JP3637833B2 - 縦列式駐車装置の安全装置 - Google Patents
縦列式駐車装置の安全装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3637833B2 JP3637833B2 JP2000056918A JP2000056918A JP3637833B2 JP 3637833 B2 JP3637833 B2 JP 3637833B2 JP 2000056918 A JP2000056918 A JP 2000056918A JP 2000056918 A JP2000056918 A JP 2000056918A JP 3637833 B2 JP3637833 B2 JP 3637833B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- cover
- parking
- pit
- traverser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、縦列式駐車装置における安全装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
駐車場不足を解消する手段として機械式駐車装置が数多く建設されているが、土地の入手難による敷地の形状、広さの制約下において、より多くの車を収容したい建築主の要望に答えるため、従来図2に示すような縦列式駐車装置が実用化されている。
【0003】
即ち、図2に示すように、無端チェーン1にケージ2を複数個吊り下げて、駆動装置(図示しない)により循環させる前側駐車装置3を、道路5に面して敷地6上に設けるとともに、前側駐車装置3の奥には、奥側駐車装置4を縦列に併設して、更に両駐車装置3,4の下部にはピット7を形成し、該ピット7内にはトラバーサ10を備えるものである。
【0004】
このトラバーサ10はピット7内の長手方向に敷設されたレール8上を車輪9を介して両駐車装置3,4間を往復移動するもので、11は入出庫口、12はケージ2に対し着脱自在に設けられた車両積載用パレツトを示す。
【0005】
ところで、トラバーサを利用したこのような縦列式駐車装置の場合、床面には大きな開口部が常時存在し、特に出入口11からトラバーサ10に車を乗入れる際、或いは前側駐車装置3のケージ2に車を入庫する際には、トラバーサ10の前方が開口部のままになっているため、車が万一行き過ぎると、この開口部に落ちることになり、非常に危険である。
【0006】
このため、トラバーサを利用した縦列式駐車装置に特有の安全対策を、例えば次のように施すことが提案されている。
【0007】
即ち、図3に示すように、各駐車装置の間には扉20を備え、この扉20の下端にピット7の一部を覆うカバー21を設けるものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、着脱自在なパレットを有するケージを備えた駐車装置が複数組み縦列配置され、該各駐車装置の下部に設けられたピット内をトラバーサが移動し、該各駐車装置の間には扉が左右に開閉自在に設けられたものにおいて、該扉の下端にはピットの一部を覆うカバーを備え、トラバーサには該扉から離れた前記カバーの端部を支持案内するレールを設け、ピットには該扉から離れた前記カバーの端部を支持案内する第2のレールと、カバーを駆動する駆動装置を設けるものである。
【0009】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、トラバーサを利用した縦列式駐車装置におけるより安全な装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、 着脱自在なパレットを有するケージを備えた駐車装置が複数組み縦列配置され、該各駐車装置の下部に設けられたピット内をトラバーサが移動する縦列式駐車装置において、各駐車装置の間には扉を設け、該扉の下端にはピットの一部を覆うカバーを備え、トラバーサには該カバーを支持する部材を設けるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、中間扉の動きに応じて、ピットの一部を十分な支持のもとにカバーで覆い、安全を確保するものである。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る一実施例を示す全体平面図、図5は図1の側面図である。
【0013】
図中、図3及び図4と同一のものは同一のものを示すが、41,42はカバーを案内するレールで、レール41はピット内に設置され、レール42はトラバーサ10に設けられている。50はチェーン等を介してカバー21を駆動する駆動装置で、当然に上方から吊り下げられている扉20が連動して開閉される。
【0014】
このような構成であれば、上方から吊り下げられている扉20が閉鎖した状態では、カバー21の先端即ち、扉20から離れた端部(反扉側端)は扉20から離れて設置されているレール41とレール42の上に載った形になるため、ある程度の重量のある物などがこのカバー21上に載ったとしても強度的に十分耐えられるものである。
【0015】
尚、この実施例では駆動装置50は下部のデッドスペースに設けるようにしているので、扉20の上方には何も取付ける必要が無く、スペースを無駄にしない構成になっている。
【0016】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、ピットの一部を塞ぐカバーが十分に支持されるため、このカバーの上を人の通路として利用でき、万一車などが載っても大丈夫である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体平面図である。
【図2】トラバーサを利用した縦列式駐車装置の全体側面図である。
【図3】従来装置の安全装置を示す平面図である。
【図4】従来装置の問題点を説明するための説明図である。
【図5】図1の側面図である。
【符号の説明】
3 前側駐車装置
1 奥側駐車装置
7 ピット
10 トラバーサ
20 扉
21 カバー
41、42 レール
Claims (3)
- 着脱自在なパレットを有するケージを備えた駐車装置が複数組み縦列配置され、該各駐車装置の下部に設けられたピット内をトラバーサが移動し、該各駐車装置の間には扉が左右に開閉自在に設けられたものにおいて、
該扉の下端には前記ピットの一部を覆うカバーを備え、前記トラバーサには該扉から離れた前記カバーの端部を支持案内するレールを設け、前記ピットには該扉から離れた前記カバーの端部を支持案内する第2のレールと、前記カバーを駆動する駆動装置を設けたことを特徴とする縦列式駐車装置の安全装置。 - 前記駆動装置は、チェーンを介して前記カバーを駆動する装置であることを特徴とする請求項1に記載の縦列式駐車装置の安全装置。
- 前記扉は上方から吊り下げられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の縦列式駐車装置の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000056918A JP3637833B2 (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | 縦列式駐車装置の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000056918A JP3637833B2 (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | 縦列式駐車装置の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001248321A JP2001248321A (ja) | 2001-09-14 |
JP3637833B2 true JP3637833B2 (ja) | 2005-04-13 |
Family
ID=18577790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000056918A Expired - Fee Related JP3637833B2 (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | 縦列式駐車装置の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3637833B2 (ja) |
-
2000
- 2000-03-02 JP JP2000056918A patent/JP3637833B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001248321A (ja) | 2001-09-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100775853B1 (ko) | 원형주차타워 | |
CN109854027A (zh) | 一种既有建筑下方增层建造的立体车库 | |
JP3637833B2 (ja) | 縦列式駐車装置の安全装置 | |
JP3031727U (ja) | 縦列式駐車装置の安全装置 | |
CN105937321A (zh) | 一种气动式立体车库 | |
JP3687437B2 (ja) | 縦列式駐車装置の安全装置 | |
JPH05132269A (ja) | エレベーターのかご装置 | |
JPH0642063Y2 (ja) | 垂直循環式駐車装置 | |
KR920004054B1 (ko) | 입체 격납고 | |
CN216866170U (zh) | 一种立体停车库 | |
CN210370090U (zh) | 升降横移立体车库的车辆提升装置 | |
JP5469431B2 (ja) | 機械式駐車設備及びその車両入出庫方法 | |
JPH0137062Y2 (ja) | ||
JP3426978B2 (ja) | フォーク式立体駐車装置 | |
JPS6337409Y2 (ja) | ||
JPH0437176Y2 (ja) | ||
JP2501009Y2 (ja) | 縦列型駐車装置 | |
JPH0344915Y2 (ja) | ||
JPH0642061Y2 (ja) | 複数縦列垂直循環式駐車設備 | |
JPH0423166Y2 (ja) | ||
JP3032547U (ja) | 縦列型垂直循環式駐車装置 | |
RU53341U1 (ru) | Многоэтажная автостоянка | |
JP2564812Y2 (ja) | 縦列型エレベータ式駐車装置 | |
JP4375640B2 (ja) | 縦列型エレベータ式駐車装置 | |
JP3973023B2 (ja) | 複合型エレベータパーキング |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050103 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |