JP3635585B2 - フレキシブルプリント基板の配線パターン接続方法とその構造 - Google Patents

フレキシブルプリント基板の配線パターン接続方法とその構造 Download PDF

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    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、フレキシブルプリント基板の配線パターンの接続に関し、詳しくはフレキシブルプリント基板をリジッドプリント基板に確実かつ強固に接続することができるフレキシブルプリント基板の配線パターン接続方法とその構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からフレキシブルプリント基板の配線パターン接続方法とその構造に関しては種々なものが提案されており、例えば、特開平4−6895号公報に開示されている構造のものが知られている。
図7に示すように従来のフレキシブルプリント基板の配線パターン接続構造50は、軟質合成樹脂ベースで板状のフレキシブルプリント基板60(以下、FPCと言う。)が硬質合成樹脂ベースで板状のリジッドプリント基板70(以下、RPCと言う。)に半田接続されている。なお、図中ではFPC60の前部が外力により上方へ引き上げられている状態を示している。
【0003】
また、FPC60の裏側には適数(図中では3本)の電気的配線パターン61が設けられており、これら電気的配線パターン61の後端には電気的に接続されるための配線パターン62が設けられている。また、この配線パターン62より外方に位置したFPC60裏面の両端には、機械的接続を強化するための接続専用パターン63が設けられている。さらに、FPC60の内端付近には、左右に位置決め穴64が設けられている。
【0004】
また、このRPC70の表面にも適数(図中では3本)の電気的配線パターン71が設けられていると共に、それらの電気的配線パターンの外端には電気的に接続されるための配線パターン72が設けられている。さらに、RPC70の外端付近の表面上には接続専用パターン63に対応する位置に接続専用パターン73が設けられている。また、位置決め穴64に対応する位置には位置決め穴74が設けられている。なお、位置決め後は、FPC60内端からRPC70の配線パターン72の一部が露出されるように設けられている。
【0005】
上記構成においては、先づRPC70の前部にFPC60の後部が重ね合わされると共に、例えばピン等を位置決め穴64,74に挿入して位置決めがなされる。その後、接続専用パターン63と露出された接続専用パターン73との間に形成された空間に半田盛り81が溶着されることで、FPC60はRPC70に機械的に強固に接続される。
次に、露出された配線パターン72と配線パターン62との間に形成された空間に半田盛り82が溶着されることにより電気的配線パターン61はそれぞれ電気的配線パターン71に電気的に接続される。
【0006】
上述したように、組立てられたFPCの配線パターン接続構造50においては、例えばFPC60の外方が外力により上方へ引張られても、接続専用パターン63,73が半田盛り81で強固に溶着されているので、配線パターン62,72に溶着された半田盛り82にクラックや剥離が発生するような不都合は起らない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のFPCの配線パターン接続構造50においては、半田盛り81が施される空間にはRPC70側の接続専用パターン73が露出されている。したがって、FPC60側の接続専用パターン63は上方へ持ち上げないと露出されないため半田盛り作業が困難であるという問題がある。
また、接続専用パターン63,73は何れも合成樹脂板上にプリントされたものであるから半田盛り作業で加熱されると損傷や剥離が発生する心配があり、外力に対して十分な強度が得られないという問題がある。
さらに、半田の疲労限度も他の金属に比べて極めて低く、繰返し荷重に弱いという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、上記課題にかんがみてなされたものであり、FPCに外力が作用してもRPCとの接続状態に支障を来すことなく、かつ作業性に優れたFPCの配線パターン接続方法とその構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、適数の接続用の配線パターンが設けられ、内側端に捲上げ固定穴が設けられたフレキシブルプリント基板と、適数の接続用の配線パターンが設けられたリジッドプリント基板とを接続する接続構造において、固定機構を有する前記リジッドプリント基板と、該リジッドプリント基板に対する固定機構を有するクランプであって、先端に捲上げ固定穴を引掛けるために固定用凸部が設けられた湾曲部を有するクランプと、位置決め機構を有する前記フレキシブルプリント基板とから成り、前記フレキシブルプリント基板が前記クランプと前記リジッドプリント基板とで所定位置に挟持固定された後、前記配線パターンが半田盛りにより接続されることを特徴とするフレキシブルプリント基板の配線パターン接続構造によって達成することができる。
【0010】
また上記目的は、前記クランプに設けられた前記固定機構であるクランプ固定部が、前記フレキシブルプリント基板に設けられた前記位置決め機構である位置決め穴を介して前記リジッドプリント基板に設けられた前記固定機構である係合孔に係止されることで、前記フレキシブルプリント基板が挟持固定されることにより達成できる。
【0011】
また本発明の上記目的は、前記クランプの内側端が前記リジッドプリント基板の前記配線パターンの一部を露出するような位置に係合されると共に、この露出された配線パターンの一部と前記フレキシブルプリント基板の配線パターンとの間隙に半田盛りを形成して導通接続されることによって達成することができる。
【0012】
また上記目的は、前記クランプの両側端に上方へ円弧状に折り曲げられた彎曲部が形成され、かつ該彎曲部の端部に捲上げ固定機構を備えると共に、前記彎曲部により捲上された前記フレキシブルプリント基板の配線パターンと前記リジッドプリント基板の配線パターンの露出された部分とで形成されるV字状の間隙面に半田盛りが形成されることにより達成できる。
【0013】
また上記目的は、適数の接続用の配線パターンが設けらたフレキシブルプリント基板と、適数の接続用の配線パターンが設けられたリジッドプリント基板と、を接続する接続構造において、固定機構を有する前記リジッドプリント基板と、該リジッドプリント基板に対する固定機構を有するクランプであって、前記クランプの内側端に上方へ折り曲げられた立ち板が設けられたクランプと、位置決め機構を有する前記フレキシブルプリント基板と、から成り、該立ち板に前記フレキシブルプリント基板の後端部が固定されて生じた前記配線パターンによるL字状の間隙面に半田盛りが形成されることにより達成できる。
【0014】
また上記目的は、前記立ち板の上端に捲上げ機構としての捲上げ固定孔が設けられ、また、前記フレキシブルプリント基板の内側端に捲き上げ固定穴が設けられ、前記フレキシブルプリント基板が固定手段で前記立ち板に固定されることにより達成できる。
【0019】
【作 用】
本発明に係わるFPCの配線パターン接続装置においては、固定機構を有するRPCと、該RPCに対する固定機構を有するクランプと、位置決め機構を有するFPCとから成り、FPCがクランプとRPCとで所定位置に挟持固定された後、配線パターンが半田盛りにより接続される。したがって、FPCが外力作用により引張られたり加振されても半田盛り部分が疲労したり剥離したりする不都合は起らない。よって、信頼性の高いFPCの配線パターン接続構造を得ることができる。
また、クランプの外側端に円弧状に折り曲げられた彎曲部が形成されていることで、FPCが外力作用により上方向に引張られても損傷するようなことはなく、信頼性の向上を図ることができる。
【0020】
また、前記クランプに設けられた固定機構であるクランプ固定部が、FPCに設けられた位置決め機構である位置決め穴を介してRPCに設けられた固定機構である係合孔に係止されることで、FPCが挟持固定される。
したがって、クランプのクランプ固定部がFPCの位置決め穴に嵌入され、RPCの係合孔に係止されることでFPCの位置決めができると共に、FPCをRPCとクランプとの間に容易に挟持させることができる。よって、別に固定機構を必要としないから、簡単な構造で安価なFPCの配線パターン接続構造を得ることができる。
【0021】
また、クランプの内側端がRPCの配線パターンの一部を露出するような位置に係合されると共に、この露出された配線パターンの一部とFPCの配線パターンとの間隙に半田盛りが形成される。
したがって、FPCの配線パターンとの間の半田盛り作業が容易になり、作業性を向上させることができる。
【0023】
また、クランプの内側端に上方へ折り曲げられた立ち板が設けられると共に、該立ち板にFPCの後端部が固定されて生じた配線パターンによるL字状の間隙面に半田盛りが形成される。
したがって、半田盛り作業が容易になると共に確実な接続ができ、作業性が良好で、かつ信頼性の高いFPCの配線パターン接続構造が得られる。
【0024】
さらに、クランプの両側端に上方へ円弧状に折り曲げられた彎曲部が形成され、かつ該彎曲部の端部に捲上げ固定機構を備えると共に、彎曲部により捲上されたFPCの配線パターンとRPCの配線パターンの露出された部分とで形成されるV字状の間隙面に半田盛りが形成される。 したがって、FPCの後部が捲上げられるので半田盛り作業性を良好に行うことができ、かつ信頼性の高いFPCの配線パターン接続構造を得ることができる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明のFPCの配線パターン接続構造の第1実施例を図1及び図2に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例のFPCの配線パターン接続構造を示す分解斜視図、図2は図1における長手方向の組立断面図である。
図1及び図2に示すFPCの配線パターン接続構造1は、FPC10と、RPC20と、クランプ30とから構成されている。詳しくは、軟質合成樹脂からなる板状のFPC10の裏面には、長手方向に導電体として3本の電気的配線パターン11が設けられている。また、この電気的配線パターン11の内側端にはそれぞれ相手と接続するための配線パターン12が設けられている。さらに、前記内側端付近には位置決め機構としての位置決め穴13が設けられている。
【0026】
また、硬質合成樹脂からなる板状のRPC20の表面には、長手方向に導電体として3本の電気的配線パターン21が設けられている。また、この電気的配線パターン21の外側端にはそれぞれ相手と接続するための配線パターン22が設けられている。さらに、前記外側端付近には固定機構としての係合孔23が設けられている。なお、上記配線パターン22は、RPC20上の係合孔23とFPC10の位置決め穴13を一致させて重ね合わせた場合、このFPC10の内側端から露出されるような位置関係に設けられている。
【0027】
また、本実施例におけるクランプ31は金属板から形成され、外側端が上方へ折り曲げられて彎曲部35が形成されている。また、側端部には位置決め穴13及び係合孔23に嵌入して位置決めを行うと共に、上記FPC10をRPC20とクランプ31で挟持して固定するための固定機構としてのクランプ固定部36が下方へ垂設されている。なお、このクランプ固定部36の下方にはロック部36aが設けられており、このロック部36aを係合孔23に嵌入させてから捻ることでロックされるようになっている。
【0028】
上記構成による本実施例のFPCの配線パターン接続構造1においては、先づRPC20上の位置決め穴13とFPC10上の係合孔23が一致するように合わせる。次に、クランプ31のクランプ固定部36を上方から位置決め穴13及び係合孔23に嵌入させて位置決めを行うと共に、クランプ31をRPC20方向へ押圧しながらロック部36aを捻ることでFPC10はRPC20とクランプ31とにより強固に挟持される。そして、露出されたRPC20の配線パターン22とFPC10の配線パターン12との間に半田盛り25が溶着されることで、FPC10の電気的配線パターン11はRPC20の電気的配線パターン21に確実かつ強固に導通接続されることになる。
【0029】
このとき、FPC10が外力により上方へ引張られたり加振されたりしても、クランプ固定部36により強固に固定されているので半田盛り25が疲労したり剥離したりすることはない。また、クランプ31の外側端に彎曲部35が設けられているのでFPC10が損傷するようなこともない。さらに、半田盛り25が溶着されるときは、配線パターン22が露出されているので半田付け作業を容易に行うことができる。依って、作業性が良く、信頼性の高い長寿命なFPCの配線パターン接続構造を得ることができる。
【0030】
次に、本発明の第2実施例のFPCの配線パターン接続構造2について、図3及び図4に基づいて説明する。図3は本発明の第2実施例のFPCの配線パターン接続構造を示す分解斜視図、図4は図3における長手方向の組立断面図である。
本実施例が上記第1実施例と異なる点はクランプ32の構造であると共に、FPC10の内側端に捲上げ固定穴18が設けられていることである。即ち、クランプ32の内側端には上方に直角に折り曲げられた立ち板37が設けられており、この立ち板37の上端には捲上げ固定機構としての捲上げ固定孔38が設けられている。そして、この捲上げ固定孔38に対応する適数の捲上げ固定穴18がFPC10の内側端付近に設けられている。さらに、この捲上げ固定孔38に嵌入して固定するためのボルトナット39が設けられている。なお、その他の構成は第1実施例と同様なので、同じ部品には図3及び図4に同一符号を付することにより詳細な説明は省略する。
【0031】
本実施例においては、FPC10の内側端が捲上げ固定穴18とボルトナット39により立ち板37の捲上げ固定孔38に固定されるので、図4に示すようにFPC20の配線パターン22の一部だけでなくFPC10の配線パターン12の一部も露出されて略L字状の間隙面が形成される。これにより、半田盛り25の溶着作業は容易かつ確実に行うことができる。依って、一層作業性が良く信頼性の高いFPCの配線パターン接続構造2を得ることができる。
【0032】
次に、本発明の第3実施例のFPCの配線パターン接続構造3について、図5及び図6に基づいて説明する。図5は本発明の第3実施例のFPCの配線パターン接続構造を示す分解斜視図、図6は図5における長手方向の組立断面図である。
本実施例が第1実施例と異なる点はクランプ33の構造であると共に、FPC10の内側端に捲上げ固定穴18が設けられていることである。即ち、クランプ33の内側端には上方に円弧状に折り曲げられた彎曲部40が形成されている。この彎曲部40の先端には捲上げ固定穴18を引掛けるための捲上げ固定機構としての固定用凸部48が設けられている。なお、クランプ33の外側端に設けられている彎曲部35の先端にも固定用凸部48が設けられているので、クランプ33はクランプ固定部36を中心に対称な構造になっている。依って、クランプ33は組立に際して方向性に自由度があるためさらに容易に組立て作業を行うことができる。なお、その他の構成は第1実施例と同様なので、同一部品には図5及び図6に同一符号を付することにより詳細な説明を省略する。
【0033】
本実施例においては、FPC10の内側端に設けられた捲上げ固定穴18がクランプ33の彎曲部40の先端に設けられた固定用凸部48に引掛けられて固定されるので、FPC10の内側端は彎曲部40に沿って捲上げられる。依って、図6に示すようにRPC20の配線パターン22の一部が露出されるだけでなく、FPC10の配線パターン12の一部も露出されて略V字状の間隙面が形成されるので、半田盛り25の溶着作業を容易かつ確実に行うことができる。従って、一層作業性が良好で、かつ信頼性の高い長寿命なFPCの配線パターン接続構造3を得ることができる。
【0034】
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでなく、適宜な変更を行うことにより、他の態様でも実施することができる。例えば、第3実施例では固定用凸部48が彎曲部40の先端に設けられていたが、第2実施例に示した立ち板37の先端に設けても良い。
【0037】
発明の効果
本発明に係わるFPCの配線パターン接続構造においては、固定機構を有するRPCと、該RPCに対する固定機構を有するクランプと、位置決め機構を有するFPCとから成り、FPCがクランプとRPCとで所定位置に挟持固定された後、配線パターンが半田盛りにより接続される。これにより、FPCがRPCとクランプに挟まれて位置決め機構で位置決めされ、かつ固定機構で強固に挟持されているので、FPCが引張られたり加振されても配線パターンの半田盛り部分が疲労したり剥離したりすることがないので、信頼性の高いFPCの配線パターン接続構造を提供することができる。
【0038】
また、クランプに設けられた固定機構であるクランプ固定部が、FPCに設けられた位置決め機構である位置決め穴を介してRPCに設けられた固定機構である係合孔に係止される。
これにより、クランプ固定部が位置決め穴に嵌入されるだけで位置決めができると共に、クランプ固定部によってRPCへの固定が確実にできるので、作業性の向上と高い信頼性を得ることができる。
【0039】
また、クランプの内側端がRPCの配線パターンの一部を露出するような位置に係合されると共に、この露出された配線パターンの一部とFPCの配線パターンとの間隙に半田盛りが形成される。
これにより、FPCの配線パターンとRPCの配線パターンとの間に形成する半田付け作業を効率良く行うことができ、作業性の向上を図ることができる。
【0040】
また、クランプの外側端に円弧状に折り曲げられた彎曲部が形成されるので、FPCが外力により引張られても損傷するようなことはなく、耐久性の向上を図ることができると共に、信頼性の向上を図ることができる。
【0041】
また、クランプの内側端に上方へ折り曲げられた立ち板が設けられると共に、該立ち板にFPCの後端部が固定されて生じた配線パターンによるL字状の間隙面に半田盛りが形成される。
これにより、半田付け作業を容易かつ確実に行うことができ、作業性の一層の向上と信頼性の向上を図ることができる。
【0042】
さらに、クランプの両側端に上方へ円弧状に折り曲げられた彎曲部が形成され、かつ該彎曲部の端部に捲上げ固定機構を備えると共に、彎曲部により捲上されたFPCの配線パターンとRPCの配線パターンの露出された部分とで形成される略V字状の間隙面に半田盛りが形成される。
これにより、RPCの露出された配線パターンとの間に生じた略V字状の間隙面への半田盛りを内部まで侵透させることができ、容易かつ確実な導通接続を得ることができるので、作業性及び信頼性の一層向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFPCの配線パターン接続構造の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1における長手方向の組立断面図である。
【図3】本発明のFPCの配線パターン接続構造の第2実施例を示す分解斜視図である。
【図4】図3における長手方向の組立断面図である。
【図5】本発明のFPCの配線パターン接続構造の第3実施例を示す分解斜視図である。
【図6】図5における長手方向の組立断面図である。
【図7】従来のFPCの配線パターン接続構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,2,3 FPCの配線パターン接続構造
10 FPC(フレキシブルプリント基板)
11,21 電気的配線パターン
12,22 配線パターン
13 位置決め穴(位置決め機構)
18 捲上げ固定穴
20 RPC(リジッドプリント基板)
23 係合孔(固定機構)
25 半田盛り
30,31,32,33 クランプ
35,40 彎曲部
36 クランプ固定部(固定機構)
36a ロック部
37 立ち板
38 捲上げ固定孔(捲上げ固定機構)
39 ボルトナット
48 固定用凸部(捲上げ固定機構)

Claims (6)

  1. 適数の接続用の配線パターンが設けられ、内側端に捲上げ固定穴が設けられたフレキシブルプリント基板と、適数の接続用の配線パターンが設けられたリジッドプリント基板とを接続する接続構造において、
    固定機構を有する前記リジッドプリント基板と、該リジッドプリント基板に対する固定機構を有するクランプであって、先端に捲上げ固定穴を引掛けるために固定用凸部が設けられた湾曲部を有するクランプと、位置決め機構を有する前記フレキシブルプリント基板とから成り、
    前記フレキシブルプリント基板が前記クランプと前記リジッドプリント基板とで所定位置に挟持固定された後、
    前記配線パターンが半田盛りにより接続されることを特徴とするフレキシブルプリント基板の配線パターン接続構造。
  2. 前記クランプに設けられた前記固定機構であるクランプ固定部が、前記フレキシブルプリント基板に設けられた前記位置決め機構である位置決め穴を介して前記リジッドプリント基板に設けられた前記固定機構である係合孔に係止されることで、前記フレキシブルプリント基板が挟持固定されることを特徴とする請求項1記載のフレキシブルプリント基板の配線パターン接続構造。
  3. 前記クランプの内側端が前記リジッドプリント基板の前記配線パターンの一部を露出するような位置に係合されると共に、
    この露出された配線パターンの一部と前記フレキシブルプリント基板の配線パターンとの間隙に半田盛りを形成して導通接続されることを特徴とする請求項1記載のフレキシブルプリント基板の配線パターン接続構造。
  4. 前記クランプの両側端に上方へ円弧状に折り曲げられた彎曲部が形成され、かつ該彎曲部の端部に捲上げ固定機構を備えると共に、前記彎曲部により捲上された前記フレキシブルプリント基板の配線パターンと前記リジッドプリント基板の配線パターンの露出された部分とで形成されるV字状の間隙面に半田盛りが形成されることを特徴とする請求項1記載のフレキシブルプリント基板の配線パターン接続構造。
  5. 適数の接続用の配線パターンが設けらたフレキシブルプリント基板と、適数の接続用の配線パターンが設けられたリジッドプリント基板と、を接続する接続構造において、
    固定機構を有する前記リジッドプリント基板と、該リジッドプリント基板に対する固定機構を有するクランプであって、前記クランプの内側端に上方へ折り曲げられた立ち板が設けられたクランプと、位置決め機構を有する前記フレキシブルプリント基板と、から成り、
    該立ち板に前記フレキシブルプリント基板の後端部が固定されて生じた前記配線パターンによるL字状の間隙面に半田盛りが形成されること、を特徴とするフレキシブルプリント基板の配線パターン接続構造。
  6. 前記立ち板の上端に捲上げ機構としての捲上げ固定孔が設けられ、また、前記フレキシブルプリント基板の内側端に捲き上げ固定穴が設けられ、前記フレキシブルプリント基板が固定手段で前記立ち板に固定されること、特徴とする請求項5記載のフレキシブルプリント基板の配線パターン接続構造。
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