JP3635436B2 - 管継手 - Google Patents

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英 岩穴口
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【発明の属する技術分野】
【0001】
この発明は、圧縮空気やガス・液体等の流体の配管などに使用される管継手に関するものである。
【従来の技術】
【0002】
従来より、圧縮空気やガス・液体等の流体の配管などに使用するための管継手が知られている。
【0003】
図6に示すように、このものはその内周面にチューブ挿入口側に向かって縮径するテーパ面50を有する継手主体51と、前記継手主体51内にその軸方向に移動自在に収容されており移動中において上記テーパ面50と係合状態となるコレット52とを具備する。
【0004】
そして図7に示すように、コレット52内にチューブTが挿入された状態で流体圧や張力が作用するとコレット52が移動して継手主体51と軸方向で係止状態となると共に、移動したコレット52が継手主体51のテーパ面50に押圧されて縮径することにより、チューブTが締め付けられて抜け止め状態に接続される形式である。
【0005】
しかし、コレット52と継手主体51とが軸方向で係止状態となったとき、管継手の製造誤差によりコレット52が係合状態となる継手主体51のテーパ面50の位置などにバラツキが存し、その結果チューブTの抜け止め状態が破綻する場合が生じるという問題があった。
【0006】
すなわち、コレット52が係合状態となる継手主体51のテーパ面50の位置が大径側にずれた場合はチューブTの締め付けが緩く、使用中にチューブTが抜脱することがあった。一方、コレット52が係合状態となる継手主体51のテーパ面50の位置が小径側にずれた場合はチューブTの締め付けがきつ過ぎ、使用中にチューブTが破断せしめられてしまうことがあった。
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、この発明は、従来よりもチューブの抜け止め状態が破綻しにくい管継手を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するためこの発明では次のような技術的手段を講じている。
【0009】
この発明の管継手は、チューブ挿入口側に向かって縮径するテーパ面部と縮径した前記テーパ面部からチューブ挿入口側に向けて延在する内周面部をその内周に有する継手主体と、前記継手主体内にその軸方向に移動自在に収容されており移動中において上記テーパ面部と係合状態となるコレットとを具備し、コレット内にチューブが挿入された状態で流体圧又は/及び張力が作用すると、テーパ面部と係合状態となったコレットが押圧されて縮径していくことによりチューブが締め付けられると共に、前記コレットはチューブ挿入口側に移動して継手主体と係止状態となる形式であって、コレットと継手主体が軸方向で係止状態となるときコレットは前記内周面部内へと移行して最も縮径すると共に、コレットが内周面部内で最も縮径した状態でチューブがその締め付けが緩すぎる場合ときつ過ぎる場合の間の最適の抜け止め状態で接続されるようにコレットの収縮径が設定されたことを特徴とする。
【0010】
この発明の管継手は前述のように構成されており、コレット内にチューブが挿入された状態で流体圧又は/及び張力が作用すると、コレットはチューブ挿入口側に移動し、コレットと継手主体は軸方向で係止状態となる。このときコレットはテーパ面部からチューブ挿入口側に向けて延在する内周面部内へと移行して、最も縮径する。このコレットが内周面部内で最も縮径した状態で、チューブが最適の抜け止め状態で接続されるようにコレットの収縮径は設定されている。つまり、従来のようにコレットと継手主体とが軸方向で係止状態となったときに生じていた、コレットが係合状態となる継手主体のテーパ面部の位置のバラツキ(テーパ面部の大径側或いは小径側に位置ズレして係合)とは関係なく、チューブの締め付けはコレットが最も縮径した状態の収縮径に規制されることとなる。
【0011】
したがってコレットが最も縮径した状態の収縮径を、チューブの締め付けが緩すぎる場合ときつ過ぎる場合の間の最適な締め付け力が得られるように設定することができる。
【0012】
またコレットが内周面部内へと移行して継手主体と係止状態となるとき、コレットは継手主体に対し軸方向でロック状態となるようにしたこととして実施することができる。このように構成すると、コレットと継手主体とのより確実な係止状態を得ることができる。
【0013】
またコレットの外周面に環状突起を、前記環状突起が嵌合すべき環状溝を継手主体の内周面部に形成することにより、コレットが継手主体に対し軸方向でロック状態となるようにしたこととして実施することができる。このように構成するとコレットと継手主体とのロック状態を簡易な手段により得ることができる。
【0014】
さらに継手主体に内周係止部を、前記内周係止部と当接すべき外周係止部をコレットに形成すると共にコレットの外周係止部と継手主体の内周係止部とを当接せしめることにより、双方が軸方向で係止状態となるようにしたこととして実施することもできる。
【発明の実施の形態】
【0015】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】
図1乃至5に示すように、この実施形態の管継手は第1筒状部材1に第2筒状部材2をカシメ止めするようにして継手主体3を構成している。この継手主体3はチューブ挿入口側に向かって縮径するテーパ面部4と、縮径した前記テーパ面部4からチューブ挿入口側に向けて延在する内周面部5をその内周に有する。第1筒状部材1の内周にはOリング6とリング7とを収容している。
【0017】
継手主体3内には、その軸方向に移動自在に収容されており移動中において上記テーパ面部4と係合状態となるコレット8が具備せしめられている。図3に示すようにコレット8は円筒状のもので、外周面に外方突出部9を形成すると共に内周面に係合爪10を形成している。コレット8には、挿入端側に開放するスリット11を複数設けている。12はコレット8の端部に取り付けられ、管継手からチューブTを開放するときにコレット8を押し込み操作する為の押込部である。
【0018】
なお上記構成のコレットにかえてスリットの一つが一端から他縁にまで連続するコレット、即ち断面欠円状のコレット(図示せず)を採用してもよい。
【0019】
継手主体3の第2筒状部材2の一端にはコレット8の抜止め手段を構成する内周係止部13として機能する内方突出片を形成している。またコレット8の周壁の中程に前記内容突出片と当接状態となる外周係止部14として機能する係合突起を形成しており、コレット8の外周係止部14と継手主体3の内周係止部13とを当接せしめることにより、双方が軸方向で係止状態となるようにしている。
【0020】
そして図4及び5に示すように、コレット8内にチューブTが挿入された状態で流体圧又は/及び張力が作用すると、テーパ面部4と係合状態となったコレット8が押圧されて縮径していくことによりチューブTが締め付けられると共に、前記コレット8はチューブ挿入口側に移動して継手主体3と係止状態となる形式としている。
【0021】
さらにコレット8と継手主体3が軸方向で係止状態となるときコレット8は前記内周面部5内へと移行して最も縮径すると共に、コレット8が内周面部5内で最も縮径した状態でチューブTが最適の抜け止め状態で接続されるようにコレット8の収縮径が設定されたこととしている。
【0022】
次に、この実施形態の管継手の使用状態を説明する。
【0023】
この管継手に接続するチューブTは弾性合成樹脂により構成されており、挿入接続時には筒状の保形用金具15を端部に挿入した状態で使用した。
【0024】
この実施形態の管継手は、コレット8内にチューブTが挿入された状態で流体圧又は/及び張力が作用するとコレット8がチューブ挿入口側に移動し、コレット8と継手主体3は軸方向で係止状態となる。このときコレット8はテーパ面部4からチューブ挿入口側に向けて延在する内周面部5内へと移行して、最も縮径する。このコレット8が内周面部5内で最も縮径した状態で、チューブTが最適の抜け止め状態で接続されるようにコレット8の収縮径は設定されている。
【0025】
つまり従来のようにコレット8と継手主体3とが軸方向で係止状態となったときに生じていた、コレット8が係合状態となる継手主体3のテーパ面部4の位置のバラツキ(テーパ面の大径側或いは小径側に位置ズレして係合)とは関係なく、チューブTの締め付けはコレット8が最も縮径した状態の収縮径に規制されることとなる。従来、コレット8の係合爪10のチューブTへの食い込みが少ないときにはチューブTの表面をコレット8が滑ってチューブTが抜けてしまう場合があった一方、チューブTへのコレット8の係合爪10の食い込みが多過ぎるときにはチューブTが食い切られて破断せしめられる場合があったのである。
【0026】
この実施形態のものによるとコレット8が最も縮径した状態の収縮径を、チューブTの締め付けが緩すぎる場合ときつ過ぎる場合の間の最適な締め付け力が得られるように設定することができるので、理想的な締め付け及び強度に設定することができ、従来よりもチューブTの抜け止め状態が破綻しにくいという利点がある。
【0027】
またコレット8と継手主体3とが係止状態となるときの軸方向の位置誤差に影響されることなく、コレット8が最も縮径した状態の収縮径により、チューブTへの最適な締付け力が得られるという利点がある。
【0028】
なおコレットが内周面部内へと移行して継手主体と係止状態となるとき、コレットは継手主体に対し軸方向でロック状態となるようにしたこととして実施することもできる(図示せず)。このように構成すると、コレットと継手主体とのより確実な係止状態を得ることができるという利点が生じる。
【0029】
またコレットの外周面に環状突起を、前記環状突起が嵌合すべき環状溝を継手主体の内周面部に形成することにより、コレットが継手主体に対し軸方向でロック状態となるようにしたこととして実施することができる(図示せず)。このように構成すると、コレットと継手主体とのロック状態を簡易な手段により得ることができるという利点が生じる。
【発明の効果】
【0030】
この発明は上述のような構成であり、次の効果を有する。
【0031】
コレットが最も縮径した状態の収縮径を、チューブの締め付けが緩すぎる場合ときつ過ぎる場合の間の最適な締め付け力が得られるように設定することができるので、従来よりもチューブの抜け止め状態が破綻しにくい管継手を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】 この実施例の管継手とこれに接続されるチューブの半断面図。
【図2】 図1の管継手にチューブを挿入した状態を示す半断面図。
【図3】 図1の管継手の一部欠切分解斜視図。
【図4】 図1の管継手にチューブを挿入した状態で、流体圧や張力が作用した場合の継手主体とチューブ・コレットとの関係を示す拡大半断面図。
【図5】 図4の管継手の要部拡大図。
【図6】 従来の管継手にチューブを挿入した状態を示す半断面図。
【図7】 従来の管継手にチューブを挿入した状態で、流体圧や張力が作用した場合の継手主体とチューブ・コレットとの関係を示す半断面図。
【符号の説明】
【0033】
3 継手主体
4 テーパ面部
5 内周面部
8 コレット
13 内周係止部
14 外周係止部
T チューブ

Claims (4)

  1. チューブ挿入口側に向かって縮径するテーパ面部と縮径した前記テーパ面部からチューブ挿入口側に向けて延在する内周面部をその内周に有する継手主体と、前記継手主体内にその軸方向に移動自在に収容されており移動中において上記テーパ面部と係合状態となるコレットとを具備し、コレット内にチューブが挿入された状態で流体圧又は/及び張力が作用すると、テーパ面部と係合状態となったコレットが押圧されて縮径していくことによりチューブが締め付けられると共に、前記コレットはチューブ挿入口側に移動して継手主体と係止状態となる形式であって、コレットと継手主体が軸方向で係止状態となるときコレットは前記内周面部内へと移行して最も縮径すると共に、コレットが内周面部内で最も縮径した状態でチューブがその締め付けが緩すぎる場合ときつ過ぎる場合の間の最適の抜け止め状態で接続されるようにコレットの収縮径が設定されたことを特徴とする管継手。
  2. コレットが内周面部内へと移行して継手主体と係止状態となるとき、コレットは継手主体に対し軸方向でロック状態となるようにした請求項1記載の管継手。
  3. コレットの外周面に環状突起を、前記環状突起が嵌合すべき環状溝を継手主体の内周面部に形成することにより、コレットが継手主体に対し軸方向でロック状態となるようにした請求項2記載の管継手。
  4. 継手主体に内周係止部を、前記内周係止部と当接すべき外周係止部をコレットに形成すると共にコレットの外周係止部と継手主体の内周係止部とを当接せしめることにより、双方が軸方向で係止状態となるようにした請求項1乃至3のいずれかに記載の管継手。
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