JP2957609B2 - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2957609B2
JP2957609B2 JP1270591A JP27059189A JP2957609B2 JP 2957609 B2 JP2957609 B2 JP 2957609B2 JP 1270591 A JP1270591 A JP 1270591A JP 27059189 A JP27059189 A JP 27059189A JP 2957609 B2 JP2957609 B2 JP 2957609B2
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久吉 桑原
達也 谷
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は空気調和機等に収納される送風装置に関する
ものである。
(ロ)従来の技術 送風装置の吐出側に熱交換器を配置した空気調和機の
構造を示すものとして、特開昭63−143434号公報があ
る。
この公報によれば、前方に吐出口を有する遠心型送風
機を2つ並べ、且つこの送風機の側方に駆動用電動機を
配置していた。そして2つの送風機のファンの回転軸と
電動機の駆動軸とをつないで、この電動機の運転によっ
て2つの送風機が回転してこれら送風機の吐出口から吹
き出された風が熱交換器へ流れるようにしている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述した送風機のファンの回転軸と電動機の駆動軸と
は継手(ジョイント)でつながれている。ここで、この
継手によって前述の回転軸と駆動軸とがずれた状態(中
心が一致しない状態)でつながれると、電動機の駆動軸
の回転がスムーズに回転軸に伝わらず、送風機が振動し
て騒音が発生したり、風量が低下することが考えられ
る。
本発明は送風機のファンの回転軸とモータの駆動軸と
を継手でつなぐ場合にこれら軸がずれにくくすることを
目的としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、前記継手を貫通穴を有す
るゴム製の部分と、この貫通穴の両端にそれぞれはめら
れこの貫通穴と同心円でありかつ異径の内径を有するボ
スと、前記貫通穴の中に挿入されこれらボスに挿入され
る回転軸及び駆動軸の先端どうしが接触するするのを抑
制する着脱自在のスペーサーとから構成するようにした
ものである。
(ホ)作 用 両端に夫々ボスのある貫通穴を継手に設けたことによ
り、スペーサーの差し替えが容易になり、異なる種類の
継手を容易に構成でき継手の汎用性が向上するものであ
る。同時に継手に配置されたスペーサによって両軸の位
置決めが確実に行なえる。
(ヘ)実施例 第4図,第5図において、1は空気調和機で、家屋の
天井に隠蔽されるものである。2は底面吸込口、3は背
面吸込口である。そして上面にも吸込口4が設けられて
おり、空気調和機の設置状態に応じて3つの吸込口のう
ちどれか1つの吸込口を開放し、残りの2つの吸込口を
パネル部材(図示せず)で塞ぐようにする。5は吐出口
で、必要に応じてダクトが取り付けられる。6はこの空
気調和機1の筺体内を前後に区画する仕切板で、熱交換
室7と送風室8とをつなぐ通気口9が設けられている。
10は熱交換室7に収納された熱交換器で、底面に対して
斜めに配置されている。11は遠心型送風機で、遠心型フ
ァン(以下「ファン」という。)12とファンケーシング
13とから構成され、この吐出口14は前向きで仕切板6の
夫々の通気口9につながれている。15はこのファン12の
駆動用モータ(以下「モータ」という。)で、この送風
機11の側方に配置されている。これら遠心型送風機11と
モータ15とから送風装置16が構成されている。17はこの
空気調和機1の左右両側面の前後に取り付けられた吊り
金具で、この金具17を天井に固定された吊り具(図示せ
ず)へ固定することによってこの空気調和機1が天井に
配置される。18はこの空気調和機1の側部に固定された
収納箱で、この空気調和機1の運転を制御する電気部品
が収納されている。
そして、モータ15の運転によってファン12が回転し、
ファンケーシング13の吐出口14から風が吐出される。
ここで、送風装置16は第1図に示すようになってい
る。20は2つの遠心ファン12をつなぐ回転軸で、一端に
は支持棒21が取り付けられている。22はこの支持棒21を
支える軸受で、軸受台23に固定されている。この軸受台
23は仕切板6に固定されている。24はモータ15の支持台
で、略コ字状に折り曲げられており、その短片25が仕切
板6に固定され、夫々の長片26で、この電動機15を挾み
込むようにしている。
27はこのモータ15の駆動軸28とファン12の回転軸20と
をつなぐ継手で、ゴム製である。この継手27の構造は第
2図に示すようになっている。
この第2図において、29は貫通穴で、この貫通穴の一
端には大径のボス30が他端には小径のボス31が夫々イン
サート成形されている。そして小径のボス31にはモータ
15の駆動軸28が挿入され、螺子32で固定される。又、大
径のボス30にはファン12の回転軸20が挿入され、螺子33
で固定される。34はゴム製のスペーサで、先端35が回転
軸20の中空部36に挿入され、後端37が駆動軸28に当てら
れている。
第3図はこの継手27を射出成形で製造する時の金型を
示し、38はこの金型39に納められた第1のピン、40はこ
のピン38の小型部で、小型のボス31が取り付けられてい
る。41はこのピン38の大径部で、大径のボス30が取り付
けられている。42はこれらボス30,31の螺子穴に取り付
けられた第2のピン、43はこの金型39の湯道である。こ
のようにこの継手27の製造時には第1のピン38に大径並
びに小径のボス30,31を取り付けるようにしたので、射
出成形時にゴムが実線矢印のように流れ、両ボス同志の
中心がずれるおそれはない。
このように継手27の製造時に第1のピン38に2つのボ
ス30,31が取り付けられるようにして、結果として継手2
7に貫通穴29が設けられる。
そして、継手27を用いて、ファン12の回転軸20とモー
タ15の駆動軸28とをつなぐ場合は(第2図参照)、まず
駆動軸28に継手27の小径のボス31を挿入し、その後大径
のボス30の穴からスペーサ34を挿入する。その後、この
大径のボス30に回転軸20を挿入し、この回転軸20の中空
部36をスペーサ34の先端35に差し込む。そして両ボス3
0,31の螺子穴に螺子32,33を取り付ける。このように、
回転軸20と駆動軸28とをつなぐ場合に継手27を駆動軸28
に差し込んだ後、スペーサ34、回転軸20を順次挿入する
ことにより、両軸20,28の左右の位置が決まる。
ここで、両軸20,28に取り付けられたボス30,31は上述
したとおり継手27の製造時に第1のピン38に取り付けら
れてこの継手27にインサート成形されたものであるから
(第3図参照)、これらボス30,31のずれはほとんどな
い。従って両軸20,28のずれもほとんどなく送風装置16
の運転時の芯振れが発生しにくくなっている。
(ト)発明の効果 以上述べたように本発明は、送風装置において、継手
の貫通穴を有するゴム製の部分と、この貫通穴の両端に
はめられこの貫通穴と同心円でありかつ異径の内径を有
するボスと、貫通穴にこれらボスに挿入される回転軸及
び駆動軸の先端が貫通穴に至るのを抑制する着脱自在の
スペーサーとから構成したので、スペーサーの交換が容
易になり継手の汎用性が向上するものであり、またスペ
ーサーにより軸間の位置決めが容易に行えるようになる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は送風装置
の要部断面図、第2図は同装置の継手の断面図、第3図
はこの継手の成形状態を示す説明図、第4図は同装置が
組み込まれた空気調和機の縦断面図、第5図は同機の横
断面図である。 12……ファン、15……モータ、16……送風装置、20……
回転軸、27……継手、28……駆動軸、29……貫通穴、3
0,31……ボス、34……スペーサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 1/02 - 1/06 F04D 29/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンの回転軸と、このファンの駆動用モ
    ーターの駆動軸とを継手でつなぎ、このモータの運転に
    よって前記ファンを回転させる送風装置において、前記
    継手を貫通穴を有するゴム製の部分と、この貫通穴の両
    端にそれぞれはめられこの貫通穴と同心円でありかつ異
    径の内径を有するボスと、前記貫通穴の中に挿入されこ
    れらボスに挿入される回転軸及び駆動軸の先端どうしが
    接触するのを抑制する着脱自在のスペーサーとから構成
    することを特徴とする送風装置。
JP1270591A 1989-10-18 1989-10-18 送風装置 Expired - Fee Related JP2957609B2 (ja)

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CN102213231B (zh) * 2010-04-02 2014-04-02 珠海格力电器股份有限公司 一种风叶用轴芯、离心风叶
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