JP2705582B2 - ファイル遠隔操作方式 - Google Patents

ファイル遠隔操作方式

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JP2705582B2
JP2705582B2 JP6185343A JP18534394A JP2705582B2 JP 2705582 B2 JP2705582 B2 JP 2705582B2 JP 6185343 A JP6185343 A JP 6185343A JP 18534394 A JP18534394 A JP 18534394A JP 2705582 B2 JP2705582 B2 JP 2705582B2
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洋一郎 古賀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のコンピュータを使
用しているオフィス等に好適なファイル遠隔操作方式に
関し、より具体的には、所望のファイル操作を行うアプ
リケーションプログラムの稼動するコンピュータとは別
のコンピュータから前記コンピュータに対してファイル
の操作指示を出すことができるファイル遠隔操作方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを複数台利用するオ
フィス等が急増している。しかし、必ずしも複数台のコ
ンピュータを有機的に関連させているとは限らず、各々
のコンピュータが全く独立していることも多い。
【0003】図18は、複数台のコンピュータを使用し
ているケースの一例であり、3台のコンピュータ1’,
2’,3’を独立に使用している。各コンピュータ
1’,2’,3’は、それぞれ中央処理装置11’,2
1’,31’,ハードディスク装置等の外部記憶装置1
2,22,32,CRT13,23,33,キーボード
14,24,34から構成され、それぞれオペレーティ
ングシステムOS1,OS2,OS3が搭載されてい
る。また、コンピュータ1’の外部記憶装置12にはオ
ペレーティングシステムOS1上で動作するアプリケー
ションプログラムAP1とこのアプリケーションプログ
ラムAP1の処理対象となるファイルF1とが格納さ
れ、コンピュータ2’の外部記憶装置22にはオペレー
ティングシステムOS2上で動作するアプリケーション
プログラムAP2とこのアプリケーションプログラムA
P2の処理対象となるファイルF2とが格納され、コン
ピュータ3’の外部記憶装置32にはオペレーティング
システムOS3上で動作するアプリケーションプログラ
ムAP3とこのアプリケーションプログラムAP3の処
理対象となるファイルF3とが格納されている。
【0004】このようなコンピュータ利用環境におい
て、或るファイルの処理を行う場合、利用者は以下のよ
うな手順を踏む必要があった。
【0005】(1)そのファイルを処理するアプリケー
ションプログラムを特定すると共に、この特定したアプ
リケーションプログラムの稼動するコンピュータを特定
する。 (2)そのコンピュータの設置されている場所まで出向
く。 (3)そのコンピュータのキーボードから、該当するア
プリケーションプログラムにそのファイルを処理させる
ために必要な操作手順を入力する。
【0006】従って、今、ファイルF1を処理すること
を考えると、利用者は、(1)ファイルF1を処理する
アプリケーションプログラムとしてアプリケーションプ
ログラムAP1を特定すると共に、それが稼動するコン
ピュータとしてコンピュータ1’を特定し、(2)コン
ピュータ1’の設置場所まで移動し、(3)コンピュー
タ1’のキーボード14からアプリケーションプログラ
ムAP1にファイルF1を処理させるために必要な操作
手順を入力する、という作業を行うことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにコンピ
ュータを複数使用する環境においてファイルを操作する
場合、従来は、利用者自身がアプリケーションプログラ
ム,コンピュータを特定し、更に、そのコンピュータま
で出向いて必要な操作手順を入力しなければならず、作
業の効率が良くないという問題点があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たものであり、その目的は、ファイルを操作するアプリ
ケーションプログラム,それが動作するコンピュータ,
その操作手順を利用者が意識しなくてもファイル名を入
力するだけでファイルに対する操作が行え、然もそのコ
ンピュータの設置場所まで出向く必要もないファイル遠
隔操作方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、以下の(A),(B)のような構成を採
用している。 (A)各ファイル名対応に、そのファイル名を持つファ
イルおよび該ファイルを操作するアプリケーションプロ
グラムが存在するコンピュータの名前と該コンピュータ
上の前記アプリケーションプログラムに前記ファイルを
処理させる際に必要な操作手順とを含むファイル属性情
報を登録したファイル属性記憶手段と、入力装置と、該
入力装置から入力されたファイル名をキーにして前記フ
ァイル属性記憶手段からファイル属性情報を検索するフ
ァイル属性検索手段と、該ファイル属性検索手段で検索
して得られたファイル属性情報中の名前のコンピュータ
に対して前記検索で得られたファイル属性情報中の操作
手順を送信するファイル操作クライアントとを備え、且
つ、前記ファイル操作クライアントから操作手順を受信
する複数のコンピュータの各々に、前記ファイル操作ク
ライアントから送信されてきた操作手順に従って自コン
ピュータ上のアプリケーションプログラムに自コンピュ
ータ上に存在するファイルを処理させるファイル操作サ
ーバを備える構成。 (B)各ファイル名対応に、そのファイル名を持つファ
イルを操作するアプリケーションプログラムが存在する
コンピュータの種類を定める情報および該コンピュータ
上の前記アプリケーションプログラムに前記ファイルを
処理させる際に必要な操作手順を含むファイル属性情報
を登録したファイル属性記憶手段と、コンピュータの種
類を定める情報毎に、利用可能なコンピュータの名前を
登録した利用可能コンピュータ記憶手段と、入力装置
と、転送対象となるファイルを格納するファイル格納手
段と、前記入力装置から入力されたファイル名をキーに
して前記ファイル属性記憶手段からファイル属性情報を
検索するファイル属性検索手段と、該ファイル属性検索
手段で検索して得られたファイル属性情報中のコンピュ
ータの種類を定める情報に対応する利用可能なコンピュ
ータの名前を前記利用可能コンピュータ記憶手段から検
索し、該検索した名前のコンピュータに対して、前記入
力装置から入力されたファイル名を持つ前記ファイル格
納手段に格納されたファイルを送信すると共に前記ファ
イル属性検索手段の検索で得られたファイル属性情報中
の操作手順を送信するファイル操作クライアントとを備
え、且つ、前記ファイル操作クライアントからファイル
および操作手順を受信する複数のコンピュータの各々
に、前記ファイル操作クライアントから送信されてきた
ファイルを記憶装置に格納すると共に、送信されてきた
操作手順に従って自コンピュータ上のアプリケーション
プログラムに前記格納したファイルを処理させるファイ
ル操作サーバを備える構成。
【0010】
【作用】構成(A)のファイル遠隔操作方式において
は、ファイル属性記憶手段が、各ファイル名対応に、そ
のファイル名を持つファイルおよびそのファイルを操作
するアプリケーションプログラムの存在するコンピュー
タの名前とそのコンピュータ上で前記アプリケーション
プログラムに前記ファイルを処理させる際に必要な操作
手順とを含むファイル属性情報を保持しており、利用者
が入力装置からファイル名を入力すると、ファイル属性
検索手段が、入力されたファイル名をキーにしてファイ
ル属性記憶手段からファイル属性情報を検索し、ファイ
ル操作クライアントが、ファイル属性検索手段で検索し
て得られたファイル属性情報中の名前のコンピュータに
対して、そのファイル属性情報中の操作手順を送信す
る。複数のコンピュータの各々にはファイル操作サーバ
が備えられており、前記ファイル操作クライアントから
操作手順を受信したコンピュータのファイル操作サーバ
は、その操作手順に従って自コンピュータ上のアプリケ
ーションプログラムを起動することにより、利用者が指
定したファイルをそのアプリケーションプログラムに処
理させる。
【0011】構成(B)のファイル遠隔操作方式におい
ては、ファイル属性記憶手段が、各ファイル名対応に、
そのファイル名を持つファイルを操作するアプリケーシ
ョンプログラムが存在するコンピュータの種類を定める
情報および該コンピュータ上の前記アプリケーションプ
ログラムに前記ファイルを処理させる際に必要な操作手
順を含むファイル属性情報を保持すると共に、利用可能
コンピュータ記憶手段が、コンピュータの種類を定める
情報毎に、利用可能なコンピュータの名前を保持してい
る。利用者が転送対象となるファイルをファイル格納手
段に格納し、入力装置からファイル名を入力すると、フ
ァイル属性検索手段が、入力装置から入力されたファイ
ル名をキーにしてファイル属性記憶手段からファイル属
性情報を検索し、ファイル操作クライアントが、ファイ
ル属性検索手段で検索して得られたファイル属性情報中
のコンピュータの種類を定める情報に対応する利用可能
なコンピュータの名前を利用可能コンピュータ記憶手段
から検索し、その名前のコンピュータに対して、入力さ
れたファイル名を持つファイル格納手段に格納されたフ
ァイルを送信すると共にファイル属性検索手段の検索で
得られたファイル属性情報中の操作手順を送信する。フ
ァイル操作クライアントからファイルおよび操作手順を
受信したコンピュータのファイル操作サーバでは、ファ
イルを記憶装置に格納すると共に、送信されてきた操作
手順に従って自コンピュータ上のアプリケーションプロ
グラムに前記格納したファイルを処理させる。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0013】図1は本発明を適用したコンピュータシス
テムの一例を示すブロック図である。この例のコンピュ
ータシステムは、3台のコンピュータ1,2,3上での
ファイル操作を、別の1台のコンピュータ4からファイ
ル名を指定するだけで指示できるようにしたものであ
る。
【0014】コンピュータ1,2,3は、それぞれ中央
処理装置11,21,31,ハードディスク装置等の外
部記憶装置12,22,32,CRT13,23,3
3,キーボード14,24,34から構成され、それぞ
れオペレーティングシステムOS1,OS2,OS3が
搭載されている。また、コンピュータ1の外部記憶装置
12にはオペレーティングシステムOS1上で動作する
アプリケーションプログラムAP1とこのアプリケーシ
ョンプログラムAP1の処理対象となるファイルF1と
が格納され、コンピュータ2の外部記憶装置22にはオ
ペレーティングシステムOS2上で動作するアプリケー
ションプログラムAP2とこのアプリケーションプログ
ラムAP2の処理対象となるファイルF2とが格納さ
れ、コンピュータ3の外部記憶装置32にはオペレーテ
ィングシステムOS3上で動作するアプリケーションプ
ログラムAP3とこのアプリケーションプログラムAP
3の処理対象となるファイルF3とが格納されている。
更に、各コンピュータ1,2,3の中央処理装置11,
21,31には、通信線L1,L2,L3を通じてコン
ピュータ4と通信するための通信手段111,211,
311とファイル操作サーバ112,212,312と
が搭載されている。
【0015】他方、コンピュータ4は、中央処理装置4
1,ハードディスク装置等で構成されたファイル属性記
憶手段42,CRT44,キーボード45で構成され、
中央処理装置41には、図示しないオペレーティングシ
ステム上で動作するユーザアプリケーションプログラム
(以下、ユーザアプリケーションと称す)5,ファイル
属性サーバ6,エンティティ7およびコンピュータ1,
2,3と通信するための通信手段8とが搭載されてい
る。また、エンティティ7は、ファイル属性クライアン
ト71およびファイル操作クライアント72で構成され
ている。
【0016】ここで、本実施例では、各コンピュータ
1,2,3,4は同種のコンピュータを前提としている
が、ハードウェアやオペレーティングシステムが相違す
る異なる機種のコンピュータであっても良い。
【0017】ファイル属性記憶手段42には、例えば図
2に示すように、図1における各コンピュータ1,2,
3に存在するファイルF1,F2,F3毎に、そのファ
イル名と、そのファイルを操作するアプリケーションプ
ログラムAP1,AP2,AP3の動作するコンピュー
タ1,2,3の名前と、そのコンピュータ1,2,3上
でそのアプリケーションプログラムAP1,AP2,A
P3にファイルF1,F2,F3を処理させる際に必要
な操作手順とが登録されている。ここで操作手順には、
例えば、コンピュータ1においてアプリケーションプロ
グラムAP1にファイルF1を処理させる場合、起動す
べきアプリケーションプログラムAP1の名前と処理す
べきファイルF1の名前とをパラメータで指定した特定
のコマンドCM1を投入する必要がある場合、その操作
手順通りに、「CM1,アプリケーションプログラムA
P1の名前,ファイルF1の名前」といった記述が設定
されている。
【0018】ユーザアプリケーション5は、ファイル遠
隔操作に関してCRT44およびキーボード45を利用
する利用者とエンティティ7との間に介在し、キーボー
ド45から種々の要求やデータを受け付けてエンティテ
ィ7に伝達したり、逆にエンティティ7からのメッセー
ジ等をCRT44に表示するといった処理を行う。
【0019】エンティティ7のファイル操作クライアン
ト72は、ファイル遠隔操作の主たる処理を司る部分
で、キーボード45から入力されたファイル名に基づく
ファイル遠隔操作機能等を有している。
【0020】エンティティ7のファイル属性クライアン
ト71は、ファイル属性サーバ6と共にクライアント/
サーバ方式でファイル属性記憶手段42を管理するもの
で、請求項でいうファイル属性検索手段を構成してい
る。そのうちファイル属性クライアント71は、利用者
によるファイル属性記憶手段42へのファイル属性情報
の登録,更新,削除,検索の要求の受け付け等を行い、
ファイル属性サーバ6は、ファイル属性記憶手段42に
対するファイル属性情報の登録,更新,削除,検索を実
際に司っている。
【0021】図3および図4はユーザアプリケーション
5の処理例を示すフローチャート、図5はファイル操作
クライアント72の処理例を示すフローチャート、図6
はファイル属性クライアント71の処理例を示すフロー
チャート、図7はファイル属性サーバ6の処理例を示す
フローチャート、図8は各コンピュータ1,2,3のフ
ァイル操作サーバ112,212,312の処理例を示
すフローチャートである。以下、各図を参照して本実施
例の動作を説明する。
【0022】ファイル遠隔操作を開始するに際しては、
事前に、ファイル属性記憶手段42にファイル属性情報
を登録しておく必要がある。これは、以下のようにして
行われる。
【0023】『ファイル属性情報の登録等』利用者がコ
ンピュータ4のキーボード45からファイル属性管理の
開始を指示すると、ユーザアプリケーション5は図3に
示すファイル属性管理処理を開始し、先ず、ファイル属
性情報を登録するのか、更新するのか、削除するのかを
選択するためのファイル属性管理メニューをCRT44
に表示し、利用者の選択を待つ(S1)。
【0024】利用者がキーボード45の操作で「登録」
を選択すると、ユーザアプリケーション5はステップS
2でこれを判別してステップS3に進み、利用者がキー
ボード45を操作して登録すべきファイル属性情報(フ
ァイル名,コンピュータ名,操作手順)を入力すると、
これを受け付ける。そして、受け付けたファイル属性情
報をファイル属性クライアント71に伝達して、登録を
要求し(S4)、要求した登録が終了するとその旨をC
RT44に表示する(S13)。
【0025】また、利用者がキーボード45の操作で
「更新」を選択すると、ユーザアプリケーション5はス
テップS5に進み、ファイル属性記憶手段42に現在登
録されているファイル属性情報の一覧表をファイル属性
クライアント71に要求する。そして、後述するように
ファイル属性情報の一覧表を受け取ると、これをCRT
44の画面に表示し(S6)、利用者が更新すべきファ
イル属性情報を入力すると、これを受け付ける(S
7)。そして、受け付けたファイル属性情報をファイル
属性クライアント71に伝達して更新を要求し(S
8)、要求した更新が終了するとその旨をCRT44に
表示する(S13)。
【0026】更に、利用者がキーボード45の操作で
「削除」を選択すると、ユーザアプリケーション5はス
テップS9に進み、「更新」の場合と同様にファイル属
性情報の一覧表をCRT44の画面に表示し(S1
0)、利用者が削除すべきファイル属性情報を指示する
と、これを受け付け(S11)、削除指示されたファイ
ル属性情報を通知してファイル属性クライアント71に
削除を要求し(S12)、要求した削除が終了するとそ
の旨をCRT44に表示する(S13)。
【0027】ファイル属性クライアント71は、図6に
示すように、ユーザアプリケーション5またはファイル
操作クライアント72からの要求種別をステップS41
〜S44で判別しており、ユーザアプリケーション5か
らファイル属性情報の登録が要求されると(S42でY
ES)、登録すべきファイル属性情報を通知してファイ
ル属性サーバ6に登録を要求する(S46)。
【0028】ファイル属性サーバ6は、図7に示すよう
に、ファイル属性クライアント71からの要求種別をス
テップS61〜S64で判別しており、ファイル属性情
報の登録が要求されると(S62でYES)、通知され
た登録すべきファイル属性情報をファイル属性記憶手段
42に登録し、登録終了をファイル属性クライアント7
1に通知する(S66)。
【0029】ファイル属性クライアント71は、ファイ
ル属性サーバ6からの登録終了の通知を要求元であるユ
ーザアプリケーション5へ通知し(図6のS50)、ユ
ーザアプリケーション5は、ファイル属性情報の登録が
終了した旨をCRT44に出力する(図3のS13)。
【0030】以上で新たなファイル属性情報のファイル
属性記憶手段42への登録が完了したことになる。
【0031】また、利用者がファイル属性情報の更新操
作または削除操作を行ったことにより、前述したように
ユーザアプリケーション5から一覧表が要求されると、
ファイル属性クライアント71はそれを図6のステップ
S41で判別し、ファイル属性サーバ6に対して一覧表
を要求する(S45)。ファイル属性サーバ6はこの要
求を図7のS61で判別し、ファイル属性記憶手段42
の内容に基づいて現在のファイル属性情報の一覧表を作
成してファイル属性クライアント71に通知する(S6
5)。ファイル属性クライアント71はこれをユーザア
プリケーション5に通知し(図6のS50)、ユーザア
プリケーション5はこれをCRT44の画面に表示する
(図3のS6,S10)。
【0032】そして、その後にユーザアプリケーション
5からファイル属性情報の更新,削除が要求されると、
ファイル属性クライアント71は、この更新要求,削除
要求を図6のステップS43,S44で判別し、ファイ
ル属性サーバ6に更新情報,削除箇所を通知して更新,
削除を要求する(S47,S48)。ファイル属性サー
バ6はこの要求を図7のS63,S64で判別し、更新
の場合にはファイル属性記憶手段42の更新対象部分を
書き換えることによりファイル属性情報を更新し、削除
の場合にはファイル属性記憶手段42の該当部分を消去
することによりファイル属性情報を削除し、結果をファ
イル属性クライアント71に通知する(S67,S6
8)。ファイル属性クライアント71はこの通知をユー
ザアプリケーション5に伝達し(図6のS50)、ユー
ザアプリケーション5は更新終了,削除終了をCRT4
4の画面に表示する(図3のS13)。
【0033】以上のようにして、ファイル属性記憶手段
42に登録されているファイル属性情報の一部を更新ま
たは削除することもできる。
【0034】次に、図1においてコンピュータ4からコ
ンピュータ1上のファイルF1を操作する場合を例にし
て、ファイル遠隔操作の動作を説明する。
【0035】利用者がコンピュータ4のキーボード45
からファイルF1のファイル名を指定してファイル遠隔
操作を指示すると、ユーザアプリケーション5は図4に
示すように、指定されたファイル名をファイル操作クラ
イアント72に伝達してファイル遠隔操作を要求する
(S21)。
【0036】ファイル操作クライアント72は、ユーザ
アプリケーション5からファイル遠隔操作が要求される
と図5に示す処理を開始し、先ず、指定されたファイル
F1のファイル名を通知してファイル属性クライアント
71にファイル属性情報の取得を要求する(S31)。
【0037】ファイル属性クライアント71は、図6の
ステップS44で、ファイル操作クライアント72から
のファイル属性情報取得要求を判別すると(S44でN
O)、指定されたファイルF1のファイル名を通知して
ファイル属性サーバ6にファイル属性情報の検索を要求
する(S49)。
【0038】ファイル属性サーバ6は、図7のステップ
S64で、ファイル属性クライアント71からのファイ
ル属性検索要求を判別すると(S64でNO)、指定さ
れたファイルF1のファイル名でファイル属性記憶手段
42を検索する(S69)。そして、指定されたファイ
ル名を持つファイル属性情報が見つかると(S70でY
ES)、そのファイル属性情報をファイル属性クライア
ント71に伝達する(S71)。他方、未登録により該
当するファイル属性情報が存在しなかった場合、エラー
をファイル属性クライアント71に伝達する(S7
2)。
【0039】ファイル属性クライアント71は、ファイ
ル属性サーバ6から通知されたファイル属性情報あるい
はエラーの通知を要求元であるファイル操作クライアン
ト72に通知する(図6のS50)。
【0040】ファイル操作クライアント72は、ファイ
ル属性クライアント71からファイル属性情報を取得で
きたときは(図5のS32でYES)、そのファイル属
性情報に含まれる図2に示したコンピュータ名のコンピ
ュータ1に対し、そのファイル属性情報に含まれる図2
に示した操作手順を通信手段8および通信線L1を介し
て送信し、処理完了をユーザアプリケーション5に通知
する(S33)。ユーザアプリケーション5は、処理完
了が通知されると、その旨をCRT44に出力する(S
23)。
【0041】コンピュータ4から通信線L1に送信され
た操作手順はコンピュータ1の通信手段111で受信さ
れ、ファイル操作サーバ112に伝達される。ファイル
操作サーバ112は、図8に示すように、受信した操作
手順をオペレーティングシステムOS1に入力する(S
81)。この入力方法は、入力元がキーボード14か、
ファイル操作サーバ112かの違いだけであり、オペレ
ーティングシステムOS1は操作手順がキーボード14
から入力された場合と同様に扱う。これにより、コンピ
ュータ1上においてアプリケーションプログラムAP1
が起動され、ファイルF1がこのアプリケーションプロ
グラムAP1で処理されることになる。
【0042】他方、ファイル操作クライアント72は、
ファイル属性クライアント71からファイル属性情報を
取得できずエラーが通知されたときは(図5のS32で
NO)、ユーザアプリケーション5にエラーを通知する
(S34)。ユーザアプリケーション5は、ファイル操
作クライアント72からエラーが通知されると、CRT
44に該当ファイル属性情報が無いことにより遠隔操作
できなっかた旨のエラーを表示する(S24)。この場
合、利用者は前述したファイル属性情報登録処理を行っ
てから再びファイル遠隔操作の指示を出すことになる。
【0043】図9は本発明を適用したコンピュータシス
テムの別の例を示すブロック図であり、図1と同一符号
は同一部分を示し、43は利用可能コンピュータ記憶手
段、46はフロッピィディスク装置、5Aはユーザアプ
リケーション、72Aはファイル操作クライアント、4
2Aはファイル属性記憶手段、112A,212A,3
12Aはファイル操作サーバである。なお、この例で
は、コンピュータ1とコンピュータ3とは、ハードウェ
アの仕様やオペレーティングシステムが同じである同タ
イプのコンピュータであり、双方にファイルF1,F3
を操作するアプリケーションプログラムAP1,AP3
が実装されており、コンピュータ2はコンピュータ1,
3とハードウェアの仕様やオペレーティングシステムが
相違する別タイプのコンピュータであり、ファイルF2
を操作するアプリケーションプログラムAP2が実装さ
れている。
【0044】この例のコンピュータシステムは、コンピ
ュータ4にフロッピィディスク装置46を付加し、ファ
イル名入力によるファイル遠隔操作指示時に、フロッピ
ィディスク装置46に格納された同ファイル名のファイ
ルを該当する操作先のコンピュータ1,2,3に自動的
に送信して処理させるようにしたものである。以下、図
1に示した実施例との相違点を中心にして本実施例の動
作を説明する。
【0045】本実施例においては、ファイル属性記憶手
段42Aには、図10に示すように、各ファイル名に対
応して、コンピュータタイプと操作手順とをファイル属
性情報として登録してある。ここで、コンピュータタイ
プは、そのファイル名を持つファイルを操作するアプリ
ケーションプログラムが存在するコンピュータの種類を
定める情報である。従って、図10では、ファイルF
1,F3にはコンピュータタイプAが、ファイルF2に
はコンピュータタイプBが登録される。また、操作手順
とは、当該コンピュータタイプのコンピュータに対し、
そのファイルを処理させるのに必要な操作手順である。
例えばコンピュータタイプAのコンピュータにおいて、
ファイルF1を操作するアプリケーションプログラムが
AP1とし、これにファイルF1を処理させる場合、起
動すべきアプリケーションプログラムAP1の名前と処
理すべきファイルF1の名前とをパラメータで指定した
特定のコマンドCM1を投入する必要があるとき、その
操作手順通りに、「CM1,アプリケーションプログラ
ムAP1の名前,ファイルF1の名前」といった記述が
設定されている。
【0046】他方、利用可能コンピュータ記憶手段43
には、図11に示すように、コンピュータタイプ毎に、
それに該当する実際のコンピュータの名前が登録されて
いる。図11の例では、コンピュータタイプがAである
コンピュータには、コンピュータ1とコンピュータ3と
が登録され、コンピュータタイプがBであるコンピュー
タには、コンピュータ2が登録されている。
【0047】本実施例においても、ファイル遠隔操作を
開始するに際しては、事前に、ファイル属性記憶手段4
2Aにファイル属性情報を登録しておく必要がある。こ
れは、ファイル属性情報の内容が相違するだけで、その
登録,更新,削除の仕組みは先の実施例と同じである。
更に、本実施例においては、ファイル遠隔操作を開始す
る際に、事前に利用可能コンピュータ情報を利用可能コ
ンピュータ記憶手段43に登録しておく必要がある。こ
れは以下のようにして行われる。
【0048】『利用可能コンピュータ情報の登録等』利
用者がコンピュータ4のキーボード45から利用可能コ
ンピュータ情報管理の開始を指示すると、ユーザアプリ
ケーション5Aは図12に示す利用可能コンピュータ情
報管理処理を開始し、先ず、利用可能コンピュータ情報
を登録するのか、更新するのか、削除するのかを選択す
るための利用可能コンピュータ情報管理メニューをCR
T44に表示し、利用者の選択を待つ(S91)。
【0049】利用者がキーボード45の操作で「登録」
を選択すると、ユーザアプリケーション5Aはステップ
S92でこれを判別してステップS93に進み、利用者
がキーボード45を操作して登録すべき利用可能コンピ
ュータ情報(コンピュータタイプ,コンピュータ名)を
入力すると、これを受け付ける。そして、受け付けた利
用可能コンピュータ情報をファイル操作クライアント7
2Aに伝達して、登録を要求し(S94)、その要求し
た登録の処理終了時にその旨をCRT44に表示する
(S103)。
【0050】また、利用者がキーボード45の操作で
「更新」を選択すると、ユーザアプリケーション5Aは
ステップS95に進み、利用可能コンピュータ記憶手段
43に現在登録されている利用可能コンピュータ情報の
一覧表をファイル操作クライアント72Aに要求する。
そして、後述するように利用可能コンピュータ情報の一
覧表を受け取ると、これをCRT44の画面に表示し
(S96)、利用者が更新すべき利用可能コンピュータ
情報を入力すると、これを受け付ける(S97)。そし
て、受け付けた利用可能コンピュータ情報をファイル操
作クライアント72Aに伝達して更新を要求し(S9
8)、その要求した更新処理が終了するとその旨をCR
T44に表示する(S103)。
【0051】更に、利用者がキーボード45の操作で
「削除」を選択すると、ユーザアプリケーション5Aは
ステップS99に進み、「更新」の場合と同様に利用可
能コンピュータ情報の一覧表をCRT44の画面に表示
し(S100)、利用者が削除すべき利用可能コンピュ
ータ情報を指示すると、これを受け付け(S101)、
削除指示された利用可能コンピュータ情報を通知してフ
ァイル操作クライアント72Aに削除を要求し(S10
2)、その要求した削除処理の終了時にその旨をCRT
44に表示する(S33)。
【0052】ファイル操作クライアント72Aは、図1
3に示すように、ユーザアプリケーション5Aからの要
求種別をステップS111〜S114で判別しており、
ユーザアプリケーション5Aから利用可能コンピュータ
情報の登録が要求されると(S112でYES)、登録
要求された利用可能コンピュータ情報を利用可能コンピ
ュータ記憶手段43に登録し、結果をユーザアプリケー
ション5Aに通知する(S116)。ユーザアプリケー
ション5Aは、利用可能コンピュータ情報の登録が終了
した旨をCRT44に出力する(図12のS103)。
【0053】以上で新たな利用可能コンピュータ情報の
利用可能コンピュータ記憶手段43への登録が完了した
ことになる。
【0054】また、利用者が利用可能コンピュータ情報
の更新操作または削除操作を行ったことにより、前述し
たようにユーザアプリケーション5Aから一覧表が要求
されると、ファイル操作クライアント72Aはそれを図
13のステップS111で判別し、利用可能コンピュー
タ記憶手段43の内容に基づいて現在の利用可能コンピ
ュータ情報の一覧表を作成してユーザアプリケーション
5Aに通知し(S115)、ユーザアプリケーション5
AはこれをCRT44の画面に表示する(図12のS9
6,S100)。
【0055】そして、その後にユーザアプリケーション
5Aから利用可能コンピュータ情報の更新,削除が要求
されると、ファイル操作クライアント72Aは、要求さ
れた更新要求,削除要求を図13のステップS113,
S114で判別し、更新の場合には利用可能コンピュー
タ記憶手段43の更新対象部分を書き換えることにより
利用可能コンピュータ情報を更新し、削除の場合には利
用可能コンピュータ記憶手段43の該当部分を消去する
ことにより利用可能コンピュータ情報を削除し、結果を
ユーザアプリケーション5Aに伝達する(S117,S
118)。ユーザアプリケーション5Aは更新終了,削
除終了をCRT44の画面に表示する(図12のS10
3)。
【0056】以上のようにして、利用可能コンピュータ
記憶手段43に登録されている利用可能コンピュータ情
報の一部を更新または削除することもできる。
【0057】次に、図9に示す実施例におけるファイル
遠隔操作の動作を説明する。
【0058】利用者が、操作したいファイルを記録した
フロッピィディスクをフロッピィディスク装置46にセ
ットした後、コンピュータ4のキーボード45からその
ファイルのファイル名を指定してファイル遠隔操作を指
示すると、ユーザアプリケーション5Aは図1の実施例
と同様に、指定されたファイル名をファイル操作クライ
アント72Aに伝達してファイル遠隔操作を要求する。
今、利用者がファイルF1を記録したフロッピィディス
クをセットして、そのファイル名を指定したファイル遠
隔操作を指示したとすると、ユーザアプリケーション5
AはファイルF1のファイル名を伝達してファイル操作
クライアント72Aにファイル遠隔操作を要求すること
になる。
【0059】ファイル操作クライアント72Aは、ユー
ザアプリケーション5Aからファイル遠隔操作が要求さ
れたことを図13のステップS114で認識すると、フ
ァイル遠隔操作処理S119を開始する。このファイル
遠隔操作処理S119の詳細は図14に示されており、
先ず、ファイル操作クライアント72Aは、指定された
ファイル名を通知してファイル属性クライアント71に
ファイル属性情報の取得を要求する(S131)。ファ
イル属性クライアント71は、図1の実施例と同様に指
定されたファイル名のファイル属性情報をファイル属性
サーバ6を使ってファイル属性記憶手段42Aから検索
し、結果をファイル操作クライアント72Aに通知す
る。
【0060】ファイル操作クライアント72Aは、ファ
イル属性クライアント71からファイル属性情報を取得
できたときは(図14のS132でYES)、そのファ
イル属性情報に含まれるコンピュータタイプに合致する
コンピュータ名が利用可能コンピュータ記憶手段43に
登録されているか否かを調べる(S133)。そして、
登録されていたときは(S134でYES)、その登録
されているコンピュータ名の何れかのコンピュータに対
し、フロッピィディスク装置46に格納されている該当
ファイル名のファイルを通信手段8を介して送信し(S
135)、次いで、上記取得したファイル属性情報に含
まれる操作手順を通信手段8を介して同コンピュータに
送信し、処理完了をユーザアプリケーション5Aに通知
する(S136)。
【0061】従って、ファイルF1のファイル名が指定
された場合には、ファイル属性記憶手段42Aから図1
0に示したファイルF1対応のファイル属性情報が取得
され、図11に示す利用可能コンピュータ情報からコン
ピュータ1,3のコンピュータ名が取得され、その何れ
かのコンピュータ、例えばコンピュータ1に対してファ
イルF1が送信されると共に操作手順が送信されること
になる。
【0062】コンピュータ4からファイル,操作手順を
送信されてきたコンピュータ1,2,3の通信手段11
1,211,311では、これらをファイル操作サーバ
112A,212A,312Aに渡し、ファイル操作サ
ーバ112A,212A,312Aは、図15に示すよ
うに、受信したファイルを外部記憶装置12,22,3
2に格納し(S141)、続いて受信した操作手順をオ
ペレーティングシステムOS1,OS2,OS3に入力
する(S142)。この入力方法は、入力元がキーボー
ドか、ファイル操作サーバかの違いだけであり、オペレ
ーティングシステムOS1,OS2,OS3は操作手順
がキーボードから入力された場合と同様に扱う。これに
より、コンピュータ1,2,3上において操作手順で指
定されたアプリケーションプログラムが起動され、同操
作手順で指定されたファイルがそのアプリケーションプ
ログラムで処理されることになる。
【0063】従って、コンピュータ1に対しファイルF
1,操作手順が送信された場合には、コンピュータ1の
ファイル操作サーバ112Aが受信したファイルF1を
図9に示す如く外部記憶装置12に格納し、受信した操
作手順をオペレーティングシステムOS1に入力するた
め、コンピュータ1上でアプリケーションプログラムA
P1が起動され、ファイルF1が処理されることにな
る。同様に、利用者がフロッピィディスクにファイルF
2(図示せず)をセットし、そのファイル名を指定して
ファイル遠隔操作を指示すると、ファイルF2と操作手
順がコンピュータ2に送信され、コンピュータ2上でア
プリケーションプログラムAP2が起動されてファイル
F2が操作されることになる。
【0064】他方、ファイル操作クライアント72A
は、ファイル属性クライアント71からファイル属性情
報を取得できずエラーが通知されたときは(図14のS
132でNO)、ユーザアプリケーション5Aにエラー
を通知する(S137)。ユーザアプリケーション5A
は、ファイル操作クライアント72Aからエラーが通知
されると、CRT44に該当ファイル属性情報が無いこ
とにより遠隔操作ができなかった旨のエラーを表示する
(図12のS103)。この場合、利用者は前述したフ
ァイル属性情報登録処理を行ってから再びファイル遠隔
操作の指示を出すことになる。また、ファイル操作クラ
イアント72Aは、利用可能コンピュータ記憶手段43
に該当するコンピュータタイプのコンピュータ名が1つ
も登録されていない場合(図14のS134でNO)、
ユーザアプリケーション5Aにエラーを通知し(S13
7)、ユーザアプリケーション5Aは、CRT44に利
用可能コンピュータ無しを示すエラーを表示する(図1
2のS103)。この場合、利用可能なコンピュータ名
の登録ミスであれば、利用者は前述した利用可能コンピ
ュータ情報の登録,更新処理を行ってから再びファイル
遠隔操作の指示を出すことになる。
【0065】この実施例によれば、コンピュータ4側に
存在するファイルを、ファイル操作を行うコンピュータ
に転送して、そのコンピュータ側でファイル操作を行わ
せることが可能となる。
【0066】図16は本発明を適用したコンピュータシ
ステムの更に別の例を示すブロック図であり、図9と同
一符号は同一部分を示す。この例のコンピュータシステ
ムは、図9のコンピュータ4が具備していた機能を、図
9のコンピュータ1に持たせたものであり、コンピュー
タ1から他のコンピュータ2,3に対してのファイル遠
隔操作が可能となる。ここで、図16の例では、キーボ
ード14からのファイル遠隔操作要求時に自コンピュー
タ1が利用可能コンピュータと決定された場合、自コン
ピュータ1の通信手段8から自コンピュータ1内のファ
イル操作サーバ112Aにフロッピィディスク装置46
のファイルが転送されると共に操作手順が伝達され、フ
ァイル操作サーバ112Aにより自コンピュータ1のア
プリケーションプログラムが起動されてファイルが処理
される。これにより、利用者は操作したいファイルが現
在操作しているコンピュータ1上で操作可能か、他のコ
ンピュータ2,3上で操作可能かを区別する必要がな
い。
【0067】図17は本発明を適用したコンピュータシ
ステムのまた更に別の例を示すブロック図であり、図9
と同一符号は同一部分を示す。この例のコンピュータシ
ステムは、図9のコンピュータ4が具備していた機能
を、図1のコンピュータ1,2,3の全てに持たせたも
のであり、任意のコンピュータ1,2,3から任意のコ
ンピュータ1,2,3に対するファイルの遠隔操作が可
能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明した本発明のファイル遠隔操作
方式によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0069】ファイルを操作したい場合、利用者は、そ
のファイルを操作するアプリケーションプログラム,そ
れが動作するコンピュータ,その操作手順を全く知らな
くてもファイルに対する操作が可能となり、然もそのコ
ンピュータの設置場所まで出向く必要もなくなる。
【0070】ファイルの転送機能を持つ構成では、別コ
ンピュータからファイルを転送して、該当するコンピュ
ータでそのファイルを操作させることが可能である。
【0071】それぞれ機種の異なる複数のコンピュータ
の各々にファイル操作クライアントを実装した構成で
は、利用者は最寄りの任意のコンピュータから他のコン
ピュータ上でのファイル操作を指示することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコンピュータシステムの一例
を示すブロック図である。
【図2】ファイル属性記憶手段に格納されるファイル属
性情報の例を示す図である。
【図3】ユーザアプリケーションの処理例を示すフロー
チャートである。
【図4】ユーザアプリケーションの処理例を示すフロー
チャートである。
【図5】ファイル操作クライアントの処理例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】ファイル属性クライアントの処理例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】ファイル属性サーバの処理例を示すフローチャ
ートである。
【図8】ファイル操作サーバの処理例を示すフローチャ
ートである。
【図9】本発明を適用したコンピュータシステムの別の
例を示すブロック図である。
【図10】ファイル属性記憶手段に格納されるファイル
属性情報の別の例を示す図である。
【図11】利用可能コンピュータ記憶手段に格納される
利用可能コンピュータ情報の例を示す図である。
【図12】ユーザアプリケーションの処理例を示すフロ
ーチャートである。
【図13】ファイル操作クライアントの処理例を示すフ
ローチャートである。
【図14】ファイル操作クライアントの処理例を示すフ
ローチャートである。
【図15】ファイル操作サーバの処理例を示すフローチ
ャートである。
【図16】本発明を適用したコンピュータシステムの更
に別の例を示すブロック図である。
【図17】本発明を適用したコンピュータシステムのま
た更に別の例を示すブロック図である。
【図18】複数台のコンピュータを使用している従来ケ
ースの一例を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4…コンピュータ 5…ユーザアプリケーション 6…ファイル属性サーバ 7…エンティティ 71…ファイル属性クライアント 72…ファイル操作クライアント 8,111,211,311…通信手段 11,21,31,41…中央処理装置 12,22,32…外部記憶装置 13,23,33,44…CRT 14,24,34,45…キーボード 112,212,312…ファイル操作サーバ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ファイル名対応に、そのファイル名を
    持つファイルおよび該ファイルを操作するアプリケーシ
    ョンプログラムが存在するコンピュータの名前と該コン
    ピュータ上の前記アプリケーションプログラムに前記フ
    ァイルを処理させる際に必要な操作手順とを含むファイ
    ル属性情報を登録したファイル属性記憶手段と、 入力装置と、 該入力装置から入力されたファイル名をキーにして前記
    ファイル属性記憶手段からファイル属性情報を検索する
    ファイル属性検索手段と、 該ファイル属性検索手段で検索して得られたファイル属
    性情報中の名前のコンピュータに対して前記検索で得ら
    れたファイル属性情報中の操作手順を送信するファイル
    操作クライアントとを備え、且つ、 前記ファイル操作クライアントから操作手順を受信する
    複数のコンピュータの各々に、 前記ファイル操作クライアントから送信されてきた操作
    手順に従って自コンピュータ上のアプリケーションプロ
    グラムに自コンピュータ上に存在するファイルを処理さ
    せるファイル操作サーバを備えることを特徴とするファ
    イル遠隔操作方式。
  2. 【請求項2】 各ファイル名対応に、そのファイル名を
    持つファイルを操作するアプリケーションプログラムが
    存在するコンピュータの種類を定める情報および該コン
    ピュータ上の前記アプリケーションプログラムに前記フ
    ァイルを処理させる際に必要な操作手順を含むファイル
    属性情報を登録したファイル属性記憶手段と、 コンピュータの種類を定める情報毎に、利用可能なコン
    ピュータの名前を登録した利用可能コンピュータ記憶手
    段と、 入力装置と、 転送対象となるファイルを格納するファイル格納手段
    と、 前記入力装置から入力されたファイル名をキーにして前
    記ファイル属性記憶手段からファイル属性情報を検索す
    るファイル属性検索手段と、 該ファイル属性検索手段で検索して得られたファイル属
    性情報中のコンピュータの種類を定める情報に対応する
    利用可能なコンピュータの名前を前記利用可能コンピュ
    ータ記憶手段から検索し、該検索した名前のコンピュー
    タに対して、前記入力装置から入力されたファイル名を
    持つ前記ファイル格納手段に格納されたファイルを送信
    すると共に前記ファイル属性検索手段の検索で得られた
    ファイル属性情報中の操作手順を送信するファイル操作
    クライアントとを備え、且つ、 前記ファイル操作クライアントからファイルおよび操作
    手順を受信する複数のコンピュータの各々に、 前記ファイル操作クライアントから送信されてきたファ
    イルを記憶装置に格納すると共に、送信されてきた操作
    手順に従って自コンピュータ上のアプリケーションプロ
    グラムに前記格納したファイルを処理させるファイル操
    作サーバを備えることを特徴とするファイル遠隔操作方
    式。
  3. 【請求項3】 前記ファイル操作クライアントを実装し
    たコンピュータを、前記複数のコンピュータと別に設け
    たことを特徴とする請求項1または2記載のファイル遠
    隔操作方式。
  4. 【請求項4】 前記ファイル操作クライアントを実装し
    たコンピュータが前記複数のコンピュータのうちの特定
    の1台のコンピュータであることを特徴とする請求項1
    または2記載のファイル遠隔操作方式。
  5. 【請求項5】 前記複数のコンピュータの各々に前記フ
    ァイル操作クライアントを実装したことを特徴とする請
    求項1または2記載のファイル遠隔操作方式。
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