JP2002287974A - アプリケーションプログラムの登録制御及び起動制御に係る方法及び該制御装置 - Google Patents
アプリケーションプログラムの登録制御及び起動制御に係る方法及び該制御装置Info
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- JP2002287974A JP2002287974A JP2001088257A JP2001088257A JP2002287974A JP 2002287974 A JP2002287974 A JP 2002287974A JP 2001088257 A JP2001088257 A JP 2001088257A JP 2001088257 A JP2001088257 A JP 2001088257A JP 2002287974 A JP2002287974 A JP 2002287974A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーバにあるアプリケーションプログラム
（以下、ＡＰと略す）のバージョンアップ中でも、現在
使用中のＡＰの動作を継続させ、かつ、バージョンアッ
プ終了後に該ＡＰを起動した場合、バージョンアップ後
の最新版バージョンのＡＰを自動的に起動させることを
可能とする。 【解決手段】 サーバ１０に、同一のＡＰに関し複数の
バージョンを登録可能なＡＰ登録制御部１１と、端末２
０からネットワーク３０を介して起動要求がなされたＡ
Ｐに関し、登録された複数のバージョンの前記ＡＰを自
動的に検索し、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージ
ョン毎の所在を識別して起動する情報からなるＡＰ索引
リストを作成するＡＰ自動検索制御部１３と、該ＡＰ索
引リストの中から最新版のバージョンのＡＰを自動的に
選択するＡＰ最新版バージョン選択制御部１４と、選択
された前記最新版のバージョンのＡＰを起動させるＡＰ
起動制御部１６とを備える。
（以下、ＡＰと略す）のバージョンアップ中でも、現在
使用中のＡＰの動作を継続させ、かつ、バージョンアッ
プ終了後に該ＡＰを起動した場合、バージョンアップ後
の最新版バージョンのＡＰを自動的に起動させることを
可能とする。 【解決手段】 サーバ１０に、同一のＡＰに関し複数の
バージョンを登録可能なＡＰ登録制御部１１と、端末２
０からネットワーク３０を介して起動要求がなされたＡ
Ｐに関し、登録された複数のバージョンの前記ＡＰを自
動的に検索し、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージ
ョン毎の所在を識別して起動する情報からなるＡＰ索引
リストを作成するＡＰ自動検索制御部１３と、該ＡＰ索
引リストの中から最新版のバージョンのＡＰを自動的に
選択するＡＰ最新版バージョン選択制御部１４と、選択
された前記最新版のバージョンのＡＰを起動させるＡＰ
起動制御部１６とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して接続されている複数の端末（クライアント）が、該
ネットワークに接続されているファイルサーバに格納さ
れているアプリケーションプログラム（Ａｐｐｌｉｃａ
ｔｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍ：以下、ＡＰと記す。）を実
行せしめたり、あるいは、一つのアプリケーションサー
バにインストールされている同一のＡＰに複数の利用者
がログインして実行せしめたり、あるいは、端末側にダ
ウンロードして、該ＡＰをインストール後、実行せしめ
たりする場合における、ＡＰの登録制御及び起動制御に
係る方法とかかる方法を実現するＡＰ登録制御装置及び
ＡＰ起動制御装置、及び、かかる方法を実行することが
できるプログラム記録媒体に関する。
して接続されている複数の端末（クライアント）が、該
ネットワークに接続されているファイルサーバに格納さ
れているアプリケーションプログラム（Ａｐｐｌｉｃａ
ｔｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍ：以下、ＡＰと記す。）を実
行せしめたり、あるいは、一つのアプリケーションサー
バにインストールされている同一のＡＰに複数の利用者
がログインして実行せしめたり、あるいは、端末側にダ
ウンロードして、該ＡＰをインストール後、実行せしめ
たりする場合における、ＡＰの登録制御及び起動制御に
係る方法とかかる方法を実現するＡＰ登録制御装置及び
ＡＰ起動制御装置、及び、かかる方法を実行することが
できるプログラム記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】ネットワークに接続されているサーバに
あるアプリケーションプログラム即ちＡＰを、該ネット
ワークに接続されている複数のクライアント（端末）側
のいずれかから実行させる手段として、従来から、各種
の実現手段が開示されてきている。たとえば、特開平６
−１６１９６０号公報「アプリケーションプログラム起
動方式」においては、クライアント・サーバシステムに
おいて、クライアント（端末）側からサーバ側へのデー
タ送信に先立って、クライアント（端末）側からサーバ
上で動作すべきと指定したＡＰの起動を要求する場合の
ＡＰ起動方法が開示されている。また、特開平５−２５
０１６８号公報「プログラム起動方式及びプログラムイ
ンストール方式」においては、互いに依存関係にある複
数のＡＰを、あらかじめ定められた順序で起動しなけれ
ばならないシステムにおいて、クライアント（端末）側
から要求された場合に、複数の該ＡＰの起動順序を定め
て、順番に、起動する有効な方法が開示されている。
あるアプリケーションプログラム即ちＡＰを、該ネット
ワークに接続されている複数のクライアント（端末）側
のいずれかから実行させる手段として、従来から、各種
の実現手段が開示されてきている。たとえば、特開平６
−１６１９６０号公報「アプリケーションプログラム起
動方式」においては、クライアント・サーバシステムに
おいて、クライアント（端末）側からサーバ側へのデー
タ送信に先立って、クライアント（端末）側からサーバ
上で動作すべきと指定したＡＰの起動を要求する場合の
ＡＰ起動方法が開示されている。また、特開平５−２５
０１６８号公報「プログラム起動方式及びプログラムイ
ンストール方式」においては、互いに依存関係にある複
数のＡＰを、あらかじめ定められた順序で起動しなけれ
ばならないシステムにおいて、クライアント（端末）側
から要求された場合に、複数の該ＡＰの起動順序を定め
て、順番に、起動する有効な方法が開示されている。
【０００３】また、特開平７−１２９４０７号公報「バ
ージョン管理方法」，特開２０００−３２７１号公報
「ソフトウェア管理装置及びプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体」などにおいては、サ
ーバとクライアント（端末）とで、互いに連携して動作
することを可能とするために、サーバ上で起動するＡＰ
とクライアント（端末）上で起動するＡＰとの間のバー
ジョンの整合性を管理する方法が開示されている。たと
えば、特開２０００−３２７１号公報においては、サー
バとクライアント（端末）とで、互いのＡＰの連携動作
を可能とするために、クライアント（端末）側からサー
バが起動された際に、サーバ側で管理するＡＰファイル
管理情報に基づいて、クライアント（端末）側と連携す
べきＡＰファイルのバージョン情報を検出して、連携動
作が可能か否かを判定している。
ージョン管理方法」，特開２０００−３２７１号公報
「ソフトウェア管理装置及びプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体」などにおいては、サ
ーバとクライアント（端末）とで、互いに連携して動作
することを可能とするために、サーバ上で起動するＡＰ
とクライアント（端末）上で起動するＡＰとの間のバー
ジョンの整合性を管理する方法が開示されている。たと
えば、特開２０００−３２７１号公報においては、サー
バとクライアント（端末）とで、互いのＡＰの連携動作
を可能とするために、クライアント（端末）側からサー
バが起動された際に、サーバ側で管理するＡＰファイル
管理情報に基づいて、クライアント（端末）側と連携す
べきＡＰファイルのバージョン情報を検出して、連携動
作が可能か否かを判定している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たごとく、従来のサーバ側におけるＡＰファイル管理技
術においては、原則として、実行可能な形式に展開され
ているＡＰファイルは、１種類のバージョンのみであ
り、たとえば、特開２０００−３２７１号公報における
ＡＰファイルの管理技術においては、サーバ側に予め登
録されているＡＰファイル管理情報テーブルの中に、ク
ライアント（端末）側から指定されて、クライアント
（端末）側のＡＰと連携動作することが可能なバージョ
ン情報を有するＡＰがインストールされているとの情報
が格納されている場合に限り、ユーザが要求したＡＰの
起動を認めるものであり、該バージョン情報のＡＰが存
在しない場合は、ユーザが要求するＡＰ起動が拒否され
てしまうものである。また、サーバ側にあるＡＰのバー
ジョンを新しいバージョンに更新するバージョンアップ
作業が開始される場合においては、クライアント（端
末）側から指定されたとしても、該ＡＰに対する起動命
令を一切受け付けない状態にして、バージョンアップ作
業を開始することが前提とされている。更には、ＡＰを
新しいバージョンにバージョンアップする場合におい
て、既に、該当するＡＰに対する起動がなされている状
態が発生していれば、該ＡＰの実行が完全に終了するま
で、バージョンアップ作業を待ち合わせるか、あるい
は、強制的に、実行中の動作を終結させて、該ＡＰの実
行終結を確認してから、更新処理を開始することとな
る。即ち、従来のＡＰファイル管理技術においては、一
般的に、ＡＰのバージョンアップ中は、該ＡＰの起動を
停止させる必要があり、あるいは、既に、ＡＰが起動さ
れて実行中の状態にある場合には、該ＡＰの実行が終了
するまで、該ＡＰの更新は、中止される方法が採用され
ていた。
たごとく、従来のサーバ側におけるＡＰファイル管理技
術においては、原則として、実行可能な形式に展開され
ているＡＰファイルは、１種類のバージョンのみであ
り、たとえば、特開２０００−３２７１号公報における
ＡＰファイルの管理技術においては、サーバ側に予め登
録されているＡＰファイル管理情報テーブルの中に、ク
ライアント（端末）側から指定されて、クライアント
（端末）側のＡＰと連携動作することが可能なバージョ
ン情報を有するＡＰがインストールされているとの情報
が格納されている場合に限り、ユーザが要求したＡＰの
起動を認めるものであり、該バージョン情報のＡＰが存
在しない場合は、ユーザが要求するＡＰ起動が拒否され
てしまうものである。また、サーバ側にあるＡＰのバー
ジョンを新しいバージョンに更新するバージョンアップ
作業が開始される場合においては、クライアント（端
末）側から指定されたとしても、該ＡＰに対する起動命
令を一切受け付けない状態にして、バージョンアップ作
業を開始することが前提とされている。更には、ＡＰを
新しいバージョンにバージョンアップする場合におい
て、既に、該当するＡＰに対する起動がなされている状
態が発生していれば、該ＡＰの実行が完全に終了するま
で、バージョンアップ作業を待ち合わせるか、あるい
は、強制的に、実行中の動作を終結させて、該ＡＰの実
行終結を確認してから、更新処理を開始することとな
る。即ち、従来のＡＰファイル管理技術においては、一
般的に、ＡＰのバージョンアップ中は、該ＡＰの起動を
停止させる必要があり、あるいは、既に、ＡＰが起動さ
れて実行中の状態にある場合には、該ＡＰの実行が終了
するまで、該ＡＰの更新は、中止される方法が採用され
ていた。
【０００５】しかしながら、かかるＡＰの管理方法は、
たとえば、企業内のＡＰ管理システムに当てはめて考え
た場合、ＡＰの起動停止は、企業業務の大幅な遅延を引
き起こす要因となる場合があり、重大な問題を引き起こ
す可能性がある。また、ＡＰのバージョンアップ作業を
行なうために、該ＡＰの起動停止を行なったり、該ＡＰ
の実行を強制的に終結させたりする場合には、事前に、
企業内で該ＡＰを利用している全てのユーザと調整を図
る必要があるため、たとえ、該ＡＰの不具合（バグ）対
応等、緊急なバグフィックス版ＡＰへのバージョンアッ
プを必要とする場合であっても、迅速な新バージョンの
インストールが困難となる問題も有している。
たとえば、企業内のＡＰ管理システムに当てはめて考え
た場合、ＡＰの起動停止は、企業業務の大幅な遅延を引
き起こす要因となる場合があり、重大な問題を引き起こ
す可能性がある。また、ＡＰのバージョンアップ作業を
行なうために、該ＡＰの起動停止を行なったり、該ＡＰ
の実行を強制的に終結させたりする場合には、事前に、
企業内で該ＡＰを利用している全てのユーザと調整を図
る必要があるため、たとえ、該ＡＰの不具合（バグ）対
応等、緊急なバグフィックス版ＡＰへのバージョンアッ
プを必要とする場合であっても、迅速な新バージョンの
インストールが困難となる問題も有している。
【０００６】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、サーバ上のＡＰに関し、たとえ、新バージョ
ンへのバージョンアップ中にあったとしても、現在まで
使用されていた該ＡＰの現バージョンを実行中にあるユ
ーザ、あるいは、新たに該ＡＰを起動せんとしているユ
ーザは、該ＡＰのバージョンアップ作業とは関係なく、
現バージョンのＡＰの動作を継続実行させることを可能
とするものである。更に、かかるＡＰのバージョンアッ
プが終了した後においては、該ＡＰを起動した場合、現
在まで使用されていた該ＡＰのバージョンではなく、バ
ージョンアップ後の最新版バージョンのＡＰが、自動的
に、起動されることを可能とすると共に、ユーザが指定
した場合には、現在まで使用されてきた該ＡＰの旧バー
ジョンを起動することも、あるいは、ユーザが特に指定
したバージョンのＡＰを起動することも可能にせんとす
るものである。
のであり、サーバ上のＡＰに関し、たとえ、新バージョ
ンへのバージョンアップ中にあったとしても、現在まで
使用されていた該ＡＰの現バージョンを実行中にあるユ
ーザ、あるいは、新たに該ＡＰを起動せんとしているユ
ーザは、該ＡＰのバージョンアップ作業とは関係なく、
現バージョンのＡＰの動作を継続実行させることを可能
とするものである。更に、かかるＡＰのバージョンアッ
プが終了した後においては、該ＡＰを起動した場合、現
在まで使用されていた該ＡＰのバージョンではなく、バ
ージョンアップ後の最新版バージョンのＡＰが、自動的
に、起動されることを可能とすると共に、ユーザが指定
した場合には、現在まで使用されてきた該ＡＰの旧バー
ジョンを起動することも、あるいは、ユーザが特に指定
したバージョンのＡＰを起動することも可能にせんとす
るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、サーバにあるアプリケーションプログラム（以下、
ＡＰと略記する）を、ネットワークを介して接続されて
いる複数の端末から同時に起動させることができるよう
に、前記サーバにＡＰを登録することができるＡＰ登録
制御方法において、前記サーバにおいて、同一のＡＰに
関し、複数のバージョンのＡＰを登録することができ、
かつ、前記複数の端末のいずれかから、ＡＰの起動要求
がなされた際に、前記サーバにおいて、起動要求がなさ
れた前記ＡＰに関して、登録されている複数のバージョ
ンの前記ＡＰを自動的に検索して、起動要求がなされた
前記ＡＰの各バージョン毎の所在を識別して起動するこ
とを可能とする情報からなるＡＰ索引リストを作成する
ことができるＡＰ登録制御方法とすることを特徴とする
ものである。
は、サーバにあるアプリケーションプログラム（以下、
ＡＰと略記する）を、ネットワークを介して接続されて
いる複数の端末から同時に起動させることができるよう
に、前記サーバにＡＰを登録することができるＡＰ登録
制御方法において、前記サーバにおいて、同一のＡＰに
関し、複数のバージョンのＡＰを登録することができ、
かつ、前記複数の端末のいずれかから、ＡＰの起動要求
がなされた際に、前記サーバにおいて、起動要求がなさ
れた前記ＡＰに関して、登録されている複数のバージョ
ンの前記ＡＰを自動的に検索して、起動要求がなされた
前記ＡＰの各バージョン毎の所在を識別して起動するこ
とを可能とする情報からなるＡＰ索引リストを作成する
ことができるＡＰ登録制御方法とすることを特徴とする
ものである。
【０００８】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
のＡＰ登録制御方法において、前記ＡＰを登録する前記
サーバが前記ネットワークを介して接続されている複数
のサーバから構成されており、かつ、前記複数の端末の
いずれかから、前記複数のサーバのうち、特定のサーバ
に対して、ＡＰの起動要求がなされた際に、該特定のサ
ーバが、前記ネットワークを介して、他の前記各サーバ
に対して、起動要求がなされた前記ＡＰが登録されてい
るか、該ＡＰのバージョンも含めて、問い合わせること
により、前記特定のサーバにおいて、起動要求がなされ
た前記ＡＰの各バージョン毎の所在を、前記各サーバの
所在位置も含めて、識別して起動することを可能とする
情報からなるＡＰ索引リストを作成することができるＡ
Ｐ登録制御方法とすることを特徴とするものである。
のＡＰ登録制御方法において、前記ＡＰを登録する前記
サーバが前記ネットワークを介して接続されている複数
のサーバから構成されており、かつ、前記複数の端末の
いずれかから、前記複数のサーバのうち、特定のサーバ
に対して、ＡＰの起動要求がなされた際に、該特定のサ
ーバが、前記ネットワークを介して、他の前記各サーバ
に対して、起動要求がなされた前記ＡＰが登録されてい
るか、該ＡＰのバージョンも含めて、問い合わせること
により、前記特定のサーバにおいて、起動要求がなされ
た前記ＡＰの各バージョン毎の所在を、前記各サーバの
所在位置も含めて、識別して起動することを可能とする
情報からなるＡＰ索引リストを作成することができるＡ
Ｐ登録制御方法とすることを特徴とするものである。
【０００９】請求項３に記載の発明は、請求項１または
２に記載のＡＰ登録制御方法において、前記ＡＰのバー
ジョンを識別する情報として、バージョンが新しくなる
に従い、昇順に順次大きい値が設定されるバージョン番
号を用いるＡＰ登録制御方法とすることを特徴とするも
のである。
２に記載のＡＰ登録制御方法において、前記ＡＰのバー
ジョンを識別する情報として、バージョンが新しくなる
に従い、昇順に順次大きい値が設定されるバージョン番
号を用いるＡＰ登録制御方法とすることを特徴とするも
のである。
【００１０】請求項４に記載の発明は、請求項１または
２に記載のＡＰ登録制御方法において、前記ＡＰのバー
ジョンを識別する情報として、該ＡＰの各バージョンが
有する作成年月日を含む特有の属性情報を用いるＡＰ登
録制御方法とすることを特徴とするものである。
２に記載のＡＰ登録制御方法において、前記ＡＰのバー
ジョンを識別する情報として、該ＡＰの各バージョンが
有する作成年月日を含む特有の属性情報を用いるＡＰ登
録制御方法とすることを特徴とするものである。
【００１１】請求項５に記載の発明は、サーバにあるア
プリケーションプログラム（以下、ＡＰと略記する）
を、ネットワークを介して接続されている複数の端末か
ら同時に起動させることができるＡＰ起動制御方法にお
いて、前記サーバにおいて、同一のＡＰに関し、複数の
バージョンのＡＰを登録することができ、かつ、前記複
数の端末のいずれかから、ＡＰの起動要求がなされた際
に、前記サーバにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰ
に関して、登録されている複数のバージョンの前記ＡＰ
を自動的に検索して、起動要求がなされた前記ＡＰの各
バージョン毎の所在を識別して起動することを可能とす
る情報からなるＡＰ索引リストを作成し、該ＡＰ索引リ
ストの中から、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージ
ョンのうち、最新版のバージョンのＡＰを自動的に選択
して起動させることができるＡＰ起動制御方法とするこ
とを特徴とするものである。
プリケーションプログラム（以下、ＡＰと略記する）
を、ネットワークを介して接続されている複数の端末か
ら同時に起動させることができるＡＰ起動制御方法にお
いて、前記サーバにおいて、同一のＡＰに関し、複数の
バージョンのＡＰを登録することができ、かつ、前記複
数の端末のいずれかから、ＡＰの起動要求がなされた際
に、前記サーバにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰ
に関して、登録されている複数のバージョンの前記ＡＰ
を自動的に検索して、起動要求がなされた前記ＡＰの各
バージョン毎の所在を識別して起動することを可能とす
る情報からなるＡＰ索引リストを作成し、該ＡＰ索引リ
ストの中から、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージ
ョンのうち、最新版のバージョンのＡＰを自動的に選択
して起動させることができるＡＰ起動制御方法とするこ
とを特徴とするものである。
【００１２】請求項６に記載の発明は、請求項５に記載
のＡＰ起動制御方法において、前記ＡＰを登録する前記
サーバが前記ネットワークを介して接続されている複数
のサーバから構成されており、かつ、前記複数の端末の
いずれかから、前記複数のサーバのうち、特定のサーバ
に対して、ＡＰの起動要求がなされた際に、該特定のサ
ーバが、前記ネットワークを介して、他の前記各サーバ
に対して、起動要求がなされた前記ＡＰが登録されてい
るか、該ＡＰのバージョンも含めて、問い合わせること
により、前記特定のサーバにおいて、起動要求がなされ
た前記ＡＰの各バージョン毎の所在を、前記各サーバの
所在位置も含めて、識別して起動することを可能とする
情報からなるＡＰ索引リストを作成し、該ＡＰ索引リス
トの中から、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョ
ンのうち、最新版のバージョンのＡＰを自動的に選択し
て、最新版のバージョンのＡＰが所在するサーバに対し
て、起動要求がなされているＡＰに関し、最新版のバー
ジョンの起動を指示することができるＡＰ起動制御方法
とすることを特徴とするものである。
のＡＰ起動制御方法において、前記ＡＰを登録する前記
サーバが前記ネットワークを介して接続されている複数
のサーバから構成されており、かつ、前記複数の端末の
いずれかから、前記複数のサーバのうち、特定のサーバ
に対して、ＡＰの起動要求がなされた際に、該特定のサ
ーバが、前記ネットワークを介して、他の前記各サーバ
に対して、起動要求がなされた前記ＡＰが登録されてい
るか、該ＡＰのバージョンも含めて、問い合わせること
により、前記特定のサーバにおいて、起動要求がなされ
た前記ＡＰの各バージョン毎の所在を、前記各サーバの
所在位置も含めて、識別して起動することを可能とする
情報からなるＡＰ索引リストを作成し、該ＡＰ索引リス
トの中から、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョ
ンのうち、最新版のバージョンのＡＰを自動的に選択し
て、最新版のバージョンのＡＰが所在するサーバに対し
て、起動要求がなされているＡＰに関し、最新版のバー
ジョンの起動を指示することができるＡＰ起動制御方法
とすることを特徴とするものである。
【００１３】請求項７に記載の発明は、請求項５または
６に記載のＡＰ起動制御方法において、起動要求がなさ
れた前記ＡＰに関する前記最新版のバージョンのＡＰが
自動的に選択された際、起動要求をしている前記端末側
に、前記ネットワークを介して、前記最新版のバージョ
ンのＡＰファイルをダウンロードさせて、該端末にイン
ストールさせることにより、該端末において、前記最新
版のバージョンのＡＰを起動せしめることができるＡＰ
起動制御方法とすることを特徴とするものである。
６に記載のＡＰ起動制御方法において、起動要求がなさ
れた前記ＡＰに関する前記最新版のバージョンのＡＰが
自動的に選択された際、起動要求をしている前記端末側
に、前記ネットワークを介して、前記最新版のバージョ
ンのＡＰファイルをダウンロードさせて、該端末にイン
ストールさせることにより、該端末において、前記最新
版のバージョンのＡＰを起動せしめることができるＡＰ
起動制御方法とすることを特徴とするものである。
【００１４】請求項８に記載の発明は、サーバにあるア
プリケーションプログラム（以下、ＡＰと略記する）
を、ネットワークを介して接続されている複数の端末か
ら同時に起動させることができるように、前記サーバに
ＡＰを登録することができるＡＰ登録制御装置におい
て、前記サーバにおいて、同一のＡＰに関し、複数のバ
ージョンのＡＰを登録することができるＡＰ登録制御手
段と、前記複数の端末のいずれかから、ＡＰの起動要求
がなされた際に、前記サーバにおいて、起動要求がなさ
れた前記ＡＰに関して、登録されている複数のバージョ
ンの前記ＡＰを自動的に検索し、起動要求がなされた前
記ＡＰの各バージョン毎の所在を識別して起動すること
を可能とする情報からなるＡＰ索引リストを作成するこ
とができるＡＰ自動検索制御手段とを備えているＡＰ登
録制御装置とすることを特徴とするものである。
プリケーションプログラム（以下、ＡＰと略記する）
を、ネットワークを介して接続されている複数の端末か
ら同時に起動させることができるように、前記サーバに
ＡＰを登録することができるＡＰ登録制御装置におい
て、前記サーバにおいて、同一のＡＰに関し、複数のバ
ージョンのＡＰを登録することができるＡＰ登録制御手
段と、前記複数の端末のいずれかから、ＡＰの起動要求
がなされた際に、前記サーバにおいて、起動要求がなさ
れた前記ＡＰに関して、登録されている複数のバージョ
ンの前記ＡＰを自動的に検索し、起動要求がなされた前
記ＡＰの各バージョン毎の所在を識別して起動すること
を可能とする情報からなるＡＰ索引リストを作成するこ
とができるＡＰ自動検索制御手段とを備えているＡＰ登
録制御装置とすることを特徴とするものである。
【００１５】請求項９に記載の発明は、請求項８に記載
のＡＰ登録制御装置において、前記ＡＰを登録する前記
サーバが前記ネットワークを介して接続されている複数
のサーバから構成されており、かつ、前記複数の端末の
いずれかから、前記複数のサーバのうち、特定のサーバ
に対して、ＡＰの起動要求がなされた際に、該特定のサ
ーバの前記ＡＰ自動検索制御手段が、前記ネットワーク
を介して、他の前記各サーバに対して、起動要求がなさ
れた前記ＡＰが登録されているか、該ＡＰのバージョン
も含めて、問い合わせることにより、前記特定のサーバ
において、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョン
毎の所在を、前記各サーバの所在位置も含めて、識別し
て起動することを可能とする情報からなるＡＰ索引リス
トを作成することができるＡＰ自動検索制御手段である
ＡＰ登録制御装置とすることを特徴とするものである。
のＡＰ登録制御装置において、前記ＡＰを登録する前記
サーバが前記ネットワークを介して接続されている複数
のサーバから構成されており、かつ、前記複数の端末の
いずれかから、前記複数のサーバのうち、特定のサーバ
に対して、ＡＰの起動要求がなされた際に、該特定のサ
ーバの前記ＡＰ自動検索制御手段が、前記ネットワーク
を介して、他の前記各サーバに対して、起動要求がなさ
れた前記ＡＰが登録されているか、該ＡＰのバージョン
も含めて、問い合わせることにより、前記特定のサーバ
において、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョン
毎の所在を、前記各サーバの所在位置も含めて、識別し
て起動することを可能とする情報からなるＡＰ索引リス
トを作成することができるＡＰ自動検索制御手段である
ＡＰ登録制御装置とすることを特徴とするものである。
【００１６】請求項１０に記載の発明は、請求項８また
は９に記載のＡＰ登録制御装置において、前記ＡＰのバ
ージョンを識別する情報として、バージョンが新しくな
るに従い、昇順に順次大きい値が設定されるバージョン
番号を用いるＡＰ登録装置とすることを特徴とするもの
である。
は９に記載のＡＰ登録制御装置において、前記ＡＰのバ
ージョンを識別する情報として、バージョンが新しくな
るに従い、昇順に順次大きい値が設定されるバージョン
番号を用いるＡＰ登録装置とすることを特徴とするもの
である。
【００１７】請求項１１に記載の発明は、請求項８また
は９に記載のＡＰ登録制御装置において、前記ＡＰのバ
ージョンを識別する情報として、該ＡＰの各バージョン
が有する作成年月日を含む特有の属性情報を用いるＡＰ
登録制御装置とすることを特徴とするものである。
は９に記載のＡＰ登録制御装置において、前記ＡＰのバ
ージョンを識別する情報として、該ＡＰの各バージョン
が有する作成年月日を含む特有の属性情報を用いるＡＰ
登録制御装置とすることを特徴とするものである。
【００１８】請求項１２に記載の発明は、サーバにある
アプリケーションプログラム（以下、ＡＰと略記する）
を、ネットワークを介して接続されている複数の端末か
ら同時に起動させることができるＡＰ起動制御装置にお
いて、前記サーバにおいて、同一のＡＰに関し、複数の
バージョンのＡＰを登録することができるＡＰ登録制御
手段と、前記複数の端末のいずれかから、ＡＰの起動要
求がなされた際に、前記サーバにおいて、起動要求がな
された前記ＡＰに関して、登録されている複数のバージ
ョンの前記ＡＰを自動的に検索し、起動要求がなされた
前記ＡＰの各バージョン毎の所在を識別して起動するこ
とを可能とする情報からなるＡＰ索引リストを作成する
ことができるＡＰ自動検索制御手段と、該ＡＰ索引リス
トの中から、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョ
ンのうち、最新版のバージョンのＡＰを自動的に選択す
ることができるＡＰ最新版バージョン選択制御手段と、
選択された前記最新版のバージョンのＡＰを起動させる
ことができるＡＰ起動制御手段とを備えているＡＰ起動
制御装置とすることを特徴とするものである。
アプリケーションプログラム（以下、ＡＰと略記する）
を、ネットワークを介して接続されている複数の端末か
ら同時に起動させることができるＡＰ起動制御装置にお
いて、前記サーバにおいて、同一のＡＰに関し、複数の
バージョンのＡＰを登録することができるＡＰ登録制御
手段と、前記複数の端末のいずれかから、ＡＰの起動要
求がなされた際に、前記サーバにおいて、起動要求がな
された前記ＡＰに関して、登録されている複数のバージ
ョンの前記ＡＰを自動的に検索し、起動要求がなされた
前記ＡＰの各バージョン毎の所在を識別して起動するこ
とを可能とする情報からなるＡＰ索引リストを作成する
ことができるＡＰ自動検索制御手段と、該ＡＰ索引リス
トの中から、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョ
ンのうち、最新版のバージョンのＡＰを自動的に選択す
ることができるＡＰ最新版バージョン選択制御手段と、
選択された前記最新版のバージョンのＡＰを起動させる
ことができるＡＰ起動制御手段とを備えているＡＰ起動
制御装置とすることを特徴とするものである。
【００１９】請求項１３に記載の発明は、請求項１２に
記載のＡＰ起動制御装置において、前記ＡＰを登録する
前記サーバが前記ネットワークを介して接続されている
複数のサーバから構成されており、かつ、前記複数の端
末のいずれかから、前記複数のサーバのうち、特定のサ
ーバに対して、ＡＰの起動要求がなされた際に、該特定
のサーバの前記ＡＰ自動検索制御手段が、前記ネットワ
ークを介して、他の前記各サーバに対して、起動要求が
なされた前記ＡＰが登録されているか、該ＡＰのバージ
ョンも含めて、問い合わせることにより、前記特定のサ
ーバにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージ
ョン毎の所在を、前記各サーバの所在位置も含めて、識
別して起動することを可能とする情報からなるＡＰ索引
リストを作成することができるＡＰ自動検索制御手段で
あり、かつ、前記ＡＰ起動制御手段が、前記ＡＰ最新版
バージョン選択制御手段により選択された最新版のバー
ジョンのＡＰが所在するサーバに対して、起動要求がな
されているＡＰに関し、最新版のバージョンの起動を指
示することができるＡＰ起動制御手段であるＡＰ起動制
御装置とすることを特徴とするものである。
記載のＡＰ起動制御装置において、前記ＡＰを登録する
前記サーバが前記ネットワークを介して接続されている
複数のサーバから構成されており、かつ、前記複数の端
末のいずれかから、前記複数のサーバのうち、特定のサ
ーバに対して、ＡＰの起動要求がなされた際に、該特定
のサーバの前記ＡＰ自動検索制御手段が、前記ネットワ
ークを介して、他の前記各サーバに対して、起動要求が
なされた前記ＡＰが登録されているか、該ＡＰのバージ
ョンも含めて、問い合わせることにより、前記特定のサ
ーバにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージ
ョン毎の所在を、前記各サーバの所在位置も含めて、識
別して起動することを可能とする情報からなるＡＰ索引
リストを作成することができるＡＰ自動検索制御手段で
あり、かつ、前記ＡＰ起動制御手段が、前記ＡＰ最新版
バージョン選択制御手段により選択された最新版のバー
ジョンのＡＰが所在するサーバに対して、起動要求がな
されているＡＰに関し、最新版のバージョンの起動を指
示することができるＡＰ起動制御手段であるＡＰ起動制
御装置とすることを特徴とするものである。
【００２０】請求項１４に記載の発明は、請求項１２ま
たは１３に記載のＡＰ起動制御装置において、前記ＡＰ
最新版バージョン選択制御手段により、起動要求がなさ
れた前記ＡＰに関する前記最新版のバージョンのＡＰが
自動的に選択された際、起動要求をしている前記端末側
に、前記ネットワークを介して、前記最新版のバージョ
ンのＡＰファイルをダウンロードさせて、該端末にイン
ストールさせることができるＡＰダウンロード制御手段
を有し、かつ、前記ＡＰ起動制御手段が、該端末におい
て、ダウンロードされた前記最新版のバージョンのＡＰ
を起動せしめることができるＡＰ起動制御手段であるＡ
Ｐ起動制御装置とすることを特徴とするものである。
たは１３に記載のＡＰ起動制御装置において、前記ＡＰ
最新版バージョン選択制御手段により、起動要求がなさ
れた前記ＡＰに関する前記最新版のバージョンのＡＰが
自動的に選択された際、起動要求をしている前記端末側
に、前記ネットワークを介して、前記最新版のバージョ
ンのＡＰファイルをダウンロードさせて、該端末にイン
ストールさせることができるＡＰダウンロード制御手段
を有し、かつ、前記ＡＰ起動制御手段が、該端末におい
て、ダウンロードされた前記最新版のバージョンのＡＰ
を起動せしめることができるＡＰ起動制御手段であるＡ
Ｐ起動制御装置とすることを特徴とするものである。
【００２１】請求項１５に記載の発明は、サーバにある
アプリケーションプログラム（以下、ＡＰと略記する）
を、ネットワークを介して接続されている複数の端末か
ら同時に起動させることができるように、前記サーバに
ＡＰを登録することができるＡＰ登録制御方法におい
て、前記サーバにおいて、同一のＡＰに関し、複数のバ
ージョンのＡＰを登録することができ、かつ、前記複数
の端末のいずれかから、ＡＰの起動要求がなされた際
に、前記サーバにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰ
に関して、登録されている複数のバージョンの前記ＡＰ
を自動的に検索して、起動要求がなされた前記ＡＰの各
バージョン毎の所在を識別して起動することを可能とす
る情報からなるＡＰ索引リストを作成することができる
ＡＰ登録制御方法を、コンピュータに実施させるための
プログラムとして記録させているコンピュータ読み取り
可能なプログラム記録媒体とすることを特徴とするもの
である。
アプリケーションプログラム（以下、ＡＰと略記する）
を、ネットワークを介して接続されている複数の端末か
ら同時に起動させることができるように、前記サーバに
ＡＰを登録することができるＡＰ登録制御方法におい
て、前記サーバにおいて、同一のＡＰに関し、複数のバ
ージョンのＡＰを登録することができ、かつ、前記複数
の端末のいずれかから、ＡＰの起動要求がなされた際
に、前記サーバにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰ
に関して、登録されている複数のバージョンの前記ＡＰ
を自動的に検索して、起動要求がなされた前記ＡＰの各
バージョン毎の所在を識別して起動することを可能とす
る情報からなるＡＰ索引リストを作成することができる
ＡＰ登録制御方法を、コンピュータに実施させるための
プログラムとして記録させているコンピュータ読み取り
可能なプログラム記録媒体とすることを特徴とするもの
である。
【００２２】請求項１６に記載の発明は、サーバにある
アプリケーションプログラム（以下、ＡＰと略記する）
を、ネットワークを介して接続されている複数の端末か
ら同時に起動させることができるＡＰ起動制御方法にお
いて、前記サーバにおいて、同一のＡＰに関し、複数の
バージョンのＡＰを登録することができ、かつ、前記複
数の端末のいずれかから、ＡＰの起動要求がなされた際
に、前記サーバにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰ
に関して、登録されている複数のバージョンの前記ＡＰ
を自動的に検索して、起動要求がなされた前記ＡＰの各
バージョン毎の所在を識別して起動することを可能とす
る情報からなるＡＰ索引リストを作成し、該ＡＰ索引リ
ストの中から、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージ
ョンのうち、最新版のバージョンのＡＰを自動的に選択
して起動させることができるＡＰ起動制御方法を、コン
ピュータに実施させるためのプログラムとして記録させ
ているコンピュータ読み取り可能なプログラム記録媒体
とすることを特徴とするものである。
アプリケーションプログラム（以下、ＡＰと略記する）
を、ネットワークを介して接続されている複数の端末か
ら同時に起動させることができるＡＰ起動制御方法にお
いて、前記サーバにおいて、同一のＡＰに関し、複数の
バージョンのＡＰを登録することができ、かつ、前記複
数の端末のいずれかから、ＡＰの起動要求がなされた際
に、前記サーバにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰ
に関して、登録されている複数のバージョンの前記ＡＰ
を自動的に検索して、起動要求がなされた前記ＡＰの各
バージョン毎の所在を識別して起動することを可能とす
る情報からなるＡＰ索引リストを作成し、該ＡＰ索引リ
ストの中から、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージ
ョンのうち、最新版のバージョンのＡＰを自動的に選択
して起動させることができるＡＰ起動制御方法を、コン
ピュータに実施させるためのプログラムとして記録させ
ているコンピュータ読み取り可能なプログラム記録媒体
とすることを特徴とするものである。
【００２３】
【発明の実施の形態】本発明に係るＡＰファイルの登録
制御方法及び起動制御方法を、かかる制御方法を実現す
る制御装置と共に、以下に、図を参照しながら説明す
る。図１は、本発明に係るＡＰの登録制御方法及び起動
制御方法が適用されるサーバ上におけるＡＰ管理システ
ムの一実施形態を説明するための概略構成図である。図
１に示すごとく、サーバ１０と、複数の端末２０，２１
…とが、ネットワーク３０を介して相互に接続されて、
複数の端末２０，２１…のいずれかからの要求に基づい
て、サーバ１０上にあるＡＰが実行される形態になって
いる。なお、本実施形態においては、端末２０，２１…
から起動要求されるＡＰの名前が登録されているサーバ
と、該ＡＰがインストールされているサーバとが同一の
サーバ１０である場合を示しているが、本発明は、かか
る形態に限るものではない。たとえば、端末２０，２１
…から起動要求されるＡＰの名前と該ＡＰのプログラム
ファイル実体とが登録・格納されているサーバ（即ち、
ファイルサーバ）と、該ＡＰがインストールされて、実
行されるサーバ（即ち、アプリケーションサーバ）と
が、異なるサーバとして分離されていて、それぞれのサ
ーバが共にネットワーク３０に接続されていて、ネット
ワーク３０を介して前記ファイルサーバからのＡＰの起
動要求を受け付けることにより、前記アプリケーション
サーバ上で、端末２０，２１…からの起動要求がなされ
たＡＰを実行する形態であっても構わない。また、かか
る場合においては、前記ファイルサーバには、ネットワ
ーク３０に接続されている前記アプリケーションサーバ
の所在位置が登録されていて、該サーバに対して、順
次、端末２０，２１…から起動要求がなされているＡＰ
のファイル名が、前記ＡＰのバージョンも含めて、登録
されているか問い合わせる形態であっても構わない。
制御方法及び起動制御方法を、かかる制御方法を実現す
る制御装置と共に、以下に、図を参照しながら説明す
る。図１は、本発明に係るＡＰの登録制御方法及び起動
制御方法が適用されるサーバ上におけるＡＰ管理システ
ムの一実施形態を説明するための概略構成図である。図
１に示すごとく、サーバ１０と、複数の端末２０，２１
…とが、ネットワーク３０を介して相互に接続されて、
複数の端末２０，２１…のいずれかからの要求に基づい
て、サーバ１０上にあるＡＰが実行される形態になって
いる。なお、本実施形態においては、端末２０，２１…
から起動要求されるＡＰの名前が登録されているサーバ
と、該ＡＰがインストールされているサーバとが同一の
サーバ１０である場合を示しているが、本発明は、かか
る形態に限るものではない。たとえば、端末２０，２１
…から起動要求されるＡＰの名前と該ＡＰのプログラム
ファイル実体とが登録・格納されているサーバ（即ち、
ファイルサーバ）と、該ＡＰがインストールされて、実
行されるサーバ（即ち、アプリケーションサーバ）と
が、異なるサーバとして分離されていて、それぞれのサ
ーバが共にネットワーク３０に接続されていて、ネット
ワーク３０を介して前記ファイルサーバからのＡＰの起
動要求を受け付けることにより、前記アプリケーション
サーバ上で、端末２０，２１…からの起動要求がなされ
たＡＰを実行する形態であっても構わない。また、かか
る場合においては、前記ファイルサーバには、ネットワ
ーク３０に接続されている前記アプリケーションサーバ
の所在位置が登録されていて、該サーバに対して、順
次、端末２０，２１…から起動要求がなされているＡＰ
のファイル名が、前記ＡＰのバージョンも含めて、登録
されているか問い合わせる形態であっても構わない。
【００２４】図１において、サーバ１０には、該サーバ
１０上に格納されているＡＰを管理するためのＡＰ管理
システム１０ａが備えられており、該ＡＰ管理システム
１０ａは、同一ＡＰに関し、ＡＰの複数のバージョンの
ＡＰを登録することができるＡＰ登録制御部１１と、該
ＡＰの複数のバージョンをそれぞれサーバ上にインスト
ールすることができるＡＰインストール制御部１２と、
クライアント（端末）側から起動要求、あるいは、ダウ
ンロード要求されたＡＰを自動的に検索し、起動要求、
あるいは、ダウンロード要求された前記ＡＰの各バージ
ョン毎の所在を識別して起動させることを可能とする情
報からなるＡＰ索引リスト１３ａを作成することができ
るＡＰ自動検索制御部１３と、更に、起動要求、あるい
は、ダウンロード要求されたＡＰの最新版のバージョン
を自動的に選択することができるＡＰ最新版バージョン
選択制御部１４と、起動要求、あるいは、ダウンロード
要求されたＡＰの指定されたバージョンを自動的に検索
することができるＡＰバージョン検索制御部１５と、起
動要求されたＡＰの最新版（即ち、ＡＰ最新版バージョ
ン選択制御部１４により選択された最新版バージョ
ン）、あるいは、起動の指定がなされたバージョン（即
ち、ＡＰバージョン検索制御部１５により検索された指
定バージョン）を起動することができるＡＰ起動制御部
１６と、ダウンロード要求されたＡＰの最新版、あるい
は、ダウンロードの指定がなされたバージョンをクライ
アント（端末）側にダウンロードすることができるＡＰ
ダウンロード制御部１７と、を有している。
１０上に格納されているＡＰを管理するためのＡＰ管理
システム１０ａが備えられており、該ＡＰ管理システム
１０ａは、同一ＡＰに関し、ＡＰの複数のバージョンの
ＡＰを登録することができるＡＰ登録制御部１１と、該
ＡＰの複数のバージョンをそれぞれサーバ上にインスト
ールすることができるＡＰインストール制御部１２と、
クライアント（端末）側から起動要求、あるいは、ダウ
ンロード要求されたＡＰを自動的に検索し、起動要求、
あるいは、ダウンロード要求された前記ＡＰの各バージ
ョン毎の所在を識別して起動させることを可能とする情
報からなるＡＰ索引リスト１３ａを作成することができ
るＡＰ自動検索制御部１３と、更に、起動要求、あるい
は、ダウンロード要求されたＡＰの最新版のバージョン
を自動的に選択することができるＡＰ最新版バージョン
選択制御部１４と、起動要求、あるいは、ダウンロード
要求されたＡＰの指定されたバージョンを自動的に検索
することができるＡＰバージョン検索制御部１５と、起
動要求されたＡＰの最新版（即ち、ＡＰ最新版バージョ
ン選択制御部１４により選択された最新版バージョ
ン）、あるいは、起動の指定がなされたバージョン（即
ち、ＡＰバージョン検索制御部１５により検索された指
定バージョン）を起動することができるＡＰ起動制御部
１６と、ダウンロード要求されたＡＰの最新版、あるい
は、ダウンロードの指定がなされたバージョンをクライ
アント（端末）側にダウンロードすることができるＡＰ
ダウンロード制御部１７と、を有している。
【００２５】また、ＡＰ登録制御部１１により登録され
たＡＰに関する情報（たとえば、ファイル名、バージョ
ン番号などを示す管理番号、拡張子、ファイルサイズ、
作成年月日、機能、性能などに関する情報）を記憶格納
するＡＰ登録領域１１ａと、ＡＰインストール制御部１
２により、ＡＰが実行可能な形式に展開されてインスト
ールされるＡＰインストール領域１２ａとが備えられて
いる。即ち、サーバ１０上で、ＡＰ起動制御部１７によ
り、起動要求されたＡＰの最新版（即ち、ＡＰ最新版バ
ージョン選択制御部１４により選択された最新版バージ
ョン）、あるいは、起動の指定がなされたバージョン
（即ち、ＡＰバージョン検索制御部１５により検索され
た指定バージョン）が実行される場合、ＡＰ起動制御部
１７から、ＡＰインストール領域１２ａに実行可能な形
式に展開されて、インストールされているＡＰ実行ファ
イルの最新版、あるいは、指定されたバージョンに制御
が渡されることにより実行される。
たＡＰに関する情報（たとえば、ファイル名、バージョ
ン番号などを示す管理番号、拡張子、ファイルサイズ、
作成年月日、機能、性能などに関する情報）を記憶格納
するＡＰ登録領域１１ａと、ＡＰインストール制御部１
２により、ＡＰが実行可能な形式に展開されてインスト
ールされるＡＰインストール領域１２ａとが備えられて
いる。即ち、サーバ１０上で、ＡＰ起動制御部１７によ
り、起動要求されたＡＰの最新版（即ち、ＡＰ最新版バ
ージョン選択制御部１４により選択された最新版バージ
ョン）、あるいは、起動の指定がなされたバージョン
（即ち、ＡＰバージョン検索制御部１５により検索され
た指定バージョン）が実行される場合、ＡＰ起動制御部
１７から、ＡＰインストール領域１２ａに実行可能な形
式に展開されて、インストールされているＡＰ実行ファ
イルの最新版、あるいは、指定されたバージョンに制御
が渡されることにより実行される。
【００２６】また、ＡＰのバージョンアップがなされる
場合、ＡＰ登録領域１１ａに記憶格納されるＡＰファイ
ルに関する情報及びＡＰインストール領域１２ａにイン
ストールされるＡＰ実行ファイルは、ＡＰ登録領域１１
ａ及びＡＰインストール領域１２ａに既に格納されてい
る同一ＡＰに関する現在のバージョンの上に上書きされ
ずに、新たに確保されたＡＰ登録領域１１ａ及びＡＰイ
ンストール領域１２ａに記憶格納される。従い、ＡＰの
バージョンアップが終了した際には、同一ＡＰの複数の
バージョンが同時に登録され、かつ、インストールされ
て、それぞれが実行可能な状態になっていることにな
る。なお、ＡＰ登録領域１１ａに登録され、ＡＰインス
トール領域１２ａにインストールされているＡＰのバー
ジョンは、削除すべき旨の指示が新たになされるまで、
そのまま、登録、かつ、インストールされている。
場合、ＡＰ登録領域１１ａに記憶格納されるＡＰファイ
ルに関する情報及びＡＰインストール領域１２ａにイン
ストールされるＡＰ実行ファイルは、ＡＰ登録領域１１
ａ及びＡＰインストール領域１２ａに既に格納されてい
る同一ＡＰに関する現在のバージョンの上に上書きされ
ずに、新たに確保されたＡＰ登録領域１１ａ及びＡＰイ
ンストール領域１２ａに記憶格納される。従い、ＡＰの
バージョンアップが終了した際には、同一ＡＰの複数の
バージョンが同時に登録され、かつ、インストールされ
て、それぞれが実行可能な状態になっていることにな
る。なお、ＡＰ登録領域１１ａに登録され、ＡＰインス
トール領域１２ａにインストールされているＡＰのバー
ジョンは、削除すべき旨の指示が新たになされるまで、
そのまま、登録、かつ、インストールされている。
【００２７】図２は、かかるＡＰを特定するためのＡＰ
のファイル名の構成を示す概念図であり、ＡＰのファイ
ル名は、一般的に、ＡＰの機能などを端的に示すニック
ネームなどからなる接頭語４１と、該ＡＰのバージョン
番号などからなる管理番号４２と、該ＡＰのファイル属
性などを示す拡張子４３とから構成されている。即ち、
接頭語４１は、各ＡＰに固有の文字列であり、同じＡＰ
であれば、同じ文字列からなる接頭語が付される。ま
た、管理番号４２は、ＡＰのバージョンの新旧を比較判
定するために用いる番号であり、該管理番号が大きな値
になるほど、バージョンが新しいことを示している。ま
た、拡張子４３は、たとえば、ファイルがプログラム実
体からなっていることを示したり、あるいは、テキスト
データからなっていることを示すなどファイルの属性を
示すものであり、プログラム実体である場合、一般に、
「ｅｘｅ」などの拡張子が用いられる。なお、一般的
に、ＡＰのファイル名は、図２の例に示すように、「ａ
ｐｌ＿００１．ｅｘｅ」と、接頭語４１と管理番号４２
との間を「＿」により、また、管理番号４２と拡張子４
３との間を「．」により相互に接続して表記される。
のファイル名の構成を示す概念図であり、ＡＰのファイ
ル名は、一般的に、ＡＰの機能などを端的に示すニック
ネームなどからなる接頭語４１と、該ＡＰのバージョン
番号などからなる管理番号４２と、該ＡＰのファイル属
性などを示す拡張子４３とから構成されている。即ち、
接頭語４１は、各ＡＰに固有の文字列であり、同じＡＰ
であれば、同じ文字列からなる接頭語が付される。ま
た、管理番号４２は、ＡＰのバージョンの新旧を比較判
定するために用いる番号であり、該管理番号が大きな値
になるほど、バージョンが新しいことを示している。ま
た、拡張子４３は、たとえば、ファイルがプログラム実
体からなっていることを示したり、あるいは、テキスト
データからなっていることを示すなどファイルの属性を
示すものであり、プログラム実体である場合、一般に、
「ｅｘｅ」などの拡張子が用いられる。なお、一般的
に、ＡＰのファイル名は、図２の例に示すように、「ａ
ｐｌ＿００１．ｅｘｅ」と、接頭語４１と管理番号４２
との間を「＿」により、また、管理番号４２と拡張子４
３との間を「．」により相互に接続して表記される。
【００２８】図３は、サーバ１０上でＡＰを利用するた
めのＡＰ管理システム１０ａのシステム構成を具体的な
例を用いて示している概念図である。即ち、図３におい
ては、サーバ１０上のＡＰ管理システム１０ａには、Ａ
Ｐファイル名の接頭語４１が「ａｐｌ」であるＡＰに関
して、管理番号４２が示すバージョン番号が「００
１」，「００２」，「００３」の３つの異なるバージョ
ンのＡＰファイル、即ち、ａｐｌ ｖｅｒ．１「ａｐｌ
＿００１．ｅｘｅ」１２ａ １，ａｐｌ ｖｅｒ．２「ａ
ｐｌ＿００２．ｅｘｅ」１２ａ２，ａｐｌ ｖｅｒ．３
「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３が、ＡＰインスト
ール領域１２ａに同時に存在し、それぞれが実行可能な
状態に登録されている。更に、かかる場合において、サ
ーバ１０とネットワーク３０を介して接続された複数の
端末２０，２１…の中のいずれかの端末（たとえば、端
末２０）のユーザが、サーバ１０上に格納されているＡ
Ｐのうち、ファイル名の接頭語４１が「ａｐｌ」である
ＡＰの最新版のバージョンを選択して起動することを要
求する「ａｐｌ最新版起動要求」を発行している場合が
模式的に示されている。
めのＡＰ管理システム１０ａのシステム構成を具体的な
例を用いて示している概念図である。即ち、図３におい
ては、サーバ１０上のＡＰ管理システム１０ａには、Ａ
Ｐファイル名の接頭語４１が「ａｐｌ」であるＡＰに関
して、管理番号４２が示すバージョン番号が「００
１」，「００２」，「００３」の３つの異なるバージョ
ンのＡＰファイル、即ち、ａｐｌ ｖｅｒ．１「ａｐｌ
＿００１．ｅｘｅ」１２ａ １，ａｐｌ ｖｅｒ．２「ａ
ｐｌ＿００２．ｅｘｅ」１２ａ２，ａｐｌ ｖｅｒ．３
「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３が、ＡＰインスト
ール領域１２ａに同時に存在し、それぞれが実行可能な
状態に登録されている。更に、かかる場合において、サ
ーバ１０とネットワーク３０を介して接続された複数の
端末２０，２１…の中のいずれかの端末（たとえば、端
末２０）のユーザが、サーバ１０上に格納されているＡ
Ｐのうち、ファイル名の接頭語４１が「ａｐｌ」である
ＡＰの最新版のバージョンを選択して起動することを要
求する「ａｐｌ最新版起動要求」を発行している場合が
模式的に示されている。
【００２９】端末２０からのかかる「ａｐｌ最新版起動
要求」を、ネットワーク３０を介して、受信したサーバ
１０上のＡＰ管理システム１０ａは、ファイル名の接頭
語４１が「ａｐｌ」であるＡＰファイルを、ＡＰ自動検
索制御部１３により、自動的に検索し、登録されている
「ａｐｌ」に関するバージョン「００１」「００２」
「００３」の所在を示すＡＰ索引リスト１３ａを生成す
る。更に、ＡＰ最新版バージョン選択制御部１４によ
り、該ＡＰ索引リスト１３ａが検索されて、ＡＰファイ
ル名「ａｐｌ」の最新版バージョン「００３」が選択さ
れる。即ち、該最新版バージョンの選択動作において
は、ＡＰファイル名の管理番号（即ち、バージョン番
号）４２を検索して、該管理番号４２が最も大きい番号
を有しているＡＰファイルを、最新版のＡＰファイルと
して識別することにより、最新版バージョンのＡＰファ
イルが選択される。従い、本実施例においては、「ａｐ
ｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３のＡＰファイルが選択さ
れる。また、ＡＰ自動検索制御部１３においては、該ネ
ットワーク３０に接続されている他の各アプリケーショ
ンサーバに登録されているＡＰファイル「ａｐｌ」が存
在していないか、該ＡＰファイル「ａｐｌ」のバージョ
ン番号も含めて、問い合わせることも可能であり、該問
い合わせに応じて、他の各アプリケーションサーバから
返送されてくる該ＡＰファイル「ａｐｌ」に関する情報
も含めて、各アプリケーションサーバの所在位置と共
に、ＡＰ索引リスト１３ａが生成される。
要求」を、ネットワーク３０を介して、受信したサーバ
１０上のＡＰ管理システム１０ａは、ファイル名の接頭
語４１が「ａｐｌ」であるＡＰファイルを、ＡＰ自動検
索制御部１３により、自動的に検索し、登録されている
「ａｐｌ」に関するバージョン「００１」「００２」
「００３」の所在を示すＡＰ索引リスト１３ａを生成す
る。更に、ＡＰ最新版バージョン選択制御部１４によ
り、該ＡＰ索引リスト１３ａが検索されて、ＡＰファイ
ル名「ａｐｌ」の最新版バージョン「００３」が選択さ
れる。即ち、該最新版バージョンの選択動作において
は、ＡＰファイル名の管理番号（即ち、バージョン番
号）４２を検索して、該管理番号４２が最も大きい番号
を有しているＡＰファイルを、最新版のＡＰファイルと
して識別することにより、最新版バージョンのＡＰファ
イルが選択される。従い、本実施例においては、「ａｐ
ｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３のＡＰファイルが選択さ
れる。また、ＡＰ自動検索制御部１３においては、該ネ
ットワーク３０に接続されている他の各アプリケーショ
ンサーバに登録されているＡＰファイル「ａｐｌ」が存
在していないか、該ＡＰファイル「ａｐｌ」のバージョ
ン番号も含めて、問い合わせることも可能であり、該問
い合わせに応じて、他の各アプリケーションサーバから
返送されてくる該ＡＰファイル「ａｐｌ」に関する情報
も含めて、各アプリケーションサーバの所在位置と共
に、ＡＰ索引リスト１３ａが生成される。
【００３０】選択された最新版バージョンのＡＰファイ
ル「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３という実行ファ
イルは、ＡＰインストール制御部１２により、ＡＰイン
ストール領域１２ａ内の選択された場所にインストール
されているので、ＡＰインストール制御部１２からの起
動すべき場所を示す情報に基づいて、ＡＰ起動制御部１
６は、該最新版バージョンのＡＰ「ａｐｌ＿００３．ｅ
ｘｅ」の実行ファイルを起動すると共に、該ＡＰ「ａｐ
ｌ＿００３．ｅｘｅ」の実行を制御することになる。ま
た、ＡＰ起動制御部１６は、該ＡＰファイル「ａｐｌ＿
００３．ｅｘｅ」１２ａ3が、他のアプリケーションサ
ーバ上に登録されていた場合においては、該アプリケー
ションサーバに対して、「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」の
起動を要求することも可能である。
ル「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３という実行ファ
イルは、ＡＰインストール制御部１２により、ＡＰイン
ストール領域１２ａ内の選択された場所にインストール
されているので、ＡＰインストール制御部１２からの起
動すべき場所を示す情報に基づいて、ＡＰ起動制御部１
６は、該最新版バージョンのＡＰ「ａｐｌ＿００３．ｅ
ｘｅ」の実行ファイルを起動すると共に、該ＡＰ「ａｐ
ｌ＿００３．ｅｘｅ」の実行を制御することになる。ま
た、ＡＰ起動制御部１６は、該ＡＰファイル「ａｐｌ＿
００３．ｅｘｅ」１２ａ3が、他のアプリケーションサ
ーバ上に登録されていた場合においては、該アプリケー
ションサーバに対して、「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」の
起動を要求することも可能である。
【００３１】図４は、図３に示す端末２０におけるＡＰ
の起動要求と該端末２０からのＡＰ起動要求を受信した
サーバ１０上のＡＰ管理システム１０ａの動作を説明す
るためのフローチャートである。
の起動要求と該端末２０からのＡＰ起動要求を受信した
サーバ１０上のＡＰ管理システム１０ａの動作を説明す
るためのフローチャートである。
【００３２】まず、端末２０のユーザが、該端末２０の
操作装置を使用して、該端末２０にあるＡＰ起動要求処
理を起動し、サーバ１０上にあるＡＰの中、起動すべき
ＡＰのファイル名の接頭語４１として「ａｐｌ」を指定
すると同時に、最新版バージョンの起動要求をする旨の
指定を入力する（ステップＳ１）。かかる入力に基づい
て、端末２０は、ユーザが指定しているＡＰファイルの
接頭語４１が「ａｐｌ」であるＡＰの最新版バージョン
を起動すべき旨を要求する「ａｐｌ最新版起動要求」信
号を、ネットワーク３０を介して、サーバ１０側に送出
する（ステップＳ２）。
操作装置を使用して、該端末２０にあるＡＰ起動要求処
理を起動し、サーバ１０上にあるＡＰの中、起動すべき
ＡＰのファイル名の接頭語４１として「ａｐｌ」を指定
すると同時に、最新版バージョンの起動要求をする旨の
指定を入力する（ステップＳ１）。かかる入力に基づい
て、端末２０は、ユーザが指定しているＡＰファイルの
接頭語４１が「ａｐｌ」であるＡＰの最新版バージョン
を起動すべき旨を要求する「ａｐｌ最新版起動要求」信
号を、ネットワーク３０を介して、サーバ１０側に送出
する（ステップＳ２）。
【００３３】一方、「ａｐｌ最新版起動要求」信号を、
ネットワーク３０を介して受信したサーバ１０は、ＡＰ
管理システム１０ａに、該「ａｐｌ最新版起動要求」信
号を引き継いでくるので、ＡＰ管理システム１０ａは、
該「ａｐｌ最新版起動要求」信号から、ＡＰ管理システ
ム１０ａが登録しているＡＰのうち、ファイル名の接頭
語４１が「ａｐｌ」のニックネームを有するＡＰの最新
版バージョンを起動することを要求している信号である
ことを解析し（ステップＳ３）、ＡＰ自動検索制御部１
３を起動する。
ネットワーク３０を介して受信したサーバ１０は、ＡＰ
管理システム１０ａに、該「ａｐｌ最新版起動要求」信
号を引き継いでくるので、ＡＰ管理システム１０ａは、
該「ａｐｌ最新版起動要求」信号から、ＡＰ管理システ
ム１０ａが登録しているＡＰのうち、ファイル名の接頭
語４１が「ａｐｌ」のニックネームを有するＡＰの最新
版バージョンを起動することを要求している信号である
ことを解析し（ステップＳ３）、ＡＰ自動検索制御部１
３を起動する。
【００３４】起動されたＡＰ自動検索制御部１３は、Ａ
Ｐ登録領域１１ａ及びＡＰインストール領域１２ａに記
憶格納されているＡＰ登録情報のＡＰファイル名の接頭
語４１を自動的に検索して、「ａｐｌ」の特定接頭語４
１で始まり、特定拡張子「．ｅｘｅ」を有するプログラ
ムファイル即ちＡＰファイルを自動的に検索して、ＡＰ
索引リストを生成し（ステップＳ４）、最新版バージョ
ンを選択させるために、ＡＰ最新版バージョン選択制御
部１４を起動する。たとえば、図３に示す例において
は、ＡＰファイル名の接頭語「ａｐｌ」で、拡張子
が「．ｅｘｅ」であるＡＰとして、管理番号４２が示す
バージョン番号が「００１」，「００２」，「００３」
の３つの異なるバージョンのＡＰファイルａｐｌ ｖｅ
ｒ．１「ａｐｌ＿００１．ｅｘｅ」１２ａ１，ａｐｌ
ｖｅｒ．２「ａｐｌ＿００２．ｅｘｅ」１２ａ２，ａｐ
ｌ ｖｅｒ．３「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３が
検索されて、ＡＰ索引リストが生成される。ここで、Ａ
Ｐ登録領域１１ａを検索する方法としては、たとえば、
「ａｐｌ＿＊．ｅｘｅ」として、検索することにより、
該当ＡＰ実行ファイル「ａｐｌ＿＊．ｅｘｅ」が存在し
ているフォルダ名，管理番号（即ち、バージョン番号）
を含むＡＰファイル名、作成年月日、ＡＰファイルサイ
ズ、機能、性能等の登録情報が抽出されて、ＡＰ索引リ
ストが生成される。なお、「ａｐｌ＿＊．ｅｘｅ」の
「＊」は、ワイルドカードを示す記号であり、文字数を
含め、任意の文字列で構わないことを示しており、この
場合は、ファイル名のうち、管理番号（バージョン番
号）がいかなる番号のものであっても、検索されること
を示している。
Ｐ登録領域１１ａ及びＡＰインストール領域１２ａに記
憶格納されているＡＰ登録情報のＡＰファイル名の接頭
語４１を自動的に検索して、「ａｐｌ」の特定接頭語４
１で始まり、特定拡張子「．ｅｘｅ」を有するプログラ
ムファイル即ちＡＰファイルを自動的に検索して、ＡＰ
索引リストを生成し（ステップＳ４）、最新版バージョ
ンを選択させるために、ＡＰ最新版バージョン選択制御
部１４を起動する。たとえば、図３に示す例において
は、ＡＰファイル名の接頭語「ａｐｌ」で、拡張子
が「．ｅｘｅ」であるＡＰとして、管理番号４２が示す
バージョン番号が「００１」，「００２」，「００３」
の３つの異なるバージョンのＡＰファイルａｐｌ ｖｅ
ｒ．１「ａｐｌ＿００１．ｅｘｅ」１２ａ１，ａｐｌ
ｖｅｒ．２「ａｐｌ＿００２．ｅｘｅ」１２ａ２，ａｐ
ｌ ｖｅｒ．３「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３が
検索されて、ＡＰ索引リストが生成される。ここで、Ａ
Ｐ登録領域１１ａを検索する方法としては、たとえば、
「ａｐｌ＿＊．ｅｘｅ」として、検索することにより、
該当ＡＰ実行ファイル「ａｐｌ＿＊．ｅｘｅ」が存在し
ているフォルダ名，管理番号（即ち、バージョン番号）
を含むＡＰファイル名、作成年月日、ＡＰファイルサイ
ズ、機能、性能等の登録情報が抽出されて、ＡＰ索引リ
ストが生成される。なお、「ａｐｌ＿＊．ｅｘｅ」の
「＊」は、ワイルドカードを示す記号であり、文字数を
含め、任意の文字列で構わないことを示しており、この
場合は、ファイル名のうち、管理番号（バージョン番
号）がいかなる番号のものであっても、検索されること
を示している。
【００３５】また、前述の例においては、端末２０，２
１…から要求されたＡＰが、自サーバ１０内に存在して
いる場合を例として示しているが、前述したごとく、か
かる場合に限るものではなく、ネットワーク３０に接続
されている他のサーバ上にあるＡＰであっても、ＡＰ自
動検索制御部１３により、検索することが可能である。
かかる場合においては、前記ＡＰ索引リストには、起動
要求されているＡＰ「ａｐｌ＿＊．ｅｘｅ」が存在して
いるサーバ名も同時に格納されていることになる。
１…から要求されたＡＰが、自サーバ１０内に存在して
いる場合を例として示しているが、前述したごとく、か
かる場合に限るものではなく、ネットワーク３０に接続
されている他のサーバ上にあるＡＰであっても、ＡＰ自
動検索制御部１３により、検索することが可能である。
かかる場合においては、前記ＡＰ索引リストには、起動
要求されているＡＰ「ａｐｌ＿＊．ｅｘｅ」が存在して
いるサーバ名も同時に格納されていることになる。
【００３６】起動されたＡＰ最新版バージョン選択制御
部１４においては、生成された前記ＡＰ索引リストに基
づいて、起動要求されているＡＰ「ａｐｌ」に関するフ
ァイル名の管理番号４２（即ち、バージョン番号）を比
較判定することによって、最も大きい値を有するＡＰフ
ァイルが最新版バージョンのＡＰとして選択される。即
ち、本実施例においては、ＡＰ索引リスト中に記録され
ている各ＡＰファイル名の先頭から５乃至７文字目の３
文字（即ち、「＿」と「．」とで挟まれた文字列）の管
理番号４２の値が比較判定されて、ａｐｌ ｖｅｒ．３
「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３が、最新版バージ
ョンとして判定され、選択される（ステップＳ５）。
部１４においては、生成された前記ＡＰ索引リストに基
づいて、起動要求されているＡＰ「ａｐｌ」に関するフ
ァイル名の管理番号４２（即ち、バージョン番号）を比
較判定することによって、最も大きい値を有するＡＰフ
ァイルが最新版バージョンのＡＰとして選択される。即
ち、本実施例においては、ＡＰ索引リスト中に記録され
ている各ＡＰファイル名の先頭から５乃至７文字目の３
文字（即ち、「＿」と「．」とで挟まれた文字列）の管
理番号４２の値が比較判定されて、ａｐｌ ｖｅｒ．３
「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３が、最新版バージ
ョンとして判定され、選択される（ステップＳ５）。
【００３７】最後に、ＡＰ「ａｐｌ」の最新版バージョ
ンとして選択された「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ
３が、ＡＰ起動制御部１６により、起動されて、「ａｐ
ｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３が、サーバ１０上で実行
される（ステップＳ６）。なお、前述したように、該Ａ
Ｐ最新版バージョンが実行されるサーバは、サーバ１０
上にある場合に限ることはなく、該ＡＰ最新版バージョ
ンが、ネットワーク３０に接続されている他のサーバ上
にあって、該他のサーバ上で実行されても構わない。更
には、端末２０，２１…からの要求に基づいて、あるい
は、ＡＰファイルの属性に応じて、自動的に、ＡＰダウ
ンロード制御部１７が起動されて、要求されたＡＰの最
新版バージョンが、ネットワーク３０を介して、起動要
求を送出した端末２０，２１…側にダウンロードされ
て、該端末２０，２１…上に、インストールされて実行
させる形態であっても構わない。例えば、端末２０，２
１…側にＡＰをダウンロードさせて、端末側にてインス
トールし実行させる場合においては、図１に示すサーバ
１０側において、起動要求されたＡＰの検索及び最新版
バージョンの選択は、前述したサーバ側１０でＡＰ実行
される場合と同様に、それぞれ、ＡＰ自動検索制御部１
３、ＡＰ最新版バージョン選択制御部１４にて実行さ
れ、その後、該ＡＰ最新版バージョンは、ＡＰダウンロ
ード制御部１６により、起動要求がなされた端末側にダ
ウンロードされることとなる。即ち、サーバ側における
ＡＰ実行あるいは端末側におけるＡＰ実行のいずれのＡ
Ｐ実行形態であっても、起動要求されたＡＰの検索，最
新版バージョンの選択，及び、ＡＰの起動制御あるいは
ＡＰのダウンロード制御は、それぞれ、ＡＰ自動検索制
御部１３、ＡＰ最新版バージョン選択制御部１４、ＡＰ
起動制御部１６（サーバ側におけるＡＰ実行の場合）あ
るいはＡＰダウンロード制御１７（端末側におけるＡＰ
実行の場合）により、自動的に実行される。
ンとして選択された「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ
３が、ＡＰ起動制御部１６により、起動されて、「ａｐ
ｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３が、サーバ１０上で実行
される（ステップＳ６）。なお、前述したように、該Ａ
Ｐ最新版バージョンが実行されるサーバは、サーバ１０
上にある場合に限ることはなく、該ＡＰ最新版バージョ
ンが、ネットワーク３０に接続されている他のサーバ上
にあって、該他のサーバ上で実行されても構わない。更
には、端末２０，２１…からの要求に基づいて、あるい
は、ＡＰファイルの属性に応じて、自動的に、ＡＰダウ
ンロード制御部１７が起動されて、要求されたＡＰの最
新版バージョンが、ネットワーク３０を介して、起動要
求を送出した端末２０，２１…側にダウンロードされ
て、該端末２０，２１…上に、インストールされて実行
させる形態であっても構わない。例えば、端末２０，２
１…側にＡＰをダウンロードさせて、端末側にてインス
トールし実行させる場合においては、図１に示すサーバ
１０側において、起動要求されたＡＰの検索及び最新版
バージョンの選択は、前述したサーバ側１０でＡＰ実行
される場合と同様に、それぞれ、ＡＰ自動検索制御部１
３、ＡＰ最新版バージョン選択制御部１４にて実行さ
れ、その後、該ＡＰ最新版バージョンは、ＡＰダウンロ
ード制御部１６により、起動要求がなされた端末側にダ
ウンロードされることとなる。即ち、サーバ側における
ＡＰ実行あるいは端末側におけるＡＰ実行のいずれのＡ
Ｐ実行形態であっても、起動要求されたＡＰの検索，最
新版バージョンの選択，及び、ＡＰの起動制御あるいは
ＡＰのダウンロード制御は、それぞれ、ＡＰ自動検索制
御部１３、ＡＰ最新版バージョン選択制御部１４、ＡＰ
起動制御部１６（サーバ側におけるＡＰ実行の場合）あ
るいはＡＰダウンロード制御１７（端末側におけるＡＰ
実行の場合）により、自動的に実行される。
【００３８】また、本実施例においては、サーバ１０に
登録されているＡＰのバージョンアップ実施時に、既
に、インストール済みの当該ＡＰの各管理番号４２（即
ち、バージョン番号）と比較して、最も大きな値を有す
る管理番号４２が付されるように、ファイル名の管理番
号（即ち、バージョン番号）が生成されて、インストー
ルされている。
登録されているＡＰのバージョンアップ実施時に、既
に、インストール済みの当該ＡＰの各管理番号４２（即
ち、バージョン番号）と比較して、最も大きな値を有す
る管理番号４２が付されるように、ファイル名の管理番
号（即ち、バージョン番号）が生成されて、インストー
ルされている。
【００３９】即ち、図３に示すように、既に、バージョ
ン番号が「００１」，「００２」，「００３」の３つの
異なるバージョンのＡＰファイルａｐｌ ｖｅｒ．１
「ａｐｌ＿００１．ｅｘｅ」１２ａ１，ａｐｌ ｖｅ
ｒ．２「ａｐｌ＿００２．ｅｘｅ」１２ａ２，ａｐｌ
ｖｅｒ．３「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３が登
録、インストールされている状態にある場合において、
該ＡＰ「ａｐｌ」のバージョンアップがなされる場合、
新たにインストールされる最新版バージョンに対して
は、「ａｐｌ＿００４．ｅｘｅ」と命名付けがなされ
る。即ち、管理番号が一つ大きい値の「００４」とし
て、サーバ１０にインストールされることとなり、該Ａ
Ｐ「ａｐｌ」がインストール完了された以降は、端末２
０，２１…から、ＡＰ「ａｐｌ」最新版バージョンの起
動要求がなされた場合（ステップＳ１，Ｓ２）、自動的
に、最新版バージョンである「ａｐｌ＿００４．ｅｘ
ｅ」が起動されることになる。
ン番号が「００１」，「００２」，「００３」の３つの
異なるバージョンのＡＰファイルａｐｌ ｖｅｒ．１
「ａｐｌ＿００１．ｅｘｅ」１２ａ１，ａｐｌ ｖｅ
ｒ．２「ａｐｌ＿００２．ｅｘｅ」１２ａ２，ａｐｌ
ｖｅｒ．３「ａｐｌ＿００３．ｅｘｅ」１２ａ３が登
録、インストールされている状態にある場合において、
該ＡＰ「ａｐｌ」のバージョンアップがなされる場合、
新たにインストールされる最新版バージョンに対して
は、「ａｐｌ＿００４．ｅｘｅ」と命名付けがなされ
る。即ち、管理番号が一つ大きい値の「００４」とし
て、サーバ１０にインストールされることとなり、該Ａ
Ｐ「ａｐｌ」がインストール完了された以降は、端末２
０，２１…から、ＡＰ「ａｐｌ」最新版バージョンの起
動要求がなされた場合（ステップＳ１，Ｓ２）、自動的
に、最新版バージョンである「ａｐｌ＿００４．ｅｘ
ｅ」が起動されることになる。
【００４０】なお、前述のＡＰのバージョンアップは、
既存の稼動中ＡＰの各バージョンに対応するＡＰファイ
ル上に上書きするわけではないため、既存のＡＰのバー
ジョンを実行中の状態にあっても、該ＡＰの実行を継続
したままの状態にて、当該ＡＰのバージョンアップ作業
を実施することとしても、何ら問題を生ずることもな
く、実施させることができる。また、ＡＰのバージョン
アップが終了した後において、当該ＡＰに関し、最新版
のバージョンの起動要求がなされた場合においては、自
動的に、バージョンアップされた最新版のＡＰを起動さ
せることができる。
既存の稼動中ＡＰの各バージョンに対応するＡＰファイ
ル上に上書きするわけではないため、既存のＡＰのバー
ジョンを実行中の状態にあっても、該ＡＰの実行を継続
したままの状態にて、当該ＡＰのバージョンアップ作業
を実施することとしても、何ら問題を生ずることもな
く、実施させることができる。また、ＡＰのバージョン
アップが終了した後において、当該ＡＰに関し、最新版
のバージョンの起動要求がなされた場合においては、自
動的に、バージョンアップされた最新版のＡＰを起動さ
せることができる。
【００４１】また、前述の実施例においては、最新版バ
ージョンを自動的に選択して、実行させる場合を示して
いるが、かかる場合に限ることなく、たとえば、端末２
０，２１…から、起動要求されるＡＰが最新版バージョ
ンではなく、指定された特定のバージョンであったとし
ても、古いバージョン番号のＡＰファイルが削除指示に
より削除されない限り、最新版バージョンと同時に記憶
保存されている状態にあるので、図１に示すＡＰバージ
ョン検索制御部１５により、指定されているバージョン
のＡＰファイルを自動的に検索して実行させることも可
能である。
ージョンを自動的に選択して、実行させる場合を示して
いるが、かかる場合に限ることなく、たとえば、端末２
０，２１…から、起動要求されるＡＰが最新版バージョ
ンではなく、指定された特定のバージョンであったとし
ても、古いバージョン番号のＡＰファイルが削除指示に
より削除されない限り、最新版バージョンと同時に記憶
保存されている状態にあるので、図１に示すＡＰバージ
ョン検索制御部１５により、指定されているバージョン
のＡＰファイルを自動的に検索して実行させることも可
能である。
【００４２】また、前述の通り、本実施例においては、
ＡＰの複数バージョンのＡＰ登録制御部１１、ＡＰイン
ストール制御部１２、ＡＰ自動検索制御部１３、ＡＰ最
新版バージョン選択制御部１４、ＡＰバージョン検索制
御部１５、ＡＰ起動制御部１６及びＡＰダウンロード制
御部１７を実装する際に、バージョン番号を含むＡＰの
ファイル名を識別する方法を採用しているが、かかるフ
ァイル名に基づく方法以外にも、ＡＰの作成年月日、及
び／または、機能、性能、サイズ（容量）、実行形式や
性質などに関する各種属性情報を記憶させて、該属性情
報により識別することも可能であり、様々な実装方法が
可能である。
ＡＰの複数バージョンのＡＰ登録制御部１１、ＡＰイン
ストール制御部１２、ＡＰ自動検索制御部１３、ＡＰ最
新版バージョン選択制御部１４、ＡＰバージョン検索制
御部１５、ＡＰ起動制御部１６及びＡＰダウンロード制
御部１７を実装する際に、バージョン番号を含むＡＰの
ファイル名を識別する方法を採用しているが、かかるフ
ァイル名に基づく方法以外にも、ＡＰの作成年月日、及
び／または、機能、性能、サイズ（容量）、実行形式や
性質などに関する各種属性情報を記憶させて、該属性情
報により識別することも可能であり、様々な実装方法が
可能である。
【００４３】
【発明の効果】本発明に係るＡＰ登録制御方法及びＡＰ
起動制御方法、あるいは、かかる方法を実現するＡＰ登
録制御装置及びＡＰ起動制御装置を用いることとすれ
ば、サーバにインストールされているＡＰのバージョン
アップの最中であっても、それまで使用している既存バ
ージョンのＡＰの継続使用が可能となり、更には、バー
ジョンアップが完了し、最新版のバージョンのＡＰがイ
ンストールされた後においては、端末側において、何ら
の設定変更等を必要とせずに、次回以降、当該ＡＰを起
動要求した際、自動的に、最新版バージョンのＡＰに切
り替えられ、該最新版バージョンのＡＰを実行させるこ
とが可能となる。而して、ＡＰのバージョンアップに伴
う当該ＡＰの利用停止期間を設ける必要もなくなり、か
つ、該ＡＰの利用停止に当たってのユーザに対する事前
調整も必要がなくなるので、速やかなバグ修正版（バグ
フィックス版）へのバージョンアップが可能となり、当
該ＡＰのユーザの満足度を向上させることができる。
起動制御方法、あるいは、かかる方法を実現するＡＰ登
録制御装置及びＡＰ起動制御装置を用いることとすれ
ば、サーバにインストールされているＡＰのバージョン
アップの最中であっても、それまで使用している既存バ
ージョンのＡＰの継続使用が可能となり、更には、バー
ジョンアップが完了し、最新版のバージョンのＡＰがイ
ンストールされた後においては、端末側において、何ら
の設定変更等を必要とせずに、次回以降、当該ＡＰを起
動要求した際、自動的に、最新版バージョンのＡＰに切
り替えられ、該最新版バージョンのＡＰを実行させるこ
とが可能となる。而して、ＡＰのバージョンアップに伴
う当該ＡＰの利用停止期間を設ける必要もなくなり、か
つ、該ＡＰの利用停止に当たってのユーザに対する事前
調整も必要がなくなるので、速やかなバグ修正版（バグ
フィックス版）へのバージョンアップが可能となり、当
該ＡＰのユーザの満足度を向上させることができる。
【図１】 本発明に係るＡＰの登録制御方法及び起動制
御方法が適用されるサーバ上におけるＡＰ管理システム
の一実施形態を説明するための概略構成図である。
御方法が適用されるサーバ上におけるＡＰ管理システム
の一実施形態を説明するための概略構成図である。
【図２】 ＡＰを特定するためのＡＰのファイル名の構
成を示す概念図である。
成を示す概念図である。
【図３】 サーバ上でＡＰを利用するためのＡＰ管理シ
ステムのシステム構成を具体的な例を用いて示している
概念図である。
ステムのシステム構成を具体的な例を用いて示している
概念図である。
【図４】 図３に示す端末２０におけるＡＰ起動要求と
該端末２０からのＡＰ起動要求を受信したサーバ１０上
のＡＰ管理システム１０ａの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
該端末２０からのＡＰ起動要求を受信したサーバ１０上
のＡＰ管理システム１０ａの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
１０…サーバ、１０ａ…ＡＰ管理システム、１１…ＡＰ
登録制御部、１１ａ…ＡＰ登録領域、１２…ＡＰインス
トール制御部、１２ａ…ＡＰインストール領域、１３…
ＡＰ自動検索制御部、１３ａ…ＡＰ索引リスト、１４…
ＡＰ最新版バージョン選択制御部、１５…ＡＰバージョ
ン検索制御部、１６…ＡＰ起動制御部、１７…ＡＰダウ
ンロード制御部、２０，２１…端末、３０…ネットワー
ク、４１…接頭語、４２…管理番号、４３…拡張子。
登録制御部、１１ａ…ＡＰ登録領域、１２…ＡＰインス
トール制御部、１２ａ…ＡＰインストール領域、１３…
ＡＰ自動検索制御部、１３ａ…ＡＰ索引リスト、１４…
ＡＰ最新版バージョン選択制御部、１５…ＡＰバージョ
ン検索制御部、１６…ＡＰ起動制御部、１７…ＡＰダウ
ンロード制御部、２０，２１…端末、３０…ネットワー
ク、４１…接頭語、４２…管理番号、４３…拡張子。
Claims (16)
- 【請求項１】 サーバにあるアプリケーションプログラ
ム（以下、ＡＰと略記する）を、ネットワークを介して
接続されている複数の端末から同時に起動させることが
できるように、前記サーバにＡＰを登録することができ
るＡＰ登録制御方法において、前記サーバにおいて、同
一のＡＰに関し、複数のバージョンのＡＰを登録するこ
とができ、かつ、前記複数の端末のいずれかから、ＡＰ
の起動要求がなされた際に、前記サーバにおいて、起動
要求がなされた前記ＡＰに関して、登録されている複数
のバージョンの前記ＡＰを自動的に検索して、起動要求
がなされた前記ＡＰの各バージョン毎の所在を識別して
起動することを可能とする情報からなるＡＰ索引リスト
を作成することができることを特徴とするＡＰ登録制御
方法。 - 【請求項２】 請求項１に記載のＡＰ登録制御方法にお
いて、前記ＡＰを登録する前記サーバが前記ネットワー
クを介して接続されている複数のサーバから構成されて
おり、かつ、前記複数の端末のいずれかから、前記複数
のサーバのうち、特定のサーバに対して、ＡＰの起動要
求がなされた際に、該特定のサーバが、前記ネットワー
クを介して、他の前記各サーバに対して、起動要求がな
された前記ＡＰが登録されているか、該ＡＰのバージョ
ンも含めて、問い合わせることにより、前記特定のサー
バにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョ
ン毎の所在を、前記各サーバの所在位置も含めて、識別
して起動することを可能とする情報からなるＡＰ索引リ
ストを作成することができることを特徴とするＡＰ登録
制御方法。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載のＡＰ登録制御
方法において、前記ＡＰのバージョンを識別する情報と
して、バージョンが新しくなるに従い、昇順に順次大き
い値が設定されるバージョン番号を用いることを特徴と
するＡＰ登録制御方法。 - 【請求項４】 請求項１または２に記載のＡＰ登録制御
方法において、前記ＡＰのバージョンを識別する情報と
して、該ＡＰの各バージョンが有する作成年月日を含む
特有の属性情報を用いることを特徴とするＡＰ登録制御
方法。 - 【請求項５】 サーバにあるアプリケーションプログラ
ム（以下、ＡＰと略記する）を、ネットワークを介して
接続されている複数の端末から同時に起動させることが
できるＡＰ起動制御方法において、前記サーバにおい
て、同一のＡＰに関し、複数のバージョンのＡＰを登録
することができ、かつ、前記複数の端末のいずれかか
ら、ＡＰの起動要求がなされた際に、前記サーバにおい
て、起動要求がなされた前記ＡＰに関して、登録されて
いる複数のバージョンの前記ＡＰを自動的に検索して、
起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョン毎の所在を
識別して起動することを可能とする情報からなるＡＰ索
引リストを作成し、該ＡＰ索引リストの中から、起動要
求がなされた前記ＡＰの各バージョンのうち、最新版の
バージョンのＡＰを自動的に選択して起動させることが
できることを特徴とするＡＰ起動制御方法。 - 【請求項６】 請求項５に記載のＡＰ起動制御方法にお
いて、前記ＡＰを登録する前記サーバが前記ネットワー
クを介して接続されている複数のサーバから構成されて
おり、かつ、前記複数の端末のいずれかから、前記複数
のサーバのうち、特定のサーバに対して、ＡＰの起動要
求がなされた際に、該特定のサーバが、前記ネットワー
クを介して、他の前記各サーバに対して、起動要求がな
された前記ＡＰが登録されているか、該ＡＰのバージョ
ンも含めて、問い合わせることにより、前記特定のサー
バにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョ
ン毎の所在を、前記各サーバの所在位置も含めて、識別
して起動することを可能とする情報からなるＡＰ索引リ
ストを作成し、該ＡＰ索引リストの中から、起動要求が
なされた前記ＡＰの各バージョンのうち、最新版のバー
ジョンのＡＰを自動的に選択して、最新版のバージョン
のＡＰが所在するサーバに対して、起動要求がなされて
いるＡＰに関し、最新版のバージョンの起動を指示する
ことができることを特徴とするＡＰ起動制御方法。 - 【請求項７】 請求項５または６に記載のＡＰ起動制御
方法において、起動要求がなされた前記ＡＰに関する前
記最新版のバージョンのＡＰが自動的に選択された際、
起動要求をしている前記端末側に、前記ネットワークを
介して、前記最新版のバージョンのＡＰファイルをダウ
ンロードさせて、該端末にインストールさせることによ
り、該端末において、前記最新版のバージョンのＡＰを
起動せしめることができることを特徴とするＡＰ起動制
御方法。 - 【請求項８】 サーバにあるアプリケーションプログラ
ム（以下、ＡＰと略記する）を、ネットワークを介して
接続されている複数の端末から同時に起動させることが
できるように、前記サーバにＡＰを登録することができ
るＡＰ登録制御装置において、前記サーバにおいて、同
一のＡＰに関し、複数のバージョンのＡＰを登録するこ
とができるＡＰ登録制御手段と、前記複数の端末のいず
れかから、ＡＰの起動要求がなされた際に、前記サーバ
において、起動要求がなされた前記ＡＰに関して、登録
されている複数のバージョンの前記ＡＰを自動的に検索
し、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョン毎の所
在を識別して起動することを可能とする情報からなるＡ
Ｐ索引リストを作成することができるＡＰ自動検索制御
手段とを備えていることを特徴とするＡＰ登録制御装
置。 - 【請求項９】 請求項８に記載のＡＰ登録制御装置にお
いて、前記ＡＰを登録する前記サーバが前記ネットワー
クを介して接続されている複数のサーバから構成されて
おり、かつ、前記複数の端末のいずれかから、前記複数
のサーバのうち、特定のサーバに対して、ＡＰの起動要
求がなされた際に、該特定のサーバの前記ＡＰ自動検索
制御手段が、前記ネットワークを介して、他の前記各サ
ーバに対して、起動要求がなされた前記ＡＰが登録され
ているか、該ＡＰのバージョンも含めて、問い合わせる
ことにより、前記特定のサーバにおいて、起動要求がな
された前記ＡＰの各バージョン毎の所在を、前記各サー
バの所在位置も含めて、識別して起動することを可能と
する情報からなるＡＰ索引リストを作成することができ
るＡＰ自動検索制御手段であることを特徴とするＡＰ登
録制御装置。 - 【請求項１０】 請求項８または９に記載のＡＰ登録制
御装置において、前記ＡＰのバージョンを識別する情報
として、バージョンが新しくなるに従い、昇順に順次大
きい値が設定されるバージョン番号を用いることを特徴
とするＡＰ登録装置。 - 【請求項１１】 請求項８または９に記載のＡＰ登録制
御装置において、前記ＡＰのバージョンを識別する情報
として、該ＡＰの各バージョンが有する作成年月日を含
む特有の属性情報を用いることを特徴とするＡＰ登録制
御装置。 - 【請求項１２】 サーバにあるアプリケーションプログ
ラム（以下、ＡＰと略記する）を、ネットワークを介し
て接続されている複数の端末から同時に起動させること
ができるＡＰ起動制御装置において、前記サーバにおい
て、同一のＡＰに関し、複数のバージョンのＡＰを登録
することができるＡＰ登録制御手段と、前記複数の端末
のいずれかから、ＡＰの起動要求がなされた際に、前記
サーバにおいて、起動要求がなされた前記ＡＰに関し
て、登録されている複数のバージョンの前記ＡＰを自動
的に検索し、起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョ
ン毎の所在を識別して起動することを可能とする情報か
らなるＡＰ索引リストを作成することができるＡＰ自動
検索制御手段と、該ＡＰ索引リストの中から、起動要求
がなされた前記ＡＰの各バージョンのうち、最新版のバ
ージョンのＡＰを自動的に選択することができるＡＰ最
新版バージョン選択制御手段と、選択された前記最新版
のバージョンのＡＰを起動させることができるＡＰ起動
制御手段とを備えていることを特徴とするＡＰ起動制御
装置。 - 【請求項１３】 請求項１２に記載のＡＰ起動制御装置
において、前記ＡＰを登録する前記サーバが前記ネット
ワークを介して接続されている複数のサーバから構成さ
れており、かつ、前記複数の端末のいずれかから、前記
複数のサーバのうち、特定のサーバに対して、ＡＰの起
動要求がなされた際に、該特定のサーバの前記ＡＰ自動
検索制御手段が、前記ネットワークを介して、他の前記
各サーバに対して、起動要求がなされた前記ＡＰが登録
されているか、該ＡＰのバージョンも含めて、問い合わ
せることにより、前記特定のサーバにおいて、起動要求
がなされた前記ＡＰの各バージョン毎の所在を、前記各
サーバの所在位置も含めて、識別して起動することを可
能とする情報からなるＡＰ索引リストを作成することが
できるＡＰ自動検索制御手段であり、かつ、前記ＡＰ起
動制御手段が、前記ＡＰ最新版バージョン選択制御手段
により選択された最新版のバージョンのＡＰが所在する
サーバに対して、起動要求がなされているＡＰに関し、
最新版のバージョンの起動を指示することができるＡＰ
起動制御手段であることを特徴とするＡＰ起動制御装
置。 - 【請求項１４】 請求項１２または１３に記載のＡＰ起
動制御装置において、前記ＡＰ最新版バージョン選択制
御手段により、起動要求がなされた前記ＡＰに関する前
記最新版のバージョンのＡＰが自動的に選択された際、
起動要求をしている前記端末側に、前記ネットワークを
介して、前記最新版のバージョンのＡＰファイルをダウ
ンロードさせて、該端末にインストールさせることがで
きるＡＰダウンロード制御手段を有し、かつ、前記ＡＰ
起動制御手段が、該端末において、ダウンロードされた
前記最新版のバージョンのＡＰを起動せしめることがで
きるＡＰ起動制御手段であることを特徴とするＡＰ起動
制御装置。 - 【請求項１５】 サーバにあるアプリケーションプログ
ラム（以下、ＡＰと略記する）を、ネットワークを介し
て接続されている複数の端末から同時に起動させること
ができるように、前記サーバにＡＰを登録することがで
きるＡＰ登録制御方法において、前記サーバにおいて、
同一のＡＰに関し、複数のバージョンのＡＰを登録する
ことができ、かつ、前記複数の端末のいずれかから、Ａ
Ｐの起動要求がなされた際に、前記サーバにおいて、起
動要求がなされた前記ＡＰに関して、登録されている複
数のバージョンの前記ＡＰを自動的に検索して、起動要
求がなされた前記ＡＰの各バージョン毎の所在を識別し
て起動することを可能とする情報からなるＡＰ索引リス
トを作成することができるＡＰ登録制御方法を、コンピ
ュータに実施させるためのプログラムとして記録させて
いることを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプロ
グラム記録媒体。 - 【請求項１６】 サーバにあるアプリケーションプログ
ラム（以下、ＡＰと略記する）を、ネットワークを介し
て接続されている複数の端末から同時に起動させること
ができるＡＰ起動制御方法において、前記サーバにおい
て、同一のＡＰに関し、複数のバージョンのＡＰを登録
することができ、かつ、前記複数の端末のいずれかか
ら、ＡＰの起動要求がなされた際に、前記サーバにおい
て、起動要求がなされた前記ＡＰに関して、登録されて
いる複数のバージョンの前記ＡＰを自動的に検索して、
起動要求がなされた前記ＡＰの各バージョン毎の所在を
識別して起動することを可能とする情報からなるＡＰ索
引リストを作成し、該ＡＰ索引リストの中から、起動要
求がなされた前記ＡＰの各バージョンのうち、最新版の
バージョンのＡＰを自動的に選択して起動させることが
できるＡＰ起動制御方法を、コンピュータに実施させる
ためのプログラムとして記録させていることを特徴とす
るコンピュータ読み取り可能なプログラム記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001088257A JP2002287974A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | アプリケーションプログラムの登録制御及び起動制御に係る方法及び該制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2001088257A JP2002287974A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | アプリケーションプログラムの登録制御及び起動制御に係る方法及び該制御装置 |
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| JP2002287974A true JP2002287974A (ja) | 2002-10-04 |
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ID=18943378
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| JP2001088257A Withdrawn JP2002287974A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | アプリケーションプログラムの登録制御及び起動制御に係る方法及び該制御装置 |
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