JPH0844679A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JPH0844679A
JPH0844679A JP17903894A JP17903894A JPH0844679A JP H0844679 A JPH0844679 A JP H0844679A JP 17903894 A JP17903894 A JP 17903894A JP 17903894 A JP17903894 A JP 17903894A JP H0844679 A JPH0844679 A JP H0844679A
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input
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JP17903894A
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Takashi Kokubo
隆 小久保
Hiroteru Yoshida
浩輝 善田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テレマシンからベースマシンのシステムを利用
して所望する処理の実行を可能にする。 【構成】パソコン12は、キーボード12bから入力さ
れたデータを通信ポート23を介してパソコン10に転
送する機能を持つキーボードドライバ30と、通信ポー
ト22を介して入力されるパソコン10からのデータを
ディスプレイ12aへ転送するディスプレイドライバ2
9とを具備し、パソコン10は、パソコン12のキーボ
ードドライバ30から転送されてきたデータを通信ポー
ト42を介して入力し、システム47に転送して処理を
実行させるキーボードドライバ50と、システムにおけ
る処理結果であるデータを、通信ポート43を介してパ
ソコン12に出力するディスプレイドライバ49とを具
備し、パソコン12における入出力操作によりパソコン
10のシステムを利用できることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばパーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置間を通信(LAN、RS−2
32C、無線等)を介して接続して、一方の情報処理装
置のシステムを他方の情報処理装置から操作するシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】大型の計算機の分野では、中央マシン
(大型の情報処理装置)と端末(小型の情報処理装置、
パーソナルコンピュータ等)が有線で接続された構成が
あり、端末から中央マシンを操作することができる。こ
れは、端末を動作させるためのOS(オペレーティング
システム)に基づき、中央マシンとの間でコマンドのや
り取りをしている。端末ではCPUが中央マシンからの
コマンドを解釈・実行することにより、端末の制御、中
央マシンとの間の通信、中央マシンの操作等が実行され
る。この種、システムでは、端末と中央マシンとの間
で、コマンドのやり取りによって、中央マシンを操作す
るための特別なソフトウェアが設けられている。
【0003】また、ワークステーションの分野では、O
SとしてUNIXを用いている場合、ある端末で実行さ
れるX−Window(UNIX上で動作するグラフィ
カルウィンドウシステム)を別の端末から操作すること
ができる。この場合、端末間のやり取りは、TCP/I
P(Transmission Control Protocol/Internet Protoco
l )に従っており、端末間でコマンドのやり取りが行な
われる。
【0004】何れの場合も、情報処理装置間のやり取り
はコマンド単位、すなわち各端末を動作させるためのO
Sにおける処理を介して、別の端末(または中央マシン
等)を操作している。
【0005】また、2つのパーソナルコンピュータ(以
下、パソコンと略称する)間を通信、例えばLAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)、RS−232Cの有線、
または無線等を介して接続したシステムでは、一方のパ
ソコンを別のパソコンから操作する場合には、両方の端
末ともOSのレベルで設定を決めなければならない。す
なわち、一方のパソコンから他方の受信側のパソコンに
コマンドを送信し、このコマンドを受信側で解釈してか
ら実行する必要があるため、双方でデータやコマンドの
詳細や通信のタイミング等について詳細に規定する必要
がある。
【0006】従って、実際に操作を行なう一方のパソコ
ン(以下、テレマシンと称する)により、他方のパソコ
ン(以下、ベースマシンと称する)を操作する場合に
は、テレマシンのシステム(OS)を使用して、間接的
にベースマシンを操作することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のパソ
コン間を接続してテレマシンからベースマシンを操作す
るシステムでは、テレマシンのシステムを用いて、ベー
スマシンとの間で規定されたデータ、コマンド、通信タ
イミング等に従って、ベースマシンを操作する必要があ
った。従って、操作するユーザにとっては、テレマシン
とベースマシンの2つのシステムをそれぞれ理解して、
操作方法を覚える必要があり、多大な労力を必要として
いた。
【0008】また、マシンのハードウェアについて変更
等があった場合には、テレマシンからベースマシンのシ
ステムを操作するために、新たなシステム設計をマシン
のハードウェアに応じて行なう必要があった。
【0009】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、テレマシンからベースマシンのシステムを
利用して所望する処理の実行が可能な情報処理システム
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の情報処
理装置を、他方の情報処理装置から通信を介して操作す
る情報処理システムにおいて、前記他方の情報処理装置
は、入力装置から入力された入力データを通信ポートを
介して前記一方の情報処理装置に転送する機能を持つ第
1のデバイスドライバと、通信ポートを介して入力され
る前記一方の情報処理装置からのデータを、出力装置へ
転送する第2のデバイスドライバとを具備し、前記一方
の情報処理装置は、前記他方の情報処理装置の前記第1
のデバイスドライバから転送されてきた入力装置からの
データを通信ポートを介して入力し、オペレーティング
システムに転送してデータに応じた処理を実行させる第
3のデバイスドライバと、前記第3のデバイスドライバ
によって前記オペレーティングシステムに与えられたデ
ータに対する処理結果であるデータを、通信ポートを介
して前記前記他方の情報処理装置に出力する第4のデバ
イスドライバとを具備し、前記他方の情報処理装置にお
ける入出力操作により、前記一方の情報処理装置のシス
テムを利用できることを特徴とする。
【0011】また情報処理装置は、DOS+Windo
wsをオペレーティングシステムとする。また、前記第
4のデバイスドライバによって、前記一方の情報処理装
置から前記他方の情報処理装置にデータを転送する場合
に、データをルーズレスデータ圧縮(一意複号可能な符
号化)して送信し、前記第2のデバイスドライバによっ
て、圧縮されたデータを復元することを特徴とする。
【0012】また、前記一方の情報処理装置と前記他方
の情報処理装置との間で通信するための、ハードウェア
の差と通信機能に関する差を吸収するサービス層を有
し、前記デバイスドライバを自動的に設定して、前記他
方の情報処理装置における入出力操作により、前記一方
の情報処理装置のシステムを利用できるようにすること
を特徴とする。
【0013】
【作用】このような構成によれば、他方の情報処理装置
(テレマシン)の入力装置から入力されたデータが、テ
レマシンのシステムにおける処理を介さずに、通信ポー
トを介して一方の情報処理装置(ベースマシン)に転送
され、ベースマシンのシステムに与えられる。また、ベ
ースマシンのシステムで処理された結果(例えばキー入
力に応じた表示装置に表示すべきデータ等)が通信ポー
トを介してテレマシンに転送され、テレマシンのシステ
ムにおける処理を介さずに出力装置に与えられる。すな
わち、テレマシンにおける入出力操作によって、ベース
マシンのシステムを利用して操作が可能となる。従っ
て、例えば通常使用しているマシンを遠隔より操作し
て、操作に慣れたシステム環境でマシンに蓄積されたデ
ータ等を使用する等の利用が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本実施例に係わるシステム(ハードウェ
ア構成)の外観構成を示す図である。本実施例では、図
1に示すように、ベースマシンとして用いられるパーソ
ナルコンピュータ(以下、パソコンと称する)10と、
テレマシンとして用いる携帯型のパソコン(例えばPD
A(個人情報端末機))12が接続されたシステム構成
となっている。
【0015】パソコン10は、出力装置であるディスプ
レイ10a(CRT等)、及び出力装置であるキーボー
ド10bが設けられている。また、パソコン12も同様
に、ディスプレイ12a、及びキーボード12bが設け
られている。本実施例では、パソコン10とパソコン1
2とは、全2重で通信可能に接続されているものとす
る。
【0016】テレマシンとして用いられるパソコン12
は、全2重通信を介して、ベースマシンとして用いられ
るパソコン10に設定されたシステムを利用することが
できる。
【0017】図2は本実施例におけるシステム構成を示
すブロック図である。図2には入力装置をキーボード、
出力装置をディスプレイとし、テレマシンであるパソコ
ン12における操作によってベースマシンであるパソコ
ン10のシステムを利用する場合の関連する構成を図示
している。また、パソコン10,12は、OS(オペレ
ーティンググシステム)として、例えばMS−DOS、
MS−Windows(米国マイクロソフト社の登録商
標)を用いて動作するものとする。
【0018】図2に示すように、パソコン12は、ディ
スプレイコントローラ20、キーボードコントローラ2
1、入力通信ポート22、出力通信ポート23、ディス
プレイドライバ24、キーボードドライバ25、通信ド
ライバ26、システム27、及び通信アプリケーション
28が設けられている。また、選択的に設定可能なベー
スマシンのシステムを利用するためのディスプレイドラ
イバ29、キーボードドライバ30が設けられている。
【0019】システム27には、Windowsのコア
であるKERNEL(カーネル)モジュール、USER
(ユーザ)モジュール、GDI(graphics device inte
rface )モジュールが含まれているものとする。なお、
カーネルモジュールは、メモリ管理、アプリケーション
のロード、マルチタスク管理等を行なう。ユーザモジュ
ールは、メニューやダイアログボックス等のユーザイン
タフェースを司るもので、キーボードやマウス等の入力
装置からの入力を受けとって、どう処理するかなども判
断している。GDIモジュールは、全ての描画処理を行
なう。
【0020】通信アプリケーション28は、システム2
7による制御もとに一般の通信を行なう際の処理の他
に、ディスプレイドライバ29、キーボードドライバ3
0の設定(ドライバの切り替え)等を行なう機能を有し
ている。
【0021】また図2に示すように、パソコン10は、
入力通信ポート42、出力通信ポート43、通信ドライ
バ46、システム47、通信アプリケーション48の他
に、テレマシンとの間で通信を行なうために選択的に設
定可能なディスプレイドライバ49、キーボードドライ
バ50が設けられている。
【0022】システム47は、パソコン12のシステム
27と同じモジュールが含まれているものとする。ま
た、通信アプリケーション48は、システム47による
制御もとに一般の通信を行なう際の処理の他に、ディス
プレイドライバ49、キーボードドライバ50の設定
(ドライバの切り替え)等を行なう機能を有している。
【0023】次に、本実施例の動作について説明する。
ここで、本発明によるテレマシンからベースマシンを操
作するための通信についての説明の前に、通常の通信方
法について説明する。(図2中破線矢印によって示
す)。
【0024】この場合、キーボード12bに対する操作
によって、キーボードコントローラ21、キーボードド
ライバ25を介してシステム27に転送される。システ
ム27は、コマンドを解釈して、通信アプリケーション
28の動作を制御する。システム27は、通信アプリケ
ーション28による処理に応じて、通信ドライバ26、
出力通信ポート23を介して、所定の通信のタイミング
でパソコン10に対してコマンドを送信する。
【0025】パソコン10では、システム47は、入力
通信ポート42、通信ドライバ46を介して、パソコン
12からのコマンドを受信する。システム47は、コマ
ンドを解釈して、通信アプリケーション48の動作を制
御する。また、パソコン10のシステム47からは、通
信ドライバ46、出力通信ポート43を介して、パソコ
ン12との間で、所定のタイミングに従って、コマンド
やデータを送信する。
【0026】このように通常では、パソコン12とパソ
コン10との間は、両者の間で予め規定された所定のタ
イミングで、コマンドやデータの送受信が行なわれ、コ
マンドの解釈等を行ない、それぞれで処理が実行され
る。
【0027】次に、パソコン12をテレマシンとして用
い、パソコン10のシステムをベースマシンとして利用
する場合について説明する。この場合、パソコン12で
は、ディスプレイドライバ24、キーボードドライバ2
5に代えて、ディスプレイドライバ29、キーボードド
ライバ30が設定し、パソコン10では、それまで使用
していたディスプレイドライバ、キーボードドライバに
代えて、ディスプレイドライバ49、キーボードドライ
バ50が設定される。
【0028】各デバイスドライバの設定は、図3のフロ
ーチャートに示す手順によって実行される。ドライバの
設定は、通信接続後に、例えば所定のコマンドによって
指示することにより、通信アプリケーション28の通信
プロセス1によって開始される。
【0029】通信プロセス1が開始されると、各デバイ
スドライバを設定するために必要なデータのやり取りが
行なわれる(ステップS1)。すなわち、通信のハード
の差(回線種類に応じた通信速度の違い等)や、テレマ
シンとしてのパソコン12のハードの差(マシン自体の
能力(プロセッサ等)や、通信回線の種類等)を吸収す
るために、それぞれに対応するサービス層にアクセスす
る。これらサービス層に対するアクセスにより設定され
るデータは、各ドライバにおいて設定用データとして管
理される。
【0030】次に、ベースマシン(パソコン10)の設
定が行なわれる(ステップS2)。すなわち、パソコン
10の通信アプリケーション48の通信プロセス1が実
行され、今まで使用していたデバイスドライバを退避さ
せ、新しいデバイスドライバの設定・書き換えを行な
う。これで、通信プロセス1が終了する。
【0031】次に、通信プロセス2が開始される。通信
プロセス2が開始されると、テレマシン(パソコン1
2)の設定が行なわれる(ステップS3)。すなわち、
パソコン12の通信アプリケーション28の通信プロセ
ス2が実行され、今まで使用していたデバイスドライバ
を退避させ、新しいデバイスドライバの設定・書き換え
を行なう。これで、通信プロセス2が終了する。
【0032】この結果、パソコン12はテレマシンとし
て、図2中実線矢印によって示す経路によってベースマ
シンであるパソコン10を操作する。ここでは、ベース
マシンのキーボード12bからの入力を、ベースマシン
10のシステムを用いて、テレマシンのディスプレイ1
2aに表示させる場合を例にして説明する。
【0033】図4にはベースマシン操作用にデバイスド
ライバが設定された場合の図2中に示す主なハードウェ
アとデバイスドライバとデータの流れを示している。さ
らに、図4に対応して、図5にはテレマシン(パソコン
12)におけるデータの流れを示し、図6にはベースマ
シン(パソコン10)におけるデータの流れを示してい
る。
【0034】まず、テレマシンのキーボード12bが操
作されると、キーボードコントローラ21は、キーボー
ドドライバ30に対して割り込みを発生して、キーコー
ドを出力する。
【0035】キーボードドライバ30は、システム27
に出力することなく、そのまま出力通信ポート23にキ
ーコードを転送する。出力通信ポート23は、ベースマ
シン10にキーコードを送信する。(以上、図5(b)
参照)。
【0036】ベースマシンでは、テレマシンからのキー
コードが入力通信ポート42に入力されると、入力通信
ポート42は、キーボードドライバ50に対して割り込
みを発生し、キーコードを転送する。その際、ベースマ
シンのキーボード10aからは、データを受付けないよ
うにする。
【0037】キーボードドライバ50は、システム47
のユーザモジュールに対して、キーコードをキーボード
データとして転送する。(以上、図6(b)参照)。シ
ステム47(ユーザモジュール)は、キーボードドライ
バ50からのキーコードを、自装置のキーボード10b
から入力された場合と同様の処理を実行する。キーコー
ドの入力に応じてディスプレイに表示を行なう必要があ
る場合、システム47のGDIモジュールは、ディスプ
レイドライバ49に対してコール/リターンを発生し、
表示用の画像データを出力する。
【0038】ディスプレイドライバ49は、GDIモジ
ュールからの画像データを出力通信ポート43へ転送す
る。その際、ベースマシン(パソコン10)のディスプ
レイ(図示せず)には何も表示しないようにする。
【0039】出力通信ポート43は、ディスプレイドラ
イバ49からの画像データを、テレマシン(パソコン1
2)の入力通信ポートに出力する。(以上、図6(a)
参照)。
【0040】テレマシンでは、ベースマシンからの画像
データが入力通信ポート22に入力されると、入力通信
ポート22は、ディスプレイドライバ29に対して画像
データを転送する。その際、テレマシンのシステム27
からは、画像データが何も出力されないようにする。
【0041】ディスプレイドライバ29は、システム2
7を介すことなく、入力通信ポート22からの画像デー
タを、ディスプレイコントローラ20に転送する。ディ
スプレイコントローラ20は、ディスプレイドライバ2
9を介して得られた画像データをもとに表示を行なう。
(以上、図5(a)参照)。
【0042】こうして、ベースマシンの操作が完了する
と、テレマシン(パソコン12)、ベースマシン(パソ
コン10)のそれぞれで、デバイスドライバを、もとの
デバイスドライバに設定し、通信を終了する。
【0043】このようにして、テレマシンのキーボード
12bからの入力(I/O操作)に応じて、ベースマシ
ンのシステム47が利用され、テレマシンのディスプレ
イ12aに表示が実行される。すなわち、テレマシン
は、自装置に対する入力と同じ操作によって、ベースマ
シンに対してデータが転送され、またベースマシンから
のデータがテレマシンに転送されて、出力がなされる。
すなわち、テレマシンの入出力装置を用いて、内部でコ
マンド解釈等の処理を実行した上でのコマンドやデータ
の転送を行なうことなく、ベースマシンのシステム50
を利用した処理が可能となる。
【0044】具体的には、通常使用しているパソコン
(ベースマシン)から遠く離れていても、ことなるパソ
コン(テレマシン)を用いて、通常使用しているパソコ
ンのシステム環境を利用することができる。その際、通
常用いているベースマシンであるパソコンにあるデータ
を、そのパソコンに対する操作と同一のI/O操作で扱
うことができる。これにより、通常使用しているパソコ
ンのシステムそのものを直接操作することができ、すな
わち、通常使用しているパソコンを直接に操作できる場
所にいなくても、そのパソコンを扱えることになる。
【0045】なお、テレマシンはベースマシンと同一の
プラットフォーム(ハードウェア構成)である必要はな
く、通信可能なデバイスドライバを動作させることがで
きれば良く、様々なハードウェア構成が可能となる。特
に、ベースマシンが協力なシステム環境を持つ場合に
は、本発明によりテレマシンから利用することは、より
有効となる。
【0046】また、本発明の構成であれば、システム構
築が容易となる。すなわち、テレマシンとベースマシン
双方のOSのデバイスドライバを書き替える(設定す
る)だけで実現される。また、それぞれのOS(カーネ
ル等のコアの部分)は、通信のプロトコルやコマンドに
ついて特別な処理をする必要がない。
【0047】さらに、送信するデータ量が多い場合に
は、データを圧縮して送信することにより、通信データ
量と通信時間が短縮されるので、快適なI/O操作が提
供される。
【0048】また、デバイスドライバの設定が自動的に
実行されるので、テレマシンからベースマシンを操作す
ることができる。なお、前記実施例では、入力装置とし
てキーボードを用いているが、他にもマウス、タブレッ
ト・ユニット等、各種入力装置を対象とすることができ
る。また、出力装置についてもディスプレイに限らず、
プリンタ装置等の他の出力装置を対象とすることができ
る。
【0049】また、テレマシンとベースマシンとは、R
S−232C、ATM、LANなどの有線の他、無線に
よる接続も可能である。さらに、MS−DOS、MS−
WindowsをOSとして動作するパーソナルコンピ
ュータを例にして説明したが、他のOSを使用すること
も勿論可能である。この場合、用いられたOS上で実行
されるデバイスドライバに、本発明による機能が設けら
れる。また、パーソナルコンピュータに限らず、他の情
報処理装置に適用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、一
方の情報処理装置(テレマシン)から他方の情報処理装
置(ベースマシン)を操作する場合に、テレマシンのシ
ステムを利用することなく、テレマシンからベースマシ
ンのシステムを利用して目的とする処理の実行が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるシステム(ハードウ
ェア構成)の外観構成を示す図。
【図2】本実施例におけるシステム構成を示すブロック
図。
【図3】本実施例におけるデバイスドライバの設定の手
順を説明するための図。
【図4】本実施例におけるベースマシン操作用にデバイ
スドライバが設定された場合の図2中に示す主なハード
ウェアとデバイスドライバとデータの流れを示す図。
【図5】本実施例におけるテレマシン(パソコン12)
におけるデータの流れを示す図。
【図6】本実施例におけるベースマシン(パソコン1
0)におけるデータの流れを示す図。
【符号の説明】
10,12…パーソナルコンピュータ、10a,12a
…ディスプレイ、10b,12b…キーボード、20…
ディスプレイコントローラ、21…キーボードコントロ
ーラ、22,42…入力通信ポート、23,43…出力
通信ポート、24,29,49…ディスプレイドライ
バ、25,30,50…キーボードドライバ、26,4
6…通信ドライバ、27,47…システム、28,48
…通信アプリケーション。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の情報処理装置を、他方の情報処理
    装置から通信を介して操作する情報処理システムにおい
    て、 前記他方の情報処理装置は、 入力装置から入力された入力データを通信ポートを介し
    て前記一方の情報処理装置に転送する機能を持つ第1の
    デバイスドライバと、 通信ポートを介して入力される前記一方の情報処理装置
    からのデータを、出力装置へ転送する第2のデバイスド
    ライバと、 を具備し、 前記一方の情報処理装置は、 前記他方の情報処理装置の前記第1のデバイスドライバ
    から転送されてきた入力装置からのデータを通信ポート
    を介して入力し、オペレーティングシステムに転送して
    データに応じた処理を実行させる第3のデバイスドライ
    バと、 前記第3のデバイスドライバによって前記オペレーティ
    ングシステムに与えられたデータに対する処理結果であ
    るデータを、通信ポートを介して前記前記他方の情報処
    理装置に出力する第4のデバイスドライバと、 を具備し、 前記他方の情報処理装置における入出力操作により、前
    記一方の情報処理装置のシステムを利用できることを特
    徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 DOS+Windowsをオペレーティ
    ングシステムとする一方の情報処理装置を、DOS+W
    indowsをオペレーティングシステムとする他方の
    情報処理装置から通信を介して操作する情報処理システ
    ムにおいて、 前記他方の情報処理装置は、 入力装置から入力された入力データを通信ポートを介し
    て前記一方の情報処理装置に転送する機能を持つ第1の
    デバイスドライバと、 通信ポートを介して入力される前記一方の情報処理装置
    からのデータを、出力装置へ転送する第2のデバイスド
    ライバと、 を具備し、 前記一方の情報処理装置は、 前記他方の情報処理装置の前記第1のデバイスドライバ
    から転送されてきた入力装置からのデータを通信ポート
    を介して入力し、前記Windowsのシステムに転送
    してデータに応じた処理を実行させる第3のデバイスド
    ライバと、 前記第3のデバイスドライバによって前記オペレーティ
    ングシステムに与えられたデータに対する処理結果であ
    るデータを、通信ポートを介して前記前記他方の情報処
    理装置に出力する第4のデバイスドライバと、 を具備し、 前記他方の情報処理装置における入出力操作により、前
    記一方の情報処理装置のシステムを利用できることを特
    徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記第4のデバイスドライバによって、
    前記一方の情報処理装置から前記他方の情報処理装置に
    データを転送する場合に、データをルーズレスデータ圧
    縮(一意複号可能な符号化)して送信し、 前記第2のデバイスドライバによって、圧縮されたデー
    タを復元することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記一方の情報処理装置と前記他方の情
    報処理装置との間で通信するための、ハードウェアの差
    と通信機能に関する差を吸収するサービス層を有し、 前記デバイスドライバを自動的に設定して、前記他方の
    情報処理装置における入出力操作により、前記一方の情
    報処理装置のシステムを利用できるようにすることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の情報処理システ
    ム。
JP17903894A 1994-07-29 1994-07-29 情報処理システム Pending JPH0844679A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008065740A1 (fr) * 2006-11-27 2008-06-05 Visionarts, Inc. Système d'interface de dispositifs de communication
CN103942253A (zh) * 2014-03-18 2014-07-23 深圳市房地产评估发展中心 一种负载均衡的空间数据处理方法和系统

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