JP3990369B2 - サーバ装置及び中継システム - Google Patents

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Description

本発明は、異なるオぺレーティング・システムで動作する複数のシステムに対して処理を要求する際に、クライアント装置からはオペレーティング・システムに依存しない形式の情報によって所定のシステムに対して処理を要求し、サーバ装置がクライアント装置からの処理の要求を受けて、所定のシステムが動作するオペレーティング・システムに依存する形式の情報に変換して、所定のシステムに対してオペレーティング・システムに依存する形式の処理の要求を行うサーバ装置及び、中継システム及び、プログラムに関する。
従来、クライアント装置から所定のシステムに対して処理を要求する場合には、ユーザは所定のシステムが動作するオペレーティング・システムに依存する形式で、処理要求情報(例えば、コマンド)をクライアント装置へ入力していた。
また、特開2002−287864号公報には、アプリケーションソフトウェアについている標準の各種のウイザード機能を組合わせ、作業者の操作を容易にし作業手順に誤りがないようにしたウイザード機能システムを提供する発明について記載されている。
また、特開2002−215278号公報には、ユーザの操作性を高めることができるGUI(graphical user interface)を提供することができるユーザインタフェース生成装置及びユーザインタフェース生成方法の発明について記載されている。
特開2002−215278号公報 特開2002−287864号公報
上記した従来例は、クライアント装置から所定のシステムに対して要求する処理をサーバ装置が中継する場合に、クライアント装置が上記所定のシステムが動作するオペレーティング・システムに依存しない形式で所定のシステムに要求する処理についての情報を入力することを補助するものではなかった。
また、サーバ装置が中継した所定のシステムに対する処理の要求について、サーバ装置の利用料を算出するものではなかった。
また、サーバ装置が算出した利用料をクライアント装置に対して請求するものではなかった。
この発明は、上記した問題点を解消するためになされたもので、以下のことを目的とするサーバ装置、中継システム、プログラムを実現する。
クライアント装置からの所定のシステムに対する処理の要求を、所定のシステムが動作するオペレーティング・システムに依存しない形式で入力して、入力したクライアント装置からの処理の要求を、所定のシステムが動作するオペレーティング・システムに依存する形式にして、所定のシステム対して処理を要求するクライアント装置からの処理の要求を中継する。
また、複数のクライアント装置からの処理の要求に対して迅速に応答する。
また、クライアント装置を操作するユーザの負担を軽減するため、クライアント装置から処理の要求を行う場合の操作を統一する。
また、複数のクライアント装置を接続する場合であっても、クライアント装置から処理の要求を行う場合の操作を統一する。
また、複数のシステムを接続して、それぞれのシステムが異なるオぺレーティング・システムで動作する場合に、オペレーティング・システムの違いによる要求内容の差異を、サーバ装置側で吸収して、クライアント装置側では、システムが動作するオぺレーティング・システムを意識せずに処理の要求を行うことを補助する。
また、サーバ装置の利用料を算出して、算出した利用料をクライアント装置へ請求する。
この発明に係るサーバ装置は、少なくとも1つのクライアント装置を接続するとともに、所定のオぺレーティング・システムで動作する少なくとも1つの所定のシステムを接続して、上記クライアント装置が上記所定のシステムに対して要求する処理を中継するサーバ装置において、上記サーバ装置は、上記所定のシステムに対して要求する処理の内容を、上記オペレーティング・システムに依存しない形式の情報と、上記オペレーティング・システムに依存する形式の情報とを対応させて記憶する処理内容記憶部と、上記クライアント装置から、上記所定のシステムに対して要求する処理の内容を示す処理要求情報を、上記所定のシステムが動作するオペレーティング・システムに依存しない形式の内容で入力する情報入力部と、上記情報入力部が入力した上記処理要求情報に基づいて上記クライアント装置の上記所定のシステムに対する処理の要求を代行する処理実行部を生成するクライアントインタフェース部とを備え、上記クライアントインタフェース部により生成された処理実行部は、上記処理要求情報に基づいて上記処理内容記憶部が記憶する上記オペレーティング・システムに依存しない情報を検索して、検索した上記オペレーティング・システムに依存しない情報に対応する上記オペレーティング・システムに依存する情報を取得し、取得した上記オペレーティング・システムに依存する情報と上記処理要求情報とから上記所定のシステムに実行させる上記オペレーティング・システムに依存する処理実行情報を生成して、生成した処理実行情報を上記所定のシステムに対して出力する
ことを特徴とする。
また、この発明に係るサーバ装置は、上記情報入力部は、さらに上記クライアント装置から上記処理要求情報の生成の開始を通知する開始情報と、上記クライアント装置から上記所定のシステムに対する処理の要求の終了を通知する終了情報とを入力し、上記クライアントインタフェース部は、上記情報入力部が上記開始情報を入力すると、上記処理実行部を生成し、上記情報入力部が上記終了情報を入力すると、上記処理実行部を削除する
ことを特徴とする。
また、この発明に係るサーバ装置は、上記処理要求情報と上記開始情報と上記終了情報とを生成することを上記クライアント装置に行なわせ、さらに生成した処理要求情報と開始情報と終了情報とをそれぞれ上記サーバ装置へ出力することを上記クライアント装置に行わせる生成定義情報を記憶する生成定義情報記憶部と、上記生成定義情報記憶部が記憶した生成定義情報を、上記クライアント装置へ出力する生成定義情報出力部と
を備えたことを特徴とする。
また、この発明に係るサーバ装置は、さらに上記所定のシステムを識別するシステム識別情報と、上記システム識別情報によって識別されるシステムが動作するオペレーティング・システムを示すオペレーティング・システム情報とを対応させて記憶するシステム管理情報記憶部を備え、上記処理内容記憶部は、さらに上記オペレーティング・システムに依存する形式の情報に対応させて上記オペレーティング・システム情報を記憶し、上記処理実行部は、上記クライアントインタフェース部からさらに上記システム識別情報を有する上記処理要求情報を取得し、上記処理要求情報の上記システム識別情報と一致するシステム識別情報に対応するオペレーティング・システム情報を上記システム管理情報記憶部から取得し、上記処理要求情報に基づいて上記取得したオペレーティング・システム情報に依存しない情報を上記処理内容記憶部から検索し、検索した上記オペレーティング・システムに依存しない情報に対応する上記オペレーティング・システムに依存する情報を取得する際に、上記オペレーティング・システム情報に対応する上記オペレーティング・システムに依存する情報を上記処理内容記憶部から取得することを特徴とする。
また、この発明に係るサーバ装置は、課金処理部を備え、上記処理実行部は、上記所定のシステムに対して処理実行情報を出力したことを通知する出力通知情報を上記課金処理部へ出力し、上記課金処理部は、上記処理実行部が出力した出力通知情報に基づいて上記クライアント装置の上記サーバ装置の利用料金を算出する算出部と、上記算出部が算出した上記サーバ装置の利用料金に基づいて上記クライアント装置へ請求する請求情報を生成し、生成した請求情報を上記クライアント装置へ出力する請求部とを備えたことを特徴とする。
また、この発明に係るサーバ装置は、さらに自己を識別するクライアント識別情報を有する上記クライアント装置の上記クライアント識別情報に対応する上記サーバ装置の利用料金の算出に用いる算出条件を示す算出条件情報を記憶する算出条件情報記憶部を備え、
上記処理実行部は、さらに上記クライアント識別情報を有する上記出力通知情報を上記課金処理部へ出力し、上記算出部は、上記処理実行部が上記課金処理部へ出力した出力通知情報のクライアント識別情報に基づいて上記算出条件情報記憶部から算出条件情報を取得し、取得した算出条件情報に従い上記出力通知情報に基づいて上記クライアント識別情報の上記サーバ装置の利用料金を算出し、上記請求部は、上記算出部が算出した上記利用料金に基づいて上記クライアント識別情報の請求情報を生成して、生成したクライアント識別情報の請求情報をクライアント識別情報の示すクライアント装置に対して出力する
ことを特徴とする。
この発明に係る中継システムは、少なくとも1つの所定のシステムと、所定のシステムに対して処理を要求する少なくとも1つのクライアント装置と、上記所定のシステムを第2のネットワークを介して接続するとともに、上記クライアント装置を第1のネットワークを介して接続して、上記クライアント装置が上記所定のシステムに対して要求する処理を中継するサーバ装置とを備えた中継システムであって、上記所定のシステムは、所定のオぺレーティング・システムで動作し、上記クライアント装置は、上記所定のシステムに対して要求する処理の内容を示す処理要求情報を、上記オペレーティング・システムに依存しない形式で生成して、生成した処理要求情報を上記サーバ装置へ上記第1のネットワークを介して出力する要求情報出力部を備え、上記サーバ装置は、上記所定のシステムに対して要求する処理の内容を、上記オペレーティング・システムに依存しない形式の情報と、上記オペレーティング・システムに依存する形式の情報とを対応させて記憶する処理内容記憶部と、上記第1のネットワークを介して上記クライアント装置が出力した処理要求情報を入力する情報入力部と、上記情報入力部が入力した上記処理要求情報に基づいて上記クライアント装置の上記所定のシステムに対する処理の要求を代行する処理実行部を生成するクライアントインタフェース部とを備え、上記クライアントインタフェース部により生成された処理実行部は、上記処理要求情報に基づいて上記処理内容記憶部が記憶する上記オペレーティング・システムに依存しない情報を検索して、検索した上記オペレーティング・システムに依存しない情報に対応する上記オペレーティング・システムに依存する情報を取得し、取得した上記オペレーティング・システムに依存する情報と上記処理要求情報とから上記所定のシステムに実行させる処理実行情報を生成して、生成した処理実行情報を上記所定のシステムに対して上記第2のネットワークを介して出力し、上記所定のシステムは、上記第2のネットワークを介して上記サーバ装置の処理実行部が出力した処理実行情報を入力して、入力した処理実行情報に基づく所定の動作を上記オペレーティング・システム上で実行する実行部を備えたことを特徴とする。
また、この発明に係る中継システムは、上記クライアント装置が、上記処理要求情報と、上記処理要求情報の生成の開始を通知する開始情報と、上記所定のシステムに対する処理の要求の終了を通知する終了情報とを生成して、生成した処理要求情報と開始情報と終了情報とをそれぞれ、上記第1のネットワークを介して上記サーバ装置へ出力することを行わせる第1の生成定義情報を記憶する第1の生成定義情報記憶部を備え、上記クライアント装置の要求情報出力部は、上記生成定義情報記憶部が記憶した生成定義情報を取得して、取得した生成定義情報を用いて上記処理要求情報と開始情報と終了情報とを生成して上記第1のネットワークを介して上記サーバ装置へ出力し、上記サーバ装置は、上記クライアント装置の第1の生成定義情報記憶部が記憶した第1の生成定義情報を記憶する第2の生成定義情報記憶部と、上記第2の生成定義情報記憶部から第1の生成定義情報を取得して上記クライアント装置へ上記第1のネットワークを介して出力する生成定義情報出力部とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る所定のオペレーティング・システムで動作する少なくとも1つの所定のシステムに対する少なくとも1つのクライアント装置からの処理の要求を中継するサーバ装置で動作するプログラムにおいて、上記プログラムは、上記クライアント装置から、上記システムに対して要求する処理の内容を示す処理要求情報を、上記システムが動作する所定のオペレーティング・システムに依存しない形式の内容で入力する情報入力処理と、
上記情報入力処理によって入力された上記処理要求情報に基づいて上記クライアント装置の上記所定のシステムに対する処理の要求を代行する代行処理を起動するクライアントインタフェース処理と、上記クライアントインタフェース処理により起動された代行処理によって、上記処理要求情報に基づいて、サーバ装置に備わる処理内容記憶部から、上記オペレーティング・システムに依存しない情報に対応する上記オペレーティング・システムに依存する情報を取得し、取得した上記オペレーティング・システムに依存する情報と上記処理要求情報とから上記システムに実行させる処理実行情報を生成して、生成した処理実行情報を上記所定のシステムに対して出力する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、この発明に係るプログラムは、上記情報入力処理は、上記クライアント装置から上記処理要求情報の生成の開始を通知する開始情報と、上記クライアント装置から上記所定のシステムに対して要求する処理の終了を通知する終了情報とを入力する処理と、上記クライアントインタフェース処理は、上記情報入力処理によって上記開始情報が入力されると、上記代行処理を起動し、上記情報入力処理によって上記終了情報が入力されると、上記代行処理を削除する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、この発明に係るプログラムは、上記代行処理は、上記所定のシステムに対して処理実行情報を出力したことを通知する出力通知情報を出力する処理と、上記代行処理によって出力された出力通知情報を入力し、入力した出力通知情報に基づいて上記クライアント装置の上記サーバ装置の利用料金を算出する算出処理と、上記算出処理によって算出された上記サーバ装置の利用料金を上記クライアント装置へ請求する請求情報を生成して、生成した請求情報を上記クライアント装置へ出力する請求処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、この発明に係るプログラムは、上記代行処理は、上記出力通知情報に上記処理要求情報が有するクライアント装置を識別するクライアント識別情報を含んで出力する処理と、上記算出処理は、上記代行処理によって出力された出力通知情報の上記クライアント識別情報に基づいてサーバ装置に備わる算出条件情報記憶部から上記クライアント識別情報に対応させて上記利用料金の算出に用いる算出条件を示す算出条件情報を取得し、取得した算出条件情報に従い上記クライアント識別情報の上記利用料金を算出する処理と、上記請求処理は、上記算出処理によって算出された上記クライアント識別情報の上記利用料金に基づいて上記クライアント識別情報毎の請求情報を生成して、生成したクライアント識別情報の請求情報をクライアント識別情報の示すクライアント装置に対して出力する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
クライアント装置を操作するユーザは、処理を要求するシステムが動作するオペレーティング・システムを意識することなく、処理の要求を行える効果がある。
また、そのための環境をサーバ装置より提供されるので、ユーザの負担なくクライアント装置の操作性の向上を実現できる効果がある。
実施の形態1.
この実施の形態では、サーバ装置は、クライアント装置からシステムが動作するオぺレーティング・システムに依存しない形式でシステムに対する処理の要求を入力し、入力した処理の要求をシステムが動作するオペレーティング・システムに依存する形式にして、システムに処理の要求を行う、クライアント装置からのシステムに対する処理の要求を代行するサーバ装置、中継システム、サーバ装置上で動作するプログラムについて、一例を説明する。
図1は、この実施の形態の中継システムのシステム構成図である。図1において、サーバ装置100は、ネットワーク400を介してクライアント装置200を5台接続する。また、サーバ装置100は、ネットワーク410を介してシステム300を4つ接続する。ネットワーク400,410は、例えば専用回線又は公衆回線、インターネット等である。また、4つのシステム300はそれぞれ、UNIX(登録商標)上で動作するシステム1、Windows(登録商標)上で動作するシステム2、Linux(登録商標)上で動作するシステム3、UNIX(登録商標)上で動作するシステム4というように、異なるオぺレーティング・システムで動作する。また、4つのシステムそれぞれは、異なる顧客が運用するシステムであり、システム1は顧客A、システム2は顧客A、システム3は顧客B、システム4は顧客Cである。また、5つのクライアント装置200はそれぞれ、異なる顧客に備えられて処理を要求するシステムが予め決められているものとする。顧客Aのクライアント装置1はシステム1、顧客Aのクライアント装置2はシステム1、顧客Aのクライアント装置3はシステム2、顧客Bのクライアント装置1はシステム3、顧客Cのクライアント装置1はシステム4である。サーバ装置100は、それぞれのクライアント装置200からネットワーク400を介して、顧客情報や、システムに対する処理要求情報や、処理要求情報の生成の開始を通知する開始情報や、処理要求情報の生成の終了を通知する終了情報を、情報10として入力する。また、サーバ装置100は、それぞれのクライアント装置200に対して、処理要求情報を生成するための画面情報(画面情報は生成定義情報に相当する)や、要求した処理に対する応答情報(a)やサーバ装置がオペレーティング・システムに依存する形式の情報に変換した処理要求情報である応答情報(b)を情報10として出力する。また、サーバ装置100はそれぞれのシステム300に対して、オペレーティング・システムに依存する形式の処理実行情報(コマンドによる処理実行情報に相当)を情報12として出力する。また、サーバ装置100はそれぞれのシステム300から処理実行情報に従いシステムが動作した結果の情報(処理を行った応答情報に相当)を情報12として入力する。
図2は、この実施の形態のサーバ装置100の構成を示すブロック図である。図2において、サーバ装置100は、処理部101と記憶部160と入力装置150とを備える。処理部101は、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)の一部を構成するものであってもいいし、CPUによって動作を制御されるものであってもよい。
入力装置150は、例えばキーボードやマウスや(電子)ペンや指タッチパネルである。
処理部101は、主にクライアント装置との情報の入出力を制御するクライアントとの入出力部102と、顧客のシステムとの情報の入出力を行う顧客システムとの入出力部110と、システムに対して要求する処理の内容を示すコマンドを管理するコマンド設定管理部120と、顧客に関する情報を管理する顧客管理部140と、処理要求情報を生成する際に使用する画面を起動するための画面情報を定義するための画面情報管理部130とを、備える。
クライアントとの入出力部102は、クライアント装置から出力された情報10(処理要求情報、顧客情報、開始情報、終了情報)をネットワーク400を介して入力する情報入力部103を備える。また、クライアントとの入出力部102は、画面情報をネットワーク400を介してクライアント装置へ出力する画面情報出力部104を備える。また、クライアントとの入出力部102は、応答情報をネットワーク400を介してクライアント装置へ出力する情報出力部105を備える。また、情報入力部103は、入力装置150から処理要求情報、顧客情報、開始情報、終了情報の少なくともいずれか1つを情報29として入力してもかまわない。
顧客システムとの入出力部110は、開始情報、終了情報、処理要求情報を情報20として入力する。開始情報の入力が行われると、その処理要求情報に基づく顧客のシステムに対して処理の要求を実行する処理実行部112,113を生成するクライアントインタフェース部111を備える。また、クライアントインタフェース部111は、終了情報の入力が行われると処理実行部112,113を消去する。処理実行部112と処理実行部113はそれぞれ、1つの処理要求情報に対応して生成される。例えば、顧客Aのクライアント装置1と顧客Aのクライアント装置2からそれぞれ開始情報が入力されると、顧客Aのクライアント装置1の開始情報に対する処理実行部112と、顧客Aのクライアント装置2の開始情報に対する処理実行部113とが、それぞれクライアントインタフェース部111により生成される。また、例えば、クライアントインタフェース部111は、顧客Aのクライアント装置1から処理要求情報Aの生成に先立つ開始情報が入力されると、処理実行部112を生成し、続いて、顧客Aのクライアント装置1から処理要求情報Bの生成に先立つ開始情報が入力されると、処理実行部113を生成する。すなわち、クライアント装置:処理要求情報:処理実行部との関係は、1:1:1の関係となる。また、クライアント装置:処理実行部との関係は、1:n(n>1)となる。処理実行部112は、処理要求情報を処理が要求されているシステムのオペレーティング・システムに依存する形式に変換して処理実行情報23を生成し、処理が要求されているシステムに対して処理実行情報を出力する。
処理実行部は例えばコンピュータによって実行可能なプログラムであり、サーバ装置100のハードディスクに記憶されていて、クライアントインタフェース部111によってハードディスクより取り出されて、サーバ装置100のメモリにロードされるものとする。
コマンド設定管理部120は、システムに対して要求する処理の内容24を入力装置150から入力して、処理内容情報27として処理内容記憶部161に記憶させる処理内容設定部121を備える。システムに対して要求する処理の内容とは、システムが動作するオペレーティング・システムに依存しない形式の情報と、オペレーティング・システムに依存する形式の情報とを対応させた情報であって、オペレーティング・システムの種類が複数ある場合には、1つのオペレーティング・システムに依存しない形式の情報に対して複数種類のオペレーティング・システムのオペレーティング・システムに依存する形式の情報とを設定する。また、オペレーティング・システムに依存する形式の情報は、オペレーティング・システム独自のコマンド情報である。
顧客管理部140は、顧客に関する顧客情報21をクライアントとの入出力部102より入力して、顧客情報28として顧客情報記憶部163(システム管理情報記憶部相当)に記憶させる顧客情報登録部141を備える。顧客に関する情報は、ユーザがクライアント装置から入力して、サーバ装置100に入力されるが、入力装置150から入力するようにしてもかまわない。
画面情報管理部130は、画面情報22を入力装置150から入力して、画面情報26として画面情報記憶部162に記憶させる画面情報登録部131を備える。また、画面情報記憶部162に記憶した画面情報を取り出して、クライアントとの入出力部102に出力する。
記憶部160は、処理内容記憶部161と画面情報記憶部162と顧客情報記憶部163とを備える。記憶部160は、例えば、サーバ装置100の外部記憶装置であるものとする。
図3は、情報20の一例を示す図である。
図3の情報20は、顧客の識別情報と、顧客システムの識別情報と、システムに対して要求する情報または開始情報または終了情報とを有する。顧客の識別情報は、文字や数字や記号によって構成された顧客と顧客のクライアント装置とを識別する情報である。顧客システムの識別情報は、処理を要求するシステムを特定する情報であり、文字や数字や記号によって構成された情報である。
図4は、顧客情報21,28の一例を示す図である。
図4の顧客情報21,28は、顧客の識別情報と、顧客システムの識別情報(システム識別情報相当)と、OS(オペレーティング・システム)の識別情報(オペレーティングシステム情報相当)と、通信プロトコルを示す情報と、接続タイミングを示す情報とを有する。図3の顧客の識別情報は、図4の顧客の識別情報と関連づけられている。図3の顧客システムの識別情報は、図4の顧客システムの識別情報と関連づけられている。1つの顧客が複数のシステムを運用する場合は、同一の顧客の識別情報に対して複数の顧客システムの識別情報を登録する。OSの識別情報は、顧客システムの識別情報によって示されるシステムが動作するオペレーティング・システムを示す。通信プロトコルを示す情報は、顧客システムの識別情報によって示されるシステムが用いる通信プロトコルを示す情報である。サーバ装置100は、処理実行部112によってこの通信プロトコルを示す情報に基づく通信プロトコルに従いシステムと処理実行情報や応答情報の通信を行う。接続タイミングを示す情報は、サーバ装置とシステムとが接続するタイミングを示す。接続するタイミングの種類として、例えば、常時接続や、要求のあったときだけ接続する等がある。
図5は、処理内容記憶部に記憶する処理内容情報のデータの構成を説明する図である。
図5において、処理内容情報はデータを階層化して記憶・管理する。上位の階層にはオペレーティング・システムの情報を設定し、2つ目の階層にはオペレーティング・システムに依存してシステムに対して処理を行わせることを指定する複数のコマンドを設定し、3つ目の階層にはコマンドの処理内容を示す情報を設定し、4つ目の階層にはコマンドに続けて指定可能なパラメータを複数設定し、5つ目の階層にはコマンドとパラメータの対によるシステムに行わせる処理の説明とパラメータが省略可能か否かを設定する。
図5に示した処理内容記憶部に記憶する処理内容情報の構成は一例であり、別の構成でもかまわない。例えば、上位の階層に処理内容を設定し、2つ目の階層に複数のオペレーティング・システムを設定する構成でもかまわない。
図6は、処理内容記憶部161に記憶する処理内容情報の一例を示す図である。
図6において、オペレーティング・システムの一例として「Windows(登録商標)」と「UNIX(登録商標)」とをサポートし、それぞれのオペレーティング・システム毎にファイルを削除するコマンドと、ファイルをコピーするコマンドとについて設定を行っている。
図7,図8は、サーバ装置100の実行手順を示すフローチャート図である。
図9は、クライアント装置とサーバ装置との動作の関係を説明する図である。
図10は、処理実行部を管理する情報を記憶する処理実行部管理テーブルの一例を説明する図である。
図7〜図10を用いて、サーバ装置の動作の一例を説明する。
図7において、サーバ装置100は、情報入力部103によりクライアント装置200から情報10を入力する(S10,情報入力処理)。
情報入力部103は、情報10がシステムに対して所定の処理を要求する処理要求情報である場合、または、開始情報である場合、または、終了情報である場合に、クライアントインタフェース部111に情報20として入力した情報を送る。
クライアントインタフェース部111は、情報入力部103より送られた情報が「開始情報」であるか確認する(S11)。「開始情報」である場合(S11,YES)、開始情報の送信元と開始情報に続いてサーバ装置に入力される処理要求情報とに対応する処理実行部112を生成する(S12)。その後、S10へ戻る。
「開始情報」でない場合(S11,NO)、クライアントインタフェース部111は、情報入力部103より送られた情報が「終了情報」であるか確認する(S13)。「終了情報」である場合(S13,YES)、終了情報の送信元と終了情報に先立ってサーバ装置に入力された処理要求情報とに対応する処理実行部112を削除する(S14)。ここでの削除とは例えば、サーバ装置100のメモリ上にロードされた処理実行部を実現するプログラムをメモリ上よりアンロードすることである。その後、S10へ戻る。
「終了情報」でない場合(S13,NO)、クライアントインタフェース部111は、情報入力部103より送られた情報が「処理要求情報」であるか確認する(S14)。「処理要求情報」である場合(S14,YES)、処理要求情報の有する顧客の識別情報と顧客システムの識別情報とに一致する顧客の識別情報と顧客システムの識別情報とを有する顧客情報が顧客情報記憶部163に記憶されていることを確認する。上記確認を行うことによって、システムへのアクセス権を確認する(S15)。
「処理要求情報」でない場合は、S10へ戻る(S14,NO)。
S15の確認処理で、アクセス権が認められた場合は(S16,YES)、図8の処理要求情報の生成処理を行う。アクセス権が認められない場合は(S16,NO)、S10へ戻る。また、アクセス権が認められない場合には、認められないことを通知する情報を生成し、情報出力部105よりクライアント装置200へ出力してもかまわない。
上記したS10の処理は情報入力部103による情報入力処理である。S11〜S16は、クライアントインタフェース部111によるクライアントインタフェース処理である。また、S17の処理は、代行処理に相当する。
ここで、図9を用いてS10〜S17の処理を具体的に説明する。
例えば、ユーザがシステムBに対して「ファイルコピー」の処理を要求したいとする。ユーザは、処理を要求するシステムを選択するとともに、システムに要求する処理の内容を選択する選択画面をクライアント装置に表示させる。この選択画面を表示するための情報は、予めサーバ装置よりクライアント装置にダウンロードされて、図示しないクライアント装置200の画面情報記憶部(生成定義情報記憶部に相当)に記憶されて、図示しないクライアント装置200の要求情報出力部が画面情報記憶部に記憶されている情報に基づいて選択画面を表示する動作を行っているものとする。選択画面は、例えば図9の画面203である。ユーザは画面203より、「システムB」と「ファイルコピー」とを選択する。ユーザは、選択した内容が正しければ「OK」ボタンを押下する。次にクライアント装置は、「システムB」の「ファイルコピー」に対応するコマンド投入画面を表示する。コマンド投入画面は、例えば図9の画面205である。ユーザは、画面205より、パラメータに相当する「再帰コピー」、「コピー元」、「コピー先」とに内容を設定する。ユーザは設定した内容が正しければ、「実行」ボタンを押下する。別のコマンドに変更したい場合は、「コマンド選択」を押すことによって、画面203に戻り、システムの選択及びコマンドの選択を行うことができる。上記したクライアント装置における画面遷移処理は図示しないクライアント装置200の要求情報出力部が画面情報記憶部に記憶されている情報に基づいて行っている動作である。
「実行」ボタンの押下によって、クライアント装置200の要求情報出力部は「開始情報」を生成する。そして、クライアント装置200の要求情報出力部は、「開始情報」をネットワーク400を介してサーバ装置100へ出力する。サーバ装置100は、クライアント装置200から出力された「開始情報」を入力して、図7のS10からの処理を開始する。図9の「コマンドサーバ投入プロセス(親)」は、クライアントインタフェース部111に相当し、「開始情報」に相当する「画面起動時接続要求」を受けとり、処理実行部112に相当する「コマンド投入サーバプロセス(子)」を生成する。このように、処理実行部112がクライアントインタフェース部111により生成されることを、親と子との関係にたとえている。
ここでは、クライアント装置とサーバ装置との間の処理要求情報等の情報の通信をソケット通信によって行うものとする。ソケット通信を使用することによって、クライアント装置とそのクライアント装置からの処理要求とに対応して生成された処理実行部112とが、1対1の接続を確立することができる。すなわち、処理実行部112は、開始情報の送信元のクライアント装置からの処理要求を専門に処理し、他のクライアント装置や他の処理要求に対する処理は行わないので、処理要求に対してリアルタイムな応答が可能になる。ここでは、ソケット通信を用いることにしたが、1対1での接続を確立することができる通信プロトコルであれば、別の通信プロトコルを用いてもかまわない。
上記したように処理実行部112は「実行」ボタンの押下によってクライアント装置200から送信される「開始情報」の到着によって生成されて、クライアント装置200からの「終了情報」の到着によって削除されると説明した。「終了情報」を生成するタイミングについては、図8のフローチャート図の説明で行う。
次に図8を用いて、処理実行部112の生成と動作を説明する。
図8において、クライアントインタフェース部111は、処理実行部112を生成する(S20)。処理実行部112は、処理開始情報の送信元のクライアント装置と処理開始情報に続いてクライアント装置より出力される処理要求情報とに対応して生成する。ここでは、処理要求情報に対応する例として処理要求情報を設定するためのコマンド投入を行なった1つの画面を識別する画面識別情報とクライアント情報とに対応させて処理実行部112を生成する。例えば、図9の例では、画面205を識別する画面識別情報とこの画面205を表示しているクライアント装置とに対応させて処理実行部112を生成する。具体例を説明すると、画面205で各パラメータを設定してコマンド選択ボタンを押下した後、さらに、同じシステムに対して別の処理を要求するため、画面205で「コマンド選択」ボタンを押下して画面203に戻る。画面203で別のコマンドを選択して「OK」ボタンを押下すると、別のコマンドの設定画面が表示され、パラメータを設定して「実行」ボタンを押下すると、「開始情報」が生成されてクライアント装置200からサーバ装置へ出力される。サーバ装置100ではクライアントインタフェース部111が別の処理実行部113を生成する。このように、クライアント装置と、コマンド投入画面の画面識別情報とに対応して処理実行部を生成する。
クライアントインタフェース部111は、処理実行部112を生成する際に、処理実行部を管理する処理実行部管理テーブル114に、処理実行部に関する情報を登録する。図10に示すように、処理実行部管理テーブル114は「クライアント識別情報」、「画面識別情報」、「処理実行部識別情報」、「生成日時」、「消去日時」を有する。「クライアント識別情報」、「画面識別情報」とは、それぞれクライアント装置200より出力される「開始情報」が有しているものとし、「開始情報」から取得してテーブルに設定する。「生成日時」は、処理実行部を生成した時の日時を設定する。「処理実行部識別情報」は複数の処理実行部を識別するための情報であり、処理実行部をメモリにロードしたときのアドレスであったり、クライアント装置ごとの生成された順番を示す番号情報であってもかまわない。「消去の日時」は処理実行部を削除した日時を設定する。
生成された処理実行部112は、クライアントインタフェース部111から処理要求情報を受けとり、処理要求情報から顧客システムの識別情報を取得し、取得した顧客システムの識別情報と一致する顧客システムの識別情報を有する顧客情報を顧客情報記憶部163から取得する。取得した顧客情報のOS識別情報から処理を要求するシステムのオペレーティング・システムを決定する(S21)。
つづいて、決定したオペレーティング・システムと一致するとともに、処理要求情報のシステムに対して要求する情報が示す処理内容と一致する処理内容のコマンドを処理内容記憶部161から取得する(S22)。例えば、図9の例では、クライアント装置200からオペレーティング・システムに依存せずに、かつ、テキスト形式で「“ファイルコピー”、“する”、“srcfile.txt”、“targetfile.txt”」と処理要求情報が入力される。さらに、OS識別情報が「UNIX(登録商標)」であるとすると、S22で処理実行部112が処理内容記憶部161から取得するのは、図6の上から4つ目の情報である。
処理実行部112は、処理内容記憶部161から取得した情報に基づいて、オペレーティング・システムに依存する形式の処理実行情報を生成する(S23)。例えば、クライアント装置200から出力される処理要求情報は、テキスト形式で「“ファイルコピー”、“する”、“srcfile.txt”、“targetfile.txt”」であった。また、S22で取得する処理内容情報は図6の4つ目の情報であった。これら2つの情報から、コマンド“cp”の後に、再帰コピーを行なうことを指定するパラメータ1の“−r”と、コピー元ファイルのパラメータ2の“srcfile.txt”と、コピー先ファイルのパラメータ3の“targetfile.txt”を続けて“cp−r srcfile.txt targetfile.txt”という「UNIX(登録商標)」に依存したファイルコピーを行なう処理実行情報を生成する。
生成した処理実行情報を所定のシステムへ送信する(S24)。このとき、送信先のシステムは、図3に示したように処理要求情報の有する「顧客システムの識別情報」(システム識別情報相当)によって特定する。さらに、顧客システムとの通信プロトコルや接続タイミングが顧客情報記憶部163に記憶されているので、処理要求情報の顧客システムの識別情報一致する情報を、顧客情報記憶部163から検索し、通信プロトコルと接続タイミングを取得する。取得した通信プロトコルに従い、処理を要求するシステムに対して処理実行情報を送信する。例えば、接続タイミングを示す情報に「リアルタイム接続」であることを示す情報が設定されていれば、処理実行情報をリアルタイムに送信する。例えば、接続を行なう時間帯を指定する情報が設定されていれば、その設定された時間帯になったときに処理実行情報を送信する。
さらに、処理実行部112は、この処理実行情報を生成する元となった処理要求情報の送信元のクライアント装置に対しても情報出力部105より処理実行情報を出力する。クライアント装置200はサーバ装置100より出力された処理実行情報を図9の画面207に表示する(S24)。
システムは、処理実行情報の内容に従い、所定の動作を図示しない実行部により実行する。そして、実行した結果を示す応答情報を処理実行部112へ出力する。
処理実行部112は、要求した処理に対する応答情報をシステムより受信し、応答情報を情報出力部105からクライアント装置200へ出力する(S25)。クライアント装置200は、サーバ装置100より出力された応答情報を、例えば図9の画面207に表示する。
クライアント装置200の図示しない要求情報出力部は、例えば、サーバ装置100から応答情報が出力されたことを確認して、「終了情報」を生成して、「終了情報」をサーバ装置100へ出力する。「終了情報」を受け取ったサーバ装置100の動作は、図8のS13,S14である。クライアント装置200が「終了情報」をサーバ装置へ出力した後、同じ画面から処理要求情報を生成したり、コマンドを選択する画面に戻って別のコマンドを選択したり別のシステムを選択して処理要求情報を生成すると、新たに「開始情報」を生成する。このため、新たに生成された「開始情報」に対して処理実行部がクライアントインタフェース部111によって生成される。
また、図9のクライアント装置200の要求情報出力部が「開始情報」および「終了情報」をサーバ装置100へ出力するタイミングは顧客情報の接続タイミング設定に依存する。例えば、接続タイミングが「常時接続」の場合、画面205が開いた時点で「開始情報」をサーバ装置100へ出力し、その後サーバ装置100との接続を保ちながら処理要求情報およびそれに対する応答情報の送受信を複数回行い、画面205が閉じた時点で「終了情報」をサーバ装置100へ出力してもかまわない。
上記したS20はクライアントインタフェース部111によるクライアントインタフェース処理であり、S21〜S25の処理は処理実行部112によって行われる代行処理である。
また、図1のシステム構成図では、サーバ装置100に複数のクライアント装置と複数のシステムとを接続していたが、図11のように1つのクライアント装置と複数のシステムとを接続する構成であっても、同様の効果を得ことが可能となる。
また、図1のシステム構成図では、サーバ装置100に複数のシステムと複数のシステムとを接続していたが、図12のように1つのシステムと複数のクライアント装置とを接続する構成であっても、同様の効果を得ことが可能となる。
このように、サーバ装置に接続するクライアント装置、或いは、システムの数は、サーバ装置の処理能力の範囲内であればいくつであってもかまわない。
以上のように、この実施の形態で説明したサーバ装置、中継システム、プログラムによって、以下の効果を奏する。
クライアント装置のユーザは、処理を要求するシステムのオペレーティング・システムに依存しない形式で処理を要求する情報を設定できるので、オペレーティング・システムに依存するコマンド名や引数を覚えることなく、初心者であっても容易にかつ正確に処理の要求を行なうことができる。また、従来はオペレーティング・システムが異なっていても、コマンドが似ていたため、誤って処理の要求を設定することがあったが、オペレーティング・システムに依存しない形式で処理を要求する情報を設定できるので、このような誤りを防ぐことができる。
また、システムが動作するオペレーティング・システムの種類ごとに、システムに要求する処理の情報を設定するクライアント装置を設けることなく、例えば、異なるオペレーティング・システムで動作する複数のシステムに対する処理の要求を1つのクライアント装置から行なうことが可能となる。このため、クライアント装置の設置台数を削減することが可能となり、クライアント装置の設置費用を削減できる。
また、クライアント装置と処理要求とに対応して1つの処理実行部が生成されるので、クライアント装置からの要求を迅速に処理できる。
また、クライアント装置から処理要求情報を入力する環境は、サーバ装置より提供されるので、クライアント装置のユーザの負担を軽減できる。
実施の形態2.
この実施の形態では、生成定義情報の一例としてクライアント装置に図9に示すような画面を表示する画面情報について説明する。なお、システムの構成は、図1または図11または図12のいずれかであるもとする。また、サーバ装置の構成は図2と同様とする。
図13は、クライアント装置の表示画面に表示された情報と表示するための情報が定義された画面情報との一例を示す図である。
図14は、画面情報の構成を説明する図である。
図13のシステム設定ファイルaとコマンド設定ファイルdとは、サーバ装置100から画面情報出力部104(生成定義情報出力部相当)よりクライアント装置に対して出力された画面情報である。また、サーバ装置100は、これらシステム設定ファイルaとコマンド設定ファイルdの内容を入力装置150から入力して、画面情報登録部131が画面情報記憶部162に記憶して一元管理している。画面情報記憶部162(生成定義情報記憶部相当)に記憶されている画面情報は、例えば図14の構成をしている。図14の画面情報は、画面識別情報と画面の表示を行なうためのプログラム情報とを対応させている。画面識別情報とは、例えばコマンド選択画面とコマンド投入画面とコマンド履歴画面とシステム選択画面である。コマンド選択画面とは、システムに要求する処理の動作を選択するための画面を生成するプログラム情報を設定した画面情報である。例えば、図13のコマンド選択画面bを表示するプログラム情報であるシステム設定ファイルaである。コマンド投入画面とは、選択したシステムに要求する処理の動作について、動作特有の引数(パラメータ)を設定する画面を生成するプログラム情報を設定した画面情報(「処理要求情報」相当)である。例えば、図13のコマンド投入画面cを表示するプログラム情報であるコマンド設定ファイルdである。コマンド設定ファイルdは、画面を表示するだけでなく「開始情報」や「終了情報」を生成する処理を行なうプログラムでもある。コマンド履歴画面は、過去にコマンド選択画面で選択したコマンドの履歴一覧を表示してコマンドを選択させるプログラム情報である。システム選択画面は、処理を要求するシステム一覧を表示して選択させるプログラム情報である。コマンド設定ファイルa,コマンド設定ファイルdは、クライアント装置200の図示しない画面情報記憶部に記憶する。クライアント装置200の図示しない要求情報出力部が、画面情報記憶部が記憶したコマンド設定ファイルa,コマンド設定ファイルdであるプログラム情報を実行して画面遷移を実現したり、処理要求情報を生成してサーバ装置100へ出力している。
以上のように、サーバ装置100は、画面情報記憶部162に画面情報を一元管理して、その画面情報をクライアント装置へ出力する。このため、クライアント装置は、どのクライアント装置でも同様の画面情報を用いて処理要求情報を生成することが可能となる。この結果、ユーザは自身で処理要求情報を生成するためのプログラムを作成する作業を行う必要がなくなる。また、あるクライアント装置を操作するユーザが、別のクライアント装置を操作することになっても、処理要求情報を作成するオペレーションは、そのユーザが通常操作しているクライアント装置のオペレーションと同じなので、簡単に操作できる効果がある。すなわち、誰でも、クライアント装置を選ばずに、同じオペレーションで処理要求情報を生成できる効果がある。
実施の形態3.
この実施の形態では、課金処理の機能を有するサーバ装置の一例を説明する。
図15は、課金処理部を備えるサーバ装置のブロック図である。図15のサーバ装置100は、図2のサーバ装置100に対して課金処理部170を備えた点以外は同様の要素を備える。課金処理部170は、クライアント装置ごとに、或いは、顧客ごとに、サーバ装置の利用料を算出して、算出した利用料をクライアント装置のユーザ或いはそのユーザが勤務する会社(顧客)へ請求する機能を有する。課金処理部170は、サーバ装置の利用料を算出する算出部171と、算出した利用料を請求する請求情報を生成して出力する請求部172とを備える。
すなわち、サーバ装置100は、クライアント装置とシステムとを中継するビジネスを展開する会社が所有し、その会社はシステムとクライアント装置とを所有する顧客とサーバ装置の利用料を支払うことを顧客と契約して、上記実施の形態1に記載した代行処理を顧客に対してサービスすることを行なう。
図16は、課金処理部の処理手順を示すフローチャート図である。
図16に従い、課金処理部の処理手順を説明する。なお、図16のS20〜S25は図8と同様の処理である。このため、S20〜S25の処理の説明は省略する。処理実行部112は、S24の処理の後、S25の処理を行なうとともに、S30の処理を行なう。S30では、処理実行部112は、システムに対して処理実行情報を出力したことを課金処理部170へ通知する出力通知情報71を生成して課金処理部へ送る。
図17は、出力通知情報の一例を示す図である。図17の例では、出力通知情報71は、顧客識別情報と処理実行情報出力日時とを有する。処理実行部112は、処理実行情報をシステムに出力した際に、出力した日時を取得し、処理要求情報の顧客の識別情報と一緒にして出力通知情報71を生成する。
課金処理部170は、出力通知情報71を受け取り、算出部171によって出力通知情報71を用いてサーバ装置の利用料を算出する(S31)。例えば、処理実行情報を1件処理した場合に所定の金額を課金するという契約内容であった場合には、算出部171は、出力通知情報71を1件受信するごとに、顧客識別情報によって示される顧客の利用料に所定の金額を加算する。また、例えば、週単位や月単位に請求を行なう場合には、出力通知情報71の処理実行情報出力日時に基づいて週別或いは月別に利用料を算出する。算出した利用料は、顧客別の週別或いは顧客別の月別に請求を行なうまで記憶・管理する。
請求部172は、顧客に対して利用料を請求するタイミングを確認し、請求するタイミングであるときは、算出部171が算出した顧客別の利用料を取得して利用料に基づいて請求情報を生成して、請求情報を情報出力部105よりクライアント装置へ出力する(S32)。図18は、請求情報の一例を示す図である。図18の請求情報は、顧客識別情報と請求月と請求金額を有する。顧客識別情報は出力通知情報より取得するか、契約した顧客があらかじめわかっているので、契約した顧客分の請求情報に顧客識別情報を設定しておく。請求月は出力通知情報の処理実行情報出力日時より取得する。請求金額は、算出部171が算出した利用料である。
請求情報を出力するクライアント装置は、契約時にあらかじめ決定しておき、複数のクライアント装置をサーバ装置へ接続する顧客に対して重複して請求を行なわないように考慮する。また、請求情報を印刷して顧客へ郵送してもかまわない。また、顧客の識別情報はクライアント識別情報を含むので、明細としてクライアント装置別の利用料を請求情報に含めることも可能である。
図16のS31は算出処理であり、S32は請求処理である。
以上のように、サーバ装置を利用した利用料を算出して請求するので、ビジネスとしての展開が可能である。
実施の形態4.
この実施の形態では、処理実行部管理テーブル114を利用して課金処理を行なう一例を説明する。
処理実行部管理テーブル114は、図10に示したテーブルと同様のデータの構成をしているものとする。また、処理実行部管理テーブル114には、所定の期間、例えば当月と前月の2ヶ月間の間に生成された処理実行部に関する情報が記憶されているものとする。すなわち、処理実行部が消去されても処理実行部管理テーブル114には、処理実行部に関する情報を履歴として残しておき、課金処理に用いるものである。
図19は、この実施の形態の課金処理部の処理手順を示すフローチャート図である。
図19に従い、この実施の形態の課金処理部170の処理手順を説明する。なお、図19の処理手順は、例えばサーバ装置100上で課金処理部170によって動作するプログラムによって実現される。或いは、課金処理部170がソフトウェアであっても構わない。また、課金処理には、リアルタイム性が要求されていないので、処理を行なうタイミングはバッチ処理のようにあらかじめ決めておいた時間に処理を開始する。
課金処理部170は、タイマー機能を有し、あらかじめ決められた日時の時間になると、算出部171によって処理実行部管理テーブル114から生成日時があらかじめ決められた時間帯に含まれるものを検索する(S40)。例えば、2003年1月1日の午前5:00〜2003年1月31日の午前4:59までの時間帯に属する生成日時を有するものを検索する。すなわち、処理実行部が生成された日時に基づいて課金処理を行う。図20(A)にこの実施の形態の処理実行部管理テーブルに記憶された情報の一例を示す。算出部171は、図20の処理実行部管理テーブル114から例えば、図示されている5つの情報を取得するものとする。
続いて、算出部171は、検索できた情報の生成日時と消去日時との差を求める。まだ、システム対する処理の要求が終了していない処理実行部112は削除されていないので、消去日時が設定されていないものもある。その場合には、ここではその情報は対象外として課金処理から除外する。生成日時と消去日時との差を求めることは、すなわち、サーバ装置100が備える処理実行部という資源を所定の顧客によって占有されている時間を課金の対象とするものである。求めた時間の差は、クライアント装置識別情報に基づいてクライアント装置ごとに集計する(S41)。図20(B)は、この実施の形態の算出部171が算出した時間差を示す図である。図20(B)のように、「11A」のクライアント装置は「45秒」であり、「11B」のクライアント装置は「14秒」である。
算出部171は、算出したクライアント装置ごとの利用料を請求部172に渡す。請求部172は、クライアント装置ごとの利用料をもとに顧客ごとの請求金額を算出し、図18の請求情報を生成する。どのクライアント装置がどの顧客のものであるかは、顧客情報記憶部163の顧客情報を参照することによって分かる。また、クライアント識別情報は、複数の顧客のクライアント装置間でユニークな識別情報であるものとする。顧客情報の顧客の識別情報は、クライアント識別情報を有し、クライアント識別情報は、複数の顧客間でユニークであるので、クライアント識別情報が一致する顧客識別情報を検索して、顧客を決定できる。請求部172は、請求情報を顧客のクライアント装置へ出力する(S42)。例えば、「11A」のクライアント装置を有する顧客と1秒当たりn円でサーバ装置の利用料を契約しているとすると、請求金額は45秒*n円と計算する。顧客と契約したサーバ装置の単位時間当たりの利用料は、例えば顧客情報記憶部163に記憶する。この場合、請求部172は、顧客情報記憶部163より単位時間当たりのサーバ装置の利用料を取得する。また、サーバ装置の単位時間当たりの利用料は、顧客のクライアント装置全てについて統一の料金であってもいいし、クライアント装置毎に異なる料金であってもかまわない。
また、顧客ごとの請求金額は算出部171が算出しても構わない。この場合、請求部172は、算出部171が算出した請求金額を受け取り、請求情報を生成する。上記したS40,S41の処理は、算出処理に相当し、S42の処理は、請求処理に相当する。
以上のように、処理実行部管理テーブルを利用して、サーバ装置の資源である処理実行部が顧客のクライアント装置によって占有されている時間を用いてサーバ装置の利用料を算出することができる。このことにより、処理実行情報を所定のシステムに出力した回数をサーバ装置の利用料の基礎とするよりも、顧客の利用実態に比例した利用料を算出することができる。
実施の形態5.
この実施の形態では、サーバ装置の利用料を算出する際の条件を複数用意して、顧客ごとに算出の条件を変える課金処理の一例を説明する。
図21は、この実施の形態のシステム構成図を示す図である。図21のブロック図は、記憶部160が算出条件情報記憶部164を備える点で、図15のブロック図と異なる。他は、図15のブロック図と同様であるものとする。
図22は、算出条件情報記憶部164に記憶されている内容の一例を示す図である。図22では、算出条件情報記憶部164は、3パターンの算出条件を記憶し、顧客ごとにどの算出条件を用いてサーバ装置の利用料を算出するか、各条件に対して顧客識別情報を記憶している。
算出部171は、図19のS40〜S42の処理、或いは、図16のS30〜S32の処理のいずれかを顧客ごとに行なう。このとき、S40或いはS30の処理の前にこれから利用料を算出する顧客の算出条件情報を算出条件情報記憶部164から取得しておき、取得した条件に従い、図19のS40〜S42の処理を行なうか、図16のS30〜S32の処理を行うかを決める。例えば、顧客識別情報が「AB11A」の顧客は、算出条件が「処理実行情報1件ごとに課金する」とあるので、図16のS30〜S32の処理を行う。また、例えば、顧客識別情報が「MP12A」の顧客は、算出条件が「クライアント装置とサーバ装置との1ヶ月の接続時間に対して課金する」とあるので、図19のS40〜S42の処理を行なう。また、例えば、顧客識別情報が「CD11B」の顧客は、算出条件が「1ヶ月定額」とあるので、特に利用料の算出は行なわず、契約された定額の利用料を請求部172に渡す。
以上のように、顧客ごとの算出条件を設定することによって、課金処理の算出にバリエーションを持たせることが可能となり、顧客のサーバ装置の利用状況に合わせたきめ細かい利用料の算出が行なえる。顧客にとっても、顧客のサーバ装置の利用実態に即した利用料の請求を受けることができるので、顧客は利用料の節約を行うことが可能となる。魅力のある利用量の算出をサービスでき、ビジネスとしての展開を有利に展開できる。
この実施の形態の中継システムのシステム構成図である。 この実施の形態のサーバ装置100の構成を示すブロック図である。 情報20の一例を示す図である。 顧客情報21,28の一例を示し図である。 処理内容記憶部に記憶する処理内容のデータの構成を説明する図である。 処理内容記憶部161に記憶する処理内容情報の一例を示す図である。 サーバ装置100の実行手順を示すフローチャート図である。 サーバ装置100の実行手順を示すフローチャート図である。 クライアント装置とサーバ装置との動作の関係を説明する図である。 処理実行部を管理する情報を記憶する処理実行部管理テーブルの一例を説明する図である。 この実施の形態の中継システムの別のシステム構成図である。 この実施の形態の中継システムの別のシステム構成図である。 クライアント装置の表示画面に表示された情報と表示するための情報が定義された画面情報との一例を示す図である。 画面情報の構成を説明する図である。 課金処理部を備えるサーバ装置のブロック図である。 課金処理部の処理手順を示すフローチャート図である。 出力通知情報の一例を示す図である。 請求情報の一例を示す図である。 実施の形態4の課金処理部の処理手順を示すフローチャート図である。 (A)は、実施の形態4の処理実行部管理テーブルに記憶された情報の一例を示す図である。(B)は、実施の形態4の算出部が算出した時間差を示す図である。 実施の形態5のサーバ装置のブロック図である。 は、算出条件情報記憶部164に記憶されている内容の一例を示す図である。
符号の説明
10,12 情報、20 情報、21 顧客情報、22 画面情報、23 処理実行情報、24 システムに対して要求する処理の内容、25 画面情報、26 画面情報、27 処理内容情報、28 顧客情報、71 出力通知情報、100 サーバ装置、101 処理部、102 クライアントとの入出力部、103 情報入力部、104 画面情報出力部、105 情報出力部、110 顧客システムとの入出力部、111 クライアントインタフェース部、112 処理実行部、113 処理実行部、120 コマンド設定管理部、121 処理内容設定部、130 画面情報管理部、131 画面情報登録部、140 顧客管理部、141 顧客情報登録部、150 入力装置、160 記憶部、161 処理内容記憶部、162 画面情報記憶部、163 顧客情報記憶部、164 算出条件情報記憶部、170 課金処理部、171 算出部、172 請求部、200 クライアント装置、203,205,207 画面、300 システム、400,410 ネットワーク。

Claims (8)

  1. 複数のクライアント装置を接続するとともに、それぞれ異なる所定のオぺレーティング・システムで動作する複数の所定の顧客システムを接続して、上記クライアント装置が上記所定の顧客システムに対して要求する処理を中継するサーバ装置において、
    上記サーバ装置は、
    上記所定の顧客システムに対する処理の内容を示す処理内容情報を上記異なるオペレーティング・システムに依存しない同じ形式の情報により上記クライアント装置に指定させ、指定された処理要求情報含む処理要求を処理要求情報として上記クライアント装置に生成させ、生成された処理要求情報を上記クライアント装置から上記サーバ装置へ出力させる生成定義情報を記憶する生成定義情報記憶部と、
    上記生成定義記憶部が記憶した生成定義情報を、上記クライアント装置へ出力する生成定義情報出力部と、
    上記処理内容情報と、上記処理内容情報が示す処理の内容を上記所定の顧客システムに実行させるコマンドであって上記オペレーティング・システムに依存するコマンドを示すコマンド情報とを対応させて記憶する処理内容記憶部と、
    上記生成定義情報出力部が出力した生成定義情報を用いて上記クライアント装置に生成させた処理要求情報入力する情報入力部と、
    上記情報入力部が入力した上記処理要求情報に基づいて上記クライアント装置の上記所定の顧客システムに対する処理要求を代行する処理実行部を生成するクライアントインタフェース部とを備え、
    上記クライアントインタフェース部により生成された処理実行部は、上記処理内容記憶部を検索して、上記処理要求情報が含む処理内容情報に対応するコマンド情報を取得して、取得したコマンド情報と上記処理要求情報とから、上記所定の顧客システムに上記クライアント装置から要求された処理を実行させる処理実行情報を生成して、生成した処理実行情報を上記所定の顧客システムに対して出力する
    ことを特徴とするサーバ装置。
  2. 上記情報入力部は、さらに上記クライアント装置から上記処理要求情報の生成の開始を通知する開始情報と、上記クライアント装置から上記所定の顧客システムに対する処理の要求の終了を通知する終了情報とを入力し、
    上記クライアントインタフェース部は、上記情報入力部が上記開始情報を入力すると、上記処理実行部を生成し、上記情報入力部が上記終了情報を入力すると、上記処理実行部を削除する
    ことを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  3. 上記生成定義情報記憶部は、上記開始情報と上記終了情報とを生成することを上記クライアント装置に行わせ、さらに生成し開始情報と終了情報とをそれぞれ上記サーバ装置へ出力することを上記クライアント装置に行わせる情報を上記生成定義情報に含んで記憶す
    ことを特徴とする請求項2記載のサーバ装置。
  4. 上記サーバ装置は、さらに上記所定の顧客システムを識別するシステム識別情報と、上記システム識別情報によって識別される顧客システムが動作するオペレーティング・システムを示すオペレーティング・システム情報とを対応させて記憶するシステム管理情報記憶部を備え、
    上記処理内容記憶部は、上記コマンド情報に対応させて上記オペレーティング・システム情報を記憶し、
    上記情報入力部は、上記システム識別情報を含む上記処理要求情報を入力し、
    上記処理実行部は、上記情報入力部が入力した上記処理要求情報の上記システム識別情報と一致するシステム識別情報に対応するオペレーティング・システム情報を上記システム管理情報記憶部から取得し、取得したオペレーティング・システム情報に一致するとともに上記処理要求情報が含む処理内容情報に対応するコマンド情報を上記処理内容記憶部検索して取得する
    ことを特徴とする請求項1から3いずれかに記載のサーバ装置。
  5. 上記サーバ装置は、
    課金処理部を備え、
    上記処理実行部は、上記所定の顧客システムに対して処理実行情報を出力したことを通知する出力通知情報を上記課金処理部へ出力し、
    上記課金処理部は、上記処理実行部が出力した出力通知情報に基づいて上記クライアント装置の上記サーバ装置の利用料金を算出する算出部と、
    上記算出部が算出した上記サーバ装置の利用料金に基づいて上記クライアント装置へ請求する請求情報を生成し、生成した請求情報を上記クライアント装置へ出力する請求部とを
    備えたことを特徴とする請求項1または4記載のサーバ装置。
  6. 上記サーバ装置は、さらに自己を識別するクライアント識別情報を有する上記クライアント装置の上記クライアント識別情報に対応する上記サーバ装置の利用料金の算出に用いる算出条件を示す算出条件情報を記憶する算出条件情報記憶部を備え、
    上記処理実行部は、さらに上記クライアント識別情報を有する上記出力通知情報を上記課金処理部へ出力し、
    上記算出部は、上記処理実行部が上記課金処理部へ出力した出力通知情報のクライアント識別情報に基づいて上記算出条件情報記憶部から算出条件情報を取得し、取得した算出条件情報に従い上記出力通知情報に基づいて上記クライアント識別情報の上記サーバ装置の利用料金を算出し、
    上記請求部は、上記算出部が算出した上記利用料金に基づいて上記クライアント識別情報の請求情報を生成して、生成したクライアント識別情報の請求情報をクライアント識別情報の示すクライアント装置に対して出力する
    ことを特徴とする請求項5記載のサーバ装置。
  7. それぞれ異なる所定のオペレーティング・システムで動作する複数の所定の顧客システムと、
    所定の顧客システムに対して処理を要求する複数のクライアント装置と、
    上記複数の所定の顧客システムを第2のネットワークを介して接続するとともに、上記複数のクライアント装置を第1のネットワークを介して接続して、上記複数の各クライアント装置が上記複数の各所定の顧客システムに対して要求する処理を中継するサーバ装置と
    を備えた中継システムであって、
    上記所定の顧客システムは、それぞれ異なる所定のオぺレーティング・システムで動作し
    上記サーバ装置は、
    上記所定の顧客システムに対する処理の内容を示す処理内容情報を上記異なるオペレーティング・システムに依存しない同じ形式の情報により上記クライアント装置に指定させ、指定された処理要求情報含む処理要求を処理要求情報として上記クライアント装置に生成させ、生成された処理要求情報を上記クライアント装置から上記サーバ装置へ出力させる生成定義情報を記憶する生成定義情報記憶部と、
    上記生成定義記憶部が記憶した生成定義情報を、上記クライアント装置へ出力する生成定義情報出力部とを備え、
    上記クライアント装置は、
    上記生成定義情報出力部が出力した生成定義情報を用いて処理要求情報を成して、生成した処理要求情報を上記サーバ装置へ上記第1のネットワークを介して出力する要求情報出力部を備え、
    上記サーバ装置は、
    上記処理内容情報と、上記処理内容情報が示す処理の内容を上記所定の顧客システムに実行させるコマンドであって上記オペレーティング・システムに依存するコマンドを示すコマンド情報とを対応させて記憶する処理内容記憶部と、
    上記第1のネットワークを介して上記クライアント装置が出力した処理要求情報を入力する情報入力部と、
    上記情報入力部が入力した上記処理要求情報に基づいて上記クライアント装置の上記所定の顧客システムに対する処理求を代行する処理実行部を生成するクライアントインタフェース部とを備え、
    上記クライアントインタフェース部により生成された処理実行部は、上記処理内容記憶部検索して、上記処理要求情報が含む処理内容情報に対応するコマンド情報を取得して、取得したコマンド情報と上記処理要求情報とから上記所定の顧客システムに上記クライアント装置から要求された処理を実行させる処理実行情報を生成して、生成した処理実行情報を上記所定の顧客システムに対して上記第2のネットワークを介して出力し、
    上記所定の顧客システムは、上記第2のネットワークを介して上記サーバ装置の処理実行部が出力した処理実行情報を入力して、入力した処理実行情報に基づく所定の動作を上記オペレーティング・システム上で実行する実行部を備えた
    ことを特徴とする中継システム。
  8. 上記サーバ装置の生成定義情報記憶部は、上記処理要求情報の生成の開始を通知する開始情報と、上記所定の顧客システムに対する処理の要求の終了を通知する終了情報とを生成して、生成し開始情報と終了情報とをそれぞれ、上記第1のネットワークを介して上記サーバ装置へ出力することを上記クライアント装置に行わせる情報を上記生成定義情報に含んで記憶し、
    上記クライアント装置の要求情報出力部は、上記開始情報と終了情報とを生成して出力することを行わせる情報を含む生成定義情報を用いて上開始情報と終了情報とを生成して上記第1のネットワークを介して上記サーバ装置へ出力する
    ことを特徴とする請求項7記載の中継システム。
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