JP3642388B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置に適用される用紙搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の用紙搬送装置の要部を示す説明図であり、1は用紙載置部、2はピックアップローラ、3はピックアップローラ2に対向する加圧板、4はフィードローラ、5はフィードローラ4に当接しかつフリクションパッドあるいはリバースローラからなる分離手段、6,7は搬送ローラ、8は密着センサ、9は密着センサ8の対向する部位で回転するホワイトローラ、10,11は排紙ローラ、12は、加圧板3,分離手段5,搬送ローラ7,ホワイトローラ9,排紙ローラ11等を備え、さらに上部にファクシミリ装置の操作部、下部に用紙の上面のガイド部を備えた上カバー、13は、ピックアップローラ2,フィードローラ4,搬送ローラ6,密着センサ8,排紙ローラ10等を備え、さらに上部に用紙の下面のガイド部を備えた下カバー、14は、下カバー13に備えられ、フィードローラ4の回転駆動源となる駆動モータを示す。
【0003】
上カバー12は下カバー13に対して開閉可能に取り付けられており、上カバー12を閉じたときに、フィードローラ4と分離手段5,搬送ローラ6,7および排紙ローラ10,11がそれぞれ当接する。
【0004】
そして、用紙載置部1に複数の用紙を載置して操作部からの入力によって画像読取をスタートさせると、ピックアップローラ2の回転によって最下位の用紙に搬送力が伝達されて、最下位の用紙からフィードローラ4に搬送される。ここで、複数枚の用紙がフィードローラ4に搬送された場合には、フィードローラ4と分離手段5とのニップ部において1枚ずつ分離される。そして、用紙はフィードローラ4から搬送ローラ6,7を通過し、密着センサ8によって光学的に画像読取が行われた後に、排紙ローラ10,11を介して外部に排出される。
【0005】
また、用紙の搬送中にジャムが発生した場合、あるいは密着センサ8のコンタクトガラスをするときなどには上カバー12を開き、画像記録部におけるプロセスユニットの交換を行う場合等には下カバー13を開いて所定の作業を行う。
【0006】
ところで、ピックアップローラ2およびフィードローラ4にかかる構成としては、従来、ピックアップローラ2とフィードローラ4との間に各ローラ面を覆うようにベルトを架設した構成や、ベルトを架設しないでローラのみによって搬送させるようにした構成がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の場合には、ピックアップローラ2とフィードローラ4が同じ線速で連れ回りするようになるため、フィードローラ4を通過している用紙の後端がピックアップローラ2の部分を通過した時点で、次の用紙の先端がピックアップローラ2のベルト部分に当接して搬送力が付与されるようになり、次の用紙が必要以上に搬送されてしまうという問題点がある。
【0008】
また、後者の場合には、ピックアップローラ2とフィードローラ4との回転に線速差を与えることが可能になるため、前の用紙の後端と次の用紙の先端に所定の距離を開けることが可能になる。しかし一方では、先端がフィードローラ4の下方に進入して搬送不良を引き起こすようになるという、前者の場合には発生しない問題点が新たに生じる。
【0009】
本発明は、このような問題点を解決し、ピックアップローラからフィードローラまで用紙を、適度な間隔をおいてかつ安定した搬送を行うことを可能にした用紙搬送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための、本発明は、装置本体に載置された用紙に当接して搬送力を付与するピックアップローラと、このピックアップローラに対して用紙搬送方向下流側に配置されたフィードローラとを備え、前記ピックアップローラの線速を前記フィードローラよりも遅く設定した用紙搬送装置において、前記フィードローラの中央部と前記ピックアップローラの中央部との間に、前記フィードローラを介してのみ回転力が伝達されるベルトを架設したことを特徴とする。このような構成により、ピックアップローラを通過した用紙がベルトのガイドによって確実にフィードローラ側に移動させることができる。また、ベルトの回転力がピックアップローラに伝達されないので、両ローラの線速差によって前の用紙の後端と次の用紙の先端との間隔を開けることができる。
【0011】
また本発明は、前記フィードローラを支持する第1駆動軸と、この第1駆動軸に固定され、駆動源からの回転を前記駆動軸に伝達する第1ギヤと、この第1ギヤに噛合する中間ギヤと、前記ピックアップローラを支持する第2駆動軸と、この第2駆動軸に回転可能に支持され、前記中間ギヤに噛合する第2ギヤと、前記第2駆動軸上に回転かつスライド可能に設けられかつ前記第2ギヤに設けた係合爪が当接する螺旋状の溝を有し、しかも前記第2ギヤの回転を前記ピックアップローラに伝達させる連結部を有する連結手段とを備え、前記第2ギヤが用紙搬送方向に回転した際に前記係合爪が前記連結手段を押圧して前記ピックアップローラに連結させ、前記係合爪が前記溝の端部に係止した後に前記連結手段を介して前記ピックアップローラを回転させるように構成したことを特徴とする。このような構成により、第2ギヤの回転によって連結部材を介して回転がピックアップローラに伝達されたときのみ、ピックアップローラが回転して用紙搬送を行うことができるようになる。また、用紙がピックアップローラとフィードローラの両方に接している際には、線速差によってピックアップローラの回転が第2ギヤの回転より相対的に早くなるため連結部材とピックアップローラとの連結状態が解除され、用紙後端がピックアップローラを通過した後に係止爪が溝の端部に係止て連結部材とピックアップローラが連結するまでピックアップローラは停止状態になり、その間、次の用紙がピックアップローラによって搬送されずに待機できるようになる。
【0012】
また本発明は、前記ピックアップローラの中央部における前記第2駆動軸から前記ベルト表面までの長さを、前記ピックアップローラの径より小さくしたことを特徴とする。このような構成により、ベルト表面をピックアップローラの表面より低くすることにより、ピックアップローラ上の用紙にベルト表面が当接することが防止される。
【0013】
また本発明は、前記ベルト表面の摩擦係数が用紙の摩擦係数よりも小さいことを特徴とする。このような構成により、ベルトが用紙に対して滑るようになるため、ベルトから用紙に搬送力が付与されにくくなる。
【0014】
また本発明は、前記ベルト表面を、前記ピックアップローラの摩擦係数とは異なる摩擦係数の材料によって構成したことを特徴とする。このような構成により、多種の用紙搬送に対応可能になる。
【0015】
また本発明は、前記ベルトを2層に構成し、表面側よりも裏面側の層の強度を高くしたことを特徴とする。このような構成により、ベルトの長寿命化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図5に示した従来技術における部材と同一の部材には同一の符号を付すことにより、詳細な説明は省略した。
【0017】
図1は本発明の用紙搬送装置におけるフィードローラ周辺の構成を示す斜視図、図2は図1の平面図であり、20はフィードローラを示し、このフィードローラ20は、両側端に小さな凸部を有する第1支持ローラ21の両側部に筒状の第1ゴム22,22を取り付けることによって構成される。
【0018】
23はピックアップローラを示す。このピックアップローラ23は、第2支持ローラ24に第2ゴム25,25およびスペーサコロ26を取り付けることによって構成される。第2支持ローラ24の中央部には同軸にクラッチ部27が設けられており、このクラッチ部27の歯状面が形成されている側に、第2支持ローラ24に対して回転可能にスリーブ28が挿入される。また、スリーブ28におけるクラッチ部27との対向面は歯状に形成されており、この対向面の反対側の端部には溝29が形成されている。さらに、第2支持ローラ24におけるクラッチ部27の歯状面が形成されている面の反対面側に第2ゴム25,スペーサコロ26,第2ゴム25が前記した順に装着されており、第2ゴム25,25が第2支持ローラ24に密着した状態であることに対し、スペーサコロ26は第2支持ローラ24に対して回転可能である。
【0019】
30は、フィードローラ20,ピックアップローラ23およびその周辺の部材を収納するホルダ、31はフィードローラ20を支持する第1駆動軸、32はピックアップローラ23を支持する第2駆動軸、33は、第1駆動軸31に支持され、駆動モータからの回転を第1駆動軸31に伝達する第1ギヤ、34は第2駆動軸32に回転可能に支持された第2ギヤ、35は、第2ギヤ34に設けられ、軸方向に突出した係合爪、36は第1ギヤ33と第2ギヤ34に噛合して第1ギヤ33の回転を第2ギヤ34に伝達する中間ギヤ、37,38はスプリングクラッチ、39はEリング、40はフィードベルトを示す。
【0020】
第1駆動軸31の両端および第2駆動軸32の両端はホルダ30に回転可能に支持される。このとき、第1駆動軸31と第2駆動軸32は互いに平行に配置される。
【0021】
ホルダ30の内部における第1駆動軸31上にはフィードローラ20,スプリングクラッチ37および第1ギヤ33が配置されており、フィードローラ20は第1駆動軸31に対して回転可能に設けられ、さらにフィードローラ20と第1ギヤ33の間にスプリングクラッチ37が設けられている。そのため、フィードローラ20は原稿搬送方向(図1中A方向)にのみ回転し、反対方向(図1中B方向)にはスプリングクラッチ37の作用によって回転しない。また、ホルダ30の外部に突出する第1駆動軸31の両端部において一方の端部にはEリング39が取り付けられ、他方の端部にはスプリングクラッチ38を介してEリング39が取り付けられる。
【0022】
また、ホルダ30の内部における第2駆動軸32上には、ピックアップローラ23,スペーサコロ26,スリーブ28および第2ギヤ34が配置されており、ピックアップローラ23は第2駆動軸32に対して回転可能に設けられ、さらに第2ギヤ34の係合爪35が溝29の内部に配置されている。ここで、溝29は螺旋状に形成されているため、スリーブ28は第2支持ローラ24上において係合爪35の押圧によって軸方向にスライド可能であり、クラッチ部27との噛合および噛合解除が可能になる。また、ホルダ30の外部に突出する第2駆動軸32の両端部にはEリング39,39が取り付けられる。
【0023】
さらに、ホルダ30の内部に中間ギヤ36が回転可能に設置される。なお、フィードローラ20線速がピックアップローラ23の線速よりも大きくなるように各ギヤが設定されている。
【0024】
フィードローラ20の中央部とスペーサコロ26との間にフィードベルト40が架設されている。このとき、フィードローラ20上においては、図3に示すように、フィードベルト40の表面の位置が第1ゴム22,22の表面よりも低い位置にある。また、ピックアップローラ23上においては、図4に示すように、ピックアップローラ23の表面の位置が第2ゴム25,25の表面よりも低い位置にある。
【0025】
フィードベルト40は、外面を形成する部材を第1ゴム22と同じ部材とし、内面を形成する部材を第1ゴム22より強度の高い部材とした、2層構造になっている。そのため、外面によって第1ゴム22と同等の搬送力を用紙に付与することができ、内面によって長寿命化を図ることができる。
【0026】
次に、動作について説明する。用紙載置部1に複数の用紙を載置して操作部からの入力によって画像読取をスタートさせると、駆動モータからの回転が第1ギヤ33に伝達されて、第1ギヤ33が回転し、その回転に連動して第1駆動軸31が回転し、第1駆動軸31の回転に伴ってスプリングクラッチ38が回転する。スプリングクラッチ38がある程度回転すると、スプリングクラッチ38の一端部がホルダ30の一部に当接し、その結果、スプリングクラッチ38を介して回転がホルダ30に伝達され、第1駆動軸33を中心にホルダ30が上方に回動してピックアップローラ23が最下位の用紙に当接する。なお、ホルダ30の移動は所定の位置で規制され、その後のスプリングクラッチ38の回転は停止する。
【0027】
同時に、第1ギヤ33の回転がスプリングクラッチ37を介してフィードローラ20に伝達され、さらに中間ギヤ36を介して第2ギヤ34に伝達されて、フィードローラ20および第2ギヤ34が回転する。第2ギヤ34が回転すると係合爪35が溝29の底面を押圧しながら移動して溝29の一方の端部に係止する。この時、溝29が螺旋状であるためスリーブ28が軸方向に移動してクラッチ部27と連結する。そして、クラッチ部27から第2支持ローラ24に回転が伝達されて、ピックアップローラ23が回転する。
【0028】
ピックアップローラ23が回転すると、最下位の用紙がフィードベルト40によってガイドされながらフィードローラ20に送られる。最下位の用紙の先端がフィードローラ20を通過すると、フィードローラ20とピックアップローラ23との線速差によってピックアップローラ23に用紙からの摩擦力が作用し、フィードローラ20とピックアップローラ23との間で用紙が引っ張られる状態となる。この時、スリーブ28の回転よりもクラッチ部27の回転が早くなるため、スリーブ28とクラッチ部27との連結が解除され、係合爪35は溝29の他方の端部に当接する。
【0029】
やがて、最下位の用紙の後端がピックアップローラ23を通過すると、用紙からの摩擦力が作用しないため、再度、係合爪35が溝29の底面を押圧しながら移動して溝29の一方の端部に係止して、ピックアップローラ23が回転する。ここで、係合爪35が移動して溝29の一方の端部に係止するまでの間は、第2支持ローラ24に回転が伝達されないため、ピックアップローラ23は停止状態にあるが、フィードベルト40はフィードローラ20の回転に連動して循環移動する。なお、この時、スペーサコロ26が第2支持ローラ24に対して回転可能であるため、フィードベルト40を介してピックアップローラ23に回転が伝達されることはない。
【0030】
そして、ピックアップローラ23が停止している間、最下位用紙の後端部にはフィードベルト40を介して搬送力が付与されて搬送されるが、次の用紙の先端はフィードベルト40に当接しないために搬送力が付与されない。そのためピックアップローラ23の位置で待機し、ピックアップローラ23の回転の再開とともにフィードローラ20に送られる。
【0031】
このように構成したことにより、フィードベルト40のガイド機能により、用紙を確実にフィードローラ20と分離手段5とのニップ部に搬送することができ、ピックアップローラ23からフィードローラ20に用紙を搬送する際の用紙の角度に自由度をもたせることが可能になる。また、ピックアップローラ23の表面よりもフィードベルト40の表面が低いために、ピックアップローラ23に当接している用紙の先端にフィードベルト40を介して搬送力が付与されることがなく、しかも、前の用紙の後端がピックアップローラ23を通過してからピックアップローラ23が所定時間だけ停止するため、前の用紙の後端と次の用紙の先端との間隔を空けることができ、次の用紙を必要以上に搬送させることが防止できる。
【0032】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態の装置に限るものではない。例えば、フィードベルト40の材料として、フィードベルト40の回転時にフィードベルト40と用紙との間に滑りが生ずるような摩擦係数の低い材料を適用しても良い。この場合、フィードベルト40から用紙に搬送力が付与されなくなるが、フィードローラ20と分離手段5とのニップ部に用紙をガイドする機能は十分に果たし、しかも、フィードベルト40の表面をフィードローラ20あるいはピックアップローラ23の表面と同じ程度に設定しても、次の用紙はピックアップローラ23の位置で停止するようになる。
【0033】
さらに、上述した実施形態の装置においては、フィードベルト40の表面の材料と第1ゴム22と同じ材料であったが、それに限らず、異なる摩擦係数の材料を適用しても良く、またそのように構成することによって、異なる摩擦係数の用紙に対応できるようになる。例えば、フィードローラ20およびピックアップローラ23をEPゴム系,フィードベルト40をシリコンゴム系を使用することにより、表面にオイルが付着しているような用紙を搬送させる場合、EPゴム系では滑りやすくなるが、シリコンゴム系では用紙の摩擦係数よりフィードベルト40の摩擦係数が高くなるため、用紙の搬送性が向上する。
【0034】
【発明の効果】
以上、説明したように構成された本発明によれば、ピックアップローラを通過した用紙がベルトのガイドによって確実にフィードローラを移動させることができる。また、ベルトの回転力がピックアップローラに伝達されないので、両ローラの線速差によって前の用紙の後端と次の用紙の先端との間隔を空けることができる。その結果、安定した用紙搬送が実現できる。
【0035】
また、用紙後端がピックアップローラを通過しても、第2ギヤによる回転がピックアップローラに伝達されるまでは、次の用紙がピックアップローラによって搬送されずに待機できるようになり、次の用紙を必要以上に搬送させることが防止され、安定した用紙搬送が可能になる。
【0036】
また、ベルト表面をピックアップローラの表面より低くすることにより、ピックアップローラ上の用紙にベルト表面が当接することが防止され、用紙先端がピックアップローラを通過するまでは、ベルトから用紙に搬送力が付与されることが低減される。その結果、待機状態の用紙がベルトによって搬送されることが確実に防止できる。
【0037】
また、ベルト表面の摩擦係数を用紙の摩擦係数よりも小さくすることにより、ベルトが用紙を滑るようになるため、ベルトから用紙に搬送力が付与されにくくなり、次の用紙がピックアップローラによって搬送されずに待機できるようになる。
【0038】
また、ベルト表面を、前記ピックアップローラの摩擦係数とは異なる摩擦係数の材料によって構成したことにより、多種の用紙搬送に対応可能になる。
【0039】
また、ベルトを2層に構成し、表面側よりも裏面側の層の強度を高くしたことにより、ベルトの長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙搬送装置におけるフィードローラ周辺の構成を示す斜視図
【図2】図1の平面図
【図3】フィードローラとフィードベルトとの位置関係を示す説明図
【図4】ピックアップローラとフィードベルトとの位置関係を示す説明図
【図5】従来の用紙搬送装置の概略構成を示す説明図
【符号の説明】
20 フィードローラ
21 第1支持ローラ
22 第1ゴム
23 ピックアップローラ
24 第2支持ローラ
25 第2ゴム
26 スペーサコロ
27 クラッチ部
28 スリーブ
29 溝
30 ホルダ
31 第1駆動軸
32 第2駆動軸
33 第1ギヤ
34 第2ギヤ
35 係合爪
36 中間ギヤ
37,38 スプリングクラッチ
39 Eリング
40 フィードベルト
Claims (6)
- 装置本体に載置された用紙に当接して搬送力を付与するピックアップローラと、このピックアップローラに対して用紙搬送方向下流側に配置されたフィードローラとを備え、前記ピックアップローラの線速を前記フィードローラよりも遅く設定した用紙搬送装置において、
前記フィードローラの中央部と前記ピックアップローラの中央部との間に、前記フィードローラを介してのみ回転力が伝達されるベルトを架設したことを特徴とする用紙搬送装置。 - 前記フィードローラを支持する第1駆動軸と、この第1駆動軸に固定され、駆動源からの回転を前記駆動軸に伝達する第1ギヤと、この第1ギヤに噛合する中間ギヤと、前記ピックアップローラを支持する第2駆動軸と、この第2駆動軸に回転可能に支持され、前記中間ギヤに噛合する第2ギヤと、前記第2駆動軸上に回転かつスライド可能に設けられかつ前記第2ギヤに設けた係合爪が当接する螺旋状の溝を有し、しかも前記第2ギヤの回転を前記ピックアップローラに伝達させる連結部を有する連結手段とを備え、前記第2ギヤが用紙搬送方向に回転した際に前記係合爪が前記連結手段を押圧して前記ピックアップローラに連結させ、前記係合爪が前記溝の端部に係止した後に前記連結手段を介して前記ピックアップローラを回転させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
- 前記ピックアップローラの中央部における前記第2駆動軸から前記ベルト表面までの長さを、前記ピックアップローラの径より小さくしたことを特徴とする請求項1または2記載の用紙搬送装置。
- 前記ベルト表面の摩擦係数が用紙の摩擦係数よりも小さいことを特徴とする請求項1,2または3記載の用紙搬送装置。
- 前記ベルト表面を、前記ピックアップローラの摩擦係数とは異なる摩擦係数の材料によって構成したことを特徴とする請求項1,2または3記載の用紙搬送装置。
- 前記ベルトを2層に構成し、表面側よりも裏面側の層の強度を高くしたことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の用紙搬送装置。
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