JP2017027277A - 情報処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】コンピュータの全てのソフトウェアの自動更新が望まれない場合がある。また、単なる下位バージョンから上位バージョンへの更新処理では不十分な場合がある。【解決手段】情報処理装置は、構造の異なる複数のデバイスドライバがインストール可能なオペレーティングシステムを備え、インストール済みのデバイスドライバと更新対象のデバイスドライバの識別子が異なる場合には、インストール済みのデバイスドライバを更新対象のデバイスドライバで更新し、両ドライバの識別子が同一でモデル情報が異なる場合には、更新対象のデバイスドライバをインストールし、両ドライバの識別子が同一でモデル情報が同一の場合には、インストール済みのデバイスドライバを更新対象のデバイスドライバで更新するかどうかをユーザに問い合わせるメッセージを表示する。【選択図】図14B

Description

本発明はホストコンピュータにインストールされ、ホストコンピュータの動作を制御するオペレーティングシステムに関するものであって、さらにホストコンピュータにインストールされる各種のアプリケーションソフトウェアの更新処理に関するものである。
従来、ホストコンピュータなどにインストールされ、ホストコンピュータの動作を制御するオペレーティングシステム(OS)は常に最新版の状態に保つように配慮されている。この場合、ネットワーク上のOSの最新版を提供するサーバ(OSサーバ)にアクセスし、最新版のOSが提供されている場合には、更新処理を実行する。また、OSサーバにはホストコンピュータにインストールされる各種のアプリケーションなどのソフトウェアなども含まれることがある。更に、更新されるソフトウェアの中には、従来のソフトウェアの構成やアーキテクチャーなどのベースの部分(以降、「世代」)が大きく変更される場合がある。
例えば、ホストコンピュータと印刷装置とがUSBなどのケーブルで接続された場合に自動でプリンタドライバがインストールされる仕組みが提供されている。さらにそのプリンタドライバが大きく異なる(アーキテクチャーなどのベースが)複数分提供されている。このような場合において、どちらのプリンタドライバをインストールするかをユーザに選択可能な内容が下記の文献1で提供されている。
特開2014-160318号公報
上述のように、ソフトウェアなどの更新情報から自動で更新処理を実行するシステムが提供されているが、ユーザは必ずしもすべてのソフトウェアが自動で更新されることを望まない、という課題がある。その理由として、ユーザが使い慣れていること、あるいは企業で厳格管理されていて導入(インストール)時に導入試験を実施していることなどが挙げられる。この課題については、更新時にユーザに更新の可否を確認するメッセージを表示する等の解決策が提示されているが、ある種のソフトウェアでは、バージョンが異なるもの同士やアーキテクチャーなどの違うもの同士などを共存させてインストール可能なものもある。このようなケースでは古いソフトウェアを新しいものに更新する方法と、古いものも新しいものも複数共存可能なインストール方法とが用意されており、利用用途に応じて使い分けることも可能である。そのため、単なる下位バージョンから上位バージョンへの更新処理では不十分である、という課題がある。
上記課題を解決するために、本発明は、構造の異なる複数のデバイスドライバがインストール可能なオペレーティングシステムを備え、さらに以下の手段を有する情報処理装置を提供する。即ち、情報処理装置にインストール済みのデバイスドライバの独自性を識別する識別子と、更新対象のデバイスドライバの対応する識別子とを比較する第1の比較手段と、インストール済みのデバイスドライバのモデルを示すモデル情報と、更新対象のデバイスドライバの対応するモデル情報とを比較する第2の比較手段と、第1及び第2の比較手段による比較に基づいて、デバイスドライバの更新を制御する手段とを有する。制御する手段は、第1の比較手段の比較により2つの識別子が異なると判断された場合に、インストール済みのデバイスドライバを更新対象のデバイスドライバで更新し、第1の比較手段の比較により2つの識別子が同一と判断され、かつ第2の比較手段の比較により2つのモデル情報が異なると判断された場合に、更新対象のデバイスドライバをインストールし、第1の比較手段の比較により2つの識別子が同一と判断され、かつ第2の比較手段の比較により2つのモデル情報が同一と判断された場合に、インストール済みのデバイスドライバを更新対象のデバイスドライバで更新するかどうかをユーザに問い合わせるメッセージを表示する。
本発明によって、柔軟なドライバソフトウェアのインストールが可能となり、ユーザの使い勝手が向上する。
システムの全体図 ホストコンピュータのブロック図 画像形成装置のブロック図 OSサーバのブロック図 プリンタドライバのモジュール構成図 プリンタドライバのインストール方法フローチャート プリントキュー登録方法フローチャート プリントキュー登録ユーザI/F プリントキュー追加ユーザI/F プリンタドライバシステム構成図 登録キューファイル プリンタ仕様記述ファイル ソフトウェア更新処理詳細フローチャート ソフトウェア更新処理フローチャート 更新対象ソフトウェアの一覧例 ソフトウェア更新処理詳細フローチャート プリンタドライバ更新処理フローチャート OSとソフトウェア世代の関係の一例 プリンタドライバ表示例 プリンタドライバ登録例 本発明の処理を表すフローチャート 本発明の処理を表すフローチャート 本発明のプリンタドライバ更新時の表示例 本発明のインストーラの表示例 本発明のプリンタドライバの登録例
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の記述中、オペレーティングシステムを「OS」と略記し、フローチャートの各ステップを「S」で表すこととする。
[システム構成]
図1Aは本発明の実施形態に係るシステムの全体図である。本システムは、情報処理装置101(以降、「ホストコンピュータ」)、オペレーティングシステムサーバ102(以降、「OSサーバ」)、及び画像形成装置103で構成され、それぞれはネットワーク100に接続されているものとする。また、ホストコンピュータ101上のOSのインストールを、CD−ROMなどの外部メディアやOSサーバ102から供給され、RAMにロードされたプログラムをCPUで実施することによって実現するものとする。OSサーバ102はネットワーク上のOSの最新版を提供するサーバであり、画像形成装置103は単体の印刷装置(プリンタ)、あるいはスキャナ機能やFAX機能も有する複合機(MFP)である。
図1Bは、ホストコンピュータ101の装置内部構成を示すブロック図である。ホストコンピュータ101において、CPU111は、RAM112に記憶されているプログラムに従って、システムバス114に接続される各デバイスを総括的に制御する。このRAM112は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等としても機能する。ROM113は、システムの基本的な各種プログラム及びデータを格納する。表示操作部I/F115は、表示操作部116への情報の表示制御を行う。また、表示操作部116は表示機能を持つと同時に、タッチパネルによりユーザからの入力を制御する。ネットワークI/F117はネットワークモジュール118の制御を行い、ネットワーク通信を実現する。外部メモリI/F119は、外部メモリ121(例えばフラッシュメモリー、Solid State Disk等)とのアクセスを制御する。外部メモリ121はOS122および各種アプリケーション126を記憶し、ホストコンピュータ101が保存または、読み取り可能な記憶媒体として機能する。
OS122は、アプリケーションを動作させるためのアプリケーションフレームワーク123、OS122が提供する各種システムプログラム124、及び各種ユーティリティ関数などを格納したライブラリ125を備える。アプリケーション126は、アプリケーション実行コードを備え、さらに、ユーザI/F制御部127と、OS122のシステムプログラム124により設定された値を取得するシステム設定取得部128を有する。また、アプリケーション126は、ユーザがアプリケーション126で設定したユーザ設定情報保存領域129と、システムプログラム124による各種設定を格納するユーザ設定情報システム保存領域130を有する。
図1Cは画像形成装置103の装置構成を示すブロック図である。CPU132は画像形成装置103の全体の動作を制御する。RAM133はCPU132の主メモリ、ワークエリア等として機能するとともに、画像情報展開領域、環境データ格納領域としても用いられる。RAM133は、NVRAM(Non−volatile RAM:不揮発性RAM)領域も備えており、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMにより、メモリ容量を拡張することができる。ROM134は、各種フォントやCPU132により実行される制御プログラム等、および各種データを記憶する。
ネットワークI/F135はホストコンピュータ101や他のネットワークに接続されたクライアント装置との間でデータの送受信を行なう。プリンタI/F138はプリンタエンジンであるプリンタ部139とのインターフェースを制御する。通信モジュールI/F141はネットワーク上の機器との通信を行うための通信モジュール142の制御を行う。外部メモリI/F140は外部メモリ143(例えばフラッシュメモリー、Solid State Disk等)とのアクセスを制御する。外部メモリ143は、画像形成を行うための印刷制御プログラム144、操作パネルの画面表示制御を行うための操作パネル制御プログラム145、通信の制御を行うための通信制御プログラム146を備える。操作部I/F136は画像形成装置103の印刷処理などを設定する操作部137とのインターフェースを制御する。操作部137にはユーザによる操作を受け付ける操作パネルが設けられ、その操作パネルには操作のためのスイッチ及びLED表示器、液晶ディスプレイ等が配置される。また、不図示のNVRAMを有し、操作パネルからの印刷設定情報を記憶するようにしてもよい。
図1DはOSサーバ102の装置内部構成を示すブロック図である。OSサーバ102において、CPU151は、RAM152に記憶されているプログラムに従って、システムバス154に接続される各デバイスを総括的に制御する。このRAM152はCPU151の主メモリ、ワークエリア等としても機能する。ROM153はシステムの基本的な各種プログラム及びデータを格納する。表示操作部I/F155は表示操作部156への情報の表示制御を行う。また、表示操作部156は表示機能を持つと同時に、タッチパネル構造によりユーザからの入力を制御する。ネットワークI/F157はネットワークモジュール158の制御を行い、ネットワーク通信を実現する。外部メモリI/F159は外部メモリ161(例えば、フラッシュメモリー、Solid State Disk等)とのアクセスを制御する。外部メモリ161は、OS162および各種アプリケーション166を記憶し、ホストコンピュータ101が保存または、読み取り可能な記憶媒体として機能する。
OS162は、アプリケーションを動作させるためのアプリケーションフレームワーク163、OS162が提供する各種システムプログラム164、及び各種ユーティリティ関数などを格納するライブラリ165を備える。アプリケーション166はアプリケーション実行コードを備え、さらに、ユーザI/F制御部167と、OS162のシステムプログラム164により設定された値を取得するシステム設定取得部168を有する。またアプリケーション166は、ユーザがアプリケーション166で設定したユーザ設定情報保存領域169と、システムプログラム164による各種設定を格納するユーザ設定情報システム保存領域170を有する。
また、外部メモリ161は、OS172や各種アプリケーションソフトウェア173等を保存するデータベース171を備える。OSサーバ102では、各ホストコンピュータ101からの更新情報の問合せを受けた場合、アプリケーション166の1つがデータベース171に保存されているOS172や各種アプリケーションソフトウェア173の更新情報を比較する。そして、必要に応じて問合せのあったホストコンピュータ101に、データベース171に保存されているソフトウェア群(172と173のいずれか、または両方)を、ネットワークモジュール158を介して送信する。
[プリンタドライバインストールおよびプリントキュー登録]
以下、更新対象として、複数種のデバイスドライバのうち、プリンタドライバを例にして動作を説明する。まず、このプリンタドライバのインストールについて説明する。
図2はインストールする際に用意されるプリンタドライバのモジュール群を示す。プリンタドライバ201は、グラフィックレンダリングモジュール202、UI制御モジュール203、プリンタ仕様記述ファイル204、色処理モジュール205、入出力制御モジュール206から構成される。なお、プリンタドライバの機能によってはこの他のモジュールから構成されることもある。
プリンタドライバの作成にはいくつかの仕方がある。例えば、1つのプリンタドライバで複数のプリンタに対応するために、グラフィックレンダリングモジュール202、およびUI制御モジュール203を複数のプリンタに対応できるように作成しておく。また、プリンタ仕様記述ファイル204に関しては、対応しているプリンタ分、プリンタドライバに同梱しておく、という方法である。このような方法では、UI制御モジュール203はプリンタ仕様記述ファイル204に合わせてUIを表示、制御する。またグラフィックレンダリングモジュール202は各プリンタに合わせたページ記述言語およびプリンタ制御コマンドを発行するような構成となる。
次に、図3を用いて、このような構成のプリンタドライバをホストコンピュータ101へインストールする手順を説明する。ユーザはプリンタドライバが格納されたCD−ROMを準備するか、ネットワーク経由でプリンタドライバインストーラを入手しているものとする。
S301においてユーザは入手したプリンタドライバインストーラを起動する。この動作をきっかけとしてS302において、インストーラはプリンタドライバモジュールを外部メモリ121の所定の場所に格納する。格納場所は印刷システムによって異なる。一例として、CUPS(Common Unix Printing System)では、「/Library/Printers/」のディレクトリ以下にベンダー毎にプリンタドライバモジュールを格納することになっている。さらにベンダー毎のディレクトリの下にさらにプリンタドライバの種類に分けて格納することも可能である。例えば、ベンダーABCのPDL1とPDL2という異なるプリンタドライバがある時、それぞれ、「/Library/Printers/ABC/PDL1/」及び「/Library/Printers/ABC/PDL2/」というディレクトリを作成する。そして、そのディレクトリ下にプリンタドライバを格納することが可能である。このようにして、S302ではプリンタドライバモジュールを外部メモリ121の上記ディレクトリに格納する。これでプリンタドライバのインストールは完了するが、実際にプリンタに出力するには、ユーザはプリンタドライバを使用してプリンタを登録する必要がある。その手順について以下説明する。
図4は、プリントキューを登録する手順を示す図である。まず、S401において、ユーザはプリントキュー登録のダイアログを開く。このステップにおいて、OS122はプリンタ登録のためのプログラムコードを外部メモリ121からRAM112に読み出して実行する。
図5は、OS122が表示するプリンタ登録ダイアログ501を示す図である。プリンタ登録ダイアログ501は、現在登録されているプリンタ一覧を表示するための登録プリントキューリスト502と、該リストで選択されているプリンタの詳細情報を表示するプリンタ詳細表示領域503を含む。また、プリンタ登録ダイアログ501は、プリントキューを登録するためのボタン504、現在登録プリントキューリスト502で選択されているプリンタを削除するためのボタン505、このダイアログを閉じるためのボタン506も含む。
次にS402において、ユーザは、プリンタ登録ダイアログ501のプリントキュー追加ボタン504をクリックする。このユーザ操作により、S403において、OS122はプリンタ追加登録のダイアログを表示する。ここで表示されたダイアログに対して、S404おいて、ユーザは必要な情報を入力し、プリンタの追加を行う。
図6はOS122が表示するプリントキュー登録ダイアログ601を示す図である。プリントキュー登録ダイアログ601において、コントロール602で接続されているプリンタのネットワークアドレス(この例ではIPアドレス)を指定し、コントロール603でプリントキューを識別するためのプリンタの名前を入力する。また、コントロール604でプリンタが設置されている場所を入力する。プリンタの名前(603)およびプリンタの場所(604)は、登録プリントキューリスト502およびプリンタ詳細表示領域503に表示する際に使用される文字列となる。コントロール605はプリントキューを登録する際に使用するプリンタドライバを指定するものである。ここでリストされるプリンタドライバは、先に説明したOS122のプリンタドライバ格納ディレクトリ(/Library/Printers)に格納されているプリンタドライバをOS122がリストする。図6の例では、アドレスが192.168.1.10、プリントキューの名前が”Printer C”、場所が”2F”、またプリンタドライバとして”ABC PDL1”を選択している状態である。この状態で追加ボタン606をクリックすると、OS122はプリントキュー追加を行う。なお、追加を行わないでこのダイアログを閉じるときはキャンセルボタン607をクリックする。
次にS405において、OS122はユーザが指定したプリントキューをシステムに登録する。このステップの処理について、図7〜図10を使用して詳細な説明を行う。
図7は既にプリンタドライバがインストールされ、さらにプリントキューが登録された状態を示すシステムブロック図である。図7において、グラフィックレンダリングモジュール703は前述した手順によりOS122の所定のディレクトリ(/Library/Printers/)にインストールされたプリンタドライバのグラフィックレンダリングモジュール202である。同様に、UI制御モジュール705は、インストールされたプリンタドライバのUI制御モジュール203である。色処理モジュール704は、インストールされたプリンタドライバの色処理モジュール205である。入出力制御モジュール708は、インストールされたプリンタドライバの入出力制御モジュール206である。また、プリンタ仕様記述ファイル706は、インストールされたプリンタドライバのプリンタ仕様記述ファイル204である。バックエンドモジュール707はOS122が提供するものであり、グラフィックレンダリングモジュール703が生成した印刷データをプリンタへそのデータを送信するための入出力制御モジュール708へ受け渡しするためのモジュールである。また、プリントキュー登録情報709、プリンタ仕様記述ファイル710、プリンタ設定ファイル711は、図4のプリンタ登録の過程でOS122が生成するものであり、以下その詳細を説明する。
S405において、OS702はプリンタ追加ダイアログの情報を集め、プリンタの登録作業を行う。この登録は以下のように実行される。
図8は登録するプリントキューの情報が記述されたファイル(マークアップ言語)を示す図である。該ファイルでは、プリントキューの識別子801は、プリンタ名とアンダースコアで続けてプリンタのアドレスを記述し、識別子802はプリンタの名前を記述し、識別子803は場所を記述する。識別子804は実際のプリントキューの記述を行っており、この例ではlpdプロトコルにより192.168.1.10のアドレスに送信することとなる。識別子805はこのプリンタが使用するプリンタドライバ名(ここではABC PDL1)を記述し、識別子806はこのプリンタの記述が終了することを示す。図7のOS702は、S405においてこの記述を作成し、このプリンタの登録情報を外部メモリ121の所定のファイルに追記する。所定のファイルとは、たとえばCUPSシステムでは、/etc/cups/ディレクトリに格納されているprinters.confファイルである。これがプリントキュー登録情報709となる。なお、複数のプリントキューが登録されている場合、printers.confにはそのプリントキュー分、それぞれの対応するプリンタに対して図8の記述が繰り返されることになる。
このようにして、S405において、OS702はプリンタ仕様記述ファイル706をシステムに登録する。図7において、OS702はプリンタドライバのUI制御モジュール705から登録するプリンタのプリンタ仕様記述ファイル706を取得し、プリントキューごとに用意されたシステム所定の箇所(プリンタ仕様記述ファイル710)に登録する。
プリンタ仕様記述ファイル706の登録の方法を説明する前に、当該ファイルそのものの説明を行う。図9はプリンタ仕様記述ファイル706の一例を示す図である。このファイルはプリンタの仕様記述フォーマットに沿って記述される。以下、フォーマットも踏まえながら説明する。
図9のファイルにおいて、識別子901はコメントを記述し(行頭が“*%“)、識別子902はベンダー名を記述し、識別子903はこのプリンタ仕様記述ファイル706が対応するプリンタ名を記述する。また、識別子904はこのプリンタ仕様記述ファイル706が対応するページ記述言語を記述し、識別子905はプリンタドライバのバージョンを記述する。この後、このプリンタの機能仕様が記述される。機能仕様は、*OpenUIの行から*CloseUIの行までが1つの機能となっている。*OpenUIの後には“*“を先頭に付加した機能名、機能名の後には“:“で区切り、その機能を選択する際の種類を示す。この種類には、“PickOne“と“Boolean“があり、“PickOne“は選択肢の中から1つを選択する機能であることを表し、“Boolean“はこの機能がOn/Offで制御されることを表す。
識別子906は、*PageSizeという機能があり、この機能は選択肢の中から1つを選択するものであることを表す。識別子906の次の行にはこの機能のデフォルト値を記述する。この行は“*Default“で始まり、続けて前の行で定義した機能名を付加する。この行では、PageSizeという機能のデフォルトがA4であることを示す。次の行から識別子910の*CloseUIのところまでは、この機能の選択肢を1行に1選択肢として記述する。たとえば識別子908では、PageSizeの選択肢の1つとしてA3があることを表す。なお、これはページサイズを選択する機能を記述しており、ページサイズは選択肢が多いため途中を省略している。この機能の最後の記述は識別子910であり、*CloseUIの後に*OpenUIで記述した機能名を記述する。これで1つの機能が表現される。次の識別子911〜916はもう1つの機能の記述である。重複する説明は省略するが、このブロックでは、Duplexという機能があり、どれか1つの選択肢を選択するものであり、選択肢はNone、Simplex、Duplexから選択することを表す。実際にはこれは両面印刷指定の機能を表現したものであり、Noneは指定しないため、プリンタのデフォルト設定に従い、Simplexは片面、Duplexは両面印刷を意味する。
次に、図7のOS702がこのプリンタ仕様記述ファイル706を登録する方法について説明する。OS702は、プリンタに対応するプリンタ仕様記述ファイル706をUI制御モジュール705から取得し、システムの所定の場所に格納する。図10に格納場所とそのファイルを示す。格納場所は外部メモリ121の「/etc/cups/ppd/」ディレクトリ(1001)、格納するファイルはファイル名「プリンタ名+アンダースコア+プリンタアドレス」(1002、1003、1004)を持つファイルとする。ここで追加したプリンタ仕様記述ファイル710は、行1004の“PrinterC_192.168.1.10_.ppd“である。図7において、OS702はプリンタ仕様記述ファイル706をプリンタ仕様記述ファイル710に格納していることを示す。
以上説明した処理により、プリントキューの登録が完了する。
[ソフトウェアの更新方法]
図11、図12A、図12Bを用いて、本発明に係る、ホストコンピュータ101内のソフトウェアの更新方法の一例を説明する。
図11に示す処理において、まずユーザがホストコンピュータ101の電源を入れるなどして、起動操作を行う(S1101)。これにより、ROM113などに記憶されているシステムBIOS、ブートローダーなどが順に起動され、OS122が起動される(S1102)。OS122は起動後、ネットワーク100上のOSサーバ102に記憶されているOS172やアプリケーションソフトウェア173の更新情報を問合せる(S1103)。OS122は、更新情報があるかどうかを判断し(S1104)、更新情報がある場合は、OSサーバ102からOS172やアプリケーションソフトウェア173の更新版をダウンロードし、インストールする(S1105)。この更新処理は更新されるソフトウェアの数の分だけ繰り返される。OS122は、更新が完了したかどうかを判断し(S1106)、未完了の場合はS1105に戻り、完了の場合はOS起動を完了する(S1107)。また、S1104で更新情報がないと判断した場合、更新処理を行なわずにOS起動を完了する(S1107)。なお、更新処理(S1105)の詳細処理フローについては、以下、図12Bを用いて説明する。
図12Aに更新されるソフトウェアの一覧の一例を示す。本図には更新処理を順に行なうための便宜的な番号1201、それに紐づくソフトウェア名称1202とバージョン番号1203を示すが、その他にインストールするためのファイル名なども一覧情報として含まれる(不図示)。
図12Bの更新処理の詳細フローにおいて、まず、更新処理を各ソフトウェアに対して行なうかどうかを判断するための処理番号N(初期値はN=1)が付与される(S1211)。OS122は、図12Aに示す一覧の中で番号1201が「1」のソフトウェア(本例では「ワープロ」)について、既にホストコンピュータ101にインストールされているかどうかを判断する(S1212及びS1213)。OS122は、当該ソフトウェアがインストールされていない場合、新規にインストールし(S1214)、既にインストールされている場合、そのソフトウェアの更新処理を行う(S1215)。なお、更新処理とは、インストール済みのソフトウェアをアンインストールしてから、取得したソフトウェアをインストールする処理でも良いし、ファイルを置き換える(上書きする)処理でも良い。
S1216では、OS122は、更新処理対象のソフトウェア番号に1を追加し、他に更新対象となるソフトウェアがあるかどうかを判断する(S1217)。OS122は、更新対象のソフトウェアがある場合はS1212に戻って処理を続行し、更新対象のソフトウェアがない場合は更新処理を終了する。なお、S1214で新規インストールした後は、処理はS1217に進む。
なお、OSサーバ102上のOS172やアプリケーションソフトウェア173をホストコンピュータ101上で更新対象とするかどうかは、種々の情報から判断する。例えば、ファイルの時間情報や内部に記録されているソフトウェア名称、バージョン情報などから判断する。
[プリンタドライバ更新処理]
図13を用いて、OS122におけるプリンタドライバの更新処理の一例を説明する。まずOS122は、プリンタドライバ201のインストール処理の開始後、該ドライバに紐づく機器を識別する識別子(例えば、機器IDなど)がインストール済みのプリンタドライバ201の対応識別子と同じかどうかを判別する(S1301)。OS122は、両プリンタドライバ201の識別子が同一の場合は、両者のモデル名称が同一かどうかを判断する(S1302)。この処理では、例えば、図5の503の「種類」(同図では“ABC PDL1”)が同じかどうかが判断される。モデル名称が同一の場合は、OS122は、両者は同じプリンタドライバであると判断し、更新してよいかどうかの選択をホストコンピュータ101のユーザに対して促すメッセージなどを表示する(S1303)。OS122は、ユーザが更新を希望しない場合(S1304でNO、例えば、S1303で表示するメッセージ画面で不図示の「キャンセル」または「No」ボタンをユーザがクリックした時)は、プリンタドライバ201の更新処理を行わない(S1306)。一方、S1301で識別子が異なる場合、あるいはS1302でモデル名称が異なる場合は、OS122はプリンタドライバ201の更新処理を行なう(S1305)。また、この更新処理は、S1304でユーザが更新を希望する場合(S1304でYES、例えば、上記画面で不図示の「更新」または「OK」ボタンをユーザがクリックした時)も実行される(S1305)。
なお、上記プリンタドライバ更新処理は、OSサーバ102からダウンロードされたソフトウェア群からのインストールの場合に限らない。例えば、プリンタドライバ201のインストーラでインストールする場合が可能である。また、ホストコンピュータ101にUniversal Serial Bus(以降、「USB」)ケーブルで画像形成装置103が接続された時にOS122が提供するプラグアンドプレイによるインストールの場合も可能である。
[OSとソフトウェアアーキテクチャー]
昨今、OSの進化は激しく、その進化に応じて、OSの配下で動作するソフトウェアの構造、アーキテクチャーなども進化する必要がある。図14Aに、OS122の進化の過程と、そのOS環境で動作するソフトウェアのアーキテクチャーの世代の一例を示す。同図に示すように、バージョン(図では“Ver”と表記)NのOSでは第6世代と第7世代のソフトウェアの双方が動作するが、N−1のOSでは第6世代のソフトウェア、将来のバージョンN+1のOSでは第7世代のソフトウェアしか動作しない。
図14Bはプリンタドライバの一例を示す図である。バージョンNのOSにインストール可能なプリンタドライバの中には、アーキテクチャーが異なるという理由で、モデル名称を変えたものも提供されている。画面1410はインストール済みの全てのプリントキューを表示する画面の一例である(この画面はOS122が用意するもので、図5の501と同義のものである)。この画面は、プリンタドライバ1411は第6世代(図では“Gen”と表記)、プリンタドライバ1412は第7世代のプリンタドライバであることを示している。また、この画面は、OS122には“A”というプリンタに対して、2つの世代のプリンタドライバがインストールされていることを示している。
図14CはプリンタドライバがOS122に登録される場合の登録情報の一例を示す図である。同図において、項目1421は機器の独自性を識別する識別子(例えば機器ID)、項目1422はプリンタドライバのモデル名称(モデル情報)、項目1423はプリンタドライバの世代番号(世代情報)を表す。
上記のような環境において、本発明に係る処理を図15のフローチャートを用いて説明する。まず、OS122は、プリンタドライバ201のインストール処理の開始後、当該ドライバとインストール済みのプリンタドライバ201の識別子を比較し、2つの識別子が同一かどうか判別する(S1501、第1の比較手段)。この識別子はそれぞれのドライバに紐づく機器を識別するためのものである(図14Cの1421)。OS122は、当該識別子が同一の場合は、両プリンタドライバ201のモデル名称(図14Cの1422)を比較し、2つのモデル名称が同一かどうか判断する(S1502、第2の比較手段)。この処理では、例えば、図5の503の「種類」(同図では“ABC PDL1”)が同じかどうか判断される。モデル名称が同一の場合、OS122は両者は同じプリンタドライバであると判断する。
次に、OS122は、インストール元の(OSにインストール済みの)プリンタドライバ201と更新対象のプリンタドライバ201の世代番号(図14Cの1423)を比較し、両ドライバが同じ世代のものかどうかを判断する(S1503、第3の比較手段)。両者が同じ世代の場合はS1507に移行する。一方、両者が同じ世代でない場合、OS122は、インストール元のプリンタドライバ201が第6世代で、且つ更新対象のプリンタドライバ201が第7世代のものかどうか判断する(S1504)。第6世代から第7世代への更新の場合は、OS122は、更新してよいかどうかの選択をホストコンピュータ101のユーザに対して促すメッセージなどを表示する(S1505)。OS122はこのメッセージに対するユーザの指示に応答して、更新処理を行なうかどうか判断する。即ち、ユーザが更新を希望しない場合(S1506でNO、例えばS1505で表示するメッセージ画面で不図示の「キャンセル」または「No」ボタンをユーザがクリックした時)は、OS122はプリンタドライバ201の更新処理を行わない(S1508)。一方、ユーザが更新を希望する場合(S1506でYES、例えば上記画面で不図示の「更新」または「OK」ボタンをユーザがクリックした時)は、OS122はプリンタドライバ201の更新処理を行なう(S1507)。さらに、S1501で識別子が異なる場合、S1503で世代が同一の場合、あるいはS1504で第6世代から第7世代への更新でない場合にも、OS122はプリンタドライバ201の更新処理を行なう(S1507)。
上述のように、プリンタドライバ201の世代番号(世代情報)を考慮した処理を行なうことにより、世代番号の異なるプリンタドライバ201が存在する場合にも、自動で更新するか、あるいはユーザの判断を待って更新することが可能となる。
S1502でモデル名称が異なる場合、OS122は、元の(インストール済みの)プリンタドライバを削除してよいかどうかの選択をユーザに促すメッセージを表示し、ユーザの選択により削除するかどうかを判断する(S1509)。OS122は、ユーザが削除を希望する場合(例えば、S1509で表示したメッセージ画面で不図示の「削除」または「OK」ボタンをユーザがクリックした時)は、元の(インストール済みの)プリンタドライバの削除処理を行う(S1510)。一方、ユーザが削除を希望しない場合(例えば、上記画面で不図示の「キャンセル」または「NO」ボタンをユーザがクリックした時)は、OS122は、インストール対象のプリンタドライバをインストールする(S1511)。後者の場合は、同じプリンタに対して異なるプリンタドライバをインストールすることになる。
次に、図16を用いて、プリンタドライバの更新処理をプリンタドライバ単位ではなく、プリントキュー502単位で行なうフローを説明する。なお、S1601〜S1604の処理は図15のS1501〜S1504と同様であり、S1613〜S1615の処理は図15のS1509〜S1511と同様なので、説明を省略する。
OS122は、S1604で第6世代から第7世代への更新であると判断した場合、該当するプリンタドライバに対するキューごとの更新処理を選択させるため、カウントNを付与し(初期値はN=1)、N番目のキューから選択処理を開始する(S1605)。ここで、OS122は、N番目のキューが存在するかどうかを判断する(S1606)。N番目のキューが存在していれば、OS122はそのキューに対して、更新処理をしてよいかどうかの選択をホストコンピュータ101のユーザに対して促すメッセージなどを表示する(S1607)。ユーザが更新を希望しない場合(S1608でNO、例えばS1607で表示するメッセージ画面で不図示の「キャンセル」、または「NO」ボタンをユーザがクリックした時)は、OS122はプリンタドライバ201の更新処理を行なわない(S1610)。ユーザが更新を希望する場合(S1608でYES、例えば上記画面で不図示の「更新」または「OK」ボタンをユーザがクリックした時)は、OS122はプリンタドライバ201の更新処理を行なう(S1612)。ここで、OS122はカウントを1つ上げて(S1611)、S1606に戻る。
一方、S1601で識別子が異なる場合、S1603で世代が同一の場合、およびS1604で第6世代から第7世代への更新でない場合も、OS122はプリンタドライバ201の更新処理を行う(S1609)。
なお、1番目のキューにおけるS1607の処理において、図17に示す画面を表示するようにしてもよい。画面1700では、複数存在するキューを持つプリンタドライバに対し、該当するキューを列挙してまとめて更新処理をするか、キューごとに更新処理するかを選択することができる。画面1700の「いいえ」ボタン1701がクリックされると、図16で説明したように、キューごとのドライバ更新処理を行うが、「はい」ボタン1703がクリックされると該当するプリントキュー全てに対して更新処理を行う。ここで「キャンセル」ボタン1702がクリックされるとS1610の処理となる。
また、OS122におけるプリンタドライバの登録情報として、OSサーバ102からのダウンロード等で、自動で更新処理する際の自動更新を許可するかどうかを示すフラグ(不図示)を用意しても良い。この環境においてプリンタドライバのインストールでの必要な項目の入力(S404)で表示するプリンタドライバインストーラの画面表示例を図18Aに示す。画面1800で「自動更新対象としない」チェックボックス1801がチェックされ、「次へ」ボタン1803がクリックされ、インストールが行われると、上記フラグを立てることで、OS122におけるプリンタドライバの更新対象から除外される。この場合、例えば、図15や図16における更新対象から除外したり、図17のリストに表示しないなどの処理を行う。図18Bに示すように、自動更新の設定はプリントキューごとに可能であるため、インストールされたプリンタドライバはキューごとに更新の可、不可が設定可能になる。
なお、本実施例では第6世代と第7世代のプリンタドライバで説明したが、これは一例であり、判断基準は古い世代と新しい世代との関係や、アーキテクチャーが異なるプリンタドライバであると判断する情報があるプリンタドライバ間の関係であっても良い。
なお、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 情報処理装置
111 制御する手段(CPU)
122 オペレーティングシステム
201 デバイスドライバ(プリンタドライバ)
S1501 第1の比較手段
S1502 第2の比較手段
S1503〜S1504 第3の比較手段
1421 識別子
1422 モデル情報
1423 世代情報

Claims (12)

  1. 構造の異なる複数のデバイスドライバがインストール可能なオペレーティングシステムを備える情報処理装置であって、
    前記情報処理装置にインストール済みのデバイスドライバの独自性を識別する識別子と、更新対象のデバイスドライバの対応する識別子とを比較する第1の比較手段と、
    前記インストール済みのデバイスドライバのモデルを示すモデル情報と、前記更新対象のデバイスドライバの対応するモデル情報とを比較する第2の比較手段と、
    前記第1及び第2の比較手段による比較に基づいて、デバイスドライバの更新を制御する手段とを有し、
    前記制御する手段は、
    前記第1の比較手段の比較により前記2つの識別子が異なると判断された場合に、前記インストール済みのデバイスドライバを前記更新対象のデバイスドライバで更新し、
    前記第1の比較手段の比較により前記2つの識別子が同一と判断され、かつ前記第2の比較手段の比較により前記2つのモデル情報が異なると判断された場合に、前記更新対象のデバイスドライバをインストールし、
    前記第1の比較手段の比較により前記2つの識別子が同一と判断され、かつ前記第2の比較手段の比較により前記2つのモデル情報が同一と判断された場合に、前記インストール済みのデバイスドライバを前記更新対象のデバイスドライバで更新するかどうかをユーザに問い合わせるメッセージを表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、前記第1の比較手段の比較により前記2つの識別子が同一と判断され、かつ前記第2の比較手段の比較により前記2つのモデル情報が同一と判断された場合に、前記インストール済みのデバイスドライバの世代を表す世代情報と、前記更新対象のデバイスドライバの対応する世代情報とを比較する第3の比較手段をさらに有し、
    前記制御する手段は、
    前記第3の比較手段の比較により前記2つの世代情報が同一と判断された場合は、前記インストール済みのデバイスドライバを前記更新対象のデバイスドライバで更新し、
    前記第3の比較手段の比較により前記2つの世代情報が異なると判断された場合は、前記メッセージを表示することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記制御する手段は、前記メッセージに対するユーザの指示が更新を選択する場合は、前記インストール済みのデバイスドライバを前記更新対象のデバイスドライバで更新し、前記指示が更新を選択しない場合は、更新処理を行なわないことを特徴とする、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御する手段は、前記第1の比較手段の比較により前記2つの識別子が同一と判断され、かつ前記第2の比較手段の比較により前記2つのモデル情報が異なると判断された場合に、前記更新対象のデバイスドライバをインストールする際に、前記インストール済みのデバイスドライバを削除するかどうかをユーザに問い合わせる第2のメッセージを表示することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御する手段は、前記第2のメッセージに対するユーザの指示が削除を選択する場合、前記インストール済みのデバイスドライバを削除して前記更新対象のデバイスドライバをインストールすることを特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御する手段は、前記第1の比較手段の比較により前記2つの識別子が同一と判断され、かつ前記第2の比較手段の比較により前記2つのモデル情報が同一と判断された場合、プリントキューごとにデバイスドライバの更新処理を行なうかどうかをユーザに問い合わせる第3のメッセージを表示することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御する手段は、1つのデバイスドライバに対する全てのプリントキューをまとめて更新するかどうかをユーザに問い合わせる第4のメッセージを表示することを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御する手段は、それぞれのデバイスドライバについて、自動で更新するかどうかをユーザに問い合わせる第5のメッセージを表示することを特徴とする、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御する手段は、外部のサーバまたは画像形成装置から提供されるソフトウェアに基づいて、前記デバイスドライバを更新することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記デバイスドライバはプリンタドライバであることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 構造の異なる複数のデバイスドライバがインストール可能なオペレーティングシステムを備える情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記オペレーティングシステムは、
    前記情報処理装置にインストール済みのデバイスドライバの独自性を識別する識別子と、更新対象のデバイスドライバの対応する識別子とを比較する第1の比較ステップと、
    前記インストール済みのデバイスドライバのモデルを示すモデル情報と、前記更新対象のデバイスドライバの対応するモデル情報とを比較する第2の比較ステップと、
    前記第1及び第2の比較ステップによる比較に基づいて、デバイスドライバの更新を制御するステップとを有し、
    前記制御するステップは、
    前記第1の比較ステップにおいて前記2つの識別子が異なると判断された場合に、前記インストール済みのデバイスドライバを前記更新対象のデバイスドライバで更新し、
    前記第1の比較ステップにおいて前記2つの識別子が同一と判断され、かつ前記第2の比較ステップにおいて前記2つのモデル情報が異なると判断された場合に、前記更新対象のデバイスドライバをインストールし、
    前記第1の比較ステップにおいて前記2つの識別子が同一と判断され、かつ前記第2の比較ステップにおいて前記2つのモデル情報が同一と判断された場合に、前記インストール済みのデバイスドライバを前記更新対象のデバイスドライバで更新するかどうかをユーザに問い合わせるメッセージを表示することを特徴とする情報処理方法。
  12. コンピュータを、請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
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