JP3641463B2 - 開放ロック付き包装箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、開放した蓋フラップを逆折状態に保持する開放ロック付きの包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、周壁をなす側板の上縁から延出した蓋フラップを重ね合わせて封緘する包装箱では、物品収納時に開いた蓋フラップが邪魔になるため、実公平4−15609号公報に記載されたように、側板と蓋フラップの稜部に二本の切目線を入れてロック片を形成し、このロック片を倒して、蓋フラップを逆折状態に保持する開放ロック付きの包装箱が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記包装箱では、蓋フラップをロックする際、一方の手で蓋フラップを押えながら、他方の手でロック片を倒さなければならず、このように両手を用いる作業に煩わしさを感じることがあった。
【0004】
そこで、この発明は、開放した蓋フラップを片手で簡単にロックできる包装箱を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、ロック片をなす二本の切目線の側板の部分と、蓋フラップの部分とを、側板と蓋フラップの稜線を軸として略対称となるように同方向へ傾斜させることにより、片方の手で蓋フラップを開放し、その手の親指でロック片を捻るように折り曲げるだけで、ロック片の外向切目線に臨む部分が蓋フラップの切込縁に係合して、蓋フラップを逆折状態にロックできるようにしたのである。
【0006】
また、前記外向切目線を湾曲させて、ロック片を戻止する突片を形成することにより、ロック状態が確実に維持されるようにしたのである。
【0007】
また、前記ロック片に、中折用のヒンジ線を設けることにより、ロック片を容易に捻ることができるようにしたのである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0009】
この包装箱のブランクでは、図1に示すように、側板2の上縁に蓋フラップ5が連設され、側板2と蓋フラップ5の稜部には、二本の切目線8,9の間にロック片10が形成さ れている。これらの二本の切目線8,9は、側板2の部分と、蓋フラップ5の部分とが、側板2と蓋フラップ5の稜線を軸として略対称となるように同方向に傾斜している。
【0010】
また、二本の切目線8,9のうち、外向きの切目線8は、側板2の部分が張り出すように湾曲し、ロック片10の一側に突片11が形成されている。さらに、ロック片10の基端には、ヒンジ線12が設けられ、ロック片10の中間部には、中折用のヒンジ線13が設けられている。
【0011】
そして、このブランクを組み立てた包装箱において、図2に示すように、開放した蓋フラップ5を逆方向に折り返し、その手の親指でロック片10の外向切目線8に臨む部分を外側へ捻るように折り曲げると、この部分が蓋フラップ5の切込縁に係合するので、片手で持ち替えることなく、蓋フラップ5を簡単に逆折状態にロックすることができる。
【0012】
このとき、突片11によりロック片10が戻止されるので、蓋フラップ5のロック状態が確実に維持される。
【0013】
また、ロック片10の中間部に、中折用のヒンジ線13を設けているので、ロック片10を容易に捻ることができる。この場合、外向切目線8を深く切り込んで、基端のヒンジ線12を傾けておくと、ロック片10が根元からある程度曲がりやすくなる。
【0014】
また、蓋フラップ5がある程度起き上がってもよい場合には、図3及び図4に示すように、ロック片10の先端部に斜めのヒンジ線13を設けておくと、ロック片10をさらに容易に捻ることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る包装箱では、ロック片をなす二本の切目線の側板の部分と、蓋フラップの部分とを、側板と蓋フラップの稜線を軸として略対称となるように同方向へ傾斜させたので、片方の手で蓋フラップを開放し、その手の親指でロック片を捻るように折り曲げるだけで、ロック片の外向切目線に臨む部分が蓋フラップの切込縁に係合して、蓋フラップを簡単に逆折状態にロックできる。
【0016】
また、前記外向切目線を湾曲させて、ロック片を戻止する突片を形成したので、ロック状態が確実に維持され、ロック片に中折用のヒンジ線を設けたので、ロック片を容易に捻ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る包装箱のブランクの一部を示す図
【図2】同上の開放ロック状態を示す斜視図
【図3】第2実施形態に係るブランクの一部を示す図
【図4】同上の開放ロック状態を示す斜視図
【符号の説明】
2 側板
5 蓋フラップ
8,9 切目線
10 ロック片
11 突片
12,13 ヒンジ線
Claims (1)
- 周壁をなす側板の上縁から蓋フラップを延出し、側板と蓋フラップの稜部に二本の切目線を入れて、開放した蓋フラップを逆折状態に保持するロック片を形成した開放ロック付き包装箱において、前記二本の切目線の側板の部分と、蓋フラップの部分とを、この側板と蓋フラップの稜線を軸として略対称となるように同方向へ傾斜させ、ロック片を捻るように折り曲げると、ロック片の外向切目線に臨む部分が蓋フラップの切込縁に係合するようにし、前記外向切目線を湾曲させて、ロック片を戻止する突片を形成し、前記ロック片に、中折用のヒンジ線を設けたことを特徴とする開放ロック付き包装箱。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002086341A JP3641463B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 開放ロック付き包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002086341A JP3641463B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 開放ロック付き包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003285828A JP2003285828A (ja) | 2003-10-07 |
JP3641463B2 true JP3641463B2 (ja) | 2005-04-20 |
Family
ID=29232970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002086341A Expired - Fee Related JP3641463B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | 開放ロック付き包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3641463B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP5069018B2 (ja) * | 2007-02-21 | 2012-11-07 | レンゴー株式会社 | 折畳ロック付き紙箱 |
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2002
- 2002-03-26 JP JP2002086341A patent/JP3641463B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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---|---|
JP2003285828A (ja) | 2003-10-07 |
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