JP2001075811A - 配布情報選択装置 - Google Patents

配布情報選択装置

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JP2001075811A JP24875399A JP24875399A JP2001075811A JP 2001075811 A JP2001075811 A JP 2001075811A JP 24875399 A JP24875399 A JP 24875399A JP 24875399 A JP24875399 A JP 24875399A JP 2001075811 A JP2001075811 A JP 2001075811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送信システムから受信システムに対して、ネッ
トワークを介し、受信システムの利用者別に選択的にソ
フトウェアやデータを配布したい場合に、受信システム
の利用者に送信属性を公開することなく、選択的な配布
に必要な属性を自動的に設定することにより、送信属性
のセキュリティを保つ。また、送信システムにおけるソ
フトウェア配布操作をより確実に実行可能にし、配布操
作の定期的な自動実行をも容易にする。 【解決手段】受信システム110の利用者の個人情報を提
供する個人情報管理機器120をネットワーク上に接続
し、該個人情報管理機器120から得られた個人情報と、
配布のルールを示す送信属性とを、送信システム100内
のソフトウェア管理部101中の個人情報〜送信属性対応
部101bにて対応させ、送信属性管理部101cに保管、更新
を行う。ソフトウェアやデータの配布の際は、送信先決
定部101dにおいてそのソフトウェアやデータを配布すべ
き送信属性を取得し、得られた送信属性を持つ受信シス
テム名を取得し、当該受信システムにソフトウェアやデ
ータを配布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信システムと複
数の受信システムが回線等の情報伝達手段により接続さ
れているシステムにおいて、送信システムから受信シス
テムにソフトウェアやデータを配布する際、受信システ
ムの利用者の属性に応じた特定のソフトウェアやデータ
を選択的に配布することのできる配布情報選択装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソフトウェアやデータを送信シス
テムから受信システムに対して配布するシステムでは、
どの受信システムにどのソフトウェアやデータを配布す
る必要があるのかということを、送信システムのオペレ
ータがその都度判断して、受信システム毎に配布操作を
行う必要があった。この操作を受信システム毎に行うこ
とは、受信システムが多数存在する場合には非常に煩雑
となる。オペレータの誤操作によってソフトウェアが誤
った受信システムに対して配布される可能性も高い。
【0003】この問題を解決するため、例えば特開平10
-177473号では、あらかじめ送信するソフトウェアやデ
ータに対して個人環境に応じた「パラメータファイル」
を静的に作成しておき、配布作業の際にはこのパラメー
タファイルの内容に従って選択したソフトウェアやデー
タを配布する技術が開示されている。しかし、この技術
ではパラメータファイルを端末から得られる情報を基に
作成する。端末利用者の所属・役職等が変動した場合、
それに基づいて必要ソフトウェアが逐次変化していくよ
うな環境での適用については考慮されていない。
【0004】個人の所属、役職等の変動にソフトウェア
やデータの配布内容を追随させる方法としては、受信シ
ステムに対してソフトウェアやデータを選択的に配布す
る前に、いく種類かの送信属性を並べたリストを受信シ
ステムの利用者に対して提示し、あらかじめ適正な送信
属性を受信システムの利用者に選択させておき、配布時
には送信システムのオペレータが前記送信属性に応じた
ソフトウェア配布操作を行うことで、送信システムのオ
ペレータの事前作業を増やすことなく、ソフトウェアの
選択的な配布を実現するというものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の送信属
性を並べたリストを受信システムの利用者に対して提示
して選択させる方法では以下のような問題がある。
【0006】第1に、ソフトウェア配布上のルールを示
す属性(上述の「送信属性」)のリストが受信システム
の利用者に対して公開されるため、受信システムの利用
者が、そのリストの内容からソフトウェア配布のルール
を類推可能である。受信システムの利用者が故意に送信
属性の内容を類推し、または受信システムの利用者の誤
操作によって、本来選択すべきでない送信属性に対して
選択が行われた場合、その受信システムに配布されない
はずのソフトウェアやデータが配布されてしまうという
問題がある。
【0007】第2に、送信システムのオペレータは、ソ
フトウェアやデータの配布操作を行う際に、該ソフトウ
ェアやデータを特定の1つの送信属性または複数の送信
属性(の受信システム)に対して配布するという操作を
誤ることなく行う必要があり、煩雑であるという問題が
ある。
【0008】本発明の第1の目的は、上述の本来配布さ
れないはずのソフトウェアやデータが配布されることが
あるという問題を、送信システム側のオペレータの作業
量を増やすことなく解決するために、送信属性を受信シ
ステムの利用者に対して不可視なものとし、送信属性の
セキュリティを保つことにある。
【0009】本発明の第2の目的は、ある送信属性の受
信システムに対してソフトウェアやデータを配布する操
作を行う場合に、該ソフトウェアやデータと配布時の属
性とをあらかじめ対応づけておくことで、ソフトウェア
配布操作をより確実に実行可能にし、配布操作の定期的
な自動実行をも容易にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本配布情報選択装置は、受信システム利用者
の個人情報のうちソフトウェアやデータの配布にかかわ
るような情報を提供することのできる機能を備えた個人
情報管理機器(本発明ではこれを限定しない)から、所
望の個人情報を引き出し、配布情報の選択に利用する。
【0011】本発明では、あらかじめ情報の配布にかか
わるような個人情報のキーワードと、ソフトウェアやデ
ータの選択的な配布に必要な属性(以下、送信属性)と
の対応関係を定義しておく。このとき、個人情報を複数
の送信属性と対応づけることもできる。
【0012】新規に受信システムの利用が開始されたこ
とを送信システムが認識したとき、送信システムは、受
信システムの端末に入力された個人認証情報を利用し
て、個人情報管理機器から、受信システムの利用者の個
人情報を取得する。取得された個人情報を基に、送信シ
ステムは、上記で定義されている対応関係を用いて、そ
の受信システムを該当する送信属性に自動的に所属させ
る。ソフトウェアやデータを配布する際は、送信システ
ムのオペレータは、配布したい送信属性宛に配布すると
いう操作のみ行う。すると、該当する送信属性に所属し
ている全ての受信システムに対してソフトウェアやデー
タの配布が行われる。
【0013】以上のことから、本発明においては、ソフ
トウェアやデータの選択配布に必要な情報を受信システ
ムの利用者の操作にゆだねることなく設定することがで
きる。つまり、ソフトウェアやデータを配布する際に、
配布に関わる送信属性が受信システムの利用者に対して
完全に不可視となり、その存在を受信システムの利用者
に意識させない。送信属性のセキュリティを保つことが
可能な点で、従来の方法と比較して優れている。
【0014】また、本発明の他の目的を達成するため
に、ソフトウェアやデータを配布する際に使用する送信
属性と当該ソフトウエアやデータとの対応関係をあらか
じめ定義することで、送信システムのオペレータは、ソ
フトウェアの配布時に該当ソフトウェアを指定するのみ
で該当送信属性の指定されている受信システムに対して
ソフトウェアを配布を行うことができ、その結果、オペ
レータの考慮を軽減できる。その都度送信先を指定する
必要がなくなるので、定期的な配布操作の自動実行も容
易なものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態に係る配布ソ
フトウェア選択システムの概略構成を示す。
【0017】図1において、100はソフトウェア及びデ
ータの送信システムに使用する計算機を示しており、汎
用コンピュータまたはサーバとして継続的に運用可能な
パーソナルコンピュータまたはワークステーションを使
用する。110はソフトウェア及びデータの受信システム
に使用する計算機を示しており、パーソナルコンピュー
タまたはワークステーションを使用する。120は受信シ
ステム110の利用者に関する個人データが入力されてい
る個人情報管理機器である。個人情報管理機器120内の
個人データの新規入力及び更新作業は、個人情報管理機
器120の管理者のみが行うことができる。個人情報は、
常に最新の個人データが入力、更新されていることを前
提とする。受信システム110の利用者は、個人情報管理
機器120に対して、利用者が利用者本人であることの認
証を行うことで、利用者本人の情報のみ参照することが
できる。なお、本発明では認証の形式は問わない。130
は送信システム100と受信システム110と個人情報管理機
器120とを接続するネットワークを示す。
【0018】送信システム100は、ソフトウェアの送信
先(配布先)を決定し送信するためのソフトウェア管理
部101を備える。ソフトウェア管理部101は、ソフトウェ
アの送信を行うためのファイル転送制御部101a、受信シ
ステム110の主たる利用者の個人情報とソフトウェア送
信先の指定に使用する送信属性とを対応づける機能を有
する個人情報〜送信属性対応部101b、既に登録済みの受
信システム110とその使用者に該当する送信属性を管理
・保存する機能を有する送信属性管理部101c、実際に送
信先を決定するための送信先決定部101d、及び送信対象
となるソフトウェアに対して送信属性を対応づけるため
のソフトウェア〜送信属性対応部101eを備える。
【0019】受信システム110は、ソフトウェア管理部1
11、並びに、受信したソフトウェア及びデータを実際に
格納するハードディスク装置112を備える。ソフトウェ
ア管理部111は、送信システム100から送信されたソフト
ウェア及びデータを受信する機能を有するファイル転送
制御部111a、受信システム110の利用者名を当該受信シ
ステム110で保存・管理するための受信システム使用ユ
ーザ名管理部111b、並びに、いかなるソフトウェア及び
データが既に受信システム110に導入済みであるかを記
録管理するための受信済みソフトウェア管理部111cを備
える。受信システム使用ユーザ名管理部111bは、受信シ
ステム110の利用者と対話するためのインタ−フェイス
を備える。
【0020】個人情報管理機器120は、個人に対する認
証要求があったときに、受信システム110の利用者につ
いてのソフトウェア使用に関係する個人情報を得ること
が可能であれば同機器の個人情報の提供に際していかな
る方式が採用されていてもよい。ここでは例として、個
人情報管理機器120は、個人情報データベース121を備え
たディレクトリサーバとし、ネットワーク130を通して
情報を入出力するものとする。
【0021】図2は、図1のソフトウェア〜送信属性対
応部101e中に備えられているテーブルの内容例を示す。
このテーブルは、配布対象となるソフトウェアまたはデ
ータの名称をいかなる送信属性に対応させるかを決定づ
けるテーブルであり、配布対象となるソフトウェア毎に
あらかじめ定義しておく必要がある。図2では、「財務
管理」ソフトウェアは「財務担当」及び「部長」の送信
属性に対応づけ、「ワードプロセッサ」は「ALL」
(全員に配布するということ)に対応づける等が定義さ
れている。
【0022】図3は、図1の個人情報〜送信属性対応部
101b中に備えられるテーブルの内容例を示す。このテー
ブルは、多種多様な個人情報を送信属性に変換して送信
先決定部101dに認識させるため、個人情報と送信属性と
のマッチング結果を得るのに必要なルールテーブルであ
り、あらかじめ定義して保持しておく必要がある。例え
ば、図3から、個人である「開発部部長」の送信属性
が、「部長」、「開発担当」、及び「ALL」であるこ
とが分かる。
【0023】図4は、図3のテーブルを用いてマッチン
グが行われたソフトウェア送信属性が、図1中の送信属
性管理部101cに格納される形態を示す。すなわち、各マ
シンの受信システム名と当該受信システムを使用してい
る個人の個人情報との対応関係から、図3のテーブルを
用いて各個人情報に対応する送信属性を取得し、各受信
システムと送信属性とを対応づけて一覧としたのが、図
4のテーブルである。例えば、受信システム名host_001
は財務部部長が使用しているマシンであり、財務部部長
の送信属性は「部長」、「財務担当」、及び「ALL」
であるので、host_001にこれらの送信属性が対応づけら
れている。なお、受信システム名とその受信システム利
用者との対応関係は、送信属性管理部101cで管理されて
いる。
【0024】図5は、上述の本実施の形態の装置におい
て、受信システム110の利用者が認証情報を入力してか
ら、当該受信システム110の受信システム名及び受信シ
ステム利用者が所属する送信属性が送信システム100中
の送信属性管理部101cに入力され図4のような形で保持
されるまでの流れを示したものである。また、図6は、
図5の流れを、送信システム100の処理と受信システム1
10の処理に分けてフローチャートに表したものである。
【0025】図7は、実際にソフトウェアを配布する際
の送信システム100での処理をフローチャートに表した
ものである。図8は、受信システム110の利用者の個人
属性(職制など)が変化したときに、当該受信システム
110の利用者が属性変更を要求してから、新たに必要に
なるソフトウェアが受信システム110に配布されるまで
の処理をフローチャートに表したものである。
【0026】次に、上述した本実施の形態の装置の使用
例を説明する。
【0027】図5及び図6を参照し、使用例1として、
以上のように構成された送受信システムにおいて、受信
システム110に新規に利用者を登録する作業を行う際の
処理の流れを説明する。
【0028】まず受信システム110中の受信システム使
用ユーザ名管理部111bに接続可能なユーザインタフェイ
スを用いることによって、利用者が、ユーザ名と認証デ
ータ(パスワード)を入力して(図5(1))、当該受信
システム110に対する使用登録作業を開始する(図6ス
テップ611)。このとき、受信システム使用ユーザ名管
理部111bは、新規登録利用者に対して「この受信システ
ムを恒常的に利用するか否か」という問い合わせを行
う。利用者が利用すると答えた場合、以下の手順が実行
される。
【0029】まず受信システム利用ユーザ名管理部111b
は、当該受信システム110を使用している過去のユーザ
名に今回新規に登録する利用者のユーザ名が存在しない
ことを確認する(ステップ612)。この利用者名が過去
のユーザ名に登録されていなければ、受信システム110
は、ネットワーク130を介して送信システム100に対し
て、個人名称(ユーザ名)、認証データ(パスワー
ド)、及び当該受信システム110の受信システム名を転
送する(ステップ613、図5(2))。次に、受信システム
110は、当該ユーザ名を受信システム使用ユーザ名管理
部111bに登録する(ステップ614)。
【0030】送信システム100は、ステップ613で送信さ
れた情報を受信し(ステップ621)、個人情報管理機器1
20に対して問い合わせを行い(図5(3))、個人名称と
認証データを用いて個人情報データベース121内に格納
されている当該利用者の個人情報を得る(図5(4)、ス
テップ622)。次に、送信システム100内の個人情報〜送
信属性対応部101bでは、図3のテーブルを参照して、受
け取った個人情報に対応する送信属性を抽出する(ステ
ップ623、図5(5))。この際、一人の個人に対して複数
の送信属性が得られることもある。例えば、「開発部部
長」の送信属性としては、「部長」、「開発担当」、及
び「ALL」が得られる。得られた送信属性は、受信シ
ステム110の受信システム名と対応させて、送信属性管
理部101cが、図4に示すような形態で保存または更新す
る。
【0031】次に、図7のフローチャートを参照して、
実際にソフトウェアやデータを配布する際の処理手順に
ついて説明する。ここではソフトウェアを配布する例で
説明する。まず、送信システム100でオペレータがソフ
トウェア配布を指示する(ステップ701)。オペレータ
が指示する内容は、配布すべきソフトウェアの名称のみ
である。送信先決定部101dは、ソフトウェア〜送信属性
対応部101eの保持している図2のテーブルを用いて、当
該ソフトウェアに対応する送信属性(すなわち当該ソフ
トウェアを配布すべき送信属性)を確定する(ステップ
702)。
【0032】次に、得られた送信属性を持つ受信システ
ム名を取得する(ステップ703)。具体的には、送信属
性管理部101cに当該送信属性を渡して問い合わせを行
い、該問い合わせを受けた送信属性管理部101cは、図4
のテーブルを参照して、当該送信属性を持つ受信システ
ム名をすべて返却する。最後に、ファイル転送制御部10
1aは、得られた受信システム名を送信先として、当該ソ
フトウェアの送信を行う(ステップ704)。受信システ
ム110では、ファイル転送制御部111aが当該ソフトウェ
アを受信し、ハードディスク装置112に格納する。
【0033】以上により、配布するソフトウェアを指示
するだけで、当該ソフトウェアを配布すべき受信システ
ムに自動的にソフトウェアの配布が実行される。
【0034】次に、図8のフローチャートを参照して、
使用例2として、上記使用例1と同様の運用形態で、あ
る受信システムの利用者の個人属性が変更(例えば、役
職の変更など)された場合における、本システムの動作
を以下に説明する。
【0035】まず受信システム110の利用者は、受信シ
ステム使用ユーザ名管理部111bに接続されているユーザ
インタフェイスを利用することで、管理情報の更新要求
を入力する(ステップ811)。これは例えば、その利用
者の役職の変更などである。すると、受信システム110
は、送信システム100に対して同じ管理属性の変更要求
を行う(ステップ812)。
【0036】これを受けた送信システム100は、個人情
報管理機器120に当該利用者の個人情報を問い合わせ
(ステップ821)、当該利用者の個人情報が確かに変更
要求された属性に変更されていることを確認する。な
お、個人情報管理機器120の個人情報データベース121で
は、既に個人情報の変更が済んでいるものとする。次
に、送信システム100内の個人情報〜送信属性対応部101
bにより図3のテーブルを参照して変更後の個人情報に
対応する送信属性をすべて抽出し、変更前の送信属性
(図4のテーブルを参照することで分かる)と比べて変
更が発生しているか否か判別する(ステップ822)。変
更がなければ処理を終了する。送信属性に変更がある場
合は、変更前の送信属性を持つソフトウェアをすべて抽
出し(ステップ823)、変更後の送信属性を持つソフト
ウェアをすべて抽出する(ステップ824)。
【0037】なお、送信属性とソフトウェアとの対応関
係は図2のテーブルを参照することで分かる。また、ス
テップ823の変更前の送信属性を持つソフトウェアの抽
出は、図4のテーブル(変更前)から当該受信システム
110における変更前の送信属性を取得し図2のテーブル
から前記取得した送信属性に対応するソフトウェアを抽
出してもよいし、当該受信システム110の受信済みソフ
トウェア管理部111cをネットワークを介して参照するこ
とで、実際に当該受信システム110にどのようなソフト
ウェアが格納されているかを抽出することとしてもよ
い。
【0038】次に、ステップ823,824で抽出した二群の
ソフトウェア同士に差異があるか否かを判別する(ステ
ップ825)。差異がなければ、図4のテーブルの当該受
信システム110の送信属性を更新して(ステップ826)、
処理を終了する。差異がある場合は、差異分のソフトウ
ェア(すなわち新たに配布する必要のあるソフトウェ
ア)を当該受信システム110に配布する(ステップ82
7)。その後、ステップ826に進む。なお、ステップ827
では、当該受信システム110に、個人情報の変更で不要
となるソフトウェアの消去指示を送信してもよい。
【0039】受信システム110では、送信システム100か
らステップ827で配布されたソフトウェアを受信し、ハ
ードディスク装置112に格納する(ステップ831)。不要
となるソフトウェアの消去指示が為されている場合は、
当該ソフトウェアをハードディスク装置112から消去す
る。
【0040】以上により、役職などの個人属性が変更さ
れた場合でも、利用者が属性変更要求を入力するだけ
で、その利用者が使用している受信システムの環境をそ
の利用者の個人属性の変更に応じた環境に更新すること
ができる。
【0041】次に、使用例3として上記使用例2の変形
例を説明する。上記使用例2において、送信システム10
0が、個人情報管理機器120に対して、稼働している受信
システム110の使用者に関する個人情報の監視を行い、
個人情報が変更されたことが確認されたとき、自動的に
上述の使用例2の動作を実行させる。これにより、個人
情報の変更を検出して、当該利用者の使用している受信
システムの環境を該個人情報の変更に応じた環境に自動
的に更新できる。
【0042】次に、使用例4として上記使用例1の変形
例を説明する。本例は、本システムを使用して既に配布
済みのソフトウェアに関して、バージョンアップしたソ
フトウェアを配布する場合の例である。上記使用例1で
は、送信システムのオペレータが送信システム100上に
ソフトウェアを登録し、そのソフトウェアを選択して送
信指示を行う例について説明した。この場合、バージョ
ンアップしたソフトウェアを配布する場合も、新たに図
2のテーブルに登録する必要があり、操作が煩雑であ
る。そこで使用例4では、ソフトウェア〜送信属性対応
部101eのマッチングルールに幅を持たせる。言い替える
と、図2のテーブルの「ソフトウェア」の欄はバージョ
ンアップしたものも含むように解釈する。例えば「財務
管理」ソフトウェアが既に配布されていた場合、図2の
テーブルの「財務管理」ソフトウェアにはバージョンア
ップしたものも含む。
【0043】これにより、送信属性をバージョンアップ
前のソフトウェアと一致させることが可能である。よっ
て、送信先決定部101d、送信属性管理部101cにおいて自
動的に送信先が決定できるので、オペレータは、配布用
ソフトウェアをバージョンアップ版に入れ替え、該ソフ
トウェア名を配布する指示を行うだけで、使用例1と同
様にして配布が行える。さらに、送信指示が自動的に一
定の間隔で行われることにすれば、送信システムのオペ
レータは、ソフトウェアをアップロードするのみで、適
切な受信システムに対してのバージョンアップを継続的
に行うことができる。
【0044】上述の実施の形態では、ソフトウェアの配
布を例に説明したが、本発明はこれに限らず各種のデー
タを配布する場合に適用可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信システムの利用者は個人情報の変動および受信シス
テムの変更などの際に、手続きを意識することなく、確
実に適切なソフトウェアやデータの受信をすることが可
能となる。また不要となったソフトウェアの消去をも自
動化できることから、ディスク資源の効果的な使用をす
ることも可能となる。
【0046】送信システムのオペレータは、オペレーシ
ョンミスによる誤送信を減らすことが可能となり、か
つ、定期的な送信操作における作業を減らすことができ
る。また、以上一連の送信・受信動作に関して、送信属
性が受信システムの使用者に対して一切公開されないの
で、送信ルールに関する機密を保持できる。
【0047】以上のことから、本発明を用いることで、
ソフトウェアやデータを選択的に配布するうえで、送信
属性に関するセキュリティが保たれ、かつ送信システム
のオペレータおよび受信システム利用者双方の負担を軽
減するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の配布ソフトウェア選択システムの
概略構成図である。
【図2】本システムにおいて使用される、配布対象とな
るソフトウェアやデータと送信属性との対応を定義する
テーブルの例である。
【図3】本システムにおいて使用される、個人情報管理
機器に管理されている個人情報と送信属性との対応関係
を示すテーブルの例である。
【図4】本システムにおいて保存、更新される、受信シ
ステムが所属する送信属性の対応例である。
【図5】本システムにおいて送信属性管理部が受信シス
テムの受信システム名とその送信属性を得るまでの情報
の流れを示す図である。
【図6】本システムにおいて送信属性管理部が受信シス
テムの受信システム名とその送信属性を得るまでの処理
を示すフローチャート図である。
【図7】本システムにおいて送信システムのオペレータ
が特定のソフトウェアに対して配布指示を行った際に、
受信システムが選択されソフトウェアが配布されるまで
の送信システム内における処理を示すフローチャート図
である。
【図8】受信システムのユーザの個人属性が変更された
際、受信システムのユーザが情報の更新要求を行い、新
たに必要となるソフトウェアが配布されるまでの処理を
示すフローチャート図である。
【符号の説明】
100…送信システム、110…受信システム、120…個人情
報管理機器、130…ネットワーク、101…送信システムの
ソフトウェア管理部、101b…個人情報〜送信属性対応
部、101c…送信属性管理部、101e…ソフトウェア〜送信
属性対応部、111…受信システムのソフトウェア管理
部、121…個人情報データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 CC02 CC21 DD05 EE05 EE23 EE58 FF09 GG04 GG07 GG08 5B076 BB06 BB17 5B089 GA11 JA33 JB07 KA01 KA11 KA13 KA17 KB13 KC15 KC21 KC28 KC51

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソフトウェアまたはデータを選択的に受信
    システムに配布する配布情報選択装置であって、 利用者の個人情報を取得する手段と、 前記取得した個人情報から、前記利用者が使用する受信
    システムに配布すべきソフトウェアまたはデータを示す
    送信属性を取得する手段と、 前記利用者が使用する受信システムを特定する識別子
    と、前記取得した送信属性とを、対応させて記憶してお
    く記憶手段と、 配布すべきソフトウェアまたはデータを指示する手段
    と、 指示されたソフトウェアまたはデータに対応する送信属
    性を取得する手段と、 前記取得した送信属性から、前記記憶手段に記憶されて
    いる受信システムを特定する識別子と送信属性との対応
    関係を参照して、前記配布を指示されたソフトウェアま
    たはデータを配布すべき受信システムの識別子を取得す
    る手段と、 前記取得した識別子の受信システムに前記ソフトウェア
    またはデータを配布する手段とを備えたことを特徴とす
    る配布情報選択装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の配布情報選択装置におい
    て、 利用者の個人情報が変更されたとき、該変更後の個人情
    報から、該利用者が使用する受信システムに配布すべき
    ソフトウェアまたはデータを示す送信属性を取得する手
    段と、 変更前の送信属性に応じて配布すべきソフトウェアまた
    はデータと変更後の送信属性に応じて配布すべきソフト
    ウェアまたはデータとの差異を検出する手段と、 検出した差異に応じて、新たに配布すべきソフトウェア
    またはデータを配布し、および/または不要のソフトウ
    ェアまたはデータを削除する手段とを、 さらに備えたことを特徴とする配布情報選択装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の配布情報選択装置におい
    て、 前記受信システムの使用者に関する個人情報の監視を行
    い、個人情報が変更されたことが確認されたとき、該個
    人情報の変更に応じて、新たに配布すべきソフトウェア
    またはデータの配布および/または不要なソフトウェア
    またはデータの削除を行うことを特徴とする配布情報選
    択装置。
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