JP3637966B2 - 計器用バイザー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、計器用バイザーに関するものであり、特に、計器からの照明光のフロントガラスへの写り込みや外光の入射を防止する計器用バイザーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用計器として、単一のケース体に計器本体を収納し、前記計器本体に装着される指針を、前記ケース体の開口部に配設される表示板上において回動させることで車両運転者に車両の1つの状態を表示する、ワンパッケージ型の補助用計器が知られており、かかる補助用計器としては、回転計,吸気圧計,油温計及び排気温度計等がある。
【0003】
前記補助用計器は、例えば車両のダッシュボード上の運転席前方に取り付けられるものであるが、特に夜間時において照明光によって車両のフロントガラスに前記補助用計器の虚像が写り込んでしまうという問題があった。
【0004】
このような問題を解決するものとして、前記補助用計器からの照明光のフロントガラスへの写り込みや外光の入射を防止する防止する略円筒状のバイザーが提案されている。かかるバイザーは前記補助用計器が配設される略円筒状の収納部と、この収納部から延設される遮光部と、を備える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記バイザーを前記補助用計器に配設固定する方法としては、前記バイザーの前記円筒部の内面における前記補助用計器との当接個所に両面テープや接着剤等の固定部材を設け、この固定部材を介して前記補助用計器と前記バイザーとを固定する方法がある。
【0006】
しかしながら、かかる方法は、前記バイザーの内面に特別の前記固定部材を配設する必要があるために、前記バイザーを前記補助用計器に配設する取付作業工数が増加し、また、コストが高くなるという問題点があった。
【0007】
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、容易かつ安価に計器に配設固定することが可能な計器用バイザーを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、計器を収納する収納部と、前記収納部から延設される遮光部と、前記収納部の内面の一個所以上若しくは全周に形成され、前記計器と当接する第一の当接部及び前記計器を固定するホルダと当接する第二の当接部を有するを有する取付部と、を備えてなることを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、前記収納部の内面の前記取付部近傍に位置する一個所以上若しくは全周に、前記計器の外周面と当接する突出部を形成してなることを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、前記収納部は、略円筒状であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面に基づいて、本発明をワンパッケージ型の補助用計器に配設される計器用バイザーに適用した実施の形態について説明する。尚、図1は本発明の実施の形態であるバイザー1を示す断面図である。また、図2は後で詳述するバイザー1の突出部及び取付部を示す局部断面図である。また、図3は、バイザー1を示す正面図である。
【0014】
図1に示すように、バイザー1は、アクリルニトリルブタヂエンスチレン(ABS)等の樹脂材料からなり、補助用計器(計器)Aを収納する略円筒状の収納部2と、収納部2から延設され補助用計器Aからの照明光のフロントガラスへの写り込みや外光の入射を防止する遮光部3と、を備えるものである。尚、補助用計器Aは、単一のケース体a1に計器本体,前記計器本体に装着される指針及び表示板を収納し、透光性を有する前面板a2と前面板a2の周縁を覆う縁部a3とによってケース体a1の開口部を封止してなる構成であり、ホルダBの配設部b1に配設される。
【0015】
また、バイザー1は、図1から図3に示すように、収納部2の内面2aの複数個所に形成され、補助用計器Aの縁部a3の外周面と当接する突出部4を備える。突出部4は、図3に示すように、内面2aの同一周上に略等間隔で形成されており、内面2aを基準として内面2aよりも内側方向に突出した状態にて形成されている。
【0016】
また、バイザー1は、図1から図3に示すように、収納部2の内面2aの全周に形成される取付部5を備える。取付部5は、補助用計器Aの縁部a3に形成される段差部a4と当接する第一の当接部5aを備え、第一の当接部5aは段差部a4の傾斜に沿うように後方に傾斜した状態にて形成されている。また、取付部5は、ホルダBの配設部b1の開口端部b2と当接する第二の当接部5bを備え、第二の当接部5bは開口端部b2の形状に対応する形状にて形成されている。また、取付部5は、収納部2の内面2aの突出部4よりも後方側(遮光部3が延設されない側)に位置し、内面2aを基準として突出部4よりも内側方向に突出した状態にて形成されている。
【0017】
以上の構成によりバイザー1が構成されている。かかる構成によれば、バイザー1を補助用計器Aに配設する際、バイザー1を補助用計器Aの後方より収納部2で補助用計器Aの縁部a3を覆うように配設する。このとき、補助用計器Aは収納部2の各突出部4が形成される位置においては縁部a3の前記外周面が各突出部4に当接するため、バイザー1は圧入によって配設固定される。また、補助用計器Aは取付部5の第一の当接部5aが段差面A4に当接して配設位置が決められる。さらに、ホルダBを補助用計器Aの後方から補助用計器Aが配設部b1内に収納されるように配設する。このとき、ホルダBをバイザーAの取付部5における第二の当接部5bに開口端部b2が当接するように配設することにより、バイザーAは取付部5が補助用計器AとホルダBとによって挟持されることとなり、より安定して配設固定される。
【0018】
かかるバイザー1は、補助用計器Aが収納される収納部2の内面2aの一個所以上に補助用計器Aの縁部a3と当接する突出部4を形成し、圧入によって補助用計器Aに配設固定することにより、従来のように特別の固定部材を必要とせず、また取付に要する作業工数を増やすことがないことから、容易かつ安価に補助用計器Aに配設固定することが可能となる。
【0019】
また、バイザー1は、収納部2の内面2aの一個所以上に形成される各突出部4をそれぞれ略等間隔で形成することにより、補助用計器Aの縁部a3の前記外周面を均一に圧することが可能であり、より強固にバイザー1を配設固定することができる。
【0020】
また、バイザー1は、収納部2の内面2aの全周に補助用計器Aの縁部a3に形成される段差部a4と当接する第一の当接部5aとホルダBの配設部b1の開口端部b2と当接する第二の当接部5bとを有する取付部5を形成し、補助用計器AとホルダBとにてバイザー1の取付部5を挟持することによって、より安定してバイザー1を配設固定することが可能となる。
【0021】
尚、本発明の実施の形態においては、バイザー1は、ワンパッケージ型の補助用計器Aに配設固定される構成であったが、本発明においては、前述した形状の計器以外であっても適用可能である。
【0022】
また、本発明の実施の形態においては、バイザー1は、略円筒状の収納部2を備える構成であったが、請求項1から請求項3にかかる本発明においては、バイザーは、計器の形状等に応じた形状、例えば略直方体形状の収納部と、この収納部から延設される遮光部と、を備える構成であってもよく、その形状は本発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0023】
また、本発明の実施の形態においては、突出部4は、収納部2の内面2aの複数個所に形成される構成であったが、本発明においては、例えば収納部の内面の所定個所の全周に前記内面を基準として前記内面よりも内側方向に突出した突出部を形成する構成であってもよい。
【0024】
また、本発明の実施の形態においては、取付部5は、収納部2の内面2aの全周に形成される構成であったが、本発明においては、例えば収納部の内面の突出部よりも後方側に位置する略同一周上の一個所以上に、前記内面を基準として前記突出部よりも内側方向に突出した取付部を形成する構成であってもよい。
【0025】
また、本発明の実施の形態においては、バイザー1は、計器Aに配設固定するための手段として、突出部4と取付部5との両方を備える構成であったが、本発明においては、計器に配設固定するための手段として突出部のみを備える構成、あるいは取付部のみを備える構成であってもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、計器用バイザーに関するものであり、特に、計器からの照明光のフロントガラスへの写り込みや外光の入射を防止する計器用バイザーに関するものであり、容易かつ安価に計器に配設固定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態である計器用バイザーを示す断面図。
【図2】 同上バイザーを示す局部断面図。
【図3】 同上バイザーを示す正面図。
【符号の説明】
1 バイザー
2 収納部
3 遮光部
4 突出部
5 取付部
5a 第一の当接部
5b 第二の当接部
A 補助用計器(計器)
B ホルダ
Claims (3)
- 計器を収納する収納部と、前記収納部から延設される遮光部と、前記収納部の内面の一個所以上若しくは全周に形成され、前記計器と当接する第一の当接部及び前記計器を固定するホルダと当接する第二の当接部を有する取付部と、を備えてなることを特徴とする計器用バイザー。
- 前記収納部の内面の前記取付部近傍に位置する一個所以上若しくは全周に、前記計器の外周面と当接する突出部を形成してなることを特徴とする請求項1に記載の計器用バイザー。
- 前記収納部は、略円筒状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計器用バイザー。
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