前記駆動モータの両側に延出させ、この延出する出力軸の各々に、送風機ユニットを異なる台数で固定し、前記送風機ユニットの固定台数が多い方の出力軸の端部のみを、前記空気調和機本体の側板に、バーリング加工によって形成した軸受保持部に保持された軸受によって回転自在に支持したことを特徴とするものである。
【0013】
この発明では、空気調和機本体の側板にバーリング加工によって軸受保持部を形成するので、別途軸受け支持ブラケットが不要になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1において、符号1は空気調和機本体を示す。この空気調和機本体1は天井から吊り下げられた吊りボルト3に引っかけられて室内天井板5の下面に設置・固定されている。空気調和機本体1には電装箱11、送風機13、熱交換器15、冷媒配管29等の各種機器類が殆ど隙間なく収納されている。送風機13は、図2に示すように四台の送風機ユニット21〜24からなりこれらは一台の駆動モータ25で駆動される回転軸27上に固定・配置されている。
【0016】
熱交換器15は、図1に示すようにフィン・チューブ型の熱交換器であり、空気調和機本体1内に斜めに設置される。この熱交換器15には冷媒配管29が接続され、この冷媒配管29は空気調和機本体1の外に導出され、室外機(図示せず)の圧縮機、減圧装置、室外熱交換器等に接続される。
【0017】
この熱交換器15の下方には、図1に示すように発泡ポリスチレン製のドレンパン31が設置され、このドレンパン31の下面には板金製パネル33が設置される。ドレンパン31のドレン溜まり31aには、図2に示すようにフレキシブルチューブ32を介してドレンポンプユニット35が接続され、このドレンポンプユニット35に収容されるドレンポンプは、ドレン溜まり31aに収集されたドレンを吸い上げて空気調和機本体1の外に排出する。
【0018】
送風機13の下方には、図1に示すように樹脂製の吸込グリル37が開閉可能に設置され、この吸込グリル37には空気清浄用フィルタ39が取り付けられる。そして、送風機13が駆動されると吸込グリル37およびフィルタ39を通じて室内の空気が空気調和機本体1内に吸い込まれ、この空気は熱交換器15で熱交換された後に、吹出口41を通じて室内に吹き出される。43は空気調和機本体1の略中央を横断的に仕切る中仕切板である。
【0019】
この実施形態では、前述した駆動モータ25および送風機ユニット21〜24等からなる駆動系に特徴を有する。駆動モータ25は、図3に示すように、一対のモータ支持部材51を介して空気調和機本体1に固定される。
【0020】
この一対のモータ支持部材51は、図4に示すように、空気調和機本体1に固定される固定板53と可動板55とで構成される。この可動板55の一端部55aはヒンジ57を介して固定板53に結合され、他端部55bは開閉自在に形成され、他端部55bを閉じた時、他端部55bはねじ56を介して固定板53のフランジ53aに止着される。固定板53と可動板55とには、略半円弧状の溝153,155が夫々形成され、これら溝153,155の間には、図3に示すように、防振ゴム61が挟持される。この防振ゴム61には、図5a、図5bに示すように、駆動モータ25の両端のボス部25aが貫通する貫通孔61aが形成され、この貫通孔61に、図3に示すように、駆動モータ25のボス部25aを貫通させた状態で、防振ゴム61がモータ支持部材51に固定される。
【0021】
この実施形態では、図5aに示すように、防振ゴム61には、ボス部25aが貫通する貫通孔61aの周囲に円周Lの方向に沿って規則的に複数個の有底穴63が設けられている。この有底穴63は、図5bに示すように、防振ゴム61の表面Aおよび裏面Bの双方向からあけられ、貫通孔61aの方向に貫通させないことにより強度を維持しながら防振効果が高められ、騒音を低減させる。突起65は駆動モータ25側の穴に嵌合される位置決め用突起である。
【0022】
なお、防振ゴム61の表面Aおよび裏面Bの双方向からあけられる有底穴63は、円周方向に相互にずらすことは可能である。
【0023】
この実施形態では、図3、図4に示すようにモータ支持部材51の一対の可動板55同志が把手部材67を介して連結される。この把手部材67はねじ69を介して可動板55に着脱自在に止着される。これによれば、駆動モータ25を取り外す時、まずねじ56(図4)を外し、固定板53と可動板55との係合を解除した後に、可動板55同志を連結する把手部材67を掴んで一対の可動板55を同時に開くことができる。この可動板55が開かれれば、駆動モータ25が露出するので、駆動モータ25は簡単に取り出される。
【0024】
また、図2に示すように、駆動モータ25の出力軸に連結された回転軸27の内、図中右方向に延出する回転軸27には1台の送風機ユニット24が固定される一方で、図中左方向に延出し、カップリング70(図3)を介して連結された回転軸27には複数台の送風機ユニット21〜23が固定される。
【0025】
1台の送風機ユニット24が固定された回転軸27は、強度的に片持ち支持とすることができるものゝ、複数台の送風機ユニット21〜23が直列に固定された回転軸27は、強度的に片持ち支持とすることはできず、回転軸27の先端部27aは軸受け71によって回転自在に支持される。
【0026】
この軸受け71は、図6に示すように、空気調和機本体1の板金製の側板73に対して、当該側板73の外側からバーリング加工によって形成された凹状の軸受保持部75に、当該外側から挿入され、この軸受け71は、カバー77を側板73にねじ79を用いて固定することにより保持される。これによれば、側板73にバーリング加工によって軸受保持部75を形成するので、従来のように別途軸受け支持ブラケット等は不要になりコストダウンが図られる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、防振ゴムに対してボス部が貫通する孔の周囲に円周方向に沿って複数個の有底穴を設けたことにより振動を減衰させた。
【0028】
請求項2記載の発明では、駆動モータを取り外す時固定板と可動板との係合を解除した後に、可動板同志を連結する把手部材を掴んで可動板を開くことにより、駆動モータが露出するので、駆動モータを簡単に取り外すことができる。
【0029】
請求項3記載の発明では、空気調和機本体の側板にバーリング加工によって軸受保持部を形成するので、余分な軸受け支持ブラケットが不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の一実施形態を示す側面断面図である。
【図2】同じく内部構造を示す平面図である。
【図3】送風機ユニットの駆動系を示す平面図である。
【図4】駆動モータの支持部材を示す正面図である。
【図5】aは防振ゴムの正面図、bは側面断面図である。
【図6】バーリング加工によって形成される軸受保持部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体
11 電装箱
13 送風機
15 熱交換器
21〜24 送風機ユニット
25 駆動モータ
51 モータ支持部材
53 固定板
55 可動板
61 防振ゴム
61a 貫通孔
63 有底穴
67 把手部材
71 軸受け
73 側板
75 軸受保持部
77 カバー

Claims (3)

  1. 空気調和機本体にモータ支持部材を固定し、このモータ支持部材に駆動モータのボス部に嵌合された防振ゴムを挟むことによりこの駆動モータを前記モータ支持部材に固定し、前記駆動モータの出力軸に連結された回転軸には送風機ユニットを固定した天吊型空気調和装置において、
    前記防振ゴムの表裏面には前記ボス部が貫通する貫通孔の周囲に円周方向に沿って複数個の有底穴を設け、当該防振ゴムの表面には、この有底穴の配置された円周上の等間隔の位置に、前記駆動モータ側の穴に嵌合される位置決め用突起を設けたことを特徴とする天吊型空気調和装置。
  2. 前記モータ支持部材を、前記空気調和機本体に固定された固定板と、この固定板に一端部がヒンジ結合され他端部が前記防振ゴムを挟むように開閉自在に形成された可動板とで構成し、前記モータ支持部材の前記可動板同志を把手部材で連結したことを特徴とする請求項1に記載の天吊型空気調和装置。
  3. 前記出力軸を、前記駆動モータの両側に延出させ、この延出する出力軸の各々に、送風機ユニットを異なる台数で固定し、
    前記送風機ユニットの固定台数が多い方の出力軸の端部のみを、前記空気調和機本体の側板に、バーリング加工によって形成した軸受保持部に保持された軸受によって回転自在に支持したことを特徴とする請求項1又は2に記載の天吊型空気調和装置。
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