JP3774684B2 - 情報処理装置および情報処理装置のプリンタ設定方法およびプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理装置のプリンタ設定方法およびプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1台のプリンタを異なる複数のプリンタオブジェクトとして登録し、各プリンタオブジェクトに対してそれぞれ異なるプリンタ名,デフォルトの動作条件を規定するデフォルト動作情報を設定し、プリンタ名,デフォルトの動作条件の異なる複数台の仮想プリンタとして使用可能なオペレーションシステムが用いられた情報処理装置および情報処理装置のプリンタ設定方法およびプログラムおよび記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータからの印刷データを印刷出力可能なプリンタ,デジタル複合複写機等の印刷物出力デバイスは、トナー節約印刷機能、複数枚の画像を1枚の用紙に印刷するレイアウト印刷機能(例えば、2in1)、両面印刷機能、スタンプ機能、製本機能等の多種の印刷機能を備えており、ユーザは、これらの印刷機能を組み合わせて、所望の印刷を行えるようになっている。
【0003】
この印刷物出力デバイスの備える多種の印刷機能を利用するためには、アプリケーションソフトウェアから印刷処理を行う前に、コンピュータ操作者がプリンタドラバの設定画面(プロパティダイアログ)を表示し、適切な設定を行ってから印刷処理を行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した多種の印刷機能の設定は、非常に分かり難いものとなっており、コンピュータの操作者がプリンタドライバの設定画面のどこを変更すれば希望の印刷結果を得られるのか把握していないか、もしくは設定変更操作が面倒なため、プリンタドライバの設定を変更することなく印刷している場合が多い。
【0005】
以下、図23〜図26を参照して、アプリケーションプログラムからトナー節約印刷機能,両面印刷機能を設定して印刷処理を行うまでの手順について説明する。
【0006】
図23,図24は、従来のトナー節約印刷機能の設定手順を説明する模式図である。
【0007】
図に示すように、アプリケーションプログラムからトナー節約印刷機能を設定して印刷処理を行うまでの従来の手順は以下の▲1▼〜▲9▼の9ステップとなる。
【0008】
▲1▼ アプリケーションのメニューから「印刷」を選択する。
【0009】
▲2▼ 印刷するプリンタを選択する。
【0010】
▲3▼ 「プロパティ」ボタンを指示し、プリンタドライバの設定画面を開く。
【0011】
▲4▼ 「印刷品質」タブを指示し、「印刷品質」シートを開く。
【0012】
▲5▼ 「印刷詳細」ボタンを指示し、「印字詳細」ダイアログを開く。
【0013】
▲6▼ トナー節約モードの「使う」を選択する。
【0014】
▲7▼ 「OK」ボタンを指示し、「印字詳細」ダイアログを閉じる。
【0015】
▲8▼ 「OK」ボタンを指示し、プリンタドライバの設定画面を閉じる。
【0016】
▲9▼ 「OK」ボタンを指示し、印刷処理を開始させる。
【0017】
図25,図26は、従来の両面印刷機能の設定手順を説明する模式図である。
【0018】
図に示すように、アプリケーションプログラムから両面印刷機能を設定して印刷処理を行うまでの従来の手順は以下の▲1▼〜▲7▼の7ステップとなる。
【0019】
▲1▼ アプリケーションのメニューから「印刷」を選択する。
【0020】
▲2▼ 印刷するプリンタを選択する。
【0021】
▲3▼ 「プロパティ」ボタンを指示し、プリンタドライバの設定画面を開く。
【0022】
▲4▼ 「仕上げ」タブし、「仕上げ」シートを開く。
【0023】
▲5▼ 印刷方法の「両面印刷」を選択する。
【0024】
▲6▼ 「OK」ボタンを指示し、プリンタドライバの設定画面を閉じる。
【0025】
▲7▼ 「OK」ボタンを指示し、印刷処理を開始させる。
【0026】
以上、図23〜図26に示したように、多種の印刷機能の設定は、非常に分かり難く、かつ手間もかかってしまうものとなっており、コンピュータ機器等の操作に熟練したユーザでなければ、容易に行うことができない。よって、上述したプリンタの各種機能は、操作に不慣れなユーザや、操作の面倒なユーザに使用されることなく、一部のユーザのみの使用に限られていた。
【0027】
このため、各ユーザが所望の印刷を行えないばかりでなく、2in1,両面印刷,トナー節約印刷等を使用できないことによる紙やトナーのムダ使いによるコストのアップや環境への影響も計り知れないものがあった。
【0028】
また、上述した多種の印刷機能を使用しているユーザでも、設定し直さなければならない条件が複数個あった場合、その設定作業時に、一部の条件を変更し忘れてしまい、無駄な印刷を実行させてしまうといったことも生じ得る。
【0029】
また、ある1台のプリンタに対して、プリンタのインストール作業を複数回行うことにより、1台のプリンタを互いに異なるプリンタ名を有する複数台の仮想プリンタとして使用することができるオペレーションシステム(OS)、例えば、Windows(登録商標)95/98/NT/2000/XP(米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標)等がある。
【0030】
この種のOSを用いたコンピュータの場合、上記複数回のインストール作業により登録された複数の仮想プリンタに対して、上記図23〜図26と同様の設定作業を行って互いにデフォルト動作条件を設定することにより、以後は印刷の度に、上述した面倒な設定作業を行わなくとも実プリンタの動作条件を設定(変更)できる。このため、上述したように、1台のプリンタを互いにデフォルト動作条件が異なる複数台の仮想プリンタとして登録しているユーザも存在している。
【0031】
しかしながら、上記仮想プリンタを追加するためには、新規に実プリンタを追加する場合と同様のインストール作業と、追加登録した仮想プリンタのデフォルトの動作条件を所望のものに変更する作業(図23〜図26と同様の作業)とが必要とされ、非常に面倒であるとともに、不慣れなユーザでは容易に行うことができないものである。
【0032】
この作業を軽減するための技術が特開2001−306279号公報に記載されている。
【0033】
上記技術が特開2001−306279号公報では、プリンタドライバをユーザの好みのデフォルト設定に変更した状態で追加するための簡易な操作手段を提供している。
【0034】
しかしながら、ユーザの好みのデフォルト設定に変更した仮想プリンタを追加するには各ユーザが意識的に行う必要があり、結局、上述した図23〜図26に示した設定操作と同様の操作を行う必要があって不慣れなユーザでは容易に行うことができない。また、全てのプリンタ利用者に対して共通の環境を提供することもできないという問題点があった。
【0035】
さらに、プリンタが複数台利用できる環境では、各プリンタに対してプリンタドライバのデフォルト設定の指定・追加という操作を行わなければならず、簡易的な操作とはいえプリンタの台数が増えると多大な労力が必要であるという問題点があった。
【0036】
例えば、プリンタA,プリンタB,プリンタCを利用可能なユーザが、それぞれに、「両面」,「2in1」,「トナー節約かつ両面かつ2in1」の機能がデフォルト設定されたプリンタを登録したい場合などは、プリンタA,プリンタB,プリンタCそれぞれに、「両面」,「2in1」,「トナー節約かつ両面かつ2in1」の追加・変更の操作、即ち3×3=9回の追加・変更操作を行う必要がある。
【0037】
そして、100人のユーザに同一の環境を提供したい場合では、各ユーザ毎に9回、即ち延べ900回同一の追加・変更操作を行う必要があり、多大な労力が必要であるという問題点があった。
【0038】
また、管理者やユーザが行うプリンタの設定は印刷機能の設定ばかりではなく、プリンタの新規導入、移動、移設等の環境変更の度にプリンタドライバのセットアップ作業(インストール作業)が発生する。
【0039】
以下、従来のプリンタドライバのインストール作業について説明する。
【0040】
図27は、従来のプリンタドライバのインストール作業について説明する模式図である。
【0041】
図27に示すように、▲1▼管理者は、プリンタを設置し(IPアドレス等の設定含む)、▲2▼該プリンタのプリンタドライバをサーバにインストールし、▲3▼共有プリンタ設定を行う。次に、▲4▼各クライアントコンピュータのプリンタドライバのインストールと▲5▼接続先ポートの設定をクライアントコンピュータの数だけ行う。
【0042】
このように、プリンタドライバのセットアップ作業は、新規導入、移動、移設等されたプリンタを使用する全てのコンピュータに行う必要があり、管理者による作業量が膨大となっていたという問題点があった。
【0043】
なお、上記セットアップ作業は各ユーザが行ってもよいが、この作業は、ドライバのインストール,ポートの設定等が面倒であり、不慣れなユーザでは容易に行うことができない(マニュアル,指示書等に従って行っても、上手くインストールすることができない場合もある)。また、上記セットアップ作業を各ユーザに任せると、スキルの差により設定が統一されず、設定,ドライバのバージョンアップの不整合が、トラブル発生の原因になっているという問題点があった。
【0044】
さらに、管理者権限が大幅に強化されてOS、例えば、Windows(登録商標)NT/2000/XP(米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標)等においては、通常のユーザ権限では、プリンタドライバのインストール,バージョンアップ,プリンタのデフォルト設定の変更等を行うことができず、これらを行うためには、管理者権限が必要となる。
【0045】
この場合、管理者又は一般のユーザ管理者権限が管理者権限のパスワードを用いて、不要な既存プリンタドライバのアンインストール▲6▼,プリンタドライバのインストール▲7▼,接続先ポートの設定▲8▼等を行う必要がある。
【0046】
しかし、管理者が全てのコンピュータにプリンタドライバのインストールやプリンタのデフォルト設定の変更等を行うと膨大な作業が発生してしまい管理者の負荷が増大するという問題点があった。また、一般のユーザに管理者権限のパスワードを公開することも、セキュリティ上の問題でできないという問題点もあった。
【0047】
また、従来では、これらのプリンタドライバのセットアップ作業を終了した後、管理者やユーザが上述したプリンタのデフォルト動作条件の設定も行っていたため、プリンタの新規導入、移動、移設等の環境変更の度に膨大な作業が発生することになるという問題点があった。
【0048】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ユーザからの指示に応じて、予め作成される設定ファイルに基づいて、登録されているプリンタオブジェクトを複製登録すると共に該複製されたプリンタオブジェクトの既定の設定を変更するプリンタ複製設定処理を行うことにより、使用可能なプリンタ機器が何台あろうとも、操作者は、プリンタ複製設定処理の実行をマウス等で指示するだけという極めて簡単な操作を行うだけで、各プリンタ機器に対応するプリンタドライバのデフォルト設定値をそれぞれ変更したプリンタオブジェクトを各プリンタ機器毎に複数作成して、操作者は、従来のようにプリンタドライバの設定画面を変更するのではなく、アプリケーションソフトウェアから印刷するプリンタ名を選択するだけで所望の印刷結果を得ることができる情報処理装置および情報処理装置のプリンタ設定方法およびプログラムおよび記録媒体を提供することである。
【0049】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、1台のプリンタを異なる複数のプリンタオブジェクトとして登録し、各プリンタオブジェクトに対してそれぞれ異なるプリンタ名,デフォルトの動作条件を規定するデフォルト動作情報を設定可能なオペレーションシステムが用いられた情報処理装置において、予め作成される設定ファイル(図2,図3に示す設定ファイル200)に基づいて、登録されているプリンタオブジェクトを複製登録すると共に該複製されたプリンタオブジェクトの既定の設定を変更するプリンタ複製設定処理を行うプリンタ複製設定手段(図1に示すCPU21,図2に示すプリンタ複製・設定ツール100,図4に示すフローチャート)と、前記プリンタ複製設定手段によるプリンタ複製設定処理の実行を指示する第1の指示手段(図2に示すプリンタ複製・設定ツール100のアイコンを図1に示す入力装置(キーボード・マウス)で指示)とを有することを特徴とする。
【0050】
本発明に係る第2の発明は、前記設定ファイル(図2,図3に示す設定ファイル200)は、プリンタドライバの名称(図3の201−1),プリンタ名(図2の203−1),デフォルト動作情報(図3の203−2)を特定可能な1つ又は複数の設定ファイルであり、前記プリンタ複製設定手段は、登録されているプリンタオブジェクトを、該プリンタオブジェクトに設定されたプリンタドラバの名称で検索された設定ファイル内のプリンタ名に基づくプリンタ名で複製登録すると共に該複製されたプリンタオブジェクトのデフォルト動作情報を前記設定ファイル内のデフォルト設定情報に基づいて変更するプリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする。
【0051】
本発明に係る第3の発明は、前記プリンタ複製設定手段は、前記プリンタ複製設定処理を実行するプリンタ複製設定プログラム(図2に示すプリンタ複製・設定ツール100)を含み、前記設定ファイル,前記プリンタ複製設定プログラムは、記録媒体(図2に示すCD−ROM)に記憶されることを特徴とする。
【0052】
本発明に係る第4の発明は、前記プリンタ複製設定手段は、前記プリンタ複製設定処理を実行するプリンタ複製設定プログラム(図2に示すプリンタ複製・設定ツール100)を含み、前記設定ファイル,前記プリンタ複製設定プログラムは、所定の通信媒体(図1に示すネットワーク50)を介して取得されることを特徴とする。
【0053】
本発明に係る第5の発明は、前記設定ファイル(図2,図3に示す設定ファイル200)は、プリンタ名,デフォルト動作情報の組(図3の203)を複数特定可能なものであり、前記プリンタ複製設定手段は、登録されているプリンタオブジェクトを該プリンタオブジェクトのドライバ名称で検索された設定ファイル内の複数のプリンタ名に応じて複数複製登録すると共に該複数複製されたプリンタオブジェクトの各デフォルト動作情報を前記設定ファイル内の複数のデフォルト設定情報に基づいてそれぞれ変更するプリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする。
【0054】
本発明に係る第6の発明は、前記プリンタ複製設定手段は、前記オペレーティングシステムにより前記プリンタ複製設定処理を制限される場合、予め作成されたパスワードファイル(図6に示す管理者権限設定画面により作成された)内の管理者情報に基づいて管理者権限を偽装して前記プリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする。
【0055】
本発明に係る第7の発明は、前記管理者情報は、暗号化されてパスワードファイルに格納されていることを特徴とする。
【0056】
本発明に係る第8の発明は、予め(図8に示す定義ファイル作成ツール803(図9〜図14に示す画面,図15に示すフローチャート)により)作成された定義ファイル(図8に示す定義ファイル802)に基づいて、プリンタドライバをインストールしてプリンタオブジェクトを登録するインストール処理を行うインストール手段(図1に示すCPU21,図8に示すインストールツール801,図16,図17に示すフローチャート)と、前記インストール手段によるインストール処理の実行を指示する第2の指示手段(図8に示すインストールツール801のアイコンを図1に示す入力装置(キーボード・マウス)で指示)とを有することを特徴とする。
【0057】
本発明に係る第9の発明は、前記インストール手段は、前記インストール処理後に前記プリンタ複製設定手段によるプリンタ複製設定処理の実行を指示することを特徴とする。
【0058】
本発明に係る第10の発明は、前記定義ファイルは、プリンタ名,プリンタドライバの名称,プリンタ使用時に用いる接続先情報,プリンタドライバ及び該プリンタドライバのインストールプログラムの所在情報を特定可能なものであり、前記インストール手段は、前記定義ファイルに基づいて、前記所在情報に応じて検索されるプリンタドライバのインストールプログラム(図8に示すプリンタドライバインストーラセット821A,821B,821C,……)を用いて前記インストール処理を行うことを特徴とする。
【0059】
本発明に係る第11の発明は、前記インストール手段は、前記インストール処理を実行するインストールプログラム(図8に示すインストールツール801,図16,図17のフローチャート)を含み、前記定義ファイル(図8に示す定義ファイル802),前記インストールプログラム(図8に示すインストールツール801)は、記録媒体(図8に示すCD−ROM)に記憶されていることを特徴とする。
【0060】
本発明に係る第12の発明は、前記インストール手段は、前記インストール処理を実行するインストールプログラム(図8に示すインストールツール801,図16,図17のフローチャート)であり、前記定義ファイル(図8に示す定義ファイル802),前記インストールプログラム(図8に示すインストールツール801)は、所定の通信媒体を介して取得されることを特徴とする。
【0061】
本発明に係る第13の発明は、前記定義ファイルは、プリンタ名,プリンタドライバの名称,プリンタ使用時に用いる接続先情報の組を複数特定可能なものであり、前記インストール処理は、前記定義ファイルに基づいて、前記所在情報に応じて検索されるプリンタドライバのインストールプログラムを用いて複数のプリンタドライバをインストールさせることを特徴とする。
【0062】
本発明に係る第14の発明は、前記インストール手段は、前記オペレーティングシステムにより前記インストール処理を制限される場合、前記管理者情報に基づいて管理者権限を偽装して前記インストール処理を行うことを特徴とする。
【0063】
本発明に係る第15の発明は、1台のプリンタを異なる複数のプリンタオブジェクトとして登録し、各プリンタオブジェクトに対してそれぞれ異なるプリンタ名,デフォルトの動作条件を規定するデフォルト動作情報を設定可能なオペレーションシステムが用いられた情報処理装置のプリンタ設定方法において、予め作成される設定ファイルに基づいて、登録されているプリンタオブジェクトを複製登録すると共に該複製されたプリンタオブジェクトの既定の設定を変更するプリンタ複製設定処理を行うプリンタ複製設定工程(図4のステップS104〜S105)と、前記プリンタ複製設定工程の開始を指示する第1の指示工程(図4のステップS101以前の図示しないステップ)とを有することを特徴とする。
【0064】
本発明に係る第16の発明は、前記設定ファイルは、プリンタドライバの名称,プリンタ名,デフォルト動作情報を特定可能な1つ又は複数の設定ファイルであり、前記プリンタ複製設定工程は、登録されているプリンタオブジェクトを、該プリンタオブジェクトに設定されたプリンタドラバの名称で検索された設定ファイル内のプリンタ名に基づくプリンタ名で複製登録すると共に該複製されたプリンタオブジェクトのデフォルト動作情報を前記設定ファイル内のデフォルト設定情報に基づいて変更するプリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする。
【0065】
本発明に係る第17の発明は、前記プリンタ複製設定工程は、前記プリンタ複製設定処理を実行するプリンタ複製設定プログラムを含み、前記設定ファイル,前記プリンタ複製設定プログラムは、記録媒体に記憶されることを特徴とする。
【0066】
本発明に係る第18の発明は、前記プリンタ複製設定工程は、前記プリンタ複製設定処理を実行するプリンタ複製設定プログラムによる工程を含み、前記設定ファイル,前記プリンタ複製設定プログラムは、所定の通信媒体を介して取得されることを特徴とする。
【0067】
本発明に係る第19の発明は、前記設定ファイルは、プリンタ名,デフォルト動作情報の組を複数特定可能なものであり、前記プリンタ複製設定工程は、登録されているプリンタオブジェクトを該プリンタオブジェクトのドライバ名称で検索された設定ファイル内の複数のプリンタ名に応じて複数複製登録すると共に該複数複製されたプリンタオブジェクトの各デフォルト動作情報を前記設定ファイル内の複数のデフォルト設定情報に基づいてそれぞれ変更するプリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする。
【0068】
本発明に係る第20の発明は、前記プリンタ複製設定工程は、前記オペレーティングシステムにより前記プリンタ複製設定処理を制限される場合、予め作成されたパスワードファイル内の管理者情報に基づいて管理者権限を偽装して前記プリンタ複製設定処理を行う(図7のステップS205)ことを特徴とする。
【0069】
本発明に係る第21の発明は、前記管理者情報は暗号化されてパスワードファイルに格納されていることを特徴とする。
【0070】
本発明に係る第22の発明は、予め作成された定義ファイルに基づいて、プリンタドライバをインストールしてプリンタオブジェクトを登録するインストール処理を行うインストール工程(図16のステップS405,図17のステップS501〜S512)と、前記インストール工程の開始を指示する第2の指示工程(図16のステップS401以前の図示しないステップ)とを有することを特徴とする。
【0071】
本発明に係る第23の発明は、前記インストール工程は、前記インストール処理後に前記プリンタ複製設定工程の開始を指示する(図16のステップS406,図17のステップS510)ことを特徴とする。
【0072】
本発明に係る第24の発明は、前記定義ファイルは、プリンタ名,プリンタドライバの名称,プリンタ使用時に用いる接続先情報,プリンタドライバ及び該プリンタドライバのインストールプログラムの所在情報を特定可能なものであり、前記インストール工程は、前記定義ファイルに基づいて、前記所在情報に応じて検索されるプリンタドライバのインストールプログラムを用いて前記インストール処理を行う(図17のステップS507,S508)ことを特徴とする。
【0073】
本発明に係る第25の発明は、前記インストール工程は、前記インストール処理を実行するインストールプログラムによる工程を含み、前記定義ファイル,前記インストールプログラムは、記録媒体に記憶されていることを特徴とする。
【0074】
本発明に係る第26の発明は、前記インストール工程は、前記インストール処理を実行するインストールプログラムによる工程を含み、前記定義ファイル,前記インストールプログラムは、所定の通信媒体を介して取得されることを特徴とする。
【0075】
本発明に係る第27の発明は、前記定義ファイルは、プリンタ名,プリンタドライバの名称,プリンタ使用時に用いる接続先情報の組を複数特定可能なものであり、前記インストール処理は、前記定義ファイルに基づいて、前記所在情報に応じて検索されるプリンタドライバのインストールプログラムを用いて複数のプリンタドライバをインストールさせることを特徴とする。
【0076】
本発明に係る第28の発明は、前記インストール工程は、前記オペレーティングシステムにより前記インストール処理を制限される場合、前記管理者情報に基づいて管理者権限を偽装して前記インストール処理を行う(図16のステップS407)ことを特徴とする。
【0077】
本発明に係る第29の発明は、請求項15〜28のいずれかに記載された情報処理装置のプリンタ設定方法を実行するためのプログラムであることを特徴とする。
【0078】
本発明に係る第30の発明は、請求項15〜28のいずれかに記載された情報処理装置のプリンタ設定方法を実行するためのプログラムを記録媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたことを特徴とする。
【0079】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0080】
図において、10はコンピュータで、CPU21とその周辺機器とからなるコンピュータ本体11、ディスプレイ12、及びキーボード,ポインティングデバイス(PD)等の入力装置13等から構成され、イーサネット(登録商標)等のネットワーク50を介してプリンタ30A,……,プリンタ30B(以下、プリンタ30)と接続されている。なお、ここでは、コンピュータ10とプリンタ30とがネットワーク50を介して接続される場合について説明したが、プリンタ30とがUSBI/F,パラレルI/F等を介してコンピュータ10と直接接続されるように構成してもよい。また、プリンタは幾つ接続されていてもよい。
【0081】
コンピュータ本体11において、CPU21は、ROM22,ハードディスクドライブ(HDD)26,記録媒体32に格納されたプログラムを実行する。23はRAMで、CPU21の作業領域として使用される。
【0082】
24はネットワークインタフェース(NWI/F)で、ネットワーク50との通信を制御する。
【0083】
40はオペレーティングシステム(OS)であり、コンピュータ10全体を統括制御するためのソフトウエアである。なお、このOS40は、1台のプリンタに対するインストール作業を複数回行うことにより、1台のプリンタを異なる複数のプリンタオブジェクトとしてOSのシステム情報ファイル(通常レジストリと称される)に登録し、各プリンタオブジェクトに対してそれぞれ異なるプリンタ名,デフォルト動作情報(デフォルトの動作条件を規定する情報)を設定し、プリンタ名,デフォルトの動作条件の異なる複数台の仮想プリンタとして使用できるようにコンピュータ10を制御可能なOSであり、例えばWindows(登録商標)95/98/NT/2000/XP(米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標)等である。
【0084】
記録媒体32は、プリンタ30をコンピュータ10によって使用できるようにするためのプリンタドライバ31、セットアッププログラム、INFファイル等を保持したCD−ROMであり、CD−ROMドライブ27により読み取り可能である。なお、記録媒体32に記録されたプリンタドライバ31等は、OS40上で動作するものとして作成されている。なお、ここでは記録媒体32をCD−ROMとする場合について説明したが、フレキシブルディスク,光磁気ディスク等のその他の記録媒体であってもよい。また、記録媒体32に記憶されたプリンタドライバ31、セットアッププログラム、INFファイル等は、ネットワーク50を介して他の機器よりダウンロードするように構成してもよい。
【0085】
記録媒体32内のプリンタドライバ31をコンピュータ10にインストールする際、ユーザは、記録媒体32内の図示しないセットアッププログラム(プリンタメーカ等により共有される)、或いは、OS40の提供するプリンタ追加ウィザード等を実行させる。詳細の説明は省略するが、セットアッププログラム或いはプリンタ追加ウィザード等によるプリンタドライバのインストールにより、プリンタドライバ31がHDD26内にコピーされ、OS40のシステム情報(レジストリ等)に各種の情報が追加される。
【0086】
そして、その結果として、プリンタ30が、特定のプリンタ名(ユーザが付けたプリンタ名或いはプリンタ30のデフォルトのプリンタ名)で識別されるプリンタとして使用することができる状態が形成される。以下、コンピュータ10にプリンタドライバ31がインストールされたものとする。
【0087】
以下、図2〜図5を参照して、本発明の情報処理装置におけるプリンタ複製・設定処理について説明する。
【0088】
図2は、本発明の情報処理装置におけるプリンタ複製・設定処理について説明する模式図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0089】
図において、100はプリンタ複製・設定ツールであり、設定ファイル200の設定に基づいて、後述する図4のフローチャートに示す処理を実行する。
【0090】
なお、プリンタ複製・設定ツール100と、設定ファイル200は、管理者が作成したCD−ROM等の記録媒体に格納されて各ユーザに配布されたり、管理者から各ユーザにメール送信されたり、管理者のコンピュータ又はサーバ内に格納され各ユーザがダウンロードするものとする。
【0091】
また、本実施形態では、プリンタ複製・設定ツール100と設定ファイル200の双方を、上述した方法により配布する場合について説明したが、プリンタ複製・設定ツール100を各ユーザコンピュータにインストールしておき、設定ファイル200のみを上述した方法により配布するように構成してもよい。
【0092】
各ユーザは、プリンタ複製・設定ツール100のアイコンをマウス等のポインティングデバイスにより指示(クリック)して実行するだけで、プリンタオブジェクトの複製・デフォルト設定の変更を行うことができる。
【0093】
図3は、図2に示した設定ファイル200の構成の一例を示す図である。この設定ファイルは、後述する図4のフローチャートに示すプリンタ複製・設定処理において、この設定ファイルの記述に基づいて、オリジナルプリンタオブジェクトの複製及び該複製されたプリンタオブジェクトのデフォルト設定を実行するものとする。
【0094】
図において、200は設定ファイルで、任意の名称で、拡張子を例えば、「.INF」とし、記述方法はIniファイルフォーマットに準拠し、セクション名,項目名,値から構成されるものとする。
【0095】
この設定ファイル200は、ドライバ情報セクション201と,コピー情報セクション202,1つ又は複数のプリンタ情報セクション203から構成される。
【0096】
ドライバ情報セクション201(セクション名”DriverInf”)には、プリンタドライバ名称201−1(ここでは、”Cxxxx LASER Sxxx LBx−880”)が記述される。
【0097】
コピー情報セクション202(セクション名”CopyInf”)において、202−1はコピー数(”Num”)で、オリジナルのプリンタオブジェクトのコピーする数を示す。ここでは、”Num=2”とあり、2つコピーする場合に対応する。
【0098】
202−2はプリンタ情報セクションのセクション名(セクション名”PrinterX”)で、コピーしたプリンタオブジェクトの設定情報を記述するプリンタ情報セクション203の各セクション名を示す。なお、”X”は「1」から始まりコピー数分記述する。ここでは、2つコピーするので、”Section1=Printer1”、”Section2=Printer2”と記述されている。
【0099】
プリンタ情報セクション203において、203−1はプリンタ名(”Name”)で、オリジナルプリンタオブジェクト名に付加する文字列(付加文字列)に相当する。ここで、”(両面印刷)”,”(トナー節約)”と記述されているので、オリジナルプリンタオブジェクト名を”LBx−880”とすると、コピー生成されたプリンタオブジェクト名は、”LBx−880(両面印刷)”,”LBx−880(トナー節約)”となる。なお、203−1は、付加文字列に限られるものではなく、複製後のプリンタオブジェクトのプリンタ名に関する情報であればよく、複製するプリンタオブジェクトのプリンタ名そのものであってもよい。なお、プリンタ名が「””(NULL)」の場合は、複製はされずオリジナルのプリンタオブジェクトの設定変更が行われ、同一の付加文字列が付加されている場合にも、複製はされず、そのプリンタオブジェクトの設定変更が行われる。
【0100】
203−2はデフォルト動作情報で、複製後のプリンタオブジェクトに対して変更設定するデフォルト動作情報に対応し、項目としては、両面印刷設定情報(”2Sideprint”),トナー節約設定情報(”Savetoner”)ページレイアウト設定情報(”Layout”),製本印刷設定情報(”Bookletprint”),ジョブ処理方法設定情報(”Output”),……等がある。
【0101】
”Printer1”セクションでは、”2Sideptint=1”と指定されているので、”LBx−880(両面印刷)”のデフォルト設定(デフォルト動作条件)は「両面印刷」となる。
【0102】
また、”Printer2”セクションでは、”Savetoner=1”及び”Layout=1”と指定されているので、”LBx−880(トナー節約+2in1)”のデフォルト設定は、「トナー節約」及び「2ページ/枚印刷(2in1)」となる。
【0103】
なお、設定ファイル200は、プリンタドライバ毎に作成されるものとする。
【0104】
以下、図4に示すフローチャートを参照して、本発明の情報処理装置におけるプリンタ複製・設定処理について説明する。
【0105】
図4は、本発明の情報処理装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、プリンタ複製・設定処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示したCPU21によりHDD26,記憶媒体32又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、図中、S101〜S106は各ステップを示す。
【0106】
プリンタ複製・設定処理が開始されると、まず、ローカルプリンタ(コンピュータ10にインストールされているプリンタオブジェクト)を列挙し(S101)、次に、全てのプリンタをチェック(後述するステップS103〜S106の処理)したか否かを判定し、まだ全てのプリンタをチェックしていないと判断した場合には、ステップS101で列挙したローカルプリンタを順次チェック(該ローカルプリンタのプリンタドライバが本処理で設定変更可能であるか否かのチェック)し(S103)、設定変更付加であると判断した場合には、ステップS102に戻り、次のローカルプリンタの処理に移行する。
【0107】
一方、ステップS103でカレントのローカルプリンタのプリンタドライバが本処理で設定変更可能であると判断した場合には、設定フィルの検索・読込みを行う(S104)。なお、設定ファイル200は、プリンタドライバ毎に作成されるものであり、ステップS104における設定ファイルの検索は、カレントのローカルプリンタと同一のプリンタ情報をもつ設定ファイルを検索する。同一の判定条件としては、設定ファイル内の”DriverInfo”セクションの”DRIVERNAME”項目と、カレントのローカルプリンタのプリンタドライバ名が同一であることとする。ここで、設定ファイルが見つからない場合には、ステップS102に戻り、次のローカルプリンタの処理に移行する。
【0108】
一方、ステップS104で、設定ファイルが見つかった場合には、設定ファイルを読込み、カレントのローカルプリンタを複製(プリンタの複製)する(S105)。
【0109】
ここで、プリンタの複製とは、オリジナルのプリンタオブジェクトの名称に設定ファイルのプリンタ情報セクションの”Name”項目の値を連結し、システム情報ファイルに登録されているオリジナルプリンタオブジェクトと同じプリンタドライバ,ポート(プリンタを使用する際に用いる接続先),プリントプロセッサ等を指定したプリンタオブジェクトをOS40のシステム情報ファイル(レジストリ等)に新たに追加する処理に相当する。例えば、カレントのローカルプリンタが”LBx−880”であり、図3に示した設定ファイルが用意されていたとすると、”LBx−880(両面印刷)”,”LBx−880(トナー節約+2in1)”が生成される。なお、複製するプリンタオブジェクトの名称が、OSにより許可された文字数を越える場合には、オリジナルプリンタオブジェクトの名称のプリンタ名を短縮するようにしてもよいし、ユーザに入力させるように構成してもよい。
【0110】
また、ここでは図示しないが、オリジナルのプリンタオブジェクトの名称に設定ファイルのプリンタ情報セクションのName項目の値が末尾に含まれる場合には、上記プリンタのコピー処理は行わず、そのままステップS102に戻り、次のローカルプリンタの処理に移行する。詳細には、カレントのプリンタオブジェクトのプリンタ名称の末尾から、設定ファイルのプリンタ情報セクションの「Name(付加名称)」の長さ分の文字列を切り取り、該切り取られた文字列と付加名称と合致するか確認し、合致する場合は上記コピー処理は行わず、合致しない場合のみ上記コピー処理を行うものとする。また、設定ファイルのプリンタ情報セクションの”Name”項目の値が「””(NULL)」の場合は、上記プリンタのコピー処理は行わず、そのままステップS106に進む。
【0111】
次に、ステップS106において、ステップS105で複製した各プリンタオブジェクトのデフォルト設定の変更(デフォルト動作条件の変更設定)を行う。なお、ステップS105で、設定ファイルのプリンタ情報セクションの”Name”項目の値が「””(NULL)」等であったり付加文字列が合致してプリンタのコピー処理が行われなかった場合には、そのプリンタオブジェクトのデフォルト設定の変更(デフォルト動作条件の変更設定)を行う。
【0112】
ここで、プリンタオブジェクトのデフォルト設定の変更とは、設定フィルのプリンタ設定情報セクションを読込み、設定変更をしていく。例えば、図3に示した設定ファイルの”Printer1”セクションでは、”2Sideptint=1”と指定されているので、”LBx−880(両面印刷)”のデフォルト設定は「両面印刷」に変更され、”Printer2”セクションでは、”Savetoner=1”及び”Layout=1”と指定されているので、”LBx−880(トナー節約+2in1)”のデフォルト設定は、「トナー節約」及び「2ページ/枚印刷(2in1)」に変更される。デフォルト設定の変更が終了すると、ステップS102に戻り、次のローカルプリンタの処理に移行する。
【0113】
なお、デフォルト設定変更の際、設定項目に矛盾がある場合は設定変更処理を中断し、ステップS102に戻り、次のローカルプリンタの処理に移行する。
【0114】
そして、ステップS102において、全てのプリンタをチェックが終了したと判断した場合には、そのまま処理を終了する。
【0115】
図5は、図4に示したプリンタ複製・設定変更処理を行った後の印刷ダイアログボックスの一例を示す模式図である。
【0116】
図4に示したプリンタ複製・設定変更処理を行った後、ユーザが、アプリケーションプログラムを実行させて「ファイルメニュー」の「印刷」コマンドを選択した場合、コンピュータ10のディスプレイ12上には、図に示すような印刷ダイアログボックス70が表示される。
【0117】
印刷ダイアログボックス70において、71は利用するプリンタをプリンタオブジェクトのプリンタ名で選択するためのリストボックスであり、72は選択されたプリンタの動作条件を変更するためのプロパティボタンであり、73は印刷の実行を指示するためのOKボタンである。
【0118】
ユーザは、この印刷ダイアログボックス70において、ボタン71aを指示することにより表示されるリスト71bから「LBx−880(トナー節約+2in1)」を選択し、OKボタン73を押下すると、コンピュータ10内では、OS40、アプリケーションプログラム及びプリンタ「LBx−880(トナー節約+2in1)」のプリンタドライバが連携して機能することにより、システム内の設定ファイル(レジストリ等のシステム情報)内に記憶されている、プリンタ「LBx−880(トナー節約+2in1)」に関する動作条件(トナー節約印刷+2in1)に応じた印刷ジョブデータを生成し、「LBx−880(トナー節約+2in1)」に設定されているポートから出力する処理が行なわれる。そして、その結果として、プリンタ30(「LBx−880」)が、仮想プリンタ「LBx−880(トナー節約+2in1)」のデフォルト設定での動作(印刷)を行うことになる。
【0119】
なお、ユーザが、「LBx−880(両面印刷+2in1)」を選択した場合も同様である。
【0120】
また、図3に示した設定ファイル200は、管理者がテキストエディタ等で記述してユーザに配布してもよいし、管理者が所定のユーザインタフェース、例えば図23,図24に示したプリンタドライバの設定画面と同様のユーザインタフェースや単にプリンタドライバを選択する選択ボタンと設定可能な設定項目をチェックするチェックボタンのみのユーザインタフェースを用いて図2に示した設定ファイル200を生成するように構成してもよい。
【0121】
さらに、上記プリンタ複製・設定変更処理により複写されたプリンタオブジェクトを複数指定して、各プリンタオブジェクトに設定されているデフォルト設定の論理和に対応するデフォルト設定を設定した新たなプリンタオブジェクトを追加生成するように構成してもよい。この際、プリンタオブジェクトの名称は、双方の名称をつないだ名称とするように構成してもよい。但し、同一の文字列が存在する場合は一方を削除するものとする。
【0122】
以上の処理により、プリンタドライバの設定等に不慣れなユーザであっても、管理者から配布される設定ファイル200とプリンタ複製・設定ツール100を用いて(プリンタ複製・設定ツールのアイコンをクリックするだけ)、プリンタのデフォルト設定を変更したプリンタオブジェクトを追加することができ、管理者による設定作業を軽減することができる。また、各ユーザに同一の環境を容易に提供することができる。
【0123】
なお、本実施形態では、プリンタ複製・設定ツール100と設定ファイル200の双方を配布するため、各ユーザは、予めプリンタ複製・設定ツール100を各インストールしておく手間も省け、配布されたプリンタ複製・設定ツールのアイコンをクリックするという極めて簡易な方法により、上述したプリンタ設定・変更処理を行うことができる。
【0124】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、管理者の作成した設定ファイル200に基づき、プリンタ複製・設定ツール100を実行させてプリンタの複製・設定処理を行う構成について説明したが、例えば、Windows(登録商標)NT/2000/XP(米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標)等のように管理者権限でログインしなければ、プリンタドライバのインストール,バージョンアップ,プリンタのデフォルト設定の変更等を行うことができない。そのため、通常のユーザ権限でログインしたユーザでは、上記第1実施形態で示したプリンタの複製・設定処理を行うことができない。そこで、本実施形態では、通常のユーザ権限でログインしたユーザでも、管理者の作成したパスワードファイルを用いて管理者になりすまし(管理者権限を偽装し)、上記第1実施形態で示したプリンタの複製・設定処理を行う構成について説明する。
【0125】
図6は、本発明の情報処理装置における管理者権限設定画面の一例を示す模式図である。
【0126】
図において、600は管理者権限設定画面であり、管理者権限を有するユーザにより実行される。
【0127】
601はユーザ名入力欄で、プリンタの複製・設定処理を実行しようとするローカルコンピュータに対して管理者権限を有するユーザ名を入力する。602はドメイン名入力欄で、ユーザ名入力欄601で入力したユーザ名の属するドメイン名を入力する。なお、ドメインが存在しない場合には、ドメイン名を入力する必要はない。
【0128】
603はパスワード入力欄で、ユーザ名入力欄601で入力したユーザ名,ドメイン名入力欄602に対応したパスワードを入力する。604はパスワード確認欄で、パスワード入力欄603で入力したパスワードを再入力する。なお、パスワード入力欄603,パスワード確認欄604に入力されたパスワードは、「*」等の伏せ文字で表示される。
【0129】
605はOKキーで、このキーが押下されると、パスワード入力欄603,パスワード確認欄604に入力されたパスワードの一致が確認され、一致している場合には、ユーザ名入力欄601,ドメイン名入力欄602,パスワード入力欄603の各入力に基づいて上述したユーザ名,ドメイン名,パスワードを含む管理者情報が暗号化されたパスワードファイルを作成し、管理者権限設定画面600を終了する。一方、パスワード入力欄603,パスワード確認欄604に入力されたパスワードの一致していない場合には、その旨を示すメッセージを表示し、再度パスワード入力欄603,パスワード確認欄604への入力を促す。
【0130】
606はキャンセルキーで、このキーが押下されると、管理者権限設定画面600を終了する。
【0131】
なお、本実施形態では、管理者情報を含むパスワードファイルを新たに設ける場合について説明したが、管理者情報を暗号化して設定ファイル内に含ませるように構成してもよい。
【0132】
以下、図7に示すフローチャートを参照して、本発明の情報処理装置における管理者権限チェック処理について説明する。
【0133】
図7は、本発明の情報処理装置における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、プリンタ複製・設定処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図1に示したCPU21によりHDD26,記憶媒体32又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、図中、S201〜S205は各ステップを示す。
【0134】
まず、ユーザにより図2に示したプリンタ複製・設定ツール100のアイコンをマウス等のポインティングデバイスにより指示(クリック)され、プリンタ複製・設定処理が開始されると、まず、起動されているOSをチェックし(S201)、プリンタのデフォルト設定の変更等に管理者権限が必要なOSであるか否かを判定し(S202)、管理者権限が必要なOSでないと判断した場合には、そのままステップS204に移行する。
【0135】
一方、ステップS202で、プリンタのデフォルト設定の変更等に管理者権限が必要なOSであると判断した場合には、現在起動されているプロセスが管理者権限を有するか否かを判定し(S203)、管理者権限を有すると判断した場合には、ステップS204に進み、図4に示したプリンタの複製・設定処理を行い、終了後、処理を終了する。
【0136】
一方、ステップS203で、現在起動されているプロセスが管理者権限を有していないと判断した場合には、図6に示した管理者権限設定画面600で生成されたパスワードファイル内の管理者権限設定情報(ユーザ名,ドメイン名,パスワード等)を用いて(暗号化されている場合は解読する)を用いて、管理者権限を有する子プロセスとして、本管理者権限チェック処理を再度起動し、本処理を終了する。これにより、再度起動されたプロセスでは、管理者権限を有するため、ステップS204のプリンタ複製・設定処理を実行することができる。
【0137】
以上の処理により、管理者権限のないユーザであっても、プリンタの複製・設定処理を行うことができ、管理者による設定作業を軽減することができる。また、管理者権限のパスワードを一般のユーザに公開する必要もなく、セキュリティ上の安全も確保することができる。
【0138】
〔第3実施形態〕
上記第1,第2実施形態では、各コンピュータにプリンタドライバがインストールされていることを前提として、プリンタの複製・設定処理を行う場合について説明したが、プリンタドライバがインストールされていないコンピュータに対してプリンタドライバのインストール処理を行い、さらに、上記第1実施形態に示したプリンタの複製・設定処理を行う構成について説明する。
【0139】
まず、プリンタドライバのインストール処理のみについて説明し、その後、プリンタドライバのインストール処理とプリンタの複製・設定処理とを連動して実行する構成について説明する。
【0140】
以下、図8〜図17を参照して、本発明の情報処理装置におけるプリンタドライバインストール処理について説明する。
【0141】
図8は、本発明の情報処理装置におけるプリンタドライバインストール処理を説明する模式図である。以下、図面を参照しながら、本発明の情報処理装置におけるプリンタドライバのインストールについて説明する。
【0142】
図において、801はプリンタドライバのインストールツールであり、定義ファイル802の設定に基づいて、後述する図15のフローチャートに示す処理を実行する。
【0143】
803は定義ファイル作成ツールで、管理者は、管理者端末810上でこの定義ファイル作成ツール803を用いて定義ファイル802を作成することができる。なお、管理者端末810,サーバ800は、図1に示したコンピュータ10と同様の構成となっている。但し、サーバ800は、サーバ用のOSにより制御されているものとする。
【0144】
以下、インストールまでの流れ▲1▼〜▲5▼について説明する。
【0145】
▲1▼サーバに共有プリンタ作成
管理者は、プリンタを設置し(IPアドレス等の設定含む)、該プリンタのプリンタドライバをサーバ800にインストールし、共有設定等を行い、サーバ800上に共有プリンタを作成する。
【0146】
▲2▼定義ファイル作成
管理者は、管理者端末において定義ファイル作成ツール803を用いて、定義ファイル802を作成する。
【0147】
▲3▼インストール実行環境の準備
管理者は、各クライアントでインストールツールを使用するために、プリンタメーカから提供される各種OSに対応したプリンタドライバ,プリンタドライバインストールプログラム,インストールイメージ等のプリンタドライバインストーラセット821A(第1のOS用),821B(第2のOS用),821C(第3のOS用),……の保存用の共有フォルダ820をサーバ800上に作成する(後述する図18参照)。
【0148】
▲4▼ターゲットコンピュータへの配布
管理者は、インストールツール801と定義ファイル802を、ターゲットのコンピュータに配布する。なお、プリンタドライバのインストールツール801,定義ファイル802は、管理者が作成したCD−ROM等の記録媒体に格納されて各ユーザに配布されたり、管理者から各ユーザにメール送信されたり、管理者のコンピュータ内に格納され各ユーザがダウンロードするものとする。
【0149】
▲5▼インストール実行
各ユーザは、各コンピュータ(クライアント)10からインストールツール801のアイコンをマウス等のポインティングデバイスにより指示(クリック)してインストール処理を実行する。
【0150】
以下、図9〜図15を参照して、図8に示した定義ファイル作成ツール803による定義ファイル作成処理について説明する。
【0151】
図9は、図8に示した定義ファイル作成ツール803における定義ファイル種別選択画面の一例を示す模式図であり、定義ファイル作成ツールが起動されると管理者端末のモニタ上に表示される。
【0152】
図において、901〜903は定義ファイル種別選択ボタンで、定義ファイルの種類を選択するものであり、901はプリンタを追加しドライバを更新(新規作成)する場合に選択し、902はドライバを更新(新規作成)する場合に選択し、903は既存の定義ファイルを編集する場合に選択する。なお、901〜903はいずれか一つのみ選択可能となっている。
【0153】
904は、プリンタドライバインストール処理が実行された場合に、既存のプリンタを削除する場合にチェックするものであり、選択ボタン901が選択されている場合のみチェック可能である。
【0154】
905はファイル名表示テキストボックスで、参照ボタン908を押下することにより表示されるファイル選択画面で選択された既存の定義ファイルを表示するものであり、選択ボタン903が選択された場合のみ有効となる。
【0155】
906は次へボタンで、このボタンを押下することにより、後述する図10に示すプリンタ一覧表示画面へ移行する。但し、選択ボタン902が選択されている場合のみ後述する図13に示すファイル保存先等設定画面へ移行する。
【0156】
907はキャンセルボタンで、このボタンを押下することにより、定義ファイル作成処理を終了する。
【0157】
図10は、図8に示した定義ファイル作成ツール803におけるプリンタ一覧表示画面の一例を示す模式図であり、図9に示した次へボタン906を押下されると管理者端末のモニタ上に表示される。
【0158】
図において、1001はプリンタリストで、プリンタ名(フレンドリ名),ドライバ名称,プリンタを使用する場合に用いる接続先(ポート名)をリスト表示する。なお、プリンタリスト内のプリンタをクリックし反転表示にすることで、反転表示されたプリンタを選択したこととなる。
【0159】
但し、図9に示した定義ファイル種別選択画面で選択ボタン901が選択された場合には、プリンタリスト1001は空白となる。
【0160】
1004は編集ボタンで、プリンタリスト1001内で選択されたプリンタを編集するときに押下する。1006は削除ボタンで、プリンタリスト1001内で選択されたプリンタを削除するときに押下する。1005はデフォルトボタンで、プリンタリスト1001内で選択されたプリンタを通常使うプリンタに設定するときに押下する。
【0161】
1002は共有プリンタ追加ボタンで、このボタンを押下することにより、後述する図11に示す共有プリンタ追加画面が表示され、共有プリンタ(サーバ800経由で出力させるプリンタ)の追加を行うことができる。なお、追加された共有プリンタは、プリンタリスト1001内に追加表示される。
【0162】
1003はLPRプリンタ追加ボタンで、このボタンを押下することにより、後述する図12に示すLPRプリンタ追加画面が表示され、LPRプリンタ(プリントサーバを使用することなく、IPアドレスを指定して直接出力させるプリンタ)の追加を行うことができる。なお、追加されたLPRプリンタは、プリンタリスト1001内に追加表示される。
【0163】
1007は戻るボタンで、このボタンを押下することにより、図9に示したプリンタ一覧表示画面へ戻る。1008は次へボタンで、このボタンを押下することにより、後述する図13に示すファイル保存先等設定画面へ移行する。1009はキャンセルボタンで、このボタンを押下することにより、定義ファイル作成処理を終了する。
【0164】
図11は、図8に示した定義ファイル作成ツール803における共有プリンタ追加画面の一例を示す模式図であり、図10に示した共有プリンタ追加1002を押下されると管理者端末のモニタ上に表示される。
【0165】
図において、1101はコンピュータリストで、ネットワークドメイン名1102,コンピュータ名1103,プリンタ名(共有名)1104の一覧がツリー状に表示される。このコンピュータリスト1101上でコンピュータ名を選択し反転することで、選択したコンピュータで定義されている全ての共有プリンタを選択することができる。また、このコンピュータリスト1101上でプリンタ名を選択し反転することで、反転した共有プリンタを選択することができる。
【0166】
1105はOKボタンで、このボタンを押下することにより、コンピュータリスト1101上で選択したプリンタを追加して図10に示したプリンタ一覧表示画面に戻る。
【0167】
1106はキャンセルボタンで、このボタンを押下することにより、コンピュータリスト1101上で選択したプリンタを追加することなく図10に示したプリンタ一覧表示画面に戻る。
【0168】
図12は、図8に示した定義ファイル作成ツール803におけるLPRプリンタ追加画面の一例を示す模式図であり、図10に示したLPRプリンタ追加1003を押下されると管理者端末のモニタ上に表示される。
【0169】
図において、1201はプリンタ名入力欄で、追加したいプリンタ名を入力する。1202はドライバ名称入力(選択)欄で、追加したいプリンタのドライバ名称を入力(選択)する。1203はIPアドレスまたはホスト名入力欄で、追加したいプリンタのIPアドレスまたはホスト名を入力する。
【0170】
1204はLPRキュー名入力欄で、任意の文字列を入力することができ、所定のデフォルト値(図中では「lp」)を表示するように構成してもよい。
【0171】
1205はOKボタンで、このボタンを押下することにより、1201〜1204で入力したプリンタを追加して図10に示したプリンタ一覧表示画面に戻る。
【0172】
1206はキャンセルボタンで、このボタンを押下することにより、1201〜1204で入力したプリンタを追加することなく図10に示したプリンタ一覧表示画面に戻る。
【0173】
図13は、図8に示した定義ファイル作成ツール803におけるファイル保存先等設定画面の一例を示す模式図であり、図10に示した次へボタン1008を押下されると管理者端末のモニタ上に表示される。
【0174】
図において、1301は定義ファイル保存先設定欄で、参照ボタン1302を押下することにより表示されるフォルダ選択画面で選択されたフォルダを表示し、定義ファイルの保存先に設定するものである。
【0175】
1303はプリンタドライバ共有フォルダ設定欄で、参照ボタン1304を押下することにより表示されるフォルダ選択画面で選択されたフォルダを表示し、プリンタドライバを保存しておく共有フォルダとして設定するものである(即ち、プリンタドライバ及び該プリンタドライバのインストールプログラムの所在情報に対応する)。
【0176】
1311はCD−ROM使用指定チェックボタンで、このチェックボタンがチェックされた場合は、インストール処理時にプリンタドライバCD−ROMを使用するため、プリンタドライバ共有フォルダ設定欄1303は無効となる。
【0177】
1312は管理者権限設定ボタンで、このボタンを押下することにより、図6に示した管理者権限設定画面と同様の画面を表示し、管理者権限の設定を行うことができる。
【0178】
1306はデバイスオプション構成取得指定チェックボタンで、このチェックボタンがチェックされた場合には、インストール処理後にデバイスオプション構成の取得処理を実行する。
【0179】
1307はインストール後処理指定チェックボタンで、このチェックボタンがチェックされた場合には、インストール処理後に管理者権限でインストール後処理指定欄1308に指定された処理を実行する。
【0180】
1313は戻るボタンで、このボタンを押下することにより、図10に示したプリンタ一覧表示画面に戻る。
【0181】
1309は次へボタンで、このボタンを押下することにより、ファイル保存先等設定画面での設定を有効とし、後述する図14に示す設定項目確認画面に移行する。
【0182】
1310はキャンセルボタンで、このボタンを押下することにより、プリンタを追加することなく定義ファイル作成処理を終了する。
【0183】
図14は、図8に示した定義ファイル作成ツール803における設定項目確認画面の一例を示す模式図であり、図13に示した次へボタン1309を押下されると管理者端末のモニタ上に表示される。
【0184】
図において、1401は設定項目リストで、図9〜図13の画面により設定したインストールするプリンタ設定一覧(プリンタ名,プリンタドライバ名称,接続先の複数の組)と、作成するファイルの保存先設定、管理者権限設定等を表示する。
【0185】
1402は戻るボタンで、このボタンを押下することにより、図13に示したフィル保存先等設定画面に戻る。
【0186】
1403は完了ボタンで、このボタンを押下することにより、図9〜図13の画面により設定したインストールするプリンタ設定一覧(プリンタ名,プリンタドライバ名称,接続先の複数の組)と、作成するファイルの保存先設定、管理者権限設定等を含む定義ファイルを生成し、定義ファイル作成処理を終了する。
【0187】
1404はキャンセルボタンで、このボタンを押下することにより、定義ファイルを生成することなく、定義ファイル作成処理を終了する。
【0188】
以下、図15に示すフローチャートを参照して、本発明の情報処理装置における定義ファイル生成処理について説明する。
【0189】
図15は、本発明の情報処理装置における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、定義ファイル生成処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図8に示した管理者端末810内のCPUによりHDD,記憶媒体又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、図中、S301〜S308は各ステップを示す。
【0190】
管理者が、図8に示した定義ファイル作成ツール803のアイコンをマウス等のポインティングデバイスにより指示(クリック)することにより定義ファイル生成処理が開始されると、まず図9に示した定義ファイル種別選択画面が表示され、ユーザはファイル種別を選択する(S301)。
【0191】
次に、図9に示した定義ファイル種別選択画面でドライバの更新が選択されたか否かを判定し(S302)、ドライバの更新が選択されたと判断した場合には、そのままステップS304に移行する。
【0192】
一方、ステップS302で、図9に示した定義ファイル種別選択画面でドライバの更新以外が選択されたと判断した場合には、図10に示したプリンタ一覧表示画面が表示され、図10〜図12の画面を用いてプリンタの追加/編集処理を行う(S303)。
【0193】
次に、ステップS304では、図13に示したファイル保存先等設定画面が表示され、ファイル保存先の設定を行い、図6に示した管理者権限設定画面と同様の画面で管理者権限の設定(S305)、及びインストール後処理プログラムの設定を行う(S306)。
【0194】
次に、図14に示した設定項目確認画面が表示され、ステップS303〜S306で設定した設定項目の確認を行う(S307)。確認を完了すると、ステップS303〜S306で設定された設定項目に基づいて、定義ファイルを作成し、該作成された定義ファイルをステップS304で設定されたファイル保存先に暗号化して格納し(S308)、処理を終了する。
【0195】
このように生成された定義ファイルは、プリンタ名,プリンタドライバ名称,接続先情報の組を複数組,プリンタドライバ及び該プリンタドライバのインストールプログラムの所在を示す情報,管理者情報(管理者権限を有するユーザ名,ドメイン名,パスワードを含むものであり、暗号化されている)を有するものである。なお、本実施形態では、管理者情報を定義ファイル内に含む場合について説明したが、管理者情報を定義ファイルとは異なるパスワードファイルとして生成するように構成してもよい。
【0196】
以下、図16,図17を参照して、図8に示したインストールツール801によるインストール処理について説明する。
【0197】
図16は、本発明の情報処理装置における第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、インストール処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図8に示したクライアント(コンピュータ10)内のCPU21によりHDD26,記憶媒体32又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、図中、S401〜S407は各ステップを示す。
【0198】
ユーザにより図8に示したインストールツール801のアイコンをマウス等のポインティングデバイスにより指示(クリック)することによりインストール処理が開始されると、まず、起動されているOSをチェックし(S401)、プリンタのデフォルト設定の変更等に管理者権限が必要なOSであるか否かを判定し(S402)、管理者権限が必要なOSでないと判断した場合には、そのままステップS404に移行する。
【0199】
一方、ステップS402で、プリンタのデフォルト設定の変更等に管理者権限が必要なOSであると判断した場合には、現在起動されているプロセスが管理者権限を有するか否かを判定し(S403)、管理者権限を有すると判断した場合には、ステップS404に進み、起動オプションとしてインストール後処理のプログラムが指定されているか否かを判定する。
【0200】
ステップS404で、起動オプションとしてインストール後処理のプログラムが指定されていないと判断した場合には、ステップS405に進み、後述する図17に示すサブインストール処理を行い、処理を終了する。
【0201】
一方、ステップS404で、起動オプションとしてインストール後処理のプログラムが指定されていると判断した場合には、ステップS406に進み、起動オプションに指定されたプログラムを子プロセスとして起動し、処理を終了する。
【0202】
また、ステップS403で、現在起動されているプロセスが管理者権限を有していないと判断した場合には、ステップS407に進み、定義ファイル内の管理者権限設定情報(ユーザ名,ドメイン名,パスワード等)を用いて(暗号化されている場合は解読する)、管理者権限を有する子プロセスとして、本インストール処理を起動し、本処理を終了する。これにより、再度起動されたプロセスでは、管理者権限を有するため、ステップS404以降の処理に進むことができる。
【0203】
図17は、本発明の情報処理装置における第5の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図16のステップS405に示したサブインストール処理に対応する。なお、このフローチャートの処理は、図8に示したクライアント(コンピュータ10)内のCPU21によりHDD26,記憶媒体32又はその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行されるものとする。また、図中、S501〜S512は各ステップを示す。
【0204】
まず、実行されているプリントジョブの有無をチェックし(S501)、プリントジョブが無いと判断した場合には、そのままステップS503に進み、一方、プリントジョブが有ると判断した場合には、プリントジョブを削除する(S502)。
【0205】
次に、定義ファイル内に設定されたプリンタ名と重複した既存のプリンタオブジェクト名が重複しているか否かを判定し、重複していない場合には、そのままステップS505に進み、一方、重複している場合には、重複したプリンタオブジェクトを削除する(S504)。なお、定義ファイル内に既存のプリンタオブジェクトを削除する旨の設定がある場合にも既存のプリンタオブジェクトを削除するものとする。
【0206】
次に、ステップS505において、定義ファイル内で設定されたポート(LPRポート含む)に既存のポートとして存在しないポートがあるか否かを判定し、全て既存のポートとして存在すると判断した場合には、そのままステップS507に進み、一方、存在しないポートがあると判断した場合には、存在しないポート(LPRポート含む)を作成する(S506)。
【0207】
次に、ステップS507において、起動されているOSに対応したドライバインストーラを起動(定義ファイルに記載されている共有フォルダ情報に応じて検索される後述する図18に示す821A,821B,821C,……を起動されているOS,プリンタドライバ名称に応じて選択して起動)し、定義ファイル802内に記載されているプリンタ名,プリンタドライバ名称,接続先情報の組に対応するプリンタドライバをインストール(定義ファイル802内に記載されたプリンタ名に対応するプリンタオブジェクトを生成し、OS40のシステム情報ファイル(レジストリ等)への登録処理も含む)させ、ドライバインストーラが終了するまで待機し(S508)、終了したと判断した場合には、ステップS509に進む。なお、定義ファイル802内に記載された複数組のプリンタインストール定義情報(プリンタ名,プリンタドライバ名称,接続先情報の組)が同一のインストーラでインストールできない場合(例えば、複数の異なるメーカのプリンタをインストールする場合)には、ステップS507のインストーラ起動(例えば、メーカ毎にインストーラを起動),ステップS508の終了チェックが複数繰り返し実行される。
【0208】
次に、ステップS509において、定義ファイル内のプリンタ情報とコンピュータ内のプリンタ情報とを比較し、インストールされたプリンタ情報が正しいか否かを判定し、正しいと判断した場合には、ステップS510において、定義ファイル内でインストール後処理として指定されたプログラムを起動オプションとしてインストール処理(図16)をシステム再起動後に起動するように、システム情報に設定し、システムを再起動する(S511)。これにより、システム再起動後、図16のステップS406において、管理者権限においてインストール後処理が実行される。
【0209】
一方、ステップS509インストールされたプリンタ情報が正しくないと判断した場合には、ステップS512において、エラー処理(正しくインストールされなかった旨のメッセージの表示等)を行い、処理を終了する。
【0210】
なお、上記フローチャートには示していないが、定義ファイル内にデバイスオプション構成を自動的に(連動して)取得する旨の設定があると判断した場合には、ステップS510の前に、デバイスオプション取得プログラムをシステム再起動後に起動するように、システム情報に設定するように構成してもよい。
【0211】
また、インストール後、再起動する必要のないOSの場合は、ステップS510で、インストール後処理として指定されたプログラムやデバイスオプション取得プログラム等を実行させ、各プログラムが終了後、処理を終了するように構成してもよい。
【0212】
図18は、図8に示したクライアントコンピュータ10上でインストールツール(インストールプログラム)801を実行する際のフォルダ構成と各ファイルの相関を示す模式図であり、図8と同一のものには同一の符号を付してある。
【0213】
以下、上記に説明したインストールツールを使用したインストール処理の効果について説明する。
【0214】
図19は、本発明の情報処理装置におけるインストールツール使用によるプリンタドライバインストール手順の一例を示す模式図である。
【0215】
図19に示すように、管理者により作成され配布された定義ファイルとインストールツールを各ユーザが各インストール対象のコンピュータ上で実行するだけで、プリンタドライバのインストール対象のコンピュータが何台あろうともプリンタドライバを自動インストールすることができる。
【0216】
よって、プリンタの新規導入のみならず、移動、移設等の環境変更の度に発生する複数台のコンピュータへのプリンタドライバのセットアップ作業(従来はコンピュータ1台ずつ行っていた)を軽減することができる。
【0217】
また、各ユーザはインストールツールを実行するだけなので、管理者や各ユーザがドライバのインストール,ポートの設定等の煩雑で分かりづらい作業(時には、マニュアル,指示書等に従って行っても上手くインストールすることができない場合もある)を行う必要がない。よって、プリンタドライバのインストール経験のないユーザであっても容易に行うことができ、さらに各ユーザのスキルに寄らず、全てのコンピュータのプリンタドライババージョン等を同一に設定することができ、各ユーザによる作業負荷や管理者の管理負荷を軽減することができるとともに、設定,ドライバのバージョンアップの不正合に起因するトラブル発生を防止することができる。
【0218】
また、管理者権限が大幅に強化され、通常のユーザ権限では、プリンタドライバのインストール,バージョンアップ等を行うことができないOSにより動作するコンピュータであっても、管理者権限のないユーザが、インストールツールによりプリンタドライバのインストールを行うことができ、管理者の各コンピュータへのプリンタドライバインストール作業負荷を軽減することができる。また、この際、管理者により定義ファイル内に設定された管理者権限設定情報(暗号化されている)を用いるため、各ユーザに管理者権限を有するパスワード等を通知する必要がなく、セキュリティ面での安全も確保することができる。
【0219】
さらに、異なるOSが混在する環境であっても、プリンタメーカから供給される各OSに対応するプリンタドライバのインストーラ等をサーバの共有フォルダ上に保持しておき、これら各OSに対応するインストーラを用いて、インストール作業を行うことにより、異なるOSが混在する環境であっても、一つの定義ファイルにより同様にインストール作業を行うことができる。従って、旧OSから新たなOSへの移行もスムーズに行うことができる。
【0220】
図20は、本発明の情報処理装置におけるインストールツール使用によるプリンタドライバインストール手順の一例を示す模式図である。
【0221】
図20に示すように、管理者が部門ごとに定義ファイルを作成し、配布することにより、部門ごとに異なる環境を統一的に構築することを容易に可能にする。
【0222】
以下、上記プリンタドライバのインストール処理と第1実施形態で示したプリンタの複製・設定処理とを連動して実行する構成について説明する。
【0223】
図21は、本発明の情報処理装置におけるプリンタドライバインストール処理と第1実施形態で示したプリンタの複製・設定処理とを連動して実行する構成について説明する模式図である。
【0224】
図において、2100はプリンタ複製・設定フォルダで、第1実施形態で示したプリンタ複製・設定ツール100,設定ファイル200を格納している。
【0225】
そして、インストールツール801,定義ファイル802,プリンタ複製・設定ファイル200は、管理者が作成したCD−ROM等の記録媒体に格納されて各ユーザに配布されたり、管理者から各ユーザにメール送信されたり、管理者のコンピュータ内に格納され各ユーザがダウンロードするものとする。
【0226】
なお、定義ファイル802は、その作成時に、図13に示したファイル保存先等設定画面において、インストール後処理指定チェックボタン1307をチェックし、インストール後処理指定欄1308にプリンタ複製・設定フォルダ2100内のプリンタ複製・設定ツール100を指定して作成されたものとする。
【0227】
このように、定義ファイル802において、プリンタ複製・設定ツール100をインストール後処理として指定しておくことで、インストールツールに連動して管理者権限でプリンタ複製・設定ツール100を実行する(図16のステップS406で実行される)ことができる。
【0228】
よって、各ユーザは、プリンタドライバのインストールツール801のアイコンをマウス等のポインティングデバイスにより指示(クリック)して実行するだけで、プリンタドライバインストール実行処理及びプリンタオブジェクトの複製・デフォルト設定の変更処理を連動して行うことができる。
【0229】
これにより、プリンタの新規導入のみならず、移動、移設等の環境変更の度に発生する複数台のコンピュータへのプリンタドライバのインストール作業のみならず、「両面印刷」,「2ページ印刷(2in1)」,「製本印刷」等のプリンタドライバの印刷機能設定も連動して行う(従来は1台ずつインストール作業を行った後に1台づつ印刷機能の設定を行っていた)をことができ、各ユーザ(不慣れなユーザであっても可能),管理者の作業をさらに軽減することができる。
【0230】
また、通常のユーザ権限では、プリンタドライバのインストール,バージョンアップ等を行うことができないOSにより動作するコンピュータであっても、管理者権限のないユーザが、インストールツールによりプリンタドライバのインストールから印刷機能の設定までの一連の作業をプリンタドライバのインストールツールをマウス等のポインティングデバイス等で指示(クリック)するだけで容易に行うことができ、管理者の各コンピュータへのプリンタドライバインストール作業及びその後の印刷機能設定作業を軽減することができる。また、この際、管理者により定義ファイル内に設定された管理者権限設定情報(暗号化されている)を用いるため、各ユーザに管理者権限を有するパスワード等を通知する必要がなく、セキュリティ面での安全も確保することができる。
【0231】
さらに、異なるOSが混在する環境であっても、プリンタメーカから供給される各OSに対応するプリンタドライバのインストーラ等をサーバの共有フォルダ上に保持しておき、これら各OSに対応するインストーラを用いて、インストール作業を行うことにより、異なるOSが混在する環境であっても、一つの定義ファイルにより同様にインストール作業を行うことができる。従って、旧OSから新たなOSへの移行もスムーズに行うことができる。
【0232】
また、管理者が部門ごとに定義ファイル,設定ファイルを作成し、配布することにより、部門ごとに異なる環境を統一的に構築することを容易に可能にする。
【0233】
なお、上記各実施形態では、プリンタ部(プリンタエンジン)がレーザビーム方式である場合を例にして説明したが、レーザビーム方式以外の電子写真方式(例えばLED方式)でも、液晶シャッタ方式、インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他のプリント方式であっても本発明は適用可能である。
【0234】
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も本発明に含まれるものである。
【0235】
以下、図22に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0236】
図22は、本発明に係る情報処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0237】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0238】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0239】
本実施形態における図4,図7,図15,図16,図17に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0240】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0241】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0242】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0243】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0244】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0245】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0246】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0247】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザからの指示により、プリンタオブジェクトのプリンタドライバ名称と同一のプリンタドライバ名称を有する設定ファイル内の複製オブジェクト名に基づいて該プリンタオブジェクトを複製登録し、該複製されたプリンタオブジェクトのデフォルト動作情報を前記設定ファイル内の変更情報に基づいて変更処理するプリンタ複製設定処理を行うので、プリンタドライバの設定等に不慣れなユーザであっても、また、使用可能なプリンタ機器が何台あろうとも、管理者から配布される設定ファイルとプリンタ複製・設定ツールを用いて(プリンタ複製・設定ツールのアイコンをたった1回指示するだけで)、プリンタのデフォルト設定を変更したプリンタオブジェクトを各プリンタ機器ごとにそれぞれ追加することができ、管理者による設定作業を軽減することができるとともに、各ユーザに同一の環境を容易に提供することができる。
【0248】
また、管理者権限を有するユーザ名及びそのパスワードを含む管理者情報を格納したパスワードファイル内の管理者情報に基づいて管理者権限を偽装して複製処理及び変更処理を実行させるので、管理者権限のないユーザであっても、プリンタのデフォルト設定を変更したプリンタオブジェクトを追加することができ、管理者による設定作業を軽減することができるとともに、管理者権限のパスワードを一般のユーザに公開する必要もなく、セキュリティ上の安全も確保することができる。
【0249】
さらに、ユーザからの指示により、管理者から配布される定義ファイルに基づいて、所定の保存場所に記憶されるプリンタドライバのインストールプログラムを起動させてプリンタドライバをインストールさせるので、プリンタドライバのインストール作業に不慣れなユーザであっても、管理者から配布される定義ファイルとインストールツールを用いて(インストールツールのアイコンを指示するだけ)、プリンタのデフォルト設定を変更したプリンタオブジェクトを追加することができ、管理者によるプリンタドライバのインストール作業を軽減することができるとともに、各ユーザに同一の環境を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の情報処理装置におけるプリンタ複製・設定処理について説明する模式図である。
【図3】図2に示した設定ファイルの構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の情報処理装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】図4に示したプリンタ複製・設定変更処理を行った後の印刷ダイアログボックスの一例を示す模式図である。
【図6】本発明の情報処理装置における管理者権限設定画面の一例を示す模式図である。
【図7】本発明の情報処理装置における第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の情報処理装置におけるプリンタドライバインストール処理を説明する模式図である。
【図9】図8に示した定義ファイル作成ツールにおける定義ファイル種別選択画面の一例を示す模式図である。
【図10】図8に示した定義ファイル作成ツールにおけるプリンタ一覧表示画面の一例を示す模式図である。
【図11】図8に示した定義ファイル作成ツールにおける共有プリンタ追加画面の一例を示す模式図である。
【図12】図8に示した定義ファイル作成ツールにおけるLPRプリンタ追加画面の一例を示す模式図である。
【図13】図8に示した定義ファイル作成ツールにおけるファイル保存先等設定画面の一例を示す模式図である。
【図14】図8に示した定義ファイル作成ツールにおける設定項目確認画面の一例を示す模式図である。
【図15】本発明の情報処理装置における第3の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図16】本発明の情報処理装置における第4の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図17】本発明の情報処理装置における第5の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図18】図8に示したクライアントコンピュータ上でインストールツール(インストールプログラム)を実行する際のフォルダ構成と各ファイルの相関を示す模式図である。
【図19】本発明の情報処理装置におけるインストールツール使用によるプリンタドライバインストール手順の一例を示す模式図である。
【図20】本発明の情報処理装置におけるインストールツール使用によるプリンタドライバインストール手順の一例を示す模式図である。
【図21】本発明の情報処理装置におけるプリンタドライバインストール処理と第1実施形態で示したプリンタの複製・設定処理とを連動して実行する構成について説明する模式図である。
【図22】本発明に係る情報処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【図23】従来のトナー節約印刷機能の設定手順を説明する模式図である。
【図24】従来のトナー節約印刷機能の設定手順を説明する模式図である。
【図25】従来の両面印刷機能の設定手順を説明する模式図である。
【図26】従来の両面印刷機能の設定手順を説明する模式図である。
【図27】従来のプリンタドライバのインストール作業について説明する模式図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ
13 入力装置(キーボード・マウス)
21 CPU
22 ROM
30(30A,30B) プリンタ
50 ネットワーク
31 プリンタドライバ
32 記録媒体
40 オペレーティングシステム(OS)
100 プリンタ複製・設定ツール
200 設定ファイル

Claims (30)

  1. 1台のプリンタを異なる複数のプリンタオブジェクトとして登録し、各プリンタオブジェクトに対してそれぞれ異なるプリンタ名,デフォルトの動作条件を規定するデフォルト動作情報を設定可能なオペレーションシステムが用いられた情報処理装置において、
    予め作成される設定ファイルに基づいて、登録されているプリンタオブジェクトを複製登録すると共に該複製されたプリンタオブジェクトの既定の設定を変更するプリンタ複製設定処理を行うプリンタ複製設定手段と、
    前記プリンタ複製設定手段によるプリンタ複製設定処理の実行を指示する第1の指示手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定ファイルは、プリンタドライバの名称,プリンタ名,デフォルト動作情報を特定可能な1つ又は複数の設定ファイルであり、
    前記プリンタ複製設定手段は、登録されているプリンタオブジェクトを、該プリンタオブジェクトに設定されたプリンタドラバの名称で検索された設定ファイル内のプリンタ名に基づくプリンタ名で複製登録すると共に該複製されたプリンタオブジェクトのデフォルト動作情報を前記設定ファイル内のデフォルト設定情報に基づいて変更するプリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記プリンタ複製設定手段は、前記プリンタ複製設定処理を実行するプリンタ複製設定プログラムを含み、
    前記設定ファイル,前記プリンタ複製設定プログラムは、記録媒体に記憶されることを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記プリンタ複製設定手段は、前記プリンタ複製設定処理を実行するプリンタ複製設定プログラムを含み、
    前記設定ファイル,前記プリンタ複製設定プログラムは、所定の通信媒体を介して取得されることを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  5. 前記設定ファイルは、プリンタ名,デフォルト動作情報の組を複数特定可能なものであり、
    前記プリンタ複製設定手段は、登録されているプリンタオブジェクトを該プリンタオブジェクトのドライバ名称で検索された設定ファイル内の複数のプリンタ名に応じて複数複製登録すると共に該複数複製されたプリンタオブジェクトの各デフォルト動作情報を前記設定ファイル内の複数のデフォルト設定情報に基づいてそれぞれ変更するプリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記プリンタ複製設定手段は、前記オペレーティングシステムにより前記プリンタ複製設定処理を制限される場合、予め作成されたパスワードファイル内の管理者情報に基づいて管理者権限を偽装して前記プリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記管理者情報は、暗号化されてパスワードファイルに格納されていることを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 予め作成された定義ファイルに基づいて、プリンタドライバをインストールしてプリンタオブジェクトを登録するインストール処理を行うインストール手段と、
    前記インストール手段によるインストール処理の実行を指示する第2の指示手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 前記インストール手段は、前記インストール処理後に前記プリンタ複製設定手段によるプリンタ複製設定処理の実行を指示することを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記定義ファイルは、プリンタ名,プリンタドライバの名称,プリンタ使用時に用いる接続先情報,プリンタドライバ及び該プリンタドライバのインストールプログラムの所在情報を特定可能なものであり、
    前記インストール手段は、前記定義ファイルに基づいて、前記所在情報に応じて検索されるプリンタドライバのインストールプログラムを用いて前記インストール処理を行うことを特徴とする請求項8又は9記載の情報処理装置。
  11. 前記インストール手段は、前記インストール処理を実行するインストールプログラムを含み、
    前記定義ファイル,前記インストールプログラムは、記録媒体に記憶されていることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の情報処理装置。
  12. 前記インストール手段は、前記インストール処理を実行するインストールプログラムであり、
    前記定義ファイル,前記インストールプログラムは、所定の通信媒体を介して取得されることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の情報処理装置。
  13. 前記定義ファイルは、プリンタ名,プリンタドライバの名称,プリンタ使用時に用いる接続先情報の組を複数特定可能なものであり、
    前記インストール処理は、前記定義ファイルに基づいて、前記所在情報に応じて検索されるプリンタドライバのインストールプログラムを用いて複数のプリンタドライバをインストールさせることを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の情報処理装置。
  14. 前記インストール手段は、前記オペレーティングシステムにより前記インストール処理を制限される場合、前記管理者情報に基づいて管理者権限を偽装して前記インストール処理を行うことを特徴とする請求項8〜13のいずれかに記載の情報処理装置。
  15. 1台のプリンタを異なる複数のプリンタオブジェクトとして登録し、各プリンタオブジェクトに対してそれぞれ異なるプリンタ名,デフォルトの動作条件を規定するデフォルト動作情報を設定可能なオペレーションシステムが用いられた情報処理装置のプリンタ設定方法において、
    予め作成される設定ファイルに基づいて、登録されているプリンタオブジェクトを複製登録すると共に該複製されたプリンタオブジェクトの既定の設定を変更するプリンタ複製設定処理を行うプリンタ複製設定工程と、
    前記プリンタ複製設定工程の開始を指示する第1の指示工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置のプリンタ設定方法。
  16. 前記設定ファイルは、プリンタドライバの名称,プリンタ名,デフォルト動作情報を特定可能な1つ又は複数の設定ファイルであり、
    前記プリンタ複製設定工程は、登録されているプリンタオブジェクトを、該プリンタオブジェクトに設定されたプリンタドラバの名称で検索された設定ファイル内のプリンタ名に基づくプリンタ名で複製登録すると共に該複製されたプリンタオブジェクトのデフォルト動作情報を前記設定ファイル内のデフォルト設定情報に基づいて変更するプリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする請求項15記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  17. 前記プリンタ複製設定工程は、前記プリンタ複製設定処理を実行するプリンタ複製設定プログラムを含み、
    前記設定ファイル,前記プリンタ複製設定プログラムは、記録媒体に記憶されることを特徴とする請求項15又は16記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  18. 前記プリンタ複製設定工程は、前記プリンタ複製設定処理を実行するプリンタ複製設定プログラムによる工程を含み、
    前記設定ファイル,前記プリンタ複製設定プログラムは、所定の通信媒体を介して取得されることを特徴とする請求項15又は16記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  19. 前記設定ファイルは、プリンタ名,デフォルト動作情報の組を複数特定可能なものであり、
    前記プリンタ複製設定工程は、登録されているプリンタオブジェクトを該プリンタオブジェクトのドライバ名称で検索された設定ファイル内の複数のプリンタ名に応じて複数複製登録すると共に該複数複製されたプリンタオブジェクトの各デフォルト動作情報を前記設定ファイル内の複数のデフォルト設定情報に基づいてそれぞれ変更するプリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする請求項15〜18のいずれかに記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  20. 前記プリンタ複製設定工程は、前記オペレーティングシステムにより前記プリンタ複製設定処理を制限される場合、予め作成されたパスワードファイル内の管理者情報に基づいて管理者権限を偽装して前記プリンタ複製設定処理を行うことを特徴とする請求項15〜19のいずれかに記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  21. 前記管理者情報は暗号化されてパスワードファイルに格納されていることを特徴とする請求項20記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  22. 予め作成された定義ファイルに基づいて、プリンタドライバをインストールしてプリンタオブジェクトを登録するインストール処理を行うインストール工程と、
    前記インストール工程の開始を指示する第2の指示工程と、
    を有することを特徴とする請求項15〜21のいずれかに記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  23. 前記インストール工程は、前記インストール処理後に前記プリンタ複製設定工程の開始を指示することを特徴とする請求項22記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  24. 前記定義ファイルは、プリンタ名,プリンタドライバの名称,プリンタ使用時に用いる接続先情報,プリンタドライバ及び該プリンタドライバのインストールプログラムの所在情報を特定可能なものであり、
    前記インストール工程は、前記定義ファイルに基づいて、前記所在情報に応じて検索されるプリンタドライバのインストールプログラムを用いて前記インストール処理を行うことを特徴とする請求項22又は23記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  25. 前記インストール工程は、前記インストール処理を実行するインストールプログラムによる工程を含み、
    前記定義ファイル,前記インストールプログラムは、記録媒体に記憶されていることを特徴とする請求項22〜24のいずれかに記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  26. 前記インストール工程は、前記インストール処理を実行するインストールプログラムによる工程を含み、
    前記定義ファイル,前記インストールプログラムは、所定の通信媒体を介して取得されることを特徴とする請求項22〜24のいずれかに記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  27. 前記定義ファイルは、プリンタ名,プリンタドライバの名称,プリンタ使用時に用いる接続先情報の組を複数特定可能なものであり、
    前記インストール処理は、前記定義ファイルに基づいて、前記所在情報に応じて検索されるプリンタドライバのインストールプログラムを用いて複数のプリンタドライバをインストールさせることを特徴とする請求項22〜26のいずれかに記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  28. 前記インストール工程は、前記オペレーティングシステムにより前記インストール処理を制限される場合、前記管理者情報に基づいて管理者権限を偽装して前記インストール処理を行うことを特徴とする請求項22〜27のいずれかに記載の情報処理装置のプリンタ設定方法。
  29. 請求項15〜28のいずれかに記載された情報処理装置のプリンタ設定方法を実行するためのプログラム。
  30. 請求項15〜28のいずれかに記載された情報処理装置のプリンタ設定方法を実行するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記録媒体。
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