JP3634163B2 - ネットワークシステムおよびエミュレータプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、LAN等のネットワークを介してサーバ装置とクライアント装置とを接続したネットワークシステムおよび、このネットワークシステムに適用するエミュレータプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、クライアント−サーバ型のネットワークシステムは、サーバ装置が持つ機能(アプリケーション)をネットワークに接続されている各クライアント装置で共有することができるシステムである。
【0003】
サーバ装置は、データを管理するアプリケーションを備えており、クライアント装置からの処理要求に応じて適当なアプリケーションを実行し、その処理結果をクライアント装置に送信する。一方、クライアント装置は、キーボード等の入力部において入力された入力データを含む上記の処理要求をサーバ装置に送信するだけでなく、入力データやサーバ装置から送信されてきた処理結果等を処理して画面表示や印字等の出力処理を実行する。このように、従来のクライアント−サーバ型のネットワークシステムは、サーバ装置とクライアント装置とで処理を分担していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、サーバ装置とクライアント装置とで処理を分担するためには、両方の装置にアプリケーションが必要であった(サーバ装置にはデータを管理するアプリケーションが必要であり、クライアント装置には出力処理を行うアプリケーションが必要である。)。このため、ネットワークシステムを開発(構築)する場合には、サーバ装置およびクライアント装置について、それぞれアプリケーションを開発しなければならず、また、2つのアプリケーション間の通信の規定や2つのアプリケーションが行う処理の切り分け等の作業も必要であり、開発期間が長くかかるとともに開発コストが嵩むという問題があった。
【0005】
また、サーバ装置およびクライアント装置に対して開発されたアプリケーションは、両装置間におけるデータ通信の信頼性等を含めた動作確認を行う場合、サーバ装置またはクライアント装置単体で行うことができなかった。すなわち、開発したアプリケーションのデバッグをサーバ装置またはクライアント装置単体で行うことができなかった。このため、特別な環境(実際に使用するネットワーク環境等)を作り、該環境で上記の動作確認を行っており、アプリケーションのデバッグにも手間がかかるという問題があった。
【0006】
この発明の目的は、端末装置をサーバ装置のエミュレータとして機能させることにより、ネットワークシステムの構築時等におけるアプリケーション開発が容易に行えるネットワークシステム、および、該ネットワークシステムを構成する端末装置およびサーバ装置に適用するエミュレーションプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明は、サーバ装置と端末装置とをネットワーク介して接続したネットワークシステムにおいて、
前記サーバ装置に、アプリケーションプログラム、およびこのアプリケーションプログラムからの呼び出しに応じて前記端末装置での入出力制御を行うサーバ側入出力プログラムを設け、
前記端末装置に、前記サーバ側入出力プログラムにリンクして入出力動作を行うクライアント側入出力プログラムを設け、
さらに、前記サーバ側入出力プログラムは、所定時間内に前記クライアント側入出力プログラムにおいてリンクした入出力動作が行われないとき、および入出力動作に対する要求の応答が無い状態で、クライアント側から接続要求があった場合に、前記クライアント側入出力プログラムに再度同じ入出力動作を要求するプログラムである。
【0008】
この構成では、サーバ装置に設けた端末装置での入出力制御を行うサーバ側入出力プログラムがアプリケーションプログラムの呼び出しに応じて起動され、このサーバ側入出力プログラムにリンクして端末装置に設けたクライアント側入出力プログラムが起動する。したがって、サーバ側においてサーバ側入出力プログラムを起動させると、端末装置に配置されたクライアント側入出力プログラムが起動する。これにより、端末装置をサーバ装置のエミュレータとして機能させることができる。ここで、端末装置をサーバ装置のエミュレータとして機能させるとは、実際にはサーバ装置上で実行されているアプリケーションに関する入出力が端末装置で行われるようにすることである。したがって、従来のようにクライアント装置に出力処理を行うアプリケーションを設ける必要がないので、サーバ装置に設けるアプリケーションを開発するだけでネットワークを構築することができる。よって、アプリケーションの開発期間の短縮および開発コストの低減を図ることができる。
【0009】
また、前記サーバ側入出力プログラムは、所定時間内に前記クライアント側入出力プログラムにおいてリンクした入出力動作が行われないとき、前記クライアント側入出力プログラムに再度同じ入出力動作を要求するので、前記端末装置が処理途中に不慮の電断等で停止した場合であっても、端末装置が再度起動されると上記停止時の処理から再開される。したがって、端末装置における不慮の事故に対する信頼性を向上することができる。
【0010】
また、前記クライアント側入出力プログラムは、サーバ側入出力プログラムに対して接続要求を行う構成を設けることにより、任意のタイミングで端末装置からサーバ装置に接続することができる。
また、前記クライアント側入出力プログラムとサーバ側入出力プログラムとを無線LANで接続する無線通信部を備える、ことにより本案発明を無線LANによるネットワークシステムにも適用することができる。
【0011】
さらに、前記端末装置は携帯端末とすることによって、端末装置を持ち運ぶことができる。
【0012】
なお、サーバ装置のOSを、汎用のコンピュータに適用することができるWindows(登録商標)NT(マイクロソフト社製OS)にすれば、汎用のコンピュータをサーバ装置として利用することができる。
【0019】
なお、請求項5に記載した発明は、請求項1に記載したネットワークシステムのサーバ装置および端末装置にそれぞれ適用されるプログラムを記録したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施形態であるネットワークシステムの構成を示す図である。図において、1はサーバ装置であり、2は携帯端末である(この発明で言う端末装置に相当する。)。また、3はLAN等のネットワークであり、ネットワーク3には無線サーバ4および複数の無線ブリッジ5が接続されている。無線ブリッジ5は、携帯端末2と無線(または有線)で通信を行うとともに、ネットワーク3を介して無線サーバ4と通信を行う。また、無線サーバ4はサーバ装置1と無線(または有線)で通信を行う。
【0021】
図2は、サーバ装置の機能構成を階層的に示した図であり、図3は携帯端末の機能構成を階層的に示した図である。図2において、11はサーバ装置1のOS、12は無線サーバ4との通信を制御する通信機能部、13はサーバ側エミュレーション機能部(この発明で言うサーバ側入出力プログラムに相当する。)、14はアプリケーションインタフェース(API)、15はアプリケーション(AP)である。AP15には、データを管理するアプリケーションが設けられている。また、サーバ装置1のOSとしては、ネットワーク環境に適したOSであればよい。特に、汎用的なOSであるWindowsNT(Windowsは、米国マイクロソフト社の登録商標)とすると、サーバ装置として汎用のコンピュータを利用することができる。また、図3において、21は携帯端末2のOS、22はOS用API、23はアプリケーション(AP)の階層である。また、この実施形態の携帯端末22には、上記の構成に加えて、無線ブリッジ4と無線通信を制御する通信機能部24およびサーバ装置1のエミュレータとして機能するためのクライアント側エミュレーション機能部25(この発明で言うクライアント側入出力プログラムに相当する。)を備えている。クライアント側エミュレーション機能部25には、携帯端末2に設けられている入力キーや表示部等を制御する専用API26が組み込まれている。なお、以下に示すように携帯端末2のAP23には特にアプリケーションを設けなくてもよい。
【0022】
次に、このネットワークシステムの動作について詳細に説明する。ここでは、サーバ装置1に物品を管理(物品の入庫、出庫、在庫数等の管理)するアプリケーションを設けたネットワークシステムを例にして以下の説明を行う。図4はサーバ装置の処理を示すフローチャートであり、図5は携帯端末の処理を示すフローチャートである。また、図6はサーバ装置−携帯端末間におけるデータの流れを示す図である。先ず、ユーザが携帯端末2の電源をオンする。携帯端末2は電源がオンされると、サーバ装置1に対して接続要求を無線で送信する(n11)。ここで、携帯端末2から送信された接続要求は、該携帯端末2に最も近い無線ブリッジ5で受信され、この無線ブリッジ5が受信した接続要求をネットワーク3を介して無線サーバ4に転送し、無線サーバ4がこの接続要求を無線でサーバ装置1に転送することにより、サーバ装置1において受信される(携帯端末2からサーバ装置1への送信は全てこの経路で行われる。)。
【0023】
サーバ装置1は、携帯端末2から接続要求を受信すると、該携帯端末2に対して処理項目の選択要求を送信する(n1、n2)。以下、n1およびn2にかかるサーバ装置1の処理を詳細に説明する。サーバ装置1では、通信機能部12が受信した上記の接続要求を、サーバ側エミュレーション機能部13に通知し、サーバ側エミュレーション機能部13がこの接続要求をAPI14を介してAP15に設けられているアプリケーションに転送する。該アプリケーションは、通知された接続要求を認識すると、API14を介してサーバ側エミュレーション機能部13に対して処理項目の選択指示を行う。この選択指示には、携帯端末2において表示させる画面の画像データが含まれている。サーバ側エミュレーション機能部13は処理項目の選択指示があると、これを携帯端末2に処理項目選択要求として送信する。ここで、サーバ装置1から送信された処理項目選択要求は、無線サーバ4→ネットワーク3→無線ブリッジ5を介して携帯端末2に送信される(サーバ装置1から携帯端末2への送信は全てこの経路で行われる。)。
【0024】
携帯端末2は、処理項目の選択要求を受信すると、表示部に図7に示す画面を表示する(n12、n13)。このとき、携帯端末2では、通信機能部24が受信した上記の選択要求をクライアント側エミュレーション機能部25に転送し、クライアント側エミュレーション機能部25において上記の選択要求を認識するとともに、該選択要求に付加されている画面データを抽出する。そして、専用API26を介して、ここで抽出した画面データによる表示を制御する。また、携帯端末2はユーザによって処理項目の選択入力が行われるのを待ち、選択入力があるとこれをサーバ装置1に送信する(n14、n15)。クライアント側エミュレーション機能部25は専用API26を介して入力部における入力データを読み取ることができる。クライアント側エミュレーション機能部25は、ここで読み取った入力データをクライアント通信機能部24を介してサーバ装置1に送信する。
【0025】
サーバ装置1は、携帯端末2から処理項目の選択結果を受信すると、ここで選択された処理を実行するのに必要なデータの入力要求を携帯端末2に送信する(n3、n4)。この選択結果も、通信機能部12→サーバ側エミュレーション機能部13→API14を介してAP15に設けられているアプリケーションに転送される。アプリケーションでは、ここで選択された処理項目を実行するのに必要な入力データの種別を認識し、サーバ側エミュレーション機能部13にここで認識した種別の入力データの入力指示を行う。この入力指示には、携帯端末2の表示部に表示させる画面データが含まれている。
【0026】
なお、n2の処理完了後、所定時間経過しても携帯端末2から処理項目の選択結果を受信しなければ(n8)、再度n2の処理を実行する。これにより、携帯端末2では不慮の電断等によって停止した場合であっても、再度起動されたときに上記の図7に示した画面が表示される。すなわち、携帯端末2が不慮の事故で停止しても、再起動したときに停止時の処理から再開することができる。なお、図では示していないが、n2の処理を所定回数繰り返しても携帯端末2からの応答がなければ、エラー処理を行う。
【0027】
携帯端末2は、この入力要求を受信すると、上記の選択要求の受信時と同様に表示部に入力要求に含まれている画面データの画面を表示する(n16、n17)。図8(A)は選択された処理項目が物品の入庫処理であった場合、図8(B)は選択された処理項目が物品の出庫処理であった場合、図8(C)は選択された処理項目が物品の在庫確認処理であった場合の画面の例を示している。そして、携帯端末2(クライアント側エミュレーション機能部25)は、ここで入力が要求された全ての種別のデータが入力されるのを待ち、入力された全ての種別のデータを含む入力結果をサーバ装置1に送信する(n18、n19)。
【0028】
サーバ装置1は、携帯端末装置2からの入力結果を受信すると、該入力結果をAP15に転送し、この入力結果を用いてアプリケーションを実行する(n5、n6)。なお、n4の処理完了後、所定時間経過しても携帯端末2から入力結果を受信しなければ(n9)、再度n4の処理を実行する。これにより、携帯端末2では不慮の電断等によって停止した場合であっても、再度起動されたときに上記の図8に示した画面が表示される。すなわち、携帯端末2は不慮の事故で停止しても、再起動したときに停止時の処理から再開できる。なお、図では示していないが、n4の処理を所定回数繰り返しても携帯端末2からの応答がなければ、エラー処理を行う。
【0029】
そして、アプリケーションによる処理結果を携帯端末2に送信して本処理を終了する(n7)。なお、実行した処理が物品の入庫処理、出庫処理の場合には、n7において該物品の在庫数等のデータの更新も行われる。また、在庫数等のデータは、サーバ装置1において管理(記憶)されている。
【0030】
携帯端末2は、サーバ装置1からの処理結果を受信すると、上記の選択要求の受信時等と同様に処理結果に含まれている画面データの画面を表示して本処理を終了する(n20、n21)。図9(A)は選択された処理項目が物品の入庫処理であった場合、図9(B)は選択された処理項目が物品の出庫処理であった場合、図9(C)は選択された処理項目が物品の在庫確認処理であった場合の画面の例を示している。
【0031】
以上のように、この実施形態のネットワークシステムでは、サーバ装置1が携帯端末2において表示する画面の画面データを作成し、これを携帯端末2に送信する等して、携帯端末2をサーバ装置1のエミュレータとして機能させている。すなわち、携帯端末2は、基本的にサーバ装置1からの要求に対して応答する機能を有していればよく、特別なアプリケーションを必要としない。したがって、従来のように携帯端末2に画面データを作成するための機能(アプリケーション)等を設ける必要がない。すなわち、サーバ装置1にアプリケーションを設けるだけでよい。また、開発するアプリケーションが1つで良いだけでなく、従来のように2つのアプリケーション間の通信の規定や2つのアプリケーションが行う処理の切り分け等の作業も不用になる。よって、ネットワークの開発期間の短縮および開発コストの低減を図ることができる。また、携帯端末2ではサーバ装置1で管理されているデータを保持することがないため、携帯端末2の故障や電断等によってデータが失われるという問題が生じることもなく、データの信頼性を向上することができる。さらに、携帯端末2は処理途中に不慮の事故で停止しても、再起動したときに停止時の処理から再開でき、携帯端末2における不慮の事故に対する信頼性を向上することができる。
【0032】
また、携帯端末2では電源がオンされたときに、サーバ装置1に対して接続要求を行うようにしたため、サーバ装置1との接続も容易に行うことができる。なお、携帯端末2に設けられている特定のキーが操作されたときに、上記の接続要求を行うように構成してもよい。
【0033】
また、サーバ装置1に、アプリケーションのデバッグが行えるようにシミュレーション機能を設けてもよい。シミュレーション機能を設けたサーバ装置の機能構成を図10に示す。このサーバ装置1は図3に示した機能構成に、上記の実施形態の携帯端末2に設けた通信機能部24およびクライアント側エミュレーション機能部25を追加した構成である。
【0034】
この構成において、通信機能部12、24を介してサーバ側エミュレーション機能部13とクライアント側エミュレーション機能部25との間で、上記の実施形態で説明したサーバ装置1と携帯端末2との間で行われた通信(この場合にはデータの転送となる。)を実行することにより、開発したアプリケーションのデバッグを行うことができる。すなわち、サーバ装置1単体でアプリケーションのデバッグが行えるので、デバッグにかかる時間および費用の低減も図ることができる。なお、図示していないが、クライアント側エミュレーション機能部25には専用API26が設けられているとともに、該API26によってサーバ装置1に備えられている表示装置の画面制御やキーボードからの入力の読み取りが行われる。
【0035】
なお、上記の実施形態では、サーバ装置1から画面データを送信するとしたが、印字用のデータを送信することもできる。また、この発明で言うクライアント装置を携帯端末2としたが、据え置き型の端末装置であってもよい。また、サーバ装置1が物品管理を行うものであるとしたが、他の種別のデータを管理するものであってもよい。また、クライアント側の装置の入力部としては、キーボードだけでなく、バーコードリーダ、音声認識装置、スキャナ等を設けることもできる。また、出力部として印字装置(プリンタ)や音声出力装置等を設けることもできる。さらに、図11(A)に示すサーバ装置1をネットワーク3に直接接続したネットワークシステムや図11(B)に示すサーバ装置1およびクライアント装置2’をネットワーク3に直接接続したネットワークシステム等にも本願発明を適用できる。
また、図12に示すようにサーバ側入出力プログラムが、クライアント側入出力プログラムからの接続要求によって、画面表示要求、データ入力要求、および処理結果の送信を各要求に対する応答に応じて順次実行し、クライアント側入出力プログラムは、上記画面表示要求、データ入力要求、および、処理結果に含まれる画面データに基づく画面表示や入力要求に対する応答を送信する構成としてもよい。この場合も、端末装置側に特別なアプリケーションを設ける必要がない。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、端末装置をサーバ装置のエミュレータとして機能させるようにしたため、サーバ装置にのみアプリケーションを設ければよく、クライアント装置におけるアプリケーションの開発が不用となる。これにより、開発期間の短縮および開発コストの低減を図ることができる。しかも、サーバ装置のOSとして汎用性のあるWindowsNTを利用したので、汎用のコンピュータをサーバ装置として利用することができる。
【0037】
また、端末装置からサーバ装置に対して接続要求を行う構成を設けたので、任意のタイミングで端末装置をサーバ装置に接続することができる。
【0038】
さらに、前記サーバ側入出力プログラムは、所定時間内に前記クライアント側入出力プログラムにおいてリンクした入出力動作が行われないとき、前記クライアント側入出力プログラムに再度入出力動作を要求するように構成したので、前記端末装置が処理途中に不慮の電断等で停止した場合であっても、端末装置が再度起動されると上記停止時の処理から再開することができる。これにより、端末装置における不慮の事故に対する信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるネットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】サーバ装置の機能構成を示す図である。
【図3】携帯端末の機能構成を示す図である。
【図4】サーバ装置の処理を示すフローチャートである。
【図5】携帯端末の処理を示すフローチャートである。
【図6】サーバ装置と携帯端末との間におけるデータの流れを示す図である。
【図7】携帯端末における表示部の表示例を示す図である。
【図8】携帯端末における表示部の表示例を示す図である。
【図9】携帯端末における表示部の表示例を示す図である。
【図10】この発明の別の実施形態であるネットワークシステムに適用されるサーバ装置の機能構成を示す図である。
【図11】この発明の別の実施形態であるネットワークシステムの構成を示す図である。
【図12】請求項6に記載した発明の概要を示す図である。
【符号の説明】
1−サーバ装置
2−携帯端末(2’−クライアント装置)
3−ネットワーク
4−無線サーバ
5−無線ブリッジ
13−サーバ側エミュレーションソフト
25−クライアント側エミュレーションソフト
26−専用API
Claims (5)
- サーバ装置と端末装置とをネットワーク介して接続したネットワークシステムにおいて、
前記サーバ装置に、アプリケーションプログラム、およびこのアプリケーションプログラムからの呼び出しに応じて前記端末装置での入出力制御を行うサーバ側入出力プログラムを設け、
前記端末装置に、前記サーバ側入出力プログラムにリンクして入出力動作を行うクライアント側入出力プログラムを設け、
さらに、前記サーバ側入出力プログラムは、所定時間内に前記クライアント側入出力プログラムにおいてリンクした入出力動作が行われないとき、および入出力動作に対する要求の応答が無い状態で、クライアント側から接続要求があった場合に、前記クライアント側入出力プログラムに再度同じ入出力動作を要求するプログラムであるネットワークシステム。 - 前記クライアント側入出力プログラムは、サーバ側入出力プログラムに対して接続要求を行うプログラムである請求項1に記載のネットワークシステム。
- 前記クライアント側入出力プログラムとサーバ側入出力プログラムとを無線LANで接続する無線通信部を備えた請求項1または2に記載のネットワークシステム。
- 前記端末装置は携帯端末である請求項3に記載のネットワークシステム。
- アプリケーションプログラムからの呼び出しに応じて、端末装置での入出力制御を行うサーバ側入出力プログラム、および、このサーバ側入出力プログラムにリンクして入出力動作を行うクライアント側入出力プログラムと、を備え、
さらに、前記サーバ側入出力プログラムは、所定時間内に前記クライアント側入出力プログラムにおいてリンクした入出力動作が行われないとき、および入出力動作に対する要求の応答が無い状態で、クライアント側から接続要求があった場合に、前記クライアント側入出力プログラムに再度同じ入出力動作を要求するプログラムであるエミュレータプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29083998A JP3634163B2 (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | ネットワークシステムおよびエミュレータプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29083998A JP3634163B2 (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | ネットワークシステムおよびエミュレータプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000122942A JP2000122942A (ja) | 2000-04-28 |
JP3634163B2 true JP3634163B2 (ja) | 2005-03-30 |
Family
ID=17761163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29083998A Expired - Lifetime JP3634163B2 (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | ネットワークシステムおよびエミュレータプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3634163B2 (ja) |
-
1998
- 1998-10-13 JP JP29083998A patent/JP3634163B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000122942A (ja) | 2000-04-28 |
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