JP2008090491A - Ftp通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワーク型記憶装置とホスト装置(PC)との間でデータファイルをFTP転送する際に、転送後のデータファイルに転送元のオリジナルな属性情報を保存することができるFTP通信システムを提供する。
【解決手段】 FTPサーバ(カードリーダ2(ネットワーク型記憶装置))からFTPクライアント(PC3(ホスト装置))にデータファイルをFTP転送する際に、FTPクライアントから一旦、通常通りの実ファイル名201でデータファイル要求コマンドを発行し、属性情報の保存可否とは無関係にデータファイルをFTPサーバからFTPクライアントに転送させる。他方、FTPサーバ(メモリーカード11〜14)側に保存されている該データファイルのオリジナル属性情報205は、実ファイル名201ですでにデータファイルを取得していることを前提として、属性要求仮想ファイル名200を指定する仮想GETコマンドを発行することにより取得することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ(以下「PC」と略称する)やワークステーション等をホスト装置としてこれにネットワーク型記憶装置が接続されたFTP通信システムに関する。
特開2005−18645号公報 特開2005−107875号公報 特開2002−7772号公報 特開2003−177987号公報
近年、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリがカード型にパッケージングされたいわゆるメモリーカード(記録メディアの一例)が広く知られている。このメモリーカードは、デジタルカメラや携帯音楽プレーヤーなどのデジタル機器に用いられるデータの記憶媒体として急速に普及している。メモリーカードの仕様は統一されておらず、例えば、コンパクトフラッシュ(登録商標、以下「CF」と略称する)、スマートメディア(登録商標、以下「SM」と略称する)、メモリースティック(登録商標、以下「MS」と略称する)、SDメモリーカード(登録商標、以下「SD」と略称する)など、種々のものが市場に出回っている。
上記メモリーカードは、PCなどに接続されてメモリーカードの読み書きを行なうメモリーカードリーダライタ(ネットワーク型記憶装置の一例、以下「リーダライタ」と略称する)を用いることで、PCから上記メモリーカードへのアクセスが可能となる。これにより、PCとメモリーカードとの間でデータ通信が行なえるようになる(特許文献1〜2)。近年ではこうしたリーダライタを搭載した印刷装置(プリンタ)も普及しており、JPEG形式等で保存された画像データファイルを書き込んだメモリーカードをリーダライタに装着することで、PCを経由せずに画像を直接印刷できるようになっている。
上記のプリンタは、複数のPCにより共有できるよう、それらPCとのネットワーク接続が可能なネットワークプリンタとして構成可能である。この場合、ネットワークプリンタとPCとはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)ネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク)を介して接続されることが多い。この場合、プリンタ側にFTP(File Transfer Protocol)サーバプログラムを搭載しておけば、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の撮影画像データファイルの保存先として使用されるメモリーカードをプリンタのリーダライタに装着することで、そのメモリーカードに保存されているデータファイルをFTPによりPCへ転送することができる。つまり、プリンタのリーダライタをPCの外付けネットワーク型記憶装置として利用することが可能である。
上記のようなネットワーク型カードリーダ(あるいはそれを搭載したプリンタ)にFTPサーバを搭載し、これを用いてPCとの間でFTPによりデータファイルのやり取りを行なうと、データファイルの属性情報が、転送元にあるオリジナルの属性情報とは異なる内容にシフトしてしまうことがある。例えば、本来リードオンリーに属性が設定されていたデータファイルが、PCからカードリーダへ、あるいはカードリーダからPCへ転送されて保存される際に、リード/ライトの双方が可能な属性に変更されてしまうことがある。
また、属性情報の一部として保存されているファイルの作成日(あるいは更新日)を示す日付情報(あるいは日付時刻情報)が、オリジナルの日付情報から、ファイル転送を行なったときの日付情報に勝手に更新されてしまうことがある(特に、PCからカードリーダへファイル転送を行なった場合)。不用意な書換えを防止するために、敢えて属性をリードオンリーに設定したデータファイルや、頻繁に更新を重ねたデータの各更新時の状態を反映した一連の時系列データファイル、ないし撮影日が反映されたデジタルカメラの撮影画像ファイルなど、属性やファイル日付(時刻)が重要な意味を持つデータファイルの場合に、属性情報や日付情報が上記のようにして失われることは大きな問題となりうる。
上記のような問題を生ずる原因は、FTPが歴史的に古い通信プロトコルであり、FTPサーバ側のファイルシステムがUNIX(登録商標)系であることが前提となっているため、ファイル属性取得・変更のコマンドが、PC側に搭載されるOSがWindows(登録商標)等である場合、そのファイルシステムのファイル属性に対応していないことによる。
なお、特許文献3に開示のFTP端末では、ファイルの同一性判断に際して、ファイルの作成日時や属性情報も参照しうる旨開示されている。しかし、問題となるファイルがFTP転送により端末(クライアント)に送られてきた際に、転送元となるサーバ側での日付やファイル属性情報が保存されているか否かについては不明である。もしこれが保存されているとすれば、サーバ側のOSは、ファイルシステム上FTPと互換性のあるUNIX系のものであると結論せざるを得ず、Windows等のUNIX系でないOSが採用されている場合には何ら適用できない概念である。また、サーバ側のOSがWindows系のものであれば、日付やファイル属性の情報は失われていると考えるしかない。また、正確に言えば、端末側にデータファイルが保存される際に、保存時の作成日時に一律に書き換えられてしまうので、ファイルの同一性判断には参照できないはずである。
なお、FTPクライアントソフトの中には、FTPサーバからPCへファイル転送を行なう場合に限り、FTPコマンドの一つであるLISTコマンドを実行することで、日付だけは取得できるようにしたものも知られている。しかし、この方法を用いても、ファイル属性までは取得できないし、PCからFTPサーバへのファイル転送の場合には、ファイル属性も日付も取得することはできない。
本発明の課題は、ネットワーク型記憶装置とホスト装置(PC)との間でデータファイルをFTP転送する際に、転送後のデータファイルに転送元のオリジナルな属性情報を保存することができるFTP通信システムを提供することにある。
課題を解決する手段及び発明の効果
上記の課題を解決するための、本発明のFTP通信システムの第一は、
メディア装着用スロットと、ファイル単位による記憶データの読出し、書込み及び消去が可能とされた不揮発性メモリからなり、該メディア装着用スロットに着脱可能に装着される着脱式記憶メディアとを備えたネットワーク型記憶装置と、TCP/IPネットワークにより該ネットワーク型記憶装置と接続されたホスト装置とを備えるとともに、ネットワーク型記憶装置側にFTPサーバのプログラムが組み込まれ、ホスト装置側にFTPクライアントのプログラムが組み込まれ、ネットワーク型記憶装置に装着された着脱式記憶メディアに対するホスト装置からのデータファイルアクセスを、TCP/IPネットワークを介したFTP通信により実行するFTP通信システムにおいて、ホスト装置は、該ホスト装置に内蔵又は直結された記憶装置からなるローカルドライブを有し、さらに、
ホスト装置側に設けられ、ネットワーク型記憶装置に対し、要求データファイルを該データファイルの実ファイル名にて指定する実FTPファイル要求コマンドを発行する実ファイル要求コマンド発行手段と、
ネットワーク型記憶装置側に設けられ、ホスト装置側から受信したFTPファイル要求コマンドが実FTPファイル要求コマンドであるか否かを解析し、該実FTPファイル要求コマンドであった場合に、該コマンド内の実ファイル名にて指定される要求データファイルを着脱式記憶メディアから読み出して、ホスト装置にFTP転送する記憶装置側データファイル転送手段と、
ホスト装置側に設けられ、要求データファイルを受け取るに伴いネットワーク型記憶装置に対し、予め定められた属性要求仮想ファイル名を指定する仮想FTPファイル要求コマンドを発行する仮想ファイル要求コマンド発行手段と、
ネットワーク型記憶装置に設けられ、ホスト装置側から受信したFTPファイル要求コマンドが仮想FTPファイル要求コマンドであるか否かを解析し、該仮想FTPファイル要求コマンドであった場合に、着脱式記憶メディア内に記憶されている要求データファイルのオリジナル属性情報を読み出して当該オリジナル属性情報を格納した属性ファイルを作成し、該属性ファイルをホスト装置にFTP転送する記憶装置側属性ファイル転送手段と、
ホスト装置側に設けられ、発行した仮想FTPファイル要求コマンドに対応する形で属性ファイルを受け取るとともに、該属性ファイルからオリジナル属性情報を読み出し、要求データファイルに該オリジナル属性情報を付与してローカルドライブに保存するホスト側データファイル保存手段と、
を有することを特徴とする。
上記の構成によると、FTPサーバ(ネットワーク型記憶装置)からFTPクライアント(ホスト装置)にデータファイルをFTP転送する際に、FTPクライアントから一旦、通常通りの実ファイル名でデータファイル要求コマンドを発行し、属性情報の保存可否とは無関係にデータファイルをFTPサーバからFTPクライアントに転送させる。他方、FTPサーバ(着脱式記憶メディア)側に保存されている該データファイルのオリジナル属性情報は、実ファイル名ですでにデータファイルを取得していることを前提として、属性要求仮想ファイル名を指定する仮想FTPファイル要求コマンドを発行することにより取得することができる。具体的には、FTPサーバは、受信したFTPファイル要求コマンドが仮想FTPファイル要求コマンドであった場合に、通常通りのコマンド解釈を行なわず、代わりに、先行転送してある要求データファイルのオリジナル属性情報を着脱式記憶メディアから読出して、これを格納した属性ファイルを作成する一種の特殊コマンド処理を実行する。そして、上記仮想FTPファイル要求コマンドにて要求されたファイルが、あたかもFTPサーバ(着脱式記憶メディア)側に元から存在していたかのごとく見せかけて、その属性ファイルをFTPクライアント(ホスト装置)にFTP転送する。属性ファイルもFTPが取り扱い可能なファイルには変わりなく、ファイル要求コマンドに対して、その要求されたファイルが返されるのだからプロトコル上は何の不整合も生じない。FTPクライアント(ホスト装置)側では受け取った属性ファイルを開いてオリジナル属性情報を取り出すことで、先に受信している要求データファイルこれを付与してローカルドライブに保存することができる。かくして、ネットワーク型記憶装置からホスト装置にデータファイルをFTP転送する際に、転送元のオリジナルな属性情報を難なく保存することができる。
前述のごとく、FTPサーバ(ネットワーク型記憶装置)が取り扱い可能なファイルシステム(UNIX系)と、ホスト装置側に搭載されるOS(例えば、Windows系)のファイルシステムとの間で、ファイル属性の取得や変更のコマンドの互換性が確保されていない場合、FTPクライアント(ホスト装置)側では、FTPサーバ(ネットワーク型記憶装置)から受け取った要求データファイルを、(やむを得ず)転送元となる着脱式記憶メディアに保存されている該要求データファイルのオリジナル属性情報に代えて予め定められた定型属性情報を付与する形でローカルドライブに仮保存する形になる(ホスト側データファイル仮保存手段)。そこで、上記ホスト側データファイル保存手段は、該ホスト側データファイル仮保存手段とともに、仮保存された要求データファイルの定型属性情報をオリジナル属性情報にて更新するホスト側属性更新手段を設けておけば、一旦定型属性情報に変更されてしまった内容を、上記属性ファイルの形で取得したオリジナル属性情報により復元することができる。
ホスト側データファイル仮保存手段は、定型属性情報に含まれるファイル日付情報として仮保存を実行した日付を付与する形で要求データファイルの仮保存を行なうものとすることができる。この場合、ホスト側属性更新手段は、仮保存された要求データファイルの定型属性情報のファイル日付情報を、オリジナル属性情報に含まれるオリジナルファイル日付情報にて更新するファイル日付更新手段を有するものとして構成できる。このように構成することで、ネットワーク型記憶装置からホスト装置にデータファイルをFTP転送する際に、ファイル日付情報が変更されてしまわず、オリジナルなファイル日付情報のままで保存することが可能となる。
次に、本発明のFTP通信システムの第二は、
メディア装着用スロットと、ファイル単位による記憶データの読出し、書込み及び消去が可能とされた不揮発性メモリからなり、該メディア装着用スロットに着脱可能に装着される着脱式記憶メディアとを備えたネットワーク型記憶装置と、TCP/IPネットワークにより該ネットワーク型記憶装置と接続されたホスト装置とを備えるとともに、ネットワーク型記憶装置側にFTPサーバのプログラムが組み込まれ、ホスト装置側にFTPクライアントのプログラムが組み込まれ、ネットワーク型記憶装置に装着された着脱式記憶メディアに対するホスト装置からのデータファイルアクセスを、TCP/IPネットワークを介したFTP通信により実行するFTP通信システムにおいて、ホスト装置は、該ホスト装置に内蔵又は直結された記憶装置からなるローカルドライブを有し、さらに、
ホスト装置側に設けられ、ネットワーク型記憶装置に対し、転送データファイルを該データファイルの実ファイル名にて指定する実FTPファイル転送コマンドを発行する実ファイル転送コマンド発行手段と、
ホスト装置側に設けられ、発行したFTPファイル転送コマンドが実FTPファイル転送コマンドであった場合に、該コマンド内の実ファイル名にて指定される転送データファイルをローカルドライブから読み出して、ネットワーク型記憶装置にFTP転送するホスト側データファイル転送手段と、
ホスト装置側に設けられ、転送データファイルの転送に続く形でネットワーク型記憶装置に対し、予め定められた属性要求仮想ファイル名を指定する仮想FTPファイル転送コマンドを発行する仮想FTPファイル転送コマンド発行手段と、
ホスト装置側に設けられ、発行したFTPファイル転送コマンドが仮想FTPファイル転送コマンドであった場合に、ローカルドライブに記憶されている転送データファイルのオリジナル属性情報を読み出して当該オリジナル属性情報を格納した属性ファイルを作成し、該属性ファイルをネットワーク型記憶装置にFTP転送するホスト側属性ファイル転送手段と、
ネットワーク型記憶装置側に設けられ、受け取った属性ファイルからオリジナル属性情報を読み出し、転送データファイルに該オリジナル属性情報を付与して着脱式記憶メディアに書き込む記憶装置側データファイル保存手段と、
を有することを特徴とする。
上記の構成によると、FTPクライアント(ホスト装置)からFTPサーバ(ネットワーク型記憶装置)にデータファイルをFTP転送する際に、FTPサーバから一旦、通常通りの実ファイル名でデータファイル転送コマンドを発行し、属性情報の保存可否とは無関係にデータファイルをFTPクライアントからFTPサーバに転送させる。他方、FTPクライアント(ホスト装置:ローカルドライブ)側に保存されている該データファイルのオリジナル属性情報は、該FTPクライアントから属性要求仮想ファイル名を指定する仮想FTPファイル転送コマンドを発行することによりFTPサーバに送信することができる。具体的には、FTPクライアントは、発行したFTPファイル転送コマンドが仮想FTPファイル転送コマンドであった場合に、通常のファイル転送処理(つまり、ローカルドライブに既に存在しているデータファイルを読み出して転送する処理)を行なうのではなく、代わりに、前述の転送データファイルのオリジナル属性情報をローカルドライブから読出して、これを格納した属性ファイルを作成する一種の特殊コマンド処理を実行するとともに、上記仮想FTPファイル転送コマンドにて指定された転送ファイルが、あたかもFTPクライアント(ローカルドライブ)側に元から存在していたかのごとく見せかけて、その属性ファイルをFTPサーバ(ネットワーク型記憶装置)にFTP転送する。属性ファイルはFTPが取り扱い可能なファイルには変わりなく、ファイル転送コマンドに従ってファイルが転送されるのだからプロトコル上は何の不整合も生じない。FTPサーバ(ネットワーク型記憶装置)側では受け取った属性ファイルを開いてオリジナル属性情報を取り出すことで、先に受信している転送データファイルこれを付与して着脱式記憶メディアに保存することができる。かくして、ホスト装置からネットワーク型記憶装置にデータファイルをFTP転送する際に、転送元のオリジナルな属性情報を難なく保存することができる。
なお、上記本発明の第二の構成は前記第一の構成に組み合わせることが可能である。
FTPサーバ(ネットワーク型記憶装置)が取り扱い可能なファイルシステム(UNIX系)と、ホスト装置側に搭載されるOS(例えば、Windows系)のファイルシステムとの間で、ファイル属性の取得や変更のコマンドの互換性が確保されていない場合、ホスト装置から受け取った転送データファイルを、(やむを得ず)転送元となるローカルドライブに保存されている該転送データファイルのオリジナル属性情報に代えて予め定められた定型属性情報を付与する形で着脱式記憶メディアに仮保存する形になる(記憶装置側データファイル仮保存手段)。そこで、上記記憶装置側データファイル保存手段に、該記憶装置側データファイル仮保存手段とともに、仮保存された転送データファイルの定型属性情報をオリジナル属性情報にて更新する記憶装置側属性更新手段を設けておけば、一旦定型属性情報に変更されてしまった内容を、上記属性ファイルの形で取得したオリジナル属性情報により復元することができる。
記憶装置側データファイル仮保存手段は、定型属性情報に含まれるファイル日付情報として仮保存を実行した日付を付与する形で転送データファイルの仮保存を行なうものとすることができる。この場合、記憶装置側属性更新手段は、仮保存された転送データファイルの定型属性情報のファイル日付情報を、オリジナル属性情報に含まれるオリジナルファイル日付情報にて更新するファイル日付更新手段を有するものとして構成できる。このように構成することで、ホスト装置からネットワーク型記憶装置にデータファイルをFTP転送する際に、ファイル日付情報が変更されてしまわず、オリジナルなファイル日付情報のままで保存することが可能となる。
本発明の第一の構成ないし第二の構成において、属性要求仮想ファイル名は、該属性要求仮想ファイル名にのみ含まれ実ファイル名には含まれない固有の属性要求識別用文字列を有するとすることができる。属性要求識別用文字列をファイル名に組み込むことで、ファイル名に属性要求識別用文字列が検出されるか否かに基づいて、該ファイル名が属性要求仮想ファイルであるか否かを容易に判定することができる。
また、属性要求仮想ファイル名は、対応するデータファイルの実ファイル名の文字列を含むものとしておけば、前述の属性ファイルは、属性要求仮想ファイル名に含まれる実ファイル名が特定するデータファイルのオリジナル属性情報を格納するものとして作成することができる。つまり、保存するべきオリジナル属性情報がどのデータファイルに対するものであるかを属性要求仮想ファイル名から容易に特定することができる。
なお、作成された属性ファイルは、上記のごとく、オリジナル属性情報の保存処理が終了すれば用済みとなるので、定型属性情報の更新後に、作成された属性ファイルを消去する属性ファイル消去手段を設けておけば、着脱式記憶メディアやローカルドライブに不要な属性ファイルが蓄積されることを防止できる。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態に係るFTP通信システムについて説明する。なお、以下に説明するFTP通信システムの構成は、本発明を具現化するための単なる一例であり、本発明の要旨を変更しない範囲で構成を適宜変更できることは当然である。図1は、上記FTP通信システム1の概略構成を示すブロック図である。FTP通信システム1は、プリンタ80と、該プリンタ80をネットワークプリンタとして使用するホスト装置(パーソナルコンピュータ:以下、「PC]ともいう)3と、ローカルエリアネットワークからなり、プリンタ80とホスト装置3とを接続するTCP/IPネットワーク410とを備える。
図2は、プリンタ80の外観構成を示すものである。該プリンタ80は、いわゆる多機能装置(MFP:Multi Function Peripheral)であり、ネットワーク型記憶装置をなすマルチリーダライタ2をプリンタに組み込んだプリンタ複合機として構成されている。具体的には、筐体下部に配設された印刷部82と、その上部に配設されたスキャナ部83と、原稿フィーダ84を備えた原稿カバー86と、装置上面の前方側に配置された操作パネル85と、装置前面にメディア装着用スロット(以下、単に「スロット」ともいう)16〜19が露出するように配設されたマルチリーダライタ2とを一体的に備えてなり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能などを有する。
プリンタ80は、PC3(図1)から送信された画像データや文書データを含む印刷データに基づき、印刷部82において、画像や文書を所定の用紙に印刷する。また、印刷部82は、マルチリーダライタ2によってメモリーカード(着脱式記憶メディア)から読み取られた上記印刷データに基づいても、画像や文書を所定の用紙に印刷する(直接印刷)。さらに、PC3と接続されて、PC3とマルチリーダライタ2に挿入されたメモリーカードとの間でデータ通信を行なうリーダライタ装置としても機能する。また、スキャナ部83により読み取られた画像データをPC3へ送信したり、スキャナ部83で読み取った画像を印刷部82を用いてコピーすることも可能である。
プリンタ80のマルチリーダライタ2は、図2に示すように、メディア装着用スロット16〜19として、第1メモリーカード11を挿入するための第1スロット16と、第2メモリーカード12を挿入するための第2スロット17と、第3メモリーカード13を挿入するための第3スロット18と、第4メモリーカード14を挿入するための第4スロット19とを備えている。また、筐体前面には、表示部としての液晶パネル(LCD)21と、テンキーを含むキーボード91と、LCD21上でのカーソル移動に使用するカーソル移動キー92とが設けられている。また、液晶パネル(LCD)21に隣接する位置にも種々のメニューキー93,95が配設されている。該マルチリーダライタ2はUSB/SCSI型周辺機器として構成されている。
図3は、上記プリンタ80の電気的構成を示すブロック図である。マルチリーダライタ2は、その内部に、各構成部を制御するCPU34と、制御プログラムや種々のデータ等を格納するROM35(本実施形態では、不揮発性メモリ(フラッシュメモリメモリ等)にて構成している)と、CPU34による演算の作業領域となるRAM37と、がバス33を介して相互にデータ転送が可能なように接続されている。また、バス33には、フラッシュメモリ制御用LSI231を介して各スロット16〜19が接続されている。これらロット16〜19に着脱可能に装着される各第1〜第4メモリーカード11〜14は、例えば、コンパクトフラッシュ(CF:第1メモリーカード11)、スマートメディア(SM:第2メモリーカード12)、メモリースティック(MS:メモリーカード13)、SDメモリーカード(SD:第4メモリーカード14)など、PC3によるデータの書込み、書き換え、消去、読出し、メディア装着確認等のデータアクセスが可能なフラッシュメモリを搭載したカード型記憶メディアである。なお、SDメモリーカード用のスロット19には、変換用アダプタ(非図示)を用いてminiSDカードを装着することもできる。
バス33には、印刷部ドライバLSI113を介して印刷部82が接続されている。スキャナ部132は、スキャナドライバLSI112を介して接続されている。また、モデムドライバLSI114が接続され、これに外部電話通信網などを接続するための電話線端子133が接続されている。他方、入力・表示用LSI111を介して、前述のLCD21、キーボード91及びカーソル移動キー92などが繋がれている。さらに、バス33には、イーサネット(登録商標)LSI232、ローカルエリアネットワーク端子24及び第一のネットワークを介してホスト装置であるPC3が接続されている。複数のPC3及びプリンタ80はTCP/IPネットワーク410内にてハブ7により相互接続されている(図1参照)。
ROM35には、印刷部82の動作制御を司るプログラム、スキャナ部132の動作制御を司るプログラム、モデム114を介したファックス通信制御を司るプログラム、及び、キーボード91あるいはカーソル移動キー92(及び、図3では図示を略しているが、メニューキー93,95及び実行キー94なども含む)からの入力制御や、LCD21への表示出力を司るプログラム、さらに、マルチリーダライタ2の動作制御プログラムが格納され、CPU34は、これらプログラムを、RAM37を実行エリアとして実行することで、プリンタ複合機としての総合的な動作制御を行なう(これらのプログラムは周知部分なので図示を省略している)。
ROM35にはFTPサーバプログラムが格納されている。また、TCP/IPネットワーク410上にてプリンタ80を特定するためのIPアドレス及びサブネットマスクもROM35に記憶されている。他方、PC3にはFTPクライアントプログラムが組み込まれたブラウザソフトウェア3Bがインストールされている。
メディア装着用スロット16〜19には、印刷用ファイルを記憶したメモリーカード(着脱式記憶メディア)11〜14が装着され、当該装着されたメモリーカード11〜14から印刷用ファイルを読み出して、当該印刷用ファイルに基づく画像印刷を自身に設けられた印刷部にて直接実行するための直接印刷用スロットとして利用される。例えば、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の場合には、それらで撮影した写真画像がJPEG画像ファイルの形で、そのデジタルカメラのカードリーダに装着された固有の種別のメモリーカードに記憶・蓄積される。そこで、そのメモリーカードを抜き取ってプリンタ80のスロット16〜19のうち対応するものに装着し、キーボード91、カーソル移動キー92あるいはメニューキー93,95の操作により、液晶パネル(LCD)21上にて「直接印刷」のメニューを選択して実行すれば、所望の写真画像ファイルを選んで直接印刷を行なうことができる。
また、プリンタ80側のFTPサーバプログラムと、PC3側のFTPクライアントプログラムとにより、PC3側からTCP/IPネットワーク410を介してマルチリーダライタ2にデータアクセスすることが可能である。具体的には、PC3(FTPクライアント)側からデータファイルのファイル名を指定する形でプリンタ80(FTPサーバ)側にファイル要求コマンド(GETコマンド)を発行すると、プリンタ80は、該ファイル名で指定されたデータファイルを装着されたメモリーカードから読み出してPC3に転送することができる。また、プリンタ80(FTPサーバ)側からデータファイルのファイル名を指定する形でPC3(FTPクライアント)側にファイル転送コマンド(PUTコマンド)を発行すると、プリンタ80は、該ファイル名で指定されたデータファイルを装着されたメモリーカードから読み出してPC3に転送することができる。つまり、マルチリーダライタ2は、PC3のいわば外付けネットワーク型記憶装置として利用することが可能である。また、PC3(ホスト装置)は、これに内蔵又は直結された記憶装置、例えばハードディスクドライブからなるローカルドライブ3Lを有し、上記のデータファイルはこのローカルドライブ3Lに保存される。なお、ローカルドライブ3Lは、この他、CDドライブ、DVDドライブ、MOドライブ、フレキシブルディスクドライブ、カードリーダ、RAMディスク等であってもよい。
なお、PC3側にはWindows系のOSがインストールされているものとする。他方、プリンタ80のFTPサーバはUNIX系のファイルシステムが前提になっており、従来通りの方式でPCとの間でデータファイルをFTP転送した場合は、ファイル属性の取得や変更の互換性が確保されていない。また、PC3側では、LISTコマンドによるファイルの日付時刻取得もなされていないものとする。
その結果、プリンタ80(FTPサーバ)→PC3(FTPクライアント)の方向にデータファイル転送する場合には、カードリーダ2(ネットワーク型記憶装置)から受け取った要求データファイルを、転送元となる着脱式記憶メディアに保存されている該要求データファイルのオリジナル属性情報205に代えて予め定められた定型属性情報204を付与する形でローカルドライブに仮保存する形となる(ホスト側データファイル仮保存手段)。また、PC3(FTPクライアント)→プリンタ80(FTPサーバ)の方向にデータファイル転送する場合には、PC3(ホスト装置)から受け取った転送データファイルを、転送元となるローカルドライブ3Lに保存されている該転送データファイルのオリジナル属性情報205に代えて予め定められた定型属性情報204を付与する形でメモリーカード11〜14に仮保存する形となる。
ファイル属性情報は、図4のようにS(「0」:システムファイル、「1」:システムファイルでない)、H(「1」:隠しファイル、「1」:隠しファイルでない)、R(「1」:リードオンリー、「1」:リードオンリーでない)、A(「1」:アーカイブ専用、「1」:アーカイブ専用でない)の4つの情報を含む。また、ファイルの作成ないし更新に係る日付(DATE)及び時刻(TIME)の情報も含まれている。定型属性情報204においては、S=0、H=0、R=0、A=1であり、日付時刻は仮保存を実行した日付時刻となる(つまり、転送元であるメモリーカード11〜11ないしローカルドライブ3L側のオリジナルの日付時刻をコピーしたものとならない)。
そこで、仮保存されたデータファイルの定型属性情報204をオリジナル属性情報205にて更新できるようにするために、プリンタ80及びPC3には、それぞれ属性保存プログラムが搭載されている。そして、上記のFTPサーバプログラム及びFTPクライアントプログラムとの連携により、以下の各手段がシステム上で実現されている。以下、概略シーケンス図(図6:カードリーダ2→PC3、図7:PC3→カードリーダ2)を参照しつつ説明する。
<カードリーダ2→PC3>
・実ファイル要求コマンド発行手段:PC3(ホスト装置)側において、カードリーダ2(ネットワーク型記憶装置)に対し、要求データファイルZ1を該データファイルZ1の実ファイル名201にて指定する実GETコマンド(FTPファイル要求コマンド)を発行する(図6:J7)。PC3側でユーザーはFTPファイル転送用のソフトウェアを立ち上げる。すると、PC3側のローカルドライブ3Lのファイルリストと、FTPサーバ(カードリーダ2に装着されたメモリーカード)側のファイルリストとがPC3のモニタ上のウィンドウWFに表示され、移動させるファイル名を選んで(この選ばれるファイル名が「実ファイル名」である)移動方向ボタン301,302をクリックすることで、ファイル転送処理が起動される。PC3←FTPサーバ(カードリーダ2)を指定するボタン302をクリックするとGETコマンドが指定される。なお、FTPファイル転送用のソフトウェアは、ブラウザソフトウェア(例えば、InternetExplorer(登録商標)でもよいが、本実施形態ではFTPファイル交換専用のプログラムを使用している(属性保存プログラムにこのプログラム機能を組み込んでもよい)。
・記憶装置側データファイル転送手段:カードリーダ2(ネットワーク型記憶装置)側において、PC3(ホスト装置)側から受信したGETコマンドが実GETコマンドであるか否かを解析し、該実GETコマンドであった場合に、該コマンド内の実ファイル名201にて指定される要求データファイルZ1をメモリーカード11〜14から読み出して(図6:J8,J9)、PC3(ホスト装置)にFTP転送する(図6:J10)。PC3では、前述の定型属性情報204を付与してこのデータファイルZ1がローカルドライブ3Lに一旦保存される(図6:J11(仮保存))。
・仮想ファイル要求コマンド発行手段:PC3(ホスト装置)側において、要求データファイルZ1を受け取るに伴いカードリーダ2(ネットワーク型記憶装置)に対し、予め定められた属性要求仮想ファイル名200を指定する仮想GETコマンドを発行する(図6:J10)。この処理は、いうまでもなく、ブラウザソフトウェアへの属性要求仮想ファイル名200のユーザー入力に基づいて実行されるのではなく、実ファイル名によるGETコマンドが先に発行されていることを前提として、属性保存プログラムにより自動実行されるものである。
・記憶装置側属性ファイル転送手段:カードリーダ2(ネットワーク型記憶装置)において、PC3(ホスト装置)側から受信したGETコマンドが仮想GETコマンドであるか否かを解析し、該仮想GETコマンドであった場合に、メモリーカード11〜14内に記憶されている要求データファイルのオリジナル属性情報205を読み出して(図6:J13,J14)、当該オリジナル属性情報205を格納した属性ファイル203(テキストファイルである)を作成し、該属性ファイル203をPC3(ホスト装置)にFTP転送する(図6:J15)。
・ホスト側データファイル保存手段:PC3(ホスト装置)側において、発行した仮想GETコマンドに対応する形で属性ファイルを受け取るとともに、該属性ファイルからオリジナル属性情報205を読み出し、要求データファイルに該オリジナル属性情報205を付与してローカルドライブ3Lに保存する。具体的には、仮保存された要求データファイルの定型属性情報204をオリジナル属性情報205にて更新する。また、仮保存された要求データファイルの定型属性情報204のファイル日付情報を、オリジナル属性情報205に含まれるオリジナルファイル日付情報にて更新する(図6:J16、ファイル日付更新手段)。
<PC3→カードリーダ2>
・実ファイル転送コマンド発行手段:PC3(ホスト装置)側に設けられ、カードリーダ2(ネットワーク型記憶装置)に対し、転送データファイルZ1を該データファイルの実ファイル名201にて指定する実PUTコマンド(FTPファイル転送コマンド)を発行する(図7:K7)。具体的には、PC3からプリンタ80(カードリーダ2)にログインし(図7:K1、K2)、次いでLISTコマンドを発行する(図7:K3)。カードリーダ2はメモリーカード11〜14内のディレクトリエリアをリードし(図7:K4、K5)、PC3にファイル一覧を転送する(図7:K6)。前述のウィンドウWF(図5)にて、PC3→FTPサーバ(カードリーダ2)を指定するボタン301をクリックするとPUTコマンドが指定される。
・ホスト側データファイル転送手段:PC3(ホスト装置)側に設けられ、発行したPUTコマンドが実PUTコマンドであった場合に、該コマンド内の実ファイル名201にて指定される転送データファイルZ1をローカルドライブ3Lから読み出して(図7:K8)、カードリーダ2(ネットワーク型記憶装置)にFTP転送する(図7:K9)。カードリーダ2においては、前述の定型属性情報204を付与してこのデータファイルZ1がメモリーカードに一旦保存される(図6:K10(仮保存))。
・仮想FTPファイル転送コマンド発行手段:PC3(ホスト装置)側に設けられ、転送データファイルZ1の転送に続く形でカードリーダ2(ネットワーク型記憶装置)に対し、予め定められた属性要求仮想ファイル名200を指定する仮想PUTコマンドを発行する(図6:K12)。この処理も、ブラウザソフトウェアへの属性要求仮想ファイル名200のユーザー入力に基づいて実行されるのではなく、実ファイル名によるPUTコマンドが先に発行されていることを前提として、属性保存プログラム側で自動実行されるものである。
・ホスト側属性ファイル転送手段:PC3(ホスト装置)側に設けられ、発行したPUTコマンドが仮想PUTコマンドであった場合に、ローカルドライブ3Lに記憶されている転送データファイルZ1のオリジナル属性情報205を読み出して当該オリジナル属性情報205を格納した属性ファイル203を作成し、該属性ファイル203(テキストファイル)をカードリーダ2(ネットワーク型記憶装置)にFTP転送する(図6:K13)。なお、実PUTコマンドが発行された段階で、属性保存処理がその後に実行されることは予め知れているので、PC3側の属性保存プログラムは、転送データファイルZ1を読み出したあと、仮想PUTコマンドが発行される前に属性ファイル203を作成している(図6:K11)。これにより、仮想PUTコマンドの発行後(図6:K12)、直ちに属性ファイル203の転送に移行できている(図6:K13)。
・記憶装置側データファイル保存手段:カードリーダ2(ネットワーク型記憶装置)側に設けられ、受け取った属性ファイルからオリジナル属性情報205を読み出し、転送データファイルZ1に該オリジナル属性情報205を付与してメモリーカード11〜14に書き込む。具体的には、仮保存された転送データファイルの定型属性情報204をオリジナル属性情報205にて更新する(図6:K14、記憶装置側属性更新手段)。また、仮保存された転送データファイルの定型属性情報204のファイル日付情報を、オリジナル属性情報205に含まれるオリジナルファイル日付情報にて更新する。
なお、属性要求仮想ファイル名200は、該属性要求仮想ファイル名200にのみ含まれ実ファイル名201には含まれない固有の属性要求識別用文字列202(本実施形態では、「:WinAttrib」)を有する。そして、ファイル名に属性要求識別用文字列202が検出されるか否かに基づいて、該ファイル名が属性要求仮想ファイルであるか否かが判定される。また、属性要求仮想ファイル名200は、対応するデータファイルの実ファイル名201の文字列を含むものであり、属性ファイル203は、属性要求仮想ファイル名200に含まれる実ファイル名201が特定するデータファイルのオリジナル属性情報205を格納するものとして作成される。
属性要求識別用文字列202には、OSのファイルシステム上は本来使用が禁止されている文字(具体的には「:」)が含まれているが、本実施形態では、属性ファイル203は、これを含む属性要求仮想ファイル名200が実際には付与されず、PC3側の属性保存プログラムとプリンタ80(カードリーダ2)側の属性保存プログラムとの間で相互認識可能な(いわば、口裏を合わせた)、予め定められた別ファイル名(例えば、「abcd.txt」。使用禁止文字を排除して作成されている)によるテンポラリファイルとして作成される。つまり、実GETコマンドないし実PUTコマンド発行後における属性保存処理が上記両属性保存プログラムによる独自処理であり、一方の属性保存プログラムが指定したファイル名(属性要求仮想ファイル名200)と異なるファイル名で属性ファイルが作成されても、これを受ける側の属性保存プログラムが該ファイル名を了承していれば特段問題は生じないのである。また、FTPでは、指定したファイル名に対し、そのファイル名でデータファイルが転送されているか否かまではチェックされないので、プロトコル上の不整合も生じない。
以下、通信システム1における処理の流れを、フローチャートを用いて説明する。
図8はFTPサーバ(プリンタ80、カードリーダ2)側の処理の流れを示すもので、S1でログインするまで待機し、S2ではコマンドを受け付けるまで待機し、受けたコマンドの種類に応じて処理が分岐する。GETコマンドの場合はS3からS7に進み、ファイル名に「:」(コロン、禁止文字)が含まれているか否かを判定する。含まれていなければ要求データファイルに係る通常のFTP処理を行なうS11に進む。すなわち、要求データファイルをPC3側から受け取って定型属性情報が付与され、メモリーカードに保存される(仮保存)。このあと、コマンド待ち(S2)の状態に戻る。
一方、S7にてファイル名に「:」(コロン、禁止文字)が含まれていればS8で属性保存処理として図9の「1」が実行される。そして、「1」の処理終了後、コマンド待ち(S2)の状態に戻る。次に、図9にS8の詳細を示す。S8処理内のS51では、禁止文字「:」よりあとの部分が、「属性ファイル作成」として意味が定められた文字列(ここでは、「WinAttrib」としている)になっているかどうかを確認する。NoであればS56に進み、「ファイルなし」とPC3に通知しこのルーチンを抜ける。
他方、S51でYesであればS52に進み、禁止文字「:」(コロン)よりも前の文字列が示すファイル名にて要求データファイルを特定し、そのオリジナル属性情報をリードするとともに、S53でその内容を属性ファイル(テキストファイルからなるテンポラリファイル)に保存する。そして、S54で該属性ファイルをPC3に転送後、S55にて属性ファイル(テンポラリファイル)を消去する。
図8に戻り、S2で受けたコマンドがPUTコマンドの場合はS4からS9に進み、ファイル名に「:」(コロン、禁止文字)が含まれているか否かを判定する。含まれていなければ要求データファイルに係る通常のFTP処理を行なうS11に進む。すなわち、転送データファイルをPC3から受け取り、定型属性情報を付与してメモリーカードに保存する(仮保存)。このあと、コマンド待ち(S2)の状態に戻る。
一方、S9にてファイル名に「:」(コロン、禁止文字)が含まれていればS10の属性保存処理として、図9の「2」が実行される。図9「2」のS101では、禁止文字「:」よりあとの部分が、「属性ファイル作成」として意味が定められた文字列(ここでは、「WinAttrib」としている)になっているかどうかを確認する。NoであればS106に進み、「ファイル書込不能」とPC3に通知し、このルーチンを終了する。
他方、S101でYesであればS102に進み、禁止文字「:」(コロン)よりも前の文字列が示すファイル名の転送データファイルに係る属性ファイルをPC3から受け取り、S103で該属性ファイル(テキストファイルからなるテンポラリファイル)からオリジナル属性情報を読み出す、S104で該オリジナル属性情報にてメモリーカード上の転送データファイルの属性情報を更新し、S105にてテンポラリファイルを消去する。
図10は、属性保存処理「1」に対応するPC3側の処理の流れを示すものである。T1でFTPサーバ(プリンタ80、カードリーダ2)にログインし、T2でLISTコマンドを発行する。T3でカードリーダ2から取得したファイル一覧を表示し、T4で(ユーザー入力により)リードファイル(要求データファイルA)を指定する。T5で、指定された(実)ファイル名にてGETコマンドを発行し、T6では属性ファイルを要求する仮想GETコマンドを発行する。そして、T7で作成された属性ファイルを受け取り、T8で該属性ファイルからオリジナル属性情報を読み出して、T9で要求データファイルAの属性情報を更新し、T10で属性ファイルを削除して処理を終了する。この一連の動作により、FTPでファイルを転送する際であっても、ファイルの属性情報が保持されたまま手元にコピーすることができる。
図11は、属性保存処理「2」に対応するPC3側の処理の流れを示すものである。T51でFTPサーバ(プリンタ80、カードリーダ2)にログインし、T52でLISTコマンドを発行する。T53でローカルドライブ3Lのファイルリストを作成し、T54でファイル一覧を表示する。T55で(ユーザー入力により)ライトファイル(転送データファイルB)を指定する。T56で、指定された(実)ファイル名にてPUTコマンドを発行し、T57では転送データファイルBの属性情報を読み出す。そして、T58で属性ファイル203を作成し、T59でこれをローカルドライブ3Lに一旦書き込んだ後、仮想PUTコマンドを発行して属性ファイル203を転送した後、属性ファイルを削除して処理を終了する。この一連の動作により、FTPでファイルを転送する際であっても、ファイルの属性情報が保持されたままファイルをカードリーダ2に挿入されているカードにコピーすることができる。
すなわち繰り返しになるが、FTPサーバ(カードリーダ2(ネットワーク型記憶装置))からFTPクライアント(PC3(ホスト装置))にデータファイルをFTP転送する際に、FTPクライアントから一旦、通常通りの実ファイル名201でデータファイル要求コマンドを発行し、属性情報の保存可否とは無関係にデータファイルをFTPサーバからFTPクライアントに転送させることができ、他方、FTPサーバ(メモリーカード11〜14)側に保存されている該データファイルのオリジナル属性情報205は、実ファイル名201ですでにデータファイルを取得していることを前提として、属性要求仮想ファイル名200を指定する仮想GETコマンドを発行することにより取得することができる。
本発明の通信システムの全体構成の概略を示すブロック図。 本発明の通信システムに適用されるプリンタの一例を示す斜視図。 プリンタの電気的構成の一例を示すブロック図。 属性情報の概念図。 ファイル交換ソフトウェアのウィンドウ表示形態の一例を示す図。 カードリーダ(FTPサーバ)からPC(FTPクライアント)へのファイル送信処理の流れを示すシーケンス図。 PC(FTPクライアント)からカードリーダ(FTPサーバ)へのファイル送信処理の流れを示すシーケンス図。 FTPサーバ側の処理の流れを示すフローチャート。 図8の属性保存処理「1」及び属性保存処理「2」の詳細を示すフローチャート。 図6に対応するPC側の処理の流れを示すフローチャート。 図7に対応するPC側の処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1 通信システム
2 カードリーダ(ネットワーク型記憶装置)
3 PC(ホスト装置)
3L ローカルドライブ
16〜19 メディア装着用スロット
11〜14 メモリーカード(着脱式記憶メディア)
200 属性要求仮想ファイル名
201 実ファイル名
203 属性ファイル
204 定型属性情報
205 オリジナル属性情報
410 TCP/IPネットワーク

Claims (9)

  1. メディア装着用スロットと、ファイル単位による記憶データの読出し、書込み及び消去が可能とされた不揮発性メモリからなり、該メディア装着用スロットに着脱可能に装着される着脱式記憶メディアとを備えたネットワーク型記憶装置と、TCP/IPネットワークにより該ネットワーク型記憶装置と接続されたホスト装置とを備えるとともに、前記ネットワーク型記憶装置側にFTPサーバのプログラムが組み込まれ、前記ホスト装置側にFTPクライアントのプログラムが組み込まれ、前記ネットワーク型記憶装置に装着された前記着脱式記憶メディアに対する前記ホスト装置からのデータファイルアクセスを、前記TCP/IPネットワークを介したFTP通信により実行するFTP通信システムにおいて、前記ホスト装置は、該ホスト装置に内蔵又は直結された記憶装置からなるローカルドライブを有し、さらに、
    前記ホスト装置側に設けられ、前記ネットワーク型記憶装置に対し、要求データファイルを該データファイルの実ファイル名にて指定する実FTPファイル要求コマンドを発行する実ファイル要求コマンド発行手段と、
    前記ネットワーク型記憶装置側に設けられ、前記ホスト装置側から受信したFTPファイル要求コマンドが前記実FTPファイル要求コマンドであるか否かを解析し、該実FTPファイル要求コマンドであった場合に、該コマンド内の実ファイル名にて指定される前記要求データファイルを前記着脱式記憶メディアから読み出して、前記ホスト装置にFTP転送する記憶装置側データファイル転送手段と、
    前記ホスト装置側に設けられ、前記要求データファイルを受け取るに伴い前記ネットワーク型記憶装置に対し、予め定められた属性要求仮想ファイル名を指定する仮想FTPファイル要求コマンドを発行する仮想ファイル要求コマンド発行手段と、
    前記ネットワーク型記憶装置に設けられ、前記ホスト装置側から受信したFTPファイル要求コマンドが前記仮想FTPファイル要求コマンドであるか否かを解析し、該仮想FTPファイル要求コマンドであった場合に、前記着脱式記憶メディア内に記憶されている前記要求データファイルのオリジナル属性情報を読み出して当該オリジナル属性情報を格納した属性ファイルを作成し、該属性ファイルを前記ホスト装置にFTP転送する記憶装置側属性ファイル転送手段と、
    前記ホスト装置側に設けられ、発行した前記仮想FTPファイル要求コマンドに対応する形で前記属性ファイルを受け取るとともに、該属性ファイルから前記オリジナル属性情報を読み出し、前記要求データファイルに該オリジナル属性情報を付与して前記ローカルドライブに保存するホスト側データファイル保存手段と、
    を有することを特徴とするFTP通信システム。
  2. 前記ホスト側データファイル保存手段は、
    前記ネットワーク型記憶装置から受け取った前記要求データファイルを、転送元となる前記着脱式記憶メディアに保存されている該要求データファイルのオリジナル属性情報に代えて予め定められた定型属性情報を付与する形で前記ローカルドライブに仮保存するホスト側データファイル仮保存手段と、
    仮保存された前記要求データファイルの前記定型属性情報を前記オリジナル属性情報にて更新するホスト側属性更新手段とを有する請求項1記載のFTP通信システム。
  3. 前記ホスト側データファイル仮保存手段は、前記定型属性情報に含まれるファイル日付情報として前記仮保存を実行した日付を付与する形で前記要求データファイルの仮保存を行なうものであり、
    前記ホスト側属性更新手段は、仮保存された前記要求データファイルの前記定型属性情報の前記ファイル日付情報を、前記オリジナル属性情報に含まれるオリジナルファイル日付情報にて更新するファイル日付更新手段とを有する請求項2記載のFTP通信システム。
  4. メディア装着用スロットと、ファイル単位による記憶データの読出し、書込み及び消去が可能とされた不揮発性メモリからなり、該メディア装着用スロットに着脱可能に装着される着脱式記憶メディアとを備えたネットワーク型記憶装置と、TCP/IPネットワークにより該ネットワーク型記憶装置と接続されたホスト装置とを備えるとともに、前記ネットワーク型記憶装置側にFTPサーバのプログラムが組み込まれ、前記ホスト装置側にFTPクライアントのプログラムが組み込まれ、前記ネットワーク型記憶装置に装着された前記着脱式記憶メディアに対する前記ホスト装置からのデータファイルアクセスを、前記TCP/IPネットワークを介したFTP通信により実行するFTP通信システムにおいて、前記ホスト装置は、該ホスト装置に内蔵又は直結された記憶装置からなるローカルドライブを有し、さらに、
    前記ホスト装置側に設けられ、前記ネットワーク型記憶装置に対し、転送データファイルを該データファイルの実ファイル名にて指定する実FTPファイル転送コマンドを発行する実ファイル転送コマンド発行手段と、
    前記ホスト装置側に設けられ、発行したFTPファイル転送コマンドが前記実FTPファイル転送コマンドであった場合に、該コマンド内の実ファイル名にて指定される前記転送データファイルを前記ローカルドライブから読み出して、前記ネットワーク型記憶装置にFTP転送するホスト側データファイル転送手段と、
    前記ホスト装置側に設けられ、前記転送データファイルの転送に続く形で前記ネットワーク型記憶装置に対し、予め定められた属性要求仮想ファイル名を指定する仮想FTPファイル転送コマンドを発行する仮想FTPファイル転送コマンド発行手段と、
    前記ホスト装置側に設けられ、発行したFTPファイル転送コマンドが前記仮想FTPファイル転送コマンドであった場合に、前記ローカルドライブに記憶されている前記転送データファイルのオリジナル属性情報を読み出して当該オリジナル属性情報を格納した属性ファイルを作成し、該属性ファイルを前記ネットワーク型記憶装置にFTP転送するホスト側属性ファイル転送手段と、
    前記ネットワーク型記憶装置側に設けられ、受け取った前記属性ファイルから前記オリジナル属性情報を読み出し、前記転送データファイルに該オリジナル属性情報を付与して前記着脱式記憶メディアに書き込む記憶装置側データファイル保存手段と、
    を有することを特徴とするFTP通信システム。
  5. 前記記憶装置側データファイル保存手段は、
    前記ホスト装置から受け取った前記転送データファイルを、転送元となる前記ローカルドライブに保存されている該転送データファイルのオリジナル属性情報に代えて予め定められた定型属性情報を付与する形で前記着脱式記憶メディアに仮保存する記憶装置側データファイル仮保存手段と、
    仮保存された前記転送データファイルの前記定型属性情報を前記オリジナル属性情報にて更新する記憶装置側属性更新手段とを有する請求項4記載のFTP通信システム。
  6. 前記記憶装置側データファイル仮保存手段は、前記定型属性情報に含まれるファイル日付情報として前記仮保存を実行した日付を付与する形で前記転送データファイルの仮保存を行なうものであり、
    前記記憶装置側属性更新手段は、仮保存された前記転送データファイルの前記定型属性情報の前記ファイル日付情報を、前記オリジナル属性情報に含まれるオリジナルファイル日付情報にて更新する記憶装置側ファイル日付更新手段とを有する請求項5記載のFTP通信システム。
  7. 前記属性要求仮想ファイル名は、該属性要求仮想ファイル名にのみ含まれ前記実ファイル名には含まれない固有の属性要求識別用文字列を有するものであり、
    前記ファイル名に前記属性要求識別用文字列が検出されるか否かに基づいて、該ファイル名が前記属性要求仮想ファイルであるか否かが判定される請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のFTP通信システム。
  8. 前記属性要求仮想ファイル名は、対応するデータファイルの前記実ファイル名の文字列を含むものであり、
    前記属性ファイルは、前記属性要求仮想ファイル名に含まれる前記実ファイル名が特定するデータファイルの前記オリジナル属性情報を格納するものとして作成される請求項7記載のFTP通信システム。
  9. 前記定型属性情報の更新後に、作成された前記属性ファイルを消去する属性ファイル消去手段が設けられている請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のFTP通信システム。
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