JPH08340314A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH08340314A
JPH08340314A JP12475696A JP12475696A JPH08340314A JP H08340314 A JPH08340314 A JP H08340314A JP 12475696 A JP12475696 A JP 12475696A JP 12475696 A JP12475696 A JP 12475696A JP H08340314 A JPH08340314 A JP H08340314A
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JP
Japan
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data
transmission
section
voice
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JP12475696A
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Inventor
Takashi Aso
隆 麻生
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のデータ、例えば音声データのように実
時間での伝送が要求されるが均一で高い品質が要求され
ないデータと、画像データのように実時間での伝送は必
要でないが均一で高い品質が要求されるデータとを常に
最適な伝送効率が得られるように多重で伝送する。 【解決手段】 音声データと画像データそれぞれのデー
タ量と特徴とに基づいて、データの符号化圧縮方法を選
択し、符号化圧縮されたそれぞれのデータと共にデータ
の符号化圧縮方法を伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ伝送方法及び
データ受信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、音声を伝送する手段として電
話があり、また画像を伝送する手段としてフアクシミリ
がある。しかし、同じ伝送路を使うにもかかわらず、電
話をかけながら画像を伝送したり、またフアクシミリの
送受信中に音声を伝送することはできない。
【0003】また、もつと高速な伝送路たとえばデジタ
ル回線などにおいては多重伝送が可能だが、例えば、音
声データのように実時間での伝送が必要とされるデータ
と、静止画像データのように実時間伝送は必要ではない
が均一で高品質な伝送が要求されるデータとを同時に伝
送するような手順は一般化していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は複数のデー
タ、例えば音声データのように実時間での伝送が要求さ
れるが均一で高い品質が要求されないデータと、静止画
データのように実時間での伝送は必要ではないが均一で
高い品質が要求されるデータとを、常に最適な伝送効率
が得られるように多重で伝送するデータ伝送方法及びデ
ータ受信方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この問題点を解決するた
め、例えば本発明のデータ伝送方法は以下の工程を備え
る。すなわち、複数のデータを多重伝送するデータ伝送
方法であって、該複数のデータのそれぞれのデータ量又
は特徴に基づいて、データの符号化圧縮法を選択し、符
号化圧縮されたそれぞれのデータと共にデータの符号化
圧縮方法を伝送することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】第1図は本実施形態のデータ伝送
方式の送信側の送信装置の例を示すものである。
【0007】1は音声データの音響処理,A/D変換,
符号圧縮などの処理を行う音声データ処理部、2は画像
データの入力,A/D変換,符号圧縮を行う画像データ
処理部である。
【0008】音声データ処理部1は、音声を入力するた
めのマイク3と、音声の特徴抽出を行うための音響処理
部4と、音声のアナログ信号をデジタル信号に変換する
A/D変換部5と、データ圧縮のための符号圧縮部6と
から成る。又、画像データ処理部2は、画像データ入力
のための画像入力部7と、画像アナログデータをデジタ
ル信号に変換するA/D変換部8と、画像データの符号
化を行う符号圧縮部9から成る。
【0009】33は音声データと画像データとの合成を
制御するデータ合成制御部である。データ合成制御部3
3は、音声データと画像データのデータ量を比較するデ
ータ量比較部10と、音声データの符号圧縮の方法を決
定するとともに、画像データの出力データの量を決定す
る符号圧縮方法決定部11から成る。
【0010】12は音声データと画像データを合成する
データ合成部、13は出力データを伝送路特性にあわせ
て変換する変調部、14は出力信号の同期をとるための
同期信号発生部である。
【0011】第2図は本実施形態のデータ伝送方式の受
信側の受信装置の例を示す図である。
【0012】15は伝送路を介して受信したデータを復
調する復調部、16はデータ中のラベル情報により音声
データと画像データとを分離するデータ分離部、17は
分離部16で分離された音声データを出力するまでの処
理を行う音声データ出力処理部、18はデータ分離部1
6で分離された画像データを出力するまでの処理を行う
画像データ出力処理部、25は受信データ中のラベル情
報により音声データと画像データとのそれぞれの復号方
法を決定する復号方法決定部である。
【0013】音声データ出力処理部17は、復号方法決
定部25の情報により符号圧縮された音声データを復号
する復号部19と、復号部19のデジタル出力信号をア
ナログ信号に変換するD/A変換部20と、音声を出力
する音声出力部21から成る。又、画像データ出力処理
部は、復号方法決定部25の情報により符号圧縮された
画像データを復号する復号部22と、復号部22のデジ
タル出力信号をアナログ信号に変換するD/A変換部2
3と、画像を出力する画像出力部24から成る。
【0014】第3図は、本実施形態のデータ伝送方式に
おいて送・受信されるデータの構成を示す図である。2
6はデータの同期をとるための同期信号、27はデータ
量や符号化の方法を格納しておくためのラベル、28は
符号・圧縮された音声データ、29は符号圧縮された画
像データをあらわす。これは、第1図のデータ合成部1
2の出力信号の構成例を示し、同期信号26,ラベル2
7,音声データ28,画像データ29が一単位を構成
し、以下この単位が順に並ぶことになる。符号圧縮方法
の違いにより、音声データ28と画像データ29のデー
タ量は変化する。
【0015】以下に、本実施形態の具体的動作について
説明する。まず第1図の送信側の送信装置の動作を説明
する。
【0016】音声データ処理部1は音声入力に対するデ
ータ処理部であり、画像データ処理部2は音声データと
同時に送信する画像データの処理部である。
【0017】音声入力はマイク3により入力され、音響
処理部4において無音検出と入力音声の特徴抽出とを行
う。アナログの音声データはA/D変換部5によりデイ
ジタル信号に変換される。一方、画像データは画像入力
部7より入力され、A/D変換部8によりデイジタル信
号に変換される。ここで、データ量比較部10はA/D
変換部5ならびにA/D変換部8より発生するデイジタ
ルデータの量を計測し、その比率を求める。符号圧縮方
法決定部11では同期信号発生部14の同期信号の時間
周期ごとに、データ量処理部10からの情報と音響処理
部4における音響処理の結果とに基づいて、音声データ
ならびに画像データの符号圧縮方法を決定する。
【0018】すなわち、音声入力が無音時などで高品質
な伝送が要求されないような場合には、音声データの圧
縮率を上げて伝送データの量を減らし、その分画像の伝
送データの量を増やす。一方、音声データの変動が激し
く高品質な伝送が要求されるような場合には、圧縮率を
下げて厳密な再生が可能な形にデータを圧縮する。この
際、画像データの伝送容量が少なくなるので、画像入力
部7及びA/D変換部8に対して、データとりこみの速
度を下げるように制御する。
【0019】データ合成部12では同期信号発生部14
からの同期信号に従い、音声データの符号圧縮部6と画
像データの符号圧縮部9のデータをまとめて、それに符
号圧縮方法を示すラベルを付加して、1つのデータブロ
ツクを作成する。変調部13では、データ合成部12で
生成したデータ列に対して、伝送路に送出するための変
換を施し、伝送する。
【0020】次に、第2図の受信側の受信装置の動作を
説明する。
【0021】第1図に示した送信装置によつて伝送され
た信号は先ず復調部15で復調される。データ分離部1
6ではデータの各ブロツクごとに付加されたラベル情報
により、データを音声データと画像データに分離する。
音声データについては、音声データ出力処理部17にお
いて処理され、一方画像データについては、画像データ
出力処理部18において処理される。復号方法決定部2
5では、ラベルデータよりそのデータブロツクが送信時
にどのような方法で符号圧縮されたかを検出し、その符
号圧縮方法に対する復号方法を決定する。ラベルと符号
圧縮方法との対応については、送受信開始直後に互いの
装置間で取り決めてもよいし、予め規定しておいてもよ
い。
【0022】音声データ出力処理部17のデータ分離部
16で分離された音声データは復号部19において、復
号方法決定部25により決定された復号方法に従つて復
号され、D/A変換部20においてアナログデータに変
換され、音声出力装置21により、音声として出力され
る。
【0023】一方、画像データ出力処理部18のデータ
分離部16で分離された画像データは復号部22におい
て、復号方法決定部25の情報に従つて復号され、D/
A変換部23においてアナログデータに変換され、画像
出力装置24により画像として出力される。
【0024】以上説明したように、本実施形態により実
時間での伝送が不可欠だがそれほど高い品質が要求され
ないような音声データと、実時間での伝送は必要とされ
ないが均一な品質が要求される画像データを、同時に効
率的に伝送することができる。
【0025】上記実施形態においては、音声と同時に伝
送するデータとして画像データを例としてあげたが、実
時間を伴わないで均一な品質を要求されるようなデータ
・ソースであれば何でもよく、例えば計算機間のデータ
伝送などが考えられる。
【0026】第4図はそのための送信側の送信装置の一
例であり、画像入力部7のかわりに計算機(CPU)3
0、A/D変換部8のかわりにデータバツフア部31を
取り付けたものである。このようにデータソースについ
ては種々のものが接続可能である。
【0027】以上説明したように、音声入力信号の特性
によつて、符号圧縮の方法を短時間のデータブロツクご
とに変えることによりデータの多重伝送における伝送の
効率化を計ることができる。たとえば、音声と画像を同
時に伝送するような場合に、画像の伝送時間を短縮する
効果がある。
【0028】尚、本実施形態では、音声データと画像デ
ータ,あるいは音声データと計算機データの多重伝送を
例にとつたが、本発明は多種類のデータの組み合わせ、
又は同じ種類でも品質等の条件が異なるものの組み合わ
せ等の複数のデータを効率よく多重伝送する方式として
適用できることは明らかである。又、伝送路についても
特定のものに限定されることはない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のデータ、例えば音声データのように実時間での伝送
が要求されるが均一で高い品質が要求されないデータ
と、静止画データのように実時間での伝送は必要ではな
いが均一で高い品質が要求されるデータとを、常に最適
な伝送効率が得られるように多重で伝送するデータ伝送
方法及びデータ受信方法を提供できる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のデータ伝送方式を実現する送信装
置の一例を示す図、
【図2】実施形態のデータ伝送方式を実現する受信装置
の一例を示す図、
【図3】本実施形態のデータ伝送方式で用いられるデー
タの構成を示す図、
【図4】本実施形態のデータ伝送方式を実現する送信装
置の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 音声データ処理部 2 画像データ処理部 3 マイク 4 音響処理部 5 A/D変換部 6 符号圧縮部 7 画像入力部 8 A/D変換部 9 符号圧縮部 10 データ量比較部 11 符号圧縮方法決定部 12 データ合成部 13 変調部 14 同期信号発生部 15 復調部 16 データ分離部 17 音声データ出力処理部 18 画像 データ出力処理部 19 復号部 20 D/A変換部 21 音声出力部 22 復号部 23 D/A変換部 24 画像出力部 25 復号方法決定部 26 同期信号 27 ラベル信号 28 音声データ 29 画像データ 30 CPU 31 データバツフア部 32 データ処理部 33…データ合成制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 通信装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置に関するも
のである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】また、もっと高速な伝送路たとえばデジタ
ル回線などにおいては多重伝送が可能だが、複数のデー
タを多重化して伝送するような手順は十分考察されてい
ない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】限られた回線を用いて
複数のデータを多重化して伝送する場合、回線をデータ
毎に割り当て、データ伝送する必要がある。データの種
類によっては割り当てられる回線が必ずしも十分とは言
えず、ある決まった圧縮方法により圧縮処理を行う構成
では、必ずしも良好な伝送を実現できない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】この問題点を解決するた
め、本発明の通信装置は以下の構成を備える。すなわ
ち、画像データと音声データを多重化した多重データを
伝送する通信装置であって、音声データの圧縮方法を決
定し、決定された圧縮方法に従い圧縮処理された音声デ
ータを発生する発生手段と、前記発生手段により発生す
る音声データ量に応じて伝送する画像データ量を制御す
る制御手段と、前記制御手段により制御された画像デー
タを前記発生手段により発生した音声データと多重化す
る多重化手段と、前記多重化手段により多重化された多
重化データを伝送する伝送手段とを有し、前記音声デー
タの圧縮方法は、所定時間毎に変更可能であることを特
徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
声データの圧縮方法を所定時間毎に変更可能としたこと
より、音声データの状態に応じた良好な圧縮処理を施す
ことが可能となる。また、圧縮方法が固定であるもので
は、音声データ、画像データの双方とも品質の良くない
データとして伝送され、結果として音声、画像ともに情
報伝送ができない可能性があるが、本発明では少なくと
も音声データについては良好な伝送が可能となり、通信
相手に対して最小限の情報については伝送可能となる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータを多重伝送するデータ伝送
    方法であって、 該複数のデータのそれぞれのデータ量又は特徴に基づい
    て、データの符号化圧縮法を選択し、 符号化圧縮されたそれぞれのデータと共にデータの符号
    化圧縮方法を伝送することを特徴とするデータ伝送方
    法。
  2. 【請求項2】 受信されたデータから、複数のそれぞれ
    のデータと送信時の符号化圧縮方法を報知する信号とを
    分離し、 前記分離した信号から、送信時の符号化圧縮方法に対応
    するデータの復号方法を決定し、 前記決定された復号方法によりデータの復号を行うこと
    を特徴とするデータ受信方法。
JP12475696A 1996-05-20 1996-05-20 通信装置 Pending JPH08340314A (ja)

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JP12475696A JPH08340314A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12475696A JPH08340314A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 通信装置

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JPH08340314A true JPH08340314A (ja) 1996-12-24

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ID=14893345

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JP12475696A Pending JPH08340314A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 通信装置

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Cited By (2)

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Legal Events

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981127