JP3636446B2 - モータのコア積層方法及びその積層構造 - Google Patents

モータのコア積層方法及びその積層構造 Download PDF

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    • H02K2201/09Magnetic cores comprising laminations characterised by being fastened by caulking

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータのコア積層方法及びその積層構造に係るもので、詳しくは、複数個のラミネーションシートを積層して形成されてボビンに結合される積層体の曲率変更を可能にするだけでなく、構造が簡単で、製作を簡便に行い得るモータのコア積層方法及びその積層構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、リニアモータ(Linear Motor)は、立体的構造を有する通常のモータの磁束を平面形態に形成するもので、平面形態の可動部が平面の固定部上に形成される磁束(Flux)の変化に従って平面上を直線運動するようにしたものである。
【0003】
このような従来のリニアモータは、図11及び図12に示したように、アウターコア(Outer Core)10及びこのアウターコア10の内部に挿入されるように円筒形に形成されたインナーコア(Inner Core)20からなる固定子Sと、アウターコア10またはインナーコア20の内部に結合される巻線コイル30と、永久磁石41が具備されてアウターコア10とインナーコア20間に移動可能に挿入される可動子40と、を包含して構成される。図面では、巻線コイル30がアウターコア10の内部に結合された構造を示している。
【0004】
以下、このように構成された従来のリニアモータの作動について説明する。
【0005】
先ず、電源が印加されて巻線コイル30に電流が流れると、この巻線コイル30に流れる電流によって巻線コイル30の周辺に形成された磁束が、固定子Sのアウターコア10及びインナーコア20に沿って閉ループ(Closed Loop)を形成する。
【0006】
次いで、アウターコア10及びインナーコア20に形成された磁束と永久磁石41により形成される磁束との相互作用により永久磁石41が軸方向の力を受けるので、可動子40はアウターコア10とインナーコア20の間で軸方向に直線運動を行い、このとき、巻線コイル30に印加される電流の方向を交互に変更させると、可動子40が直線往復運動を行うようになる。
【0007】
ここで、固定子Sを構成するアウターコア10は、所定形状に形成されたラミネーションシートLを複数個積層して所定厚さに形成された単位積層コア11が、内部にコイル30が巻線された環形のボビン50に、所定間隔を有して複数個が放射状に結合されて構成される。
【0008】
詳しくは、ボビン50に放射状に結合される複数個の単位積層コア11の内周面は、ボビン50の外周面に対応した所定曲率を有する円形に形成され、また、各単位積層コア11が所定間隔を有して位置するため、それらの単位積層コア11が配置されないボビン50の外側面は外部に露出される。
【0009】
ここで、単位積層コア11は、断面が“コ”の字状に形成されて、磁束の経路(Path)を形成するパス部aと、このパス部aの両端に三角形状にそれぞれ形成されるポール部bと、からなる薄板により形成され、それらのポール部b及びパス部aにより形成される開口溝Hの内部に前記のボビン50が位置し、このボビン50にはコイルが多層に巻線された巻線コイル30が結合される。
【0010】
また、単位積層コア11の製作方法においては、図13に示したように、薄板を用いてラミネーションシートLを切断加工した後、このラミネーションシートLを所定厚さになるように積層し、積層された積層体の両方の側面が所定の曲面を成すようにジグ(Jig)を利用して曲面を形成させ、この曲面が形成された積層体をこの積層体の厚さ方向である上下方向に溶接して製作する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、このような従来のモータのコア積層方法及びその積層構造においては、溶接によりラミネーションシートLの積層体を固定して結合させるため、製作工程が煩雑であると共に、製作時間が長くて生産性が低下するという不都合な点があった。
【0012】
また、溶接により上記のラミネーションシートLの積層体を固定して結合させて単位積層コア11を製作するので、ボビンの外周面曲率が設計上の理由で変更される場合、上記の単位積層コアの曲率変更が容易でないという不都合な点があった。
【0013】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、複数個のラミネーションシートを積層して形成する積層体の曲率変更が可能であると共に、製作を簡便に行い得る、モータのコア積層方法及びその積層構造を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係るモータのコア積層方法においては、薄板を使用して結合手段が形成された所定形状のラミネーションシートを製作する段階と、上記のラミネーションシートの一方側面に形成された結合手段が一方向を成すように型合わせされる複数個のラミネーションシートを所定厚さに固定して積層する段階と、上記の複数個のラミネーションシートが所定厚さを有して固定して積層された積層体の内周及び外周側面部に、前記ラミネーションシートを移動させて、内部にコイルが巻線された環状のボビンの外周面曲率に相応する曲率を有する曲面部を形成する段階と、を順次行うことを特徴とする。
【0015】
そして、本発明に係るモータのコア積層構造においては、薄板により形成される所定形状のラミネーションシートを複数個積層して所定厚さを有する積層体を形成し、前記積層体を構成する各ラミネーションシートには、隣接するラミネーションシート同士が移動可能になるように形成された結合手段であって、内部にコイルが巻線された環状のボビンの外周面曲率に相応する曲率を前記積層体が有するように、前記隣接するラミネーションシート同士を移動させて結合させる結合手段が形成されて、該結合手段によって前記各ラミネーションシートを固定して結合することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0017】
本発明に係るモータのコア積層構造の第1実施形態が適用されたリニアモータは、図1及び図2に示したように、アウターコア100及びこのアウターコア100の内部に挿入されるように円筒形に形成されたインナーコア20からなる固定子Sと、アウターコア100またはインナーコア20の内部に結合される巻線コイル30と、永久磁石41が具備されてアウターコア100とインナーコア20の間に移動可能に挿入される可動子40と、を備えて構成される。
【0018】
そして、上記の固定子Sを構成するアウターコア100は、所定の形状に形成されたラミネーションシートL’を複数個積層して所定厚さに形成される単位積層コア110が、内部にコイル30が巻線された環形のボビン50に、所定間隔を有して放射状に複数個結合されて形成される。
【0019】
また、ボビン50に放射状に結合される複数個の単位積層コア110の内周面はボビン50の外周面に対応して所定曲率を有する円形に形成され、各単位積層コア110が所定間隔を有して位置するため、それらの単位積層コア110が配置されないボビン50の外側面は外部に露出される。
【0020】
ここで、単位積層コア110は、図3に示したように、所定形状の薄板により形成されるラミネーションシートL’が所定厚さを有するように複数個積層されて形成される。
【0021】
また、単位積層コア110を構成する各ラミネーションシートL’の一方側面には、隣接するラミネーションシートL’同士を一方向に型合わせして固定させるための複数個のコーキング(caulk)部Kが形成され、それらのコーキング部Kにより単位積層コア110を構成する上記の各ラミネーションシートL’が固定されて結合される。
【0022】
即ち、単位積層コア110を構成する上記のラミネーションシートL’は、断面が“コ”の字状に形成されるパス部aと、このパス部aの両端に三角形状にそれぞれ形成されるポール部bと、パス部aまたはポール部bの一方側面に形成される上記の複数個のコーキング部Kと、を包含する薄板により形成される。
【0023】
そして、ラミネーションシートL’を積層する際、パス部a及びポール部bの内部空間により形成される開口溝Hに前記のボビン50が配置される。
【0024】
また、ラミネーションシートL’の一方側面に形成される上記の各コーキング部Kは、所定間隔を有して貫通して形成された2つの移動穴120bと、それらの移動穴120bの間であって、折り曲げられる部分を形成する折り曲げ結合部120aと、により構成される。
【0025】
ここで、上記のコーキング部Kの長さ方向は、パス部aの長さ方向と同一方向を有するように形成される。
【0026】
一方、インナーコア20は、所定形状のラミネーションシート21が円筒形状を有するように放射状に積層された積層体により構成される。
【0027】
また、可動子40は、複数個の永久磁石41により構成され、それらの永久磁石41は、円筒形に形成された永久磁石ホルダ42に装着されて、固定子Sのアウターコア100とインナーコア20間に所定の間隙を有して挿入される。
【0028】
以下、本発明に係るモータコアの積層方法に対し、図4に基づいて説明する。
【0029】
先ず、第1段階として、薄板を用いてコーキング部Kが形成された所定形状のラミネーションシートL’を製作する。
【0030】
次いで、第2段階で、上記の製作されたラミネーションシートL’のコーキング部Kが一方向を形成するように複数個のラミネーションシートL’を連続してコーキングしながら所定厚さに積層して単位積層コア110を完成する。
【0031】
次いで、第3段階で、単位積層コア110の側面にジグを使用して曲面部を形成し、このように製作された複数個の単位積層コア110をボビン50に放射状に結合する。
【0032】
一方、本発明に係るモータのコア積層構造の第2実施形態が適用されたリニアモータは、図6及び図7に示したように、アウターコア200及びこのアウターコア200の内部に挿入されるように円筒形に形成されたインナーコア20からなる固定子Sと、アウターコア200の内部に結合される巻線コイル30と、永久磁石41が具備されてアウターコア200とインナーコア20の間に移動可能に挿入される可動子40と、を包含して構成される。
【0033】
そして、固定子Sを構成するアウターコア200は、所定形状の薄板により形成された多数個のラミネーションシートL”を所定厚さを有するように積層した複数個の単位積層コア210で構成され、このとき、単位積層コア210を構成する上記の各ラミネーションシートL”には、隣接するラミネーションシートL”同士が相対的に移動できるように型合わせして固定させるための結合部213がそれぞれ突出形成され、コーキング作業時にそれらラミネーションシートL”の各結合部213の型合わせによって単位積層コア210が固定して結合される。
【0034】
また、複数個の単位積層コア210は、環形に形成されたボビン50に放射状に結合される。ここで、ボビン50に放射状に結合される複数個の単位積層コア210の内周面は、ボビン50の外周面に対応した所定曲率を有する円形に形成され、各単位積層コア210が所定間隔を有して位置するため、それらの単位積層コア210が配置されないボビン50の外側面は外部に露出される。
【0035】
更に、単位積層コア210を構成する上記のラミネーションシートL”は、図8に示したように、所定幅及び長さを有する縦板211aと、この縦板211aの両端にそれぞれ折れ曲がって延長された第1、第2横板211b、211cと、により“コ”の字状に形成されて、それらの縦板211a及び第1、第2横板211b、211cの内部にコイルが巻線されたボビン50の一部分が配置されるパス部211と、このパス部211の第1、第2横板211b、211cの両方の端にそれぞれ形成されてポールを形成するポール部212と、パス部211の第1、第2横板211b、211cの一方側に所定幅及び長さを有するようにプレッシングされてそれぞれ突出形成された結合部213と、により構成される。
【0036】
そして、パス部211に形成される上記の結合部213は、パス部211の一方側に、このパス部211の板に対して傾斜して所定長さを有するように折り曲げられた第1、第2傾斜板213a、213bと、それら第1、第2傾斜板213a、213bの両方の端を連結する連結平板213cと、により形成される。
【0037】
ここで、第1、第2傾斜板213a、213b及び連結平板213cは、断面が杓子状を有するように片方側に突出して形成され、連結平板213cの内側面の長さe1が外側面の長さe2よりも長く形成される。
【0038】
また、結合部213の長さ方向は、パス部211の第1、第2横板211b、211cの長さ方向と同一方向を有するように形成される。即ち、結合部213の第1傾斜板213a、連結平板213c及び第2傾斜板213bが前記第1、第2横板211b、211cの長さ方向に連続して形成され、結合部213の突出した面側の突出幅e3は凹まされた面側の凹み幅e4よりも小さく形成される。
【0039】
インナーコア20は、所定形状のラミネーションシート21が円筒形を形成するように放射状に積層された積層体により構成される。
【0040】
可動子40は、複数個の永久磁石41により構成され、それらの永久磁石41は、円筒形に形成された永久磁石ホルダ42に装着されて、固定子Sのインナーコア20と複数個の単位積層コア210からなるアウターコア200の間に挿入される。
【0041】
一方、単位積層コア210の製作方法においては、先ず、所定面積を有する薄板を用いて結合部213が形成された所定形状のラミネーションシートL”を複数個製作し、それらのラミネーションシートL”を所定厚さを有するように積層して結合させて単位積層コア210を形成する。
【0042】
このとき、上記の各ラミネーションシートL”にそれぞれ形成された各結合部213がコーキング時に相互に型合わせされて結合される。
【0043】
次いで、単位積層コア210をボビン50、または、このボビン50の外径に相応する曲率を有する別途のジグに密着させて、ボビン50の外周面に接触する面及びその反対側面が曲面を形成するように曲面部Rを形成する。
【0044】
このとき、前記の各ラミネーションシートL”中、隣接するラミネーションシートL”同士の各結合部213が相互に少しずつ押されながら移動して単位積層コア210の曲面部Rを形成するようになる。
【0045】
即ち、単位積層コア210の中心に位置するラミネーションシートL”の結合部213を中心にその一方側に位置する各ラミネーションシートL”は、図9に示したように、それらの結合部213の第1傾斜板213a側に少しずつ押されて移動するが、他方側に位置する各ラミネーションシートL”は、図10に示したように、それらの結合部213の第2傾斜板213b側に少しずつ押されて移動するようになって、全体的にボビン50の外周面の曲率に相応する曲率を有する曲面部Rを形成するようになる。このように製作された複数個の単位積層コア210がボビン50の外周面に放射状に結合される。
【0046】
一方、外径が一層大きいボビン50に単位積層コア210を結合させる場合は、それらの単位積層コア210を構成する各ラミネーションシートL”の結合部213の移動程度を小さくすることによって各単位積層コア210の曲面部Rの曲率を大きくし、よって、ボビン50の外周面の曲率に相応して結合させることができる。
【0047】
以下、このように構成された本発明に係るモータのコア積層構造の各実施形態の作動について説明する。
【0048】
先ず、本発明に係るコア積層構造を有する各アウターコア100(200)及びインナーコア20により固定子Sが構成され、この固定子Sのアウターコア100(200)とインナーコア20の間に可動子40が挿入され、アウターコア100(200)の内部に結合される巻線コイル30に電流が流されると、この電流によって形成される磁束が固定子Sに沿って流れ、よって、この固定子Sに形成される磁束と可動子40を構成する永久磁石41により形成される磁束との相互作用によって可動子40が直線運動を行うようになる。
【0049】
そして、巻線コイル30に供給される電流の方向を交互に変更させると、可動子40が直線往復運動を行う。
【0050】
本発明に係るモータのコア積層構造の第1実施形態によると、コーキング部Kがそれぞれ形成された複数個のラミネーションシートL’を、図5に示したように、上記の各コーキング部Kが型合わせされて積層されることによって、各ラミネーションシートL’が固定して結合されて単位積層コア110を形成するようになる。
【0051】
従って、各単位積層コア110の両方側面部に曲面部Rを形成する場合、それらの単位積層コア110を構成する各ラミネーションシートL’に形成されたコーキング部Kの折り曲げ結合部120aをコーキングした後、相互に隣接するラミネーションシートL’の各コーキング部Kの移動穴120bにより少しずつ一定に移動させることによって、それらの単位積層コア110の両方側面に曲面部Rを自由に形成することができる。
【0052】
また、単位積層コア110を形成する積層体は、各ラミネーションシートL’に形成されたコーキング部Kのコーキング作業によって順次的に連続して固定して結合されて形成されるので、単位積層コア110の製作工程及び製作された単位積層コア110をボビン50に結合させるための組立工程が簡便になる。
【0053】
また、本発明に係るモータのコア積層構造の第2実施形態によると、複数個のラミネーションシートL”は、それらのラミネーションシートL”にそれぞれ形成された各結合部213が相互に移動するようにコーキングされて型合わせされて固定されるので、それらのラミネーションシートL”を積層して結合させる積層作業が一層簡便になる。
【0054】
また、上記の型合わせ構造によりラミネーションシートの側面方向への移動が可能になるので、単位積層コア210の両方側面に所望の曲率を有する曲面部Rを形成することが容易になる。
【0055】
更に、単位積層コア210を構成する複数個のラミネーションシートL”の各結合部213がプレッシングされて突出した形状に形成されるので、それらの結合部213の加工が容易で、それらの結合部213の形状が単純な杓子状に形成されるので、構造が簡単になる効果がある。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るモータのコア積層方法及びその積層構造においては、複数個のラミネーションシートを積層して形成された積層体である単位積層コアの曲率変更が容易になるので、単位積層コアの活用度が向上し、また、組立工程が簡便になって製作時間及び費用が低減されて生産性を向上し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータのコア積層構造の第1実施形態が適用されたリニアモータを示した正断面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のアウターコアの組立過程を示した斜視図である。
【図4】本発明に係るモータのコア積層方法を示したフローチャートである。
【図5】本発明に係るモータのコア積層構造の第1実施形態が適用されたコーキング部の結合状態を示した部分側断面図である。
【図6】本発明に係るモータのコア積層構造の第2実施形態が適用されたリニアモータを示した正断面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】図6のアウターコアの組立過程を示した斜視図である。
【図9】本発明に係るモータのコア積層構造の第2実施形態が適用された結合部の結合状態を示した部分側断面図である。
【図10】本発明に係るモータのコア積層構造の第2実施形態が適用された結合部の結合状態を示した部分側断面図である。
【図11】従来のリニアモータを示した正断面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】図11のアウターコアの組立過程を示した斜視図である。
【符号の説明】
10、100、200…アウターコア
20…インナーコア
S…固定子
30…巻線コイル
40…可動子
41…永久磁石
L、L’、L”…ラミネーションシート
50…ボビン
11、110、210…単位積層コア
K…コーキング部
a、211…パス部
b、212…ポール部
H…開口溝
120a…折り曲げ結合部
120b…移動穴
213…結合部
211a…縦板
211b、211c…第1、第2横板
213a、213b…第1、第2傾斜板
213c…連結平板

Claims (13)

  1. 薄板を使用して結合手段が形成された所定形状のラミネーションシートを製作する段階と、
    前記ラミネーションシートの一方側面に形成された前記結合手段が一方向を成すように型合わせされる複数個のラミネーションシートを所定厚さに固定して積層する段階と、
    前記複数個のラミネーションシートが所定厚さを有して固定して積層された積層体の内周及び外周側面部に、前記ラミネーションシートを移動させて、内部にコイルが巻線された環状のボビンの外周面曲率に相応する曲率を有する曲面部を形成する段階と、
    を順次行うことを特徴とするモータのコア積層方法。
  2. 前記積層体は、単位積層コアであることを特徴とする請求項1に記載のモータのコア積層方法。
  3. 前記固定して積層する段階は、コーキングによってそれぞれの前記ラミネーションシートを順次的に固定して結合させることを特徴とする請求項1に記載のモータのコア積層方法。
  4. 薄板により形成される所定形状のラミネーションシートを複数個積層して所定厚さを有する積層体を形成し、
    前記積層体を構成する前記の各ラミネーションシートには、隣接するラミネーションシート同士が移動可能になるように形成された結合手段であって、内部にコイルが巻線された環状のボビンの外周面曲率に相応する曲率を前記積層体が有するように、前記隣接するラミネーションシート同士を移動させて結合させる結合手段が形成されて、該結合手段によって前記各ラミネーションシートを固定して結合することを特徴とするモータのコア積層構造。
  5. 前記各ラミネーションシートに形成された結合手段は、コーキングによって順次的に固定して結合されることを特徴とする請求項4に記載のモータのコア積層構造。
  6. 前記結合手段は、
    前記各ラミネーションシートのパス部またはポール部の一方側に所定間隔を有して貫通形成される二つの移動穴と、該移動穴の間であって、コーキング作業時に折り曲げられる折り曲げ結合部と、により構成されるコーキング部であることを特徴とする請求項4に記載のモータのコア積層構造。
  7. 前記コーキング部の長さ方向は、前記ラミネーションシートを構成するパス部の長さ方向と同一方向を有するように形成されることを特徴とする請求項6に記載のモータのコア積層構造。
  8. 前記結合手段は、前記積層体を構成する前記の各ラミネーションシートの隣接するラミネーションシート同士が相対移動できるように型合わせさせる結合部がそれぞれ突出して形成され、該ラミネーションシートの前記の各結合部の型合わせによって前記積層体が固定して結合されることを特徴とする請求項4に記載のモータのコア積層構造。
  9. 前記積層体を構成するラミネーションシートは、
    所定幅及び長さを有する縦板と、該縦板の両端からそれぞれ折れ曲がって延長された第1、第2横板と、により“コ”の字状に形成されて、コイルが巻線されたボビンの一部分が該“コ”の字状の内部に位置されるパス部と、
    前記第1、第2横板の両方の端にそれぞれ形成されてポールを形成するポール部と、
    前記パス部の第1、第2横板の一方側に、所定幅及び長さを有するようにプレッシングにより突出して形成される結合部と、
    により構成されることを特徴とする請求項8に記載のモータのコア積層構造。
  10. 前記結合部は、
    前記パス部の一方側に、該パス部の板に対して傾斜して所定長さを有するように折り曲げれた第1、第2傾斜板と、
    前記第1、第2傾斜板の両方の端を連結する連結平板と、
    により構成されることを特徴とする請求項9に記載のモータのコア積層構造。
  11. 前記第1、第2傾斜板及び連結平板は、断面が杓子状を有するように一方側に突出した形態に形成され、前記連結平板の内側面の長さが外側面の長さよりも長く形成されることを特徴とする請求項10に記載のモータのコア積層構造。
  12. 前記結合部の長さ方向は、前記パス部の第1、第2横板の長さ方向と同一方向を有するように形成されることを特徴とする請求項9に記載のモータのコア積層構造。
  13. 前記結合部の長さ方向の断面は杓子状に形成され、その突出した面側の突出幅が凹まされた面側の凹み幅よりも小さく形成されることを特徴とする請求項9に記載のモータのコアの積層構造。
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