JP3641387B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステアリング操作時に油圧により操舵アシスト力を得るパワーステアリング装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧パワーステアリング装置の配管クランプ構造としては、例えば、図5に示すように、プロテクタにより覆われた高圧ホースをその中間位置においてインシュレータ及びクランプにて固縛するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の油圧パワーステアリング装置にあっては、インシュレータ及びクランプにて全周締め付けにより固縛するものであるため、高圧ホースに亀裂(例えば、ゴム寿命などを原因とする)が生じてオイル漏れを生じた場合、クランプ位置においてプロテクタ内部のオイル連通がなく、オイル漏れを生じた側のホース端部からオイルが漏れ出す。
【0004】
よって、オイルが漏れ出すホース端部の周辺や真下の位置に、オイルをかけたくない部品(例えば、高温となる排気系部品)が存在している場合、オイル漏れにより支障をきたしてしまうという問題がある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、高圧ホースに亀裂が生じてオイル漏れを生じた場合、高圧ホースのオイル漏れ位置にかかわらず、2つのホース端部のうち安全サイドであるホース端部側からのみのオイル漏れ出しを保証するパワーステアリング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、オイルポンプと、
油圧アシスト力を発生するコントロールバルブが内蔵されたステアリングギヤユニットと、
前記オイルポンプの吐出ポートとステアリングギヤユニットのバルブ入力ポートとを連結する高圧ホースと、
前記高圧ホースの外周を全長にわたって被覆するプロテクタと、
前記プロテクタにより覆われた高圧ホースをその中間位置において固縛するインシュレータ及びクランプと、
を備えたパワーステアリング装置において、
前記プロテクタにより覆われた高圧ホースの一端部を、プロテクタと高圧ホースとの隙間からオイルが漏れないように拘束する閉鎖端部とし、プロテクタにより覆われた高圧ホースの他端部を、プロテクタと高圧ホースとの隙間からのオイル漏れを許容する開放端部とし、
かつ、前記インシュレータのプロテクタに接する内面を多角形内面に設定したことを特徴とするパワーステアリング装置。
【0007】
請求項2記載の発明では、請求項1記載のパワーステアリング装置において、
前記インシュレータを、その弾性によって開かれ、取付状態においてわずかに開き角度を持ったままのスリットを有する部材としたことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明では、オイルポンプと、
油圧アシスト力を発生するコントロールバルブが内蔵されたステアリングギヤユニットと、
前記オイルポンプの吐出ポートとステアリングギヤユニットのバルブ入力ポートとを連結する高圧ホースと、
前記高圧ホースの外周を全長にわたって被覆するプロテクタと、
前記プロテクタにより覆われた高圧ホースをその中間位置において固縛するインシュレータ及びクランプと、
を備えたパワーステアリング装置において、
前記プロテクタにより覆われた高圧ホースの一端部を、プロテクタと高圧ホース間からオイルが漏れないように拘束する閉鎖端部とし、プロテクタにより覆われた高圧ホースの他端部を、プロテクタと高圧ホース間からのオイル漏れを許容する開放端部とし、
かつ、前記クランプに、プロテクタが外側に変形するのを許容する変形逃がし空間を設定したことを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明では、請求項3記載のパワーステアリング装置において、
前記インシュレータを、その弾性によって開かれ、取付状態においてわずかに開き角度を持ったままのスリットを有する部材とし、
前記クランプの閉じ接合部の位置に変形逃がし空間を設定すると共に、開き角度を持ったスリット部分を、この変形逃がし空間の位置に符合させてしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の作用および効果】
請求項1記載の発明では、旋回時にステアリング操作を行うと、オイルポンプからのオイルが高圧ホースを介してステアリングギヤユニットのバルブ入力ポートに導入され、コントロールバルブの作動により操舵力を補助する油圧アシスト力が発生する。このオイルポンプの吐出ポートとステアリングギヤユニットのバルブ入力ポートとを連結する高圧ホースが、ゴム寿命などを原因として亀裂を生じた場合、高圧ホースの外周にプロテクタが被覆されていることで、プロテクタの内部にオイルが満たされることになる。
【0011】
そして、プロテクタにより覆われた高圧ホースをその中間位置において固縛するインシュレータ及びクランプのうち、インシュレータのプロテクタに接する内面が多角形内面に設定されているため、インシュレータの多角形内面の内側に配置されるプロテクタは多角形内面にほぼ沿った形状となり、高圧ホースの外周面とプロテクタの内面との間には連通空間が形成され、クランプ部分でプロテクタ内部のオイルが連通する。
【0012】
このクランプ部オイル連通作用と、高圧ホースの一端部を閉鎖端部とし他端部を開放端部と設定していることにより、プロテクタ内部に満たされたオイルは、高圧ホースの閉鎖端部から漏れることなく、高圧ホースの開放端部からのみ漏れ出ることになる。
【0013】
よって、高圧ホースに亀裂が生じてオイル漏れを生じた場合、高圧ホースのオイル漏れ位置にかかわらず、2つのホース端部のうち安全サイドである開放端部側からのみのオイル漏れ出しを保証することが出来る。
【0014】
請求項2記載の発明では、プロテクタの外周位置にインシュレータを設定するにあたって、インシュレータのスリットをプロテクタの外径程度に開いて挟持設定する。
【0015】
よって、巻き付けや挿通によるインシュレータ設定に比べ、インシュレータ設定作業性が良好となるばかりでなく、取付状態においてスリット部分がわずかに開き角度を持ったままであるため、この開き部分がプロテクタの変形を許容する空間となり、クランプ部において広い流路断面積を持つオイル連通空間を設定できる。
【0016】
請求項3記載の発明では、プロテクタにより覆われた高圧ホースをその中間位置において固縛するインシュレータ及びクランプのうち、クランプにはプロテクタが外側に変形するのを許容する変形逃がし空間が設定されているため、インシュレータをクランプの変形逃がし空間方向に変形して取り付けると、インシュレータの内側に配置されるプロテクタがインシュレータの変形に沿って変形し、高圧ホースの外周面とプロテクタの内面との間には連通空間が形成され、クランプ部分でプロテクタ内部のオイルが連通する。
【0017】
このクランプ部オイル連通作用と、高圧ホースの一端部を閉鎖端部とし他端部を開放端部と設定していることにより、プロテクタ内部に満たされたオイルは、高圧ホースの閉鎖端部から漏れることなく、高圧ホースの開放端部からのみ漏れ出ることになる。
【0018】
よって、高圧ホースに亀裂が生じてオイル漏れを生じた場合、高圧ホースのオイル漏れ位置にかかわらず、2つのホース端部のうち安全サイドである開放端部側からのみのオイル漏れ出しを保証することが出来る。
【0019】
請求項4記載の発明では、クランプの閉じ接合部の位置に変形逃がし空間が設定されると共に、開き角度を持ったスリット部分が、この変形逃がし空間の位置に符合させて配置される。
【0020】
よって、クランプの変形逃がし空間と、スリットの開き部分による空間と、を合わせた広い空間がプロテクタの変形を許容する空間となり、クランプ部において確実に広い流路断面積を持つオイル連通空間を設定できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
実施の形態1は請求項1〜4に記載の発明に対応するパワーステアリング装置である。
【0022】
まず、構成を説明する。
【0023】
図4は実施の形態1のパワーステアリング装置を示す全体斜視図で、1はオイルポンプ、2はステアリングギヤユニット、3はリザーバタンク、4はポンプ吐出側ホース、5はコネクタ、6はギヤ吸入側チューブ、7はドレーンホース、8はポンプ吸入側ホース、9はホースクランプ構造、10は配管クランプブラケット、11はサイドメンバ、12はポンププーリである。
【0024】
前記オイルポンプ1は、図外のエンジンにより駆動され、吐出油はポンプ吐出ポートからポンプ吐出側ホース4→コネクタ5→ギヤ吸入側チューブ6を介してステアリングギヤユニット2のバルブ入力ポート2aに導入される。
【0025】
前記ステアリングギヤユニット2は、油圧アシスト力を発生するコントロールバルブやパワーピストンが内蔵されている。
【0026】
前記リザーバタンク3は、パワーステアリングオイルを貯蔵するタンクで、ドレーンホース7及びポンプ吸入側ホース8が連結されている。
【0027】
前記ホースクランプ構造9は、エンジンのインテークマニホールドに固定され、ポンプ吐出側ホース4をその中間位置において固縛する。
【0028】
尚、ポンプ吐出側ホース4の両端部のうち、ステアリングギヤユニット2側端部の下方位置には図外の排気系が配置されている。
【0029】
図1は実施の形態1のパワーステアリング装置におけるポンプ吐出側ホースのクランプ構造を示す図、図2はクランプ構造のインシュレータを示す図、図3はクランプ構造のクランプを示す図である。
【0030】
前記ポンプ吐出側ホース4は、高圧ホース41と、該高圧ホース41の外周を全長にわたって被覆するプロテクタ42により構成されている。
【0031】
そして、ポンプ吐出側ホース4の一端部は、締め付けバンド13が設けられた閉鎖端部とされ、プロテクタ42と高圧ホース41との隙間からオイルが漏れないように拘束される。また、ポンプ吐出側ホース4の他端部は、プロテクタ42と高圧ホース41との隙間からのオイル漏れを許容する開放端部とされる。
【0032】
前記ホースクランプ構造9は、プロテクタ42の外周を覆うインシュレータ14と、該インシュレータ14の外周を拘束するクランプ15と、該クランプ15とはボルト16によって連結される取付ブラケット17により構成される。
【0033】
前記インシュレータ14は、図2に示すように、両端部にクランプ15の嵌合を確保するための鍔部14a,14aが形成され、プロテクタ42に接する内面が六角形内面14b(多角形内面)に設定され、その弾性によって開かれ、取付状態においてわずかに開き角度を持ったままのスリット14cを有する。
【0034】
前記クランプ15は、図3に示すように、前記インシュレータ14の鍔部14a,14aに接触するフランジ部15a,15aと、取付時に折り曲げ変形させるヒンジ部15bと、ボルト穴15c,15cが開穴された閉じ接合部15d,15dを有する構成で、前記ヒンジ部15bと閉じ接合部15d,15dとにプロテクタ42が外側に変形するのを許容する変形逃がし空間20,21が設定されている。
【0035】
そして、クランプ組み付け時、図1(ロ)に示すように、開き角度を持ったスリット空間22を、閉じ接合部15d,15dに設定した変形逃がし空間21の位置に符合させている。
【0036】
次に、作用を説明する。
【0037】
[クランプ組み付け時]
クランプ組み付け時には、まず、プロテクタ42の外周位置にインシュレータ14を設定するが、このとき、インシュレータ14のスリット14cをプロテクタ42の外径程度に開き、インシュレータ14の持つ弾性復元力によりスリット14cを閉じさせて挟持設定する。そして、板状のクランプ15をインシュレータ14の部分に配置し、ヒンジ部15bを折り曲げてインシュレータ14の外周を拘束する。このとき、開き角度を持ったスリット空間22を、閉じ接合部15d,15dに設定した変形逃がし空間21の位置に符合させる。そして、ボルト16により取付ブラケット17に固定することでクランプ組み付け作業を終了する。
【0038】
よって、巻き付けや挿通によるインシュレータ設定に比べ、スリット14cを開閉させることにより容易にインシュレータ14を設定することができ、クランプ組み付け作業性が良好となる。
【0039】
[オイル漏れ時]
オイルポンプ1からの高圧オイルが流れる高圧ホース41が、ゴム寿命などを原因として亀裂を生じた場合、高圧ホース41の外周にプロテクタ42が被覆されていることで、プロテクタ42の内部にオイルが満たされることになる。
【0040】
この場合、プロテクタ42により覆われた高圧ホース41をその中間位置において固縛するインシュレータ14及びクランプ15のうち、インシュレータ14のプロテクタ42に接する内面が六角形内面14bに設定されているため、インシュレータ14の六角形内面14bの内側に配置されるプロテクタ42は六角形内面にほぼ沿った形状となり、図1(ロ)に示すように、高圧ホース41の外周面とプロテクタ42の内面との間には連通空間23が形成され、クランプ部分でプロテクタ内部のオイルが連通する。
【0041】
また、取付状態において開き角度を持ったスリット空間22がプロテクタ42の変形を許容する空間となり、クランプ部において広い流路断面積を持つオイル連通空間を設定できる。
【0042】
さらに、図1(ロ)に示すように、クランプ15の閉じ接合部15d,15dの位置に設定された変形逃がし空間21が、前記スリット空間22の位置に符合させて配置されるため、両空間21,22を合わせた広い空間がプロテクタ42の変形を許容する空間となり、クランプ部において確実に広い流路断面積を持つオイル連通空間を設定できる。
【0043】
このクランプ部オイル連通作用と、高圧ホース41の一端部を閉鎖端部とし他端部を開放端部と設定していることにより、プロテクタ内部に満たされたオイルは、高圧ホース41の閉鎖端部(ステアリングギヤユニット2側)から漏れることなく、高圧ホース41の開放端部(オイルポンプ1側)からのみ漏れ出ることになる。
【0044】
よって、高圧ホース41に亀裂が生じてオイル漏れを生じた場合、高圧ホース41のオイル漏れ位置にかかわらず、2つのホース端部のうち安全サイドであるオイルポンプ1側からのみのオイル漏れ出しが保証され、オイルにより支障をきたすおそれのあるステアリングギヤユニット2側からのオイル漏れ出しを確実に防止することが出来る。
【0045】
(他の実施の形態)
実施の形態1では、多角形内面を有するインシュレータと、変形逃がし空間が設定されたクランプとを組み合わせた最適例を示したが、例えば、変形逃がし空間が設定されたクランプのみを用いても高圧ホースの外周面とプロテクタの内面との間にオイルが連通する連通空間を形成することができる。
【0046】
実施の形態1では、多角形内面として六角形内面とする例を示したが、五角形などの他の多角形内面としても良いし、また、等辺多角形ではなく、不等辺多角形や曲線の辺を持つ多角形としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のパワーステアリング装置におけるポンプ吐出側ホースのクランプ構造を示す図である。
【図2】実施の形態1のパワーステアリング装置におけるクランプ構造のインシュレータを示す図を示す図である。
【図3】実施の形態1のパワーステアリング装置におけるクランプ構造のクランプを示す図である。
【図4】実施の形態1のパワーステアリング装置を示す全体斜視図である。
【図5】従来のパワーステアリング装置におけるホースクランプ構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 オイルポンプ
2 ステアリングギヤユニット
3 リザーバタンク
4 ポンプ吐出側ホース
41 高圧ホース
42 プロテクタ
5 コネクタ
6 ギヤ吸入側チューブ
7 ドレーンホース
8 ポンプ吸入側ホース
9 ホースクランプ構造
10 配管クランプブラケット
11 サイドメンバ
12 ポンププーリ
13 締め付けバンド
14 インシュレータ
14a 鍔部
14b 六角形内面(多角形内面)
14c スリット
15 クランプ
15a フランジ部
15b ヒンジ部
15c ボルト穴
15d 閉じ接合部
16 ボルト
17 取付ブラケット
20,21 変形逃がし空間
22 スリット空間
23 連通空間

Claims (4)

  1. オイルポンプと、
    油圧アシスト力を発生するコントロールバルブが内蔵されたステアリングギヤユニットと、
    前記オイルポンプの吐出ポートとステアリングギヤユニットのバルブ入力ポートとを連結する高圧ホースと、
    前記高圧ホースの外周を全長にわたって被覆するプロテクタと、
    前記プロテクタにより覆われた高圧ホースをその中間位置において固縛するインシュレータ及びクランプと、
    を備えたパワーステアリング装置において、
    前記プロテクタにより覆われた高圧ホースの一端部を、プロテクタと高圧ホースとの隙間からオイルが漏れないように拘束する閉鎖端部とし、プロテクタにより覆われた高圧ホースの他端部を、プロテクタと高圧ホースとの隙間からのオイル漏れを許容する開放端部とし、
    かつ、前記インシュレータのプロテクタに接する内面を多角形内面に設定したことを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 請求項1記載のパワーステアリング装置において、
    前記インシュレータを、その弾性によって開かれ、取付状態においてわずかに開き角度を持ったままのスリットを有する部材としたことを特徴とするパワーステアリング装置。
  3. オイルポンプと、
    油圧アシスト力を発生するコントロールバルブが内蔵されたステアリングギヤユニットと、
    前記オイルポンプの吐出ポートとステアリングギヤユニットのバルブ入力ポートとを連結する高圧ホースと、
    前記高圧ホースの外周を全長にわたって被覆するプロテクタと、
    前記プロテクタにより覆われた高圧ホースをその中間位置において固縛するインシュレータ及びクランプと、
    を備えたパワーステアリング装置において、
    前記プロテクタにより覆われた高圧ホースの一端部を、プロテクタと高圧ホース間からオイルが漏れないように拘束する閉鎖端部とし、プロテクタにより覆われた高圧ホースの他端部を、プロテクタと高圧ホース間からのオイル漏れを許容する開放端部とし、
    かつ、前記クランプに、プロテクタが外側に変形するのを許容する変形逃がし空間を設定したことを特徴とするパワーステアリング装置。
  4. 請求項3記載のパワーステアリング装置において、
    前記インシュレータを、その弾性によって開かれ、取付状態においてわずかに開き角度を持ったままのスリットを有する部材とし、
    前記クランプの閉じ接合部の位置に変形逃がし空間を設定すると共に、開き角度を持ったスリット部分を、この変形逃がし空間の位置に符合させてしたことを特徴とするパワーステアリング装置。
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