JP2584447B2 - 時分割多重化装置 - Google Patents

時分割多重化装置

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JP2584447B2 JP62071248A JP7124887A JP2584447B2 JP 2584447 B2 JP2584447 B2 JP 2584447B2 JP 62071248 A JP62071248 A JP 62071248A JP 7124887 A JP7124887 A JP 7124887A JP 2584447 B2 JP2584447 B2 JP 2584447B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、マルチメディアの時分割多重化装置におい
て、入力信号である音声信号及びG IIIファクシミリ信
号等のモデム信号の信号識別を行い、その結果、モデム
信号の場合のみその信号速度に最も近い伝送速度で送出
するようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、時分割多重化装置に関し、特に入力信号の
種類に応じた伝送速度のディジタル信号を送出する時分
割多重化装置に関するものである。
音声信号及びファクシミリ信号等のモデムを通過する
アナログ信号(以下、モデム信号と言う)を符号化する
システムの一例が第4図に示されており、電話機5及び
G III規格のファクシミリ6(モデムを内蔵しており出
力はアナログ信号となっている)が交換機3に接続され
ており、交換機7から送出されるアナログ信号は、符号
化部8で32KbpsADPCM方式の符号化が行われ出力され
る。
この32KbpsADPCM方式の符号化部8としては、CCITT勧
告のものがあり、NTT網とか他社網との接続を考える
と、このCCITT勧告に従ったものを使用した方がよいこ
とは当然である。
しかしながら、CCITT勧告G.721に準拠した32KbpsADPC
M方式の符号化部内の予測器は、音声品質の面から音声
フォルマント特性を意識した伝達関数を持つものであ
り、CCITT勧告V.29に準拠したモデム信号(9.6Kbps)の
疎通に関しては4.8Kbpsしか保証されない。
一方、最近のファクシミリは殆どG III規格のものが
使用されており、このG III規格のファクシミリは9.6Kb
psの伝送速度を使用するので、CCITT勧告G.721準拠の符
号化部はそのままではファクシミリ用には使用できな
い。
従って、符号化部としては、音声信号の場合はCCITT
勧告に合致し、ファクシミリ信号の如くモデムからの信
号の場合は9.6Kbpsを疎通できる時分割多重化装置が望
まれている。
〔従来の技術〕
第5図は特開昭61−208319号公報に示されている本出
願人による符号化方式を示すもので、そこでは、入力部
にファクシミリよりモデムに対して送信要求があると、
相手側のモデムが同期引き込みをするために送信するCC
ITT勧告V.29に準拠したモデムのトレーニングパルスを
検出する信号識別回路としてのトレーニングパルス検出
器10でトレーニングパルスが検出されれば、スイッチSW
1及びSW2を点線側に切り替えて予測器12を使用するよう
にする。このときはモデムから出力される1.7KHzのキャ
リアをキャリア監視部13で監視しており、モデムの使用
を止めキャリアが無くなるとキャリア監視部13はスイッ
チSW1及びSW2を実線側に切り替える。
スイッチSW2又はキャリア監視部13からの音声信号又
はファクシミリ信号はアナログ/ディジタル変換器14で
64Kbpsの伝送速度のディジタル信号に変換され、演算器
15で予測器11又は12からの出力信号との差分がとられ、
量子化器16で量子化されて32Kbpsの伝送速度で出力され
る。
量子化器16の出力は逆量子化器17にも入力されて逆量
子化され、予測器11又は12で予測係数が乗ぜられ減算器
15へ送られる。
この場合、予測器11はCCITT勧告G.721に準拠した音声
フォルマント特性の伝達関数を有し、予測器12はファク
シミリからのCCITT勧告V.29に準拠した9.6Kbpsのモデム
信号を疎通できるようにするためにCCITT勧告G.721に準
拠せずに全周波数帯域に渡って特徴付けない伝達関数を
有するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の従来例では、入力信号を識別しモデム信号と音
声信号とでそれぞれ異なる予測器に切り替えるようにし
ており、音声信号の品質劣化はなく、またモデム信号の
疎通も可能となるが、周波数スペクトラムが平均化され
たモデム信号も帯域圧縮(64Kbps→32Kbps)を行ってい
るため、タンデム接続した場合の中継リンク数は能力的
(エラーレート的)に1〜2リンクが限界である。
また、G IIIファクシミリの伝送速度は9.6Kbpsである
が、変調されて音声帯域アナログ信号で送出されるた
め、ディジタルネットワークで使用される場合は、32Kb
psを専有してしまうという問題点があった。
従って、本発明の目的は、中継リンク数を増やしても
モデム信号の品質劣化がなく且つ効率的にディジタル回
線を専有できる時分割多重化装置を実現することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は上記の目的を達成するための本発明に係る時
分割多重化装置の概念図を示したもので、ファクシミリ
信号のモデム信号と音声信号とを識別する複数の信号識
別回路(1)と、前記信号識別回路(1)が前記モデム
信号からトレーニングパルスを識別したとき前記信号識
別回路(1)からのモデム信号を復調し、該復調した信
号の信号レベルを変換した後、8kbpsの整数倍の伝送速
度の内で前記識別したモデム信号の伝送速度以上で且つ
該モデム信号の伝送速度に最も近い伝送速度に速度変換
し該モデム信号を送出する複数のモデム信号送出回路
(2)と、前記信号識別回路(1)が前記トレーニング
パルスを識別しなかったとき前記信号識別回路(1)か
らの前記音声信号の音声帯域を8Kbpsの整数倍に圧縮し
て送出する複数の音声圧縮回路(3)と、前記モデム信
号送出回路(2)と前記音声圧縮回路(3)の出力が結
合されるTDMバス(12)と、を含んでいる。
〔作用〕 第1図に示す時分割多重化装置では、入力信号がファ
クシミリ信号等のモデル信号か又は音声信号かを信号識
別回路1で識別し、モデム信号の場合は、モデム信号送
出回路2において復調した上、8Kbpsの整数倍の伝送速
度の内で識別したモデム信号の伝送速度以上で且つ該モ
デム信号の伝送速度に最も近い伝送速度で伝送路に送出
するとともに、音声信号の場合は音声圧縮回路3で音声
帯域を圧縮して伝送路に送出する。従って、モデム信号
の場合には帯域圧縮は受けず、また、音声信号の帯域全
体に渡って専有するようなことがない。
またモデル信号の伝送速度は国内及び国際的に企画さ
れている8Kbpsの整数倍になるので、やはり8Kbpsの整数
倍に圧縮される音声信号との効率の良い組み合わせが、
TDMバス帯域において種々可能となる。
〔実 施 例〕
以下、本発明に係る時分割多重化装置の実施例を説明
する。
第2図は、第1図に概念的に示した本発明の時分割多
重化装置の一実施例を示しており、この時分割多重化装
置10において第1図に示した信号識別回路1は、CCITT
勧告V.29に準拠したトレーニングパルスを検出した時、
G IIIファクシミリ信号と認識するものであり、モデム
信号送出回路2は、モデム信号を復調するCCITT勧告V.2
9に準拠した復調器21と、この復調器21の信号レベルを
変換するインタフェース変換回路22と、このインタフェ
ース変換回路22の出力をモデム信号速度に最も近い伝送
速度に変換する速度変換回路23と、で構成されている。
この時分割多重化装置10では、マルチメディアの時分
割多重化を行うため、G IIIファクシミリF及び電話機
Tに回線接続されたPBXからの信号に対して各々、信号
識別回路1と、モデム信号送出回路2と、音声圧縮回路
3とを一組としてそれぞれ対向する時分割多重化装置
(図示せず)と接続されるようになっている。
更に、信号識別回路1からの識別信号は時分割多重
(TDM)バス制御回路11に送られ、モデム信号送出回路
2及び音声圧縮回路3からTDMバス12への信号を制御し
ている。
次に、この実施例の動作を説明すると、まず、ファク
シミリF又は電話機TからPBXを介して時分割多重化装
置10の信号識別回路1に入力された音声帯アナログ信号
(0.3〜3.4KHz)が、CCITT勧告V.29のモデムトレーニン
グパルス検出の場合、信号識別回路1はその入力信号を
G IIIファクシミリ信号と認識してモデム信号送出回路
2内のV.29の復調器21に送出する。モデムトレーニング
パルスを検出しない場合は、信号識別回路1は入力信号
を音声信号と認識して音声圧縮回路3に送出する。
一方、信号識別回路1での識別結果はそれぞれTDMバ
ス制御回路11に通知される。
復調器21に入力されたファクシミリ・アナログ信号は
CCITT勧告V.24/V.28のディジタル信号(9.6Kbps)に復
調され、更にインタフェース変換回路22によりTTL信号
レベルに変換される。そして、このレベル変換された9.
6Kbpsのディジタル信号は速度変換回路23により16Kbps
(これは国内・国際的規格として周知の8Kbpsの整数倍
の伝送速度の内で識別したモデム信号の伝送速度9.6Kbp
s以上で且つこの伝送速度に最も近いもの)に変換さ
れ、第3図に示すようにTDMバス16の64Kbps(8ビット
・8KHz)領域中の16Kbps(2ビット・8KHz)領域に収容
する。
信号識別回路1への入力信号が音声信号であったとき
は、音声圧縮回路3において32Kbps又は16Kbpsに圧縮さ
れ、TDMバス12の64Kbps領域中の32Kbps(4ビット:第
3図参照)の領域に収容する。
従って、モデム信号と音声信号は8Kbpsの整数倍であ
るため64KbpsのTDMバス帯域内において種々の組み合わ
せが可能となり、最も効率の良い組み合わせを選択する
ことが可能となる。
信号識別回路1での識別結果を既に受けているTDMバ
ス制御回路11は、TDMバス12に入力される信号速度に応
じたバス領域を確保するとともに対向先の装置の時分割
多重化装置(図示せず)にも通知する。
このようにして、端末からのアノログ信号を時分割多
重化して適当な伝送速度で対向する装置に送る。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の時分割多重化装置によれば、
モデム信号と音声信号とを識別してモデム信号のみ帯域
圧縮をかけずに復調して8Kbpsの整数倍の伝送速度の内
で識別したモデム信号の伝送速度以上で且つ該モデム信
号の伝送速度に最も近い伝送速度を有するように速度変
換しているので、タンデム接続しても帯域圧縮による信
号の劣化がなく、また音声信号帯域全体を専有するとい
うようなことがなく、回線を有効に使用できると共にTD
Mバス帯域においてモデム信号と音声信号との効率の良
い組み合わせが種々可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る時分割多重化装置の原理ブロック
図、 第2図は本発明による時分割多重化装置の一実施例を示
すブロック図、 第3図は本発明の時分割多重化装置でのTDMバスの専有
状態を示す図、 第4図は音声信号及びファクシミリ信号を符号化する一
般的なシステムの一例を示すブロック図、 第5図は従来の32KbpsADPCM方式の符号化部の構成を示
すブロック図、である。 第1図及び第2図において、 1は信号識別回路、 2はモデム信号送出回路、 3は音声圧縮回路、 21は復調器、 22はインタフェース変換回路、 23は速度変換回路、 尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−230130(JP,A) 特開 昭63−26044(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ信号のモデム信号と音声信号
    とを識別する複数の信号識別回路(1)と、 前記信号識別回路(1)が前記モデム信号からトレーニ
    ングパルスを識別したとき前記信号識別回路(1)から
    のモデム信号を復調し、該復調した信号の信号レベルを
    変換した後、8kbpsの整数倍の伝送速度の内で前記識別
    したモデム信号の伝送速度以上で且つ該モデム信号の伝
    送速度に最も近い伝送速度に速度変換し該モデム信号を
    送出する複数のモデム信号送出回路(2)と、 前記信号識別回路(1)が前記トレーニングパルスを識
    別しなかったとき前記信号識別回路(1)からの前記音
    声信号の音声帯域を8Kbpsの整数倍に圧縮して送出する
    複数の音声圧縮回路(3)と、 前記モデム信号送出回路(2)と前記音声圧縮回路
    (3)の出力が結合されるTDMバス(12)と、 を含むことを特徴とするファクシミリ信号と音声信号の
    時分割多重化装置。
  2. 【請求項2】前記信号識別回路(1)が、前記モデム信
    号からCCITT勧告V.29に準拠したトレーニングパルスを
    識別した時、G IIIファクシミリ信号と認識するもので
    ある特許請求の範囲第1項に記載の時分割多重化装置。
  3. 【請求項3】モデム信号送出回路(2)が、前記信号識
    別回路(1)からのモデム信号を復調するCCITT勧告V.2
    9に準拠した復調器(21)と、該復調器(21)の信号レ
    ベルを変換するインタフェース変換回路(22)と、該イ
    ンタフェース変換回路(22)の出力を8Kbpsの整数倍の
    伝送速度の内で前記識別したモデム信号の速度以上で且
    つ該モデム信号の速度に最も近い伝送速度に速度変換す
    る速度変換回路(23)と、で構成されている特許請求の
    範囲第2項に記載の時分割多重化装置。
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