JP3634895B2 - カメラ用フォーカルプレンシャッタ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、先羽根群と後羽根群を順次同方向へ走行させて撮影を行うカメラ用フォーカルプレンシャッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
先羽根群と後羽根群とを夫々複数のアームに軸支したフォーカルプレンシャッタは周知である。それらのうち、各羽根群を二つのアームで支持する場合の一例を、図6によって説明する。シャッタ基板1には所定の間隔で夫々中間板2,カバー板3が取り付けられ、夫々の開口1a,2a,3aの合成によって略長方形の露光用アパーチャを形成している。また、シャッタ基板1の表面側には軸1b,1c,1dが植設されており、軸1b,1cには夫々先羽根駆動レバー4,後羽根駆動レバー5が回転可能に取り付けられ、軸1dにはセットレバー6が回転可能に取り付けられている。
【0003】
先羽根駆動レバー4,後羽根駆動レバー5は、夫々、鉄片部材の取付部4a,5aを有しており、露光走行開始前にはセット位置において該鉄片部材が釈放型電磁石に吸着保持され、露光走行時には該電磁石から順次釈放され、図示していないバネによって時計方向に回転されるようになっている。セットレバー6は、フィルムの巻き上げに連動して時計方向に回転し、先羽根駆動レバー4,後羽根駆動レバー5を、それらの背面に設けられた図示していない係合部を押すことによって、セット位置まで反時計方向へ回転させるようになっている。
【0004】
シャッタ基板1と中間板2との間には4枚構成の後羽根群7が配置されており、後羽根7a,7b,7c,7dは二つのアーム8,9に各2箇所で連結されている。それらの連結は頭部を有するリベット型の連結軸10を、各アーム8,9及び各羽根7a,7b,7c,7dに形成された孔にアーム8,9側から挿入し、その先端を各羽根7a,7b,7c,7dにかしめている。従って、図においては明瞭には示されていないが、連結軸10の頭部がアーム8,9の表面に突き出た状態となっている。
【0005】
アーム8の基部にはスリーブ8aがかしめられており、このスリーブ8aがシャッタ基板1の背面に植設された軸1eに回転可能に嵌合している。また、アーム9の孔9aはシャッタ基板1の背面に植設された軸1fに回転可能に嵌合している。後羽根駆動レバー5の駆動ピン5bは、シャッタ基板1に形成された円弧状のスロット1h,及びアーム8の孔8bを貫通し、その先端がカバー板3に形成された円弧状のスロット3cに嵌合している。従って、後羽根駆動レバー5が時計方向へ回転するときには後羽根群7は展開状態となってアパーチャを閉じ、反時計方向へ回転するときには折り畳まれてアパーチャから退く。
【0006】
このようにして後羽根群7を作動させるに当たり、各羽根相互間の重なりを密にし作動を安定させるために、羽根の先端位置には羽根押さえ部材11が設けられている。この羽根押さえ部材11とスリーブ8aの存在によって、アーム8,9と後羽根群7は中間板2側に寄せられ、上記した連結軸10の頭部がシャッタ基板1の背面に接しないようにされているが、シャッタ全体を薄型に保つためにはスリーブ8aの軸方向寸法を余り大きくできないことと、実際にはアーム8,9と後羽根群7が撓んでしまうことから、アーム8,9と後羽根7aを連結している連結ピン10の頭部がシャッタ基板1の背面に接してしまう。そのため該連結ピン10の頭部が接しないようにするために、シャッタ基板1の背面には該頭部の作動軌跡に合わせて図示していない肉薄の逃げ溝が形成されている。
【0007】
中間板2とカバー板3との間には4枚構成の先羽根群12が配置されており、各先羽根12a,12b,12c,12dは後羽根群7の場合と同様にして連結軸15によって二つのアーム13,14に2箇所で連結されている。先羽根群12の場合は、後羽根群7を裏返した状態で配置されているため、連結軸15の頭部はカバー板3側に突き出ており、図面上では各先羽根とのかしめ部が示されている。アーム13の基部にはスリーブ13aがカバー板3側に向けてかしめられており、このスリーブ13aがシャッタ基板1の背面に植設された軸1iに回転可能に嵌合している。また、アーム14の孔14aはシャッタ基板1の背面に植設された軸1jに回転可能に嵌合している。
【0008】
先羽根駆動レバー4の駆動ピン4bは、シャッタ基板1に形成された円弧状のスロット1g,及びアーム13の孔13bを貫通し、その先端がカバー板3に形成された円弧状のスロット3bに嵌合している。従って、先羽根駆動レバー4が時計方向へ回転するときには先羽根群12は折り畳まれてアパーチャから退き、反時計方向へ回転するときには展開状態となってアパーチャを閉じる。各先羽根の先端位置には羽根押さえ部材16が設けられており、この羽根押さえ部材16とスリーブ13aの存在理由については、上記した後羽根群7についての説明と同じである。尚、アーム9の孔9b、及びアーム14の孔14bはいずれもバネ掛け用の孔であり、該バネにより駆動ピン4b,5bと孔8b,13bとのガタ寄せを行うようにして作動の安定化を図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、図6に示したような従来のフォーカルプレンシャッタにおいては、駆動レバー5とアーム8を別部品としているが故に、単に部品点数が2部品となるだけではなく、駆動ピン5bと孔8bとの嵌合ガタにより羽根群7の作動が安定せず、そのためバネ等の弾性手段を用いてガタを無くす工夫を講じなければならなかった。また、組立時には、駆動レバー5はシャッタ基板1の表面側に、アーム8は背面側に組み付けなければならず、そのために組立作業工数も大きくなるという問題点があった。更に、上記した従来のフォーカルプレンシャッタにおいては、アーム8にスリーブ8aをかしめており、これによる部品点数,作業工数の増加も無視できないものであった。
【0010】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、部品点数及び作業工数を削減しコストを低減したシャッタ羽根作動機構を有するカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記の目的を達成するために、本発明におけるカメラ用フォーカルプレンシャッタは、
両者の少なくとも一方の開口によってアパーチャを形成しているシャッタ基板及びカバー板と、前記シャッタ基板と前記カバー板との間に配置されていて前記アパーチャを開閉する複数枚のシャッタ羽根と、各々が前記シャッタ羽根を枢支していて前記アパーチャの側方位置に回転可能に取り付けられているシャッタ作動部材及びアームと、を備えていて、前記シャッタ作動部材は、セット部材と係合し得る係合部を有する前記取り付け位置近傍の駆動部と、前記シャッタ羽根を枢支しているアーム部とが、合成樹脂の一体成形にて構成されていて、セット時には前記係合部を前記セット部材に押されて回動し、露光時には駆動源によって回動されるようにする。
【0012】
また、本発明におけるカメラ用フォーカルプレンシャッタは、好ましくは、前記シャッタ作動部材のアーム部に、先端部へ向かって順次薄くなるようにして複数の段面を形成し、前記複数枚のシャッタ羽根を各段面に別々に支持するようにする。
【0013】
【実施例】
第1実施例
本発明の第1実施例を図1乃至図3を用いて説明する。図1は本実施例の分解斜視図である。図2は本実施例の要部の拡大斜視図であり、図(a)は後羽根群の折り畳み状態を、図(b)は先羽根群の折り畳み状態を示している。図3は本実施例の羽根作動部材と羽根群との連結状態の説明図であり、図(a)は後羽根群の場合を、図(b)は先羽根群の場合を示している。
【0014】
先ず、本実施例の構成を説明する。図1において、シャッタ基板21には所定の間隔で夫々中間板22,カバー板23が取り付けられ、夫々の開口21a,22a,23aを合成して略長方形の露光用アパーチャを形成している。また、シャッタ基板21の表面側には軸21bが植設され、セットレバー24が回転可能に取り付けられている。シャッタ基板21とカバー板23には夫々斜面21c,23bを形成し、その斜面21c,23bより右側を厚くすることによって、図6の従来例における羽根押さえ部材11,16を省くようにしている。
【0015】
カバー板23には軸23c,23d,23e,23fが植設されており、軸23cには先羽根作動部材25が、軸23dには後羽根作動部材26が、夫々回転可能に取り付けられている。また、軸23eにはアーム27が、軸23fにはアーム28が、夫々回転可能に取り付けられている。先羽根作動部材25と後羽根作動部材26には、取り付け位置近傍の駆動部に、露光走行開始前のセット位置において釈放型電磁石に吸着保持される鉄片部材の取付部25a,26aが設けられている。そして、各羽根作動部材25,26は、露光走行開始前にはセット位置において該鉄片部材が釈放型電磁石に吸着保持され、露光走行時には該電磁石から順次釈放され、図示していないバネによって時計方向に回転されるようになっている。また、セットレバー24は、フィルムの巻き上げに連動して時計方向に回転し、各羽根作動部材25,26を、それらの背面に設けられた図示していない係合部を押すことによって、セット位置まで反時計方向へ回転させるようになっている。アーム27,28には上記の従来例におけるバネ掛け用の孔9b,14bに相当するものが形成されていない。羽根作動部材25,26、アーム27,28が各軸23c,23d,23e,23fに取り付けられた後には、上記電磁石を取り付けた図示していない板が軸23c,23dの先端にカバー板23に対し平行にして取り付けられる。
【0016】
4枚構成の先羽根群29は、各羽根29a,29b,29c,29d毎に連結軸30によって先羽根作動部材25とアーム27に枢支されており、同じようにして後羽根群31も各羽根31a,31b,31c,31dが後羽根作動部材26とアーム28に連結軸32によって枢支されている。従って、後羽根作動部材26が時計方向へ回転するときには後羽根群31は展開状態となってアパーチャを閉じ、反時計方向へ回転するときには折り畳まれてアパーチャから退くようになっており、先羽根作動部材25が時計方向へ回転するときには先羽根群29は折り畳まれてアパーチャから退き、反時計方向へ回転するときには展開状態となってアパーチャを閉じるようになっている。
【0017】
これらの各羽根群29,31の各枢支構成は、図2及び図3に拡大して示したように、図6の従来例の場合と同様にして、相対的に裏返した状態に構成されている。各羽根作動部材25,26は合成樹脂製であって、そのアーム部は先端に行くにしたがって薄くなるように段部25b,25c,25d,25e、及び段部26b,26c,26d,26eが形成され、各段部において先羽根29d,29c,29b,29a、及び後羽根31d,31c,31b,31aが枢支されている。
【0018】
連結軸32によって後羽根作動部材26と後羽根31dとを連結させている様子が後羽根作動部材26の一部を断面して図3(a)に示されている。このように各連結軸32の頭は、後羽根作動部材26に形成された孔の大径部26f内に埋設され、後羽根作動部材26の表面には突き出ていない。このような構成は、後羽根群31の全ての枢支部のみならず、先羽根作動部材25と先羽根群29との全ての枢支部についても同様である。他方、アーム27,28は従来通り薄い板材であるため、それらと先羽根群29及び後羽根群31との枢支部においては、各連結軸30,32の頭はアーム27,28の表面から突き出ている。しかし、カバー板23への組付け状態において各羽根作動部材25,26の表面レベルより突き出ることはない。
【0019】
本実施例は上記のような構成をしているから、部品点数が少なくなるだけではなく、図6における各羽根駆動レバー4,5の駆動ピン4b,5bと、アーム8,13の孔8b,13bとの嵌合調整を配慮する必要がなく、また各羽根作動部材25,26の開閉機構部の組付けは、軸23c,23d,23e,23fに対して一方向からのみ、即ち図1において上方からのみ順に組付ければよいので、図6に示した従来例のようにシャッタ基板1の表裏両面から軸1b,1c,1e,1f,1i,1jに組付ける場合に比較して、格段に作業性が良好となる。更に、各羽根群29,31は一枚ずつ羽根作動部材25,26の段部に枢支させているので、図3に示すように各羽根作動部材25,26の姿勢を水平に、ひいては各羽根群29,31の姿勢を略水平に支持させることが可能となり、各羽根群29,31の作動がより安定化する。
【0020】
第2実施例
本発明の第2実施例を図4及び図5を用いて説明する。図4は本実施例の分解斜視図である。図5は本実施例の要部の拡大断面図であり、図(a)は後羽根群の場合を、図(b)は先羽根群の場合を示している。本実施例が第1実施例と異なる点は、主として各羽根作動部材の支持構成にあるので、第1実施例と共通する構成部については簡略して、以下に本実施例の構成を説明する。
【0021】
図4において、シャッタ基板41には所定の間隔で夫々中間板42,カバー板43が取り付けられ、それらには夫々開口41a,42a,43aが形成されている。シャッタ基板41の軸41bにはセットレバー44が回転可能に取り付けられ、L状の折曲部41c,41dには軸受けのために孔41e,41fが形成されている。また、シャッタ基板41とカバー板43には第1実施例の場合と同じ位置に夫々斜面41g,43bが形成されている。
【0022】
カバー板43には軸受け部43c,43d、軸43e,43f、遮光部43gが設けられている。この遮光部43gは、一眼レフカメラにおいて主にファインダ光学系からの光など上方からの光が三枚の板41,42,43の間に侵入しないようにしている。先羽根作動部材45は表裏に同心的に設けられた軸45a,45bによって孔41e,軸受け部43cに回転可能に取り付けられ、後羽根作動部材46は同様にして軸46a,46bによって孔41f,軸受け部43dに取り付けられている。また、先羽根作動部材45と後羽根作動部材46には、電磁石に吸着保持される鉄片部材の取付部45c,46cが設けられている。
【0023】
先羽根群49は、各羽根49a,49b,49c,49dが連結軸50によって先羽根作動部材45とアーム47に枢支され、後羽根群51も各羽根51a,51b,51c,51dが後羽根作動部材46とアーム48に連結軸52によって枢支されている。図5に拡大して示したように、各羽根作動部材45,46は合成樹脂製であって、そのアーム部は先端に向けて順次薄くなるように段部45d,45e,45f,45g、及び段部46d,46e,46f,46gが形成され、各段部において先羽根49d,49c,49b,49a、及び後羽根51d,51c,51b,51aが枢支されている。連結軸50による先羽根作動部材45と先羽根群49との連結、及び連結軸52による後羽根作動部材46と後羽根群51との連結は、第1実施例の場合と同様にして行われており、また、アーム47,48と各羽根群49,51との連結も第1実施例の場合と同様にして行われている。
【0024】
本実施例はこのような構成をしているから、第1実施例の場合と同様に、部品点数が少なくなるだけではなく、図6における駆動ピン4b,5bと、孔8b,13bとの嵌合調整を配慮する必要がなく、また開閉機構部の組付けは、軸受け部43c,43d、軸43e,43fに対して図4において上方からのみ順に組付ければよいので、従来例の場合に比較して、格段に作業性が良好となる。更に、図5において、各羽根作動部材45,46の姿勢を水平に、ひいては各羽根群49,51の姿勢を略水平に支持できるので、各羽根群49,51の作動がより安定化する。
【0025】
【発明の効果】
上記のように、本発明は、各シャッタ羽根を夫々連結軸を介して枢支している複数のアームのうちの一つと、アパーチャの側方位置に回転可能に配設され該アームを作動させる駆動部材とを、アーム部と駆動部とからなる合成樹脂製のシャッタ作動部材として一体成形にて構成したものであるから、従来よりも部品点数が削減され、しかも従来のようにアームと駆動部材との連結部に生じる嵌合ガタに対し全く配慮する必要がなくなり、また、組立作業も容易となり工数が大幅に低減される。更に、シャッタ作動部材のアーム部に、先端部へ向かって順次薄くなるようにして複数の段面を形成し、シャッタ羽根を各段面に別々に支持するようにした場合には、各羽根の姿勢を好適に保ち羽根の作動を安定させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】第1実施例の要部の拡大斜視図であり、図(a)は後羽根群の折り畳み状態を、図(b)は先羽根群の折り畳み状態を示している。
【図3】第1実施例の羽根作動部材と羽根群との連結状態の説明図であり、図(a)は後羽根群の場合を、図(b)は先羽根群の場合を示している。
【図4】本発明の第2実施例の分解斜視図である。
【図5】第2実施例の要部の拡大断面図であり、図(a)は後羽根群の場合を、図(b)は先羽根群の場合を示している。
【図6】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
21,41 シャッタ基板
21a,22a,23a,41a,42a,43a 開口
21b,23c,23d,23e,23f,41b,43e,43f,45a,45b,46a,46b 軸
21c,23b,41g,43b 斜面
22,42 中間板
23,43 カバー板
24,44 セットレバー
25,45 先羽根作動部材
25a,26a,45c,46c 取付部
25b,25c,25d,25e,26b,26c,26d,26e,45d,45e,45f,45g,46d,46e,46f,46g 段部
26,46 後羽根作動部材
26f 孔の大径部
27,28,47,48 アーム
29,49 先羽根群
29a,29b,29c,29d,49a,49b,49c,49d 先羽根
30,32,50,52 連結軸
31,51 後羽根群
31a,31b,31c,31d,51a,51b,51c,51d 後羽根
41c,41d 折曲部
41e,41f 孔
43c,43d 軸受け部
43g 遮光部
Claims (3)
- 両者の少なくとも一方の開口によってアパーチャを形成しているシャッタ基板及びカバー板と、前記シャッタ基板と前記カバー板との間に配置されていて前記アパーチャを開閉する複数枚のシャッタ羽根と、各々が前記シャッタ羽根を枢支していて前記アパーチャの側方位置に回転可能に取り付けられているシャッタ作動部材及びアームと、を備えていて、前記シャッタ作動部材は、セット部材と係合し得る係合部を有する前記取り付け位置近傍の駆動部と、前記シャッタ羽根を枢支しているアーム部とが、合成樹脂の一体成形にて構成されていて、セット時には前記係合部を前記セット部材に押されて回動し、露光時には駆動源によって回動されることを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
- 前記シャッタ作動部材のアーム部に、先端部へ向かって順次薄くなるようにして複数の段面を形成し、前記複数枚のシャッタ羽根を各段面に別々に支持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
- 前記シャッタ作動部材の回転軸は、その両端部が前記シャッタ基板と前記カバー板とに支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
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