JP2000267977A - ネットワークシステムおよび通信制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネットワークシステムおよび通信制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2000267977A
JP2000267977A JP11073620A JP7362099A JP2000267977A JP 2000267977 A JP2000267977 A JP 2000267977A JP 11073620 A JP11073620 A JP 11073620A JP 7362099 A JP7362099 A JP 7362099A JP 2000267977 A JP2000267977 A JP 2000267977A
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JP11073620A
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Miki Ihara
美樹 井原
Yoshihisa Tashimo
吉久 田下
Yutaro Akao
祐太郎 赤尾
Satoshi Nakatani
聡志 中谷
Shigeru Karaki
繁 唐木
Kazuyuki Asanuma
和之 淺沼
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NOBERAKKU KK
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
NOBERAKKU KK
Furuno Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークを介して接続されたサーバ装置と
端末装置との間における通信の頻度を低減することでレ
スポンスを向上させたネットワークシステムおよび該ネ
ットワークシステムに適用される通信制御プログラムを
記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】サーバ装置1は、アプリケーションプログ
ラムからの入力要求および出力要求があると、その都度
携帯端末2に送信するのではなく、送信条件が成立した
ときに、それまでにあったアプリケーションプログラム
からの出力要求および入力要求をグループ化して送信す
る。したがって、サーバ装置1と携帯端末2との間にお
ける通信頻度を低減することができ、両者間のレスポン
スを向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、LAN等のネッ
トワークを介してサーバ装置と端末装置とが接続された
ネットワークシステムおよびこのネットワークシステム
に適用されサーバ装置と端末装置との通信を制御する通
信制御プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】LAN等のネットワークを介してサーバ
装置に複数の端末装置が接続され、各端末装置でサーバ
装置の有する機能(アプリケーションプログラム)が利
用できるネットワークシステムがある。例えば、サーバ
装置にデータベースを管理するアプリケーションプログ
ラム(所謂、データベースエンジン)を設け、各端末装
置においてサーバ装置で管理されているデータベースが
利用できるネットワークシステムがある。
【0003】このネットワークシステムでは、端末装置
がサーバ装置に対して検索や更新等の処理要求を送信
し、サーバ装置が送信されてきた処理要求に基づいて、
特定の処理を実行する。また、サーバ装置は、実行して
いる処理に必要なデータの入力要求や処理結果等を出力
要求として端末装置に送信する。端末装置では入力要求
を受け付けると、オペレータによるデータの入力を受け
付け、ここで入力された入力データをサーバ装置に送信
する。また、出力要求を受け付けると、該出力要求に基
づいて処理結果の表示や印字等の出力処理を行う。
【0004】ところで、従来のネットワークシステムで
は、サーバ装置がデータベース等を管理するアプリケー
ションプログラムを備え、端末装置からの処理要求に応
じて適当なアプリケーションプログラムを実行し、端末
装置にその処理結果を送信していた。一方、端末装置は
キーボード等の入力部において入力された入力データを
サーバ装置に送信するアプリケーションプログラムだけ
でなく、サーバ装置から送信されてきた処理結果を処理
して画面表示や印字等の出力処理を実行するアプリケー
ションプログラムも備えていた。このため、ネットワー
クシステムを開発する場合、サーバ装置に設けるデータ
ベース等を管理するアプリケーションプログラムだけで
なく、端末装置に設ける出力処理を実行するアプリケー
ションプログラムも開発しなければならなかった。この
ため、データベースを管理するアプリケーションプログ
ラムと端末装置に設ける出力用のアプリケーションプロ
グラムとにおける処理の切り分けや、これらのアプリケ
ーションプログラム間におけるデータの入出力を規定す
る等の作業が必要であり、これらのアプリケーションプ
ログラムの開発に長い時間を要していた。また、これら
のアプリケーションプログラムの動作確認(デバック)
は、サーバ装置または端末装置単体で行うことができず
(ネットワーク環境を構築しなければならず)、デバッ
クにも長い時間を要していた。
【0005】上記問題を解決するネットワークシステム
として、本願発明者は先に端末装置をサーバ装置のエミ
ュレータとして機能させるネットワークシステムを発明
している(特願平10−290839号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特願平10−29
0839号に記載した発明により、アプリケーションプ
ログラムの開発に要する時間が大幅に短縮でき、短期間
でネットワークシステムを構築することができるように
なった。
【0007】しかしながら、この種のネットワークシス
テムは端末装置において入力操作を行い、サーバ装置に
おいて端末装置で入力された入力データを処理し、この
処理結果を端末装置において出力することを前提とした
システムであるため、両装置間では端末装置において入
力された入力データをサーバ装置に送信する通信やサー
バ装置における処理結果(上記特願平10−29083
9号では、端末装置における表示画面データ等)等を端
末装置に送信する通信が行われている。両装置間におけ
る通信では、サーバ装置は実行中のアプリケーションプ
ログラムからの入力要求または出力要求があると、その
都度発生した入出力要求を端末装置に送信しており、端
末装置はデータの入力が行われると、その都度入力され
たデータをサーバ装置に送信していた。このため、サー
バ装置と端末装置との間で頻繁に通信を行っており、レ
スポンスが悪いという問題があった。
【0008】また、オペレータによって入力された入力
データは、端末装置からサーバ装置に送信された後、サ
ーバ装置側で該入力データが適正なデータであるかどう
かを判定していた。このため、例えば、適正なデータが
10桁のデータである場合に、端末装置において入力さ
れたデータが9桁や11桁であっても(桁数等のデータ
形式が適正でない入力データであっても、)、この入力
データをサーバ装置に送信していた。また、サーバ装置
では送信されてきた入力データのデータ形式が適正でな
いことから、再度端末装置に対して入力要求を行わなけ
ればならなかった。すなわち、データ形式(桁数等)が
適正でない入力データも端末装置からサーバ装置に送信
しており、サーバ装置と端末装置との間で無駄な通信
(端末装置からサーバ装置へのデータ形式が適正でない
入力データの送信およびサーバ装置から端末装置への再
入力の指示)が行われていた。このような無駄な通信に
よって、サーバ装置と端末装置との間における通信の頻
度がさらに上がり、レスポンスを一層低下させていた。
【0009】この発明の目的は、上記特願平10−29
0839号に記載したネットワークシステムだけでなく
公知のネットワークシステムにも適用でき、ネットワー
クを介して接続されたサーバ装置と端末装置との間にお
ける通信の頻度を低減することでレスポンスを向上させ
たネットワークシステムおよび該ネットワークシステム
に適用される通信制御プログラムを記録した記録媒体を
提供することにある。
【0010】また、この発明は端末装置側において入力
された入力データのデータ形式が適正であるかどうかを
判定することによって、サーバ装置にかかる負荷も低減
することができるネットワークシステムおよび該ネット
ワークシステムに適用される通信制御プログラムを記録
した記録媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、サーバ装置と、端末装置と、がネットワークを介し
て接続されたネットワークシステムにおいて、前記サー
バ装置は、単一または複数のアプリケーションプログラ
ムと、前記アプリケーションプログラムからの入力要求
や出力要求をグループ化し、ここでグループ化した入出
力要求を前記ネットワークを介して端末装置に送信する
サーバ側入出力制御プログラムと、を有し、前記端末装
置は、上記サーバ装置からネットワークを介して送信さ
れてきた入力要求および出力要求をそれぞれ処理すると
ともに、前記入力要求に対して受け付けた入力データを
前記サーバ装置に送信するクライアント側入出力制御プ
ログラムを有し、前記サーバ側入出力制御プログラム
は、送信条件が成立したときに、グループ化された前記
アプリケーションプログラムからの入出力要求を送信す
るプログラムである。
【0012】この構成では、サーバ装置に設けられたサ
ーバ側入出力制御プログラムにおいて、アプリケーショ
ンプログラムからの入力要求や出力要求をグループ化
し、送信条件が成立したときに、グループ化された入出
力要求を端末装置へ送信する。すなわち、従来のように
入力要求または出力要求をその都度送信するのではな
く、入力要求または出力要求をまとめて(グループ化し
て)端末装置に送信するため、サーバ装置と端末装置と
の間における通信の頻度(回数)を低減することができ
る。よって、サーバ装置と端末装置とのレスポンスが向
上できる。
【0013】また、請求項2に記載した発明は、前記ク
ライアント側入出力制御プログラムは、サーバ側入出力
制御プログラムにリンクして入出力動作を行うプログラ
ムである。
【0014】この構成においては、クライアント側入出
力制御プログラムがサーバ側入出力制御プログラムにリ
ンクしている。したがって、サーバ側入出力制御プログ
ラムを起動することにより、クライアント側入出力制御
プログラムが起動する。したがって、端末装置をサーバ
装置のエミュレータとして機能させることができる。な
お、端末装置をサーバ装置のエミュレータとして機能さ
せるとは、実際にはサーバ装置上で実行されているアプ
リケーションに関する入出力を端末装置で行えるように
することである。したがって、端末装置に特別なアプリ
ケーションプログラムを設ける必要がなく、ネットワー
クシステムの開発期間の短縮、開発コストを低減するこ
とができる。
【0015】また、請求項3に記載した発明は、前記ク
ライアント側入出力制御プログラムは、前記サーバ装置
からグループ化されて送信されてきた入出力要求に含ま
れている全ての入力要求に対する入力データを受け付け
た後に、受け付けた入力データをまとめて前記サーバ装
置に送信するプログラムである。
【0016】この構成では、端末装置に設けられたクラ
イアント側入出力制御プログラムが、端末装置から送信
されてきた全ての入力要求に対して入力データを受け付
け、ここで受け付けた入力データをまとめて前記サーバ
装置に送信する。すなわち、従来のように受け付けた入
力データをその都度サーバ装置に送信するのではなく、
グループ化して送信するようにしたため、サーバ装置と
端末装置との間における通信頻度が一層低減され、両装
置間のレスポンスが一層向上できる。
【0017】また、請求項4に記載した発明では、前記
送信条件は、前記アプリケーションプログラムからの送
信指示を受けたときに成立する。
【0018】この構成では、アプリケーションプログラ
ムからの送信指示を受けたときに送信条件が成立し、端
末装置に入出力要求が送信される。
【0019】また、請求項5に記載した発明では、前記
送信条件は、前記アプリケーションプログラムからの入
力要求を受けたときに成立する。
【0020】この構成では、アプリケーションプログラ
ムからの入力要求を受けたときに送信条件が成立し、端
末装置に入出力要求が送信される。
【0021】また、請求項6に記載した発明では、前記
送信条件は、所定時間以上連続して前記アプリケーショ
ンプログラムからの入力要求または出力要求が無かった
ときに成立する。
【0022】この構成では、所定時間以上連続してアプ
リケーションプログラムからの入力要求または出力要求
がなかったときに送信条件が成立し、端末装置に入出力
要求が送信される。
【0023】また、請求項7に記載した発明では、前記
クライアント側入出力制御プログラムは、前記入力要求
に対して入力された入力データのデータ形式が適正であ
るかどうかを判定し、適正でなければ該入力要求に対し
て入力データの再入力を指示する処理を実行するプログ
ラムである。
【0024】この構成では、端末装置においてデータ形
式が適正でない入力データが入力されたときに、この入
力データをサーバ装置に送信することなく、オペレータ
に再入力を指示する。すなわち、データ形式が適正でな
い入力データについては端末装置からサーバ装置に送信
しないため、両装置間における通信頻度をさらに低減す
ることができる。よって、両装置間のレスポンスがより
一層向上される。
【0025】さらに、請求項8に記載した発明は、サー
バ装置と、端末装置と、がネットワークを介して接続さ
れたネットワークシステムにおいて、前記サーバ装置
は、単一または複数のアプリケーションプログラムと、
前記アプリケーションプログラムからの入力要求や出力
要求をグループ化し、ここでグループ化した入出力要求
を前記ネットワークを介して端末装置に送信するサーバ
側入出力制御プログラムと、を有し、前記端末装置は、
上記サーバ装置からネットワークを介して送信されてき
た入力要求および出力要求をそれぞれ処理するととも
に、前記入力要求に対して受け付けた入力データを前記
サーバ装置に送信するクライアント側入出力制御プログ
ラムを有し、前記クライアント側入出力制御プログラム
は、前記入力要求に対して入力された入力データのデー
タ形式が適正であるかどうかを判定し、適正でなければ
該入力要求に対して入力データの再入力を指示する処理
を実行するプログラムであり、データ形式が適正でない
入力データについてはサーバ装置に送信しないため、サ
ーバ装置と端末装置との間における通信頻度を低減する
ことができ、両装置間のレスポンスを向上できる。
【0026】さらに、請求項9に記載した発明は請求項
1に記載した発明に相当する通信制御プログラムを記録
した記録媒体の発明であり、請求項10に記載した発明
は請求項8に記載した発明に相当する通信制御プログラ
ムを記録した記録媒体の発明のである。
【0027】
【発明の実施の形態】まず、最初に公知のネットワーク
システムにこの発明を適用した実施形態について説明す
る。
【0028】図1は、この発明の実施形態であるネット
ワークシステムの構成を示す図である。図において、1
はサーバ装置、2は携帯端末(この発明で言う端末装置
に相当する。)、3はLAN等のネットワークである。
ネットワーク3には、無線サーバ4および複数の無線ブ
リッジ5が接続されており、ネットワーク3を介して無
線サーバ4と各無線ブリッジ5との間で通信が行われ
る。
【0029】以下、サーバ装置1と携帯端末2との間に
おける通信経路について簡単に説明しておく。このネッ
トワークシステムでは、サーバ装置1から携帯端末2に
対する入出力要求が無線信号で出力される。無線サーバ
4がサーバ装置1から出力された入出力要求を受信し、
ネットワーク3を介してこの入出力要求を無線ブリッジ
5に転送し、無線ブリッジ5が転送されてきた入出力要
求を無線信号に変換して携帯端末2に送信する。一方、
携帯端末2もサーバ装置1に対する処理要求等を無線信
号で出力する。携帯端末2から出力された処理要求は無
線ブリッジ5で受信される。無線ブリッジ5がこの処理
要求等をネットワーク3を介して無線サーバ4に転送
し、無線サーバ4が転送されてきた処理要求等を無線信
号に変換してサーバ装置1に送信する。
【0030】図2(A)はこの実施形態にかかるサーバ
装置におけるソフトウェアの階層構造を示す図であり、
図2(B)は携帯端末におけるソフトウェアの階層構造
を示す図である。まず、図2(A)を参照しながらサー
バ装置1におけるソフトウェアの階層構造について説明
する。11はTCP/IP等のプロトコルよって携帯端
末2との通信を規定するプロトコル層であり、12はサ
ーバ装置1本体のOS(Operating Syst
em)が配置されるOS層であり、13はデータベース
ソフト等のアプリケーションプログラムを配置されるA
P(アプリケーション)層である。なお、14はAP層
13とOS層12との間における入出力を制御するAP
I(アプリケーションインタフェース)層である。な
お、この発明で言うサーバ側通信制御プログラムはOS
層12に配置されるプログラムである。
【0031】次に、図2(B)を参照しながら携帯端末
2におけるソフトウェアの階層構造について説明する。
21はTCP/IP等のプロトコルよってサーバ装置1
との通信を規定するプロトコル層、22は携帯端末2本
体のOSが配置されるOS層、23はネットワークOS
が配置されるネットワークOS層、24はアプリケーシ
ョンプログラムが配置されるAP層である。なお、25
はOS層22およびネットワークOS層23とAP層2
4との間における入出力を制御するAPI層である。な
お、この発明で言うクライアント側通信制御プログラム
はネットワークOS層23に配置されるプログラムであ
る。また、AP層24には携帯端末2本体における画面
制御等を行うプログラムが配置される。
【0032】以下、この実施形態にかかるネットワーク
システムの動作について説明する。図3はサーバ装置の
処理を示すフローチャートであり、図4は端末装置の処
理を示すフローチャートである。サーバ装置1は携帯端
末2から処理要求が送信されてくるのを待っている(n
1)。一方、携帯端末2はオペレータによって処理要求
が入力されるのを待っている(n11)。オペレータが
携帯端末2に設けられている入力キー等を操作して所望
の処理要求を入力すると、携帯端末2は入力された処理
要求をサーバ装置1に送信し(n12)、該処理要求に
対してサーバ装置1からの応答(入力要求や出力要求)
を待つ(n13)。
【0033】サーバ装置1は、携帯端末2からの処理要
求を受信すると、n2に進んで該当する処理を開始す
る。なお、AP層13に要求された処理を実行するため
のアプリケーションプログラムが設けられている。サー
バ装置1は要求された処理を開始すると、図5に示す入
出力要求グループ化処理を実行する(n3)。この処理
は、アプリケーションプログラムからの入力要求および
出力要求をグループ化する処理であり、この処理を実行
するプログラム(この発明で言うサーバ側通信制御プロ
グラム)はOS層12に設けられている。
【0034】図5は、n3にかかる入出力要求グループ
化処理を示すフローチャートである。まず、図示してい
ないタイマのリセットし、該タイマによる計時を開始す
る(n21、n22)。なお、このタイマは、連続して
アプリケーションプログラムからの入力要求または出力
要求が無い時間を計時するものである。サーバ装置1で
は、アプリケーションプログラムからの出力要求または
入力要求があるか、または、上記タイマがタイムアップ
するのを待つ(n23〜n25)。
【0035】まず、アプリケーションプログラムからの
出力要求があると、該出力要求をRAM等のメモリに記
憶するとともに、この出力要求に送信指示が付加されて
いるかどうかを判定する(n26、n27)。なお、こ
こで言う送信指示とはアプリケーションプログラムが携
帯端末2への出力要求等の送信を指示するコマンドであ
る。n27において、送信指示が付加されていないと判
定するとn21に戻って上記の処理を繰り返す。一方、
n27において送信指示が付加されていると判定する
と、n26で記憶した出力要求等をまとめるグループ化
処理を行うとともに(n28)、グループ化した出力要
求等を携帯端末2に送信して本処理を終了する(n2
9)。すなわち、アプリケーションプログラムから送信
指示が付加されている出力要求があったとき、この発明
で言う送信条件が成立し、サーバ装置1から携帯端末2
への入出力要求の送信が行われる。なお、n26でメモ
リに記憶した出力要求は、携帯端末2への送信完了後に
消去される。
【0036】このように、この実施形態にかかるサーバ
装置1はアプリケーションプログラムからの出力要求が
あっても、該出力要求をその都度携帯端末2に送信する
のではなく、アプリケーションプログラムからの出力要
求に送信指示が付加されていたときに、これまでの出力
要求をまとめて送信する。例えば、アプリケーションプ
ログラムから以下に示す3つの出力要求があり、出力要
求3に送信指示が付加されていると図6(A)に示すよ
うに、 〔出力要求1〕カーソルを座標位置(X、Y)へ移動
〔送信指示無し〕 〔出力要求2〕『ABCD』を表示〔送信指示無し〕 〔出力要求3〕カーソルを座標位置(X’、Y’)へ移
動〔送信指示有り〕 上記の出力要求1〜3をまとめて携帯端末2に送信す
る。すなわち、3つの出力要求を1度の通信で送信す
る。なお、アプリケーションプログラムからの出力要求
があると、該出力要求をその都度携帯端末2に送信する
方式では、図6(B)に示すようにサーバ装置1は携帯
端末2に対して3度の通信が行われていた。このよう
に、複数の出力要求をグループ化して携帯端末2に送信
するようにしたため、サーバ装置1と携帯端末2との間
における通信頻度を低減することができ、両装置間にお
けるレスポンスを向上できる。
【0037】また、サーバ装置1はアプリケーションプ
ログラムからの入力要求があると、n28に進んでこの
入力要求と上記のn26の処理でメモリに記憶した出力
要求とをグループ化し、グループ化した入出力要求を携
帯端末2に送信して本処理を終了する(n29)。すな
わち、アプリケーションプログラムからの入力要求があ
ったときにも、この発明で言う送信条件が成立し、サー
バ装置1から携帯端末2への送信が実行される。
【0038】上記したように、この実施形態にかかるサ
ーバ装置1はアプリケーションプログラムからの出力要
求があっても、該出力要求をその都度携帯端末2に送信
しない。そして、アプリケーションプログラムからの入
力要求があると、該入力要求と記憶している出力要求を
グループ化して送信する。例えば、アプリケーションプ
ログラムから以下に示す3つの出力要求と1つの入力要
求があり、出力要求1〜3に送信指示が付加されていな
ければ、図7(A)に示すように、 〔出力要求1〕カーソルを座標位置(X、Y)へ移動
〔送信指示無し〕 〔出力要求2〕『ABCD』を表示〔送信指示無し〕 〔出力要求3〕カーソルを座標位置(X’、Y’)へ移
動〔送信指示無し〕 〔入力要求1〕識別コードの入力要求 上記の出力要求1〜3および入力要求1をまとめて携帯
端末2に送信する。なお、アプリケーションプログラム
からの入力要求または出力要求があると、その都度携帯
端末2に送信する方式では、図7(B)に示すようにサ
ーバ装置1は携帯端末2に対して4度の通信が必要があ
る。通信処理が4回必要であった。したがって、この実
施形態のネットワークシステムでは、サーバ装置1と携
帯端末2との間における通信頻度を低減することがで
き、レスポンスを向上できる。
【0039】さらに、アプリケーションプログラムから
の入力要求および出力要求がなく、タイマがタイムアッ
プすると、n26の処理でメモリに記憶した出力要求が
あれば(n30)、記憶している出力要求をグループ化
し、グループ化した出力要求を携帯端末2に送信して本
処理を終了する(n29)。すなわち、アプリケーショ
ンプログラムからの出力要求および入力要求が連続して
一定時間以上なければ、この発明で言う送信条件が成立
し、サーバ装置1から携帯端末2への送信が実行され
る。
【0040】サーバ装置1はn3の処理を完了すると、
携帯端末2にアプリケーションプログラムからの入力要
求を送信したかどうかを判定し(n4)、入力要求を送
信していなければn1に戻って上記の処理を繰り返す。
一方、携帯端末2に入力要求を送信していれば、携帯端
末2から該入力要求に対する入力データが送信されてく
るのを待つ(n5)。このとき、サーバ装置1ではn2
で開始した処理が入力データ待ちの状態で停止する。サ
ーバ装置1は入力データが送信されてくると、停止して
いた処理を再開して(n6)、n3に戻る。なお、通常
アプリケーションプログラムから入力要求があるのは、
該入力要求に対する入力データがアプリケーションプロ
グラムの実行に必要なときである。
【0041】以上のように、この実施形態にかかるサー
バ装置1では、アプリケーションプログラムからの出力
要求があると、該出力要求をその都度送信するのではな
く、送信条件が成立したときに、これまでの出力要求を
まとめて送信するようにしたため、携帯端末2との通信
頻度を低減することができる。よって、レスポンスを向
上することができる。
【0042】次に、グループ化された入出力要求を受信
した携帯端末2の動作について説明する。携帯端末2
は、サーバ装置1からの入出力要求を受信すると、図8
に示す入出力要求処理を実行する(n14)。図8は、
入出力要求処理を示すフローチャートである。携帯端末
2はグループ化されて送信されてきた各入出力要求につ
いて以下の処理を行う。まず、サーバ装置1から送信さ
れてきた要求が出力要求であるのか入力要求であるのか
を判定する(n41)。該要求が出力要求であれば出力
処理(画面表示や印字等の処理)を行い(n42)、サ
ーバ装置1から送信されてきた入出力要求について処理
していないものがあるかどうか(未処理の入出力要求の
有無)を判定する(n47)。n47で未処理の入出力
要求があれば、n41に戻って上記の処理を繰り返す。
【0043】また、サーバ装置1から送信されてきた要
求が入力要求であれば、携帯端末2はオペレータによる
データの入力を待ち(n43)、データが入力されると
該データのデータ形式が適正であるかどうかを判定する
(n44)。なお、オペレータは、携帯端末2本体に設
けられているキーの操作や、本体に接続されているバー
コードリーダ等を用いてデータの入力を行う。n44で
は、例えば入力されたデータの桁数等が適正であるかど
うかについて判定する。例えば、10桁に規定されてい
るデータであれば、入力されたデータの桁数が10桁で
あるかどうかを判定する。n44で、入力データのデー
タ形式が適正でないと判定すると、n46でオペレータ
に対して再入力を指示し(n46)、n43に戻って再
入力を待つ。また、n44で適正であると判定すると、
ここで入力された入力データを記憶し(n45)、n4
7に進んで未処理の入出力要求があるかどうかを判定
し、未処理の入出力要求があれば、n41に戻って上記
の処理を繰り返す。なお、n47で未処理の入出力要求
が無いと判定すると本処理を終了する。
【0044】このように、この実施形態の携帯端末2は
n44で入力データのデータ形式が適正であるかどうか
を判定し、適正でなければ再入力を指示する。また、図
9(A)に示すようにデータ形式が適正でない入力デー
タについてはサーバ装置1に送信しない。一方、携帯端
末2において入力データのデータ形式が適正であるかど
うかを判定することなくサーバ装置1に送信する方式
(図9(B)に示す方式)の場合、データ形式が適正で
ないデータをサーバ装置1に送信するばかりでなく、サ
ーバ装置1から携帯端末2に再入力の指示を送信するこ
とになり、サーバ装置1と携帯端末2との間で無駄な通
信を2度行うことになる。したがって、本実施形態のネ
ットワークシステムでは、サーバ装置1と携帯端末2と
の間における無駄な通信を低減することができる。これ
により、サーバ装置1と携帯端末2との通信頻度を低減
することができ、両装置間のレスポンスを向上できる。
【0045】図4に戻って、携帯端末2はサーバ装置1
から送信されてきた入出力要求を全て処理すると、n4
5で記憶した入力データがあるかどうかを判定し(n1
5)、入力データが無ければn11に戻る。また、n1
5において入力データがあると判定すると、その入力デ
ータをサーバ装置1に送信し(n16)、n13に戻っ
て上記の処理を繰り返す。
【0046】このように、この実施形態にかかるネット
ワークシステムでは、サーバ装置1と携帯端末2との間
で行われる無駄な通信を抑制することができる。これに
より、該通信におけるレスポンスを向上することができ
る。
【0047】また、サーバ装置1における上記図5に示
した処理(入出力要求グループ化処理)を図10に示す
フローチャートの処理に置き換えてもよい。図10に示
す処理は、n24において入力要求があれば該入力要求
をメモリに記憶し(n51)、n27に進んで該入力要
求に送信指示が付加されているかどうかを判定する点で
図5に示した処理と異なる。
【0048】すなわち、上記の実施形態ではアプリケー
ションプログラムからの入力要求があるとサーバ装置1
において送信条件を成立させたが、図10に示す処理で
はアプリケーションプログラムからの入力要求があって
も送信条件を成立させない点で相違する。すなわち、図
10に示す処理ではアプリケーションプログラムからの
入力要求もグループ化されて、携帯端末2に送信され
る。よって、サーバ装置1と携帯端末2との間における
通信頻度をさらに低減でき、レスポンスをより一層向上
させることができる。
【0049】また、この発明は図1に示した形態のネッ
トワークシステムに限定されるのではなく、図11に示
すような他の形態であってもよい。例えば、図11
(A)に示すようにサーバ装置1がネットワーク3に接
続されているネットワークシステム(無線サーバ4が不
用なネットワークシステム)であってもよいし、また図
11(B)に示すようにサーバ装置1およびクライアン
ト装置2’がネットワーク3に接続されているネットワ
ークシステム(無線サーバ4および無線ブリッジ5が不
用なネットワークシステム)であってもよい。
【0050】さらに、本願発明者が先に発明した特願平
10−290839号に記載したネットワークシステム
にも適用できる。以下、特願平10−290839号に
記載したネットワークシステムについて説明する。この
ネットワークシステムも図1に示した構成である。図1
2(A)はサーバ装置の機能構成を階層的に示す図であ
り、図12(B)は携帯端末の機能構成を示す図であ
る。図12(A)において、31はサーバ装置1のO
S、32は無線サーバ4との通信を制御する通信機能
部、33はサーバ側エミュレーション機能部、34はア
プリケーションインタフェース(API)、35はアプ
リケーション(AP)である。AP35には、データを
管理するアプリケーションプログラム等が設けられてい
る。また、サーバ装置1のOSとしては、ネットワーク
環境に適したOSであればよい。特に、汎用的なOS
(例えば、WindowsNT(Windowsは米国
マイクロソフト社の登録商標))を用いれば汎用のコン
ピュータ装置をサーバ装置として利用することができ
る。また、図12(B)において、41は携帯端末2の
OS、42はOS用API、43はアプリケーションプ
ログラムの階層である。さらに、この実施形態にかかる
携帯端末2には、無線ブリッジ5との通信を制御する通
信機能部44およびサーバ装置1のエミュレータとして
機能するためのクライアント側エミュレーション機能部
45を備えている。クライアント側エミュレーション機
能部45には、携帯端末2に設けられている入力キーや
表示部等を制御する専用API46が組み込まれてい
る。
【0051】図13はこのネットワークシステムにおけ
るサーバ装置と端末装置との通信の流れを示す図であ
る。図13を参照しながらサーバ装置と端末装置との通
信について説明する。まず、携帯端末2がサーバ装置1
に接続要求を送信する。端末装置1は、電源オン時や入
力部において所定のキーが操作された時等に上記接続要
求を送信する。サーバ装置1は、携帯端末2からの接続
要求を受信すると、初期画面等の画面データ(出力要
求)とともに、実行する処理内容の選択や選択された処
理の実行に必要なデータの入力要求を送信する。すなわ
ち、サーバ装置1は出力用データと入力要求とを纏めて
携帯端末2に送信する。また、サーバ装置1は携帯端末
2に対して複数のデータの入力を要求するときには、各
データの入力要求を纏めて送信する(各入力要求を個別
に送信しない。)。
【0052】携帯端末2は、サーバ装置1から送信され
てきた画面データ(出力要求)に基づいて画面の表示処
理等を行うとともに、入力要求において要求されている
全てのデータの入力を受け付ける。このとき、携帯端末
2は入力されたデータのデータ形式(桁数等)が適性で
あるかどうかを判定し、適性でないときには該データの
再入力の指示を行う。携帯端末2はサーバ装置1から要
求された全てのデータの入力を受け付けると、受け付け
たた入力データを纏めてサーバ装置1に送信する。この
ように、この実施形態にかかる携帯端末2も上記した実
施形態のものと同様に複数のデータの入力を受け付け、
これらの入力データを纏めてサーバ装置1に送信してい
る。
【0053】サーバ装置1は携帯端末2から送信されて
きた入力データを用いて適当な処理を実行し、その処理
結果を携帯端末2に送信する。このとき、新たな入力要
求が発生している場合には、この入力要求も纏めて送信
する。
【0054】このように、この実施形態にかかるネット
ワークシステムも上記のシステムと同様にサーバ装置1
と携帯端末2との間における通信頻度を低減することが
でき、レスポンスを向上することができる。なお、この
実施形態においてもサーバ装置1と携帯端末2との間に
おける通信は無線サーバ4、ネットワーク3および無線
ブリッジ5を介して行われている。また、サーバ装置1
における出力要求、入力要求を纏める処理および携帯端
末2における入力データを纏める処理は、上記の実施形
態で説明した処理と同じである。
【0055】しかも、この実施形態にかかるネットワー
クシステムでは、サーバ装置1が携帯端末2において表
示する画面の画面データを作成し、ここで作成した画面
データを携帯端末2に送信しており、また携帯端末2は
サーバ装置1からの入力要求等に対してオペレータが入
力したデータをサーバ装置1に送信している。すなわ
ち、携帯端末2はサーバ装置1からの入出力要求等に対
して応答できればよく、特別なアプリケーションを必要
としない。すなわち、携帯端末2には、画面データ等を
作成するためのアプリケーション等が不用である。この
ため、アプリケーションプログラムの開発に要する時間
が大幅に短縮でき、短期間でネットワークシステムを構
築することができる。なお、上記実施形態では携帯端末
2に入力されたデータの適性を判定するためのアプリケ
ーションを設けている。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、サー
バ装置がアプリケーションプログラムからの入力要求や
出力要求をグループ化して端末装置に送信するので、サ
ーバ装置と端末装置との間における通信頻度を低減する
ことができ、両装置間におけるレスポンスを向上でき
る。
【0057】また、端末装置では、サーバ装置から送信
されてきた全ての入力要求に対する入力データを受け付
けた後に、ここで受け付けた入力データをまとめて前記
サーバ装置に送信するので、サーバ装置と端末装置との
間における通信頻度を一層低減でき、レスポンスを一層
向上することができる。
【0058】さらに、端末装置はデータ形式が適正でな
い入力データが入力されたときに、この入力データをサ
ーバ装置に送信することなく、再入力を指示する。この
ように、データ形式が適正でない入力データについては
サーバ装置に送信しないため、サーバ装置と端末装置と
の間における無駄な通信を抑制でき、レスポンスを向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるネットワークシステ
ムの構成を示す図である。
【図2】この発明の実施形態にかかるサーバ装置および
携帯端末のソフトウェア構成を示す図である。
【図3】この実施形態にかかるサーバ装置の処理を示す
フローチャートである。
【図4】この実施形態にかかる携帯端末の処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】入出力要求グループ化処理を示すフローチャー
トである。
【図6】この実施形態にかかるサーバ装置からグループ
化された入出力要求の送信を示す図である。
【図7】この実施形態にかかるサーバ装置からのグルー
プ化された入出力要求の送信を示す図である。
【図8】入出力要求処理を示すフローチャートである。
【図9】この実施形態にかかる携帯端末からの入力デー
タの送信を示す図である。
【図10】この発明の別の実施形態であるネットワーク
システムにかかる、入出力要求グループ化処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】この発明の別の実施形態であるネットワーク
システムの構成を示す図である。
【図12】この発明の別の実施形態にかかるサーバ装置
および携帯端末のソフトウェア構成を示す図である。
【図13】この発明の別の実施形態にかかるサーバ装置
および携帯端末間における通信を示す図である。
【符号の説明】
1−サーバ装置 2−携帯端末 2’−クライアント端末 3−ネットワーク 4−無線ブリッジ 5−無線サーバ 11−プロトコル 12−OS層 13−AP層(アプリケーション層) 14−API層(アプリケーションインタフェース層) 21−プロトコル 22−OS層 23−ネットワークOS層 24−AP層(アプリケーション層) 25−API層(アプリケーションインタフェース層)
フロントページの続き (72)発明者 田下 吉久 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内 (72)発明者 赤尾 祐太郎 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内 (72)発明者 中谷 聡志 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内 (72)発明者 唐木 繁 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内 (72)発明者 淺沼 和之 大阪府大阪市北区天神橋1丁目7番15号ピ アリッツ天神橋 株式会社ノベラック内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB03 JA33 KA07 KC41 KE02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ装置と、端末装置と、がネットワ
    ークを介して接続されたネットワークシステムにおい
    て、 前記サーバ装置は、単一または複数のアプリケーション
    プログラムと、 前記アプリケーションプログラムからの入力要求や出力
    要求をグループ化し、ここでグループ化した入出力要求
    を前記ネットワークを介して端末装置に送信するサーバ
    側入出力制御プログラムと、を有し、 前記端末装置は、上記サーバ装置からネットワークを介
    して送信されてきた入力要求および出力要求をそれぞれ
    処理するとともに、前記入力要求に対して受け付けた入
    力データを前記サーバ装置に送信するクライアント側入
    出力制御プログラムを有し、 前記サーバ側入出力制御プログラムは、送信条件が成立
    したときに、グループ化された前記アプリケーションプ
    ログラムからの入出力要求を送信するプログラムである
    ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記クライアント側入出力制御プログラ
    ムは、サーバ側入出力制御プログラムにリンクして入出
    力動作を行うプログラムである請求項1記載のネットワ
    ークシステム。
  3. 【請求項3】 前記クライアント側入出力制御プログラ
    ムは、前記サーバ装置からグループ化されて送信されて
    きた入出力要求に含まれている全ての入力要求に対する
    入力データを受け付けた後に、受け付けた入力データを
    まとめて前記サーバ装置に送信するプログラムである請
    求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記送信条件は、前記アプリケーション
    プログラムからの送信指示を受けたときに成立する請求
    項1、2または3のいずれかに記載のネットワークシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記送信条件は、前記アプリケーション
    プログラムからの入力要求を受けたときに成立する請求
    項1〜3または4のいずれかに記載のネットワークシス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記送信条件は、所定時間以上連続して
    前記アプリケーションプログラムからの入力要求または
    出力要求が無かったときに成立する請求項1〜4または
    5のいずれかに記載のネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 前記クライアント側入出力制御プログラ
    ムは、前記入力要求に対して入力された入力データのデ
    ータ形式が適正であるかどうかを判定し、適正でなけれ
    ば該入力要求に対して入力データの再入力を指示する処
    理を実行するプログラムである請求項1〜5または6の
    いずれかに記載のネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 サーバ装置と、端末装置と、がネットワ
    ークを介して接続されたネットワークシステムにおい
    て、 前記サーバ装置は、単一または複数のアプリケーション
    プログラムと、 前記アプリケーションプログラムからの入力要求や出力
    要求をグループ化し、ここでグループ化した入出力要求
    を前記ネットワークを介して端末装置に送信するサーバ
    側入出力制御プログラムと、を有し、 前記端末装置は、上記サーバ装置からネットワークを介
    して送信されてきた入力要求および出力要求をそれぞれ
    処理するとともに、前記入力要求に対して受け付けた入
    力データを前記サーバ装置に送信するクライアント側入
    出力制御プログラムを有し、 前記クライアント側入出力制御プログラムは、前記入力
    要求に対して入力された入力データのデータ形式が適正
    であるかどうかを判定し、適正でなければ該入力要求に
    対して入力データの再入力を指示する処理を実行するプ
    ログラムであるネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 サーバ装置と、端末装置と、がネットワ
    ークを介して接続されたネットワークシステムに適用さ
    れ、前記サーバ装置と端末装置との通信を制御する通信
    制御プログラムを記録した記録媒体において、 前記サーバ装置に適用され、該サーバ装置に設けられて
    いるアプリケーションプログラムからの入力要求や出力
    要求をグループ化し、ここでグループ化した入出力要求
    を前記ネットワークを介して前記端末装置に送信するサ
    ーバ側入出力制御プログラムと、 前記端末装置に適用され、上記サーバ装置からネットワ
    ークを介して送信されてきた入力要求および出力要求を
    それぞれ処理するとともに、前記入力要求に対して受け
    付けた入力データを前記サーバ装置に送信するクライア
    ント側入出力制御プログラムと、を有し、 前記サーバ側入出力制御プログラムは、送信条件が成立
    したときに、グループ化された前記アプリケーションプ
    ログラムからの入出力要求を送信するステップを有する
    プログラムである通信制御プログラムを記録した記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 サーバ装置と、端末装置と、がネット
    ワークを介して接続されたネットワークシステムに適用
    され、前記サーバ装置と端末装置との通信を制御する通
    信制御プログラムを記録した記録媒体において、 前記サーバ装置に適用され、該サーバ装置に設けられて
    いるアプリケーションプログラムからの入力要求や出力
    要求をグループ化し、ここでグループ化した入出力要求
    を前記ネットワークを介して前記端末装置に送信するサ
    ーバ側入出力制御プログラムと、 前記端末装置に適用され、上記サーバ装置からネットワ
    ークを介して送信されてきた入力要求および出力要求を
    それぞれ処理するとともに、前記入力要求に対して受け
    付けた入力データを前記サーバ装置に送信するクライア
    ント側入出力制御プログラムと、を有し、 前記クライアント側入出力制御プログラムは、前記入力
    要求に対して入力された入力データのデータ形式が適正
    であるかどうかを判定し、適正でなければ該入力要求に
    対して入力データの再入力を指示するステップを有する
    プログラムである通信制御プログラムを記録した記録媒
    体。
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JP2011164677A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Ntt Docomo Inc 通信制御装置及びプログラム

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