JP2888190B2 - 画像通信用時分割多元接続通信方式 - Google Patents
画像通信用時分割多元接続通信方式Info
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- JP2888190B2 JP2888190B2 JP10520096A JP10520096A JP2888190B2 JP 2888190 B2 JP2888190 B2 JP 2888190B2 JP 10520096 A JP10520096 A JP 10520096A JP 10520096 A JP10520096 A JP 10520096A JP 2888190 B2 JP2888190 B2 JP 2888190B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多元接続通
信方式に関し、特に音声データとファクシミリデータを
混在して無線フレームにのせて通信を行う通信方式に関
する。
信方式に関し、特に音声データとファクシミリデータを
混在して無線フレームにのせて通信を行う通信方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ等の画像データ信号を32
KbpsのADPCM(adaptive diffe
rential PCM:適応差分PCM)で符号化し
て伝送する方式の場合、低速のデータ伝送にしか対応し
ていないとされている。しかし、高速のデータ伝送の要
求もあり、これに対応する必要がある。
KbpsのADPCM(adaptive diffe
rential PCM:適応差分PCM)で符号化し
て伝送する方式の場合、低速のデータ伝送にしか対応し
ていないとされている。しかし、高速のデータ伝送の要
求もあり、これに対応する必要がある。
【0003】これを解決する方式として、特開平4−1
54251号公報では、ファクシミリ通信方式として開
示されている。図4にその構成図を示す。この通信方式
は、高速ディジタル専用線31a〜31cに交換機(P
BX)22,27とマルチメディア多重装置23,28
を配置し、ファクシミリ装置21,26間でデータ通信
を行うファクシミリ通信方式である。ファクシミリ装置
21,26から送られてくるファクシミリモードシグナ
リングがファクシミリモード検出部25,30で検出さ
れた場合、交換機(PBX)22,27から入力された
データにシグナリングを多重することなくデータの圧縮
を行って送出し、また相手側のマルチメディア多重装置
26,25から交換機(PBX)27,22を介しファ
クシミリ装置26,21へデータを送り出す場合にはシ
グナリングの分離処理をすることなく復調して送り出す
方式が提案されている。
54251号公報では、ファクシミリ通信方式として開
示されている。図4にその構成図を示す。この通信方式
は、高速ディジタル専用線31a〜31cに交換機(P
BX)22,27とマルチメディア多重装置23,28
を配置し、ファクシミリ装置21,26間でデータ通信
を行うファクシミリ通信方式である。ファクシミリ装置
21,26から送られてくるファクシミリモードシグナ
リングがファクシミリモード検出部25,30で検出さ
れた場合、交換機(PBX)22,27から入力された
データにシグナリングを多重することなくデータの圧縮
を行って送出し、また相手側のマルチメディア多重装置
26,25から交換機(PBX)27,22を介しファ
クシミリ装置26,21へデータを送り出す場合にはシ
グナリングの分離処理をすることなく復調して送り出す
方式が提案されている。
【0004】しかし、この方式は、実データ内にシグナ
リングを多重して伝送し、電話機やファクシミリ装置に
送り出す際に、実データとシグナリングに分離するとい
う高速ディジタル専用線を用いたネットワークに対応し
ており、一般の電話網にファクシミリ装置を接続しよう
としたシステムに対応していない。
リングを多重して伝送し、電話機やファクシミリ装置に
送り出す際に、実データとシグナリングに分離するとい
う高速ディジタル専用線を用いたネットワークに対応し
ており、一般の電話網にファクシミリ装置を接続しよう
としたシステムに対応していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、ファ
クシミリ装置を交換機(またはPBX)に接続し高速デ
ィジタル専用線を介して伝送することとなっているた
め、高価で規模が大きくなるという問題点があった。
クシミリ装置を交換機(またはPBX)に接続し高速デ
ィジタル専用線を介して伝送することとなっているた
め、高価で規模が大きくなるという問題点があった。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
で、一般の公衆電話網に接続されるファクシミリ装置の
データと電話機の音声データを混在して無線フレームに
多重化することにより、小規模で信頼性の高い通信がで
きる時分割多元接続通信方式を提供することを目的とす
る。
で、一般の公衆電話網に接続されるファクシミリ装置の
データと電話機の音声データを混在して無線フレームに
多重化することにより、小規模で信頼性の高い通信がで
きる時分割多元接続通信方式を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像通信用時分
割多元接続通信方式は前記課題を解決するため、一つの
親局と複数の子局とが音声データと画像データとの混在
した通信を行う画像用時分割多元接続通信方式におい
て、前記親局及び子局は、電話及び画像装置が送出する
音声データ又は画像データと符号化データ(PCMデー
タ)との交換を行う符号・復号化手段(PCM COD
EC)と、前記音声データの符号化データと音声圧縮符
号化データとの変換を行うデータ変換手段(ADPCM
CODEC)と、画像のデータを検出する検出手段
(ファクシミリモード検出)と、前記音声データ又は前
記画像データの符号化データ又は前記音声圧縮符号化デ
ータを入出力し前記検出手段の出力に基づいて前記画像
データの符号化データ又は前記音声圧縮符号化データと
時分割多元接続信号との交換を行う多重回路と、時分割
多元接続信号を変復調し無線信号の送受信を行う無線装
置(TRX)とを有することを特徴とする。
割多元接続通信方式は前記課題を解決するため、一つの
親局と複数の子局とが音声データと画像データとの混在
した通信を行う画像用時分割多元接続通信方式におい
て、前記親局及び子局は、電話及び画像装置が送出する
音声データ又は画像データと符号化データ(PCMデー
タ)との交換を行う符号・復号化手段(PCM COD
EC)と、前記音声データの符号化データと音声圧縮符
号化データとの変換を行うデータ変換手段(ADPCM
CODEC)と、画像のデータを検出する検出手段
(ファクシミリモード検出)と、前記音声データ又は前
記画像データの符号化データ又は前記音声圧縮符号化デ
ータを入出力し前記検出手段の出力に基づいて前記画像
データの符号化データ又は前記音声圧縮符号化データと
時分割多元接続信号との交換を行う多重回路と、時分割
多元接続信号を変復調し無線信号の送受信を行う無線装
置(TRX)とを有することを特徴とする。
【0008】また、前記符号・復号化手段(PCM C
ODEC)は、音声データ又はファクシミリ画像データ
と64KbpsのPCM符号データとの符号・復号化を
行い、また、前記データ変換手段(ADPCM COD
EC)は、前記音声データの64KbpsのPCM符号
データと32KbpsのADPCM符号データとの変換
を行うことを特徴とする。
ODEC)は、音声データ又はファクシミリ画像データ
と64KbpsのPCM符号データとの符号・復号化を
行い、また、前記データ変換手段(ADPCM COD
EC)は、前記音声データの64KbpsのPCM符号
データと32KbpsのADPCM符号データとの変換
を行うことを特徴とする。
【0009】そして、前記時分割多元接続通信の信号
は、複数のバーストデータのタイムスロットからなるマ
ルチフレーム構成とし、画像のデータはフレーム毎のタ
イムスロットに挿入され、音声のデータは数フレーム毎
のタイムスロットに挿入されることを特徴とする。
は、複数のバーストデータのタイムスロットからなるマ
ルチフレーム構成とし、画像のデータはフレーム毎のタ
イムスロットに挿入され、音声のデータは数フレーム毎
のタイムスロットに挿入されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図面を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施例の構成図で
ある。
照して説明する。図1は、本発明の一実施例の構成図で
ある。
【0011】図1において、本通信方式の全体構成は、
一つの親局1と複数の子局21 …2N及びこれらに接続
された電話/ファクシミリ装置3、121 …12N から
なり、親局、子局間は時分割多元接続通信方式で接続さ
れるシステム構成でなる。
一つの親局1と複数の子局21 …2N及びこれらに接続
された電話/ファクシミリ装置3、121 …12N から
なり、親局、子局間は時分割多元接続通信方式で接続さ
れるシステム構成でなる。
【0012】また、親局及び各子局は、基本的に同一構
成でなり、電話/ファクシミリ装置部3、121 …12
N と、該装置の出力とパルス符号変調(PCM)信号と
の変換を行うコーデック5、141 …14N (以下、P
CM CODEC部という。)と、パルス符号変調信号
とアダプティブ ディファレンシャル パルス符号変調
(ADPCM)信号とのデータ圧縮及び復調(伸張)を
行うアダプティブ、ディファレンシャル、コーデック
6、151 …15N (以下、ADPCM CODEC部
という。)と、時分割多元接続多重化を行う多重回路部
(TRX)10、191 …19N と、PCM CODE
C部とADPCM CODEC部の間のデータ及びデー
タ多重回路内の多重分離データを監視し、通信データに
おけるファクシミリモードデータを検出するファクシミ
リモード検出部7、161 …16Nと、無線フレームで
通信を行う無線装置部11、201 …20N を備えてい
る。
成でなり、電話/ファクシミリ装置部3、121 …12
N と、該装置の出力とパルス符号変調(PCM)信号と
の変換を行うコーデック5、141 …14N (以下、P
CM CODEC部という。)と、パルス符号変調信号
とアダプティブ ディファレンシャル パルス符号変調
(ADPCM)信号とのデータ圧縮及び復調(伸張)を
行うアダプティブ、ディファレンシャル、コーデック
6、151 …15N (以下、ADPCM CODEC部
という。)と、時分割多元接続多重化を行う多重回路部
(TRX)10、191 …19N と、PCM CODE
C部とADPCM CODEC部の間のデータ及びデー
タ多重回路内の多重分離データを監視し、通信データに
おけるファクシミリモードデータを検出するファクシミ
リモード検出部7、161 …16Nと、無線フレームで
通信を行う無線装置部11、201 …20N を備えてい
る。
【0013】次に、図1の動作を以下説明する。
【0014】図1において、N個(Nは自然数)の子局
21 〜子局2N は、ある定められた一定時間のバースト
状のタイムスロットにそれぞれ情報信号を有する無線フ
レームを送受信し、親局1との間で同じ周波数で子局ご
とのタイムスロットを割り当てて通信を行う。このため
の具体的なタイムスロットの割当方式としては、電話/
ファクシミリ装置からの呼び信号の生起等により、例え
ば、親局子局間において要求割当多元接続(DAMA:
Demand Assignment Multipl
e Access)制御等が採用される。
21 〜子局2N は、ある定められた一定時間のバースト
状のタイムスロットにそれぞれ情報信号を有する無線フ
レームを送受信し、親局1との間で同じ周波数で子局ご
とのタイムスロットを割り当てて通信を行う。このため
の具体的なタイムスロットの割当方式としては、電話/
ファクシミリ装置からの呼び信号の生起等により、例え
ば、親局子局間において要求割当多元接続(DAMA:
Demand Assignment Multipl
e Access)制御等が採用される。
【0015】いま、子局21 に接続された電話/ファク
シミリ装置部121 から音声データまたはファクシミリ
データが送出されると、子局2のCODEC部131 の
PCM CODEC部141 においてこれらのデータは
64KbpsのPCMデータに符号化される。ファクシ
ミリモード検出部161 は前記64KbpsのPCMデ
ータを常に監視しており、このデータが音声データかフ
ァクシミリデータかを判定し、対応する検出信号を出力
し、ADPCM CODEC部151 及び多重回路部1
91 を制御する。
シミリ装置部121 から音声データまたはファクシミリ
データが送出されると、子局2のCODEC部131 の
PCM CODEC部141 においてこれらのデータは
64KbpsのPCMデータに符号化される。ファクシ
ミリモード検出部161 は前記64KbpsのPCMデ
ータを常に監視しており、このデータが音声データかフ
ァクシミリデータかを判定し、対応する検出信号を出力
し、ADPCM CODEC部151 及び多重回路部1
91 を制御する。
【0016】ADPCM CODEC部151 は、前記
検出信号に基づき、前記64KbpsのPCMデータが
音声データの場合には、これを32KbpsのADPC
Mデータに圧縮・符号化し多重回路部191 に出力す
る。
検出信号に基づき、前記64KbpsのPCMデータが
音声データの場合には、これを32KbpsのADPC
Mデータに圧縮・符号化し多重回路部191 に出力す
る。
【0017】多重回路部191 は、前記検出信号に基づ
き、前記64KbpsのPCMデータがファクシミリデ
ータの場合には、前記64KbpsのPCMデータをそ
のまま入力しフレーム毎のタイムスロットに挿入され
る。また、前記64KbpsのPCMデータが音声デー
タの場合には、前記32KbpsのADPCMデータを
取り込み、数フレーム毎のタイムスロットに挿入されて
時分割多元接続信号に組み込む。
き、前記64KbpsのPCMデータがファクシミリデ
ータの場合には、前記64KbpsのPCMデータをそ
のまま入力しフレーム毎のタイムスロットに挿入され
る。また、前記64KbpsのPCMデータが音声デー
タの場合には、前記32KbpsのADPCMデータを
取り込み、数フレーム毎のタイムスロットに挿入されて
時分割多元接続信号に組み込む。
【0018】このようにして、多重回路部191 では、
64KbpsのPCMデータ、32KbpsのADPC
Mデータという異なった伝送速度のデータが多重され
る。
64KbpsのPCMデータ、32KbpsのADPC
Mデータという異なった伝送速度のデータが多重され
る。
【0019】異なった伝送速度のデータの多重化方法と
しては、例えば、マルチフレーム構成をとることが考え
られる。図2にそのフレーム構成図を示す。F1 ,F2
…はフレームを示し、本実施例では、F1 ,F2 により
2マルチフレームを構成している。また、各フレームは
M個(Mは自然数)のタイムスロットTS1 〜TSMに
分割され、それぞれ64Kbpsの1チャネル分のデー
タをバースト状に時分割多重化される。64Kbpsの
PCMデータの場合には、フレームF1 とF2 のタイム
スロットTSM にバーストデータを多重し、32Kbp
sのADPCMデータの場合には、フレームF1 または
F2 のタイムスロットTSM にバーストデータを多重す
ることによって実現できる。
しては、例えば、マルチフレーム構成をとることが考え
られる。図2にそのフレーム構成図を示す。F1 ,F2
…はフレームを示し、本実施例では、F1 ,F2 により
2マルチフレームを構成している。また、各フレームは
M個(Mは自然数)のタイムスロットTS1 〜TSMに
分割され、それぞれ64Kbpsの1チャネル分のデー
タをバースト状に時分割多重化される。64Kbpsの
PCMデータの場合には、フレームF1 とF2 のタイム
スロットTSM にバーストデータを多重し、32Kbp
sのADPCMデータの場合には、フレームF1 または
F2 のタイムスロットTSM にバーストデータを多重す
ることによって実現できる。
【0020】また、多重化の構成として、図3のように
1タイムスロット内に2つのタイムスロット(TSMA,
TSMB)を設定し、64KbpsのPCMデータの場合
にはタイムスロットTSMAとTSMBを使用し、32Kb
psのADPCMデータの場合にはタイムスロットTS
MAまたはTSMBを使用するというように、バースト内を
分割して多重することもできる。
1タイムスロット内に2つのタイムスロット(TSMA,
TSMB)を設定し、64KbpsのPCMデータの場合
にはタイムスロットTSMAとTSMBを使用し、32Kb
psのADPCMデータの場合にはタイムスロットTS
MAまたはTSMBを使用するというように、バースト内を
分割して多重することもできる。
【0021】そして、図2、3のように多重化された時
分割多元接続信号は無線装置部(TRX)201 で変調
され多元接続多重化された無線信号として親局に向けて
送信される。
分割多元接続信号は無線装置部(TRX)201 で変調
され多元接続多重化された無線信号として親局に向けて
送信される。
【0022】以上のような無線フレームへの多重化及び
送信動作は他の各子局においても基本的に同一であり、
親局においても同様である。
送信動作は他の各子局においても基本的に同一であり、
親局においても同様である。
【0023】次に、親局において子局から送信された無
線信号の受信処理動作を説明する。親局1の無線装置部
(TRX)11は、受信した無線信号を復調し時分割多
元接続信号とし多重回路10へ送出する。
線信号の受信処理動作を説明する。親局1の無線装置部
(TRX)11は、受信した無線信号を復調し時分割多
元接続信号とし多重回路10へ送出する。
【0024】多重回路10は、子局から送信された時分
割多元接続多重化信号からデータの多重分離を行い、更
に、音声データの32KbpsのADPCMデータとフ
ァクシミリデータの64KbpsのPCMデータとに分
離する。そして、親局の電話/ファクシミリ装置に対す
るデータが、音声データのADPCMデータかファクシ
ミリデータのPCMデータかをファクシミリモード検出
部7で判定して、前者の場合は、分離データをADPC
M CODEC部6に出力し、また、後者の場合には、
分離データをPCM CODEC部5に出力する。
割多元接続多重化信号からデータの多重分離を行い、更
に、音声データの32KbpsのADPCMデータとフ
ァクシミリデータの64KbpsのPCMデータとに分
離する。そして、親局の電話/ファクシミリ装置に対す
るデータが、音声データのADPCMデータかファクシ
ミリデータのPCMデータかをファクシミリモード検出
部7で判定して、前者の場合は、分離データをADPC
M CODEC部6に出力し、また、後者の場合には、
分離データをPCM CODEC部5に出力する。
【0025】ADPCM CODEC部6は、音声デー
タの32KbpsのADPCMデータを64Kbpsの
PCMデータに変換する。また、PCM CODEC部
5は、64KbpsのPCMデータを複合し電話データ
又はファクシミリデータとして電話/ファクシミリ装置
に供給する。
タの32KbpsのADPCMデータを64Kbpsの
PCMデータに変換する。また、PCM CODEC部
5は、64KbpsのPCMデータを複合し電話データ
又はファクシミリデータとして電話/ファクシミリ装置
に供給する。
【0026】以上の無線信号から電話データ又はファク
シミリデータまでの受信及び信号複合処理動作は他の各
子局においても同様に行われる。
シミリデータまでの受信及び信号複合処理動作は他の各
子局においても同様に行われる。
【0027】上述のようにして、親局及び複数の子局間
で電話機の音声データとファクシミリ装置のファクシミ
リデータを混在させた通信が行われる。
で電話機の音声データとファクシミリ装置のファクシミ
リデータを混在させた通信が行われる。
【0028】本実施例においては、時分割多元接続通信
方式の親局及び子局の構成に関して、簡略化のための電
話/ファクシミリ装置が各々1台有する例を挙げて説明
してきたが、該装置は各局において任意の台数が設置さ
れてよい。この場合は、多重回路部及び無線装置部(T
RX)の共通回路に対して、複数の電話/ファクシミリ
装置に対応するPCM CODEC部、ADPCM C
ODEC部及びファクシミリモード検出部を設置する
か、又はこの各部の構成を多重化構成とし各電話/ファ
クシミリ装置からのデータを無線フレームに多重化する
ように構成することになる。
方式の親局及び子局の構成に関して、簡略化のための電
話/ファクシミリ装置が各々1台有する例を挙げて説明
してきたが、該装置は各局において任意の台数が設置さ
れてよい。この場合は、多重回路部及び無線装置部(T
RX)の共通回路に対して、複数の電話/ファクシミリ
装置に対応するPCM CODEC部、ADPCM C
ODEC部及びファクシミリモード検出部を設置する
か、又はこの各部の構成を多重化構成とし各電話/ファ
クシミリ装置からのデータを無線フレームに多重化する
ように構成することになる。
【0029】また、ファクシミリモード検出部は、PC
M CODEC部出力部と多重回路部内の64Kbps
のPCMデータの監視を行うように構成した例で説明し
てきたが、PCM CODEC部の監視は電話/ファク
シミリ装置側で行うようにしてもよく、また、2箇所の
監視構成をPCM CODEC部のみを監視する構成と
し、多重回路部では別途音声データとファクシミリデー
タとの判別のための検出回路を備えるように構成するこ
とができる。また、本実施例において、ファクシミリモ
ード検出部は、ADPCM CODEC部をも制御して
おり、電話/ファクシミリ装置から音声データが出力し
ているときのみADPCM CODEC部で動作するよ
うに構成することは必ずしも必須の事項ではない。
M CODEC部出力部と多重回路部内の64Kbps
のPCMデータの監視を行うように構成した例で説明し
てきたが、PCM CODEC部の監視は電話/ファク
シミリ装置側で行うようにしてもよく、また、2箇所の
監視構成をPCM CODEC部のみを監視する構成と
し、多重回路部では別途音声データとファクシミリデー
タとの判別のための検出回路を備えるように構成するこ
とができる。また、本実施例において、ファクシミリモ
ード検出部は、ADPCM CODEC部をも制御して
おり、電話/ファクシミリ装置から音声データが出力し
ているときのみADPCM CODEC部で動作するよ
うに構成することは必ずしも必須の事項ではない。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明では、音声デ
ータとファクシミリデータを混在して通信する方式にお
いて、ファクシミリモード検出部でファクシミリデータ
かを検出することによって、音声データは32Kbps
のADPCMで符号化し、ファクシミリデータは64K
bpsのPCMで符号化したものをそれぞれ無線フレー
ム上にのせることによって、音声データとファクシミリ
データについて小規模で高速のデータ伝送を可能とし信
頼性の高い通信ができる効果がある。
ータとファクシミリデータを混在して通信する方式にお
いて、ファクシミリモード検出部でファクシミリデータ
かを検出することによって、音声データは32Kbps
のADPCMで符号化し、ファクシミリデータは64K
bpsのPCMで符号化したものをそれぞれ無線フレー
ム上にのせることによって、音声データとファクシミリ
データについて小規模で高速のデータ伝送を可能とし信
頼性の高い通信ができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】マルチフレームのフレーム構成例を示す図であ
る。
る。
【図3】バースト内分割多重のフレーム構成例を示す図
である。
である。
【図4】従来技術を示す図である。
1 親局 21 〜2N 子局 3,121 〜12N 電話/ファクシミリ装置 4,131 〜13N CODEC 5,141 〜14N PCM CODEC 6,151 〜15N ADPCM CODEC 7,161 〜16N ファクシミリモード検出 8a,17a1 〜17aN 64Kbps PCMデ
ータ 8b,17b1 〜17bN 64Kbps PCMデ
ータ 9a,18a1 〜18aN 32Kbps ADPC
Mデータ 9b,18b1 〜18bN 32Kbps ADPC
Mデータ 10,191 〜19N 多重回路 11,201 〜20N 無線装置(TRX) 21,26 ファクシミリ装置 22,27 交換機(PBX) 23,28 マルチメディア多重装置 24,29 コーダ/デコーダ 25,30 ファクシミリモード検出 31a〜31c 高速ディジタル専用線
ータ 8b,17b1 〜17bN 64Kbps PCMデ
ータ 9a,18a1 〜18aN 32Kbps ADPC
Mデータ 9b,18b1 〜18bN 32Kbps ADPC
Mデータ 10,191 〜19N 多重回路 11,201 〜20N 無線装置(TRX) 21,26 ファクシミリ装置 22,27 交換機(PBX) 23,28 マルチメディア多重装置 24,29 コーダ/デコーダ 25,30 ファクシミリモード検出 31a〜31c 高速ディジタル専用線
Claims (3)
- 【請求項1】 一つの親局と複数の子局とが音声データ
と画像データとの混在した通信を行う画像用時分割多元
接続方式において、前記親局及び子局は、電話又は画像
装置が送出する音声データ又は画像データと符号化デー
タとの変換を行う符号・復合化手段と、前記音声データ
の符号化データと音声圧縮符号化データとの変換を行う
データ変換手段と、画像のデータを検出する検出手段
と、前記音声データ又は前記画像データの符号化データ
又は前記音声圧縮符号化データを入出力し前記検出手段
の出力に基づいて前記画像データの符号化データ又は前
記音声圧縮符号化データと時分割多元接続信号との変換
を行う多重回路と、時分割多元接続信号を変復調し無線
信号の送受信を行う無線装置とを有することを特徴とす
る画像通信用時分割多元接続通信方式。 - 【請求項2】 前記符号・復号化手段は、音声データ又
はファクシミリ画像データと64KbpsのPCM符号
データとの符号・復号化を行い、また、前記データ変換
手段は、前記音声データの64KbpsのPCM符号デ
ータと32KbpsのADPCM符号データとの変換を
行うことを特徴とする請求項1記載の画像通信用時分割
多元接続通信方式。 - 【請求項3】 前記時分割多元接続通信の信号は、複数
のバーストデータのタイムスロットからなるマルチフレ
ーム構成とし、画像のデータはフレーム毎のタイムスロ
ットに挿入され、音声のデータは数フレーム毎のタイム
スロットに挿入されることを特徴とする請求項1又は2
記載の画像通信用時分割多元接続通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10520096A JP2888190B2 (ja) | 1995-05-22 | 1996-04-25 | 画像通信用時分割多元接続通信方式 |
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-
1996
- 1996-04-25 JP JP10520096A patent/JP2888190B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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