JP3638934B2 - デジタル回線多重化装置 - Google Patents
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Description
技術分野
この発明は、複数のトランク回線により伝送される音声信号、音声帯域信号等を1本のベアラ回線により伝送するために信号を多重化するデジタル回線多重化装置(DCME:Digital Circuit Multiplication Equipment)に関するものである。
背景技術
第1図は、従来のデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。第1図において、101はPCM(pulse Code Modulation)信号が伝送されるトランク回線、102はトランク回線101を伝送されるデータストリームから64kbit/sクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求監視部、103はセレクタ、104は音声帯域信号をデータ圧縮する40kbit/sVBD(Voice Band Data)符号化部、105は音声信号をデータ圧縮する8kbit/s音声符号化部、106はファクシミリ信号を復調するFax復調部、107は信号を多重化する多重化部、108はベアラ回線である。
次に、第1図に示されるデジタル回線多重化装置に係る動作について説明する。セレクタ103は、トランク回線101により伝送されるPCM信号をチャネル毎に、まず当該信号が音声信号または音声帯域信号のいずれであるかを識別するとともに、音声帯域信号についてはファクシミリ信号以外の音声帯域信号またはファクシミリ信号のいずれであるかを識別する。また、セレクタ103は、チャネル毎の信号識別情報に基づいて、ファクシミリ信号以外の音声帯域信号を40kbit/sVBD符号化部104へ出力し、音声信号を8kbit/s音声符号化部105へ出力し、ファクシミリ信号をFax復調部106へ出力する。但し、デジタル電話回線に係る通信プロトコルとして与えられるITU−T勧告Q.50の規定に基づく手順(以下、Q.50シグナリングと称する)により付与される64kbit/sクリアチャネル要求がクリアチャネル要求監視部により検出された場合には、64kbit/sクリアチャネル要求の対象とされたチャネルについては、セレクタ103はそのままの伝送速度(64kbit/s)を維持して当該チャネルにより伝送されるPCM信号を多重化部107へ出力する。40kbit/sVBD符号化部104は、音声帯域信号をデータ圧縮して音声帯域データ符号化信号を出力する。8kbit/s音声符号化部105は、音声信号をデータ圧縮して音声符号化信号を出力する。Fax復調部106は、ファクシミリ信号を復調して復調信号を出力する。多重化部7は、64kbit/sクリアチャネル要求に基づいてセレクタ103から直接的に出力されるPCM信号、40kbit/sVBD符号化部104から出力される音声帯域データ符号化信号、8kbit/s音声符号化部105から出力される音声符号化信号およびFax復調部106から出力される復調信号を入力するとともに、これら信号を多重化してベアラ回線108へ出力する。
従来のデジタル回線多重化装置は以上のように構成されているので、Q.50シグナリングに基づく64kbit/sクリアチャネル要求の対象とされたチャネルにより伝送されるPCM信号については、ベアラ回線108においても同じく伝送速度64kbit/sのチャネル設定がなされるので、効率のよいデータ伝送を実施することができないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、伝送効率を向上することができるデジタル回線多重化装置を得ることを目的とする。
発明の開示
この発明に係るデジタル回線多重化装置は、トランク回線を伝送されるデータストリームを監視して、トランク回線に設定された任意のチャネルについて当該チャネルにより伝送される符号化信号に係るデータ圧縮が不要であることを指示するクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求検出手段と、クリアチャネル要求検出手段からクリアチャネル要求の有無に係る情報を入力するとともに、トランク回線から入力する符号化信号の種類を識別して、処理対象のチャネル毎にクリアチャネル要求の有無に係る情報および信号識別情報を基にして符号化信号をそれぞれ異なる伝送経路に出力する伝送経路切り換え手段と、クリアチャネル要求の無い符号化信号をそれぞれ入力して、当該符号化データをデータ圧縮するとともに圧縮された符号化信号を出力する複数のデータ圧縮手段と、それぞれのデータ圧縮手段から符号化信号を入力してこれら符号化信号を多重化してベアラ回線に出力する多重化手段と、クリアチャネル要求のある符号化信号を入力して当該符号化データに対してパケット化を実施してIPパケットを生成するIPパケット生成手段と、生成されたIPパケットをIP網に出力するIPインタフェース手段とを備えるようにしたものである。
このことによって、クリアチャネル要求の対象となるチャネルについてはIP網を介して符号化信号を伝送するので、ベアラ回線において対応するチャネルを設定する必要がなくなるから、ベアラ回線ではデータ圧縮された符号化信号のみを伝送することができて、伝送効率を向上することができるという効果を奏する。
この発明に係るデジタル回線多重化装置は、トランク回線を伝送されるデータストリームを監視して、トランク回線に設定された任意のチャネルについて当該チャネルにより伝送される符号化信号に係るデータ圧縮が不要であることを指示するクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求検出手段と、クリアチャネル要求検出手段からクリアチャネル要求の有無に係る情報を入力するとともに、トランク回線から入力する符号化信号の種類を識別して、処理対象のチャネル毎にクリアチャネル要求の有無に係る情報および信号識別情報を基にして符号化信号をそれぞれ異なる伝送経路に出力する伝送経路切り換え手段と、クリアチャネル要求の無い符号化信号をそれぞれ入力して、当該符号化データをデータ圧縮するとともに圧縮された符号化信号を出力する複数のデータ圧縮手段と、それぞれのデータ圧縮手段から符号化信号を入力してこれら符号化信号を多重化してベアラ回線に出力する多重化手段と、クリアチャネル要求のある符号化信号を入力して当該符号化データに対してセル化を実施してATMセルを生成するATMセル生成手段と、生成されたATMセルをATM網に出力するATMインタフェース手段とを備えるようにしたものである。
このことによって、クリアチャネル要求の対象となるチャネルについてはATM網を介して符号化信号を伝送するので、ベアラ回線において対応するチャネルを設定する必要がなくなるから、ベアラ回線ではデータ圧縮された符号化信号のみを伝送することができて、伝送効率を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。
第2図は、この発明の実施の形態1によるデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。
第3図は、この発明の実施の形態2によるデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
第2図は、この発明の実施の形態1によるデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。第2図において、1は音声信号、音声帯域信号、ファクシミリ信号等のPCM信号が伝送される伝送速度2Mbit/sのトランク回線、2はトランク回線1に設定された任意のチャネルについてDCMEにおけるデータ圧縮が当該チャネルについて不要であることを指示する64kbit/sクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求監視部(クリアチャネル要求検出手段)、3はトランク回線1に設定されたチャネル(伝送速度64kbit/s)毎にそれぞれ入力するPCM信号の種類を識別するとともに各チャネルに係る信号識別情報並びにクリアチャネル要求監視部2から与えられる64kbit/sクリアチャネル要求の有無に係る情報(以下、クリアチャネル要求有無情報と称する)に基づいてPCM信号の伝送経路を切り換えるセレクタ(伝送経路切り換え手段)、4は伝送速度64kbit/sの音声帯域信号をADPCM符号化して伝送速度40kbit/sの音声帯域データ符号化信号に圧縮して出力する40kbit/sVBD符号化部(データ圧縮手段)、5は伝送速度64kbit/sの音声信号に対して高能率音声符号化および無音圧縮を実施して伝送速度8kbit/sの音声符号化信号を出力する8kbit/s音声符号化部(データ圧縮手段)、6は伝送速度64kbit/sのファクシミリ信号を復調して各種伝送方式に応じて伝送速度14.4kbit/sまたは9.6kbit/s等の復調信号を出力するFAX復調部(データ圧縮手段)、7は40kbit/sVBD符号化部4から出力される音声帯域データ符号化信号、8kbit/s音声符号化部5から出力される音声符号化信号およびFax復調部6から出力される復調信号を入力してこれら符号化信号を多重化して出力する多重化部(多重化手段)、8は多重化部7から出力される多重化された信号を伝送する伝送速度2Mbit/sのベアラ回線、9はクリアチャネル要求監視部2から与えられるクリアチャネル要求有無情報に基づいてセレクタ3から出力される伝送速度64kbit/sのPCM信号を入力して当該PCMデータに対してパケット化を実施してIPパケットを生成するIPパケット組立て部(IPパケット生成手段)、10はIPパケット組立て部9から入力するIPパケットをIP網に出力するIPインタフェース部(IPインタフェース手段)、11はIP回線である。
ここで、64kbit/sクリアチャネル要求の検出について説明する。伝送速度2Mbit/sのデジタル電話回線に係るデータ伝送フォーマットによれば、データ伝送単位となる2msのマルチフレームが16のフレームを有して構成されているとともに各フレームが32のタイムスロットを有して構成されている。64bit/sクリアチャネル要求に係る情報は17番目のタイムスロット(TS16)に書き込まれるので、クリアチャネル要求監視部2はこのTS16を監視して64kbit/sクリアチャネル要求の有無を判定する。
次に、第2図に示されるデジタル回線多重化装置に係る動作について説明する。クリアチャネル要求監視部2は、トランク回線1を伝送されるデータストリーム内のTS16を監視してQ.50シグナリングに基づく64kbit/sクリアチャネル要求の有無を判定し、判定結果に応じたクリアチャネル要求有無情報をセレクタ3およびIPパケット組立て部9へ出力する。セレクタ3は、トランク回線1により伝送されるPCM信号をチャネル毎に、まず当該信号が音声信号または音声帯域信号のいずれであるかを識別するとともに、音声帯域信号についてはファクシミリ信号以外の音声帯域信号またはファクシミリ信号のいずれであるかを識別する。
また、セレクタ3は、各チャネル毎にクリアチャネル要求有無情報に基づいて、処理対象のチャネルについて64kbit/sクリアチャネル要求が有る場合には、そのままの伝送速度を維持して当該チャネルにより伝送されるPCM信号をIPパケット組立て部9へ出力する。また、処理対象のチャネルについて64kbit/sクリアチャネル要求が無い場合には、セレクタ3は処理対象のチャネルに係る信号識別情報に応じて、ファクシミリ信号以外の音声帯域信号を40kbit/sVBD符号化部4へ出力し、音声信号を8kbit/s音声符号化部5へ出力し、ファクシミリ信号をFax復調部6へ出力する。
40kbit/sVBD符号化部4は、セレクタ3から入力する伝送速度64kbit/sの例えばデータモデム信号のような音声帯域信号をADPCM符号化することでデータ圧縮を実施して、圧縮された伝送速度40kbit/sの音声帯域データ符号化信号を多重化部7へ出力する。8kbit/s音声符号化部5は、セレクタ3から入力する伝送速度64kbit/sの音声信号に対して高能率音声符号化および無音圧縮によりデータ圧縮を実施して、圧縮された伝送速度8kbit/sの音声符号化信号を多重化部7へ出力する。Fax復調部6は、セレクタ3から入力する64kbit/sのファクシミリ信号を各種伝送方式に応じて復調して、伝送速度14.4kbit/sまたは9.6kbit/s等の復調信号を多重化部7へ出力する。
多重化部7は、40kbit/sVBD符号化部4から出力される音声帯域データ符号化信号、8kbit/s音声符号化部5から出力される音声符号化信号およびFax復調部6から出力される復調信号を入力して、これら符号化信号を多重化して伝送速度2Mbit/sのベアラ回線8へ出力する。
Q.50ジクナリングに基づく64kbit/sクリアチャネル要求の対象とされたチャネルについては、IPパケット組立て部9は、クリアチャネル要求監視部2から与えられるクリアチャネル要求有無情報に基づいてセレクタ3から伝送速度64kbit/sのPCM信号を入力し、当該PCMデータに対してパケット化を実施してIPパケットを生成するとともに生成されたIPパケットをIPインタフェース部10へ出力する。IPインタフェース部10は、IP網を介して対象チャネルに係る符号化データを伝送するように、入力されたIPパケットをIP回線11へ出力する。
以上のように、この実施の形態1によれば、トランク回線1を伝送されるデータストリーム内のTS16を監視してQ.50シグナリングに基づく64kbit/sクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求監視部2と、クリアチャネル要求有無情報および信号識別情報に基づいて、64kbit/sクリアチャネル要求の有るPCM信号をIPパケット組立て部9へ出力するとともに、64kbit/sクリアチャネル要求の無いPCM信号を40kbit/sVBD符号化部4、8kbit/s音声符号化部5またはFax復調部6へそれぞれ出力するセレクタ3と、40kbit/sVBD符号化部4、8kbit/s音声符号化部5およびFax復調部6からそれぞれ出力される符号化信号を入力して、これら符号化信号を多重化してベアラ回線8へ出力する多重化部7と、クリアチャネル要求の有るPCM信号を入力して当該PCMデータに対してパケット化を実施してIPパケットを生成するIPパケット組立て部9と、生成されたIPパケットをIP網に出力するIPインタフェース部10とを備えるように構成したので、ベアラ回線8において伝送速度64kbit/sのチャネルを設定する必要がなくなるから、ベアラ回線8ではデータ圧縮された符号化信号のみを伝送することができて、伝送効率を向上することができるという効果を奏する。
実施の形態2.
第3図は、この発明の実施の形態2によるデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。第3図において、第2図と同一符号は同一または相当部分を示すのでその説明を省略する。21はクリアチャネル要求監視部2から与えられるクリアチャネル要求有無情報に基づいてセレクタ3から出力される伝送速度64kbit/sのPCM信号を入力して当該PCMデータに対してセル化を実施してATMセルを生成するATMセル組立て部(ATMセル生成手段)、22はATMセル組立て部21から出力されるATMセルをATM網に出力するATMインタフェース部(ATMインタフェース手段)、23はATM回線である。
次に、第3図に示されるデジタル回線多重化装置に係る動作について説明する。なお、基本的動作については実施の形態1によるデジタル回線多重化装置と同様であるので、ここではこの実施の形態2によるデジタル回線多重化装置の特徴部分であるATMセル組立て部21、ATMインタフェース部22等に係る動作について説明する。
セレクタ3は、各チャネル毎にクリアチャネル要求有無情報に基づいて、処理対象のチャネルについて64kbit/sクリアチャネル要求が有る場合には、そのままの伝送速度を維持して当該チャネルにより伝送されるPCM信号をATMセル組立て部21へ出力する。
Q.50シグナリングに基づく64kbit/sクリアチャネル要求の対象とされたチャネルについては、ATMセル組立て部21は、クリアチャネル要求監視部2から与えられるクリアチャネル要求有無情報に基づいてセレクタ3から伝送速度64kbit/sのPCM信号を入力し、当該PCMデータに対してセル化を実施してATMセルを生成するとともに生成されたATMセルをATMインタフェース部22へ出力する。ATMインタフェース部22は、ATM網を介して対象チャネルに係る符号化データを伝送するように、入力されたATMセルをATM回線23へ出力する。
以上のように、この実施の形態2によれば、クリアチャネル要求監視部2と、クリアチャネル要求有無情報および信号識別情報に基づいて、64kbit/sクリアチャネル要求の有るPCM信号をATMセル組立て部21へ出力するとともに、64kbit/sクリアチャネル要求の無いPCM信号を40kbit/sVBD符号化部4、8kbit/s音声符号化部5またはFax復調部6へ出力するセレクタ3と、40kbit/sVBD符号化部4、8kbit/s音声符号化部5およびFax復調部6からそれぞれ出力される符号化信号を入力して、これら符号化信号を多重化してベアラ回線8へ出力する多重化部7と、クリアチャネル要求の有るPCM信号を入力して当該PCMデータに対してセル化を実施してATMセルを生成するATMセル組立て部21と、生成されたATMセルをATM網に出力するATMインタフェース部22とを備えるように構成したので、ベアラ回線8において伝送速度64kbit/sのチャネルを設定する必要がなくなるから、ベアラ回線8ではデータ圧縮された符号化信号のみを伝送することができて、伝送効率を向上することができるという効果を奏する。
なお、上記の実施の形態1および実施の形態2により開示されたデジタル回線多重化装置は本願発明を例示するものであり、その技術的範囲を限定するものではないことに留意されたい。本願発明の技術的範囲は請求の範囲の記載に基づいて定められ、請求の範囲と均等な技術的思想および請求の範囲内における種々の設計的変更が本願発明に含まれるものである。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明に係るデジタル回線多重化装置は、効率のよいデータ伝送を実施するのに適している。
この発明は、複数のトランク回線により伝送される音声信号、音声帯域信号等を1本のベアラ回線により伝送するために信号を多重化するデジタル回線多重化装置(DCME:Digital Circuit Multiplication Equipment)に関するものである。
背景技術
第1図は、従来のデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。第1図において、101はPCM(pulse Code Modulation)信号が伝送されるトランク回線、102はトランク回線101を伝送されるデータストリームから64kbit/sクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求監視部、103はセレクタ、104は音声帯域信号をデータ圧縮する40kbit/sVBD(Voice Band Data)符号化部、105は音声信号をデータ圧縮する8kbit/s音声符号化部、106はファクシミリ信号を復調するFax復調部、107は信号を多重化する多重化部、108はベアラ回線である。
次に、第1図に示されるデジタル回線多重化装置に係る動作について説明する。セレクタ103は、トランク回線101により伝送されるPCM信号をチャネル毎に、まず当該信号が音声信号または音声帯域信号のいずれであるかを識別するとともに、音声帯域信号についてはファクシミリ信号以外の音声帯域信号またはファクシミリ信号のいずれであるかを識別する。また、セレクタ103は、チャネル毎の信号識別情報に基づいて、ファクシミリ信号以外の音声帯域信号を40kbit/sVBD符号化部104へ出力し、音声信号を8kbit/s音声符号化部105へ出力し、ファクシミリ信号をFax復調部106へ出力する。但し、デジタル電話回線に係る通信プロトコルとして与えられるITU−T勧告Q.50の規定に基づく手順(以下、Q.50シグナリングと称する)により付与される64kbit/sクリアチャネル要求がクリアチャネル要求監視部により検出された場合には、64kbit/sクリアチャネル要求の対象とされたチャネルについては、セレクタ103はそのままの伝送速度(64kbit/s)を維持して当該チャネルにより伝送されるPCM信号を多重化部107へ出力する。40kbit/sVBD符号化部104は、音声帯域信号をデータ圧縮して音声帯域データ符号化信号を出力する。8kbit/s音声符号化部105は、音声信号をデータ圧縮して音声符号化信号を出力する。Fax復調部106は、ファクシミリ信号を復調して復調信号を出力する。多重化部7は、64kbit/sクリアチャネル要求に基づいてセレクタ103から直接的に出力されるPCM信号、40kbit/sVBD符号化部104から出力される音声帯域データ符号化信号、8kbit/s音声符号化部105から出力される音声符号化信号およびFax復調部106から出力される復調信号を入力するとともに、これら信号を多重化してベアラ回線108へ出力する。
従来のデジタル回線多重化装置は以上のように構成されているので、Q.50シグナリングに基づく64kbit/sクリアチャネル要求の対象とされたチャネルにより伝送されるPCM信号については、ベアラ回線108においても同じく伝送速度64kbit/sのチャネル設定がなされるので、効率のよいデータ伝送を実施することができないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、伝送効率を向上することができるデジタル回線多重化装置を得ることを目的とする。
発明の開示
この発明に係るデジタル回線多重化装置は、トランク回線を伝送されるデータストリームを監視して、トランク回線に設定された任意のチャネルについて当該チャネルにより伝送される符号化信号に係るデータ圧縮が不要であることを指示するクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求検出手段と、クリアチャネル要求検出手段からクリアチャネル要求の有無に係る情報を入力するとともに、トランク回線から入力する符号化信号の種類を識別して、処理対象のチャネル毎にクリアチャネル要求の有無に係る情報および信号識別情報を基にして符号化信号をそれぞれ異なる伝送経路に出力する伝送経路切り換え手段と、クリアチャネル要求の無い符号化信号をそれぞれ入力して、当該符号化データをデータ圧縮するとともに圧縮された符号化信号を出力する複数のデータ圧縮手段と、それぞれのデータ圧縮手段から符号化信号を入力してこれら符号化信号を多重化してベアラ回線に出力する多重化手段と、クリアチャネル要求のある符号化信号を入力して当該符号化データに対してパケット化を実施してIPパケットを生成するIPパケット生成手段と、生成されたIPパケットをIP網に出力するIPインタフェース手段とを備えるようにしたものである。
このことによって、クリアチャネル要求の対象となるチャネルについてはIP網を介して符号化信号を伝送するので、ベアラ回線において対応するチャネルを設定する必要がなくなるから、ベアラ回線ではデータ圧縮された符号化信号のみを伝送することができて、伝送効率を向上することができるという効果を奏する。
この発明に係るデジタル回線多重化装置は、トランク回線を伝送されるデータストリームを監視して、トランク回線に設定された任意のチャネルについて当該チャネルにより伝送される符号化信号に係るデータ圧縮が不要であることを指示するクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求検出手段と、クリアチャネル要求検出手段からクリアチャネル要求の有無に係る情報を入力するとともに、トランク回線から入力する符号化信号の種類を識別して、処理対象のチャネル毎にクリアチャネル要求の有無に係る情報および信号識別情報を基にして符号化信号をそれぞれ異なる伝送経路に出力する伝送経路切り換え手段と、クリアチャネル要求の無い符号化信号をそれぞれ入力して、当該符号化データをデータ圧縮するとともに圧縮された符号化信号を出力する複数のデータ圧縮手段と、それぞれのデータ圧縮手段から符号化信号を入力してこれら符号化信号を多重化してベアラ回線に出力する多重化手段と、クリアチャネル要求のある符号化信号を入力して当該符号化データに対してセル化を実施してATMセルを生成するATMセル生成手段と、生成されたATMセルをATM網に出力するATMインタフェース手段とを備えるようにしたものである。
このことによって、クリアチャネル要求の対象となるチャネルについてはATM網を介して符号化信号を伝送するので、ベアラ回線において対応するチャネルを設定する必要がなくなるから、ベアラ回線ではデータ圧縮された符号化信号のみを伝送することができて、伝送効率を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。
第2図は、この発明の実施の形態1によるデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。
第3図は、この発明の実施の形態2によるデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
第2図は、この発明の実施の形態1によるデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。第2図において、1は音声信号、音声帯域信号、ファクシミリ信号等のPCM信号が伝送される伝送速度2Mbit/sのトランク回線、2はトランク回線1に設定された任意のチャネルについてDCMEにおけるデータ圧縮が当該チャネルについて不要であることを指示する64kbit/sクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求監視部(クリアチャネル要求検出手段)、3はトランク回線1に設定されたチャネル(伝送速度64kbit/s)毎にそれぞれ入力するPCM信号の種類を識別するとともに各チャネルに係る信号識別情報並びにクリアチャネル要求監視部2から与えられる64kbit/sクリアチャネル要求の有無に係る情報(以下、クリアチャネル要求有無情報と称する)に基づいてPCM信号の伝送経路を切り換えるセレクタ(伝送経路切り換え手段)、4は伝送速度64kbit/sの音声帯域信号をADPCM符号化して伝送速度40kbit/sの音声帯域データ符号化信号に圧縮して出力する40kbit/sVBD符号化部(データ圧縮手段)、5は伝送速度64kbit/sの音声信号に対して高能率音声符号化および無音圧縮を実施して伝送速度8kbit/sの音声符号化信号を出力する8kbit/s音声符号化部(データ圧縮手段)、6は伝送速度64kbit/sのファクシミリ信号を復調して各種伝送方式に応じて伝送速度14.4kbit/sまたは9.6kbit/s等の復調信号を出力するFAX復調部(データ圧縮手段)、7は40kbit/sVBD符号化部4から出力される音声帯域データ符号化信号、8kbit/s音声符号化部5から出力される音声符号化信号およびFax復調部6から出力される復調信号を入力してこれら符号化信号を多重化して出力する多重化部(多重化手段)、8は多重化部7から出力される多重化された信号を伝送する伝送速度2Mbit/sのベアラ回線、9はクリアチャネル要求監視部2から与えられるクリアチャネル要求有無情報に基づいてセレクタ3から出力される伝送速度64kbit/sのPCM信号を入力して当該PCMデータに対してパケット化を実施してIPパケットを生成するIPパケット組立て部(IPパケット生成手段)、10はIPパケット組立て部9から入力するIPパケットをIP網に出力するIPインタフェース部(IPインタフェース手段)、11はIP回線である。
ここで、64kbit/sクリアチャネル要求の検出について説明する。伝送速度2Mbit/sのデジタル電話回線に係るデータ伝送フォーマットによれば、データ伝送単位となる2msのマルチフレームが16のフレームを有して構成されているとともに各フレームが32のタイムスロットを有して構成されている。64bit/sクリアチャネル要求に係る情報は17番目のタイムスロット(TS16)に書き込まれるので、クリアチャネル要求監視部2はこのTS16を監視して64kbit/sクリアチャネル要求の有無を判定する。
次に、第2図に示されるデジタル回線多重化装置に係る動作について説明する。クリアチャネル要求監視部2は、トランク回線1を伝送されるデータストリーム内のTS16を監視してQ.50シグナリングに基づく64kbit/sクリアチャネル要求の有無を判定し、判定結果に応じたクリアチャネル要求有無情報をセレクタ3およびIPパケット組立て部9へ出力する。セレクタ3は、トランク回線1により伝送されるPCM信号をチャネル毎に、まず当該信号が音声信号または音声帯域信号のいずれであるかを識別するとともに、音声帯域信号についてはファクシミリ信号以外の音声帯域信号またはファクシミリ信号のいずれであるかを識別する。
また、セレクタ3は、各チャネル毎にクリアチャネル要求有無情報に基づいて、処理対象のチャネルについて64kbit/sクリアチャネル要求が有る場合には、そのままの伝送速度を維持して当該チャネルにより伝送されるPCM信号をIPパケット組立て部9へ出力する。また、処理対象のチャネルについて64kbit/sクリアチャネル要求が無い場合には、セレクタ3は処理対象のチャネルに係る信号識別情報に応じて、ファクシミリ信号以外の音声帯域信号を40kbit/sVBD符号化部4へ出力し、音声信号を8kbit/s音声符号化部5へ出力し、ファクシミリ信号をFax復調部6へ出力する。
40kbit/sVBD符号化部4は、セレクタ3から入力する伝送速度64kbit/sの例えばデータモデム信号のような音声帯域信号をADPCM符号化することでデータ圧縮を実施して、圧縮された伝送速度40kbit/sの音声帯域データ符号化信号を多重化部7へ出力する。8kbit/s音声符号化部5は、セレクタ3から入力する伝送速度64kbit/sの音声信号に対して高能率音声符号化および無音圧縮によりデータ圧縮を実施して、圧縮された伝送速度8kbit/sの音声符号化信号を多重化部7へ出力する。Fax復調部6は、セレクタ3から入力する64kbit/sのファクシミリ信号を各種伝送方式に応じて復調して、伝送速度14.4kbit/sまたは9.6kbit/s等の復調信号を多重化部7へ出力する。
多重化部7は、40kbit/sVBD符号化部4から出力される音声帯域データ符号化信号、8kbit/s音声符号化部5から出力される音声符号化信号およびFax復調部6から出力される復調信号を入力して、これら符号化信号を多重化して伝送速度2Mbit/sのベアラ回線8へ出力する。
Q.50ジクナリングに基づく64kbit/sクリアチャネル要求の対象とされたチャネルについては、IPパケット組立て部9は、クリアチャネル要求監視部2から与えられるクリアチャネル要求有無情報に基づいてセレクタ3から伝送速度64kbit/sのPCM信号を入力し、当該PCMデータに対してパケット化を実施してIPパケットを生成するとともに生成されたIPパケットをIPインタフェース部10へ出力する。IPインタフェース部10は、IP網を介して対象チャネルに係る符号化データを伝送するように、入力されたIPパケットをIP回線11へ出力する。
以上のように、この実施の形態1によれば、トランク回線1を伝送されるデータストリーム内のTS16を監視してQ.50シグナリングに基づく64kbit/sクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求監視部2と、クリアチャネル要求有無情報および信号識別情報に基づいて、64kbit/sクリアチャネル要求の有るPCM信号をIPパケット組立て部9へ出力するとともに、64kbit/sクリアチャネル要求の無いPCM信号を40kbit/sVBD符号化部4、8kbit/s音声符号化部5またはFax復調部6へそれぞれ出力するセレクタ3と、40kbit/sVBD符号化部4、8kbit/s音声符号化部5およびFax復調部6からそれぞれ出力される符号化信号を入力して、これら符号化信号を多重化してベアラ回線8へ出力する多重化部7と、クリアチャネル要求の有るPCM信号を入力して当該PCMデータに対してパケット化を実施してIPパケットを生成するIPパケット組立て部9と、生成されたIPパケットをIP網に出力するIPインタフェース部10とを備えるように構成したので、ベアラ回線8において伝送速度64kbit/sのチャネルを設定する必要がなくなるから、ベアラ回線8ではデータ圧縮された符号化信号のみを伝送することができて、伝送効率を向上することができるという効果を奏する。
実施の形態2.
第3図は、この発明の実施の形態2によるデジタル回線多重化装置の構成を示すブロック図である。第3図において、第2図と同一符号は同一または相当部分を示すのでその説明を省略する。21はクリアチャネル要求監視部2から与えられるクリアチャネル要求有無情報に基づいてセレクタ3から出力される伝送速度64kbit/sのPCM信号を入力して当該PCMデータに対してセル化を実施してATMセルを生成するATMセル組立て部(ATMセル生成手段)、22はATMセル組立て部21から出力されるATMセルをATM網に出力するATMインタフェース部(ATMインタフェース手段)、23はATM回線である。
次に、第3図に示されるデジタル回線多重化装置に係る動作について説明する。なお、基本的動作については実施の形態1によるデジタル回線多重化装置と同様であるので、ここではこの実施の形態2によるデジタル回線多重化装置の特徴部分であるATMセル組立て部21、ATMインタフェース部22等に係る動作について説明する。
セレクタ3は、各チャネル毎にクリアチャネル要求有無情報に基づいて、処理対象のチャネルについて64kbit/sクリアチャネル要求が有る場合には、そのままの伝送速度を維持して当該チャネルにより伝送されるPCM信号をATMセル組立て部21へ出力する。
Q.50シグナリングに基づく64kbit/sクリアチャネル要求の対象とされたチャネルについては、ATMセル組立て部21は、クリアチャネル要求監視部2から与えられるクリアチャネル要求有無情報に基づいてセレクタ3から伝送速度64kbit/sのPCM信号を入力し、当該PCMデータに対してセル化を実施してATMセルを生成するとともに生成されたATMセルをATMインタフェース部22へ出力する。ATMインタフェース部22は、ATM網を介して対象チャネルに係る符号化データを伝送するように、入力されたATMセルをATM回線23へ出力する。
以上のように、この実施の形態2によれば、クリアチャネル要求監視部2と、クリアチャネル要求有無情報および信号識別情報に基づいて、64kbit/sクリアチャネル要求の有るPCM信号をATMセル組立て部21へ出力するとともに、64kbit/sクリアチャネル要求の無いPCM信号を40kbit/sVBD符号化部4、8kbit/s音声符号化部5またはFax復調部6へ出力するセレクタ3と、40kbit/sVBD符号化部4、8kbit/s音声符号化部5およびFax復調部6からそれぞれ出力される符号化信号を入力して、これら符号化信号を多重化してベアラ回線8へ出力する多重化部7と、クリアチャネル要求の有るPCM信号を入力して当該PCMデータに対してセル化を実施してATMセルを生成するATMセル組立て部21と、生成されたATMセルをATM網に出力するATMインタフェース部22とを備えるように構成したので、ベアラ回線8において伝送速度64kbit/sのチャネルを設定する必要がなくなるから、ベアラ回線8ではデータ圧縮された符号化信号のみを伝送することができて、伝送効率を向上することができるという効果を奏する。
なお、上記の実施の形態1および実施の形態2により開示されたデジタル回線多重化装置は本願発明を例示するものであり、その技術的範囲を限定するものではないことに留意されたい。本願発明の技術的範囲は請求の範囲の記載に基づいて定められ、請求の範囲と均等な技術的思想および請求の範囲内における種々の設計的変更が本願発明に含まれるものである。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明に係るデジタル回線多重化装置は、効率のよいデータ伝送を実施するのに適している。
Claims (2)
- トランク回線を伝送されるデータストリームを監視して、前記トランク回線に設定された任意のチャネルについて当該チャネルにより伝送される符号化信号に係るデータ圧縮が不要であることを指示するクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求検出手段と、該クリアチャネル要求検出手段からクリアチャネル要求の有無に係る情報を入力するとともに、前記トランク回線から入力する符号化信号の種類を識別して、処理対象のチャネル毎にクリアチャネル要求の有無に係る情報および信号識別情報を基にして符号化信号をそれぞれ異なる伝送経路に出力する伝送経路切り換え手段と、クリアチャネル要求の無い符号化信号をそれぞれ入力して、当該符号化データをデータ圧縮するとともに圧縮された符号化信号を出力する複数のデータ圧縮手段と、それぞれの前記データ圧縮手段から符号化信号を入力してこれら符号化信号を多重化してベアラ回線に出力する多重化手段と、クリアチャネル要求のある符号化信号を入力して当該符号化データに対してパケット化を実施してIPパケットを生成するIPパケット生成手段と、生成されたIPパケットをIP網に出力するIPインタフェース手段とを備えるデジタル回線多重化装置。
- トランク回線を伝送されるデータストリームを監視して、前記トランク回線に設定された任意のチャネルについて当該チャネルにより伝送される符号化信号に係るデータ圧縮が不要であることを指示するクリアチャネル要求を検出するクリアチャネル要求検出手段と、該クリアチャネル要求検出手段からクリアチャネル要求の有無に係る情報を入力するとともに、前記トランク回線から入力する符号化信号の種類を識別して、処理対象のチャネル毎にクリアチャネル要求の有無に係る情報および信号識別情報を基にして符号化信号をそれぞれ異なる伝送経路に出力する伝送経路切り換え手段と、クリアチャネル要求の無い符号化信号をそれぞれ入力して、当該符号化データをデータ圧縮するとともに圧縮された符号化信号を出力する複数のデータ圧縮手段と、それぞれの前記データ圧縮手段から符号化信号を入力してこれら符号化信号を多重化してベアラ回線に出力する多重化手段と、クリアチャネル要求のある符号化信号を入力して当該符号化データに対してセル化を実施してATMセルを生成するATMセル生成手段と、生成されたATMセルをATM網に出力するATMインタフェース手段とを備えるデジタル回線多重化装置。
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